カテゴリー:卒業制作展

卒展の感想5

女子美さんの入試も始まったし、東京造形さんは明日から試験。
いよいよ東京の美大も入試モードに突入です。受験生の皆さん、カンパーレ!
(あ、なんか久しぶり)

入試の話を書こうと思ってたけど、区切りいいので今日まで卒展話にします。


卒制展を見逃してしまった方、いくつかの学科が学外卒制展を開催するのでそちらをぜひチェックしてください。デザイン系だと
工芸工業デザイン学科 学外卒業制作展

映像学科4年小林ゼミ展「adieu」
がありますし、後は3月に視デのコンタクト展が予定されています。


ファインアートの場合は、この二つです。
東京五美術大学連合卒業・修了制作展
いわゆる「五美大展」です。(五美大展については「ムサビペディア」をご覧ください。
今年はムサビが幹事校なんですが、実は五美大展話で、今まで秘密にしてたことがあります(というか単に書き忘れてただけ)


今年から会場が変わります!!(ドーーーン!)


これまで東京都美術館で実施してましたが、今年からなんと国立新美術館なんですよ!!
実は2年前には決まってました(笑)
今までモロ入試期間だったんだけど、開催期間もちょっとずれたので、久しぶりに今年は5美大展を見にいけそうです。
しかし、体に染み込んでるから、わかってても都美館に行っちゃっいそうで怖いなあ・・・。


でも、間違って都美館に行っちゃった人。そんなに残念がることもありません。
だって、5美大展が会場を移動したってことは、都美館のそのスペースが丸々空くってことですよね?

はい。今まで秘密にしてましたが・・・・なんと、ムサビが使うんです!!ドーン!

武蔵野美術大学創立80周年記念 2007年度大学院修了制作展「∞MAUGEN」

お主も悪よのー。

いよいよ80周年記念事業がスタートします。一発目がこれです。「マウゲン」と呼びます。日本画、油絵、版画、彫刻、映像、写真6コースの大学院修士課程全59名が展示をしますので、ぜひご覧ください。





最後に感想じゃなくて、「来年はこうしようね」話を。



DMには自分の住所を書こう。

最近の学生さんは独自に卒展DMを作って知り合いに発送してるんですね。うちらの頃じゃ考えられない(笑)いいことだと思います。

ただ、住所を書いてないのよ。DM戻り先の。
何故DMに自分の住所を書くか知ってます?
それは宛先不明で戻ってくることがあるんで、「そういう場合はこちらに送ってください」なためなの。
大抵、会場の住所は書いてるんだけど、戻り先の本人住所を書いてない。
学生さんが個人で作った卒展DMが宛先不明の場合、広報課や教務課に届いちゃうんですよ・・・。
問い合わせ先を見ると、「武蔵野美術大学 教務課」となってる。ご丁寧に教務課の電話番号も。
あなたの知り合いなんだから、自分の連絡先を入れなさいって(笑)

大学に届くなら、まだいいんです。
画廊や美術館で開催する場合は、戻り先の住所を書いてないと、当然だけど美術館側に届いちゃうのよ。ほんと、迷惑以外のなにものでもないです。
学外展を企画してる人。大丈夫かな?


片付けも卒制展。
準備は各自バラバラだけど、片付け日は全員この2日間しかありません。
つまり、片付けに必要な道具がかぶりまくるってことです。
「卒展終わったー」とのんびりして夕方ぐらいに学校に来ると、作品を移動するための台車が全然なかったりします。
ベストは翌日朝1に撤収することですね。そうすれば、台車なんかも空いてるはず。


立つ鳥、後を濁さず。
プレゼンボードを壁に両面テープで貼り付けて、翌日出てきたら、全部床に落ちてた・・ってことを特にデザイン系の人は経験してるはず(笑)
時間がないから次に取る手段は「両面テープをもっといっぱい使う」「超強力リャンメンテープを使う」です。

でも、これって剥がすのが大変なんだよね。せっかく作ったプレゼンボードが剥がす勢いで折れ曲がったり、壁の塗装がベリっとはがれたり・・なんてよくあること。
なぜ虫ピンでパネルを固定するのか。
それは壁の保護でもあるし、撤収作業を含めた作品保護のためでもあるのよ。
立つ鳥、後を濁さず。きれいな状態で出て行こうよ。

「立つ鳥、後を濁さず」といえば、1号館下レンガに数字を書いた作品。
「あれ、どうやって消すんだろう?」と思ってたら、高圧洗浄を使って2日ががりで学生さんが消してました。
すんごくキレイになったのはいいんだけど、レンガが一皮むけたみたいにそこだけ新品状態になってる(笑)
どうせなら1号館下全部きれいにしてくれたら嬉しいのになー。嘘嘘。お疲れさまでした。



今年の彫刻作品が良く見えたのは、確かに2号館という器も作用してるかもしれないね。
2号館は彫刻向きの室内空間だと思います。あそこに置くだけで2割は良く見えてるんじゃないかな。
例えるなら、「スキー場で出会う女性は2割きれいに見え、男性は2割イケメンに見える」みたいな。
例えるなら、「ナース姿の(以下略)

卒展の感想4

昨日、志願者数を公開しました。
2008(平成20)年度 武蔵野美術大学造形学部一般入学試験志願者数
*PDFファイルです。
これについては明日以降書きます。まずは卒展話を終わらせないとね(笑)


昨日、スキップしながら1号館の階段を降りてたら、最後の段へ着地の瞬間に、左足首をグギっと90度ぐらい曲げてしまった手羽です。すこぶる痛いです。
何故この歳でスキップしてたのかは聞かないでください。

卒展が終了しました。

今まで誉めコメントばかり書いてきたけど、それで終わる手羽ブログではありません。



卒展は「時間のかけ方」の差があきらかに出ます。
そりゃ、ムサビといえども、やはり「やっつけ」な作品はありますよ。
作者には言わないだけで、みんな気がついてる。
「これ、1週間ぐらいで描いたでしょ?でしょ?」とか「2年生ぐらいまでだったらそれでいいけど、4年生でしょ?これ、どうすんの?」とか。

時間をかけて作ればいいってもんじゃないのは知ってます。
実際、私の同期で全然学校に来なくて、講評の何日か前に工房にきて、サクっと作品を作る奴がいたんだけど、これがセンス良くてね(笑)
こっちは朝から夜まで毎日制作してるのに、数日で作ったやつに負ける悔しさ。「ああ。これが才能ってやつなんだな」とつくづく感じたことがあります。
ちなみにそいつは某大手ディスプレイ会社に内定・・・もらったけど、卒業延期になりました(笑)
良い子はマネしないように。

また、作品を作る時間が長ければいいってもんでもないです。
調査・研究してる時間や考えてる時間が長い場合もありますし。


やっつけで作っても構いません。それは本人の問題だから。
でも、目立つ場所に置くのだけは勘弁して欲しいのさ。
その作品一つでその建物、そのフロアが影響しちゃうんだもん。
「どこに設置するかは自由でしょ!」と言うのなら、それならちゃんと作ろうよ・・・。
ムサビ生だったら、どこに何をおけば効果的なのか、逆効果なのか、を考える力はあるんだし。


素材に取り組んだ時間が少ないから、例えば「布はでかくなると重くなる(大きさの重さ・空気の重さ)」「鉄は長くなると予想以上にしなる(長さの重さ・鉄の柔らかさ)」「加工されてない鉄は屋外におくと、すごいスピードで錆びる(空気の怖さ)」「タル木は真っ直ぐのように見えるけど、加工しないと直線は出ない(木の特性)」といった、日常生活では気がつかないけど制作してれば気がつく、かなり基本的な素材の知識・経験がないまま作っちゃう。
「あれ?鉄って結構曲がるのね」と気がついた時には講評前日。
「まあ・・しなってるのもアリだよね?」とかなんとか理由をつけて終わり。
それは3年の段階で気がついておこうよ。初めて触る素材ならもっと計画的にやろうよ。

と思うわけです。



卒制展サイトや卒制DMにはこう書いてあります。

制作研究の集大成ともいえる卒業制作・修了制作を・・・」

ここに最大のヒントが隠れているの、気がついてました?

「卒業制作」は「卒業記念に制作しなさい」ではなく、「4年間、あなたは何をやってきましたか?それを表現しなさい」という授業なんです。極端な話、「あなたは22年間、何を感じ、考え、何に取り組みましたか?」と問われてるのが卒業制作。
「基礎造形1」「絵画III」とか普段の授業と同じレベルに考えてちゃダメなのよ。
それに気がついてない人が意外と多いんじゃないかな。


あなたの4年間はたった1日で考えて3日ぐらいで●●と●●を組み立てただけの作品と等価だったんですか?
それだったら、あまりにもムサビの学費は高すぎる。


4年生以外も卒展見た方がいいよ」と書いたのはそういうことなんです。
卒展を見ていない学生さんは同じ過ちを起こすでしょう。




でも、こういうことがちゃんと書けるのは、そうじゃない作品の方が多いし、それを変えられる素質を持ってる学生さんばかりだからです。
やっつけな作品ばかりでダメ学生ばかりだったら、やばくて書けません(笑)
学生さんへの文句を書けるのは、ある意味、ムサビの幸せなのかも。

手羽日記 01/28 -ハレモノ-

スタンド「ザ・ハンド」を操り、四輪さんの日記を一部空間ごと削り取りました。


1月28日(月)::

10:30。某業者さんで作るムサビ宣伝WEBのために、2年連続でデ情・長澤先生へ取材。
今年は違う先生にするつもりだったけど、業者担当者が去年と変わってるから、長澤先生の話を一度聞かせたくて、あえて2年連続で。

去年は「新春 長澤忠徳ショー」と書きましたが、今年は「長澤フェスティバル」でした。
しゃべりだす直前にめがねをサっと取って、「お。スイッチが入ったな」と思ったら1時間半しゃべりっぱなし(笑)カメラマンも気合が入る。
やっぱり時々は長澤先生のパワーを吸収しなくちゃいけませんね。自信がなくなってきても、ムサビって面白いところだな。デ情ってすばらしい学科だなと思えてくるし。毎日は聞きたくないけど。


12:10。取材も無事終了した直後に長澤先生がカメラマンに「ボクの写真はメガネ姿がデフォルトなんだけど、ちゃんとメガネかけてる写真撮ってくれました?」と聞く。

え。

あきらかにしゃべりだす前にメガネを取ってますよ・・・。デジカメ画像を見てももちろん一枚もない。
あわてて撮り直し。もー、わがままなんだから・・・。


12:10。取材の中でmooeさんの話が出て、業者さんが「どうしてもそのmooeさんの作品を見たい」と言い出した。いや、別にいいんだけど、手羽はこれで3回目っていうか3日目なんで「また来たの?うざいんだけど」と言われそうで嫌なんですけど・・・。
卒展で3日3回も同じ部屋に行くって気持ち悪がれても仕方なくね?って話。


12:15。部屋をのぞく。ふー、mooeさんはいないようだ。今のうちに堪能してくださいな。この若さゆえのバカを!
見終わって帰ろうとしたら部屋前の薄暗いエレベータホールでmooeさんがじっと見てた。ひええええ。「ごめんなさいごめんなさい」と唱えながら逃げる。


12:30。逃げ足でそのまま10号館2階へ。空デをチェック。
「手羽さん」と声がかかる。ん?広報バイトをいつもやってる子だ。
「・・・え。もしかして卒業なの?」
「はい、そうですよ」
うわー、ノーチェックだった・・・。まだ3年ぐらいだと思ってたのにこの子も卒業か・・早いなあ。
体は小さいのに頑張り屋さん。ゲイサイ願書販売ブースでいつも声を張り上げて「願書、買ってくださーーい(涙)」と言ってくれてたっけ。その声があまりにも切実すぎてマッチ売りの少女のようだった。かわいそうに思ってくれた人が「じゃ、おじさんが願書買ってあげよう」となるんじゃねーの?ぐらいの切実さだった。いや、2通ぐらいはおじさんが意味もなく願書を買ってくれてるかもしれない。


13:00。お昼を食べて、ファイン系のアトリエへ。ファインはまだ2号館以外全然見てなかった。
途中で凡々さんに会う。凡々さんもなんかスッキリして腫れ物が取れた感じがする。やっぱり卒制は最高のデトックス。


14:00。仕事に戻る。



入試関係の動きがあわただしくなってきました。教室整備は明日から入試バイトが始まるし。
例年だともう受験者数を発表してる頃なんだけど、初めてのセンター導入ってのもあるのか、願書の記入間違いや受験料の振込み間違い(多く振り込んでるパターン)がいつもよりかなり多いそうで、それでちと処理が遅れてます。
もう少し発表は待ってね。今日か明日中には出せると思います。


16:30。「アドバルーンが上がってますよ」と情報が入り、あわててグランドへ。
ほほーー。アドバルーンが作品だと思ってたけど、そうじゃなかったのね。納得。
そのままアリーナでテキスタイルの展示を見て仕事に戻る。


私はこの卒制展最終日16:00から17:00までの空気の匂いが大好きです。
「ああ。これで学生生活も終わりだな・・」というまったりとした、そしてちょっぴりセンチな匂い。
17:00を過ぎたらすぐに片付けに入らなくちゃいけない。そのはかなさの匂い。
ろうそくを消したときにツンとするあの匂いに近い。


4年生、それと大学院2年生の皆さん、卒展、お疲れさまでした!
今日から片付け日。
気合が抜けてる時期なので怪我だけは注意してね。
妖怪・段パネは周りが見えてないから、ぶつからないようにね。

卒展の感想3

今年の卒制は好きだから、AM4時の誉めコメントなら手羽ってことにしていいっすよ。


最近の仮面ライダーやゴレンジャーシリーズは流行ってるものをテーマにすることが多いです。恐竜だったり、電車だったり。
・・今回の仮面ライダーキバはのだめとハチクロの影響が少なからずあるんじゃないかと推測。


さ。もうすぐゲキレンジャーが終わりをむかえるように、本日卒業・修了制作展は最終日。
月曜日は来場者も少なくてゆっくり見れるし、作品も完成してるので(苦笑)、手羽的にはこの日がオススメ。ただ4年生が他の展示を見て回ってることも多くて、作者を捕まえにくいのもこの日(笑)


ムサビの卒展を見たことがない人が「卒制展ぐらいは都心の美術館でやればいいのに」と言ってたりします。
そういう人はぜひ一度ムサビの卒展を見て欲しいですね。
理由は3つあります。

まず、ボリューム。
こんな量の展示を都心の美術館ではやれません(笑)
だって卒業生は約1000人いて、1人が数点出品してて、作品の大きさも半端ないです。
東京都現代美術館全部を使って展示数の多さで話題になった大竹伸朗展でさえ、スケッチ等の小品を入れて約2000点です。
もし、都心でやるとしたら東京ドームが2個ぐらいあれば大丈夫かな?
そういう場所しか思いつきません。


次に「構内でやるメリットがあるから」。
学内だと、危険じゃなければ希望するとおりの展示ができますが、これが美術館となると、かなり厳しい制約がついてくるんです。(五美大展に出品する人はわかってると思うけど)
消防法の関係だったり、水が使えなかったり、アンカーで固定できなかったり。
「美術館で展示できないものを作らせてるのか?その考えが甘い」と言われそうですが、卒制ぐらいはできるだけ自由にやらせてあげたいなーと。


3つ目は「ムサビを体験してもらいたいから」。
ムサビは2号館という新しい建物がありますが、その他のコンクリ打ちっぱなしの建物は40年前ぐらいに作られたものばかりです(笑)
利用者からすると使いづらくて仕方ないんだけど(言っちゃった)、恐らく東京の私立美大で一番美大らしい空気が残っているのがムサビじゃないかと。
そんな美大らしい美大で美大生の卒展を見るのは、他では体験できないことです。

ぜひリアルな美大生の卒制をムサビで体験してください。


とはいっても、都心でやっぱり展示したいもので(笑)、卒展後、学科によっては美術館で展示をします。これはまた後日。


さて、卒展の感想。



昨日はみちくささんと赤岩くんとりんらんさんと小春さんに学内で出会いました。
mooeさんにも会ったけど、お化粧してるmooeさんを見たのは初めてかもしれない。嘘。卒制終わったオーラで輝いていたのかもしれない。卒制は最高のデトックスですな。

あ、これが噂のうさぎ「momoちゃん」です。
momo.jpg
子供にも大人気。
知り合いのお子さんなので掲載許可もらいました。かわいーー。
絶対に2号館3階を見逃さないように。みちくささん、残念




工デはやっぱり安定してるよね。
特にクラフトやインテリアは作品に向き合った時間がはっきりと出るので、手を抜けないんです。そして作品が椅子だったり家具だったり食器だったりするから、素直に「いいなー。これ欲しいなー」と思えるものが多い。学内で一番落ち着いて見れる学科です(笑)
ただ、個人的には工デは(いい意味での)「なんだこりゃああ」的な作品がもう少し増えるといいんだけどな。

あ。赤岩くんからこんなメールをもらいました。

卒展特設サイトで紹介してる工デの卒制リンク、去年のでしたよ…。

ひえええええ。情報ありがとう。
情報ついでに書くと、映像学科卒展WEB、「Musashino Art Univercity」になってるね。(学生さんの失敗を使って自分の失敗を隠す職員として信じられない行為)


こういうこと書くと怒られそうだけど・・・今年の視デは好きです(笑)
最近は「いいなー」と思えるものが基礎デやデ情に多かったけど、今年は視デが多かった。
12号館地下展示室にあるgoogleとかのポスターを作った作品や9号館地下のそらいろ研究所は、研究レベルと制作レベルがかなり高いよね。
でも「これ、どうやって作ったの??」と思ったのが、10-306の「シンメトリームーブメント」という作品。
すんごく計算されて作られてるのに、それを感じさせない。ある意味「飛び出す絵本」と共通するものがありますね。だから手羽は好きなのかも。


気になる今年の基礎デ・原ゼミ「Ex−formation」のテーマは「植物」です。
それを知ると、あそこのあの作品の意味もわかるはず。
そして、10号館4階に行くと、ケチャの音楽が頭から離れなくなります・・・。





ちなみに彫刻の助手二人が学内でこっそりと裏卒展をやってます。戸谷成雄先生のレアなドローイングもあったり。場所は秘密。探してみてください。

卒展の感想2

今日卒制展にいらっしゃる方も多いと思いますので、効率的にムサビ卒展全体を見るルートを書きます。
かなり歩くのでその覚悟を。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

10時にムサビ到着。
正門守衛室前で卒展パンフをゲットして9号館へ。
エレベータ前でデ情報パンフをもらって、6階までエレベータで登ります。
で、6階5階芸文を見て、4階デ情を見て、10号館の4階へ。
基礎デをグルっとみたら、階段で3階視デへ。ここでもパンフをゲット。
視デを見たら、また9号館に戻って3階2階と見て、また10号館2階空デフロアへ。
10号館1階を見て、9号館の地下展示室へ。
展示室(小)→(大)ときて、9号館1階WEBスペースを通って、7号館へ。
7号館を終えたら8号館1階を見て、8号館2階工デ→3階建築。

*通路にも作品があるので、気を抜けません。

そこから降りて、工房を見て、体育館アリーナでテキスタイルの展示。
アリーナからてくてく歩いてグランドのアドバルーンを見つつ、12号館へ。
12号館1階にある映像の「からし色」のパンフをゲットしてエレベータで上へ。
階段使って徐々に下のフロアを見て、12号館地下展示室へ。
展示室周辺にも作品があったり、映像学科の映像作品が見れるので要チェックです。

このあたりで食事タイムかな?多分1時ぐらい。
パパッと噂の油そばをかきこんで(売り切れ御免)、12号館1階→12号館前広場を通り、図書館裏を通ってアトリエ方面へ。
5C号館→5B号館→5A号館→4号館の順に日本画・油絵・版画を見て、美術資料図書館で大学院の作品→中央広場で戦車と紙芝居→1号館→2号館。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

こんなところかしら。
先にデザイン系を見て、後でファインアート系を見るというルート。
逆のルートでもいいんだけど、ファインアートの方が「濃い」ものが多いので、「美大感」を満腹にしたまま家へ帰りたいのなら、このルートをオススメします。
ただ、ゆっくり見て回った場合はくどいようですが1日では終わりません。


美術館で作品を見るのに慣れてる人は、まず全体をささーーとチェックして、そして気になったものだけ後でもう一度ゆっくり見る・・という方法を取るそうです。
展示してる学生さんには失礼だけど、手羽は学科ごとに「今年の●●学科はどんな感じかな?」といやらしい目で見つつ(笑)、サクサク見学して目に飛び込んできたものだけじっくり見てます。自分が興味があるものは地味なものでも目に入るものです。
そうすると1日で収まるかも。

「時間がない」「気になってる学科がある」という場合は、気になってる学科が入ってる建物にまず入って、次にその近辺の建物の作品を見る・・というやり方もありますね。興味が絞られてる人はその方が効率的で「ああ、時間がなくて見たいものが全部見れなかった」ということにもならない。
ただ、興味があるところだけ見るのは実は卒展では避けたい行為です。「え?こんなものまで作ってる人がいるの??」という思わぬ発見があるのが卒展の醍醐味ですし。
例えば、漫画とアニメに興味がある人が12号館で映像学科を見ました終わり・・・じゃ、ちともったいない。
せっかく学内で全学科が展示してるんだから、隣の建物の7号館の視デや空デの作品、8号館の工デの作品を見ると、視デもアニメや漫画を作ってる人がいることを知るし(実は油絵や彫刻でもアニメを作ってる学生さんがいるけど)、世の中にはいろんな表現方法があることに気がつくはずです。
それで興味をもったら10号館の空デや視デの作品も見ればいいし、その流れで基礎デやデ情、芸文も見ると、もっともっと面白いものがでてきます。
12号館地下展示室なんかはいろんな学科が展示してるんで、興味の幅を広げるには便利な場所ですよ。



さて、小出しにしてる卒展の感想。

その12号館地下展示室はここ数年の中では一番いいと思います。
去年まで展示室内に小屋がたくさん建ち並んでて、「だったらこんな大きな展示室でやることないやん・・」と正直思ってました。相手と関係を持ちたくないなら他でやれ、と。
でも今年は小屋らしいものがないし、やはり入り口の象さんですね(笑)
あの作品が12号館地下展示室全体のバランスを調和してるんじゃないかと。
しかもあれが彫刻学科じゃなくて工デ・木工の学生さんだと聞いてびっくり。
いやー、好きです。あの象さんもあのうさぎさんも。
9号館展示室も12号館展示室の象さんみたいなシンボリックなものが一個あると、全体がまとまって、他の作品ももっと良く見えたかもしれない。

ただ、もう少し地下展示室内の作品数が少ないといいんだけどね。
「何もわからない教務課が地下展示室に作品を押し込んでる」と思ってる人もいるかもしれないけど、あれは学生の希望制なんです。教務課で展示作品は選べないので「展示したい」という人はほぼ100%展示できます。状況を聞いてやめることもできます。でも年々展示数が増えてて、かなりの飽和状態。
でもこればっかりはどうしようもないんだよね。。誰かいいアイデアを考えてください。

こういう共同スペースのデメリットは、一個でもまだ作業してるものがあると、他の作品も同じレベルに見えてしまうこと。同じ学科内だったら身内だから我慢するしかないんだけど、他学科の作品に影響を与えるのは避けたいよね。


今回卒展を見てまわって勉強になったこと。

女性の3人に1人が悩んでいて、役者はやっぱり演技がうまいなー、ということです。
あ、日当たりくんの作品です。
私もこっそり見てました。
気がつかずにそのまま入っちゃったんだけど、次に入室してきた人をみるとスリッパに履き替えてた(笑)
土禁だったのね・・・ごめんなさい。






ムサビ日記メンバーの展示場所をどいつもこいつもメールで聞きやがるので(笑)、mixi日記に書きました。
気になる人はそちらをご覧ください。

卒展の感想1

昨日は2号館とムサビ日記メンバーの展示をメインにして卒展を見てきました。

結論。
卒展を本当にちゃんと見ようと思うのなら、3日はないとダメだね・・・。


彫刻、ヤバイです。
あ、いい意味のヤバイです。
2号館の影響か、質が上がったというか質が変わったような気がします。特に木彫だよね。てことはやっぱり工房のせいなのかな?
昨日は「2号館見ずしてムサビを語るな」と書いたけど、「2号館の彫刻を見ずしてムサビを語るな」に変更します。2号館3階の展望台は要チェックです。必ず見ましょう。学内に点在してる、ある作品の「オチ」があります。


朝、ニアさんに9号館地下展示室で遭遇。
作品に登場してくる某少女の声を自分で吹き込んだそうだ。
でも少女役なのにエロイ声だった。
「私、かわいい声、出せないんですー」と反省していた。


そのままELKくんの展示場所にいく。ELKくんが登場。
「作品触ってもいいですよ」
「・・こ、これは分解してあるの?それとも壊れてるの?」
「それは昨日友達が壊したやつですね」
「こ、こっちのはいいのかな?」
「それは、昨日の講評で先生が壊したやつです
「壊されまくっとるやん・・・・」
「こっちのは大丈夫ですよ」
おおお。鋼鉄ジーグみたい。
おもちゃをほとんど買ってもらえなかった手羽だけど、何故か鋼鉄ジーグの超合金はあったんです。買ってもらった記憶もないし、年代的にちょっとだけ違うから、誰か知り合いからもらったんだと思うけど。
関節が磁石でくっつくのね。好きだったなー。でも友達がパーツなくしちゃったんだっけ。あれは悲しかったなあ・・・。

ケチャの音楽が頭の中を回りつつ、9号館のmooeさんのところへ。

もうバカだなー(笑)
バカだけど最高に好きです。コンセプトもはっきりしてるし。誕生日も近いし(笑)
彼女のmixi日記を読んでて「なんで全国旅行してるんだ?」と思ってたけど、そういうことだったのか・・。

jsatoゼミの作品は3年ゼミ展も含めてチェックしてます。
でも前々からjsatoゼミの子の作品はjsatoさんの後ろを歩いてるような気がしてたのね。それはそれで好きな作品も多いんだけど、個人的には「もうひとひねり欲しいなあ。突き抜けて欲しいなあ」とずっと感じてました。
mooeさんの作品は「jsatoさんの流れを踏襲しつつ、それをひっくり返した」とでもいいますか。jsatoゼミの可能性を広げるターニングポイントになるような作品じゃないかと個人的に思ってます。
写真集、もう少し改良すれば売れると思う。というかライフワークにしちゃえばアートになるよ。あれ。



なんてことをmooeさんの展示場所で思いながら、コメントを書いてポストに入れたら、突然見知らぬ人から声をかけられました。



「もしかして・・・・・・手羽さんですか?」
「!!!えっ(動揺)???。な、なんでわかったの?もしかしてまだ会ったことがないムサビ日記メンバー??」
「僕、タマビの学生なんですけど、いつもムサビ日記見てますよ」
「タ、タマビの学生さん?それは嬉しいなあ。あ、ありがとね。で、で、でもなんで手羽だとわかったわけ????」

メガネかけてたから

実話です。事実は小説より奇なりです。
というか・・・・・

ムサビのメガネをかけてる奴は全部手羽かい!!


でもかなり動揺してたもんで、そういう突っ込みもできず、さらにサインもせず逃げてきました・・・・。
そこでジョジョ立ちするぐらいの柔軟な発想が欲しかったと自分に反省。


しかし、なんで顔がわかったんだろう。
あ。あの恥ずかしい動画を見てたりするのかな。



続く。

卒展スタート!

車を車検&修理に出してて、この2,3日電車通勤しています。久しぶりの電車通勤です。

先に謝っておきます。

「車検に出してる間は、雨とか雪が降ったり、寒くなければいいなー」とつい願ってしまいました。この雪も強風ももしかすると「スーバー雨男人」の称号を持つ手羽のせいかもしれません・・・。
土曜日には車は戻ってくるんで、それまで我慢してね(えっ)。


はい。
というわけで、本日から卒業・修了制作展、略して卒展スタートです!

卒制展へ来る方には、去年書いたこのエントリーが参考になると思います。
卒制〜ムサ美を右から見るか、左から見るか〜

今年から3号館がなくなって2号館が増えてます。
2号館はファインアート希望者だけでなく、ムサビに来た方なら一度は見といた方がいい建物。「2号館を見ずしてムサビを語るな」です。

上記エントリーにも書いてますけど、「しっかり見る」つもりなら朝から来ることをおすすめします。
「展覧会」なので、一つの会場にずらっと陳列してる様子をイメージされてる方が多いようなのですが、アトリエや工房も含め学内全体を使って展示してるんです。2,3時間で見終えることは不可能でしょう。
どこに何学科の展示があるかだいたいわかってる私でさえ、ささーと見て回っても2時間はかかりますし。
それぐらいのボリュームなの。ゆっくり見た場合は、2時間で1学科分ぐらいじゃないかな?

「10時ぐらいにムサビに到着して見学スタートし、学食でお昼を食べ、夕方帰る」ぐらいの気持ちがベストです。かなり歩きまわるのでスニーカー着用で。
「自分はファインアートだけしか興味がない」「デザイン系しか見るつもりがない」という場合でも、やはり半日は覚悟した方がいいかも。


さて。展示の中身のことを書きますかね。
まだ学内を回ってないので、あんまり書けないけど。

やはり今年は中央広場の戦車につきるんじゃないかな。
まずはともあれ、それを見てください。そして「何学科」の学生さんの作品なのかもチェックしてみてください。


1号館下でニアさんに「9号館地下展示室で展示してるんで見てくださーい」と言われたけど、これは書いていいよね。いやー、去年鈴嵐さんの展示場所を書いたら怒られちゃったもんで、気をつかうようになって。みんな最後ぐらい作品の宣伝すればいいのに。
メンバーに怒られたぐらいでめげる手羽じゃないんで、今年も勝手に展示場所書くのはやぶさかじゃないんだけど、こういうことにします。


手羽を発見したら、ムサビ日記メンバー4年生の展示場所(と本名)をこっそり教えます。

ただ、卒展中はほとんど広報課にはいないんで、探してください。
会議中かもしれないのでそん時はあきらめてください。
土日は学校にいないかもしれないんでそん時もあきらめてください。

名づけて「ムサビで手羽を探せ!!」。
発見した方にはもれなく卒展パンフレットに手羽がサインをします(いらない)





*普段、携帯でごらんになってる方へ。
昨日の夕方、設定をいじったんですが、見れなくなってることに気がつかずそのままになってました。
現在は復旧しています。ご迷惑をおかけしました。

今までリンクをクリックしても「そんなサイトはないぞ」と表示されてましたが、今回の設定変更でちゃんと飛ぶようになりました。ただ、携帯版へのリンクは無理なので、WEB版へのリンクです。ちょっとは便利になるはずです。

卒展特設サイト

昨日は午前中雪が降って、広報スタッフがこんなことを言ってました。

「雪が降ると何故かワクワクしますね」

そうですね。雪ってなんか心がソワソワしてワクワクして嬉しくなっちゃう。
卒展が関係なければ(涙)

ま、卒制展に雪はつきもの。
卒業制作を作っているあなたに1」をちゃんと読んでた学生さんばかりだと思うので、心配はしてませんが。

「積雪1〜2cmくらいで騒げるようになってみたいものです」と東北の芸術の大学さんから言われちゃってるけど、東京の人間からすると、渋谷駅前スクランブル交差点の人ごみを見て騒げるようになってみたいもんです。


・・・って手羽は東京の人間じゃないし・・・未だに渋谷スクランブル交差点は緊張します・・・人とぶつかってまっすぐ歩けないんです・・。
父さん母さん。イチロウはいつになれば渋谷で行きたい方向へ歩けるようになるのでしょうか・・・。



さて。
いよいよ卒業・修了制作展も明日です。
今日はサイトのご案内。

教務課が作っている卒業・修了制作展大学公式サイトはこちらです。
Musashino Art University Degree Show 2007


その他にも各学科で卒展特設サイトを作っています。



視覚伝達デザイン学科 VCD2007
視デっぽい楽しそうな作りになってますね。視デが作る卒展パンフはいつも楽しみ。

映像学科 卒業/修了制作展2007
最近WEBが充実してきた映像学科。
・・・・だけど・・・・・・綴りが「infomation」になってるよ・・・・。

建築学科 卒業制作展
ちなみに日曜に放送された「渡辺篤史の建もの探訪」で建築学科・布施ゼミが設計した住宅が紹介されたんです。
今週のお宅 2008年1月20日(日)放送
ゼミで本物の住宅を設計しちゃうって・・・これって実はかなりすごいことじゃない?
見逃した方は2月1,3日にBS朝日で再放送されるんでチェックしてくださいな。
ああ。一度でいいからアツシワタナベに誉めてもらいたい・・・。

工芸工業デザイン学科 インダストリアルデザインコース 卒業制作2007

基礎デザイン学科 卒業・修了制作展「presentation'07」公開講評会
基礎デは今年も公開講評会を開催します。 1月27日(日) 12:30-14:40で場所は1号館103。
ゲストは向井周太郎先生に、クリエイティブディレクターの菱川勢一さん、そして美術家・冨井大裕さん。
・・ん?冨井ってあの冨井??
また、27日(日)は基礎デ・朝倉重治先生の最終講義日でもあります。
日時は1月27日(日)16:00-17:00で会場は1号館103(第1講)です。OBの方もぜひ。

デザイン情報学科 卒業研究制作展
今年も卒業生を対象としたホームカミングデイを開催するそうです。1/26(土)11:00〜17:00。


卒業制作展の前に2

のだめカンタービレで「妖怪・コントラバス」というエピソードがあるけど、
aruku_panel.jpg
ムサビには「妖怪・段ボールパネル」が出現します。段パネが歩くんです。

説明しよう!
●妖怪・段パネ
・特徴::仲間と一緒に9号館と各建物を延々と往復する妖怪
・発生時期::主に1月中旬または10月下旬
・口癖::「ソツセイ、オワンネー」「ゲイサイ、マニアワネー」



こんな準備風景がありつつ、近づいてきました。
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造形学部(通学課程)卒業制作展
大学院修了制作展
会期 | 2008年1月25日(金)-28日(月)
時間 | 9:00 -17:00
会場 | 鷹の台キャンパス
入場無料・予約不要
※駐車スペースはありませんので、車でのご来場はご遠慮ください。
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です。

卒展アドバイス話の続きを。



完全な水平・垂直ってないもんだよ。

普段は全く気にならないんだけど、作品を設置してみてわかることです。
地面や床は水平ではありません。フラットではないし、微妙に膨らんでたりします。
地球って丸いんだよ。(そういう問題ではない)

階段もそう。水がたまらないように微妙に傾斜が入ってたりするもんです。
図面上で作品を作ったはいいけど、実際に設置してみると「ん?傾いてない?」なんてことがよく起きます。
立体だけじゃなくても平面でも同じ。
水平器使って
シンワ ブルーレベル 300mm マグネット付
完璧な水平を出して作品を掛けても、壁面の形状・模様ひとつで「・・・画面が傾いて見えるね・・」なんてことはしょっちゅう。
ここで「機械を使って水平に設置しているんです。傾いて見えるだけです」と言い張るのはやめようね。傾いて見えるんだったら、それは間違いなく「傾いてしまってる作品」なのさ。

早めに仮設置して様子をみて修正する時間も計算しといた方がいいよ。
最後はなんだかんだ目で確認するしかないっす。



4年生以外も卒展見た方がいいよ。

4年間の集大成だから、ゲイサイよりも全然クオリティが違います。
作品のクオリティもそうだけど、特に展示方法。

どういうパネルを作ればいいのか。
どういう展示台を作ればいいのか。
どういうキャプションを作ればいいのか。

「作品を作りました→置きました」で終わってはいけないのが「展示」。
作品や作品帳も大事だけど、結構キャプションも人は見てます。
人はどういうところに目がいって、展示には何が大事でどういうパターンがあるのか、を見て知るだけでも今後の課題展示だったり、ゲイサイの参考になるはずです。
もちろん、「反面教師」となるべく作品もありますが・・・。

作品テーブルに一枚布をかけるだけで「ああ。この人は細かいところもちゃんと気をつかってるなあ」というのが伝わってきたりね。


美術の世界には「作品以外は評価してはいけない」という優しい習慣があります。
例えばツッカエ棒が横っちょから見えてても、「ここまでが作品です」と作者から言われたらその部分しか「見えてない」ことにするし、見てないフリをしてあげるもんなんです。


とはいっても、「コンセントから延長コードで電源ひっぱってまーーーーす」な状態が目に入ると、気にならない方がおかしいですよ(笑)
せめてテープでピシッと床や壁に床に固定してくれてたらいいんだけど、延長コードがダラーンとぶら下がってたり、作品の前を延長コードがニュルニュルしてたら、それだけで手羽は萎えます。
「作品以外は評価するな」かもしれないけど、その前に「作品に対する愛情はないのか」と。




さ。もうすぐだね。

卒業制作・修了制作を作ってるみんな。
もうひとふんばり!
カンパーレ!!





・・・・・・・・・・
昨日のハチクロ。

なんで飛行機事故になったか疑問だったけど・・・考えてみたら、あの会社がスポンサーなんだよね・・・そりゃ交通事故はできない。
ドラマはそういうもんなので、そこは突っ込まない方向で。
だから、古畑任三郎も殺害方法に交通事故と毒殺がなくて、撲殺か銃殺なんです。

浴衣とシソの話は漫画の中で手羽の好きなエピソードのひとつです。

卒業制作展の前に1

平成20年度造形学部一般入試 出願受付は明日1月22日締切(消印有効)です。

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いつもの日曜は他大学さんからのアクセスってほとんどないんだけど、昨日は結構ありました。皆さん、センター業務の待ち時間に見てたのかな?(笑)

センター試験も終わったし、ぼちぼち卒制展の話を書いていかないとね。
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造形学部(通学課程)卒業制作展
大学院修了制作展
会期 | 2008年1月25日(金)-28日(月)
時間 | 9:00 -17:00
会場 | 鷹の台キャンパス
入場無料・予約不要
※駐車スペースはありませんので、車でのご来場はご遠慮ください。
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卒制展は今週末。ただ、ほとんどの学科が木曜日あたりに講評を済ませるので、まさに今が超追い込み状態になっているはずです。

去年、
卒業制作を作っているあなたに1
ムサビペディア::価値観
と、いいたいことはほとんど書いちゃったんだよな・・・。


もう「火事さえ起こさなければ」と言いたいところだけど(苦笑)、それ以外に言いたいことだと・・・・。



屋外展示でボリューム勝負の作品はイメージの1.5倍作れ

卒制展で初めて屋外に展示する学生さんも多いと思います。
数を大量に置く、もしくは大きなものを置いて空間を支配するパターンの作品を考えている人にアドバイス。
最低でもイメージしてるボリュームの1.5倍から2倍ぐらい作らないと「お、すげーーー」てな状態にはなりません。

屋外ってね。イメージしてるより広いんだよね。地球ってでっかいんだよね。
屋外展示(もしくは屋外制作)に慣れてる人だと、どういうボリュームを作ればいいのかわかるんだけど、初めての人はほとんどの場合「やりたいことはわかるんだけど・・・・」な中途半端な状態で終わってしまうことがほとんど。
「どうせなら数をこの3倍欲しいよなあ・・」とかね。
「高さがこの倍、欲しかったなあ」とかね。

屋外と室内の違いはずばり「壁と天井がない」ことです。
言い方を変えると、「空間が仕切られてるのが室内で、仕切られてないのが屋外」です。
これって大きい。
自分で空間を作りあげる・・支配しなくちゃいけない。
「でっかいものを置けるから」という理由だけで屋外展示を選択した人は、ほんとにでっかいものを作らないと空間に負けちゃうよ。


以前も書いたけど、屋外作品がしょぼいと、学内の作品全体がしょぼく見えます。意識してなくても、屋外作品ってその空間のシンボリック的なものになってしまうんです。
これは「何故彫刻を街中に設置するのか?」の答えでもあるんだけど。
特に建物近く(10号館前芝生や中央広場など)はその関係が強いから、作者の学生さんは責任が大きいよ。いいもの作ってね。



・・・って今書くことじゃないよね(笑)


でも、続く。

通信教育課程 卒業制作展

無事に土曜日作品整理バイトも終わりました。
ひとついえることは、力仕事が翌日待ってるのにオフ会なんかやっちゃダメってことですな。2日酔いと寝不足なのにあっつい日差しの下、受験生が使ったキャンバス木枠の分解作業。あれはほんとにつらかった・・・・。ま、自分が悪いんですけどね・・・。




本日3月11日(日)から14日(水)まで、鷹の台キャンパスで通信教育課程の卒業制作展が開催されます。

■ 武蔵野美術大学 造形学部 通信教育課程 卒業制作展のお知らせ ■

2006年度武蔵野美術大学造形学部通信教育課程、4学科9コースの卒業制作展を鷹の台キャンパスで行います。集大成ともいえる卒業制作の作品が一堂に会して展示されますので、ぜひこの機会にご鑑賞ください。
■会 期 : 2007年3月11日(日)〜3月14日(水)
■時 間 : 10:00〜16:00
■場 所 : 鷹の台キャンパス 東京都小平市小川町1-736
*駐車スペースはありませんので、車でのご来場はご遠慮ください。


去年の様子はこの日記「通信教育課程卒業制作展」に書いています。

去年は最終日に紹介しちゃたので今年は初日に(笑)

もう少し卒展の話を

プチ手羽日記。
29日(月)の夜、車で聞く用のCDをツタヤで買う。

B000L22PFKALL SINGLES BEST
スガシカオ
BMG JAPAN 2007-01-24

by G-Tools

30日(火)、これを聞きながら大学へ。赤信号の時に歌詞カードを出すと、ピラっとメモ紙サイズの紙が落ちた。スペシャル招待ライブの抽選券だった。日程を見るととても行ける日ではない。「当たったらムサビコムでプレゼントにしようかな」とひらめいて、締切日を見たら28日(日)だった(涙)
14:00。geisai.jpの方から芸祭で作ったムサビタマビコラボグッズをもらう。覚えていてくれたね(涙)
えーと、あとは某大学さんからグッズが届くのを待つだけです。



そんなテンションで、卒展の話を今日までやることにします。明日から2月なで区切りよく。


恒例の会場風景サイトはこちらです。
■卒業制作展会場風景

4日間の来場者数は去年より700名増えたそうです。日曜日はなんと1000人増!例年だと卒展パンフが大量に余って廃棄・・ということをこっそりやってたんですが、今年は最終日の途中で全部無くなってしまったそうです。
私の印象だと家族連れの方が以前より増えたような。こんな感じで。でもパンフがなくなるってことはそれだけではないのかもしれません。なんでだろう。天気の影響もこういうイベントだと大きいのですが、もしかするともしかするのかな・・・。


最後に今年の卒展で感じたことをちろっと。

ファイン系でアニメを作った方の作品を見て、「やっぱりアニメは絵が描けないとだめなんだな」と実感しました。テクニック的にはアニメを専門にやってる人から見ると笑ってしまうようなレベルかもしれないんですが、絵がちゃんと描ける・・・基礎描画力やデッサン力がある人・・・が描いてるから、ついひきつけられちゃう。アニメを勉強していない日本画学科や油絵学科からスタジオジブリにしれっと就職する人がいるんだけど、ああ、こういうことなんだな。
ハードなんて2の次であって、自分の力・・つまりソフト力・・が高いかどうかで全てが決まる。

でも。
卒展の平均値が高くなった理由に、パソコンの力は大きく影響しています。
例えば、昔は大きくプリントする方法がなかったから、でかいパネルを作ろうとすると、一文字を大きく拡大コピーしてそれを切り抜いてパネルに一文字づつ貼り付けて・・という作業をやってました。もしくは一文字づつレタリングするか。だから時間をかけて作った人とそうじゃない人の差がはっきりと出てたんです。でも、大型出力プリンタを使えばB全ぐらいは全然そのままでいけますからね。
アウトプット部分の向上による平均値アップとも言えます。


ゲームもそうですよね。
いくらドットが荒くても、面白いソフトはどのゲーム機に移植されても面白いもんです。
でもゲーム機の性能UPによってできなかったことができるようになります。


「本質」は素材が変わってもほとんど変わらない。
しかし、「伝え方」「見せ方」はハードで決まる。

あらためてそう感じ直した卒展でした。

卒展お疲れさまでした!

1.gif昨日は東京タワー第4話でした。
もこみち君がこのMAUクロッキー帳を持ってましたね。ボロボロになるくらい大事に使ってくれたようで。もうムサビは出てこないと思ったので嬉しいプレゼントでした。当時はMAUクロッキー帳は存在しなかったなんて細かいことは抜きにして。

でも、「協力」から「武蔵野美術大学」の名前が無くなってた・・・・・(涙)


てなテンションで本日はお送りいたします・・。


学校に出てくると、机の上に生鰹節がありました。何もメモがなく。
何も書かれていない花も怖いけど、何も書かれていない鰹節の方がもっと怖いよ。
(犯人は卒展に来てたとーぼーさんだったことが判明)


4年生、そして院2年生の皆さん、卒展、お疲れさまでした!
今年の卒展は例年より雑誌やテレビの取材依頼が多かった印象。


ムサビには辛口批評メンバーがそろってる部署があります。それはどこかというともちろん「広報課」です。
卒展やゲイサイこそ、リアルなムサビ生の現状を把握できる絶好のチャンスなんです。しかも広報課は課員の半数、6名中3名がムサビOBです。デザイナーさんを入れると7名中4名。後輩に辛口なのは当然です。見終わった後に「あの学科は元気だな」とか「あの学科のアレは・・」とここでは書けない話をしています。恐らく一番熱く、そしてクールに卒展全体を見てる集団だといっても過言ではありません。

その広報課での結論。


「全体的に今年の卒展は良かったかも・・」
でした。

「今年の卒展といえばアレ」と言えるようなもの・・例えば車がグルグル回ってる作品とか(笑)・・が今年はなかったけど、全体的なレベル(平均値)としてはここ数年の中では良かったと思います。


「卒業制作の『展覧会』」ってことだとダントツに芸文。全体がちゃんと作られている。他学科の方、特に来年卒展をやる現3年生に見てもらいたかったですね。「作品を作る」で終わってはいけない、展覧会では見てもらってナンボ、ってことがわかってもらえる構成になってました。
デ情や視デ、基礎デは作品も展示も良かったけど、きれいにまとまりすぎたのかな?個人的に好きな作品が多かったのは基礎デでした。
空デは今、ファッションがいいですね。他の広報スタッフも同じことを言ってて、やっぱりそうなんだと。以前より服の精度が上がってる。
工デはID(インダストリアル・デザイン)のプレゼン力はもちろんですが、クラフト・インテリア系もよかったです。言い方は悪いけど、外れが少ない。
建築も「展示」することに力をかけだしたのがわかる。
驚きは映像学科。映像の展示力が確実に上がってます。以前はモニターだけ置いて、「ほら、見ろよ」的なものがほとんどだったんです。卒展WEBの出来からみても今年の映像はちょっと違いましたね。停滞してたものが何か一歩踏み出した時の感触に似てる。

これは私の勝手な推測ですが・・・オープンキャンパスが少なからず関係してるのかもしれないなーと。「人へ見せる」ことに慣れてきた、もしくはその意識が学生さんにも研究室にも根付いてきたのかも。

後は12号館地下展示室や屋外展示など各学科が入り乱れる共有スペースの見せ方さえ改善されればいいんだけどね。これはコーディネータがいないと無理かなあ。


さて、今日明日と片付けです。気合が抜けちゃってる時ほど怪我しちゃうものなので、もう少しだけ気を引き締めて頑張ってね。片づけが終わったら、家でゆっくりお酒でも飲んでください(笑)

忘れちゃいけない。もうすぐ入試による入構禁止になります。2月末まで大学に入れなくなるので、作品や道具を持って帰る人は早めに。



ということで、このブログも入試モードに突入していきます。
早速ムサビ日記TOPページに各ムサビコムメンバーが「今年用に」書いてくれた入試話をリンクしました。
「ちょ、ちょっと私も書いたのに!」という方、教えてね。
上記リンクには入っていないけど、これまでにいろんな人が入試のことを書いてるので、それもチェックしてみてください。


手羽日記 01/27 -階段あり-

1/27志願者数が公開されました。
・造形学部一般入学試験志願者数(PDF)
卒展が終わったら詳しく触れますんで、もう少し待ってくださいね。



1月27日(土)::

9:00。予定してた人が来なくて午後の仕事がキャンセルになった。。今日はそのために学校へきたようなものなのに。その代わり、月曜は学校に来なくちゃいけない・・・しかし、普通今日来るだろ。みんな待ってるのに。そういう仕事のやり方はどうなのよ。大人げないなあ・・・。もー、今日は午後半休して帰ろうかな・・・どうしよう・・・。


10:00。アクセス解析を見ると「ムサビ 駐車場」で検索をかけた方がいらっしゃる。

ムサビ内には駐車スペースがありませんので車でのご来場はご遠慮願います。路駐もすぐに通報されます。で、有料駐車場となると、これがムサビ近辺にほとんどないんです。ようやく去年鷹の台駅前に小さいのができましたが、うーん、こういうイベント時だとすぐに埋まる可能性大ですね。
どうしても車で来なくちゃ行けないって方は、確実なのは国分寺駅かもしれません。国分寺なら駐車場はいっぱいあるので、そこに車を入れてバスか電車なりでいらっしゃるとか。かなり面倒ですけど。

そうそう。
ムサビ内なのですが、お世辞にもバリアフリーキャンパスとは言えません。
1〜13号館・体育館・工房とあって、エレベータがあるのは9号館と12号館、13号館だけなんです。そのうち5A号館、7号館、10号館は4階建て。10号館は9号館からの渡り廊下を使うと(ちょっとだけ階段はありますが)希望するフロアにはいけなくはないけど、5A号館・7号館は階段しかありません。
「7号館は今展示されてる『フィガロの結婚』がエレベータだったらなあ」と思ってる学生・教職員は多いかも(笑)

なので、卒展にいらっしゃる方はできるだけ歩きやすい姿・靴でお越しください。あ、タマビさんのように坂はないのでそれはご安心を、ってそればっかり。そんなことしか勝ってるところがないので。




10:30。4号館の展示をみる。
去年もちょっと書いたんですが、油絵学科の作品(版画も含めて)、前より確実に好きなものが増えました。「展示」を大事にする意識が以前より強くなってることが一番影響してるかもしれません。昔だと壁に作品をかけただけで「見たくなければ見なくていいさ」みたいな人がほとんど・・ファインアートはある意味それでいいとも思ってますが・・・だったけど、最近はお客さんを迎え入れるために「展示」のことにも気をまわす人が増えてる。いい傾向だと思います。キャプションにも手をかけてる人がいたし。誰とは言わないけど鈴嵐さんだけど。

ただ、ドアはどうにかした方がいいかな?
あの4号館の鉄扉は閉まってると「開けて入っていいのかな?」と私でも迷っちゃんです(笑)
ドアを開けっ放しにするか、「それじゃ猫さんが入ってくる」ってことならドアのところに「ご自由にお入りください」と張り紙をつけるとかね。


13:00。クンクン。とーぼーさんがムサビ近辺にいる臭いがする。やっぱり今日は午後半休しよう。。


恒例となりました、勝手に卒展宣伝コーナー!!!


やはり視デ・芸文・デ情は独自のパンフレットを作ってますね。しかし、みんなお金かけてるなあ・・・。
デ情は必要以上に立派な手さげ紙袋付き、芸文はパーソナルカード用のクリップ付き、視デにいたっては厚みのあるフルカラー本。広報のオープンキャンパスパンフレット費よりお金がかかってるんじゃないかと。
確実にこの個別パンフはゲットした方がいいです。

20:00。今日のめちゃイケは吉祥寺特集。確かにパリス吉祥寺を最初に見たときは感動したなあ。

ムサビロケ地ガイド

日曜日に「ペット」を連れて、ゆっくり見て回るつもりです。よろしくね。


今年の卒展では「東京タワー」などをごらんになって、「その武蔵野美術大学ってところに行ってみるべか」って方がいらっしゃるかもしれませんね。


緊急企画。ムサビロケ地ガイド
メディアで登場してきたムサビの場所を紹介します。


「ハチミツとクローバー」に登場する場所はMAUハチクロ応援ブログの
カテゴリ:ハチクロムサビMAP
を参照ください。ほぼ網羅しているはずです。


ドラマ「東京タワー」に出てきた場所は下記の通りです。

■第1話::入試で実技試験を受けた場所
4号館204


■第1話::合格発表のシーン
正門から1号館へ向かうメイン通路


■第2話::遅刻しそうになって走りこんできた場所(桜の満開のムサビ)
正門前


■第2話::仲間と初めて出会うシーン(階段教室)
7号館4階 第11講義室


■第2話::もこみち君と平岡君が「へー、予備校に行ってないのに美大に合格するなんて」と会話をしながら歩いてる場所
4号館第2螺旋階段から中央広場方面


■第2話::展覧会シーン(2回登場します)
2回とも鷹の台ホールB(課外センター)1階展示室


■第2話::もこみち君が高い絵の具を見せたら、平岡くんから「聞いてくれればよかったのに」と言われるシーン
7号館3階 踊り場ベンチ


■第2話::香椎さんが写真を見てるシーンや「最近学校に来てないね」と心配されるシーン
中央広場


■第2話::教授に呼ばれて研究室に入るシーン
10号館3階 視覚伝達デザイン学科研究室

■第2話::もこみち君が倒れるシーン
7号館1階 教職閲覧室前


■第3話::卒業式後のシーン
12号館前広場


今のところこんなところですね。どこか抜けてるかな?
ドラマ「東京タワー」の秘密を書いた「東京タワーの謎」はこちらもあわせてご覧ください。


さ、卒展の話に。




私が卒制担当の頃は「危険なものはないはずだから『危険!』なんてでっかく張り紙をするんじゃないよ。せめて『お手を触れないでください』にしてね」と学生さんにお願いしてたもんです。
なんて小言は後にして。

テンションあげていきます!!
「(誰も申し込んでこなかったから)手羽の勝手に卒展宣伝します!」コーナー!ドンドンぱふぱふ!


■ひだまりさん::9号館211
こっそりだなんてとんでもない。おもいっきり宣伝させてもらいます。よけいなお世話ですか。そうですか。
ちなみにこの日記に書かれてる本に私の部屋の写真も登場するはずです(カットされてなければ)

■tankさん::10号館411教室。よろしく!
展示名は「いるいるキャラクターカタログ」です。100個集まったのかな?


■壁ぎわ展:4号館裏
彫刻の助手連中が卒展にあわせて展示をしています。なぜタイトルが「壁ぎわ」なのかは見てのお楽しみに・・・ってこれは卒展じゃありませんが・・・宣伝してくれと頼まれたもので・・・基本的に後輩がかわいいんです・・・・。


*9:00追記
ひだまりさんのコメントで思い出しました。

28日(日)PMに基礎デザイン学科選抜公開プレゼンがあります。
presentation 06(卒制公開プレゼン)
基礎デ教授はもちろんのこと、西村佳哲さん(プランニング・ディレクター)、向井周太郎先生(本学名誉教授)もゲストとして登場します。

卒制〜ムサ美を右から見るか、左から見るか〜

多分、今日の夜か明日中には志願者数を公表できると思います。
はたしてムサビに東京タワーからの風が吹くのか?(苦笑)


さて、卒業・修了制作展。
去年書いたこととほとんど同じなんですが、今年も書きます。


まず、ムサビまでのルートはこのエントリ「ムサビまでのルート」を参照してください。
受験生の方は、下見をかねているのなら鷹の台駅から歩いてみてください。入試時は鷹の台駅からのルートを強く推奨しているからです。(詳しくは入試前にまた書きます)
最初は距離感がないので「駅から遠い!」と思うのですが、何回か歩いてると実はそんなに遠くはないことに気がつくはずです。
土日のバスはゲイサイほどじゃないにしてもかなり混雑しますのでその覚悟を。


ムサビに到着。久しぶりにムサビに来た方は新2号館にびっくりしてください(笑)

さて、初めてムサビに来た人が困るのは「どこに何学科があるかわからない・・」ことだと思います。(オープンキャンパスでも同様の苦情を毎年いただいています・・・)

おおざっぱに書くと、

  1号館・・・映像学科
★ 3号館・・・彫刻学科
★ 4号館・・・油絵学科、彫刻学科
★5A号館・・・日本画学科、油絵学科&版画、彫刻学科
★5B号館・・・油絵学科
★5C号館・・・油絵学科、彫刻学科
  7号館・・・視覚伝達デザイン学科、空間演出デザイン学科
  8号館・・・工芸工業デザイン学科、建築学科
  9号館・・・デザイン情報学科、芸術文化学科・大学院基礎デ
  10号館・・・視覚伝達デザイン学科、空間演出デザイン学科、基礎デザイン学科
  11号館・・・彫刻学科
  12号館・・・映像学科
  体育館・・・工芸工業デザイン学科(テキスタイルコース)
美術資料図書館・・美術系の大学院

だいたいこんなところです。

もっと大雑把に書くと、正門から見て左側(上記★マーク)にファインアート系(日本画、油絵、彫刻など)、右側にデザイン系の建物がまとまっている、という「ムサビの法則」があります。普段のテリトリーで展示することがほとんどなので展示場所もほぼ同じなんですね。
時間のない方は興味のある分野でルートを右か左で選択すると、時間短縮ができるかもしれません。全部見ようと思うと、多分1日では無理です。

ただし、教室外の作品(屋外作品も含めて)は学科関係なく設置されることがあります。1号館下に空デやデ情の作品があったりしますし。
また、12号館地下には大展示室、9号館地下には大展示室と小展示室があって、ここは学科関係なく大型作品が展示されています。


詳細については正門前テントで配布している卒展パンフレットをご覧ください。「何学科の誰がどこに」はパンフレットでしか確認できません。日本画学科みたいに全員が「展示場所:5A号館」となってるところもあるけど・・・。
いや、これはすごくわかるんです。ファインアートの場合は隣の作品との関係がすごく大きいので、「あ、この作品はあっちの方がいいね」とギリギリまで展示場所を変えることがあるんです。油絵学科やデザイン系みたいにパーテーションで細かく区切るのなら問題はあまりないのだけど、日本画みたいに「美術館みたいにできるだけ広い空間で」ってことだと展示してみないとわからない。「面倒だから『展示場所:5A号館』と書いた」わけじゃないのでご了承ください。

学科によって独自のパンフレットを作っている場合もあります。
多分、卒展WEBを作ってる視デ・映像・デ情は作ってるんじゃないかな?



えーと・・・だいたい木曜日に講評会があるので、先生に言われたことを金曜日に修正して、来場者の多い土日勝負・・って方も結構います。
なので金曜日は作品が展示されてないことも多々あり・・・ファインアートは今更修正もへったくれもないので、ほとんどデザイン系ですが・・・、学内を見て回るなら土日がいいかも。
一番のおすすめは最終日の月曜。人も少ないし作品も完成してるし、「卒制終わりムード」で教室の中がまったりとしてます。

いよいよ卒業・修了制作展

以前からちょこちょこお知らせしています卒業・修了制作展。
いよいよ今週金曜日から4日間です!!

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■造形学部(通学課程)卒業制作展
■大学院修了制作展

会期 | 2007年1月26日(金)-29日(月)
時間 | 9:00 -17:00
会場 | 鷹の台キャンパス
入場無料・予約不要
※駐車スペースはありませんので、車でのご来場はご遠慮ください。
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ちゃくちゃくと展示作業が進んでいます。昨日も朝早く走ってるMoMongaさんを見ました。


さて、約束してました、あなたの卒展を宣伝しますよコーナー!!
沢山のご応募をいただきました。




なんて嘘で・・・0通です(涙)
思いつきの企画は失敗する。この言葉をぜひ「SCHOOL OF DESIGN」の中に書いてもらいましょう(涙)

というわけで、予定通りこの二人を紹介!

鈴嵐さんの展示「Girl's Supernova」は4-218です。ダンゴ頭のシルエットが目印!

松浦あじゃさんの展示「松浦あじゃ写真展」は9号館ウェブスペース。こっそり見てきましたが、よく捕まらなかったなと(笑)
私が勝手にタイトルをつけるなら「東京にバックドロップ」って感じかな?


ちなみにデザイン情報学科は1月27日(土)がホームカミングデーだそうです。
12時以降は専任教員が全員そろっているので、デ情OB&OGの方はムサビに集合!長澤先生と握手!



昨日今日が講評という学科もあって、もう終わった気になってる学生さんもいるかもしれません(笑)

でもね。展覧会当日、本人がいるかどうかよりも、ビデオとか照明の電源(スイッチ)が入ってない方がかなりヤバイです。お客さんは9時にきちゃうんですよね。彫刻なんかだと設置したらそれで終わりなんですが、電気を使う作品には「毎朝電源を入れる」作業がついてまわります。
毎日9時に学校へ来る自信がなかったら、同じ部屋の中で当番を決めましょう。部屋に入ると、明るい部屋に電源の入ってないプロジェクタとパソコンだけポツンと置かれてる、へー、それが作品なの?・・みたいな状態ほどみっともないものはないので。「毎朝電源を入れてスタートボタンを押す」のも卒制だと思ってください。卒業制作を作っているあなたにパート3でした。

ムサビペディア::価値観

■価値観

物事を評価する際に基準とする、何にどういう価値を認めるかという判断。「―の相違」(Yahoo!辞書より


先日のエントリにも書きましたが、多様な価値観がそろう場所が美大です。
一方で「なんらかの形で美術・デザインの世界で生きていきたい」と共通の価値観を持っている人種が集まってくるのも美大でもあり、こんなに面白く刺激的な場所はそう他にありません。
しかも東京の美大となると全国からそういう人達が集まってくるわけで、これが「ナゼわざわざ東京の美大に行く必要があるのか?」の理由の一つかもしれません。

裏ペディア::

(1)
先日紹介した「SCHOOL OF DESIGN」にこんな言葉が書かれてます。
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■客観的にならない方が良いことも、時々ある。
直感だけで突き進まないと出来ないような、偏ったものにも、素晴らしいものはある。
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自分の直感だけを信じなくちゃいけない時ももちろんあります。


(2)
ただ、(1)の話は普通の精神状態なら、の話ですね。

多分、卒業制作を経験したOBならわかると思うのですが、卒制直前になってくると知らぬ間に視野が狭くなっています。人の意見が聞けなくなる状態。
先生や友達から「ここはこうした方がいいんじゃないの?」「こうするべきなんじゃないの?」と指摘されても、「あなたには僕のセンスがわからない!」と怒り出したり「それは価値観の違いです!」と言い出したり。人間誰でも切羽詰ればそんなもんです。普段なら相手も「違うって!」と言い返すのだけど、あまりにも切羽詰ってる顔をしてるからそれ以上言い返さないだけです。

この時期に他人(2人以上)から指摘されたことは正しいと思った方がいいですよ。自分が一番見えてないだけで、「価値観の違い」だけで解決しちゃいけない。

私もこんなことがありました。
直径3mの地球のようなものを作ってたんですが、卒制3日前に、「ああ。全部白く塗りたいなあ」と急にひらめいて、世界堂(もちろん当時は土井画材)で白スプレーを20本ぐらい買ってきて、バーと塗りました。ま、そこまではいいのだけど卒制1日前に「ああ。この白い部分に文字を書きたいなあ」とひらめいて、黒マジックで作品全体に文字を落書きのように書いたんです。
今思うと「・・・なんであんなことをやったんだろう?」と不思議でしょうがありません(笑)
「直感」とはちょっと違いますね。「体内麻薬的なものに犯されていた」という感じかな?

もちろん講評で一部の教授に「なんだこりゃ?」的なことを言われたのですが、「君ら年寄りにはオレの作品の良さがわかんないんだよ!」と心の中で抵抗しました。
今思うと・・・「ああ。先生の言ってたのはもっともだよなあ」です(新)

価値観という言葉は非常に便利です。でもそれを逃げ道に使わないでね。
特にデザイン系の「価値観の違い」は「コンセプトミス」でもあるのだから。


(3)
ただ。

ただ、なんですけど、卒制では同級生みんなの視野も狭くなっている可能性が高いんです。周りの言葉に振り回されるのも問題。
「自分や同級生の視野が狭くなっていることに気がついているかどうか」がこれから1週間のポイントかもしれません。


卒業制作を作っているあなたにパート2でした。

卒業制作を作っているあなたに1

学内も卒制展直前の空気になってきました。
この時期の空気が私は一番好きです。


私達の頃、屋外展示は彫刻・工デ・空デ・建築のいわゆる立体系学科に許された特権で、平面デザイン系は室内展示と相場が決まってました。平面デザイン系の卒展はプレゼンパネルとせいぜい模型。というのも、彫刻・工デ・空デ・建築ぐらいしか工作用機材のそろった工房がないので(基礎デは木工工房があったっけ)、それ以外の学科は工具的にもスペース的にも屋外に置けるような大きなものを作れなかったんです。なので、場所の調整もそんなに困ることがなくて、彫刻学科内で調整すれば好きな場所に置けてた平和な時代でした(笑)

いつからかな?今やどの学科でも大型作品・屋外展示を作っていますね。4年間の集大成ですから、「部屋に入らないような大きな作品を作ってみたい」という気持ちもわかります。

安全第1、特に火事を起こさなければそれでOKだけど(苦笑)、大型作品・屋外作品の注意すべき点を書いてみます。


「卒業制作を作っているあなたにパート1」です。



風雨の問題
卒展の時期は雨はもちろん、雪だって降ります。防水処理は絶対。電気を使う人は漏電ブレーカーを忘れずに。
そして、忘れちゃいけないのは風対策。雨よりもやっかいです。中央広場や12号館前、9号館前の風はほんとにバカにしちゃいけません。私の同期が中央広場にトタンで作ったような作品を設置したら、風で1日もちませんでした。ブーフーウーの家状態でトタンが飛んでく姿は今でも忘れられません(笑)


●人の問題
彫刻学科の場合は自分一人で動かせる作品がほとんどないので、制作や搬入出ではギブアンドテイクが発生します。「君のも手伝うから、僕のも手伝ってね」という暗黙の。これは卒展だけでなく、普段からこういう関係で制作してるので当然な世界なんです。(工デのクラフト系も同じような感じかな?)
彫刻学科の学生が意外と時間に厳しいのは、相手のため、というよりも自分のためでもあるんですね。

デザイン系の場合はどうでしょう。屋外作品・大型作品は恐らく一人で作ることは難しい。でも、普段は暇に見える周りの友達も、卒展前はみんな同じようにせっぱつまってます。あまり同級生の人手はあてにしないことですね。サークルをやってれば後輩部員に手伝ってもらうこともできますが、「人の確保をどうするか」という問題は早めにクリアにしておきましょう。
そして「手伝ってあげるよ」と言ってる友達は多分時間通りには来ないので、そのことも計算に入れましょう(笑)


●スペースの問題
さすがにこの時期に「制作スペースをどうしよう」と悩んでる人はいないと思うので、こんな笑い話を。

卒制ではないのですが、私の後輩がFRP工房ででっかい恐竜みたいなのを作っていました。天井に届くくらいの大きさです。完成し、いざ搬出って時に・・・ドアから出なかったんです(笑)
窓からも出ないから、結局グラインダーでしっぽ部分と足をカットして、なんとか搬出しました。今はまだ「制作」のことしか頭にないと思いますが、そろそろ「搬出」のことも考え出した方がいいですよ。ちゃんと運べるようになってますか?搬出ルートは確認しましたか?


●時間の問題
もう一度卒制スケジュールを確認しましょう。
展示は1月末ですが、デザイン系の場合は提出(講評)が早く設定されていることが多いようです。また、展示会場の準備(パネルを運んだり)は全員でやることになりますが、その日は半日以上自分の仕事はできなくなります。屋外展示だからって、やらなくてもいいってことは多分ないはず。自分に関係しない予定も考慮してスケジューリングしましょう。
プレゼンパネルを提出する人は印刷する時間もそろそろ考えてスケジューリングしないと「プリントはギリギリでいいや」なんて思ってるとかなり痛い目にあいます。プリンターの調子が悪くなったとかインク切れとか紙切れとか印刷所が混んでるとか、いろんな要素が直前に出てくるもんです。


●素材の問題
最近の流行は粗大ゴミを使ったアートかもしれません。今年は特に大竹伸朗展があったので、影響を受けてそういう作品が増えるか、もしくは誰もやらないかのどっちかだと思っていますが(笑)

以下は個人的な感想です。

その辺に転がってる素材を使っているとかなり萎えます。
「へー、それをそう使うかー」「どこでそんなもん、見つけてきたんだろ?」みたいな大竹さんのような面白さがあればいいんだけど、「あなた、ムサビの粗大ゴミ置き場から拾ってきただけでしょ?」なアート。
例えば、自転車の車輪とかテレビモニタとか発泡スチロールとか石膏像とかをくくりつけただけの作品。それがボリューム的に「よく作ったなあ」と思えるものならいいけど、「いかにも一人で運んだ量。リヤカー一杯分」というのが丸見えの作品だと目も当てられません。
4年生の、しかも卒制でそういうレベルの作品を作るひとはムサビにはいないので大丈夫。でも、まだ視野の狭いファイン系1,2年生ならありえるかな?
「そういう素材を使うな」という意味ではありません。「素材を昇華させようよ」ってことです。


●外装の問題
デザイン系が屋外展示をするようになって増えてきたのは、「中に入って穴から外界を見る」みたいなタイプの作品です。「部屋モノ」と呼んだりもしてますね。
このタイプの作品で一番陥りやすいのは、中のことばかり考えて外装の処理を何もやらないパターン。「外側はおもいっきりベニアが丸見えで黒く塗っただけ」なんて作品、よく見かけます。黒い壁だと寂しいから文字も書いたりね。タカアンドトシなら「ゲイサイの模擬店かっ!」とツッコミが入ることでしょう。
でも、自分が見る側の立場を考えてみてください。見た目の悪い作品の中に入ろうと思いますか?中に入って見てもらいたい作品を作るのなら、中身を作る以上に外装制作に力とお金をかけるべきです。


屋外作品って目立つんですよ。その外観がしょぼいと学内中の作品、特にそのそばの建物の作品もしょぼく見えちゃうんですね。これほんとに。
屋外作品を作る方は責任重大なんだよ。

え?今更言うなって?
今更ってことだと去年もこんなアドバイスをあんな時期に書いてますね。そういう性格なんです・・・。

ムサビペディア::卒業制作

サ/タ行

■卒業制作

卒業にあたって絵画や彫刻などの作品を作ること。また、その作品。芸術系大学では、卒業論文に相当するものとして提出する。[Yahoo!辞書より]

Yahoo!辞書の通り、一般大学の卒業論文に当たるものが卒業制作です。(もちろん卒業論文を書く人もいます)。略して卒制(ソツセイ)。

卒業制作を展示する場が卒業制作展で、普段は卒制展、または卒展と呼んでいます。
大学が企画して学内で行う場合は学内卒制展。学生さんや学科単位で学外の美術館やギャラリーで展示することを学外卒制展。 
五美大展も学外卒展の一つですね。(参照→ムサビペディア::東京五美術大学連合卒業制作展

ちなみに大学院を卒業することを「修了」と言いまして、大学院の作品も同時に展示するのでムサビの場合は「卒業・修了制作展」と呼んでいます。
(実は五美大展も今年から正式名称が「東京五美術大学連合卒業・修了制作展」に変わりました)


今年のムサビ卒業・修了制作展は

●日時:2007年1月26日(金)-29日(月) 9:00-17:00
●場所:鷹の台キャンパス

です。卒制サイトもありますので、詳細はそちらをご覧ください。

卒制展についてはまたあらためて書きます。




裏ペディア
(1)
ムサビは卒制展が終了したら、すぐに入試のための入構禁止期間に入ります。なので入試前に日曜日に学内見学ができるラストチャンスが卒制展なんです。
受験生でまだ一度もムサビに来たことがない人はぜひ卒制展に来てください。「こういう場所で実技試験をやるんだなあ」「学食はここにあるのかあ」と知っておくだけでも気持ちが落ち着きますし、4年後の自分をイメージするとモチベーションもあがります。


(2)
ムサビでの卒業・修了制作展の英語表記は数年前から「Degree Show」を使っています。
他大学は「Exhibition of Graduation Works」とか「graduation exhibition」 等と表記することがほとんどなのに、なぜムサビはDegree Showなのでしょう。ちょっと調べてみてください。


(3)
とはいっても、日本人に伝わりやすいのはやっぱり「Exhibition of Graduation Works」とか「graduation exhibition」「Graduate Exhibition」だと思います。ま、「かっこつけて英語にしないで日本語で書け!」って話ですが。

それにしても、この「exhibition」という単語。よくスペルミスしてるんですよ。学生さんの作ったDMではかなりの高い確率で間違ってます。大学など公式に作ったものも間違ってることがチラホラ・・。サイト検索すると結構発見できますよ(笑)
2年前、ある研究室が学外卒展のDMを広報課に持ってきました。大きく「exhibition!」とだけプリントされてて、「シンプルでかっこいいじゃん」と思いながらも、なんか違和感があって、よーく見ると「exibition!」になってた、なんてこともありましたっけ・・・。どこの研究室かは言えないけど・・・。
まさに「かっこつけないで日本語で書けばいいやん」な話です。

通信教育課程卒業制作展

鷹の台キャンパスで行われている通信教育課程の卒業制作展を遅ればせながら見てきました。

ムサビは日本で初めて美術系大学の通信教育を始めた大学です。知られていないのですが、ムサビの通信教育は50余年の歴史があるんです。(4年前に短大から4年制へ改組しました)


これが、お世辞抜きにレベル高いんですよ。

以下、私の個人的な感想です。





プレゼンボードパネル・作品の制作技術は確かに通学生の方が上手です(学内の機材を使えることもありますが)。
でもコンセプト、その展開方法は通信生の作品に好きなものが多かったかも。


通学生の卒制はなんとなく「夢の道具」的だったり「ハイパー」だったり「新しい何かを作りました!」と元気や若々しさがあり、勢いもあるし、センスもバツグンで「そういう表現があったのか!」と感動する作品がある半面、「ぶっちゃけ、デザインを変えただけじゃない?」と言いたくなるような作品や、少数ですが「それ、1週間ぐらいで作ったでしょ?」な「やっつけ」な作品もなんだかんだあります。
それは通学生の心のどこかにある「甘え」かもしれません。


一方、通信生の卒制は自分が使う介助具を作ったり、学校の先生をされている方が授業で使いたいシステムを考えたりと、見方によっては「テーマが身近すぎる」という意見もあると思いますが、「自分に今必要なもの」を純粋にテーマとして、しっかりと具体化されている方が沢山いらっしゃいました。
そして、大きな声で言えるのが、「やっつけ」な作品が一つもない。
「甘え」がないんです。作品に向き合ってる時間が多いか少ないかは、見る人が見ればやっぱりわかります。
「2in1」というバイリンガルの女の子を使った作品はプレゼンボードを読まなくても、訴えたいことがはっきりと伝わってくるし、見た目以上にかなり時間と労力がかかっただろうなーと感じました。


通学生の卒展は目新しいものが沢山あって、お腹がいっぱいになるような感じだけど、通信生の卒展はおかずは少ないけど、一つ一つががっつりしててお腹がいっぱいになる感じ。




この卒業制作展を一番見て欲しかったのは、外部の方よりも通学生かもしれません。






と、あんまり誉めすぎるとうそ臭くなりますね。
このブログは誉めるだけのブログじゃないことは皆さんご承知の通りですので、批判的なコメントも。


自分で問題提起して、自分で全て解決しちゃってる感じというか、全てきっちりときれいに箱に収めちゃった感じもしました。リアルタイムに外部と接触するような作品があんまりないんですね。見てて安心感はあって「うん、きっちり作ってる。すごい!」とは思うけど、「おおおっ、そう来るわけ?!そう動くわけ?!?!」みたいなもの。
私が通学卒ということも関係してるとは思いますが、「作品」というよりも、いい意味でも悪い意味でも「卒業論文を形に起こしました」的な作品が多く、「外とのつながり」「偶発性の楽しさ」「遊び心」みたいなものがもう少しあるといいのになーとは感じました。


逆に通信生の方は通学の油絵や視デ・デ情・芸文の卒展を見ると良かったかも。

卒展レポート3

去年よりも月曜日のお客さんが多かったかも。結構人が入ってましたね。
平日なのに本当にありがとうございます。

ムサビ日記メンバーによる卒展レビューまとめ

■トモさん; 久々

■鈴嵐さん; 卒展レポート(小)卒展レポート(小/vol2)

■珍念さん; ソツテン!仕合せな展示期間

■凡々さん; エス・オー・ティー・エス・ユー・ティー・イー・エヌ!

■小春さん; 卒業制作展が終わって。

■mooeさん; DIGW


卒業・修了制作展会場風景はこちらをご覧ください。



最終日はファインアートを中心に見てきました。



油絵学科の作品は去年より好きな作品が多かったです。


彫刻学科はもう少し(いい意味での)バカな作品があってもよかった。「無駄にでかい」とかね(笑)
例年より「考えすぎちゃったかな?」という作品が多かった気がします。もっと素直でいいのに。
でも、美術資料図書館での院生の作品はやっぱりいいですわ。あの中から売れっ子作家が生まれそうな予感。3月に池松江美(辛酸なめ子)さんと一緒に展示する学生さんもいるし、かなり完成度の高い木彫作品もありましたし。


美術資料図書館裏の建築学科の作品にドキドキしながらもぐりました。建築学科は徐々にアート傾向が強くなってるような気がしたのは自分だけ?


10号館前芝生の足。
実は、日に日に数が増えてるのは知ってました?




現3年生の方へ。
ぜひ来年の卒制で「学内誘導看板を考える」というテーマの作品を作ってください。
もちろん卒展の時に学内中に設置してそれを使うんです。一石二鳥だと思うのですが。
(良かったらそのままオープンキャンパスでも・・・)





5時を過ぎると、ガシガシと片付けに入る音が始まりました。
卒業生の皆さん、お疲れさまです!
sotsu.jpg

怪我をしないように撤収してくださいね。
卒展片付け日に怪我される方が多いんですよ。
みんな気合が抜けてるから仕方ないのですが、最後まで、「家に帰るまでが卒展理論」でよろしくです。

at 04:52 | Category : 卒業制作展 | Comments (1) |