2009年02月のアーカイブ

2009入試業務まとめ

本日後期合格発表です。
ちなみに「前期日程」「後期日程」と言ってますが2回試験があるわけでなく、11学科を便宜的に2つのグループに分けてるだけです。


合格発表後の「悩み」については過去のエントリーを参照ください。
合格された方へ。不合格だった方へ。
うらやましい悩み
浪人するべきか否か
後日もう少し補足しますが、言いたいことはこの3つにだいたい書いてまして。


ムサビに受かった人も、タマビに受かった人も、残念だった人もプレゼント企画に申し込んでください。
詳細はこちら!!!!

さて。
今年の入試業務のまとめに入りますか。

いろんな人から「初めての業務はどうだった?」と聞かれるんですが、「ま、こんなもんっすね」と答えています。
短い期間にいろんなことをやらなくちゃいけない大変さ、大事なことを確実にやらなくちゃいけない苦労は「入試」という特殊性から考えれば仕方なく、それは今までやってきた教室整備、モチーフ準備も同じ。
初めての仕事には変わりないけど想定内の範囲だったから「ま、こんなもんっすね」と、質問した側すれば一番つまらない返事に(笑)

ただ、さすがに受験者数確定直後の3日間出張はこたえましたね。
昨年まで5日間かけて作ってた資料を2日間で作るはめになったもん。
今思えばあそこが大変さのピークでした(涙)
あれさえなければもっと余裕をもって入試業務に入れたのに。


でも、悔やんでも仕方ない。ポジティブポジティブ。

今回の仕事を経験できて、良かったことが3つあります。


ひとつめは、11日間、7名の先生達と朝から夜中まで一緒に生活してたから、先生とじっくり話ができ、各学科の情報や思いを入手できたこと。
例えば、実写映画「ヤッターマン」の衣装はムサビOBが担当してるとか(笑)
また、「手羽さんはうちの学科のオープンキャンパスを変えるとしたら、どこを変えます?」と相談されたり。こういうのは時間がないとじっくり話ができませんから。
デザイン情報学科の白石先生とは年がほとんど同じだから、ザンボット3とかダイオージャとかダイターン3とかザブングルとかダンバインとか、いわゆる「80年代夕方5時半アニメ」の話で盛り上がったり、デザイン情報学科の今を一緒に語ったり。

2つ目は、教務補助さんと新任助手さんの顔と名前をちょっとだけ覚えられたこと。
私、元広報課でありながら、人の顔と名前を覚えるのが超苦手でして・・・。
でも11日間も一緒にいると、全員の顔と3分の1ぐらいの方の名前を覚えることができました(笑)
え?3分の1だけかって?
いやいや、手羽からするとすごいことなんですよ。これが。


3つ目はなんといっても木黄田さん(キキタさんだってば)と一緒に仕事ができたことですね。
仕事も早いし、気が利くし、私の足りない部分を補ってくれて、コンビの相手としては完璧でした。
「惚れてまうやろ!!」と廃液タンクに叫びたくなるほど。
彼女の課長が「『来年はやりたくない』って言ってたよ」と密告したことはだまっておきます・・・。

そんな木黄田さんはなんと今日からアメリカ出張。さすが国際センター。おつかれさまです・・。
でも、いいなー。
一度でいいから「アメリカに出張してきます」なんてセリフを言ってみたい。できるサラリーマンみたいだもん。
なんせこっちは「自腹で岩室に行ってきます」だもんね。レベルが全然違うよね・・。
行かなくてもいいから言ってみたい(なんだそりゃ)


そんな木黄田さんと入試業務をねぎらって、お互いに似顔絵を描きました。

まず、手羽が木黄田さんの似顔絵を。
kikita.jpg
似てるっしょ?>ムサビ職員の人。
一応、元美大生ですから(照)
感謝の気持ちを込めて、1割増で美人さんに描きました。
似顔絵にその人の醜いところを平気で描いちゃう手羽が、こういう普通のイラストをかくってことは相当感謝してるっていう表れでもあります。


そして、木黄田さんが書いてくれた手羽の似顔絵がこれ。



tebananoka.jpg

感謝の念とか尊敬の念とかないのだろうか・・・。
蛭子チックというか、さくらもも子のマンガに出てくるようなキャラなんですけど・・・。

「あのさー・・・この目はなんなのさ?」

tebame.jpg

「手羽さんの優しい目を表現してみました」


・・・一般的に、絵画論的に、これは「優しい目」ではなく、「いやらしい目」の記号なんですけど・・・。

しかも、パーカーのフード部分がカップの取っ手みたいになってて、

tebacup.jpg

コーヒーカップに手羽が埋まってるようにも見えるんですけど・・・。
見れば見るほど、カップにはまってしまって身動きできない男に見えるんですけど・・・。
手羽への尊敬の念がわずかにでもあるのなら、もっとハンサム(イケメンではない)に描いてくれてもいいのに。
「高校の美術が2だった」からといって、これはないよなあ・・。


と、木黄田さんがアメリカに旅立ったのを確認して、彼女の恥ずかしいイラストを勝手に晒してみました。
帰ってくる頃に、「木黄田さんは最高の人だった」と書いておけばごまかせるだろう。
そんな1週間も前のエントリをチェックしたりしないだろうし。


そうそう。最後にこれを書いておかなくちゃ。
karl.jpg
戸田先生、お疲れさまでした!


広報室訪問

ほんとは合格発表のこと、アパートのことを書いた方がこの時期はアクセスも伸びるし(笑)、入試業務終了日のことも書きたいんだけど、今日はこの話題をさせてもらいます。


ネットPR.JPさんで、ムサビ日記が紹介されました!

広報担当者が使える、学べる、実践できるネットPR総合情報サイト」でおなじみのネットPR.JPさんの「広報室訪問」で紹介されています。

「広報室訪問」ではこれまでニフティさん、ソフトバンクさん、キッコーマンさん、マイクロソフトさん、グーグルさん、バンダイさん、ワタミさん、エフエム東京さん、カカクコムさん等など、超大手有名企業さんを取材されてるのね。
取材依頼をいただたいた時に、いくら空気読めない手羽でもこのそうそうたる企業の名前を見て、「私は広報スタッフでもなければ、ムサビコムは大学公式サイトでもないんですけど・・・大丈夫ですか?」と聞き返してしまったぐらいです。
結局取材を受けましたけど★

というわけで、これです。
■【武蔵野美術大学】学生参加型の大学ブログから伝える“リアルな美大の日常” : ネットPR.JP

ちゃんとタマビのトレンドネタも入れましたよ>米山さん


大学としては、神奈川工科大学さんに続いて2校目ですが、広報でもなんでもない人間が紹介されるのは、異例中の異例。
「WEBでは組織も何も関係ない。誰もが広報人になれる」ってことですね。
うん。いいこと書いた。ここ使ってください。

しかも、顔写真をはっきりと出してないのも初めてじゃないかと(笑)
一応正面写真も撮ったんだけど、ボツになったのは秘密。
こんなにハンサムなのに。




ネットPRさんに「これを記念して『ムサビ日記本プレゼント!』とかやるのはどうですか?」と提案したら、「もしムサビさんでそういう企画やられるのであれば、集客担当させていただきます。」という返事。

・・・勝手にやれってことね(涙)


つーわけで、急遽ですが、久しぶりにこの企画をやります。


ネットPRさん掲載記念!
そして2009入試終了記念!!
そしてそして前期合格発表記念&もうすぐ後期合格発表記念!!!

手羽のサイン入りムサビ日記を3名様にプレゼントします!!

4901631780ムサビ日記 -リアルな美大の日常を-
手羽イチロウ
武蔵野美術大学出版局 2007-07

by G-Tools


ネットPR.JPさんをご覧になってこのブログにたどり着いた方も、ムサビに合格された方も、残念ながら不合格だった方も、娘さんがムサビ生になる方も、息子さんがタマビ生になる方も、今までプレゼント企画に応募したけど外れた方も、大学広報ブログを立ち上げようとしてる職員さんも、毎日ムサビ日記をチェックしていただいてる國●院さんや筑●女さんや川崎の高校さんも、お金を出しては買いたくないけどもらえるなら欲しい方も、手羽のサインがない方がいいって失礼な人も、みんなドシドシ応募ください!!!
(絶対にサインを入れてやります)

さすがに2007年に発売された本なので、今回が最後の本プレゼント企画とします。
ラストチャンス!!


メールタイトルに「ムサビ日記希望」、本文に「住所」「お名前(本名)」「ペンネーム」「ムサビ日記のご感想等」をご記入の上、下記のアドレスに送ってください。

info◎musabi.com
*◎を@に変換してください。

ペンネームは発表の時に使わせてもらいますので、特になければ勝手にこっちでつけます。
また、いただいたコメントはこのブログで紹介させてもらいますのでご了承ください。
「新入生の意気込み」とか書かれてると、非常に盛り上がるんだけど(笑)

締切は3月5日(木)16:00まで。
発表は3月6日(金)のいつもの手羽タイム
時間がたっぷりあるように見えるけど、明日は2月最終日なので気をつけて。


ふるってご応募ください!!!

at 05:27 | Category : | Comments (5) | Trackbacks (1)

き、消えた?!

2時間かけて書いたエントリーが一瞬で消えました・・・。


セロの仕業か?!?!





んなわけないっす。
IEが固まったせいです。
なんか最近IEが調子悪いっす。
昔はこんなことなかったのに・・・。
昨日、ネットワーク担当の方と「今のIEはダメだ」という話をしたばかりなのに・・・。
せっかく受験生に向けてマジメなエントリーを書いてたのに・・・。



でもセロってなんかウソくさくみえるのは私だけでしょうか。
マリックは「おお。すげええ」と思うけど、セロは「へー。どこでそのタネ買ったの?」てなイメージ。
上野あたりのマジシャンショップでテレビスタッフがタネを買ってるイメージ。
上野にそういうお店があるかは知らないけど。

at 06:24 | Category : | Trackbacks (0)

アカデミー

今日はお休みするつもりだったんだけど、更新せずにはいられなくなって。


入試業務をやってると、新聞もテレビもほとんど見れない生活になります。
しかも昨日は片付け日だったので、WEBも見れない状態で、しかもそのまま打ち上げに突入だったから、1日一切の情報が入ってこない空間で生活し、酔っ払って寝てしまいました(笑)
業務最終日&打ち上げの話はまた今度。


なので今日の朝、ニュースを見てびっくり。

多摩美グラフィック卒の加藤久仁生さんがアカデミー賞の短編アニメーション部門を受賞しました!!
OSCAR.com - 81st Annual Academy Awards - Winners

加藤さんは去年のICAF2008で中島信也さんのシンポジウムで「注目の若手アニメーション作家3名」としてゲスト出演したり、最近あちこちで名前を見かけるなーと思ってたら、アカデミー賞ですよ。
オスカーおじさんをハグですよ。
これは本当に嬉しい。

加藤さん、おめでとうございます!!





それにしても、テレビは「おくりびと」の話しかしなくて、他にも日本人の若手作家が受賞してることはほとんど触れてくれない。
そんなもんだとわかっていても、やっぱり悲しくなります。




明日は合格発表だけど、竹林くんがいろいろ書いてくれるよね?
なので、明日こそ更新をお休みいたします。

2009入試終了!!

監督集合室の前に「あなたはこの教室の試験監督ですよ」という表を大きく拡大して、毎日張ってました。
そして、最終日の午後試験も終わり、監督もみんな戻ってきて、「よし。トイレに行ってから最後の1枚を盛大に剥がすか!」とトイレですっきりして戻ってきたら、すでにはがされた後。

「あれ?なにかするつもりでした?」

と木黄田さん。
いえ・・・なんにもないっす・・・・・・あれ、なんでろう。なんで目からよだれがでてくるんだろう・・。




というわけで、気持ち的に中途半端な状態で私の入試は終わってしまいました。

私の作った資料の数字がちょこちょこ間違ってておきなまろさんに怒られたり、ほんとは試験監督にお願いしてない日なのに表に名前を入ってたり(その逆も)、小さい失敗はいろいろやらかしましたが、ま、全て想定の範囲内で済みました。
あのめちゃくちゃピース数が多くて、条件の厳しいパズルで3つの失敗は誤差の範囲ってことでご勘弁を。

さあ。今日は片付け&打ち上げ!!


おっと。すっかり忘れてたけど今日はトップランナーの日。
以前紹介したトネリコが出演しますので、チェックチェック!!





昨日、おきなまろさんを車で家に送ってる時、言われたセリフ。

なんでいつも通りにはじけないんですか
●●くん(広報バイトをやってた子)も、手羽さんがおとなしくて気味が悪いって言ってましたよ」

いやいや。
なんかそれ間違ってるし。
君が知ってる手羽は恐らくオフ会の手羽。

手羽はね。仕事はマジメに取り組む人間なんですよ。
確かに動きは変で独り言が多いかもしれないけど、それはそれは地味にじっくり仕事を取り組む人間なんですよ。
だから、この若さで今の地位を築けたわけですよ(自分で言うな)

2009入試最終日

私たちのチームでは最後に名簿を作るのが恒例でして(だって101名もいるんだもん)、私と木黄田さん(キキタさんだぜ)はお互いの似顔絵を描くことにしました。
木黄田さんが描く手羽の似顔絵は、蛭子さんタッチでいい味を出してます。
名簿ができたら、その似顔絵は公開しようかな。
お楽しみに!


昨日の彫刻学科・塑造は「自分の肘を作れ」でした。
くそー、耳じゃなかったか・・・。
塑造の試験終了後、採点会場の点検に入った先生から「まるでクロールをしてる人がいっぱい集まってるようだった」と報告がありました。
肘って造形的にも面白そうだし、そしてエロティックにも作れそう(ぼそっ)

でも、肘と間違って膝を作った人がいたら、それはそれで彫刻学科向きな性格なわけで、そういう人の方が受かりそうな気がする。
「実技の世界では正解なんてない」ってことですわな。



さ。
そして。
とうとうムサビ入試最終日です。
オーラスは空間演出デザイン学科の鉛筆デッサンとデザイン。
厳密には外国人面接試験がまだあるけど、そっちは竹林チームが担当なので、こちらのチームが関わる科目としては最後。

空デのデザインはいろんな伝説が残っています。
「少年ジャンプで立体を作れ」「弁当箱で立体を作れ」「お菓子で立体を作れ」などなど・・・。
空デの出題は一見「受け狙い」のように取られてるフシもあるんですが、これが知ってみるとよく考えられた問題なんですよ。
え?どういうことかって?
それは出題意図が書かれた過去の入学試験問題集をご購(以下略)


人数分+予備を発注するわけで、少年ジャンプを1500冊発注した時にはさすがに「何に使うんですか?」と、かなりお店の人に疑われて質問されたっけ。
もちろん発注する時は「入試で使います」なんて言わない(言えない)わけでして・・。

「1500冊納品は可能。そして何月何日号か指定できる」と聞いて、「じゃ、2月14日が月曜日でちょうどバレンタインだからその日にしよう。手羽からのバレンタインプレゼント★受験生は気がついてくれるかな?」と気をきかせて、ルンルン(死語)で発注したら、表紙が

いちご100% (19) (ジャンプ・コミックス)
いちご100%の少年ジャンプが1500冊納品されてきて、「えええ。ワン●ースとかじゃなくて、よりによって、これっすか・・・。こ、これを受験生全員に配っていいんだろうか・・」と一瞬悩んだものです。
配ったけど★
今思えば、バレンタインなんだから、そういう表紙になることはちょっと考えれば予想できたよね・・・。
細かいところには気がつくけど、大きなところに気がつかないのが手羽クオリティ。
つーか、これってB型の特質じゃ(以下略)


で、その空デ・デザイン。
去年は比較的普通の素材だったけど、今年は昔のパターンに戻る気がするんだよね。
うーん、素材につかえるものってなんだろう・・・・野菜かな?
「野菜で立体を作れ」
人参とリンゴと玉ねぎを受験生に全員配布。
あ、でもボンドじゃくっつかないか・・・。
意外と難しい。
ま、考えても仕方ないってことやね。
軽い発言に聞こえるかもしれないけど、空デの受験生は「入試を楽しむ」のが一番大事かもしれない。
それができる人こそ空デが求めてる人材であり、空デらしい人材のようにも感じます。


今年最後のアレをいっときますか。
皆さんご唱和ください。


受験生の皆さん。

そして、ムサビ入試スタッフの皆さん。


カンパ〜レ!!

2009入試8日目

ムービングのモデルさんが手に持ってたものは5mの紐だったそうです。
ビニール紐ではなかったけど、今年はニョロニョロ系が出そうだと思ったのよ(笑)


で、なになに?
昨日の基礎デザイン学科の基礎造形テストは「あなたの記憶するカレーライスとサラダ」を平面構成??
テーマが具体的すぎて難しかったかもしれませんね。
しかも、単純に「カレーライスを平面構成」じゃなくて、「あなたの記憶するカレーライス」ってのがクセモノ。ちなみに私はシャリシャリな大根サラダが好きです。
誰も聞いてないね。ドレッシングはゴマでお願いします。



さて、今日の試験は後期学科試験と日本画学科・鉛筆デッサン、彫刻学科・塑造です。
去年の塑造は「10kgの粘土を使って鼻を作れ」でした。
部屋中にでっかい鼻がいっぱい置かれてる姿は圧巻でしたよ(笑)
よーし、今年は「耳を作れ」だと予想。
ってこれは当たり前すぎるかな・・・。


後期学科試験日ということはやっぱり受験生が多い日です。
もうくどいほど繰り返します。


後期日程だと、2000人ぐらいが「同じ時間」に大学へ向かおうとするから、バスはかなり相当めちゃくちゃめちゃんこメガ混みます。
ムサビの理事長はバス通勤なんだけど、前期学科試験の日にバスに乗っちゃって相当後悔してました(笑)

一応、入試期間中はバスを増便してますが、大学公式情報では必ず「入試中はバスではなく、鷹の台から徒歩で」と伝えてます。
「ムサビはバスで行くと楽」とアドバイスするのは、たぶん入試の朝を知らないOBか在学生です。
きっと乗ったら後悔すると思うけど、どうしてもバスで行きたい人は自己責任でお願いします。
私は強くバスで来ないことを推奨しますが。
手羽を信じてちょーだいよ。
え?信じられない?
そうですか・・・・。




いよいよムサビ入試もあと二日。
受験生もムサビスタッフもカンパーレ!!!

2009入試7日目

なぬ?手羽の作った書類がよく間違ってる
し、失敬な。
あれは、君達がちゃんと確認してるか確認するためにわざわざ間違ったデータを渡しているんじゃないか。間違いを探すのが君達の仕事でしょ。作ろうと思えば、間違いのない資料なんて、すぐに作れますよ。がははは。
・・・・・むなしい・・・。


2月20日は日本画学科・着色写生と彫刻学科・鉛筆デッサン、そして基礎デザイン学科の試験日です。

彫刻の鉛筆デッサンは今年もムービングでしょう。たぶん。変える理由が思いつかないから。
でも、今年のモデルさんの持ち物は何なのか?これが気になるところですな。
去年はホースで、それ以前がシーツ、棒、ロープだから・・・今年は・・・紐とか?
ビニール紐とか面白いかもしれない。
今年やらなかったら、ぜひ来年の参考にしてください>彫刻の先生

ちなみに。
私達のチームは教員7名、職員2名で仕切っているんですが、この9名のうち、3名がムサビ彫刻学科出身という偶然に内部の人は誰か気がついてますでしょうか。
「3分の1が彫刻出身者」って結構な偶然です。
ま、今年は彫刻学科は受験生が増えてるし、彫刻の時代が到来したってことだね★
ムサビは彫刻学科でもってるようなものだね★

がははは


・・・・やっぱりむなしい・・・・。
って、彫刻出身者に入試を任せるなんて、ムサビの入試はほんま大丈夫かいな・・・。





外を見てみたけど、雪は降ってないみたいですね。雨は降ってます。

今日は1200名ぐらいの受験生が朝一斉に来る日だから、雨や雪が降るとバスは相当混みます。
特に雪だとバスはのんびり走るので、通常だと20分で着くのに40分近くかかることも。
天気の悪い日に玉川上水をガラガラひいて歩くのもそれはそれで疲れるけど、地方の人はあの超満員でギューギュー状態のバスに40分間以上ゆられる方が確実に疲れるよ。慣れてないから。
天気が悪い日だからこそ鷹の台から歩くか・・交通量が多いから危険だけど、玉川上水側ではなく鷹の街道を歩くか・・・、もしくは時間に余裕をもって国分寺からタクシーで行った方がいいかもしれません。




申し訳ないのですが、身内の訃報を書かせてもらいます。


イメージライブラリ職員の1人がおとといの夜、突然亡くなりました。
訃報を聞いたのは、昨日の朝7時半です。
大平先生の訃報を聞いた以上に、何が起きたのか理解するのに時間がかかりました。


彼女はムサビの油絵学科OBで美史研で教務補助をされたのち、長くイメージライブラリに勤めていらっしゃいました。
年は私とほとんど変わりません。

どれくらい急な話かっていうと、17日の前期学科試験で試験監督もされているんです。
周りの人に「なんとなく頭が痛いんですよね」とおっしゃってたそうで、「顔も赤いから風邪じゃないの?ゆっくり休んだら?」と他の試験監督が答えたんだとか。
実は昨日の午後も試験監督にあたっていました。


はっきりとは今まで書かなかったけど、私は試験監督を配当する仕事をしています。

もし、私が彼女を試験監督にあてなければ。
もし、私が体調のことに気がついて待機にさえ回していれば。

昨日は1日中、そんなことばかり考えていました。

受験生の方には、せっかくテンションが高まってるところに悲しい話を書いてしまって申し訳ないのだけど、在学生、OB、そしてムサビを勤めていた人達に知らせたくてブログに書かせてもらいました。すいません。


人間なんて、いつ死ぬかわからない。
私だって、明日起きたら動かなくなってるかもしれない。

受験生の皆さんに、「無理をしてでも入試をがんばれ」とは言いません。
つらいのなら休んでください。
どうにかなります。

大事なのは、今を後悔しないこと。
「バスが雪で遅れたから遅刻した」「バスが混雑してて疲れたから全力を出せなかった」とか、そんなつまんないことで今を後悔しないでください。

今、私が皆さんにアドバイスできるのは、そんなことぐらいです。

入試中のプチ更新

まだ業務中ですが、遅めの夕食食べながらプチ更新。


どうやら雪が降るそうです。

東北出身の人には信じられないくらい、東京はちょっとした雪でも交通が混乱しますよ。
今日は早めに寝て、朝は予定よりちょっとだけ早く起きて、天気予報をチェックしてね。

場合によっては30分ぐらい早くホテルか家を出た方がいいよ。
チェックして心配なければ、コーヒーでも飲んでゆっくりしてくださいな。

では、ぼちぼち業務再開です。
ガンバルンバ!(古っ!)

2009入試6日目

今日は工芸工業デザイン学科と映像学科の感覚テスト、小論文、鉛筆デッサン試験日。

ムサビ入試も折り返し地点を過ぎ、このあたりから受験生はパネル(orカルトン)を忘れる人が増えてきます。
特に工デ・鉛筆デッサンではパネルが絶対にいるから、もう一度家を出る前に持ち物最終確認を!


持ち物確認といえば、今年は例年より受験票を忘れていく&紛失する人が多いみたい。
受験票は試験が終わっても合格発表で必要なものだから、なくしちゃダメよ。

忘れちゃダメと言えば、四輪さんから頼まれてた携帯の設定。
忘れてないっすよ
ただ、ゆっくりチェックする時間がなくて・・・今もブログを30分ぐらいで書き上げるような生活が続いてまして・・。
もう少し待ってちょーだい。
ごめんなしゃい。



工デの受験生はそれなりに対策をされてると思うので、映像学科の試験のことを書きます。


相談会で受験生や親御さんから「映像学科の感覚テストってどんな試験ですか?」と聞かれることが多いです。
でも、これを文章で説明する&理解してもらうのは難しくて・・。
電話で聞かれた日にゃ、泣きそうになります(笑)
「頭に描いた映像を1枚の紙に文章と絵で表現する試験」とでもいうか「映像家にとって必要な要素を見る試験」とでもゆうか。
うーん、参考作品を見てもらうのが一番手っ取り早いんだけどね(結論)。
気になる人は入学試験問題集をご購入く(以下略)

ただ。
「背景をピンクとかの淡い色のグラデーションで処理」てのは、最初見た時は「おおっ!」と思ったけど、去年はそういう絵が多くてちょっと食傷気味です。
テクニックとしてはうまいと思うけど、「新鮮さ」ってことだと以前より薄れてるかも。
ぼちぼち新しい表現が出てきてもいい頃ですね。

そして、映像学科といえば、ここ数年、小論文試験でモチーフを配布することで有名です。
例えば、去年は鏡を配布して「配布された鏡の観察や考察から、『鏡は○○○である』と題して論じなさい」という試験内容でした。
以前は林檎を1個づつ配ったりも。
今年はどんなモチーフが配布されるか。もしくはされないか。
手羽のプチ楽しみ(笑)





プチ連載。
昨日の手羽と木黄田さん(キキタさんなのよ)。

大きなテーブルを二人で使ってまして、いつのまにか手羽の資料がおもいっきり木黄田さんの領地に侵入。

「あ、ごめんなさい。今すぐにどけるから」
「いえいえ。お噂どおりですから

どんな噂やねん(苦笑)
しかも、どっからの噂やねん。

やっぱりね。机の上がちらかる人間っていうのは、完璧主義者が多いと思うんだよね。
「ちゃんと分類したい→でも時間がない→ちゃんとやれないのなら整理しないのと同じこと→だからそのまま」という方程式が成り立っているのよ。
私がそう。

え?
完璧主義者が大きな張り紙をむりやり背伸びして張ってたら、おきなまろさんから「そんな背伸びしてまで高い位置に張らなくてもいいんじゃないっすか?」とあっさり言われたりしない?

ごもっとも・・。

2009入試5日目

今日は日本語振替試験とデザイン情報学科の造形表現テストだけなので、私達のチームは他の日よりちょっと落ち着いてる日です。


ところで昨日の芸文・小論文はいかがでしたでしょうか?
伝説に残る小論文問題ですね。あれは。
どんな問題だったのか。
6月に発売される入学試験問題集をお買い求めく(以下略)



入試から離れた話題を久しぶりに。

いよいよ明日から5美大展が開催されます。


五美大展についてはこちらを参照ください。
ムサビペディア::東京五美術大学連合卒業制作展

今年の幹事校の順番は、タマビさん。
メディア対応も幹事校がやるので、こういうニュースも

東京の5美術大学、合同で卒業・修了制作展−国立新美術館で−六本木経済新聞

幹事校が対応することになっています。

多摩美術大学教務課の担当者は、

たぶん私の知ってる人で、フットサル仲間で、ムサビ日記の愛読者だ(笑)


受験生の皆さんも息抜きに行ってみてね。
もうここまできたら、ホテルで単語をひとつかふたつ覚えたり、「昨日の試験、失敗した(涙)」と嘆いてる時間があるのなら、4年後の自分をイメージできて、モチベーションが高まる場所に行った方がどんなに自分にとっていいことか。

私も入試が終わったら家族でいきまーす。

2009入試4日目

今日は一番受験者数の多い前期日程の学科試験日。
この日を過ぎると入試も中間地点です。

受験生が一番多い日ってことは、「合格電報屋」が国分寺あたりに出没する可能性が高いってこと。
合格電報屋についてはこちらを。
入試の話::学科試験日編
注意してね。


なんとなく今年の問題は難しい気がするのは私だけかしら?
詳細の出題内容は竹林くんのブログを見てもらうとして、視デだと「ゴムシートで手を完全に包んで平面構成」とか油絵も「置かれてるモチーフ4点を組み合わせて」とか、描き出すまでに時間を要する試験が多いような気がするし、版画のデッサン試験も「プラスチック製透明コンテナ(下には鏡)、玉ねぎ、紙の筒が2本(うち1本はエアパッキン巻」と、どう考えても描き分けるのがめんどくさそうなものばかりだし。
このままいくと、今年の彫刻学科のムービングはモデルが10人ぐらい部屋の中で動いてたりするかもしれない(笑)

ちなみに、去年まで私が「今年のモチーフはこうかもしれない」と書くと、それはイコール「そのモチーフは出題されない」という意味でもあり、冗談でもなかなか書けませんでした。
今年は出題内容を知らないから、おもいっきり予想できる(笑)

昨日、午前7時ぐらいに正門の前を通ると、もう受験生が5人ぐらいいました。
でも、朝はモチーフや会場の最終確認をしてるので、それが終わるまでは受験生を入れるわけにはいかないのよ。
学内に受験生が入構できるのは早くて8時10分ぐらい、通常だと8時半ぐらいです。
「入れてあげたいんだけど入れられない」と、入試担当者としてあのシーンは心苦しくて・・。


時間に余裕を持つことはいいことなんだけど、7時はちょっと早いかもしれないね。
あの時間だと、暖を取れる場所はムサビ近所にはないんです。

もし国分寺駅段階で午前7時ぐらいだったら、いっそ下車してそこで自分をつぶした方がいいよ。
国分寺ならマックやらモスバーガーが駅前にあります。
で、余裕をもって行動したいなら、7時半ぐらいまで時間をつぶして国分寺駅に戻り、西武線でムサビへ・・・ぐらいでOK。
西武国分寺線に乗るのは8時ぐらいでいいようには思うけどね。


ちなみに受験番号は・・ってこれも竹林くんが書いてるか。
ちっ、情報ソースが同じじゃつまんないな・・。

2009入試3日目

今日は視覚伝達デザイン学科、油絵学科版画専攻の入試。
いよいよムサビ入試は第1の山場を迎えようとしています。


私たちのグループで盛り上がってるのは、昨日書いた「天地」の話。
別に「天地人」とは関係ありません(笑)



そもそも高校生は

"天地"って言葉を知らないんじゃないの?


というのが個人的な見解です。


自分の高校時代を思い返してみると・・・・「天地の方向を指す矢印」と言われて、「天地」って言葉はわかってても、どっちに矢印を向ければいいのかわからなかったかも。
いや、多分わからなかった。
はたして、「今時の若い子は天地の書き方も知らないのか」で済ませられる話なのか?

恥ずかしい話。
「天地無用」は「上下どっちでも構わない」という意味だと5年前ぐらいまで思ってました(笑)
なんかね。「無用」って漢字が「関係ないぜ!」的なイメージがあって・・・そんな気がしません?
そもそも「天地無用」って不思議な日本語じゃないですか?
「天地逆転不可」とかなら、まだわかるんだけど。

他にもそういう人がいないのかさっそく調査。
家に帰ってから奥さんに質問してみました。

「正直に教えて欲しいんだけど、『天地無用』の意味を知ったのはいつぐらい?」
「うーん、半年前ぐらい。会社で使ってる佐川さんの伝票シールに『天地無用』ってあって、理由も考えずにいつも貼ってたから。」
「・・・もしかして、天地の矢印をどっちに書けばいいのかわからなかった人?」
「もちろん」


いたいた(笑)
通常は「天地を表す矢印」ていうと「↑」「↑天」なんだけど、今回「↓」、つまり下向きに矢印を描いてた人が結構いたらしい。「↓地」と書いてればいいんだけどね。
一般的には「↑」と描いてる方向に上をあわせるので、最悪、自分が思ってる方向とは逆の方向で採点されてしまう可能性があります。
ただ「人間の目」「画家の目」でやることなので、天地を逆に書いてしまってても、減点にはならないし、正しい方向で採点されるはずです。よほど上下を迷う作品以外は。たぶん。

ちなみに。
視デの鉛筆デッサンは随分前から「天地の矢印を描きなさい」と問題文に入ってて、ほぼ100%の人が正しい矢印を描いています。描いてない人の方が少ない。

今回が恐らくムサビファイン系入試で初めて「天地の矢印を描きなさい」という説明が入った問題文だったわけで、いろんなことが見えてきますな。

2009入試2日目

本日ムサビ入試2日目。
油絵学科油絵専攻の油絵試験です。

昨日は人身事故の関係で試験開始時間が1時間繰り下がって、受験生にとっても長い1日だったと思うし、私たちもほんとにほんとに長い1日でした・・・。
というか、まだ作業が続いているわけですが・・・こっそり更新。
・・こっそりと言いながら、りんらんさんには見つかっていたけど・・。

さて。


以下のコメントは大学公式発言ではなく、「手羽が思うに」な発言です。
間違っていても責任は取りません。
そこのところ注意して読んでください。




天地を書き忘れたぐらいで採点されないことはありません。たぶん


確かに問題文に「天地を書きなさい」と書いてある以上、書き漏らしはあきらかに不注意です。
でも、「こいつは天地の書き方がうまいなー。よし1点プラスしよう!」なんて起きるわけがなく、採点の時にある方が便利だから書いてもらってるんであって、「もし上下反転の状態で採点されてもあきらめてね」ってレベル。
出題したテーマではないってことです。
「モチーフを4つ全部描きなさい」と書いてるのに書いてないのとはわけが違います。

だから、天地を書き忘れたからといって、そんなに心配する必要はないっす。
気持ちを切り替えて。
ただ、問題文どおりにやってないわけだから、そこは気をつけないとね。


問題文をよく読む」。

最初によく読んで、途中で見直して、終わる前にもう一度見直す。
最近の実技入試はモチーフだけでなく、問題文がポイントになってる場合が多いから、ほんとに注意した方がいいよ。

ちなみに。
どっちにでも解釈できる問題文の場合。
たとえば、昨日のデッサン試験だと想定問題か静物問題か悩むところだけど、どっちにでも解釈できるのなら、どっちも正解ってことです。

詳しくは「ムサビペディア::モチーフ」を参照ください。

緊急::2月14日試験時間は1時間繰り下がりました。

本日2月14日油絵学科油絵専攻デッサン試験は、

午前7時48分に発生した西武新宿線人身事故の影響で

.試験時間を1時間繰り下げて実施します

at 08:30 | Category : | Comments (1) | Trackbacks (0)

2009入試1日目

「お先に〜」と12号館を出て中央広場を歩いてたら、木黄田さん(キキタさんだから!)が「手羽さ〜ん!」と大声を出しながら走ってきた。

「ゼーゼー・・携帯を机の上に・・ゼーゼー・・忘れてましたよ」
「あ。わざわざどうもありがとう。しかも走ってくれて」
「・・・・・・・・」
「さんきゅ、さんきゅ」
「・・・・・・・・」
「・・・・・・・・」
「・・・・・・・・」
「あのー・・・で・・・・携帯は?」
「あっ。持ってくるの忘れました

なんですか。これはいわゆる、買い物しようと町まで出かけたら財布を忘れた愉快な木黄田さんってやつですか。


そんなことをやりながら長くて短いようなムサビ入試が始まりました。


今日は油絵学科油絵専攻。
美大入試は実技と学科があり、しかも油絵学科の場合だとデッサン6時間、油絵6時間だから、学科試験を合わせると丸3日間の試験なのね。
しかも、多くの方が直前にタマビ入試もやってるわけで、体力と集中力をかなり使います。
誰からもくどいほど言われてると思うけど、美大入試ほど体力と体調管理が必要な試験はありません。


今日は風が強いから、受験生の方はカルトンを飛ばされないようにしてね。




よく相談会などで「場所は早い者勝ちですか?」と聞かれることがあります。
普通に聞けば、「描く教室は好きに決めていいのか?」なんですが、これはそういう意味ではありません。

研究所や予備校では、だいたいの場合、モチーフに対してどの場所で描くか、どの場所にイーゼルを置くかは早い者勝ちで決まるんです。
私が通っていたような小さな研究所でもやはり早い者勝ちで決まってて、現役生がいない間に浪人生が勝手にモチーフを交換して(笑)、浪人生が毎回いい場所で描いて、現役はその後列みたいな感じでした。
さすがに入試直前に現役生が文句言ったら、日曜日の夕方に変えてくれるようになったけど。


基本的には「どの場所で描いても同じ条件になるよう」にモチーフは組まれるものだけど、やはり「描きやすい場所」と「構図的につまらない場所」が発生するもので・・・これはどうしようもないよね。

なので、ムサビ入試の場合はアトリエに入る前にくじ引きをしています。
モチーフの前には既にイーゼルがセットされてて、該当する番号に座ってもらうシステム。

だから、早くきて教室の前で待っててもそんなにいいことは起きません。
ギリギリに来る必要はないんだけど(笑)、「いい場所をとるために!!」とじっと待ってる必要はないってこと。


ちなみに手羽が油絵学科を受験生した頃はデッサンが石膏デッサンだったんだけど、場所がマルス正面(微妙に右側)の3列目でした。
マルスの顔なんて見えやしない。
忘れたくても忘れられない思い出。
もうこの日記では何度も書いてるけど。
美大生及び美大受験生なら、どれだけ泣きそうになる場所かはわかってもらえるはずですだよね・・。
もし、デッサン試験がモチーフ1列目の左側とかだったら、もしかして「ども。油絵OBの手羽です」なんて挨拶してたかもよ。
あ。油絵も最悪だったからどっちみち落ちてたね・・・。


そうそう。石膏像といえば、大反響だったアレの第2弾が3月中旬に発売されます。

アレとは
カプセル立体百科事典 石膏デッサン入門2

今回はパジャント、ガッタメラータ、ゲタ、アポロ、武装する女神、面冠女神、ミケランジェロ、ラオコーン、そしてシークレットと、これまた夢のようなラインナップ。
シークレットはなんでしょうね。馬頭は第1弾で出てるし、残った有名どころって奴隷かニケぐらいしか思いつかないんだけど。
あああ。入試終わったら大人買いしてやる。

無くて七癖

♪明日は 特別 MAU入試〜

 1年 1度のチャンス〜
 

というわけで、明日からムサビの入試がスタートします。
トップバッターは油絵学科油絵専攻。
私達の持ち場もエンジンがグイングインとかかってきました。


昨日の手羽とパートナーの木黄田さん(キキタさんと読んでください。お願いだから)との会話。

「あ。手羽は独り言が多いんで、気にしないでくださいね」

お噂どおりでした


どんな噂やねん(苦笑)
しかも、どっからの噂やねん。

よく言われるんだけど、独り言が多いらしいんです。手羽は。
法人企画室でもパソコンの前で「わかったー!」と突然叫んで、周りをビクッとさせてます。
でも、そんなにみんなは独り言って言わないのかな?
「オレってスゴーイ」とか言ったりしない?
えっ、しないの?そうですか・・・。
無くて七癖といいますが、独り言が手羽のクセの一つです。



ムサビ入試では全国から受験生が集まってきます。
しかも美大を受験するんだから、それなりにクセの強い人達が(笑)
なので、いろんなクセを持った人と同じ教室で受験することになります。

独り言をずっと試験中に言ってる人はこの世界じゃよくあること(どの世界じゃ)
さすがに学科試験で独り言を言ってたら注意されるけど、実技試験じゃよほどの大声でない限り試験監督からは注意されないでしょうね。

同じ研究所の子に、鉛筆デッサンで気持ちがのってきて、仕上げ段階の「ここがポイント!」って線を引く時は「シュッ!」と口に出す人がいました。
その人から「シュッ!」と聞こえたら「おおお。もう仕上げかよ〜」と周りは焦ったものです(笑)


これは以前書いたっけ?
手羽が油絵学科デッサンを受験した時、同じ教室でバンバン画面を叩いて描く人がいてね。
クセというかそういう手法らしいんだけど。
「ああ。東京の人はこういう手法を使ってデッサンを描くんだな・・・これは負ける・・」と気持ち負けしました・・。
なんでだろう。田舎もんは周りが全員東京出身の浪人生に見えちゃうのは(笑)


ま、とにかく18歳ぐらいの高校生じゃ今まで遭遇したことないようなクセを持った人と一緒に受験するんです。
なので、実技試験では早く自分の世界に入ってしまった方が勝ちですよ。

個人的には、よほど作業を妨害されるようなことをされない限り、「隣の人が●●なんですけど」と試験監督に文句言ってる時間があったら、早く絵を描いた方がいいと思ってます。
ガマンする必要はないんだけど、集中しちゃえば自分も周りのことが見えなくなるもので。
そういうもんじゃないかと。




入試の細かいことは竹林くんが書いてるし、去年までにだいたい書いちゃったので、そっちを読んでくださいな。
入試について


手羽のオススメはやっぱり"研修「MUSA」シリーズ"。

研修「MUSA」
研修「MUSA」 -手羽編1−
研修「MUSA」 -手羽編2−
研修「MUSA」 -手羽編3−
研修「MUSA」 -手羽編4−

これを読んでくれてたら、「実技試験では本当は何が大事なのか」がわかってもらえるはずです。

さ。いきますよ。

受験生の皆さん、カンパーレ!!

モチーフの話1

一昨日は約2週間お世話になる場所の設営&引越し。
おきなまろさんと5mの距離で仕事をすることになります。
明日からは教務補助さんが全員集まるから約100名の大所帯に。
とうとうムサビ入試も始まっちゃうんだな・・・。


先日のエントリーに書いたとおり、去年まで入試のモチーフ発注&準備担当をやってました。
この話の続きを。


八百屋さんに行って、「パプリカ赤と青と黄色をそれぞれ2400個とカボチャを1000個お願いします。あ、ブロッコリーは2500個とリンゴは富士を500個、紅玉を300個ね」と発注し、納品されたら一個一個傷んでないか確認し、各教室ごとに準備する・・という仕事です。
必ずしもサンプルはなく、出題者が「こんな感じのもの」と適当に書いた絵を見せられて、それをイメージして探してくるのも仕事。

去年は日本画の試験で金魚が出たから、熱帯魚屋さんで金魚を買って、「金魚の餌やり&水交換」もしばらくやりました。
自画像が出題された年は、A3サイズの鏡を2000枚近く磨きました。
「何これ?ベストキッドの修行?『入試とみせかけて、これは手羽を強力にするための修行なのじゃ!』と油絵の斉藤先生みたいな人から言われたりするの?」と思いながら。
美大でしかありえない仕事ですよ(笑)

面白い仕事ではあるんだけど、これが大変で。
モチーフ業務の格言。

「ありそうなものはない」


出題者から「どこのスーパーでも売ってるでしょ。アレでいいんです。普通ので」と言われるんだけど、大抵見つからないのね。
自分も「確かにどっかのスーパーで見たことがあるなあ」と思って探しに行くんだけどそれがなかなか見つからない。
探すとない(笑)
あったとしても、そのお店じゃムサビ入試で使う量を確保できないことも多く、日本中のストックをかき集めたりもしました。

また、タライや麦藁帽子が季節物だと知ってました?
いつでも店頭に並んでるように見えるけど、これは夏の季節品で入試の時期だと在庫が全然ないのね。
なので新潟県の製造元にお願いして、タライを特注したことも。
カナダライが200個ぐらい必要で、途中経過を聞くために工場に電話したら、「職人がガンガン打ち付けております」と言われたっけ。

工デの試験で「木の枝を4本ずつ受験生に配布」ってモチーフがあって、四国の会社に電話して枝を受験生分切ってもらったりね。4000本ぐらい?
全然エコじゃないよね(笑)



逆に、サンプルを取り寄せて、先生から品物のGOサインが出て発注手続きをしようとしたら、日本には在庫が50個ぐらいしかないことが判明・・ってことも。
普段一気に50個も出て行くことはないわけで、当然といえば当然なんだけど。
工場のある中国から輸入してると間に合わないから、泣く泣くモチーフを変更した・・なんてことも何回かありました。

強引な技だと、モチーフが「緑色の椅子(スツール)」で、数はそろうんだけど同じ色がそろわない。
なので別業者に全部塗装をしてもらった・・・なんてこともやりましたな(笑)




今だから書ける失敗談もあります。

数年前、デ情の試験でそれぞれの受験生の机の上に水の入った水槽を置きました。
水槽の中に手を入れて、それを描きなさい」という出題。
でも、見積もり取ったら水槽って結構な金額がするのね。
先生からアドバイスをもらって、アクリル業者にお願いして水槽を特注したのよ。
予備入れて約800個。
実際にありものの水槽を買うよりもそっちの方が安くついたんです。

で、いよいよ試験前日。
教室の机の上に水槽を置いて、水を入れたら・・・水漏れしちゃって(苦笑)

業者さんには「水を入れて使います」と伝えてたんだけど、水槽用に作ったものじゃないからね。
もうね。テンヤワンヤ。
あっちの教室で水漏れ、こっちで水漏れ。
セッティング時に1割ぐらい水漏れで交換したかな?
情報を伝達してる間にどんどん話がでかくなって、入試本部にあがった時には「全部の水槽が水漏れしてて、ジャージャー水が出てる」な話になってて、「明日の入試は成立するか?」と検討されてましたっけ。
事件は会議室で起きてるんじゃない」のいい例です(笑)

その晩は学校に泊まって夜中に水漏れしてないか教室を巡回して、それ以上水漏れが発生してないことを確認して、試験に突入。
無事に試験は終わりました。
あの試験の裏にはそんな出来事が起きてたんです。。


「アクリル業者に作ってもらったら?わざわざ高い水槽を買う必要なんかないよ」とアドバイスした先生が「特注するから水漏れなんかするんだよ!」と言っててね。
あの試験はいろんなものを学びました。人間の怖さも。
信じていいのは自分だけなんだなと。
誰かは言いません。
その先生の名前は墓場まで持ち込んでやります(笑)


受験生の皆さんへ。
事前情報としていろんな人に話を聞くのはいいことだけど、最後に信じられるのは自分だけです。
もし失敗しても自分で判断したことならあきらめがつくでしょ?

予備校講師の情報は「参考」にしてもいいけど、信じない方がいいです。
タマビと勘違いしてて、「ムサビはパネルいらない」「保護者の控室がある」と平気で言い切る人がいますから。
もちろん、ネットや友達の情報もアテにしすぎないこと。

もし、その情報を信じたいのなら、終わった後に「ま、仕方ないか」と思えそうな範囲でね。





さて。モチーフの話はまだまだ続きます。

受験生という職業

保育園の年次更新時に提出しなくちゃいけない書類に「就労証明書」というのがあります。
「ちゃんと親は働いてますよ」という証明なので、自分で書くわけにはいきません。
勤め先の総務課に書類を渡して、必要なところを書いてもらうんです。

で、うちの総務課に渡して、戻ってきた就労証明書。

職業欄がこう記入されてました。



「職業 : 手羽イチロウ」

もちろんペンネームではなく実名がそこには書かれてたわけですが。

間違いではないけどね。
自分を売り物にしてるから大きく外れてはないけどね・・。
なんかね。「職業:スター」みたいな何かと同じものを感じるけどね。

これは総務課による「手羽よ、もっとガンバレ!」というメッセージなのだろうか。
そう解釈し、そして時間もなかったから、そのまま出しちゃった★
後は知らない。

さて、「受験生」という職業の皆さんへ。



皆さんは一日も早く「大学受験」という会社からリストラされたいと思っていることでしょう(笑)
この2月で、ほとんどの人が「受験生」という職業から開放されるわけで、もう少しのガマン。
タマビ入試も突入したし、今のモチベーション・テンションをままムサビ入試に突入してください。


ムサビ日記には「美大生」に転職した人たちの就活日記がたくさんあります。
入試・受験のことを私がとやかく書かなくても、みんなが書いてくれてるのさ。
今までは「入試のことを書いて」とお題を出してたけど、もう勝手に(笑)
ムサビ日記を見て入学してきた世代が集まってきたんでしょうね。

順不同で紹介します。

helvetica:: ビビるな危険

rura:: 「受験生時代」カテゴリー

peke:: 「受験」カテゴリー

uto:: 三センチのアンサー。

おもち:: 「受験」カテゴリー


からあげ:: 「受験いろいろ」カテゴリー

なのはな:: 入試諸々

まちこ:: そろそろですか・・・。

おく★とも:: 何事もうまくいくとは限らない

もずく:: 「受験」カテゴリー

やはぎ:: 造形のおもひで

メイ:: 「入試」カテゴリー

ヤスタカ:: 「受験に関して」カテゴリー

四輪駆動:: 「受験」カテゴリー

濱:: 「入試関係」カテゴリー


今年の入試について書かれてるものだけをピックアップしました。
(他にもあったら教えてください。私のチェックミスです。できればこのエントリーにトラックバックして教えてもらえるとありがたい)

去年以前のものを入れるとそれは莫大な量なわけで、こんなに「美大受験体験談」が掲載されてるサイトは他にはありません。

ムサビ受験に限らず美大入試の参考にしてください。

手羽ファミリーのドキドキツアーズ -5-

前回までのあらすじ

手羽ファミリーのドキドキツアーズ -1-
手羽ファミリーのドキドキツアーズ -2-
手羽ファミリーのドキドキツアーズ -3-
手羽ファミリーのドキドキツアーズ -4-


一路、九州へ。

・・・・・

福岡再上陸!

ちょっと時間があったので高速を途中下車して門司に寄ってきました。
fukuoka12.jpg
海のすぐそばだから、風が強くて、寒いのなんのって。

ところでガイドブックに「門司名物 焼きカレー」て書いてあったけど、昔からそんなこと言われてたっけ??
餃子も名物らしいんだけど、一体いつからそんな話に・・・。
福岡に住んでる人、教えてください。


高速に戻り、北九州空港でレンタカーを返却。
手羽父と合流し、実家へ。

久しぶりの実家。
現在の家族構成になって初めての里帰り。
久しぶりのボットン便所。

12月31日。
手羽父の車で英彦山へ。

●英彦山(ひこさん)

英彦山は福岡と大分の県境に位置する標高1200mの山であり、古来より神聖な山として信仰を集め、山伏の修験道の霊場として有名で日本三大修験の山(吉野、熊野、英彦山)の一つである。
[出典:★よかとこBY・写真満載九州観光★::英彦山・福岡地域別探検]

山伏の修行場になるぐらいなんで昔はずいぶん険しい山道を登ったもんだけど、最近モノレールが出来て、英彦山の中腹の鳥居から英彦山神宮途中まで楽に行けるようになったらしい。
fukuoka06.jpg
幸駅。

え?
ボヌール駅???

ん?
ま、ま、いいか。見なかったことにしよう・・・。

これはモノレールではなく、正式名称は「スロープカー」というそうです。
fukuoka07.jpg
スロープカーがどういうものなのか、いかにもホームページビルダーで作ったこちらをご覧下さい↓。
英彦山花公園・電車運行部(スロープカー)

・・・インフォメーションの綴りを間違ってる・・・。


こ、こういうレールの上をゆっくりと電車が走り、
fukuoka08.jpg

途中の・・・・・花駅(フルーフ駅)で乗り換えて、着いた先が

fukuoka09.jpg

神駅。ディウ駅。




なぜだ。
なぜなんだ。
看板を見ても、「ご自由に」のパンフを見ても、そしてWEBで探しても。

なぜ駅名がフランス語読みなのかが書かれてない。

誰も気にならないのか?
ここは突っ込んだ方が負けなのか?
そこが突っ込みどころじゃないのか?

東京に帰ってからもずーーーーーと気になってます。
誰かいい加減に教えてください。




1月1日。
姉夫婦が遊びにくる。
皆さんの夢を打ち破るようなことを発言をさせてもらいます。

大人たちは、お年玉をいくらあげるか調整してます。

「小学生はいくら。それ以上はいくら」と親戚どうしで裏でこっそりと。
今回初めて知りました(笑)


散歩がてら、長男と一緒にモリスマ用に自宅近所の注連縄を撮って回る。

shime02.jpg

shime03.jpg

山口・秋芳台のしめかざりとも全然違うし、ご近所でも同じものがほとんどない。
これは面白い世界だなあ・・・。
はまる理由がちょっとだけわかる。

shime04.jpg

shime05.jpg
それにしても、人様の玄関を撮影するってちょっと恥ずかしい。

いやいや。
そんなことを言ってたら、あの人にバカにされちゃう。

あの人とは。

何を隠そう、「水門倶楽部男」ことJ佐藤先生のお師匠様である横溝先生が、牛乳箱の写真集を出したんです。

思い出牛乳箱思い出牛乳箱
横溝 健志


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

これ見ると、水門写真集なんて「尻の青い小僧」ぐらいな感じですよ。
その圧倒的な量と細かいデータベースに、そういうマニア心がなくても敗北感を感じることになります。
特に佐藤ゼミの子は見とくといいよ。


1月2日。
大雪の中、北九州空港へ。
売店で
fukuoka11.jpg
麻生太郎饅頭を買う。

売店の張り紙には
「この饅頭は総理大臣になったから作ったのではなく、昔から販売してたものです!!!」
とクドクドと書かれていた。

終わり。
・・・・・・・・・・・


第7話まで書いてたものを、かなり無理やり5話にまとめました・・・。
ま、今回書かなかったことはいずれ。(いつ?)

というわけで、ようやく入試ネタに突入します。

とにもかくにも・・・・竹林くん、カンパーレ!!

なんか竹林くんをいじめるのが申し訳ない状態になってきてて・・・。
なんか応援してあげた方がいいように思えてきて・・・。

at 00:12 | Category : | Trackbacks (0)

手羽ファミリーのドキドキツアーズ -4-

前回までのあらすじ

手羽ファミリーのドキドキツアーズ -1-
手羽ファミリーのドキドキツアーズ -2-
手羽ファミリーのドキドキツアーズ -3-

いろいろあったがなんとか山口に到着。

・・・・・

高速に入り、一気に山口・秋吉台へ。
約2時間後、秋吉台展望台のそばにあるホテルに到着。

秋吉台とは、だだっぴろい草原に白い石灰岩が点在してる日本最大のカルスト台地です。
修学旅行で「岩が点在する風景は、まるで草原に羊がいるように見える」とバスガイドさんに教わったっけ。
(福岡県の小学校はだいたい萩と秋吉台が修学旅行先だった)


そのカルスト台地を見て、下の子(2歳)の第1声。

「トトロー!トトロー!」

いやー、世代が変わると見え方も変わるもんですな。
確かにそういわれると、岩が灰色と白だから、トトロがちょこんと立ってる姿に見えなくもない。


「トトロー!トトロー!」

指差し連呼連呼。
ごめんね。
大人にはトトロが見えないんだよ(涙)


今日の夕食は
fukuoka02.jpg
ふぐづくし御膳。豪華。

奥さんは喜んで食べてたけど、・・・そんなにおいしくなかった(笑)
ま、山の中のホテルで海の幸に美味しさを求めるのは酷ってもんで。
「山口=ふぐ」ということが、一番大事。


夕食後、ホテル中を歩き回ったけど、どこも圏外
ゆっくり寝てろってことやね。
明日の日記更新はあきらめよう。



12月30日。
朝、ホテルを出て秋芳洞へ。
秋芳洞の正式名称は「アキヨシドウ」ですが、昔は「シュウホウドウ」と呼ばれており、地元の人は今でも「シュウホウドウ」と言います。
私も小学校の修学旅行で「シュウホウドウ」とバスガイドさんに教わったっけ。
なぜそうなったかは・・・何度も書くと手羽ブログが抹消されるかもしれないので、ここに書いたコメント欄を参照ください。
世の中はそういうもんらしいです。


秋芳洞入口そばのお土産物屋さんで、モリスマ用にしめ縄の写真をパチリ。
fukuoka05.jpg
秋吉台の注連縄もかっこいい。


そして、秋芳洞の中へ。
fukuoka03.jpg

暖かい・・・。
「洞窟」っていうと寒い印象がありますが、中の気温が安定してるだけで、外が寒ければ暖かく感じます。

fukuoka04.jpg
いやー、すごい。
子どもの頃もそれなりに感動したけど、大人になった今でもそのすごさは変わりません。
ぜひ山口では萩や下関だけでなく、秋芳洞にもお立ち寄りください。

車に乗り込み、秋吉台をグルっとドライブした後、中国自動車道へ。
いよいよ九州入り!

つ・づ・く!!!!


・・・・・・・・・・・・・・・


入試直前の大事な時期に、まさかの手羽ドキドキシリーズ。

というのも、現在福岡に住んでいる元名古屋造形ブログのプチ子さんから「手羽ブログを参考にして秋芳洞に行ってきました」とメールをもらって、「そうだろうそうだろう。とっても行きたくなるような内容だったでしょ?」とブログを読み返してみたら、秋芳洞までたどり着いてない状態でほったらかしになってることに気がつきまして・・・。
書き溜めてたんだけど、すっかりそれで更新したものだと・・・。
そしてアップしてみて、どっちみち秋芳洞の話題はほとんど書いてないことを発見・・・。


お気づきのように、もうドラマチックな展開は一切ありません。
このシリーズ、山口県・福岡県旅行を考えている方だけ参考に読んでもらえればそれでいいです・・・。
なんとかもう一話で終わらせたい・・・せめて入試が始まる前に・・。

at 04:49 | Category : | Trackbacks (0)

会議会議

昨日の手羽のスケジュール。


午前11時から会議。

午後7時終了。


・・・・さすがにつかれた・・・途中5分ぐらいの休憩が1回あったぐらい。
理事会と評議員会の日だからある程度は覚悟してたけど、8時間書記をしてたってことだったんだね・・・。


異動して7ヶ月ちょっとで、議事録用に使ってる大学ノートが3冊目に突入しました。
学生さんよりノートを使ってるかも(笑)
それだけ会議が多くて長いってことだよね・・。


いっそpomeraを購入して、手書きはやめようかとずっとずっと悩んでいます。
KINGJIM デジタルメモ「ポメラ」 DM10オレ トワイライトオレンジ
KINGJIM デジタルメモ「ポメラ」 DM10オレ トワイライトオレンジ
学生さんや普通の仕事をしてる人には、これのどこがいいのかわからんでしょ?(笑)
でも議事録(テキスト)を書いてる人間からすると、夢のような道具なの。
すぐに起動してくれて、バッテリーも持つ。しかも小さい。

金額も2万円を切ってるし、ほんとはさくっと買えちゃうレベルのものだけど、「これを買うぐらいならモバイルノート買った方がいいんじゃない?」という迷いもありまして。

pomeraはテキスト入力だけに特化してるから、ネットも使えないし、エクセルさえ使えない。
いわゆる昔のワープロ機みたいなもんです。
それのどこがいいんだって話ですが、ノートPCってすぐに起動しないし、バッテリー持ち時間が2〜4時間ぐらいじゃ仕事に使えないのよ。自分が座るところのそばにコンセントがいつもあるとは限らない。

「でもネットを使いたいと思うこともあるしなー。といって、ネットは携帯で見リャいいわけで、そのために大きなものを持ち歩くのもなー。外ではテキストだけ打って、それをUSBメモリでPCに移してアップすればブログ更新にはとりあえず困らない。モバイルノートはキーが小さいからメールを書くぐらいならいいだろうけど、仕事用の文字入力にはストレスをあんまり感じたくないんだよなあ・・どうしようかなー」とずっとずっとずっと悩んでいます。
誰か私の背中を押してください・・。

あ。奥さんからの誕生日プレゼントはpomeraにしとけばよかった・・・。



以上、入学センターに教えたデータが理事から「入学センターが調べた数字によると」と理事会、評議員会で報告され、それを手羽が書記るって、なんかこれっていわゆるマッチポンプみたいじゃね?と感じる手羽がお送りいたしました。

「この数字ではムサビが勝ってます!」と報告されてたけど、「ああ。それにはあの数字が入ってるから、実際はほとんど同じだってことを伝えないといけないのに。一番のポイントはそこなんだけどなー。教える人はちゃんとポイントを伝えないと。ムサビだなんだと言ってる場合じゃないってことなんだけどな。」と思いながら、そこを説明するのは手羽の仕事じゃないので書記りました。
こうやって大人の階段を登っていくんやね。

at 06:15 | Category : | Comments (1) | Trackbacks (0)

ご祝儀大学

ご祝儀話の続き

昨年、典型的な「ご祝儀志願者」だった大学を紹介します。






世界の武蔵野美術大学です(笑)


ムサビは「全学科センター試験導入」という、10年以上ぶりの大きな入試改革をやりました。
あちこちの受験雑誌に「美術系受験者総数が増えたのはムサビが全学科センター入試を導入したことが原因」と書かれてましたっけ(笑)
日本全体の美術系志願者数に影響するぐらい、去年は増えています。
増えたといってもセンター方式分が増えただけで、一般方式は実際減ってるんだけどね

ただ他大学さんより減り幅が少なかったのは、なんだかんだ「ご祝儀」の影響が大きかったとは思ってます。

ちなみに、なんにも知らない人は受験生が増えたのはやれハチクロ効果だ、やれ東京タワー効果だと言ってましたが、アニメハチクロは2005年・2006年の話だし、ドラマ東京タワーは2007年だし、2008年1月のハチクロドラマにいたっては一切協力してない(苦笑)
あ、でも今年は「サイバラ効果」があるかもしれない!!・・ってないね・・断言できる・・。


ただ、「これだけご祝儀効果があると、来年が不安だなあ・・」とは思ってました。
例えば。
2年前が100だとした場合、翌年はご祝儀で一時的に110になったと。
で、今年が90になったら、2年前比較だとマイナス10だけど、昨年比較じゃ20落ちたことになる。
「見た目のイメージ」としては最悪ですよね。
昨年比較しかやらない人(つまり、ほとんどの人)から見たら、「受験生がガタ落ちした大学」ですもん(笑)
「いやいや。去年の数字は参考にならないんです」と言ったところで誰も聞いてくれないわけで。
どの大学もそれが怖いから毎年入試改革をやってるんです。


そして、ずばり今年のムサビ志願者数は落ちました。がははは。

個人的には想定の範囲内というか、ここ数年の他美大さんの志願者減少ラインを分析する限り、ぶっちゃけ今年は昨年度比較2割減を覚悟してたんで「ああ。これで済んだんだ・・ムサビ、まだ頑張ってるじゃん」とホッとしたぐらいです。
ほんとにやばい志願者減だったらブログにこんなこと書けるはずもなく(笑)、いつも饒舌に語ってるのに志願者ネタには触れず、いきなり「試験が始まりました。受験生の皆さん、頑張ってください」な日記内容になるはずです。
私がもし来年そういう日記を書いてたら、「そうだったんだ・・・」と感じてください・・・というか、来年も書いてるのか?

「受験生が減ったのは手羽を異動したからだ」とおっしゃってくれてる教員がいるそうで、これ以上の誉め言葉はなく非常にありがたいのですが、志願者数なんて、そんなに簡単なものではないっす・・。


さて。
ここからがこのシリーズの本題です。

・・・いつものごとく前置きが長くてすいません。
別に他大学を批判するつもりも、ムサビの志願者が減った言い訳をするつもりも(笑)全くなくて、ここからが一番書きたかったことです。

以下は特に他美大関係者に読んで欲しい。



2年前比較をすると、ムサビとタマビは同じ数を落としてます。
「オモテには出てこない数字」での比較です(大学関係者ならこれでわかるでしょ?)
私達からすると、「見た目志願者数が落ちた」とかはどうでもよくて(「見せかけ」でどうにでもなるから)、これが一番ショックでした。

他関東美大さんも軒並み受験生を減らしています。
(日芸さんは調子いいっすね)


「『大学選びは安・近・少』とメディアが言ってたから、地方大学を受けるようになって関東志向が弱まったからじゃないの?」

私も最初はそう思ってたんだけど、各美大の志願者状況をWEBで見る限り、新学科や組織改編をやって「ご祝儀」が出た大学以外は、関西や地方の有名美大さんも同じように受験生が減ってるんです。
(でも、その大学さんも本当はもっと「ご祝儀」が出ると思ってたんじゃないかしら?)


これが何を意味するのか。


このブログで何度も書いてますが、「もうムサビが上だ」「いやタマビの方が上だ」とか言ってる場合じゃないってことです。大学単位の問題ではない。
推薦入試やらで入学者を既に半分以上確保してる大学さんからすれば「受験料×減少数の収入減」ぐらいにしか今は考えてないかもしれないけど、お願いだから美術業界全体の将来のことを考えて欲しいです。


それと。
「各美大の志願者状況をWEBで見る限り」と書きましたが、志願者数をWEBで公表しない美大さんが徐々に増えてきてるんです。

これも何を意味するのか。

何をWEBに公開するかは各大学のポリシーです。
それに、推薦・AO入試に定員を大きく回すような入試改革をした大学さんや学科名やコースを毎年変えてる大学さんだと昨年度比較があまり参考にならないし、逆に混乱をまねくことにもなりかねません。
また、「志願者数を速報で公開したところで受験生の利益は何もない。え?なになに?受験前に知って『志願者が減ったから楽勝だー』とか『競争相手が増えたから頑張らなくちゃ!』という受験生の気持ちのため、って言うわけ?ご冗談を。あっはっは」と思っている大学さんもありえるでしょう。

なので、私がとやかく言える筋合いはありません。

でも、「志願者数という最低限の大学情報を公開しないってことは、あの大学さんはかなりヤバイ状況なんだろうな・・」と余計な推測をしてしまうわけで・・・。
というかほとんどの人がそう思ってしまうわけで。

そう思われてしまうこともその大学さんはわかってるのに公開しないということは、ほんとにやばい状況ってことになっていまうわけで・・・。

手羽アクセス■2月5日版

検索エンジンからどんなフレーズ(キーワード)で、このブログにたどり着いたのか?
アクセスの多かった検索キーワードを調べることによって、今話題の単語を見つけ出します。

*今回は1月7日から2月4日のアクセス統計です。



10位::広報の手羽

だから、「室長の手羽」なんだって・・・。
それにしても、手羽にはブログの神様がついてるね★
絶対についてるね。
・・・それにしても、こうやってあらためて見ると手羽の字って汚いなあ・・・。
でもね。こっそり教えると、竹林くんの字はもっと汚いんだよ。
手羽よりも下手なやつがいるってちょっと嬉しくなったもん。


9位::入試 バイト

ムサビ入試バイトもスタートしています。
学生さん、よろしくね!

8位::ムサビコム

意外と「ムサビコム」はランキング初登場。
どこかで紹介されたのかな?

知らない人も多いと思うのでここで解説すると、「ムサビコム」というサイトの1コンテンツが「ムサビ日記」なのです。お間違えのないように。
ま、私も普段はムサビ日記ムサビ日記と呼んでるので、ムサビ日記でいいですが。
時々「ムサビドットコムさんは・・」と言われたりして、ドキッとすることがあります(笑)

7位::ジブリ美術館

この日記ですね。
ジブリ美術館2
この時は書かなかったけど、ジブリ美術館でまっくろくろすけとトロロのぬいぐるみを買いました(照)

6位::森本千絵

常連フレーズではあるんですが、「森本千絵」じゃGoogleやYahoo!で手羽ブログが上位表示されないんですよ。皆さんどうやって飛んできてるんだろ?
ま、いいや。
森本さんの公式サイトをリンクさせておきます。
森本千絵オフィシャルホームページ::goen

5位::恋愛処女

根強い人気(笑)
いっそ、手羽ブログを「恋愛処女非公式応援サイト」に変えようかな。
その方がアクセスが多かったりして・・。

4位::下流大学に入ろう

こちらも常連さんになってきましたね。

3位::ムサビ日記
2位::ムサビ

ふー、ようやく「ムサビ日記」と「ムサビ」が上位に上がってきた。
次回はどっちかが1位になりたいなあ・・。

1位::就活のバカヤロー

なんと3ヶ月連続TOP1!
なんかください。


例年、オープンキャンパス前後と1月中旬から2月末までの期間が一番アクセス数が多いんですが、昨日のエントリは他大学からのアクセスが3倍ぐらいになりました(笑)

ご祝儀

大学ブログがいろいろありますが、この話を書けるのは多分ムサビの手羽だけだと思います(笑)


大学業界用語には「ご祝儀」という言葉があります。

入試改革とか組織改編、新学科設置などをすると、受験生が増える、と言われています。
原因は
「"新学科ができました!""入試が変わりました!"というキーワードが目につくから」
「いつもより広報に力が入るから」
等と言われてたりはしますが、実はその理由ははっきりとしていません。

で、新しく学科を作ったり何か変更することによって一時的に受験生が増えることを「ご祝儀」と呼んでいるのです。
「ご祝儀相場」とか「ご祝儀志願者数」とか。

それでたいして受験生が増えなくても、「ご祝儀があったからこの数字で済んだんです!ご祝儀がなかったら、もっと大変なことになってましたよ!」と言い訳をするのが大学広報人ってやつでして・・。
もう一度書きますが、はっきりとした根拠はありません。


以前、高校説明会での講師控室で、隣に座った一般大学の広報の方達がこんな会話をされてたんですよ。

「いやー、もう入試改革ネタが無くなっちゃって(笑)」

これ、どういう意味だかわかります?

ご祝儀は一度もらってしまうと翌年はもらえませんよね?
なので、あえて毎年のように入試改革や組織変更をして、ご祝儀をもらい続けている、というわけなの。
毎年結婚して離婚してご祝儀をもらうようなものですな。

「なんであの大学は学科名やコース名を毎年のように変えて、入試制度も毎年変えてるの?」
と思うことありません?
建前は「受験生のために時代にマッチした入試制度と学科名を作りました」ですが、本音は「切羽詰ってるから、ご祝儀が欲しい」なのです。
そういうもんらしいです。
私達にはわからないけど。

ま、結婚式を1年間で5回もあげる人が現実世界にいるから、まんざらおかしな世界でもないのだろうけど。
(多分あの方はご祝儀をもらってないと思いますが。セレブだし。「結婚式は趣味」と言ってるし)



といって、何も変えないのがいいことだとは思っていません。
時代に合ってないのなら変えるべきです。

ただ、
「え?去年はいろいろ原因を追究して学科名を変えたわけでしょ?も、もう変えちゃうの?ってことは本当の原因は学科名じゃないってことなんじゃないの?去年学内でやったであろう議論はどうなったの?議論してないってこと?」
と感じてしまうほど、コロコロ変える大学さんが最近多くて・・・。
正直、同じ大学人でも追いついていけない部分もありまして。


コロコロ変わるといえば、ヤッターマンとIQサプリが気になりませんか?

ヤッターマンは放送時間が7時から7時半に変わりました。
あきらかにコナンの視聴者をヤッターマンにつなげるための作戦です。
ま、アニメの放送時間が変わることはよくあることなんだけど、内容がいまいち安定してないのね。
もっとパロディをやるならやればいいのに、そっち方面にもいかず。
製作者側の迷いがすんごく伝わってくるんですよ。
タツノコプロはムサビのご近所さんだけに頑張ってほしい・・・。


そしてIQサプリ
こっちはもっと迷ってるのがヒシヒシと伝わってきます。

10月にブラックマスター制度にリニューアルして「番組がつまんなくなったなー」と思ってたら、1月頭に「正月だから復活スペシャル!」と称して前のルールでやったら、その後の放送もしれっと昔のルールでやるようになりました。
リニューアルのリニューアルで元通り(笑)
これも番組的にはよくあることなんだけど、今まで「頭の体操」的な内容だったのに、雑学知識が必要な番組に微妙に変わってるんです。
「いやいや。IQサプリはそういうものを求める番組じゃないでしょうに」
と昔からのファンは思うのだけど、いろいろ制作サイドの事情があるんでしょうね。

ひとついえることは。
いわゆる「テコ入れ」のオンパレードをしてる番組が長く続くことはないってこと。
終了フラグがたった証です。

それは大学も同じこと。


つづく。

トネリコと手羽

リアルタイムに書き損ねたネタ」の続き。
「書き損ねたネタ」って「書き損ネタ」に略せますな。


まずは。

トネリコのトップランナー放送日が決まりましたよ!

・NHK総合 2月23日(月)深夜0:10
・NHK教育 2月27日(金)深夜1:00
・BS2 3月4日(水)午後3:45

23日って入試業務最終日だな・・・多分おきなまろさんとりんらんさんに「手羽さん、入試業務、お疲れ様でした」といわれて泣いてる日だな・・・ビデオ録画しなくちゃ。

ちなみに森本千絵さんの回を見逃した方。
教育テレビ2月13日(金)深夜1:00に追加再放送が決まりました。ラストチャンスですぞ!
ちなみにちなみに。
予想通り、放送が終わった後に「森本千恵」で検索して手羽ブログに飛んでくる方がたくさんいらっしゃいました。

ちなみに森本千恵ではなく、森本千絵なのでお間違えなく。

と書いたのは親切に書いたのではなく、そんな人が飛んできてくれるようにでして、作戦通り(笑)


もうひとつ。

これは「書き損ネタ」というか、「さすがの手羽も紹介するのを迷ったネタ」なんですが、この勢いで。

high190さんが運営されているClear Consideration(大学職員の教育分析)(いつも見てます)というサイトでこんな記事が書かれてたんです。

生協の白石さん、東京農工大の広報大使に

大学職員でもその大学の「目玉」になれるぐらいの存在感を発揮している人が増えてきたように思います。

例えば、武蔵野美術大学の手羽さんとか。


生協の白石さんを紹介する記事で、突然自分の名前が出てきてほんとにびっくりしました。
モニターの前で「おおおっっ」と後ずさりしちゃったぐらい(笑)
さすがの手羽も恥ずかしくてこの記事を紹介できませんでした・・・。

でも、high190さん、どうもありがとうございます。
あ、そうだ。誕生日メールを送ってくれたkikyouさんもどうもありがとうございます。


つーかさ。
さすがに30回以上誕生日を経験してると、全然嬉しくないですね。」と書いても、祝ってくれたら嬉しいのは当然で、りんらんさんしかブログに書いてくれなかったのはね。もうね。おにいさんね。プンプンですよ。
もっと大人の微妙な心理ってやつを理解しようとしないとだめですよ。学生さんは!!

・・・え?めんどくさいやつと思ってる?

でも、りんらんさん。
誕生日を祝ってくれたのはありがたいけど、勝手にめんどくさい企画を立てないでよ・・。
全部手羽が転送するはめになってるじゃない・・・これで1通も来なかったら「手羽が隠し持ってるんでしょ!」と思われるところでしたよ・・・てなわけで、私の目が一度入りますので、手羽の悪口は書かないように・・。



ま、そんな話はおいといて。

すごいアイデア思いついた。
別に広報課とか入学センターにいる必要はなくて、手羽をムサビの広報大使に任命しちゃえばいいんだ。
うん。それでいこう。
なんかそっちの方が偉そうだし、夜中まで仕事しなくてもよさそうだし、責任もなさそうだし。
観光大使に責任がないように。

まずは「手羽」の着ぐるみを大学のお金で作るところからですな。
手羽ぐるみ。
そいつがオープンキャンパスのときとか正門で踊って、来場者を迎えるわけですわ。
手羽スキップしながら。
実在する人物を着ぐるみにするってこれ、新しくない?
え?せんとくんみたいになっちゃう?
つーか、手羽が正門前で踊れば済む話?


つーわけで、書き損ネタをなんとか書けたので、いよいよ入試の話を明日から書いていきましょう。
調子にのって早速この話を書いちゃおうかな。


皆さん。
大学業界用語で「ご祝儀」という言葉があります。
どんな意味かご存知ですか?


続 く。

以上、誕生日を迎え、アラサーに突入してしまった手羽がお送りいたしました。
(なんでそんな見え透いた嘘を・・・)

at 03:16 | Category : | Comments (5) | Trackbacks (0)

かあさんとレゴとシンケンジャー

研修やらなんやらやってる間に、リアルタイムに紹介すべきネタを溜め込んでしまいました・・・。
「遅ればせながら」で申し訳ないのですが、まとめて紹介いたします。


アニメ「毎日かあさん」の詳細がもろもろ決まってきました。
まずは放送曜日と時間。
毎週水曜日午後7時!

まさかのゴールデン!(笑)
しかもケータイ捜査官7の後番組!!
(ケータイ捜査官面白かったのに終わっちゃうのね。ちと残念)

そしてかあさん役を演じるのは森公美子さん。
ひと:森公美子さん TVアニメ「毎日かあさん」で声優に
ま、これはノーコメントで。

そして。
スポンサー枠を「YES!高須!」の人が買ってくれたようです。
やってくれると思ってました(笑)

ちなみにアニメ公式サイトが出来ているので、今後はそちらで詳細をご確認ください。
毎日かあさん元気広場
・・・うーむ・・なんか嫌な方向に進んでるような気がする・・・。


さて卒展の話。
あえて紹介しなかった作品がありました。
それは2号館1階FALで展示されてた作品なんです。
「あ。これは誰かが紹介するだろう」と紹介しなかったら、竹林くんも書かなくて「ええ。これを紹介しないでどうするよ!」と思ってたら、あるサイトが紹介してくれました。

GIGAZINE::本当にちゃんとくっつけて遊べる、紙で作った10倍の大きさの超巨大レゴブロック
老舗ニュースサイトさんです。

「巨大レゴ」という発想は昔からあちこちであるけど、それを紙で作ってしまった加藤くん。
簡単そうに見えるけど、これ作るのはすんごく大変だったはずだよね・・。

実物を見たい人はぜひ五美大展とムサビ大学院展をご覧下さい。
●東京五美術大学連合卒業・修了制作展
平成21年2月19日(木)〜3月1日(日)*2月24日(火)は休館
国立新美術館

●武蔵野美術大学80周年記念 大学院修了展'08 もの語る
平成21年2月21日(土)〜2月26日(水)
東京都美術館

ちなみに彼の描いた作品であれば、新宿駅南口に行くと24時間常に見ることができます。
さて、それはなんでしょう。

昨日は「劇場版 炎神戦隊ゴーオンジャー VS ゲキレンジャー」を子どもと見てきました。
劇場は新宿バルト9
しかしなんですか。
ピカデリーもそうだったけど、新宿の映画館はぜんぶこんなに新品できれいなんですかね?
こういうところを経験しちゃうと、吉祥寺の映画館なんていけなくなりますわな。


以下映画館での実話。
「『スーパー戦隊シリーズ』だって」と私が読み上げると、子どもが聞いてきました。

「スーパーへんたいシリーズ?」

こういう話は「うちの子供ネタ」でよく聞くけど、リアルに経験するとほんとに面白いですな。
つーか、どういうヒーローなんだよ。
「オレ、レッド。でも、とっても怖がりなのーん★キャー、爆弾よー。イヤ〜〜ン」
とか?
いろいろ思いつくけど、とてもここでは書けない・・・。

内容はそれなりに面白いけど、個人的にはレスキューホースの方がドタバタしてて好きでした。
でもぜひお子さんと見に行ってください>長岡の人


すごく気になるシンケンジャー
映画館で予告編が流れました。
「文字の力で敵をやっつける」と言ってました。
しかも今回の変身アイテムが筆なんです。
アイテム名が筆と携帯電話が合体した「ショドウフォン」らしい。ほんまかいな。
オープニングソングでは「♪チャンチャンバラバラ〜〜」とおもいっきり連呼してるし。
あああ。早く始まらないかな。


20世紀少年 〜もう一つの第1章感想〜

ほとんどの美大でムサビOBが教員をやっているのですが、私の知り合いでも他大学の先生をやってる人が二人います。

1人は長岡造形大・准教授の小林花子さん。
そしてもう1人は金沢美術工芸大学・准教授の遠藤研二さん。
二人ともムサビ彫刻OBです。

なんでこんな話をしてるかっていうと、遠藤研二って遠藤ケンヂだなあ・・・と。
あ、遠藤ケンヂって20世紀少年の主人公の名前ね。ミュージシャンの方ではありません。


というわけで!!
20世紀少年 第2章が公開されました!!

ネタバレを含むので、情報を知りたくない人は以下は「ここから」「ここまで」を読まないでください。

↓↓ここからネタバレ↓↓


第1章の感想を再編集で書きます。

第1章は原作読んでた方がいいです。
「読まなくても面白い」という感想もWEBで見かけるけど、うーん、どうだろう。
読んでる人がそう思ってるだけで、原作読んでないとあのペースにはついていけないんじゃなかろうか。

この映画の見所は子役のシンクロ率。
ケンヂの顔が唐沢さんにそっくりなのもすごいけど(西山 潤くんというそうです)、オッチョがマンガのオッチョとそっくりなのにはびっくり。
澤畠流星くんというそうです。

がっかりだったのは、フクベエがロボットを操作してる(と思われる)人とやりあってるシーン。
すぐ見つけて、すぐ落ちてった(笑)
しかも空中でマスクをはぎとるって・・。

マンガでも謎のまま終わってるけど、あの東京が全部ぶっ飛びそうな爆発の中を"ともだち"とケンヂはどうやって脱出したのか。
映画では説明してほしいんだけど。

あ、これ第2章のブログパーツです。↓

↑↑↑ここまでネタバレ↑↑↑↑


・・・・・え?
9月3日に書いた日記とほとんど同じじゃないかって?

ええ。ほとんど同じですよ。
さんざん期待させといて、実際は「再編集」とは名ばかりの「ダイジェスト版」に、新しい情報と新しい画像をちょこっと入れただけです。
それが何か問題でもあるの?
どこも嘘はついてないよ?
間違える方がおかしいんじゃないの?

・・・・・・・・・・・・・・・・

はい。
これを「20世紀少年 〜もう一つの第1章〜」作戦と言います。
どこが悪いんですか?
民放、しかも天下の日テレが2時間もかけてゴールデンでやった手法ですよ?
テレビでやってブログがやっちゃいけない理由なんてない。


そりゃ、夏に上映したものをこんなに早くテレビで放送するわけないけど(しかもDVD発売日でもあるし)、

B001KEM11Q20世紀少年 第1章 終わりの始まり 通常版 [DVD]
唐沢寿明, 豊川悦司, 常盤貴子, 香川照之, 堤 幸彦
VAP,INC(VAP)(D) 2009-01-30

by G-Tools

「20世紀少年 〜もう一つの第1章〜」って聞いたら、普通スペシャルエディションって思うでしょうに。
はっきりと「第2章の宣伝です」と書けばいいのに。
以前だったら、土曜の夕方1時間ぐらいで放送してたレベル。
今の日テレはなんかおかしい。

ま、フジテレビも「ドラマレジェントスペシャル」といいながら、単なる昔のドラマの再放送をだったりするから、どっこいどっこいなんだけど(笑)


腹が立ったので今日第2章を見に行こうと思ってたけどやめて、子どもと「ゴーオンジャーVSゲキレンジャー」を見てきます。
ヒーローはそんなセコイ手は使わないのだ。


いよいよ東京の美大入試も始まってきましたね。
ぼちぼち入試の話を書かないと(汗)

みんなカンパ〜レ!!


あ、それよりも明日は誕生日だ。
でも、さすがに30回以上誕生日を経験してると、全然嬉しくないですね。
昔のワクワク感みたいなのが全然。
みんなも早く年を取ればいいのに。(なんだ、そのオチ)

at 05:16 | Category : | Comments (5) | Trackbacks (0)