手羽日記 03/19 -大停電の昼に-

今日は日記風に(ムサビ日記なのに「今日は日記風」も変な話だけど)
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3月19日(日)
今日は某スタッフがムサビへ視察に来るということで、出勤。

とはいっても、19日は年に1度の計画停電の日
計画停電とは、配電盤などの保守点検のため、完全にムサビの大元のブレーカーを落として作業をすること。電気が止まるということは、給水タンクへモーターで吸い上げてる水も止まってしまいます。
視察はこの日だけは避けたかったけど、都合が合わず19日に決行することになりました。先方へは何度も何度も「停電ですからね。トイレも使えませんからね」と念押し。

朝、学校に来ると、1号館では施設管財課ネットワーク担当の自家発電機がスタンバッてる。
大学WEBサーバ・メールサーバは仕方ないとしても、ルーターを止めるわけにはいかないので、私が情報システム課にいる頃に購入した軽量発電機。そう、情報システム課の時は計画停電=出勤だったので、停電中の大変さはある程度知っているの・・・。


広報課に入ると、すぐにカーテンを開け、陽が入るようにし、暖房をガンガンかけて部屋を暖める。
PCも立ち上げてみるが、案の定、既にネットワークは停止してるので、すぐにシャットダウン。

そして8時50分。何の前触れもなく停電に突入。急に部屋の中が暗くなる。1号館奥のサーバ室からUPS(無停電電源装置)の悲鳴が聞こえてくる。




つくづく、普段いかに電気とネットワークに頼った仕事をしてるか、ですね。
文書を作ろうにもデータはファイルサーバの中。いや、その前にPCが立ち上がらない(笑)
コピーもシュレッダーもできない。内線電話さえ使えない(電話交換機が止まっているから)

もう、机の整理ぐらいしかやることがありません。(「まずそれをやれよ!」と広報スタッフに突っ込まれそう・・・)
どのくらい片付けてないかというと、先週「オープンキャンパスのパンフレットありますか?」と聞かれて、「そんな9ヶ月前の資料がすぐ出るはず・・・・あ、ここにあった」とすぐに出ちゃうくらい汚い機能的な机に出来上がってたくらい、です。


だいぶ机が片付いたところでお客さんが到着。
「春の嵐」が吹き荒れる中、学内中を見て周りました。
スタッフの方から「美大っぽいですね」と言われましたが、「美大」なんです(笑)
でも、「美大っぽい」とつい言いたくなる気持ちもわかります。ムサビは古い建物や特徴的な建物が多く、アトリエはアトリエ専用として設計されていて(「ムサビペディア::自然光」を参照ください)、恐らく多くの方がイメージしてる「美大」にムサビは近いのかもしれません。「郊外の広いキャンパス」というイメージであれば、間違いなくタマビさんだと思いますが。

無事にメインイベントも終わり、机の整理も終わったところで、電気が復活。
ま、まぶしい!!8時間ぶりの蛍光灯がこんなにまぶしかったとは。

投稿者:ichiro : 2006年03月20日 04:02

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コメント: 手羽日記 03/19 -大停電の昼に-

〜っぽい、という表現はよく使ってしまいます。

断定を避けるのは、反論を避けているからなのでしょうか。

投稿者 tamapi : 2008年08月14日 21:13