April 20, 2004

つうしんぼ

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ここで新入生にお知らせしておいた方がいいと思うことをひとつ。
成績表が渡されるのは、前期分が後期の始め、つまり夏休み明け。
そして注意せねばならぬのが、後期分が翌年度のオリエンテーション時だということ。
他の大学は、春休み中に登校日があって成績と進級がわかるところが多いようだ。
うちは違う。進級は、4月頭頃に郵送される学費振込用紙の「○年」というところで確認。
自分はちゃんと進級できているのだろうかと、春休み中悩むことはしなくてよい。
成績も進級も4月。春休みは堪能すべし。 成績は、忘れた頃にやってくる。

評価は、「優・良・可・不可」である。(他、対象外・未受験 もあるが)
認識がビジュアル面に偏りがちな美大生は、貰ってパッと見た瞬間に
自分の全体的な成績を判別する人が多いのではないか。
なぜかといえば、優良可の文字(漢字)は、成績がいいほど画数が多いから
優が多いと成績欄の密度が上がる。逆だとスカスカしているのである。

大学院に入る人はさぞかし優秀なのだろう、と思う人がいるかもしれない。
私もそう思っていた。しかし、自分が受かったということで認識が変わった。
もちろん優秀な人も多い。しかし、私はスカスカ成績表を手にした事がある人間だ。
学部2年の時、思う所あって自主休講(という名のサボり)を繰り返した結果、
出席ギリギリでとった単位が大量の「可」となったのである。奇跡的に留年は免れた。

大学院受験を決意した際、可のオンパレードが少々気になった。
大学院合格し、親からの学費援助を終え奨学金での進学を決意した際、
可の行列が大変都合が悪く、憎らしく見えた。これではまずい。
4年、最後の力を振り絞り全て優を取った。火事場の馬鹿力。切実だと、やればできるようだ。
なら最初からやれと? それは言わない約束だ。  もう無理だ。


okina_maro@hotmail.com

Posted by okina at April 20, 2004 10:12 AM
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