June 25, 2009

6月のある晴れた日のこと



手羽氏がまさかの4回連載
そちらが一息ついたら続いて更新しようと思っていたから、遅くなっちゃったではないか。
まあいい。おめでたいことは、ゆっくりでもいい。


私は、幼少の頃より、色んな結婚式に出席する機会があったが、
新郎新婦の両方を知っているという結婚式は、今回が初めてであった。
2人が、大勢の親戚・友人たちに囲まれて、盛大に祝福されているということ、そして
自分も心から2人を祝えることが、こんなにも嬉しいことなんだと、何度も実感した1日だった。


なかなか勝てるものはいない雨男手羽そして6月であるという条件すらもはねのけ、
太陽の光を浴びながら、元ムサビ日記ライターの2人が結婚式を挙げた。
珍念・とーぼー両家の式に、おきなまろは、手羽氏とりんらん嬢とともに招かれ、列席した。


いやはや、すごかったよね、大アウェーなんだこれが。
親戚の皆様方とも、友人の皆様方とも、私たちは違った立場なわけで。
ムサビ日記で出会った2人の結婚式なのに、ムサビ日記の関係者3人がアウェー感を覚えるということは、
やっぱりこれはバーチャルではなくて現実の出来事であるという証拠。
ムサビ日記はほんとうに、リアルな日常なんだね。はったりではなかったです。


今回の結婚式、披露宴、パーティーと、出席させてもらって感じたのは、
やっぱりクリエイターっていいなと、しみじみ思ったこと。
オーソドックスな式の形式に沿いつつも、あちこちに2人の手作りがある。
手作りといっても、いわゆる「手作り」という言葉から受けるクオリティーではない。
一般的には、オプションプランだったりする部分を、自分たちで作る事で、
よりハイクオリティーで、他の誰も作ることのできない演出をやってのけていた。
世の中の大半の人が、この式を見ても手作り箇所に気付く事はあるまい。
でも同業者や関係者、一族はわかる。うなる。そしてウケる。おそるべし工デ&空デのコンビ。
すごく準備が大変だったんだろうなと思いつつ、でもきっと、
会場の人たちに楽しんでもらえて自分たちも楽しいというプランのもとに準備してる時が、
本当に楽しかったんだろうなと、想像する。
やっぱり、ものづくりっていい。いいね。
私もずっとものづくりに生きたい。
あらためて強く思った1日。
ありがとう。
でもカタコト神父というステレオタイプな画をわざとおり込むのが、にくいね。
「病メルトキモ、健ヤカナルトキモ、」を聞いた時、
さっぱりわからない英語のありがたいお言葉を聞いた時、
なんともいえない身の置き所のなさを感じたよ。
さすがだよね。


今回、手羽さんが祝辞そして乾杯の音頭をつとめた。
直前にチキンがものすごく緊張している様子はとても面白かったけど、
私は実は大して心配はしていなかった。
そりゃあ、普段はイヤミばっかりだし、
今回も事前に話してる時、結婚式の一般常識を全然知らなくてオイオイと思ったけど、
基本的には信頼してるポイントがあって。
以前日記に書いた事もあったような気がするが、
物の良し悪しや、形・色に関すること、その他感覚的な部分が、なぜか自分と共通しているということ。
だから、この日の話のメインに、珍念最後の日記を出した時、そこきたかーーー! って思いましたよ。
なぜならばその日記は、私が一読者として、リアルタイムに読んで、今までで一番感動した日記だから。
ただ単純な感動ではなくて、ちょうど私はそのとき大学院修了で4月から出身学科とは別の研究室で教務補助として働くって時で、
読んで色んなことを考えて、結局考えただけで明確な何かを得たわけじゃないけど、すごい心を動かされた日記だったんだこれが。
ムサビ日記管理人が、元ライターにおくる祝いの言葉として、最高だったのではないかと思う。さすが手羽さんよ。

とーぼーさんの日記はデータが残ってなくてムニャムニャ、というわけだが、
まあ、それでもいいかなとも私は思った。
なぜなら、花嫁というのは、とにかくその場にいるだけで、とてつもないオーラを放つ。
純白を着て静かに静かに歩いていても、誰よりも強く凛として見えるものだ。
とーぼーさん、それはそれは美しかった。筆舌に尽くしがたいとはこのこと。
対する新郎は難しい。なんて表現すればいいかわからないけど、難しい。
その点において、この結婚式と披露宴は、「男前珍念」を誰一人として崩させない空気が、最高だったと思う。
骨折した腕をアヒル状に固められ吊っている姿の記憶など、微塵も思い出さなかった。
とても素敵な姿だった。


一転して、パーティー(2次会)では、いつもの2人が戻って来た。
もちろん、ちゃんと美しい姿で、きちんとしているんだけどね。
とーぼーさんが通常モードを発揮し、お菓子ばらまきサービスの時に
ウエディングドレスのまま、スナック類のみならず箱モノも上投げで鋭角に飛ばしまくってる姿など、
写真を撮忘れたことを本気で後悔するほどのものだった。それでこそとーぼー!
珍念くんは、ムサビ日記メンバーのところに来ていつものテンションをとりもどし、
ここが一番おちつくわーとつぶやいた。本音かタテマエかわからんけど、嬉しいもんだね。
本当に、招待してくれてありがとう。
心に深く残る、すばらしい1日でした。


あらためて、結婚おめでとう!!!!!!




【フォトギャラリー】



0620_1.jpg

病メルトキモ健ヤカナルトキモ



0620_2.jpg

祝辞直前の手羽イチロウ



0620_3.jpg

珍念最後の日記



0620_4.jpg

やっぱり和装いいなあ



0620_5.jpg

パーティーでのひとこま



0620_6.jpg

↑上の写真で珍念くんが背負ってるもの



0620_7.jpg

パーティーの締めくくり



Posted by okina at June 25, 2009 12:26 AM
トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.musabi.com/blog/mt-tb-musabi.cgi/15274

コメント

フォトギャラリーのUPありがとうございます。
着物?って、手羽さんのとこのとーぼーさんのコメントで思っていたのです。
幸せそうなお二人を見て、今日はよい一日になりそうです!!

Posted by ジャスミン at June 25, 2009 07:35 AM

ナイス画像!
やっぱ手羽さんの食べかけ写真とは違いますね!w
載せてない写真もいっぱいありそうだな〜 こんど会ったとき見せてね♪

Posted by una-pina at June 25, 2009 01:43 PM

とーぼーさんは姉さん女房になるんかな。

お子さんは珍念君に似たら、わはははと笑いながら生まれて来るのであろう、などとも考えました。

ところで珍念君のブログは級友と二人で書いていた、ということはいまさら言ってはいけない話題か(オフ会でそんなことを聞いた記憶が...)。

Posted by 音量子っぽん at June 25, 2009 09:53 PM
コメントしてください




保存しますか?