June 25, 2008

ちっちゃい子供に思う



友人の家に遊びにいって、畳の部屋で、2歳のちびちゃんと一緒にお昼寝した。
なんつうか、高校生くらいの時には考えられないような行動だ。遊びにいって寝るなんて。
赤子はほんとうにかわいい。何をするかわからない魔物なのだけど、力加減がわかってなくて力いっぱい殴られるけど、
私の持ち物を片っ端から荒らすけど、でも、やっぱかわいいからゆるしてしまうんだな。
まだ舌たらずで、私の名前をきちんと言えなくて、「んちゃちゃんっ」って呼ぶわけ。上目遣いで。たまらんよ。
外に出ればすぐ、「んちゃちゃんっ、だっこってー! だっこってー!!」(だっこして)というわけよ。
だっこしたらしたで、「あ!バスだー!」「わんわんだー」と暴れてね、それで10キロ以上あるからね、
20分も歩くと、手がしびれちゃうわけよ。翌日筋肉痛。でもゆるせちゃうんだよね。なんなんだろ、これ。



私はいとこ兄弟の中でも一番上の子で、昔から小さい子との関わりが多かったし、
バイト先にもよく赤ちゃんがきたし、だから新生児から小学生まで子供と接するのは好きだし慣れている。
そのせいか、ごく自然に子供とうちとけたり時には叱ったりしてる私をみて、いろんな人から、
いい親になるよーとか言われる。でもそれってどうなの? その時だけでしょ? 
ひとんちの子で、一時だけなら私だって余裕あるよ。それがわが子で毎日だったら、わかんないよ。
ちっとも想像つかないし、想像したこともないし。



ただ、ここ数年の私の周りのベビーブームをみているうちに、なんかこういう幸せもいいなとか思い始めた。
人の子の親となれば、弱っちい私でも細かいことウジウジ言ってられなくなって、
守るもんがあれば、いやがおうにも、ちったあ強い人間になるんじゃなかろうか、とも思ったりする。
実際、子供そだててる友人は、昔とはどんどん変わっていって、ほんとに強くなってるし。
そういうの、いいなって、うらやましいなって、素直に思えるようになった最近である。



でもねえ、現実には、保育園問題とかさ、とにかくいろいろ色々あるみたいでさ、話きくと大変なんね。
私は自分が家庭に入ってじっくり子育て、っていうタイプではないもんだから、そうするとほんと、絶対大変だね。
やっぱさー、こうなったらさー、しがないアーティスト(遅咲き)と結婚して、家が工房かなんかでさー、
幼稚園の送り迎えとかおべんと作りとか布団干しとか銀行いったりとかやってくれてさー、
私は外でばりばり働いてさー、ようやく遅咲きが花開く頃にはさー、私は第一線を退いて、
旅に出たりとかね、そういうのいいね。
なんて、思い描く妄想将来像は、同年代の友人に話したりすると、必ずザーッと引かれるから、
ブログにしか書けない。



okina_maro@hotmail.com




レッズサポ仲間のひとりが、
結婚するなら絶対レッズサポがいい、と言う。
そりゃ私だって、観戦スタンスが同じレッズサポがいいにこしたことないさ。
しかしねえ、そんな妄想話を繰り広げてる私たちは一生独身じゃねぇ? と苦笑して話は終わった。
でも、私は多くは望まないけど、やっぱサッカー好きであってほしい。
いや、別に好きでなくても、そこそこ興味があったりしてほしい。
テレビに向かって絶叫観戦してる私をあたたかく見守ってほしい。
子供にレッズのユニ着せても怒らんでほしい。
できれば時々スタジアム観戦いっしょにいってほしい。

ああ、結局多くを望みすぎだ。際限ない。 やっぱり一生独身コースかな。

Posted by okina at June 25, 2008 10:15 PM
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