›June 29, 2007

コーヒー革命


ちょっと奥さん、きいてくださる?
今わたくしがいれたコーヒーは、過去最高にうまくてよ!


まじで。

5月に、研究室のコーヒーメイカーをまほうびんタイプに新調した。
6月半ばから、長年使ってたらしい粉を違う銘柄に変えてみた。
そして今日、粉ではなく、朝、豆を挽いていれてみた。
いれる分だけの豆を挽いて、いれてみた。
 ……… めっちゃうまいよ。
まずブラックで飲んで感動して、
2杯目はいつも入れない砂糖とミルクを入れてみてまた感動したよ。

おきなまろは、酒とたばこはやらないけれど、
コーヒーだけは中毒である。
先生やお客様においしいコーヒーを飲んでもらいたいというより、
自分のために、職場のコーヒーはおいしい方がいい。なんて自己中。
でもそれだけで、心が豊かになるでしょ。


てことで、うちの研究室に積極的に革命をもたらしてみた。
感動のあまり日記更新。
早く先生来て!飲んで!


okina_maro@hotmail.com

Posted by okina at 11:19 AM | Comments [4] | Trackbacks [0]

さらに鍛える


「最近気になることはありますか」定期受診で医師が決まって言うことば。

「そうですねー、さしずめ健康診断の結果が出るまで気になってる位ですか。」

「ははは、ダイジョブですよ。他には?」

「(ダイジョブなら聞くなよと思いつつ)まあ、あとはいつものとおり、
  お腹が張って痛いことが時々ありますね。これって疲れとか
  ストレスとかが関係してるっていう事はあるんですか?」

「いやぁー… 体質じゃないですか?」

「がーん、そうですか。なんか体質改善みたいないい方法ってないもんですかねえ」

「うーん… そうですねえ……  腹筋を、つけるといいですよ。」

「腹筋!? あの…私は着やせするタイプなんですけど…実は、マッチョな背筋との
 バランスをとるために腹筋を少し鍛えたら、簡単についちゃってて、もう嫌です。」

「そうなんですか!でも腹筋といってもね、真ん中はわりとつきやすいんですよ。
 腹斜筋といって、横のねじる筋肉は意外とないものですよ。そこを鍛えると、
 腸の調子が改善される例が多いですよ。」

「なるほどわかりました!さっそく腹斜筋を追加してみます!!!」


と意気込んだものの、腹斜筋だけピンポイントで鍛える方法を私は知らない。
例えば腹斜筋を鍛える運動をしたら上腕二等筋も一緒についてしまったとか、
そういう副産物はできれば避けたい。これ以上見た目がいかつくなりたくない。
調べないとなあ。誰かいいトレーニング知りませんか。
メルヘンな運動がいいなあ。


okina_maro@hotmail.com




でも現実的にはやっぱりビリー部かなあ。
全身しめていきたいしなあ。
それに、りんさんさんお手製のTシャツ着たいしなあ。

Posted by okina at 12:00 AM | Comments [0] | Trackbacks [0]

›June 25, 2007

人生設計の話


高校時代の友人から、2月に子供が生まれるという連絡が来た。
別の友人の子は、去年私の両手の平サイズだったのに、
久々に会ったら米袋よりも重くなっていて、チョロチョロ動いている。
少子化なんてうそだろうと思うほど、私の周りは朗報だらけだ。

私くらいの年齢になると、ムサビの中にいては、まず無い会話が、
外では当たり前に繰り広げられる。
女たちは一様に焦り、男までもが結婚の話題を口にする。
正直、異世界だなと思う。いや私が異星人なのか。
そんな中にいてもフヨフヨとしている私を、皆は理解できないらしい。


そもそも、この安定志向のなさは、私の性格の中核をなしている。
美大で大学院へ進学したことでカタギの道を捨て、
教務補助になったことで、足を洗う選択肢も捨てた。
ここまでくると、この歳で安定できるかばかやろーとマジで思えてくる。
むしろ人生設計があると、少しでも外れることが恐くて前へ進めない。
1年先もわからない方が、かえって心おだやかに暮らせるのである。

この性格は遺伝だろうとも思う。
ウチが貧乏なことを知っているのに美大へ行くと決めた私に疑問を持たぬ父。
私の大学進学はどうなるの?という一般的な責めや恨みが一切ない妹。
大学院合格を手放しで喜んでくれたと同時に、今のとこはお金ないよと言う母。
救いようがない。


こんな私に一般的な結婚観などをなぜ訊きたいのかわからないが、
昔の友人たちと会うと、そういう話が出ない時は滅多にない。
だからさ、こんな私と同じような生き方を出来る人なんて少ないんだよ。
希少種ですから。もう自分でわかってる。
それをふまえて言うならね、私はアーティストや職人がとても好きだ。
私は専門が理論系だけど、基本的にはものづくりの人だからね。
手先が器用じゃない人とは気が合わない自信があるよ。
それでね、なんか家を工房にしちゃったけど明日からどうやって
生きていけばいいんだろう〜とかいうアホな人と一緒に、
1年先もわからないまま、バカなことで笑いながら1日1日を楽しく
暮らしていければ、こんなに幸せなことはありませんですよ。

ほーら、訊かなきゃよかったとか思ってるね。リアクションに困るんでしょ。


とりあえず、本気で心配してくれてる人の為に目標を立てよう。
早いとこ、親のすねかじりから卒業する。


でもまだまだ大人にはなれない。


okina_maro@hotmail.com

Posted by okina at 09:11 PM | Comments [0] | Trackbacks [0]

›June 23, 2007

すがすがしい朝


おはようございます!
なんともすがすがしい朝でございます。
天気が良くて、空気が綺麗で、太陽が光り、でもちょっとあついけど。

昨日寝すぎてテレビ見すぎてネットやりすぎたせいか、
目がかすんでいたので、今日は家を出るときから久々にメガネをかけてみた。
すぐれものだね。よく見えるんだこれが。当たり前だけどさ。
おきなまろ、メガネがすこぶる似合わないからなるべくかけてなかったけど、
(そのわりに3つも持ってるけど)かけると1.5見えるんだ。


けっこう普通に歩いていても、人と目が合うものだ。知らなかった。
道端にカエルがいるのが見えた。知らなかった。
学校に着いて、遠くを歩いている知り合いを見つけた。いつもなら気づかなかった。
研究室に着いて、まだ日が回ってないからブラインドをあけたら、
ものすごく遠くまで景色が広がっていて、とてつもなく気持ちが良い。

今までもったいないことをしていたんだな。
人と会ってもシカトしちゃってるんだろうし、
目を細めて見るから人相が悪くなってるんだろう。
授業中とか運転中とか夜の自転車の時はかけてたけど、
これからは外に出るときはなるべく着用しようかと思った朝のひとこま。


okina_maro@hotmail.com

Posted by okina at 10:22 AM | Comments [4] | Trackbacks [0]

›June 22, 2007

人の印象と価値観


久々に昼まで寝た。12時間。さすがに腰が痛くて目が覚めた。
午後は録画しておいたドラマを3本見た。計4時間。堕落してるねー。
たまにはいいねー。そして夜はネット。堕落きわめてるねー。


で、mixiの自己紹介で、相性診断をのせている人が多いので、
つられてサイトへ飛んで、恋愛成績表というのをやってみた。

総合評価としては、想像通りのやや低い評価。
賢さや冷静な判断、周囲に対する気配りや印象の良さが褒められている反面、
「初期のころに好印象を持たれ、あとは尻すぼみになる『初期好印象型』
長期的に見ると内面が充実していない」という厳しい判定が出ている。

要するに、最初は猫かぶってて印象が良くても、だんだん
化けの皮がはがれて変人っぷりが露呈してゲンメツってパターンか?
ふーん、そうなん。そうかもね。そうだろうね。どうせ。


でも、自分的には、最初に常識的で好印象な人が、実はアホだったり
妙な視点を持ってたり、変わった趣味があったり、しょうもない奴だったり、
変人だった、みたいな方が、魅力を感じるんですけど、どうよ。
それで最初の好印象が消えるってことはないよ。持続してプラスアルファ。
まあ、その価値観を他人に押し付けて自分を押し売りするつもりはないけれど。
賛同してくれる人は少ないんだろうなあ。


ムサビ日記の本の中でtankさんが、人になかなか理解してもらえない
価値観の話をしているけれど、その苦悩を私も感じているのか。
でもそう苦しいわけでもないけどね。
理解されなくてもわりと平気。
だから変人といわれるのかもしれない。


okina_maro@hotmail.com



昨日、ムサビ日記本が学内世界堂に積まれているのを初めて見た。
本になっていると、「手羽イチロウ」がすごく遠い人に思えてきた。
パラパラと開くと、有名になったライターたちの存在が遠くなった感覚がした。
でも研究室に帰ったら、手羽イチロウからフツーに給料についての内線がきた。
こっちが現実だと思ってホッとした。
ムサビコムのサイトへ行って、本に載ってる文章を画面上で見て、
こっちが現実だと思ってやっぱりホッとした。
バーチャルなんだか現実なんだか、変な感じだ。
でも、どっちでもリアルなムサビの日常だから、いっか。

Posted by okina at 07:54 PM | Comments [0] | Trackbacks [0]

›June 21, 2007

なんだかんだ


今日1日を無事に平穏に過ごせれば、明日は久々の休日がやってくる。
涼しい研究室で、ちゃんと仕事して、良い子にしてようと思ってたのに。


朝、速達を送るんで、近隣に3つある郵便局の中から、
道中に緑と日陰が多いから若葉町を選んで行ったのだけど、
そこの局員がめちゃくちゃカンジ悪かったことから、嫌な1日が始まった。

他にもね、印刷機が原因不明で機嫌悪くなったり、
研究室じゃなくて経理課に届いた重い荷物を運ばなきゃならなかったり、
待っている連絡がいつまで経っても来なかったり、
あとはとてもブログには書けないような怖い事件が起こったり、
その恐怖を今後もしばらく背負わなければならなかったり、
とにかくもう、もともと疲れてて更に暑いんだから死にそうだってのよ。


研究室でジトッとしてると滅入りそうで、
暑いけれども、外に出る仕事をかって出て、頻繁に学内徘徊。
そうするとね、いろんな人に会えるんだ。
人気の少ない研究室にいると、静かすぎて苦しい時がある。
凹んでる時に知ってる学生に会うとね、
それこそ天使が現われたように見えるんだ。
☆*・:.,キラキラして見えるんだよ,.:・*☆ ほんとうよ。
もうタイタニックばりに両手を広げて駆けて行って、
頭をうりうりなでなでしたい衝動にかられるんだ。
いや、変態とかじゃなくて、ホント癒されるの。
そのまま泣いてしまいそうな勢いだ。耐えるけども。
こんな私でごめん、でもがんばるからーー!って思うんだよ。


帰宅後、録画しておいた「セクシーボイスアンドロボ」の最終回を見た。
見てていつも色々と思うんだけど、今日は思いすぎて、涙が止まらなかった。
自分を救えるのは自分だけ、って言うの。
確かにそうかもしれない。
でも、誰かが救ってくれたんだって思う方が幸せな時もあるよ。

今日私は確かに、いろんな人に救われた。


ああ、疲れてとてもナイーブになっているよ。
やなことばかり考えてないで、小さな幸せ探しをして、
ゆっくり休まないとね。


okina_maro@hotmail.com

Posted by okina at 10:33 PM | Comments [0] | Trackbacks [0]

›June 20, 2007

ゴールデンエイジな我が家


この暑さに、疲れを癒すこともままならず、クラクラしながら帰宅。
家に着いたら、母が疲れた表情でいた。
水道管の水漏れを発見したらしい。業者に連絡して、応急処置をしてもらって、
そんなこんなで暑くて疲れちゃったんだそうで。
ごめんよ母ちゃん、自分ばっかり疲れたとか言ってそういうの任せきりで。


「この家もだいぶなるから、あちこちガタが来て当然よ」と祖母が言う。
私が生まれる少し前に建てたっていう話だったか?
そうね、それくらいの年数たってれば壊れてくるってもんよ。
私もこの歳になってだいぶ疲れがたまるようになってきたもの。

「ばーちゃん、この家できたの何年?」
「えーっと、確か54年だったと思う。」
「てことは、1979年か…」


ゴールデンエイジじゃないか!!!!!


ちょっとまて!私は年寄り気分になってしまったけど、
まてまて! 見ろ!中村俊輔を!稲本を!坪井を!高原を!小野を!!!!
元気に走り回っているじゃないか。 28歳なんて実に良い時期ですよ。
それより自分、若いじゃないの。
やばいねー、周りが若くなってきてるからって、年寄り気分になったら、
本当に老け込んでしまうよ。冗談じゃないよ。
水道管の水漏れなんて、筋肉痛みたいなもんでしょ。
突風で屋根が飛んだ? そりゃ風が吹きゃ帽子も飛ぶわ、はっはっはっはっはっはーーー

ゴールデンエイジの我が家。
アテネ五輪世代の私。
一緒にもっと若々しく走り続けようではないの。


okina_maro@hotmail.com

Posted by okina at 07:09 PM | Comments [0] | Trackbacks [0]

›June 18, 2007

オープンキャンパスのその後


灼熱のオープンキャンパス、大入りで万歳。
前世がペンギンのおきなまろは、暑さに冷静な精神を奪われ、
花粉症にむしばまれた低い鼻っ柱を紫外線で焼かれ、
全身ボロボロになっていたけど、でも楽しかった。すべての人よありがとう!

で、今日はきちんと文脈のある文章を書く力がないので、
昨日の撤収以降のおきなまろの壊れっぷりを羅列してみようと思う。


◇撤収作業、最後の力をふりしぼる。ここまでは、ちゃんとやった(と思う)。

◇打ち上げ、乾杯。ビールとワイン、コップに計5cmで経済的に酔い、テンションが上がる。

◇携帯でレッズの勝利情報を得、調布方面に向かって田中達也の歌を高らかにうたう(心の中で)。

◇ムサビ日記本に手羽イチロウのサインをもらう。名前入りでハートまでつけてくれたけどどうよ。

◇若者(学生)たちは、タフである。いつまでも元気。数年後、私のようにだんだん疲れが
 ぬけなくなってくることも知らずに。同じテンションで騒いでた私はヘバってくる。

◇1つ、別れが来る。いや、別れってほどでもないのかもしれないけど、今回は仕事中に
 そのことは考えないようにしていただけに、最後の挨拶なんて、ほんとマジきついっすよ。

◇学生たちの手前、涙なんぞ見せられないからがんばってたけど、さすがに堪えきれず、
 携帯持って外に出る。暗くてよかった。発見されても、「酸欠」と嘘をつく。

◇閉会後22:00、研究室に荷物を置きに行く。1人で暗くて本当に怖い。冷静な判断を欠いてきて、
 1階に戻るエレベーターで、乗った7階のボタンを押し続け、動かず数秒間恐怖で涙する。

◇本当に酸欠になりかけつつ、鷹の台まで歩き、電車に乗り、バスが終わっててタクり帰宅。

◇翌朝は意外にも、アイーダ(レッズの応援歌凱旋行進曲)の曲で6:10にキッチリ目覚め。
 そのわりに体がずいぶんとダルく、車で出かける父の車に便乗して駅に向かう。

◇いつもは参加しない電車のイス取りバトルに参加したが、あえなく敗退。ヨロヨロ通勤。

◇8:30学校着。でも、今日は仕事をした記憶がない。何か色々動いていたような気がするけど。

◇事務へ入る扉、普段は大したことなく開けれるのに、今日は重くて半分で止まってしまって、
 中から教務課のS藤さんに助けられてしまったのが、もんんんのすごく情けなかった。

◇帰路の鷹の台駅前商店街で、大泉洋とすれ違う(幻覚)。

◇地元駅、行きが車だったことを忘れ、自転車置き場まで歩き出し、しばらくして気付く。
 頭が混乱して、交差点でどっちの信号が青なのかわからなくなり、しばし固まる。

◇駅の次の停留所(すぐ近く)まで歩き、バスに乗る。帰宅。


今、よく無事で自宅のPCの前にいられてるもんだと思う。
こんど休めるのは金曜日。こんな日が、木曜日まで続くのか。
そんなわけにはいかない。今日も明日もあさっても、早く寝なければならない。
しかしやっと落ち着いて家にいる今が、少し物足りない気分なのが不思議だ。
祭りの後というものは、わけもなくせつないものであるな。


そんなことを考えつつコーヒーをいれ、疲れてるから久々に砂糖を入れたら混ぜ忘れ、
今、最後のところが極甘になっていて驚いて、正気に戻った。
甘いコーヒーには愛がこもっていることを、今回のオープンキャンパスで知りました。
明日も血糖値あげていくぞう〜ZZZZzzz....


okina_maro@hotmail.com

Posted by okina at 09:06 PM | Comments [0] | Trackbacks [0]

›June 16, 2007

あついんですけど


私の記憶が正しければ、
去年も一昨年もその前の年も、オープンキャンパスでは雨が降った。
でも、今年は降らなそうなかんじだ。とうとう雨男にJ先生が全面勝利か。
今日も炎天下の中、高いところにいらっさる先生を見ながら、
晴天と湿度の低さに感謝しつつ、気温の高さと紫外線を呪った。


おきなまろは、学生と一緒に学生のふりをして働いている。
外から見るとまったくの学生なので、問題ありません。会いに来てね。
ムサビ日記の本をいち早く学内特別価格でゲットしてね。

しかしまあ、内部の人、つまり職員や他の研究室の人に会うとさすがに恥ずかしい。
うしろめたさを捨てきれない半職員なのであります。
学生っていいなー
あの日に帰りたい
カムバック青春


制服を着た高校生が、異世界の住人に見えてくる前に、
もうちょっと青春をたのしまねば。
まつりだわっしょい。


あつくて疲れて、もうとりとめのない日記しか書けないよ。
明日のための体力を蓄えるべく、そろそろ寝よう。


okina_maro@hotmail.com

Posted by okina at 11:20 PM | Comments [0] | Trackbacks [0]

›June 15, 2007

ムサビ日記の本


編集の仕事をしてる父が以前、編集の美学なるものを語った。
「奥付にね、編集した人の名前って、載らない。会社名だけなんだよ。
  でもこの本は、俺が作ったんだ。それがカッコイイってもんだ。」
以来、私は本を手に取るとまず奥付から見る癖がついた。
これはどういう人が、どういう企画で、どんな段階を経て作ったのだろうと、
作り手側に思いをめぐらせる。


今日、できあがったムサビ日記の本を手にし、
やっぱり奥付から開いてしまった。
私は奥付の校正もやったから既に見てるのに、
それでもその癖はぬけず、やっぱりこれが作られてきた工程に
思いをめぐらせて、感慨深い思い。

みなさんも、ぜひムサビ日記の本を手にして、
制作に関わったたくさんの人たちをいろいろ想像しながら楽しんでください。
明日・明後日のオープンキャンパス、7月からの書店でも、
私たちは待っています。


okina_maro@hotmail.com

ちなみに、奥付に名前のない、カッコイイポジションは、
ハム子さんである。 おきなまろも名前ないけど単なる手伝い。
ムサビコムの読者の皆様は、ハム子さんを思いながら本を読んでね。
ついでにおきなまろは、登場人物として作中で登場するよ。

Posted by okina at 01:45 PM | Comments [0] | Trackbacks [0]

›June 11, 2007

尋ねられる


おきなまろは、親しい人間からはよく、
威圧感があるとか、マジメな顔が怖いとか、目がキツイとか、
こてんぱんに言われる。
でも、ほんとは違うんじゃないかと、密かに自分では思っている。


朝、地元駅の改札を通ったら、前方から私の方へ近づく女性あり。
神妙な顔をして何事かと思ったら、「西友側って、こっちですか?」
と質問された。「向こう側です。」と答える。
通勤時間の人の流れに逆行し、なぜ私ピンポイントで来たのだろう。


帰りの駅で、回数券を買うために券売機で並んでいたら、
前の部活帰り姿の女子高生が、しばし固まったあと、急にきびすを返し、
「すいませんっ!スイカのチャージってどうやるんですかっ!?」
と必死にすがるような目で私を見た。
「画面のパスモって部分にタッチすれば、スイカでもできますよ」
と教える。「わーできた!ありがとうございますっ!」
かーわーいーいーー。


駅から自転車置き場まで歩く途中、向こうから、カゴに
巨大なサンセベリア(観葉植物)の鉢を載せた自転車を引き、
何人もの人に抜かれながら、とぼとぼ歩いている兄ちゃんがいた。
鉢がデッサンのモチーフっぽいなーと思いながらすれ違う瞬間、
ふっと気がついたように、私の前へ出て顔を上げ、
「すみません、この先に自転車屋あったりします?パンクしちゃって」
と言った。鉢を守るために引いてたわけじゃなかったんだ。
「道を渡って少し行くと、右側にブリヂストンがあります」と教える。
「ありがとうございます!」救われたような表情になる兄ちゃん。


このように、私は頻繁に街で声をかけられる。
知らない土地にいるときでも、しょっちゅう道をきかれる。
どう考えたって、私が人畜無害そうに見えるに違いない。
慈悲の心がにじみ出ているのだ。どこが怖いのだ。ぬれぎぬだ。

そういうわけだから、今年もオープンキャンパスではやっぱり、
まさに適任ともいえるインフォメーションの任務もやります。
みなさん、気軽にお声がけくださいませ。
案内のお兄さんお姉さんは、みんなやさしく答えてくれますよ。

sanse.jpg
  サンセベリア


okina_maro@hotmail.com

Posted by okina at 11:04 PM | Comments [0] | Trackbacks [0]

›June 07, 2007

肌色と白色


健康診断で採血をした後、小さな白いバンソウコウのようなものを貼る。
よく目立つ。みな半袖なので、健康診断を受けてきた教職員が判別できる。


よくぞ肌色にしなかった。
私は常々、ウソ臭い肌色が嫌だなーと思っている。
バンソウコウやテーピングなど、どうもあの色が嫌いだ。
ババシャツなどや下着類が肌色なのは、透け対策なので問題ない。
でも、表に出るもので、肌に似せた色はクセモノだ。
似せてもそれは、肌とは異質なのだから。

確かにスポーツの場面では有効かもしれない。
お相撲さんが、真っ白のテーピングをぐるぐるしてたら、
そこが狙われるから、少しでも目立たない方がいいかもしれない。
でも、日常生活では、ほとんど意味がないと思う。
どう見ても、それ皮膚じゃないじゃんよ、ってなもんで。
むしろ、ちょっと似た色だから、チラッと目に入った時に、
肌に凹凸があるように見えてしまったりもするのがまた困る。
皮膚面に妙なテクスチャーを追加している、つまり皮膚面に
変化を起こさせているように見えるのである。

いっそ他の色の方が「異物」ということで、逆に安心するのではないか。
その点、今日のこの白い貼りモノは、清潔感も伴って実に良い。


なんて、うららかな午後にそんなことを考えながら右腕を見ていたら、
スプーンですくったプリンを膝の上に落とした。
がーん。服にカラメルが・・・・・
仕事中にプリン食べてたタタリですか?

しかし利き腕に針を刺されたのは初めてであるなあ。


okina_maro@hotmail.com

Posted by okina at 09:07 PM | Comments [0] | Trackbacks [0]

›June 05, 2007

脱・貧血 メニュー


7日に、職員の健康診断を受ける。
昨年は血液検査で貧血の判定が出たため、
今年はなんとかクリアしたいと思っている。

E:要受診 から D:経過観察 までもっていければ、
まったく問題ない。日常困っていることなど無いのだから。
病院に行くのがめんどくさいので、一時的に努力してみようと思う次第。
ふと考えてみた食事がこれ↓


〔前日の造血メニュー〕

・あさりごはん
・しじみ汁
・ほうれん草のおひたし
・レバニラ炒め
・大豆とひじきと厚揚げの煮物
・葉大根の漬物
・もずく
・プルーン


完璧だ。
すばらしい。
なんて豪華な食卓だ。

ところが、母に提案すると即却下。自分ひとりで勝手にやれ、と。
確かに、貝類は妹が嫌いだし、レバーは父がダメだし、
プルーンは祖母が食べない。
しかしよう、みんな鉄分の多いものが嫌いでよう、
なんで家族の中で雑食の私だけが貧血なんだよう!

そうか、やっぱり橋の下か。


okina_maro@hotmail.com

Posted by okina at 06:02 PM | Comments [0] | Trackbacks [0]

›June 03, 2007

南の国から


今日はバイトじゃなくて、患者バージョンで歯医者へ行った。
治療台に座ってたら、院長が現れて、「お土産」と袋をくれた。
研修旅行(という名のワイハ旅行)のお土産だそうで。


 hawaii.jpg


中身は派手なパッケージの、アメリカンなお菓子たち。
やばそうな色をしたお菓子たち。
虫歯になりそなお菓子たち。
ウケ狙いセレクトか。

歯医者へ行って、お菓子をもらってる私…


でも、いちばんやばそうな色のやつは、シュガーフリーだった。
さすが。


okina_maro@hotmail.com

Posted by okina at 05:13 PM | Comments [0] | Trackbacks [0]

›June 01, 2007

2号館の呪い〔2〕


ここ数日、どうも顔面がかさかさしてかゆい。
ただ、そう大したことはないし、天候とか季節的なものかなと思ったのだが、
今、ふと思い出した。
2号館に入ったなーと。


私は新築の建物が肌に合わないらしい。
かつて13号館では、2度も肌荒れに遭い、皮膚科へ行った。
その類いのことが、また起きたのかもしれぬ。
程度はずっと軽いけれども。

2号館に行ったのは、月曜日。
野暮用で、初めて入った。異空間であった。ムサビ感なし。
まだ向こう側は工事中の恐竜王国で、工事の囲いも取れてない。
綺麗な壁が数年してそのうち少し汚れてきたら、しっくりくる日も来るだろう。


その頃には私ももう大丈夫かもしれないが、
問題は、2号館に入っている講義室を、9月から使うということ。
うちの研究室が開講している授業では、頻繁に使うんじゃないだろうか。
ということは、私も機材だ何だと頻繁に出入りすることになる。
おーまいがー!!!


予防接種みたいに抗体つける方法はないと思うけど、
頻繁に少しずつ入ってると、免疫がつくみたいな、いい話はないだろうか。
それで慣れておけるのなら、通うよー。教務課へ行ったついでとかにね。
5Fから見下ろす恐竜王国は、なかなかいい景色だった。風は涼しかった。
休憩時間にアイスでも食べようか。


okina_maro@hotmail.com

でもまあ、皮膚科へ行くような程度じゃないし、
大丈夫、ってことを祈る。

Posted by okina at 02:05 PM | Comments [0] | Trackbacks [0]