2006年03月のアーカイブ

桜切る馬鹿 梅切らぬ馬鹿

私の好きな言葉があります。

桜切る馬鹿 梅切らぬ馬鹿
(「桜折る馬鹿 梅折らぬ馬鹿」とか「〜 柿折らぬ馬鹿」とも言いますが、語感と季節でこれにさせてもらいます。)

「そんなことすると馬鹿っぽい動物になっちゃうよ」みたいに婉曲に例えることが多い日本語の世界で、「あんた馬鹿」と言い切ったインパクトのある響き、短いフレーズの中に誰もが知ってるほぼ同時期に咲く花をインサートし、前半と後半を比較させる完成度。大好きなんです。


もちろん、「桜は切るとそこから腐って枯れるから切らない方がいい、梅は切らないと枝が伸びすぎて樹形が乱れ花が咲かなくなる」という意味ですが、「同じ対応をしても、相手によって全然違う結果が生まれる」という意味もあります。

「枝は切るものだ」「いや、切っちゃいけないんだ」
違うんです。切った方がいい木と切っちゃいけない木があるんです。
一つのものの考え方ではまずいことがあるし、その場に適した対応をしないと後々大変なことになります。

美大生は発想が柔軟である反面、一途になってしまう傾向があります。自分の作りたいものを完成させるには一途な心がなくちゃできませんからね。特に卒制を終わらせたばかりだと、頭がかたーくなっていることが多いです。
また、これまでは「ま、美大生だから・・」で社会が終わらせてくれた部分がありますが、これからはそういうわけにはいきません。その場にあった対応が必要です。


明日から4月です。
これから社会へ出て行く卒業生の方に私からのメッセージ。


  「桜折る馬鹿 梅折らぬ馬鹿にならないでね」




珍念くんがリクエストどおり、しょっぱい日記を残してくれたので私も。
え?しょっぱいというよりもオヤジくさい?

ちなみに。
「桜は切っちゃいけない」といわれてますが、ちゃんとやる分には剪定した方がいいそうです。第1、ソメイヨシノは接木ですからね。切らないとできない(笑)
また、梅だって、本当はボキボキ折っちゃダメ。

なので「桜折る馬鹿 梅切らぬ馬鹿」が本当の言葉じゃないかと思っているのですが、どなたか詳しい方、教えてください。


もひとつちなみに。
桜も梅も桃もアーモンドもバラ目バラ科サクラ属だそうです。

リアルタイムカレンダー&ツールチップ

久々にサイトいじり。

カレンダー部分を土曜日・休日表示付きのリアルタイムカレンダーに変更しました。(いつもお世話になっている)こちらのサイトを参考にさせていただきました。

月送りカレンダーは以前からやってみたいカスタマイズのひとつだったのでありがたい限りです。

 そして、カレンダーのリンクにマウスをおくと、その日のエントリータイトルを表示するようにもしました。こちらも小粋空間さんで、

なんか、よりブログっぽくなった(笑)

 

以下自分のために作業メモ::

  1. ××.html部分を××.phpに変更するのを忘れずに。
  2. メインスタイルシートのglobalnavi設定部分。うちのテンプレートは背景色がついてるので、小粋さんの設定通りだと真ん中だけ背景がついて、左右がつかない。 background-repeat:repeat-x;を足したらうまくいったような。(うろ覚え。index.phpのglobalnavi部分 width="698"あたりも疑ったけど、これじゃなかった。この部分がかなりはまった)そして border-bottom : 1px solid #666699;は削除した。

ハチクロ2が制作決定

今月号のコーラスに「『ハチミツとクローバーII』制作決定!」と出てました。
コーラスWEB

さきほど見たら、アニメ公式サイトでも発表されてました。
アニメハチクロ公式サイト

前回と同じ深夜のノイタミナ枠での放送で、「今夏放送」ということは映画と同じぐらいの時期ですね。
脚本は前回と同じ方が書かれるそうですが、監督は変わるようです。


その話をハチクロ好きの部長にしたら「楽しみだなああ・・」とアニメのシーンを想像しながら微笑んでいました。

よし、これでDVDレコーダを買う理由ができました。今まで買い控えていましたがボーナスでデーンと夏に買います。それが大人なのです。



でも、ハチクロ1の続きってことは今コーラスでやってるような話がメインってことですよね・・・。
見るのがつらいなあ・・・。
立ち読みしてるだけで泣きそうになっちゃうんですよ。今の話は・・。

手羽日記 03/27 -珍念来た-

3月27日(月)::

朝、学校に来ると机の上に「土曜日、『珍念が来たと言っておいて下さい』と学生さんがたずねてきました」とメモが置かれていた。怪しいメモだなあ(笑)
無事に展示準備は終わったのかな?


某大学にてブログの説明。ブログの利点やデメリットの話。
GOサインが出たので、これからあるプロジェクトが本格的に進むことになる。がんばっていきましょう。

それにしても、キャンパスの雰囲気がムサビとは全然違う。気のせいか空気がきれい。ムサビから車で5分ぐらいの違いなのに(笑) 大きな声や音を出したりするのが似合わないんです。環境がそういう人材を作るのか、そういう人がそういう環境を求めてやってくるのか。


大学に帰ってきて、いろいろ各課と調整して、某スタッフに連絡。

手羽日記 03/26 -ルノワル-

3月26日(日)::

某研究所にて、美大が10校ぐらい集まってのブース式説明会に参加。
10時から準備を始め、12時スタート。
春季講習が始まる直前ということで、来場者はほとんど新3年生。浪人生は1,2人ぐらい。当然といえば当然なのですが、希望学科が決まってる方よりも「油絵かデザインか、どっちに行くか悩んでる」という質問が一番多かった。こういう場合だと、受験相談というよりも人生相談に近い話になることが多いですね。ムサビの宣伝さえしないこともあります。
自分が新3年生の時も、いろんなデザイン学科があることを知って、何が違うのかよくわからなかったし、デザインだけじゃなくて油絵もやりたいし、イラストも描きたいし、壷とかも作ってみたいと思ってましたもんね(笑) 今ならオープンキャンパスに来てもらえれば、なんとなく「各学科の特徴」が見えてくると思うのだけど。

あ、ムサビのオープンキャンパスの日程が確定しました!!
MAUオープンキャンパス2006-日常が想像以上!-は

6月17日(土)、18日(日)の2日間です。
他大学さんよりかなり早い時期にやってます。
(後日、「何でムサビは6月にオープンキャンパスをやってるのか?」を書きます)


5時に説明会は終わり、先生方と駅前のルノワールでお茶。
すると、某T美大広報の方から電話。「今、駅前で先生と飲んでるから一緒に飲まない?」と。

合流して、「これからのムサビ」「これからのタマビ(あ、書いちゃった)」をじっくりと。

手羽日記 03/25 -劇団むさ-

3月25日(土)::
来週、入院する同僚がいるので、病院で読んでもらおうと「のだめカンタービレ」全巻と東京タワーを手提げバックにつめ玄関に。「あ、携帯忘れた。今日はこれがなくちゃ仕事にならない」と一度部屋に戻ったら、完璧に手提げバックを持ってくの忘れた・・・。他の人はちゃんと「ハチクロ」を持ってきてたけど、「これ以上本があると荷物になるからちょうど良かったかな」とB型的なポジティブシンキングでその場を逃げる。

3月19日に来た某スタッフが再度ムサビを視察ってことで対応。
学内を見て回りながら詳細を決めていく。
おっ。ぼちぼち桜が咲いてきましたね。


課外センターで劇団ムサビ作業中の鈴嵐さんを発見。高校ジャージを着てる。声をかけたら、ジャージの名前が小春さんの本名だった。こうやって後輩に引き継がれていくんだなあ(しみじみ)
劇団むさびには個人的にいろいろ思い入れ、というか甘酸っぱい思い出がありまして・・・これは後々書きます・・。

劇団むさび第99回公演「room」 、ぜひ観てください。ブログも更新中!!
(最近、お世話になってるので宣伝を)


明日は(というかもう今日だけど)某予備校での説明会。
日程的には今年度最後の説明会だけど、実質、来年度の説明会が始まったようなもの。どんどん説明会の日程が早くなってる気が・・。26日はここだけでなく、課長が広島へ説明会に行ってるんです。
課長へ。いろんな意味でお気をつけて。。


明後日は、ブログの説明をするために某大学さんへ出張。
趣味でやってることなのであまり細かいことを突っ込まれると困るのだけど(笑)、ブログの利点とデメリットを話してきます。



去年の年度末はこんなに忙しかったっけ・・・・。

入学式の服装について

毎年この時期になると恒例の質問というものがあります。

たくさん質問があるということは、
多くの人が同じように疑問を持っているってことでしょうから、
はじめっからブログに書いてしまおうかと。

もう毎年毎年いやになるほどダントツでお問い合わせ件数ナンバーワンは・・・


Q.入学式には何を着ていったらいいですか?


と、某入試課ブログさんで書かれたことを無許可でコピー&ペーストしちゃいたくなるくらい、多い質問です。


ムサビ日記でもこれについては去年、a-bitさんがうまく答えてくれてます。

先輩からのアドバイスとして。

スーツが無難です。
産学で企業にプレゼンすることや、あっという間にやってくる就活等、スーツは一着ぐらい持っててもいいものなので、これを機に購入されてもかまいませんし、お金がもったいないのなら、ちょっときれいめな服装でも構いません。
極端な話、ジーパンでもムサビの入学式では変な目で見られることはないですが、人数比でみるとスーツが多いです。

そして、もし、スーツを購入される場合。
靴のことも忘れずにね。
上から下までビシっときめたのに、靴だけボロボロのスニーカーっていうのはかなりヤバイです。それなら普通の服装の方がいいくらい。結構足元って見られてるんですよ。



関係ないけど、「メガネは顔の一部です」ってCMがありましたが、本当にメガネが顔と一体化してる映像を想像すると気持ち悪くなるのは私だけでしょうか。

ムサビの学科足切り

ぼちぼち、「ムサビのタブー」と言われている部分について書きましょう。 

 

1回目は「ムサビの足切り」について。
よく受験生や高校・美術系予備校の先生からこんな噂を聞きます。 

  • 「学科試験の点数が悪いと実技が良くても落とされるらしい」
  • 「ムサビは実技で9割以上取ると無条件で合格になるらしい」
  • 「ムサビは学科が40点以下だと落とされるらしい。去年までは20点以下だったのに」
  • 「ムサビは学科が難しい」
  • 「ムサビは学科を重視してる」

等、いろいろ。
「友達の友達から聞いたオオヤケにムサビが公開していない情報。私だから知ってる話。ムサビに詳しい人に聞いた話」として噂されています。

 

実はですね。

 

正しい答えが募集要項にちゃんと書いてあるんです・・・。11ページです。

「合否判定」のところで、

  1. 総得点の高得点者を合格者とします。
  2. 国語・外国語科目または専門試験科目の得点合計が90%以上の者については、高得点順の合格最低点に満たない場合でも、各学科・専攻毎にその入学定員の5%を限度として合格とします。
  3. 受験科目のうち1科目でも配点の20%未満の得点がある場合は、(上記)1・2に該当する場合であっても不合格とします。

と、はっきりと。

1は簡単に言ってしまえば、「合否は学科試験(国語・外国語)と実技試験の点数を足した合計点(総得点)の順位で見てますよ」という意味。
なので、実技がめちゃくちゃ点数良くても学科の点数が悪ければ合計点では低い位置にきますし、その逆もそうです。総得点なので。だから「学科の点数が悪いと落とされるらしい」というのは半分本当ですが、実技が悪くたって落ちます。はい。

2がちょっと難しいのですが、「基本は総得点順なんだけど、学科・実技のどっちか90%以上取ってれば、どっちかが点数悪くて総得点順では低い位置にいても、定員の5%までは合格にすることがありますよー。(ただ、片方は20%以上取ってね)」という意味です。
よくこの部分が一人歩きして、「実技で90点取ると、無条件で合格できる」という噂になってるようですね。

3は書かれてる通りです。「一個でも20%未満の点数があったら、どんな場合でも不合格になります」という意味。
いわゆる「足切り」に該当するものがこれですが、20%ということは学科試験であれば100点中20点です。ムサビの学科試験問題を見てもらればわかるのですが、基礎学力さえあれば、そんなに取るのが難しい点数ではありませんし、某大手予備校さんが出してる分析でも「ムサビの学科問題はちゃんと勉強をした人であれば解けるレベルの問題を数年来ずっと出している」と評価されています。ムサビ学科の先生も「点を取ってもらうための問題を出してる」とおっしゃってるぐらいです。(詳しくは「今日のムサビ入試 2/18」をごらんください)

 

現役受験生は仕方ないとも思うのですが(私も受験生の時はそんなに募集要項を読み込んだりしなかったし・・・)、高校や予備校の先生も知らない方が多いんです。今年からじゃなくて昔から書かれてあるし、変更もありません・・・。もちろん私達の広報不足もありますが、去年、ある地方の説明会で「ムサビさんは1次で学科足切りがあるんですよね?」と進路担当の先生に聞かれた時はさすがにびっくりしました・・。

ムサビは確かに10年以上前まで「1次学科試験で足切り」をやってまして、「学科が悪いと実技試験を受けられない」→「実技よりも学科を大事にしてる」というイメージがその頃受験された方には強く残っているようで、ちょうどそれぐらいの年代の方が今は高校や予備校教員の中堅どころになっていることも関係してるかもしれませんね。
美術系予備校さんを訪問した時に、実技系担当の先生からは「ムサビは学科が難しい」「ムサビは学科を重視しすぎてる」と怒られ、同じ予備校の学科担当の先生からは「ムサビの学科試験はちゃんとレベルに合わせた問題を出してる。あれを『難しい』という人は全く勉強していない人」と誉められ、慰められることがよくあります(笑)

 

1次学科試験足切りをやってた本当の理由は、単純に実技試験で使えるアトリエが足りなかったからなんです・・・・。イメージって怖いもんです・・。

 

また、「芸大受かったのに、ムサビ落ちた」→「ムサビは学科が難しいから」と連想されることもあるのですが、これは他の要因もあります。これはまだ今度。

のび太の恐竜2006

知り合いが子供と一緒に「ドラえもん のび太の恐竜2006」を見てきたそうで、「2回泣いた!!すごい良かった!!」と興奮気味にメールを送ってきました。


以下、私のプロフィールにもなりますが、、、

何を隠そう、生まれて初めて(親ではなく)友達と行った映画が「のび太の恐竜」なんです。
「親からの自立」の第1歩として、その時のことはよく覚えてます。

映画ドラえもん のび太の恐竜
映画ドラえもん のび太の恐竜大山のぶ代 小原乃梨子 肝付兼太

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star懐かしい・・?
starあの曲は1作目の映画です。
star戻りましょう!!

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もちろん紙製のサンバイザーももらいました(笑)

でも・・・・・・、実は・・・厳密に書くと、「のび太の恐竜」ではありません。
サンバイザーをかぶり、席に座り、「いよいよドラえもんだあああああ」と待ってたら、始まったのは古めかしい怪獣映画でした。「モスラvsゴジラ」です。当時、同時上映という大人の仕組みをまったく知らず、「これが・・ドラえもん?・・・・」と数分間は理解できなかったです。ドラえもんを見に行ったのに、モスラが出てきた衝撃。いまだに忘れられません。
あ、失礼なお子様がいるかもしれないので念のために。「モスラvsゴジラ」はリアルタイムではありませんよ(笑)
なので、「生まれて初めて意識的に友達と見に行った映画は『のび太の恐竜』」ですが、友達と映画館で見た最初の映画は「モスラvsゴジラ」になってしまいました。(そういう人、うちらの世代には多いと思います)


でも、さすがにこの年で「のび太の恐竜2006」をサンバイザーをかぶって見に行くわけにもいかないので、早くDVDになることを願っております・・・。




ちなみに自分のお金で最初に買ったレコードはビートルズです。




なんて、かっこいいセリフを一度でもいいから言ってみたかっただけです。
本当は、なめネコかイモ欽トリオの「ハイスクールララバイ」です。
もうどっちでもいい・・・。

月刊ギャラリーの表紙に・・

「ギャラリー」という月刊誌があります。副題が「アートフィールド探訪マガジン」。
その3月号の特集が「卒制2006! この時代からどこに向かうのか?美大生たちの声」で、美大生のインタビュー記事などが出ているのですが、なんとその表紙がムサビ彫刻の卒制なのです。

http://www.g-station.co.jp/HTML/mgallery/index.html

3号館もこうやって見ると素敵な空間ですね。



これも、BT同様、広報課は全く知りませんでした(笑) 「どっかで見たことあるぞ・・・・・うおっ、うちの学生さんの作品じゃん!!」と。
「一言声をかけてくれればいいのに・・」と思う反面、ちょっとうれしい気持ちも。
なので、またしても「彫刻科」になってることは、許してあげます(笑)

*この情報は教務課の方に教えてもらいました。感謝

ムサビペディア::高校内大学説明会

ア/カ行

■高校内大学説明会

高校の中で行う大学説明会のこと。別名「高校内ガイダンス」。ほとんどは受験業者・大学説明会などのイベント代行を請け負う業者経由から「○○高校で説明会を開いて欲しい」と依頼がくる。

私たちが高校生の頃は「大学が高校に説明に来る」なんて企画はなかった、というかそんなことがありえるなんて考えたことすらなかったですね。
もちろん今は少子化で大学も人集めに必死ですし、高校側も「大学で『何が学べるか』を事前に知ってから進路を決めてほしい」という考え方になってきてるようで、両方の思惑が一致した企画といえます。


もう少し細かく書くと、高校内説明会は主に「大学別説明会」「系統別説明会」「模擬授業」の3種類に分けることができます。

●大学別説明会
「進路がある程度固まった」3年生を対象とする場合が多いです。美大を始め一般大学・専門学校等が体育館などに何10校と集まり、希望者はその大学のブースで説明を聞きます。


●系統別説明会
「これから進路を決める」1,2年生を対象とする場合が多いです。「経済・経営系」「人文系」「文学・語学系」といった系統と共に、ムサビの場合は「美術系」担当として呼ばれ、「美大ってこういうところなんですよ」という説明をします。「分野別大学説明会」と表すこともあります。

系統別説明会の時はムサビの宣伝一切不可。「美大全般」の話をしなくちゃいけないので、タマビさんや女子美さんや造形さんの宣伝だってします。「タマグラ卒には佐藤可士和さんっていう有名なデザイナーがいるんだよー。すごいでしょ」とか「キティちゃんの3代目お姉さんは女子美卒なんだよー」とか「造形さんや工芸さんにはアニメーション学科(専攻)があるよ」とか。
・・もう少しちゃんと説明してますので心配しなくても大丈夫です(笑)>各美大さん


●模擬授業
大学から教員が出張し、大学で実際に行われている授業を高校生向けにアレンジして行います。


模擬授業以外は広報課スタッフで行っているのですが、この高校内説明会の依頼・・特に系統別説明会の依頼・・が最近すごく多いんです。
できるだけ日程があえば参加するようにしてるのですが、開催日・時期が集中することが多く、先週は必ず誰かしら説明会に行ってたり、卒業式も説明会が入ってたり、今週は1日に3つ説明会がかぶってたり・・という状態が続いています。


開催方法は「生徒さんが第1希望・第2希望の説明を聞けるように」と入れ替え制で行うことが多く、一番多いパターンだと、50分間の説明を2回連続・・・という形。場合によっては、「大学の授業時間を経験して欲しい」と高校側の要望で、90分を2本ということもあります。(でも、高校生に「90分2本」は集中力がもたないと思うのだけど)

入れ替え制の1回目の生徒さんは第1希望系統ということもあり、かなり真剣に聞いてくれるのですが、2回目の生徒さんは「別に他に聞きたいところもないんだけど、先生から強制参加って言われてるし・・あ、『美術・デザイン』って楽そうじゃん」と選んで参加する子も中にはいて、いかに2回目の子に集中力を保ってもらうか、それが勝負なのです(笑)






裏ペディア1

先週の火曜日、杉並のとある高校へ系統別説明会へ行ってきました。

駅からしばらく歩いて小道に入ると、道が複数に分かれてるポイントに。「うーん、多分こっちだろうな・・・」と悩んでたところ、ちょうどミニパトが登場。
「(あ、ナイスタイミング) すいませーん。●●高校に行きたいのですが」
「あー、うーん、こっから近いんだけど・・・・・面倒だから、乗っちゃって!」
思いもかけない答えが。
「え?いやいや、と、とんでもないっす。方向さえ教えてもらえれば」
「でも、道が細かいから説明するのが面倒なんだよ。早く乗って乗って」
と助手席のドアが開きました。

そこであることに気がつく。

・・・・この車、似てるけどミニパトじゃない・・。

ドアを見ると、「杉並セキュリティなんとか」と書かれており、小さく「セコム」とも。オマワリさんじゃなかったのね・・・。恐縮です・・・。そのまま高校までミニパトそっくりな車で乗りつけました。

説明会も無事に終わりムサビへ。
鷹の台駅を出て、鷹の台商店街を歩いてると、「あ、手羽さん」と知り合いの業者さんの車。
「今から大学に行くけど、乗ってく?」と、これはありがたい。「乗る乗る!」と迷わずに乗せてもらって、大学へ。

何が言いたいかっていうと、きっと手羽は人のよさを振りまきながら歩いてるんだろうなーと。
(長い前フリでした)




裏ペディア2
この高校内説明会の話を、今週行われるムサビ内研修発表会で職員の前で話すことになりました。「時間が余ってるから」というかなり理不尽な理由で(笑)
でも、この基礎情報を長々と話しても時間の無駄だし、「研修に行ってためになりました。他大学の職員とたくさん交流を持つことができてよかったです」的な話もみんな聞き飽きてると思うので、実際に高校内説明会でやってる話をするつもりです。高校生になったつもりで聞いてください。問題は時間通りにおさまるかどうか・・。



これを読んでいるムサビ職員の方、当日あてますので覚悟しててください。

手羽日記 03/19 -大停電の昼に-

今日は日記風に(ムサビ日記なのに「今日は日記風」も変な話だけど)
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3月19日(日)
今日は某スタッフがムサビへ視察に来るということで、出勤。

とはいっても、19日は年に1度の計画停電の日
計画停電とは、配電盤などの保守点検のため、完全にムサビの大元のブレーカーを落として作業をすること。電気が止まるということは、給水タンクへモーターで吸い上げてる水も止まってしまいます。
視察はこの日だけは避けたかったけど、都合が合わず19日に決行することになりました。先方へは何度も何度も「停電ですからね。トイレも使えませんからね」と念押し。

朝、学校に来ると、1号館では施設管財課ネットワーク担当の自家発電機がスタンバッてる。
大学WEBサーバ・メールサーバは仕方ないとしても、ルーターを止めるわけにはいかないので、私が情報システム課にいる頃に購入した軽量発電機。そう、情報システム課の時は計画停電=出勤だったので、停電中の大変さはある程度知っているの・・・。


広報課に入ると、すぐにカーテンを開け、陽が入るようにし、暖房をガンガンかけて部屋を暖める。
PCも立ち上げてみるが、案の定、既にネットワークは停止してるので、すぐにシャットダウン。

そして8時50分。何の前触れもなく停電に突入。急に部屋の中が暗くなる。1号館奥のサーバ室からUPS(無停電電源装置)の悲鳴が聞こえてくる。




つくづく、普段いかに電気とネットワークに頼った仕事をしてるか、ですね。
文書を作ろうにもデータはファイルサーバの中。いや、その前にPCが立ち上がらない(笑)
コピーもシュレッダーもできない。内線電話さえ使えない(電話交換機が止まっているから)

もう、机の整理ぐらいしかやることがありません。(「まずそれをやれよ!」と広報スタッフに突っ込まれそう・・・)
どのくらい片付けてないかというと、先週「オープンキャンパスのパンフレットありますか?」と聞かれて、「そんな9ヶ月前の資料がすぐ出るはず・・・・あ、ここにあった」とすぐに出ちゃうくらい汚い機能的な机に出来上がってたくらい、です。


だいぶ机が片付いたところでお客さんが到着。
「春の嵐」が吹き荒れる中、学内中を見て周りました。
スタッフの方から「美大っぽいですね」と言われましたが、「美大」なんです(笑)
でも、「美大っぽい」とつい言いたくなる気持ちもわかります。ムサビは古い建物や特徴的な建物が多く、アトリエはアトリエ専用として設計されていて(「ムサビペディア::自然光」を参照ください)、恐らく多くの方がイメージしてる「美大」にムサビは近いのかもしれません。「郊外の広いキャンパス」というイメージであれば、間違いなくタマビさんだと思いますが。

無事にメインイベントも終わり、机の整理も終わったところで、電気が復活。
ま、まぶしい!!8時間ぶりの蛍光灯がこんなにまぶしかったとは。

コンセプトワード発表!

長らくお待たせいたしました。
80周年記念事業コンセプトワードが卒業式前日の3月16日に発表されました

最優秀賞作品は

  生きる、をつくる。
  つくる、を生きる。

です。
普段辛口な広報課スタッフの中でも「これはなかなかいいよね」と誉めてくれて、自分のことのように嬉しかったです。


1月25日の日記に書きましたとおり、審査会ではほぼ1発で決まったワードです。音量子さんには申し訳ないけど(笑)



100以上のエントリーがありまして、審査会ではエクセル表の中にワードと説明文が機械的にずらっと書かれてる紙が配られました。でもフシギなことに一番最初に目にとまったのがこのワード。「このワードだけフォントサイズが違ったり、太文字になってるんじゃないか?」と正直思ったくらいです。
いいものって、そういうことなのかもしれません。

審査会では1次投票、2次投票があり、私が2回とも票を入れたワードがあります。
1つは最優秀になった作品、そしてもう一つは




  美美美ときた!

です。
私も3月16日まではどこのだれの作品か一切知らされてなかったのですが、サイトで彫刻の助手さんの作品だとわかり、「自分にはまだファインアートの血、そして彫刻の血が流れているんだなあ」と悲しく感動しました。

それにしても、5作品中3作品がファインアート系の方の作品。
偶然なのか、それともファインアートの方がこういうものは得意なのか。


近々、80周年シンボルマークも発表されるはずです。

Romanticが止まんない卒業式

昨日は卒業式。

小春さんに「うちの部長が小春さんのファンだから、卒業する前に一度会って欲しい」とお願いしたら、卒業式前に来てくれました。部長も大喜び。親孝行ができました。ありがとうありがとう。そしておめでとう。

おきなまろさんも登場。「あら、今年は手羽さん、スーツじゃないんですね?」と言われましたが、ごめんなさい。今年はMAUエプロン姿で卒業式をむかえてしまいました・・。
でも、超雨男(スーパーレインマン)の手羽が卒業式を意識しなかったせいで「大荒れ」を回避できた・・とも解釈できます。


私は別の仕事の真っ最中だったのでアリーナには行けなかったのですが、ライブ中継されていた1号館第2講義室で卒業式をチラチラ見てました。
卒業式の様子はこちらをご覧ください。






Romanticが止まらなくなりました。

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切なさが(フォー!)止まらなくなりました。


会う人、会う人、「手羽さんはC-C-Bのリアルタイム世代でしょ?」と聞かれました。
あー、そうですともそうですとも。「毎度お騒がせします」を毎週見てましたとも。

卒業式がC-C-Bなら、入学式はthe東西南北とか?それともZIGZAG?それともサリー?
(一体何人の人がわかってくれるのか・・)




でも、ア・ジャリではなく(これも知ってる人少ないだろうなあ・・・)、今年の卒業式がC-C-Bじゃなくちゃいけない理由、名探偵コナンを毎週見てる私(それでいいのか、3●歳!)にはわかりました。
現役入学された方が今年卒業される年は22歳。じゃ、2005年度の22年前は?

ということなんじゃないかと。
(演出の小泉先生に聞いたわけじゃないので、完全に推測です。ただ友達だったりして)

本日卒業式です。

2,3日前から「ムサビ 卒業式」の検索キーワードで飛んでくる方が増えてまして、「開始時間を知らない人がいっぱいいるのね・・」と思いつつ、卒業式が近づいていることを実感しておりました。卒業式についてはこちらをごらんください。さすがに今日になって時間を調べてる人はいないと思いますが・・。


昨日の段階では「明日の天気は大荒れ」と出てたんですが、今見てみると、
■ムサビの天気
なんとか曇りベースに変わってくれたので、とりあえず良かったです。
オープンキャンパスも芸術祭も入学式も、雨よりは晴れの方がもちろんいいに決まってますが、親心的に一番晴れて欲しいイベントはやっぱり卒業式。
それと、珍念くんに昨日会いましたが、スーツにちゃんと腕が入るようになってたので、とりあえず良かったです。




卒業生の皆さん、

ご卒業おめでとうございます!



今年の卒業式のテーマは
「ロマンチックが止まらない卒業式」




え?私が卒業式にした格好ですか?




巨大アフロと、まばゆいばかりの金ラメジャケットでしたが、それがなにか?
そのまま教務課に「来月から職員としてお世話になります」と挨拶にいって、1号館2階を震え上げさせましたが、それがなにか?

自己紹介です3

自己紹介シリーズ:

「何故、手羽の更新時間が早朝なのか?」
これまでに何度かご指摘をいただきました。結構更新時間って皆さん見てるんですね(笑)




子供の頃からどちらかというと朝型で、夜はすぐにお眠チャンだけど、朝はめっぽう強いタイプでした。
そして、朝型を形成されたのは彫刻学科に入ってからです。

大学の工房は夜10時に閉まります。彫刻の場合、工房が使えないと機材も場所もなく、作業が一切出来なくなります。さすがにFRPやら鉄を家で作るわけにもいきません(笑)
一度だけ、どうしても間に合わなくて小品を磨くためにグラインダーをアパートでかけようとしたことがありましたが、もう爆音なんです・・とても無理でした・・。
4年生後半になるとかなり押し迫ってるので、次の日は朝9時から作業がスタートできるよう、帰り道一杯だけ伍助でビールを飲んで(笑)、すぐに寝て、AM8時半には工房に入ってるようにしてました。

五美大展の搬出の時なんて、彫刻の都美館集合時間は8時半だったのに、10分前に都美館についたら、もうみんな撤収準備を始めてて、「手羽、遅いよー(怒)」といわれたこともありましたね・・。
彫刻学科の学生は基本的に早起きになっちゃうんだと思います。「彫刻学科で何を学びましたか?」と聞かれたなら、間違いなく「5分前行動です」と答えます。


で、朝型を決定づけたのは、情報システム課の時、大学WEBを管理するようになってから。

深夜はなにかしら他の方が見てくれてましたが、それ以降に、もしサーバをハックされてたら、朝1で大学に行って修正をかけなくちゃいけない・・という、なぜかそんな脅迫概念に近い気持ちがありました。
多分、当時のサーバ管理者であるJの佐藤先生から脅されたからだと思います(笑)

いまだに時々夢に出てくるんですよ。本当に。
先月も見ちゃったんですが、朝、家のPCを立ち上げて大学TOPページをみたら、変な書き込みがされてる夢。消しても消しても「ムサビのアホ」と新着情報に書かれる。「ちょ、ちょ、ちょっと勘弁してよー」と泣きそうになって、「今すぐ大学にいって、サーバをシャットダウンしなくちゃ」と洋服を着替えるのだけど、動揺してるから、なかなか上着の袖が通らない・・ところで目が覚めました(笑)
ムサビコムにスパムコメントが押し寄せてきた時も似たような夢をみました。

ちなみに今日見た夢は、リリーフランキーさんが打ち合わせに遅れそうになってるから、現場まで車で送ってあげた・・という夢でした。脱線。

なので、AM5時には起きて、メールチェックして、大学TOPページをチェックして「ほっ、今日も無事だ」と安心してから朝の支度をする習慣が、もう6年以上続いています。
もう、WEB管理者の鏡でしょ?・・・気が弱いだけなんですけどね。


で、ブログを書き始めたので、もう1時間早く起きて書いてる・・・というわけです。
歳のせいで早く目が覚めてしまうイケメンおやじ」なんて言わないで、ちょっとは尊敬しなさい!
もしくは、ムサビが早く目が覚めてしまうイケメンおやじにしちゃったんです。


手羽もやる時はやるんです!!





「やる時にはやる人」がやった試しはないけどね。
「やればできる子」がやった試しもないけどね。

通信教育課程卒業制作展

鷹の台キャンパスで行われている通信教育課程の卒業制作展を遅ればせながら見てきました。

ムサビは日本で初めて美術系大学の通信教育を始めた大学です。知られていないのですが、ムサビの通信教育は50余年の歴史があるんです。(4年前に短大から4年制へ改組しました)


これが、お世辞抜きにレベル高いんですよ。

以下、私の個人的な感想です。





プレゼンボードパネル・作品の制作技術は確かに通学生の方が上手です(学内の機材を使えることもありますが)。
でもコンセプト、その展開方法は通信生の作品に好きなものが多かったかも。


通学生の卒制はなんとなく「夢の道具」的だったり「ハイパー」だったり「新しい何かを作りました!」と元気や若々しさがあり、勢いもあるし、センスもバツグンで「そういう表現があったのか!」と感動する作品がある半面、「ぶっちゃけ、デザインを変えただけじゃない?」と言いたくなるような作品や、少数ですが「それ、1週間ぐらいで作ったでしょ?」な「やっつけ」な作品もなんだかんだあります。
それは通学生の心のどこかにある「甘え」かもしれません。


一方、通信生の卒制は自分が使う介助具を作ったり、学校の先生をされている方が授業で使いたいシステムを考えたりと、見方によっては「テーマが身近すぎる」という意見もあると思いますが、「自分に今必要なもの」を純粋にテーマとして、しっかりと具体化されている方が沢山いらっしゃいました。
そして、大きな声で言えるのが、「やっつけ」な作品が一つもない。
「甘え」がないんです。作品に向き合ってる時間が多いか少ないかは、見る人が見ればやっぱりわかります。
「2in1」というバイリンガルの女の子を使った作品はプレゼンボードを読まなくても、訴えたいことがはっきりと伝わってくるし、見た目以上にかなり時間と労力がかかっただろうなーと感じました。


通学生の卒展は目新しいものが沢山あって、お腹がいっぱいになるような感じだけど、通信生の卒展はおかずは少ないけど、一つ一つががっつりしててお腹がいっぱいになる感じ。




この卒業制作展を一番見て欲しかったのは、外部の方よりも通学生かもしれません。






と、あんまり誉めすぎるとうそ臭くなりますね。
このブログは誉めるだけのブログじゃないことは皆さんご承知の通りですので、批判的なコメントも。


自分で問題提起して、自分で全て解決しちゃってる感じというか、全てきっちりときれいに箱に収めちゃった感じもしました。リアルタイムに外部と接触するような作品があんまりないんですね。見てて安心感はあって「うん、きっちり作ってる。すごい!」とは思うけど、「おおおっ、そう来るわけ?!そう動くわけ?!?!」みたいなもの。
私が通学卒ということも関係してるとは思いますが、「作品」というよりも、いい意味でも悪い意味でも「卒業論文を形に起こしました」的な作品が多く、「外とのつながり」「偶発性の楽しさ」「遊び心」みたいなものがもう少しあるといいのになーとは感じました。


逆に通信生の方は通学の油絵や視デ・デ情・芸文の卒展を見ると良かったかも。

東京タワー

いよいよ正式発表されました。

CREATIVE OFFICE CUE [オフィシャルサイト]より

フジテレビ単発スペシャルドラマ
「東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜」(仮題)
2006年夏放送予定

原作は「ボク」とその母・「オカン」との関係を中心に描いた長編小説。
ドラマでは、「オカン」を田中裕子が、「ボク」をゴールデンドラマ初主演の大泉洋が演じる。
主演:田中裕子、大泉洋
原作:リリー・フランキー
脚本:土田英生
演出:西谷弘

ニアさんは早く読まなくちゃ!


大泉さんは髪の毛のモジャモジャな感じだけでリリーさん役に抜擢された気もしなくもないですが(笑) 、飄々とした感じ、いつも眠そうな感じは「ボク」のイメージに近いし、田中裕子さんがオカン役と聞いただけで、もう泣けそうです。GJです。
後は「オトン」。個人的にオトンのイメージは寺島進さんなんですが、さて誰になるのか。楽しみです。


ぜひムサビでロケをしてもらいたいけど、考えてみたらムサビのシーンってあんまりありませんね・・。単発ドラマだから、ムサビを卒業した数年後あたりがメインストーリーかな?




さて、これでちょうど手羽ブログをスタートして2ヶ月になりました。
売り出しキャンペーンとして、
●毎日更新する。
●必ずムサビ、もしくは美大ネタを一つは入れる←気がついてました?
という制約を自分に与えて書いてきましたが、ちょっとだけ楽をしたいのと、ネタもなくなってきたしぼちぼちそれ以外の話も書いていきたいので、今日以降はもう少し気楽に書いていこうと思ってます。
このブログは入試課ブログではないので、それが可能なのです(笑)


以前から「美大のタブー部分も書く」と言ってますが、見てる人が減ってからじゃないと書けないので(だって怒られるのはイヤだもん)、もう少しお待ちください。最近アクセス数が急に伸びてるので、これが落ち着いてからですね。

とりあえず明日はいろんな方からご指摘をいただいてる「何故、手羽の更新時間が早朝なのか?」という、気にならない人にはほんとにどうでもいい内容を書いてアクセス数を減らします(笑)

美大ニュース

またしても、他美大さんの宣伝です。
いっそ開き直って、「美大ニュース」というカテゴリを作ることにしました。東京の美大を中心に情報をお知らせします。面白い情報があったら教えてください>5美大広報の方へ。読んでるのはわかってるんです(笑)


女子美リカちゃん2 発売決定

2005年3月に発売され、大好評のうちに完売となった「女子美リカちゃん」の第2弾の発売が決定しました!前回同様、女子美バッグや仕事着が付属されている他、『女子美リカちゃん2』には女子美指定のコート、1996年頃まで使用されていたグレーの仕事着が追加されています。

第1弾が発売された時、知り合いのジョシビ広報の方へかなり遠回しに「広報資料用にリカちゃん欲しい」とメールを送ったら、販促用チラシが送られてきました。日本語って難しいナーと思ったというか、見事にかわされたものです。
ネタのためならお金を使ってしまう手羽ですが、さすがにリカちゃんを買う勇気まではまだなく・・。
これだけ宣伝したら送ってくれるかしら?(イヤらしい性格)



でも、女子美さんは清楚なイメージがあっていいですよね。
ムサビで商品化できそうなコスチュームをイメージすると・・・・・・ふんどし&男神輿しか思いつきません。

■ムサビ武蔵くん2発売

2005年3月に発売され、大好評のうちに完売となった「ムサビ武蔵くん」の第2弾の発売が決定しました!前回同様、男神輿や一升瓶が付属されている他、『ムサビ武蔵くん2』には2005年ゲイサイで登場したゴン太くんが追加されています。

なんて感じで。

マニアにはウケがいいかもしれませんが。



もしくは、デ情のN教授のつめえり姿とか。
これもマニアにはウケがいいかもしれませんが。

手羽、ポリスに捕まる(2)

前回までのあらすじ)
都心へのドキドキドライブ。
先生の個展を見たあと、隅田川での散歩&ランチ。
それはそれはのどかな土曜日だった。

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15分100円のパーキングから車を出し、カーナビに「自宅に帰る」の指示を入力。微妙に行きとルートが違うけど、レッツゴー!


こんな都心を車で走るのは2回目ぐらい。うほっ。ここって新橋じゃん。こんなところを車で走るなんて、なんか都会人って感じ? もう東京にきて10年以上。ようやく都会の水にも慣れてきたし・・・・・うほほほ。こ、これは皇居じゃん!!!あ、あの橋、テレビでみたことがある! 皇居って車でこんなに簡単に来れる場所にあったんだ。

地図を見ながらだと、ルートを事前に調べるのでどういう場所を通るのかある程度はわかります。でも、カーナビだと「言われるがまま」。突然歌舞伎座が見えたりするのは、それはそれで感動ですが、全ての判断をコンピュータにまかせてしまう不安があります。
「田舎もん対応」として、「コノ ルート ハ 皇居 ト 東京タワー ノ 横 ヲ 通リマス」みたいな音声が流れるといいのですが。一種のユニバーサルデザインだと思ってカーナビをデザインされる時は検討してみてください。>電機メーカーに勤める方or就職が決まった方。


皇居を抜け、国会前を通り過ぎ、三宅坂へ。よく交通情報で「三宅坂交差点、渋滞3km」って聞く、あの場所ですね。

そこで困ったことが発生。

道が2つに分かれているのです。交差点だから当然なのですが、片方は新宿方面、片方は渋谷方面。
家は新宿方面なので、迷わずそちらのレーンに入って信号が青に変わるのを待ってたら、どうもカーナビは渋谷方面を指している。うーんどうしよう。ここはカーナビに従うべきか。自分の勘を信じるべきか。信号までは20mぐらいの距離。隣のレーンに移れなくもない位置。
すると、となりのレーンが偶然空っぽになりました。しかも渋谷方面は青信号。


これは「こっちに行け」というカーナビの神様の導きかもしれない。


とっさにハンドルを切り、渋谷方面へダッシュ。交差点を過ぎ「よし、順調順調!」と思ったその時です。



ウイ〜〜〜ン


と、突然後ろからサイレンが聞こえてきました。

白バイさんです。

「どっかに悪い車がいたのね。がんばって捕まえてきてください。」と白バイさんを先に行かせるために左に寄ったら、後ろにピタっ。「えっ。えっ。いわゆる親切心の逆効果ってやつ?(笑) 正面から歩いてる人をよけようとしたら同じ方向によけちゃうみたいな」と心の中でプっと笑ってルームミラーをみたら、止まれの合図が出ていました。


も、もしかして・・・自分?

よく、「場の読めない手羽」と言われてますが、ようやく私も理解しました。
車を止め、窓を開けると、白バイのおじ様が、

あーごめんね。三宅坂は進路変更禁止なんです。1点減点。ごめんね

ごめんねを連発するぐらいなら捕まえなければいいのに・・・。

「す、すいません・・・気がつかなくて・・」
「とりあえず、免許証お願いします。」

免許証を出し、「お仕事は会社員でいいの?」「・・はい・・」と答え、「ちょっと書類書くから5分ぐらい待っててね」としばし待たされ、「あなたは何を違反しましたよ」という紙(交通反則告知書)と違反金の振込用紙を渡されました。
手羽タイム的には30分ぐらい待たされたような気持ちでしたが、時計をみると3分ぐらいしかたっていませんでした・・・。

20060312171357.jpg

場所が千代田区永田町1丁目1。新聞でしか聞かないような場所。この場所ならもっと悪いことしてる人が(以下自主規制)
罪名は「進路変更禁止違反、指定通行帯進路変更禁止違反」です。(厳密には「犯罪」ではなく「反則」ですが)
6,000円ナリ。


実は人生生まれて初めての減点&罰金でした。私、ゴールドメンキャーだったんです(涙) これでシルバーメンキャーに(そんなものはないですね・・・)。
その後はかなり動揺してて、家の近所の道でさえ間違えました。精神的ショックでヘトヘト。家に着いたらバタンキュー(死語)


それにしても、一番驚いたのはいまどき、書類が全部手書きなんですね。
このご時世、場所はナビと連携してプリントアウトされたり、それは難しくてもせめて免許証を通すと免許証番号とか本籍・生年月日とかがテキスト入力される、もしくは百歩譲ってカード決済の時のように免許証番号を刻印できたりと、いろいろ簡略化はできそうなものですが、全てボールペン字。自動化されてるものが一切ありません。こんなに何十年も続いてるルーチンなものなのに何故全て手作業? 番号を書き写す時に間違いはおきないのだろうか? 冬の寒い時だと、グローブを脱いでこの紙を書くのは大変ではないだろうか? 白バイのおじ様もこの書類がもっと自動化されていれば、もっと捕まえようという気が起きるのではないだろう?

そうだ!
免許証にICチップが入っていれば、ほとんどの記載事項を自動化できるはずです。しかも免許証は予測した通りの年数で全てのものを必ず交換できるのですから、一斉ICカード化には最適な仕組み。

なんて素晴らしいアイデアだと思いませんか?ぜひ、このアイデアを警察庁にプレゼンしてみてください>電機メーカーにお勤めの方or就職が決まった方。アイデア料は別途相談で。



・・・と、自分の才能に惚れ惚れしてたら、もうとっくに決まってることなんですね・・・。
■運転免許証のICカード化について(H15.6.12 警察庁交通局 PDFファイル)

ただ、「平成18年度以降、順次」と言われてるだけで、発行時期は明示されていないそうです。
事件は会議室で起きてるんじゃない!(古っ)

手羽、ポリスに捕まる(1)

ある先生の個展が行われている茅場町まで車で行ってきました。

実は恥ずかしながら・・・環七を超えて都心側へ車で行くのは、・・・まだ数えるほどしかありません。基本的に田舎ものなので・・・。「首都高なんてとんでもございません」状態なんです。新宿まで20分ぐらいの場所に住んでるんですが(笑)。電車の方が楽だし、駐車場のことを考えると安上がりですからね。
でも、カーナビくんのおかげで、ここ1年はちょっとずつ車での行動範囲が広がっています。昨日は天気がよかったので、ドライブがてら。

一回道を間違えただけでギャラリーに到着しました。ギャラリーは隅田川のすぐそばで、川幅から海が近いことがわかります。

その個展は、デザイン情報学科・佐藤淳一助教授の写真展です。毎年この時期にこのギャラリーで個展を開いていらっしゃいます。私もここに来るのは4回目・・かな。
佐藤先生は・・・・「水門に魅せられた男」とでもとりあえず紹介しておきましょう。水門近くのこのギャラリーで毎年展示をされています。説明を始めると、私の話も関係してくるので、いずれゆっくりと。多分これから何回も出てくる名前だと思いますので、覚えておいてください(笑)
一時期、デ情は「佐藤」先生が2人いたので、下のイニシャルから、こっちの佐藤先生は「J]、あっちの佐藤先生は「N」とみんなで呼んでたことがあり、いまだに「ジェイの佐藤先生」と呼ばれています。佐藤卓さんが「Tの佐藤」と呼ばれているかは不明ですが。


先生がご不在だったので、芳名帳にでっかく名前を書いてギャラリーを後にし(嫌味な客)、川辺に降り、数分おきに目の前を通っていく船を見ながらカップヌードルを食べました。外で食べるカップヌードルは格別です。サクラも咲けばこの場所は最高の宴会場になるんでしょうね。
時々遊覧船に手を振ってみましたが、誰も振り替えしてくれませんでした。コンクリートジャングル。もしくは私が怪しかったか。


さて、家に帰るか。

15分100円のパーキングから車を出し、カーナビに「自宅に帰る」の指示を入力。微妙に行きとルートが違うけど、レッツゴー!


すると、帰り道でとんでもない大事件が起きました。
ムサビ日記から2人目の犯罪者が!!


続く。

卒展ガイドブック

ある先生が「これを手羽くんの日記で紹介してあげてよ」と1枚のリーフットをもってきました。


卒展ガイドブック
千葉大学工学部デザイン工学科意匠系4年有志の方が作った、首都圏のデザイン系大学・専門学校卒業制作展をまとめたガイドブックです。学内展だけでなく、専攻ごとの学外展の情報も入っています。日程はもちろんのこと、鉄道路線図もついてて、とってもこれがよくできているんです。

その「ある先生」というのは、視覚伝達デザイン学科の及部教授で・・そうそう、及部先生といえば、

西原理恵子の人生一年生 (2号)
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この本でサイバラvsしりあがり寿、つまりムサビvsタマビ画力対決の審査員をしてたら、途中から自分も絵を書かされるはめになり、及部先生の絵の世界感に日本中が震撼した、あの人です。

及部先生はこう続けました。

「『きみたちはすごいことをやった。えらい!一度会いたい!』って言ってたって絶対書いといて」
と。




またしても、他大学の宣伝なわけですが(笑)、いいものはいいと認めるのがムサビなのです。

ムサビとの運命

トラックも運転する広報の手羽です。
>挨拶


メッセージをいただきましたので紹介いたします。

いつも、まう日記たのしく読んでおります。特に千葉さんの日記は面白いです。イナバウア=テバウア=苦しそうなデューク更家のウオーキングポーズ、など笑ってしまいました。


どうもありがとうございます。「イナバウア」はいまだにアクセスが多い単語です(笑)


まう日記の皆さん文章ホントに上手です。ユーモアがあるんですよね、きっと。

他美大生ブログもチェックはしていますが、やっぱりネタの狙いどころとかムサビ生の書くものって面白いですね。(他のムサビ生ブログでもいえることです)


ところで、わたしは今年卒業してしまうのですが、ものすごい武蔵美との相似点があるので卒業前に千葉さんにご報告してから、去ろうと思い、メールいたしました。

それはそれは。はい、なんでしょう。


わたしの名前は 麻海 といいます。読み方は まうみ です。



麻海、まうみ、マウミ、マウミ・・・・・・

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maumi_1.jpg
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MAU美!、出たー!

KO・U・HU・N☆


まう猫や、まうランチ、まう日記と同じです。いつぞやは、芸祭のテーマが まう舞う だった覚えがあります。入学当初はいちいち自分の名前が呼ばれるようで反応してましたが。


多摩美生の「タマ美(タマミ)さん」はきっといるとは思ってましたが、ムサビ生の「MAU美さん」がいるとは想像だにしませんでした。

なぜそんなおいしいネタを卒業式直前に・・・・・・。もっと早くわかったらいっぱいいっぱい調理してあげたのに・・・・・・。

入るべくして、武蔵美に入ったような気がいたします。荒川静香が、オリンピックの開会式で、プッチーニのトゥーランドットを聞いて、運命を感じたように、わたしは入試のとき監視の学生の腕章のMAUをみて運命を感じました。後付ですが。

MAU美さんの文章も十分面白いと思います・・・。





無理をいって、作品の写真を送ってもらいました。
hibachi.jpg
・・・・しかも彫刻学科だし・・・しかもしかも大学院生だし・・・しかもしかもしかも、よく知ってる作品。
2年前の卒業制作優秀賞を取られてる方ですね。

でも、そんなことで満足してはいけません。作家たるものいつまでも貪欲でなくてはいけません。作品に完成などはないのです。美を追求しつづける心が必要なのです。

武蔵さんという方と結婚して、「武蔵MAU美さん」のコンボを完成してください。
(説教のポイントがずれてる)



今回はあるサイトをちょっとパロってみました。

卒業式

来週は卒業式です。今年はどんな着ぐるみがいるか楽しみ楽しみ。

この時期、広報によくかかってくる電話が
「卒業式の時間は何時ですか?」
「入学式はどんな格好をすればいいですか?」
の2つですね。入学式の話はまだ時間があるので、まずは卒業式のことを。


御存知の通り、ムサビの卒業式・入学式は高校や他大学のような「校長先生が長い長いつまらない自己満足な祝辞を読む式」ではありません。なんせ演出を空間演出デザイン学科の教授がされているんです。プロです。

どういう卒業式なのか。
→去年はこんな感じでした。
→→2年前はこんな感じ。


過去にどんなことがあったかというと、

004.jpg
こんな卒業生が平然と座っていたり(周りはジャマでしょうがない・・・)


DSC00010.jpg
こんな方がいたり。
あ、ちなみに真ん中にいるのが学長です。わかりにくいですが、ちゃんと舞台用のヅラもかぶっています。

こういう卒業式なんですよ・・。


コンサートみたいな状態だと思ってください。
なので、卒業式の開式は11時ですが、11時ピッタリで来ると良い席には座れないかもしれません。開場は10時20分から(の予定)ですので、できるだけ早めにいらっしゃることをすすめます。ムサビタイム発動は問題外です。なぜなら、普段ムサビタイムだらけのムサビ生も、卒業式は親御さんと一緒にいらっしゃるので時間より早く行動される方が増えるんですよ。

ムサビペディア::美術手帖

ナ/ハ行


美術手帖

美術出版社発行の月刊総合美術専門雑誌。
略称「BT」 (はてなダイアリーより)

美術系学生(特にファインアート系)や美術系教員、美術系関係者の中で「デザインの現場」「スタジオボイス」と共に一番読まれている月刊誌かもしれません。
学生の頃は「ビテチョー」と呼んでました。友達は「ビチョー」と略してて、「そこまで略すのはどうか」ともめたことがあります。編集部の方が「BT」と説明されていたので、今は「BT」と呼ぶようにしています。

ちなみに2年前から必ず偶数月号にムサビ卒の若手で頑張っているアーティストが4ページにわたって紹介されています。(真ん中ぐらいのページです)


そうそう。3月号はお読みになりました?

「彫刻ってなんだろう?」というテーマなのですが、「彫刻の現在」として、ムサビ彫刻学科の教授である黒川弘毅、伊藤誠、そして2006年度より就任予定の戸谷成雄3人の鼎談が出ています。

美術手帖 03月号 [雑誌]美術手帖 03月号 [雑誌]


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4時間に及ぶインタビューだったとか。
彫刻について話されてるものが減ってきているだけに、これはかなり注目です。



裏ペディア


最近になって、「ムサビ広報からの持込企画?」「あれはお金を出してやってもらったの?」とあちこちから聞かれるのですが(笑)、発売されるまで全く知りませんでした。というか表紙を見て「なんじゃ?!こりゃ!?!」と広報課全員で大騒ぎになったぐらいです。伊藤先生も一言ぐらい言ってくれれば良かったのに。そうすれば、「武蔵野美術大学 彫刻科 教授」なんて間違いをしなかったのに(苦笑)
「●●科と間違える人」についてはこちらを参照ください。

完成!ドリームハウス

日曜日放送された「完成!ドリームハウス」の「東京・杉並たった10坪、狭小でも大人5人が広々過ごせる家SP」で担当された建築家・連健夫さんはタマビ出身の方です。(このブログ、他美大の宣伝が多いなあ・・・)
でも、ナレーションで「美大卒で建築家という珍しい経歴をお持ちの」的な説明が入ってました・・。
小山薫堂さんの番組ならもう少し調べてくれてもいいのに・・・。

それはいいとして(あんまり良くないのですが)、その住宅というのが私が住んでいるところに近くて(自転車で5分ぐらい)、しかも毎週車で通ってる場所だったんです。しかもその施主さんがよく買い物で使ってる●屋の店長さん。場所が出て「うおおおお」と叫び、施主さんが出てきて「うよよよ」と叫び。「美大卒の建築家が建てるご近所さんでいきつけの●屋さん」で親近感超沸きまくりでした。


さて、私たちのドリームハウスである新2号館。
作品整理をしてる場所から工事現場が丸見えなんですが・・・「2号館跡ってこんなに広かったの??」と思うくらいでっかいスペースです。狭小じゃありません(笑)

来年の今頃は一期工事が完成し、彫刻学科の引越しがスタートしてるはずなんですね。早いなー。

at 04:25 | Category : | Comments (1) | Trackbacks (0)

ムサビペディア::参考作品

サ/タ行

■参考作品

略して「参作(サンサク)」。美大入試用語としては、入試問題集(参考作品集)や進学相談会用のパネルに選ばれた入試合格作品をことを表す。

入試業務が終わって休む間もなく、バイトくんを使って入試実技作品の整理作業がスタートしました。

「作品」とはいっても、入試の解答用紙です。大学は数年間保存をしなくちゃいけません。これも美大ならではの作業(宿命?)といえます。デッサンはもちろんのこと、油絵作品も然りです。(さすがにキャンバスごと保存する場所はないので、木枠から切り取って保存していますが)
全11学科、だいたい1学科に2実技なので、受験者数の倍近くの点数があります。全部の整理が終わるのに約1週間かかりますね。


そして、この作業が終わると、教授が集まって入試問題集用・進学相談会用の作品選別が行われます。
*入試問題集については後日書きます。




裏ペディア

大学に入った頃、「サンサク」が何かわかりませんでした。田舎の研究所にはなかった言葉。 「オレの作品はサンサクに選ばれた」と自慢してる人がいるので、なんかすごいことなんだろうなーとは思ってはいましたが。


裏ペディア2

作品整理バイトは入試関係アルバイトで唯一、入試後に作業を行うバイトくんです。

私の募集の仕方もいけないのですが、毎年エントリー用紙のアピール欄に「立体を見る目はあります!」とか「色のセンスはぼちぼちある方です!」といったことを書かれる学生さんがいらっしゃいます。

・・・よーく考えればわかるはずというか、当然のことと思って詳しくはこれまで書いてなかったのですが・・・・・学生さんが参考作品を選ぶわけないんです(笑) 
年々勘違いをされる方が増えてきてるので、来年は違うバイト名にしなくちゃいけませんね・・・。タイトルって難しい・・。

合格だっ手羽

アクセス解析を見ると、何の検索エンジンを使って、どういうキーワードでたどり着いたかがわかります。私のブログには「五美大展」「ムサビ 入試」でいらっしゃる方が最も多く、最近は「イナバウア〜」「イナバウワ」が増えました(笑)

でも、先日「合格だっ手羽」という単語でたどり着いた方がいたようなんです。不思議な単語だし、調べてみると「郁恵・井森のデリ×デリキッチン」で紹介されたメニューなんですね。「合格だっ手羽」、なんて縁起のいい言葉でしょう。

最近レミパンも買ったし(くどい)、ケンタローさんとは多分同期だし(友達の友達で会ったこともないけど)、レシピを紹介。

スパラーメンで合格だっ手羽

  1. 鶏の手羽を包丁でたたく。
  2. 1の手羽を鍋に移し、ネギ2本分の青い部分、しょうが、チキンブイヨン・水をつっこみ20分程度茹でる。
  3. ネギ白い部分2本分を斜め薄切りにしたものを加え、塩・こしょうで味を調整する。
  4. 一番細いパスタを別鍋でゆでる。
  5. パスタがある程度まで茹であがったら手羽の入った鍋にうつしてパスタの固さを調節、仕上げる
  6. 仕上げにあさつき、お好みで一味をかけて食べる。

 

 

・・・・ 間違いなくおいしそうだけど、食べる前に味が想像できるから、作る気が起きないのは私だけかな。

ムサビコムオフ会

昨日、ムサビコムオフ会を開催しました。「卒業生の送別会」と理由はつけてましたが、オフ会です(笑)
「鈴嵐さん、(また身内で)30万アクセス踏んじゃったのね祝い」もかねて。


参加メンバーは卒業される珍念さん、小春さん、おきなまろさんをはじめ、鈴嵐さん、赤岩さん、モモンガさん、うなぴなさん、ELKさん、音量子さん、楓さん、そしてOBであるとーぼーさん。

毎年恒例の羞恥プレイ「自己紹介」。
一度だけならまだいいのですが、メンバーが到着するたびに自己紹介をしなくちゃいけない(笑) 他のオフ会じゃどうやってるんですかね?

私の初対面は音量子さんと赤岩さん。彫刻の後輩なのに赤岩さんとは一度も会ったことはなかったのです。でも、赤岩さんはイメージ通りでした(笑) 音量子さんは珍念くんも書いてるけど、日記のように大人な方で私も早くああいう風に落ち着きたいと思っております。。。
あ、モモンガさんも初対面だったけど、どっかで会ったことがあるような気がして、初対面な気が全然しませんでした。共通点は・・・あ、あれか・・。書けない・・。
モモンガさんいわく「うなぴなさんに影で『あの人が手羽さんだよ』と教わったことがある」んだそうで、そんな女子高生が体育館の影で大好きなバレー部の先輩をこっそり応援してるようなことが行われているとは。(夢のようなシチュエーションだけど実際は違う)


みんなから「手羽さんはいつもスキップしながら歩いてる」という指摘を受けました。特徴的な歩き方なのは昔から言われてて(それでも治らない)認識はしてます。でも、常識的に考えて、いつもルンルン気分(死語)で陽気な「ウヒョヒョーイ」みたいな職員がいるわけないでしょ!
おきなまろさんからは「手羽さんは職員の中で浮いてるでしょ!」と辛口な指摘を。おかしいなあ。クールビューティーな職員を目指してるのに。。。


卒業生の方へ。

小春さん、うちの企画部事務部長が小春さんの日記の大ファンです。卒業する前に一度会ってあげてください。


久しぶりに珍念さんにあったらビックリな状態になってました。詳しくは本人に書いてもらうとして、ユニバーサルデザインの大事さを卒業前に身をもって体験してるというか、ドジっ子というか。


おきなまろさんは・・・長いお付き合いになりそうです(笑)

え?手羽にもプレゼントがあるの?!きゃー、うれしーー!!!

20060306043231.jpg


おかしいなあ・・・クールビューティな職員を目指してるのに。

すっかり忘れてこれをつけたまま、終電→タクシーに乗車してしまいました。
みんなが振り返りました。

緊急連載::アパートについて(2)

次に「物件」について書きます。
(「住む場所」については「緊急連載::アパートについて(1)」を参照ください)

これは以前a-bitさんが書いた日記が非常に参考になります。(相当、家探しに苦労したのかな?)


●ロフト

田舎モンなのでロフト付きアパートにあこがれてました。寝るときはロフトに・・うーん、夢のような生活。そして、ロフト付きアパートをゲット。
でも、ロフトの夏は死ぬほど暑いんです。クーラーつければ大丈夫?何をおっしゃる。熱い空気は上にたまるんです。もうどうしようもない暑さ。冬はロフトで寝てたけど、その他の季節はずーーと下で寝てました。しかも天井が高いから、冬は部屋が暖まらないんだよね。業務用のエアコンでもつけない限り、ダメな空間なのだ。

実は私も「ロフト」という響きにあこがれて、ロフト付アパートを選択しちゃった一人です・・・・。田舎もんは考えることが同じ(笑) ロフト付アパートは「夏は暑く冬は寒い」ことを覚悟しましょう。アパートの造り次第かもしれませんが、特に夏は想像以上の暑さになります。


●ユニットバス

最近はユニットバスだと買い手が少ないようで、風呂トイレ別の物件が増えてきています。ただ、バブル期に建ったアパートはほとんどユニットバス。それを無理矢理改修して風呂トイレ別にしてるところも少なくありません。確かに風呂トイレ別の方がいいことが多いけど、ユニットバスも慣れちゃえば大丈夫。脱衣所がない風呂ならユニットバスの方が便利。

これもその通りですね。どうしても最初はユニットバスに抵抗がありますが、慣れます。それで値段が安いのなら、大きな問題ではないと思います。ユニットバスはトイレ掃除をシャワーでジャバーとやれるので楽ですよ。(ずぼらすぎ?)

●ドアののぞき窓

一人暮らしをはじめるといろんな人がやってきます。新聞の勧誘やあっち系の人とか。わざわざドアを開けなくてもいいようにのぞき窓は必須。ドアチェーンも。

私も某新聞の勧誘にやられました。のぞき窓も必要ですが「お届けモノにあがりました」のセリフにだまされないようにしましょう。


さて、いよいよ不動産との交渉。

これは全国の不動産屋のテクニックなんですが。

不動産屋に行くと、必ず3,4件紹介されることでしょう。

1件目・・値段は希望通りだが、ボロ
2件目・・希望通りの間取りだが、高額
3,4件目・・予算よりちょっと高いが、ほぼ希望通り。

そうなると、3,4件目がよく見えちゃうんです。心理学を使ったテクニック。知らない人は間違いなく4件目に決めちゃうんです。場合によっては、「この物件は希望者が多いので今決めた方がいいです」、「今決めていただけるならちょっと割引きます」みたいなことも言われます。

この部分は私が家を探す時の参考になりました(笑)
本当にそのままでしたね。だいたい最初にボロボロの家を見せられて、3件目ぐらいに「予算よりも高いけど、条件にあう物件」を見せられます。家探しはそこからの粘りが大事ですよ。

意外とチェックを怠ってしまうのが、「窓外」です。
洗濯物を干す場所があるか(物干し竿を下げる金具がついてるか?)、エアコンの室外機を置ける場所があるか?を確認しましょう。
また、「日当たりがいい」のはうれしいことですが、あまりにも隣に何もないと洗濯物や室内が遠くから丸見えになってしまうことになります。また、すぐ横が畑だと、土ぼこりがすごいです。


私の経験では、「窓側に一軒家」がベターだと感じました。アパートの窓はだいたい南側についてますから、一軒家からすると北側。ということはお風呂やトイレが配置されているので、視線をほとんど気にせずにすむのです。土ぼこりやプライバシーの壁代わりにもなるし、ある程度の空間(日が当たるスペース・風が入ってくる隙間)も確保できます。
それが一軒家ではなくアパートだと、隣のアパートの階段側になるため、階段を歩いてる人・部屋に入ろうとする人と目が合ってしまったり、夜中に「カンカン」階段を登る音がうるさかったりするんです。
私は何か動いてるものがあるとつい見てしまう小動物みたいなハートの持ち主なので、鍵を探して部屋に入ろうとする人と何度も何度も目があってしまって、気まずい思いを何度も何度もしました・・。


窓をあけて「うわー、景色がいい!」で終わらせないで、そのあたりも注意して見た方がいいですよ。

緊急連載::アパートについて(1)

現在、9号館1階WEBスペースでアパート紹介を行っています。
昨日も広報に「学生さんはだいたいどの辺に住んでいるのか?」と新入生の保護者の方から電話がありました。


というわけで、2回に分けて、アパートのことを書いていきます。
まずは、「場所」について。


4年に1度実施されているムサビ生を対象としたアンケート(2002年調査。回答数1,046名)の集計データを見ると、アパート・下宿の方で「通学にかかる時間」は、「30分未満」という方が77.2%・・という結果が出ています。

これからもわかるように、学生さんが住んでいるアパートはムサビ近辺が多いですね。住所としては小川町、津田町、たかの台、上水新町、栄町、東村山、東大和あたりかな?小川駅や新小平駅の近くに住んでる人も多いです。津田塾さんや白梅さん、一橋大学小平国際キャンパスもあるので、学生用アパートが多く、値段もこなれています。9号館WEBスペースに掲示されているアパートもこの辺の住所の物件がメインです。女性限定アパートもありますし、「アトリエとして使用可」と美大ならではのアパートもあったりします。もちろん、いい物件は早く決まっていきますので、お早めに。


ただ上記地域はオートロックマンションタイプの物件が少ないので、それを優先させるのであれば、国分寺や西国分寺、国立など中央線方面まで足を伸ばすといいかもしれません。(もちろん家賃も高くなります)
国立までいくとムサビから遠くなっちゃうイメージがありますが、場所によっては国分寺よりムサビに近い場合もあるんですよ(地図を見ると一目瞭然です)。住所は「国立市」だけど、チャリンコでチャリチャリ〜とムサビに通ってる人もいます。
また、中央線沿線は動きやすいのが利点。立川から吉祥寺の間に住んでいる人も多いです。
自分がそうでしたが、やっぱり鷹の台近辺だと「銀座に個展を見にいく」には「よいしょ」と重い腰を上げる形になってしまいます。


電話をかけてこられた保護者の方はこうおっしゃってました。
子供が受験から帰ってきて『ムサビ、駅から超遠い!』と言ってたんです。普通は国分寺からバスで通うものなんですか?」と。

きっと、おきなまろさんの前を歩いてた受験生の方ですね(笑)


私も受験の時、鷹の台駅から40分ぐらい歩いたように思ってました。遠かったー。
でも、実際は20分かからないんじゃないかな?公式には「鷹の台駅から徒歩20分」と出てますが、私で15分です(玉川上水でチビッ子のジャマを受けながら)
受験の時って荷物が大量にある上に不安な状態で歩いてるんで、遠く感じるのかもしれません。後は慣れですね。




千葉や神奈川の方からは「ムサビまで通えますか?」という質問を受けることもあります。

上記アンケートで、自宅生の「通学にかかる時間」を見ると、「90-120分未満」が30.4%ともっとも多く、「120分以上」を足すと半数を占めます。
つまり、自宅生の半分ぐらいは2時間ぐらいかかってムサビに通ってることになります。


私の同級生に神奈川の七里ケ浜から毎日通ってる人がいました。彫刻の場合は9時からモデルのポーズが始まるのですが、必ず遅刻せずに第1ポーズからいましたね。(ただ、卒業制作中はさすがに大学近辺にアパートを借りていました)
何でもそうですが、後は本人のやる気次第だと思います。



職員だと千葉県我孫子や山梨県大月市から毎日通ってる方もいますし・・・・。

ムサビペディア::春工事

ナ/ハ行

■春工事

春に行われる工事(そのまま)

ムサビの場合、夏休みは通信教育課程のスクーリング授業が行われているため、建物の外壁補修や改修工事等音が出る工事は春休みに行われることが多い。



昨日は入構禁止解除日&合格発表日ということもあって、急に学内の人口が増えました。
サークルで作業用のテントを張りに来た学生さん、就職課に行く学生さん、アパートを探しに来た新入生(これは後日書きます)、アヒルさんに合格報告をしている新入生(日本画に受かったのかな?)等など。




裏ペディア


そして春工事のための工事車両や作業員の方も一気に学内へ。作業着とヘルメットをつけたオジサン団体が中央広場とかをゾロゾロ学内を歩いてる姿を見て、つい中島みゆきの「ヘッドライト・テールライト」を口ずさんじゃいました。外壁補修ぐらいで「田中は『これはいける!』と、思った」とドラマチックなナレーションが入っちゃたまらんのですが。


ほんとのことを書くと、「学内を見学できますよ」とは言ってますが、学内は工事ばっかりやってるので今はあんまり見てもらいたいたくない時期でもあります・・・。



もっとほんとのことを書くと、入職してすぐの頃、「春工事が」「春工事が」と音だけで聞いて、「春浩二?」と人の名前だと思ったのは秘密です。