April 13, 2004

定期健康診断

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毎年欠かさず受診していた私は、健康診断が混むものだということを学習している。
すいている時間の狙い目は、朝早い時間か、受付開始と同時、である。
もちろん今回もスムーズにすべてを済ませた。おそらく結果も問題ないだろう。

ひっかかると、研究室の掲示板に名前が貼られ、保健室へ行けという指示がくだる。
私は一度ひっかかった事がある。しかし貼ってあるのは名前だけ。どこが悪いかは書かれない。
保健室へ行くまで、「持病について書いたのが問題だったか?それともX線か?結核!?」
と、いろいろ考えまくった。健康診断なんて受けなきゃよかったと思った。

結局悪かったのは視力。0.6以下だと教務課から健康診断書が出せないということらしい。
私の視力は、右0.9・左0.6だった。別に生活に支障ないから、ぎりぎりおまけしてくれればいいのに。
しかし就職活動や入試に関わってくるかもと思い、すぐさま眼鏡を作りに行った。
これが意外と良かった。講義中、黒板やスライド、映像が実によく見えるのだ。
今まではスライドの時「いつもブレ写真ばっかりだな。ピンをちゃんと合わせろよ」と思っていたが、
本当はすべてピントのあったきれいな写真ばかりだったのである。スライドに無実の罪を着せていた。
以来、講義中のみ眼鏡を愛用している。

定期健康診断で幼少の頃から気に入らないのは、胸部X線撮影だ。
私は後ろ手で機器にハリツケにされ、息も止めて身動きできない状態なのに、
医師は自分だけ安全な所へ逃げてドアを閉め、私に対して危険なビームを発する装置のスイッチを押すのだ。
当然のことなのに、どうしても不条理さを感じてしまう。
単に私がひねくれているだけという説が有力だ。


okina_maro@hotmail.com

Posted by okina at April 13, 2004 10:00 AM
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