卒業制作展の前に1

平成20年度造形学部一般入試 出願受付は明日1月22日締切(消印有効)です。

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いつもの日曜は他大学さんからのアクセスってほとんどないんだけど、昨日は結構ありました。皆さん、センター業務の待ち時間に見てたのかな?(笑)

センター試験も終わったし、ぼちぼち卒制展の話を書いていかないとね。
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造形学部(通学課程)卒業制作展
大学院修了制作展
会期 | 2008年1月25日(金)-28日(月)
時間 | 9:00 -17:00
会場 | 鷹の台キャンパス
入場無料・予約不要
※駐車スペースはありませんので、車でのご来場はご遠慮ください。
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卒制展は今週末。ただ、ほとんどの学科が木曜日あたりに講評を済ませるので、まさに今が超追い込み状態になっているはずです。

去年、
卒業制作を作っているあなたに1
ムサビペディア::価値観
と、いいたいことはほとんど書いちゃったんだよな・・・。


もう「火事さえ起こさなければ」と言いたいところだけど(苦笑)、それ以外に言いたいことだと・・・・。



屋外展示でボリューム勝負の作品はイメージの1.5倍作れ

卒制展で初めて屋外に展示する学生さんも多いと思います。
数を大量に置く、もしくは大きなものを置いて空間を支配するパターンの作品を考えている人にアドバイス。
最低でもイメージしてるボリュームの1.5倍から2倍ぐらい作らないと「お、すげーーー」てな状態にはなりません。

屋外ってね。イメージしてるより広いんだよね。地球ってでっかいんだよね。
屋外展示(もしくは屋外制作)に慣れてる人だと、どういうボリュームを作ればいいのかわかるんだけど、初めての人はほとんどの場合「やりたいことはわかるんだけど・・・・」な中途半端な状態で終わってしまうことがほとんど。
「どうせなら数をこの3倍欲しいよなあ・・」とかね。
「高さがこの倍、欲しかったなあ」とかね。

屋外と室内の違いはずばり「壁と天井がない」ことです。
言い方を変えると、「空間が仕切られてるのが室内で、仕切られてないのが屋外」です。
これって大きい。
自分で空間を作りあげる・・支配しなくちゃいけない。
「でっかいものを置けるから」という理由だけで屋外展示を選択した人は、ほんとにでっかいものを作らないと空間に負けちゃうよ。


以前も書いたけど、屋外作品がしょぼいと、学内の作品全体がしょぼく見えます。意識してなくても、屋外作品ってその空間のシンボリック的なものになってしまうんです。
これは「何故彫刻を街中に設置するのか?」の答えでもあるんだけど。
特に建物近く(10号館前芝生や中央広場など)はその関係が強いから、作者の学生さんは責任が大きいよ。いいもの作ってね。



・・・って今書くことじゃないよね(笑)


でも、続く。

投稿者:ichiro : 2008年01月21日 04:31

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