›January 30, 2009

腹時計とのたたかい



入試が近づいてきて、今年度いっぱいで退任の教務補助たちは、
もう終わりだね的な空気になりつつある。
私も退任なのだけれど、なぜかここにきて、仕事がふくれあがっている。
ヘルプミー。


思えば教務補助として働いた3年間、研究室のいろんなことを変えた。
私だけが変えたわけじゃなくて、うちの研究室はスタッフが毎年のように
短い周期で交代していくため、人によって環境や働き方が変わるからである。
先生方は大人なので、教務補助が代ってちょっと動きが変わったからといって、
どうってことなく日々をすごす。さすがだなあと思う。失礼な言い方だけど。


そんなわけで、教務補助は自分たちなりの仕事の仕方をしてゆく。
いってみれば、やろうと思えばやりたい放題できるわけで、
同僚と一緒にかなりいろんなことを変えた。
もちろん、私たちの後任者たちはまた、様々に変えていくのだろう。
ただ、私たちが一番変えたくて、結局変えられなかったことがひとつ。

お昼休みをちゃんととれるようにしたい。


一応、昼休みは13:00〜14:00ということにはしているものの、
きっちりとれることなどはまずない。
食事をし始めても、内線も外線も鳴るし、学生は訪ねてくるし、
お客さんは来るし、先生にあれやれこれやれと言われるし、
ちゃんと座って食べていられない。食事中断でダッシュ、なんてこともある。
唯一、水曜日だけは、あまりの研究室の混雑ぶりに、
毎週これは危険と、半ば職場放棄的に鷹の台ホールへ逃げるため、
40分程度連続しての落ち着いた昼食タイムになる。嬉しい。
いくつ電話をシカトしていようが、そんなもん知らんよ。

昼休みに研究室を閉めるところもあるけどうちは不可能だし、
交代で食事をとれるほどの人員がいない。改善策がみつからなかった。


私は食事をきちんととることを教え込まれて育ったため、
どうも昼食を抜くといろいろ不都合が起こる体質になってしまった。
昨日などは、目がまわるほどの仕事量に加え、
こっちが何をしていようがおかまいなしに用を頼んでくる先生たち、
ばかやろうの一言で済ませたいような用件で来る学生たち、
対応する私は正気じゃなかったと思う。
ふだんは、100%学生に非があっても、高圧的な態度はとるまいと
意識して接しているのだけれど、さすがに昨日の状態では、
冷静な口調(というか事務的な言い方)を保つだけで精一杯で、
あきらかに学生は萎縮していた。ごめんよ。威圧する気はないの。
でも君らのせいでまたひとつひとつと仕事が増えてんだかんね。


今日は急遽出勤した日なのに、また先生に振り回されそうになって、
急いで逃げた。何人もの人生がかかった紙の束を、空腹を律しながら
入学センターに届けて、ホッとして、AB子姉さんとちょっと喋って癒されて、
教員包囲網をかいくぐって戻り、2時すぎに食事…
食事中に仕事をもってきた先生には、
「先生お食事はもう済まされましたか?」
とか振って、追い出す。


そんなこんなで、何でこんな仕事してんだろうと思いながらも、
3年間を振り返ってみると、目立って嫌な思い出は殆どなく、
教務補助という職業に通常ついてくる以上の社会勉強ができ、
たくさんの尊敬できる人にめぐり会えて、恵まれていたんだなと思う。
最近ふくれあがった仕事は、入試を越えて3月まで続くけれど、
隠居してんじゃねえよ恩返ししろというおぼしめしだと思って、
きっちり仕事をやりきろうと思う。

とりあえず、栄養だけはちゃんと摂る!


okina_maro@hotmail.com

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›January 27, 2009

卒→入



あら、いつの間にか卒制展が終っている…


うそです。
もちろんちゃんと満喫したよ。
学生時代の友人たちが、久々にムサビに来て、一緒に見て回った。
2号館ができていることや、鷹の台ホールや4号館がきれいになってることに驚いていた。
私は友人たちに驚いた。卒業後5年たってもなお、ムサビにいて違和感のないことに。
年齢知っていても、思わず聞いてしまう。アンタいくつよ、と。
もうすぐ29になりますが?って、Oh No!! そうやって年齢不詳のムサビ人が造られていく。


卒制展がおわると、一気に気分は入試。
教務補助として入試に関わるのは4度目なので、なれたもの。
最後の入試業務はのんびりとふんぞり返って過ごそうと思っていたら…

このセクションに手羽氏の配属…


うん、なんかね、そんな気はしたのよ。
6月に広報から法人企画室へ異動になった時から、なんかそんな予感がして、
周囲の何人かには言ってたんだ。根拠もないのに、かなり自信まんまんで。
みんな、それはないでしょう、と言ってたし、
手羽氏本人もそこまでの予測はしてなかったみたいだけど、
結局当たっちゃったよね。怖いよ、自分のカンの鋭さが。


手羽先仕事をしなくなってしばらく経つので、
たまには一緒の仕事もしたいと思っていたから、一応嬉しい。
嬉しいんだけど、全く同じ仕事をするわけじゃないからめんどくさい。

いいですか皆さん、手羽イチロウの3大属性。


1:KY
2:子煩悩
3:姑


KYなのは、慣れている。もう付き合い長いし。
子煩悩なのは、度を越さなければ歓迎だ。実際かわいいし。
問題なのは、「姑」の要素。
最初のうちは、「乙女」なんだと思っていたが、どうやらそんなに単純じゃない。
みんなもうとっくに分かっていると思うんだけど、
昼ドラ的に、人の弱みをねちねち観察してつっこんでくるわけ。
いやな女だよね。手羽氏は男だけど。

そういうわけで、同じ仕事場にいても別の仕事をしているのに、
半径5メートル以内に、常に居るの。2週間くらい。朝から晩まで四六時中。
「おきなまろアイツまたえらそうにふんぞり返ってるな」
とか、チラ見してるんだよ!
ともすればブログに書くよあの人は!

絶対ノイローゼ!!

お客様の中にどなたかお医者様はいらっしゃいませんか!?!?


とりあえず、手羽氏のポジションは、毎年教務補助たちから無駄にモテるので、
それは大変使える。つかの間の夢を心ゆくまで楽しんでくださればよい。
はしゃぎすぎて長丁場の途中で倒れたりさえしなければ、機嫌が良いのはありがたい。
ただ、私のノイローゼ及び他の人員への波及は防がなければ。
今から対策を考えておかねばならぬ。
仕事場の秩序を保つために!
仲間を守るために!

立ち上がれ!


さあ受験生諸君、一緒に立ち向かおう!

お互いがんばろうZE!!!!!


okina_maro@hotmail.com

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›January 15, 2009

乙女(座)なわたし



「え? あなたもムサビ日記かいてるの?」


と、入学センターの髭男爵として有名な、I田さんから言われた。
先日の、美大の合同説明会の帰り、車で送って頂いた時の会話だ。


「はい。ご存知だと思っていました。」

「え?え? どの人だろう… 教務補助って他にいたか? りんらんさんと、あともう1人と…」

「そのもう1人の方です。」

「え? だっておきなまろさん?って男じゃなかったの!? ”まろ”って!」

「ええ、おきなですし、まろですけど、女なんです。」

「うわーーー、そうなんだーー… いやてっきり…  はあーーー だまされてたなあーーー」


かなりの驚かれ方だった。


確かに、いろんな読者の方から、「男性だと思っていた」と言われているが、
まさか学内の、企画広報課の学生バイト時代からお世話になっている人にまで…!
私の方が驚きである。




最初に言っておくが、実物のおきなまろは、どこからどう見ても女性である。
私を見て男性だと言う人がいたら、確実に認識の狂った人だ。

だが、決してブログ上で読者を騙しているわけではない。
ハンドルネームが男性っぽい女性ライターは他にもいるではないか。
私のハンドルネームは、以前も書いたが(この時)枕草子からとったもので、男名を意識したわけではない。
それにブログ内でも、何度もおきなまろが女であることがあきらかな内容を書いている。
嵐好きを公言してるし。そこそこ読んでいる人はわかる筈である。


ただ確かに、さらっと読み流す人には、文体からすると男性だと思われるのかもしれない。
かなり若い頃から、作文や小論文などを読んだ先生たちに、「あなたの文章は男性的だ」と言われ続けてきた。
ムサビ日記内で特別キャラを作っているわけでもないので、無意識に書くとそうなるのだろう。
まあ、あとは、りんらんさんかわいいとかやたら言ってるし、シスコンだし、、、、、
若干おっさんキャラなのは自認している。
ブログから女性らしさを感じないのは、致し方ないだろう。


しかし、実生活でも、なぜかやたらと、「意外!」と驚かれることが多い。

昔からずっと少女マンガが大好きだと言うと、
「えーっ!?そんな風に見えない! 意外!」

飲み会で最初から烏龍茶を注文すると、
「何で飲まないの? え?飲めないの!? 意外!」

ケーキやアイスやプリンなどを食べてニコニコしていると、
「甘いもの好きなの? コーヒーはブラックでガブ飲みするのに意外!」

ただ9月に生まれただけなのに、星座を言うと、
「乙女座!? 似合わない! 意外!」

家に人を呼ぶと、
「うっそー! 女の子の部屋だ! こんなにかわいくしてるの意外!」


どうしてよ!  心外!!


昨日は手羽さんに 「鋼の女」 と言われたし。
ちょっと背が高くて怪力だからって、そんな簡単に言うなっ!
その辺の美大女子よりずっと繊細で乙女ちっくなんですからねっ!
これでも出かける時はメイクしてるし、髪型も女子なんですからねっ!
最近は連ドラ必殺仕事人に出てる福士誠治がマイブームなんですからねっ!


それでもきっと、明日からもまた、鋼の女扱いなのだろう。
「意外!」は耳タコなんだろうし、手羽さんにはずっと暴言を吐かれ続けるんですよ。
台車が必要だよ、と言われる荷物でもめんどくさいので手持ちで運んで驚かれるんですよ。
そうですよ、学食ではだいたいいつも同僚と一緒にカワイイ子チェックをしてますよ。
男の子からは自然に男子トークをされて普通に会話がはずんじゃうんですよ。
今の時期は、美大ファッション(髪や顔や手や服等に絵具などがついていること)の女の子に
絵具ついてるよと指摘すると、「えーっ!やだ、ちゃんと拭いたのに!」と、
必ず髪や顔を隠す仕草、これが萌えだと言って、周囲に引かれたりしてますよ!


まあ結局は開き直っている。



しかしみんな何故か気付いていないようだが、私の声は普通に喋っててもけっこう高い方の部類である。
おきなまろが女子だなあと思ってみたいリアル知り合いの人は、一緒にカラオケに行ってみるといい。
ムサビの近くにカラオケがないから、大学時代の友達やムサビ関係の人とはそういえば全く行かないなあ。
驚くよ。

私の十八番は、あややの「ドッキドキ!LOVEメール」だからね。
小学校時代からの気兼ねしない友人たちが、男女ともみんなして絶賛してくれるので、確かだよ。

ちょっと年齢層高めの人には、聖子ちゃんの「SWEET MEMORIES」をお届けするよ。
あやや歌ってからなんでそんなにしっとり歌えるの!?と、やっぱり絶賛されるよ。

同年代の人にはドリカムだね! 懐かしの「うれしい!たのしい!大好き!」が得意だよ。
へえ〜、アイドル声からドリカム声に変えられるんだ、と感心されるよ。

これこそ意外でしょ? こんな乙女チックな歌を普通に歌っちゃうよ。


でもね、X JAPANもよく歌うよ。 嗚呼、やっぱり乙女になりきれない。


okina_maro@hotmail.com

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›January 12, 2009

受験生につたえたいこと



高校生の頃、たびたび見る怖い夢があった。
学校に着いて、教室に入っても、自分の席がない夢。自分の居場所がない夢。
大人になった今でも、思い出したように、年に1度くらい見る。


私は片道2時間かけて高校に通っていた。
通勤時間に長々電車に乗って、乗り換え歩き、最寄り駅に着くと、何もない湿地帯の向こうに学校が見える。
まるで荒野に浮ぶ夢の島のような景色だった。
毎日、現実じゃない世界と、現実の家とを、往復している気分だった。
ただただ楽しかった毎日。本当に夢の世界のようで、一生懸命に通った。
卒業後は、決して戻ってはいけない場所、夢の世界は存在しないのだと、自分に言い聞かせ、
次の人生、また次の人生と、歩んでいたのである。




先週末、その母校で美術系大学の合同の説明会があった。
卒業生ということで、入学センターから誘いをいただき、アシスタント的な役割でついて行った。
卒業後およそ9年弱、1度も訪れる事のなかった高校。周辺環境の変貌ぶりは色々と話を聞いていたが、
やはり、戻ってはいけないと、あの頃に引き戻されてはいけないという、少々の不安感があり、
大学入学以降、ずっと考えてきた「デザイン」にまつわるあれこれを、じっくり整理しなおしておいた。
デザインについて説明するためというのもあるし、今の自分を確かに持っておくためでもあった。


しかし、いざ説明会が始まってみると、私はなにやら、デザインとは何ぞということがどうでもよくなっていた。
デザインに関して、高校1・2年生に対しての事柄は、その場の私以外の人でも誰でも説明できることであった。
私は何を思ったか、しきりに「客観性を持て」ということを説いていた。
自分を外からも見ろ。自分の小さな常識にしばられるな、他者に不確実な常識を押し付けられるなと。
もちろん、高校生にわかりやすく、実際の事例に即して、説明したわけだけど、
概ね上のようなことを中心に話していた自分、なぜなのかわからぬまま、家路に着いた。



翌日、ただボーッとしていた時に、はっと気がついた。
思い出した。高校時代、ただ楽しかっただけじゃなく、自分を変える出来事があったんだった。

中国語を勉強していた関係で、日中交流事業に参加し、訪問団として中国の提携校へ短期留学した時。
初めての海外が旅行ではない形で、私にとってはなかなか過酷だった。
3日目くらいから、強烈なホームシックにかかった。今まで日本という狭い国の、
さらに狭いコミュニティーの中でだけ通用してきた常識に、いかにとらわれて生きてきたか。
異国の地で、自分の常識も言葉も通用しないところに、身ひとつでいる自分。
それまで未熟ながらも築きつつあったアイデンティティーが、根底から崩れるのを実感した。
それでも、そんな自分から逃げることは絶対に不可能で、乗り越えるまで
対峙し続けなければいけない環境。目をそらす事ができない苦しみ。自分の弱さ。もろさ。

若さが功を奏したか、それはさらに3日程度経った頃、抜けきることができた。
乗り越えてからは、腹をこわす仲間が続出してきて「食物繊維が足りない」と口走る者を見たりした私、
ひとり宿舎を抜け出し、露店でバナナを一房(15本くらい付いてるの!)を値切りたおして買って帰り、
部屋を回って区切りの良い値段で売りさばき、少々の利益を得るというような行動をとる奴になった。
一度環境に順応すると、とたんに強かになる性質が私に備わった旅であった。


その経験は、大学受験に、大いに生きた。
高校の美術コースに所属していたが、一応予備校の短期講習に一通り参加してみて、
客観的に自分の状態を見て、今自分にあるもの、これから必要なものを判断した。
勉強方法を自分専用に組んだ。高校の先生にも個別に相談に行き、指導をしてもらった。
同級生には、美術コースと予備校を平行していた人も多かったが、そちらから流れてくる
出所のわからぬ不確かな入試関係の情報(何色を使うと落ちるとか)には一切耳を向けなかった。
入試当日、ただでさえ緊張しているのに、中央線が事故で止まり、頭が真っ白になったが、
ああ、私は今緊張しているんだ。仕方がないんだ。当たり前だ、受験なんだから、と、
もう一人の私が自分を外から分析し、パニックになっている自分に動揺することはなかった。
基本的にビビリ体質の私が、一応落ち着いて入試をひととおりクリアしムサビに合格できたのは、
あの時の自己とのガチンコ対決のおかげだろう。



きっと、9年越しに吸った夢の島の空気が、私にそのことを思い出させてくれたのだろう。
それで、今、島にいる高校生たちに、それを伝えたいと思ったのだろう。



もうすぐ受験をひかえた人たちに、これだけは伝えたい。
緊張して当然だ。緊張しないなんて無理な話だ。いつもどおり?そんなのありえない。
動揺してる自分は、そのまま動揺させといてほっとけばいい。いちいちかまうな。
緊張を落ち着けようとしてもがく無駄なエネルギーを、
今まで一生懸命勉強して培ってき力を発揮する方へ向けてほしい。
大丈夫。




9年前、毎日見ていた夢の島。何もなかった荒野には、今はマンションや家々が建ち、
あの頃一番近いコンビニまで徒歩10分だったのが、真ん前にコンビニがあり、ファミレスがあり、
巨大なショッピングモールには、大型スーパーやライトオンやドコモショップやダイソーなどがあり、
その中のタリーズに入ってコーヒーを飲みながら見える高校は、もはや夢の島の景色ではない。


あの時私は確かに、ここに居た。
そして今はもう、教室に本当に私の席はない。
すべては現実だったのだ。私は今は、今という現実を生きている。
あの怖い夢は、もう2度と見ることはないだろう。


okina_maro@hotmail.com





会場で、久しぶりにタマビの米山さんにお会いしてお話することができた。
オープンキャンパス以来、半年ぶり。半年か… もっと昔のことのような気がする。

ムサタマトーク乱入、感動的なシナリオ、それなのにその数週間後のKY事件…
思えばあのKY復活は一番、ご協力くださった米山さんに対して申し訳ないことじゃないの?
今更ながら、ほんとにすみません。 でも、楽しかった。ありがとうございました。


久々の米山さんは、相変わらず前のめりの、おもしろかっこいい方だった。
楽しそうに仕事をしている大人はとても素敵だ。

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›January 08, 2009

耳を疑う



最近しばらくいろいろと落ち込んでいて、精神的にまいっていて、暗い感じの日記ばかりで、
なんかいろんな人に心配をかけているので、次の更新は明るい日記にしたいと思っていた。

思っていたんだけど、、、


明日降る雨は、とてもしょっぱいのだろうな。




なんで、、、もう嫌だ。




神様、私はそんなに悪い子ですか?




なぜそんなに次から次へと仕打ちを受けねばならないのですか。




私ばっかりいつまで苦しめばよいのですか。




極めつけにそんな、そんな…




あの時聞いた事が、全部夢だったらいいのに。




ガラにもなく乙女的セリフを並べてしまうほど衝撃だった。


家に着いて、急いでネットを繋いで調べた。


やっぱり、現実だったんだ…


悲しみや怒りの感情が湧いてきたとしても、その矛先を向けるところがないのだ。
この悲しみを数人わかってくれれば、それだけでいいです。




明日は一人、昔を懐かしんで現実逃避の極小旅行に行く。
明後日はそのまま、エネルギッシュな若者たちに元気をもらいに行く。


正月の占いに、
「1年の計は元旦にあるというが、今年は11日くらいでいい」というようなことが書いてあった。
そうしよう。帰って来てから色々考えよう。それまでは、少しぐらいのびのびと過ごそう。


でもね、昨日、鬱女3人で勢いで作った七草雑炊がやたらと美味しかったので、
わりと元気になったんです。皆さん心配かけてごめんなさい。


okina_maro@hotmail.com

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›January 07, 2009

富士だけは、かわらずきれい。



昨日と今日だけで、いったい何回、
「あけましておめでとうございます」 「今年もよろしくお願いします」
と言っただろうか。
三が日の何十倍も、言ってると思う。
仕事はじめで、学内で新年最初に会う人とはそういう挨拶になるから。
多くの人と関わる職場だから。
そりゃそうだろうけどさ。


でも本当は、そんな挨拶いらない。
いつもとかわらない、いつもと同じように挨拶をしたい。
こんにちは。おつかれさま。そういう日常がほしい。


もちろん節目は大事だよ。
でも今の私にはいらない。
日常がほしい。
かわらない日常がほしい。


こんなざれごとを言ってる私を、誰か叱ってくれないかしら。
大人になればなるほど、おこってくれる人が減っていく。
あたりまえだけど。
でも今の私、悪いでしょう?


たとえば今朝、12日ぶりに会った同僚に、
「会いたかったー!」 と言って抱きついたら、
「えーっ?忘年会で会ったじゃないですかー。なんか胸きゅんだなあ」 と言ってくれたけど、
そこは「何すんのさ、キモいんだよ変態っ!」 と、
腹に強烈なパンチをおみまいってくらいの、
そんくらいの仕打ちは必要だと思うのよ、今の私には。




母さん、私の昨日の晩ご飯は、カップめんでした。








… なんか、赤岩日記ばりの鬱日記になってきてないか? (笑)

または卒制でおかしくなってた学生時代のような日記だね。
同じような状況の仲間が学内にわんさかいるんだなあ。


そう、落ちてますよ。
最近の私は、落ちてますよ。
見た目あかるくシャキッとしてても、落ちてますよ。
ちょっとつつけばすぐ泣きますよ。
つついてみたら?


でも、そんな時でも、自分がつらいより、人がつらい方がつらいよね。

みんな元気でいてね。
楽しくいてね。
みんなで幸せでいたいね。


okina_maro@hotmail.com

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›January 06, 2009

時限装置



珍しく1日に2度目の更新。


もう何にもしたくなくなって、ふと同僚の机の上をみたら、
よしもとばななの文庫本があった。何気なく手にとって読んでみるが、
文字が全く頭に入ってこない。あまりにひどいので、感動すらしたほどだ。


そういえば、仕事始めの日なのにすでに、ホールで会ったI藤さんに、
疲れた顔してるね、と言われたんだっけ。
自覚ないの。
でも、あまりにも文字が入ってこないから、疲れてるんだと思う。
なんで? 正月なにもしてないのになんで?


その本を、むりやり読み出した。
全く集中できず、研究室の冷蔵庫の音とか、エレベーターの音とか、
自分の腹の音とか、誰かの足音とか、今日の仕事のこととか、
友達のこととか、自分の人生のこととかに、どんどん勝手に気持ちが移る。
その頭の回転のすごさに、また感動する。


では9時まで、何が何でも読んでみよう。勢いつけて読んでみよう。
読んだことを忘れないように、気になった文章を書きとめよう。
いや、書いてたら勢いが止まる。またどんどん思考が別のところへ行く。
コピーしよう。そのページをコピーして、気になった文章をペンで囲もう。
絶対忘れるんだもん。後で、こういう精神状態の時にどんな文章が
気になったのか、もう一度読んでみて分析するのもおもしろいじゃない。


むりやり集中して、文章を読み進める。
読みやすい日記形式だから、ほんとなら娯楽としてするする読めるのだが、
まるで入試の現代文の問題文を読んでいるかのような感覚で読み進めては、
大事だと思う部分に線をひく、じゃなかったコピーを取りにいく。
勢いが大事だから、もうほんのわずかな時間も惜しくて、
マジで走っていく。


少しずつ軌道に乗り始める。
それでもしゃべるエレベーターは現実感をもたらし、いらつく。
視界をさえぎる自分の髪が邪魔でイライラして、イライラしすぎて、
思わず目の前のはさみに手を伸ばした自分に驚き、一旦おちついて
走って髪をしばりに行き、また座って読み進める。


なぜかだんだん息がきれてくる。おとなしく座って読んでるのに。
この感覚、一度経験してる。修論だ。修論を書いていたとき、一回あった。
そうだ日記にも書いた。あった。これだ
疲労と集中が重なったときに起こるんだ、判明。


息が苦しいのだけれど、どうしても止まらなくなってきた。
ああもうあと15分で9時になる、あー、あと5分、1分…


はい、9時です。


なにやってんだろ私…


設定した時間に一瞬で狂気を脱出できる自分がすごいと思う。

感動。


今日は感動しすぎ。


クリエイティブな作業だったと信じたい。

やみつきにならないように注意したい。
ぜったい体にも精神にも悪い。


でもきっと大丈夫。あとで自分が囲んでおいた文章を読んだら、
ドン引きするだろうから。

はやくドン引きしたい。
この日記にもドン引きしたい。


だから明日は8時出勤なんだって!!!


okina_maro@hotmail.com

Posted by okina at 09:22 PM | Comments [0] | Trackbacks [0]

仕事始め継続中



体育でした。

初日くらいラクさせてよ…

物運んだりさあ…
研究室と事務を何度も行き来したりさあ…
なんか、準備運動しないで100m全力ダッシュしたような気分…
アキレス腱が… 
教務補助って、こんな仕事だった。
そうだったそうだった。
正月ボケよ去れ!


結局ずっと仕事をしたまんま(当たり前か?)終業時刻となり、
ちょっと残った仕事を片付け、明日の準備が終って、
まあ、まだ心細い病が尾をひいているため、いつものごとく
研究室で残ってのんびり自分のことをしようかと思ったら、
なんか次々と人が訪ねてくるのね。
学生たち、意外と補講週間初日から大学来てるのね。
研究室のドアを閉め忘れたため、全て対応を余儀なくされ、
でも心なしか、向学心にあふれた雰囲気の学生が多いので、
面倒でもなく、むしろウェルカムモードに…
いかん、ホントは閉まってる時間なのに…


そろそろ店じまい、と思って扉を閉めたら、
電話が鳴る→内線だったからうっかり出る→実は外線からの取材の電話→
→あーっ!そういえば呼出し音が取次ぎの音だったっ!ボケすぎ!→
→取材の電話を受ける→え?私を名指し!?→いや、それは先生じゃないとわかんない→
→先生に連絡→え?なに?待機?居ろってか? それ何時まで・・・?


ということで、まあ結局、私用にしろ待機にしろ、変わんないんだけど、
なんか、やらなければならないことがあって残ってるのって、
ちょっと悔しい気がして、サボってやろうとばかりに日記の更新。

でも勢いだけで、内容がないよう。

ごめんなさい。


また明日! 明日は8時出勤じゃん! キャー!


okina_maro@hotmail.com

Posted by okina at 07:22 PM | Comments [0] | Trackbacks [0]

›January 05, 2009

冬休みがおわる



今日は何曜日だっけ? ああ月曜日、ということは明日から仕事だね。
おきなまろは、まだぐだぐだとした正月気分で日々を過ごし、そのわりに
肌荒れやら肩こりやら、アンタ疲れてるよストレス溜まってるよ休養しなよという体のサインが続いている。
あのう、明日から仕事だからさ、ムリ。 今日いっぱいで終わってね。



確かに、いろんな事を考えていた年末年始だった。
実質的には何も動いていないのに、頭だけがフル回転していた。


最近は、私は人に自分のことを話せるようになってきた。
年末に小学校時代からの友人と話していて、私がちょっとばかし愚痴った時、
「いつも私が愚痴るばかりで、おきなまろは今まで自分の気持ちとかを言ってくれなかったから、
 初めて愚痴を言ってくれて嬉しいよ。感動だよ。」と言われてしまったのである。
そ、そんなに私は秘密主義でしたか… まあ、基本根暗ですからね…
でも外から見ると明るいし、特に内面を言わないから、この人から信用されてないのかな、と思われちゃうんだろうね。
今になってみればわかる。今まではわからなかった。子供だったんだね。昔からの友人の前では特に。

その友人からの元旦メールで、「おきなまろはあたしが守ってあげるよ」という文面が届いて、
こらえきれず布団をかぶって大泣きした。こんなに心に響く一言があるんだと思った。本当にありがとう。


年末には、嬉しい出会いもあった。この歳になって、まさか新たに友達ができるとは。
いや、今の年齢だからこそ、お互い色んな経験をしてきたからこそ、わかり合えるのだろう。
出会いといっても、実際はお互い2年前から知ってはいた。ただわずかな仕事の関わりのみで、
ちょくちょく話をするようになったのはごく最近になってからだった。
ただ彼女は、「おきなまろさんを初めて見た時、この人とは絶対に仲良くなれるって思ったんだ」と言うのだ。
私もわりと、人と少し会話をするだけでその人となりがわかっちゃったりするタイプなので、
自分も同じ感覚を持っているからこそ、その一言が、あまりにも嬉しくて、
「ちょっと、そんなこと言ってもらえるなんて、感動して、鼻水がー!涙がー!ちょっとティッシュある?ヘルプ!!」
なんて状態になっちゃったんだ。

きちんと話をするのは初めてといってもいいくらいなのに、自分の内面がするすると言葉になって出て来て、
彼女の話もすっと入って来て、お互い、細かく説明しなくても、理解できる。
他にも、学問的な話ができるのもいい。お互い構えず力まずにいられるのがいい。
恋バナしなきゃ友達じゃない、みたいなキャピキャピ時代とは違って、自然にそういう話ができるのもいい。
私が今まで一人でずっと抱えてきたことを初めて洗いざらい話してみたら、
何の壁も作らず受け入れてくれて、相談にのってくれた。悪女呼ばわりもされたけど。
短時間で生まれる信頼関係っていうのも存在するのだということを知った年末だった。


私と同年代の人たちは、刻々と近づく30歳を前にして、何やら焦っていたり、もう若くないと悲観したりしている人が多い。
だが、私は、今の年齢になったからこそ築ける人間関係や、蓄積してきた知識や、でもまだ甘い若造の野望や、
経験と自信と不安、そういったものが一番魅力的に感じられて、とても悲観などする余地はない。
そう思うと、現在の自分の不安定な立場が、逆に順風なのだと感じられる。これって本当に、幸せなことだと思う。

それは、自分の力だけではなくて、むしろ周りの人が、本当にみんな良くしてくれるからで、
こんな私のことを考えてくれるだけの余裕がある大人だからで、感謝してもしきれない。
不思議な事に、私の周りに悪人がいません。


それに気付いた今回の冬休みは、とても有意義でした。




無意識に「ながら脳」になる性質を持つ私だが、
頭が考えることに疲れていたり、ストレスが蓄積していたりする時は、
目の前の単純作業に脇目もふらずにはまり込んだりする。気が散らない。現実逃避の一種だろうか。

最近は、気付いたら料理に凝っていたりする。

前日忘年会だったからとか、おせち料理たべすぎだからとかで、お腹を休めるメニューにしよう、と思っても、
なんだか作っているうちに見た目が豪勢になっていって、出来上がって驚く。
下はたわむれに撮った(のだと思う)食卓の写真。


1.1.JPG

元日の夕食。春雨スープ(味噌仕立てキムチ味)、海藻とツナとザーサイのサラダ伊達巻きとゆでじゃがいも添え。


1.4.JPG

4日の夕食。なんか増えてる…
雑穀&ひじきご飯、ネギの味噌汁、ベーコンエッグと冷凍えびシュウマイゆでたチンゲン菜添え、
納豆とワカメのサラダなんかのテリーヌ添え、ばーちゃんが漬けた白菜漬け、黒酢もずく。


すごいメニューだ。一度も買い物に出ずにありあわせの物でつくったとは思えん。
でも一応、お腹にやさしいメニューになってるよね? ね? …
てか、相変わらず肉を殆ど食べていないね私。

2009年は増血していこうぜ!!!


okina_maro@hotmail.com

Posted by okina at 03:55 PM | Comments [0] | Trackbacks [0]

›January 03, 2009

箱根駅伝よっぱらいおじさんトンデモ家族



いやぁ〜 盛り上がったね、 今年の箱根駅伝!

おきなまろの一家は、いつも東洋大を応援している。
箱根常連だからかなりのレベルなのだけど、いざ本戦だと、
いつも順位的に中途半端な位置にいて、シード権の当落線上で、
中継にもあまり映り込まないから、たまに映ると大騒ぎ、みたいな、
なんかそういう「微妙」なポジションが、レッズサポ的に親近感なのである。
うちはそういう家族である。レッズ基準だからね。

それなのに、今年はどうした! 新・山の神、あっさり現る!
往路だけかと思ったら、復路も2位と抜きつ抜かれつの好試合!
結局、総合優勝だとう!?!? 大騒ぎですよもう。



今日はその箱根復路を、親戚の家で観ていた。
親戚の家っていっても、都心。むしろ大手町行っちゃうか?って感じ。
東洋大の大躍進に、みんな上機嫌の大盛り上がり。
特に伯父は、もう酒のみまくって酔って、私にからむからむ。


そもそも伯父は、私が二十歳になったら一緒に飲みに行くのが夢だと昔から言っていた。
いとこ兄弟の中では私が一番上の子だから、最初に飲めるようになると思ってたんだな。
ところがいざ二十歳になってみたら、私はとてもアルコールに弱く、その上当時は
やさぐれていたので、めったに顔を出すことがなかったもんだから、相当の落胆だっただろう。

今日は、いろんなワインを用意して待っていやがった。
私が前に、ワインは比較的いける、と言ったのを覚えていたようで。
……まあ結果的に飲まされましたし、伯父はさらに酔っぱらって、からんでくる。


伯「おいおきなまろ、お前、来年はどうすんだ?」

お「どうって?」

伯「仕事だよ仕事。任期が切れるんじゃなかったか?延長すんのか?」

お「延長はないの。ムサビは任期がおわったら追んだされんの。」

伯「じゃあ行くとこないんじゃないか。」

お「あのね、私らの職種は、2月の入試が終わってから就活するケースが多いの。」

伯「そうなのか?じゃあ来年どうすんだ?」

お「だから今その話してんじゃん!ループしてるよ(半怒)そっちは?定年後は山形行くの?」

伯「来いって言われてるけどね、その時チビがまだ中学生だし、一応構えとく感じかな。」

お「いいね、足場構えといてよ。」

伯「おっ、お前も来るか? 地方でデザインやるってのは意義があると思うぞ。」

お「ちょっと!板東先生みたいなことを軽々しく言わないでよ。私も常々思ってるけど。」

伯「だろう? そういえばあそこん家、ほら○○ん家、今結局△△ひとりなんだよな。」

お「え? あんな広い家に△△君ひとり? なんじゃそら? 確か巨大な犬いるよね。」

伯「そう、そこん家だ。おまえ、△△んとこ嫁いけ。同じ歳くらいだろ?」

お「はああ!? △△君って、昔会った気がするけど、2つ3つ上だった気が…」

母「△△はイケメンよー。」

お「ちょっとお母ちゃん!酔っぱらいの話にのらないで!」

母「いいじゃないのー、もらってもらいなさいよー。」

お「このアホ兄妹… イケメンで持ち家なんて奴、彼女の1人や2人や10人いるに決まってんだろ!

伯「ん?」

お「いや、なんでもない。とりあえず、次に山形行く時は私も連れてって。久々に行きたい。」

伯「よし行くか! 川で魚をモリで突くんだぞ。おきなまろはサバイバルは向いてそうだな。」

お「得意分野だね。ついでに寒さも全然平気だよ。日本のチベットに住む素質あるね。」

伯「決まりだな。あの辺親戚ばっかだから、住むとこと食いもんの心配はいらないぞ。」


こんな具合で、酔っぱらいの機嫌をとっているつもりが、こっちも酔ってて
うまいことまるめこまれたような形となり、まあ平和に収まりましたとさ。




まあしかしね、私の苦労は帰り道も続くんだこれが。
うちの家族、てんでばらばらの非協力人間ばかりでね、新宿歩くのとか大変なんだ。
母が一番ひどくて、運動神経がやたらといいから身のこなしが軽く、
人の波に乗らずにどんどん避けて進んで、あらぬ方向へひとりで行っちゃうのね。
で、超天然の妹は、人の波を突破できずに右往左往するのね。
更に父は新宿詳しいのだけど、勝手に便利なルートへ行こうとするのね。
私はその真ん中で、ちょっとー!まてこら、こっちから行くから!おい!ちゃんとついてきな!
みたいな感じで空気をコントロールしながら進まなきゃいけないわけ。
で、特急の時間を調べ、携帯でネット予約し、集合時間を決め買い物に散らせ、チケットを買い…
…私はツアコンかっ!?

まあでも、混雑の苦手な私のために、電車のすいた場所へ自然に移動してくれるのはありがたい。
いっか、それだけで充分か。


家族や親戚に、いちいちちょっかい出されたり振り回されたりするのも、
最近は、ありがたみを感じられるようになりました。幸せもんだよね、私。


何はともあれ、東洋大おめでとう! 優勝報告会とかあったら、見に行っちゃお!


okina_maro@hotmail.com

Posted by okina at 10:53 PM | Comments [0] | Trackbacks [0]

›January 01, 2009

やっぱり天皇杯から



謹んで新年のごあいさつを申し上げます。


天皇杯を見ながらの更新です。

といいつつ、あんまり見ていない。
だって対戦カードに興味が持てな(以下minxさんに殴られそうなので略)。


昨日中に、2008年の総括でもしようと思っていたのだが、
結局なんだかんだとやることがあって、
さらにボーッとしていて、その上眠っていたりしたら、いつの間にやら新年。
え?明けてるの?みたいな

というわけではない。もちろんカウントダウンは見ていたよ。
嵐をね。
嵐を。
シェアメイトが全員帰省していて、一人でリビングを占領できたので、
いつもより音量を上げて見ていたよ。


さて、頭が働かないが、うすら昨年の総括でもしてみると、
振り返れば、人の世話を焼いていた1年だった気がする。
人の為に動いたり、相談に乗ったり、気付けば自分を振り返ることをしていなかった。
師走になってから、いざ自分の足下を見て、その不安定さに気付き急によろけだした感じ。
近頃はうっかりさんに磨きがかかって、そこまでうっかりするかということまで色々やらかし、
それでも年末は忘年会で泥酔した友人を介抱したり、帰れなくなった友人を連れ帰って泊めたり、
31日まで人のことばっかり考えていた。わかりやすく自分の存在価値を見出すためなのかな。
そのために根っからのお姉ちゃん気質を利用して、人を利用しているのかな。
よくないね。 とても。最低。


そういうわけで、元日の朝は昼まで寝ていて、
昼ご飯を作っていたら卵をつるっと床(じゅうたん)に落として割ることから始まった2009年だが、
久しぶりのひどい無気力を数日間だけ自分に許してあげて、でも
その後すぐの仕事始めに合わせて、気合いを入れなおして自分と向き合おう。
自分はどう生きていきたいのかを、きちんと考える年にしたいと思う。

でも、力みすぎるのもやめよう。周りが見えなくなるのは私の悪癖だから。
先日、他研の教務補助と語っていた時に話していたことだが、
お互い今の年齢は3の倍数だから、アホになろうと。
20代のうちは、それくらいの余裕しかないけど、それがうまくできれば、30代はパラダイスだねと。
ずっとアホになっていられる、楽しい人生を目指して、がんばろうと思う。


ただ、あとになってきっとここ数週間の記憶は飛んでしまっているだろうと予想されるね。
精神状態がこういう時って、そうだということは経験上わかっている。
だから日記に書き留める。ムサビ日記っていいね。


でもひとまず正月は、やっぱりぐうたら日和だあ〜


なーんもしたくないわ〜     ♪


okina_maro@hotmail.com


Posted by okina at 02:38 PM | Comments [0] | Trackbacks [0]