March 10, 2006

ムサビな風景

トラックの荷台に、大量の荷物と共に、人間(学生)がわらわらと乗っている。
そんな光景を、ムサビではよく見かける。
「シベリア行き」、「ドナドナ」、「亡命」などと称されることもある風景。
今日、私は乗っていた人間だったのだが、構内見学にきた新入生らしき
親子に、珍しそうな目線で注目された。学外の人には大体、驚かれ、見られる。
見られると、けっこう恥ずかしい。


慣れて下さい。いや、じき慣れるので安心して下さい。


乗っている方も、一番最初はウキウキするのだが、
あっというまに慣れて、二度目からは何とも思わなくなるものだ。
お互い、最初の未知との遭遇を、存分に楽しむのがよかろう。


ちなみに、なんであんなに人が乗っているのかというと、
〔1〕載せている荷物が雪崩を起こしたり、落ちたりしないよう支えている。
〔2〕学内をあちこち移動して人海戦術で肉体労働する為、歩く分の体力を温存。
〔3〕人員の、迷子や脱走を防ぐ。(これはないか)
というのが、外から見てるとわからない、重要な理由である。

だから、いくら滑稽な光景だとはいえ、指さして笑ったりしないように。
私は自分が乗ってないときは、いつも笑ってしまうけど。


okina_maro@hotmail.com

Posted by okina at March 10, 2006 12:30 AM
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