›2009年10月31日

お祭りだっ! 2

来年はいよいよ待ちに待った平城遷都1300年祭が開催されます。主会場は平城宮跡です。


鹿人間(?)のせんとくんにやっと慣れてきたと思ったら、着ぐるみやかぶりもの版が登場して、こっちの方はもっとこわい(公式ガイドブックVol.1の表紙を参照)。


http://www.1300.jp/about/index.html

(せんとくんデザイナーの対談が読めるよ)

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›2009年10月30日

お祭りだっ!

来月18(水)〜20(金)はいよいよ待ちに待った国際放送機器展(InterBEE)が開催されます。場所は幕張メッセです。


音量子は18(水)に説明員として会場にいます。ムサビコムメンバーで来場される方は気軽に声をかけて下さい。弊社ブースをご案内します。

http://www.inter-bee.com/ja/

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›2009年10月28日

教員紹介ページ

武蔵野美術大学のホームページに、教員プロフィール集というのができたな。ここに赤岩君が主任教授として載ることを楽しみにしているぞ。そうなったら、あとは学長への道をまっしぐらだ。選挙参謀は音量子がなる。僕は汚い大人だから大船に乗ったつもりでいろ。


あとは手羽を蹴落として、竹林さんに理事長になってもらうだけだ。


話は全く変わるが、工芸Iレポートのテーマが決まらない。神奈川県か東京都で、取り上げやすい工芸品があったら教えてくだされ。

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›2009年10月26日

梅いろいろ

「パッケージデザイン」の教科書に、小田原「ちん里う」(http://www.chinriu.co.jp/)の梅干しパッケージの写真が載っていて、とてつもなく欲しくなった。ショッピングサイトで調べてみると10年漬壺入り180gで6000円、一粒何百円するんだ?


最近食べた梅干でうまかったのは、隠岐の海産物ショッピングサイトで注目を集めている「島風生活。」(http://www.shimakazelife.com/)の蘇婆訶梅(あそかうめ)、ただし小鹿田焼の壺とセットでしか買えないから、高い。


漬物は京都の名物で有名な店はいくらもあるが、案外知られていないのが「ニシダヤ」(http://www4.ocn.ne.jp/~nisidaya/)。今熊野の店は、まちの漬物やさんという構えだが、ここのしば漬けを旨くないという人はいないだろう。首都圏のスーパーで見かけることがある。ここの梅干は食べたことはないが、注文したくなった。これからの冬の季節は千枚漬けやすぐきもよいなあ。

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›2009年10月25日

落ちたレポート 2

[コンテンツデザイン 第1課題 Webサイトとユーザビリティ]


- 日本美術サイトにおける「Webユーザビリティ」の分析 -


1. Webサイトにおけるユーザビリティの定義および解釈

一般の人々がインターネット、いわゆるWebサイトにアクセスし始めたのは1995年頃と記憶する。そのころは、基本的にテキストベースで若干のビットマップがある程度、Yahoo!のようなポータルサイトにおいてもアサヒコムのようなマスコミのサイトにおいても画像はほとんど掲載されていなかった。通販サイトの草分けであるAmazonにしても書籍販売のみで、商品画像は掲載されていなかった。
その後、Webサイトのデザインはよりrichになり、イラストが多用され静止画も当たり前になり、ここ2年くらいで動画も当然のこととなった。インフラも整備され、インターネットにアクセスするユーザーが増えるごとに通信能力も強化され、それを支えるコンピューターテクノロジーもより強力なものとなった。このような状況の中で「Webサイトにおけるユーザビリティ」、ここではユーザーがより速く的確に情報にアクセスすることができることと定義すると、ユーザビリティが向上したのかという問いにはyesとも答えられるしnoと言うこともできる。

例として新聞社のサイトを取り上げてみる。開始当初はカテゴリとして政治、経済、国際、社会、スポーツの各ニュースが掲載されていて、アクセスする人も明確に今日のニュースが知りたい、あるいは為替の情報が欲しい、またスポーツの結果が知りたいとしてそのような情報にアクセスしていた。しかし現在のサイトを見ると、コラムもあれば住まいの情報やキャリア情報、様々な広告などがあり、目移りしてそもそも何のためにアクセスしたのか忘れてしまいそうな情報量と言える。またそのような情報の中から、自分自身が必要性に気がついていなかった情報を見つけることもある。つまり、スーパーマーケットで買い物をしているようなもので、そこに物があって初めて必要性に気がつく、というものに変化して行った。

ここで、いくつかの参考書を読んでみた(文末の「参考書一覧」を参照)。全ての書籍において共通して主張されるいるものを以下に列挙する。

・サイトの目的を明確にすること
・ターゲットユーザを設定すること
・サイトを訪れる利用者の視点でデザインすること
・そのために、利用者の行動を分析・理解すること

自らの体験、および参考書での学習を踏まえてユーザビリティの優れたWebサイトを分析する。


2. ユーザビリティの優れたWebサイトの分析

ユーザビリティの優れたWebサイトは、

・その人の知りたい情報が速く的確に得られること
・および、その人にとって本当に必要な情報を気づかせてくれる

ものと考えて、優れたサイトを選んでみる。ここでは自分自身が卒論のテーマとしている「日本美術」のサイトを閲覧し分析する。
日本美術サイトにアクセスする人は、基本的に日本美術に興味を持っている人と考えられる。その目的は趣味であったり学校の勉強であったり、中には仕事で調べる人もいるであろう。一口に日本美術を紹介するサイトと言っても、教育用画像素材を提供するもの、美術館や博物館が所蔵品を紹介するもの、重要無形文化財や国宝といった国の制度に沿って美術品を紹介するものなどがある。

その中で、美術品を網羅的に紹介する「文化遺産オンライン」(http://bunka.nii.ac.jp/Index.do)のサイトが優れていると考える。時代、分野、地域からの検索が可能で、また国宝や重要文化財といった制度からも美術品を探すことができ、名称・作者・所蔵館といった条件から検索することも出来る。これらの検索によって、美術品の画像、制作年代、説明、関連するリンク情報を得ることができる。
その他には、重要無形文化財の動画による紹介、ユネスコの世界遺産といった切り口からの日本美術の紹介、全国の美術館・博物館情報が、トップページからアクセスすることが出来る。
また、他のサイトに見られない特徴として、テーマで眺める文化遺産「遊歩館」というページがある。「空間」「うつろい」「人」などの言葉から一つを選択し、例えば「空間」という言葉を選択するとそこからさらに「山のある」「桃源郷を求めて」などの選択肢があらわれその一つを選択すると美術品の画像があらわれる。言葉を選びながらどのような美術品が紹介されるのか、わくわくした感じを抱かせるサイトである。
「文化遺産オンライン」サイトの構造図を以下に示す。

[トップページ]
|
+ 時代検索
+ 分野検索
+ 地域検索
+ 文化財体系からの検索
+ 条件検索
+ 動画による無形文化財の紹介
+ 世界遺産の紹介
+ 全国の美術館・博物館情報
+ 遊歩館へのリンク


3. 考察

Webユーザビリティの優れたサイトは一般的に、サイトの階層が浅いこと、自分がどの階層でブラウジングしているのか把握しやすいこと、またトップページにすぐ戻れること、と考える。このことによって情報が探しやすくなる。これはコンピューターソフトウェアについても同じことが言える。
設計者の立場から言うと、階層を深くすることによって情報を分類することが容易になるが、深くしすぎるとユーザビリティを損ねる。階層が浅い場合、一つの階層に表示される情報は多量になりこれもユーザビリティを損ねる結果となるが、これは情報のレイアウトを工夫することや検索機能を援用するとによって解決可能と考える。世の中の趨勢は階層を浅くする方向に向かっているようだ。


4. ユーザビリティ・ポリシーの提案

以上の分析・考察からユーザビリティの優れたサイトを制作するためには、

・階層を浅くすること
・階層ごとの情報量が多くなる時には、レイアウトを工夫し、また検索機能を利用すること
・ユーザーが求めている情報を的確に表示することは勿論のこと、ユーザーの嗜好や感覚によって思いもかけない情報を提示することができること

を提案する。


5. 学習の感想

仕事でWebサイトにアクセするようになったのは1994年くらいのことであろうか、その時開発していたソフトウェアにインターネットアクセスの機能を持たせようと考えていたこともあって、技術、ユーザインターフェイス、コンテンツといった側面から考えを巡らせていたが、そのようなこともあってネットの使用頻度は非常に高かった。

2000年前後にはネットバブルの影響もあって、インターネットのビジネス化について真剣に考える機会があった。この時はコンサルタントを多数使ってずいぶん分析をしたものだが、ビジネスとしてはその後大きな成果を得られることができなかった。
当時を振り返ってみて、あくまでも供給者側の論理で物事を分析・考察していたと気づく。早く成果をあげなければというあせりもあった。
今あらためてWebサイトについて考察を行ったが、優れたサイトはユーザーからの視点、ユーザーにとっての使いやすさに配慮し、デザインについても操作性についても特に奇を衒ったことをしていない。ごくごく当たり前のことであるが、制作者側に立つと素直にそうすることが難しいものである、ということもあらためて認識した。


- 参考書一覧

『ユーザ中心ウェブサイト戦略ー仮説検証アプローチによるユーザビリティサイエンスの実践』 武井由起子, 遠藤直紀著 ソフトバンククリエイティブ 2006
『Webユーザビリティ・デザインーWeb制作者が身につけておくべき新・100の法則。』 石田優子, アルファサラボ著 インプレスジャパン 2007
『入門Webデザインユーザビリティ 使いやすさで成果を上げるプロのワザ』 池谷義紀 ソフトバンククリエイティブ 2008
『新ウェブ・ユーザビリティ』 ヤコブ・ニールセン, ホア・ロレンジャー共著 斉藤栄一郎訳 エムディエヌコーポレーション 2006
『ウェブ・ユーザビリティルールブックー顧客を増やすサイト設計』 ビービット著 篠原稔和監修 インプレスジャパン 2001

添削を担当したのは丸田という教師だったが、内容云々よりは前提条件がどうのこうのと書いてあったな。その通りに修正して再提出したら、また同じようなことをコピペして送り返してきた。

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›2009年10月24日

落ちたレポート 1

[コンピュータ基礎II 第2課題 美術館などで使用される機器を提案しよう]


- 美術館におけるAugmented Reality -


1. はじめに

Augmented Realityは、現実に見えるものに対しITを用いて付加情報を表示させるというもので、アイデア的にはさして斬新なものではありません。誰でも思いつきそうなIT技術のうちの一つです。よく例としてあげられるのは、ゴーグル形の機器を装着し、実際に見えているものに対して文字や音声により解説を行う、というものです。しかし、ゴーグルというものを日常生活や仕事で装着する、というのはあまり気持ちのいいものではありません。そのようなことも考慮にいれて、美術館における適用を考察します。


2. 美術館における作品解説

美術館においては通常、作品ごとに小さな解説パネルが添えられています。その情報は、作品に対しての背景情報を提供し、作品により興味を持ってもらうことを目的としています。そのため、鑑賞を阻害しない程度の最小限度の情報を提供しています。
規模の大きい美術館でかつ特別展においては音声ガイドが提供されることが多いと思います。作品に対してより詳しい知識を得たい場合には、音声ガイドは有用と考えます。しかし、音声においては「聞く」という行為が「読む」という行為に比べて時間がかかること、また拾い読みのようなことができないので時としてまだるっこさを感じさせることがあります。混んでいる展覧会においては音声ガイドを付けた人が、特定の作品の前で長い時間立ち止まることは、混雑を助長し、主催者にとっても他の来場者に対しても迷惑なことでしょう。
一方、そのような状況でなければ興味を持った作品を色々な視点を持って長い時間鑑賞することは、良い習慣と考えます。そのとき、解説パネルの情報だけでは物足りないこともあるでしょう。
来場者の職業や趣味によって、作品から受けとりたいことは変わってくるでしょう。来場者の要望によって、様々な情報を表示できる機器を考えてみましょう。


3. 美術館におけるAugmented Realityの応用

ここで提案するAugmented Reality機器は、対象としては物体であればよいとします。絵画や彫刻が対象になるでしょう。ただし、インスタレーションのような空間的に広がりを持つもはここでは対象とせず、またパフォーミングアートも対象としません。映像や音声も除外します。タブローと彫刻を対象とします。
先に述べたようにゴーグル形の機器は装着感に難点があるので用いません。普通の美術館にある「作品パネル」をAugmented Reality的に拡張したものにしましょう。
来場者が操作するデバイスは、20型程度の液晶タッチパネルを想定します。美術品を対象とするので、将来的には有機ELパネルも有望でしょう。
来場者が操作しない時には作品の画像を表示しています。一部の画面を区切って、操作方法を表示します。来場者が操作することによって、画像を拡大・縮小、移動します。操作方法はこの機器用にあらためて定義せず、iPhoneやカーナビの操作方法を踏襲する方が混乱が少ないでしょう。画像を拡大することにより、作品のモチーフを適切に把握し、技法や質感について研究することが容易となるでしょう。そのために、望遠鏡を持って来る人がいますが、この機器により作品全体とその一部を同時に見比べることができますから、理解がより深まるでしょう。
また、来場者の操作により、作品の時代背景や図像学的意味、技法を文字情報として表示できるものとします。これは作品画像と重ね合わせて表示します。
また、作者の経歴や作品の批評、作者が作品こめたメッセージを、作品画像とは画面を区切って表示できるものとします。
また、来場者が感想を機器に入力して後から来た来場者が読めるようにすることも面白いかもしれませんが、少々煩雑であるとも思います。


4. クライアント機器、サーバ機器、通信プロトコル

液晶タッチパネルは小型のPCに接続しています。演算装置、メモリ、ディスク、ネットワークインターフェイスを持ち、また画像処理を行うためのGPUを持ちます。
作品の画像情報は、機器のディスクに保存しておきます。ネットワークを経由するより、ローカルに保存にしておくことによってなるべく高速な表示を行います。
ユーザの入力をシリアルケーブル経由で受け取り、プログラムおよび演算装置で判断を行い、必要な情報を表示します。高精細な画像の拡大、縮小、移動などの処理はGPUを用います。
また、作品画像と重ね合わせて表示する、図像学的意味や技法に関する情報も機器のディスクに保存しておきます。画像の空間情報と文字情報を関連づけたものをデータベースに保存しておき、利用者の操作によって画面に表示します。
作者の経歴や作品の批評、作者が作品こめたメッセージについては、既に美術館内のサーバーや、他の研究機関にあるサーバーにデータベースとして既に構築されているかもしれません。そのような情報を利用する時にはネットワーク経由で情報を取得し、文字情報表示領域に出力することになります。この時は、HTTPやその上位のSOAPプロトコルを用いて情報のやり取りを行うことになるでしょう。


5. まとめ

ここで述べた機器は提案したいというより、以前より自分自身があったらいいと思っているものです。特に作品の図像学的情報を得たり、技法や質感についてきちんとした知識を得たいと思っていました。これらの情報は作品を見ながら得ることによって、より興味と理解が深まります。
テクノロジーとして目新しいものは何もありません。実現は十分可能です。問題があるとすれば、コストでしょうか。企業で取り組むには難しいものです。大学や官公庁、研究機関での取り組みを期待します。


- 参考書
『ミュゼオロジー入門』 岡部あおみ著 武蔵野美術大学出版局 2002
『博物館映像展示論』 青木豊著 雄山閣出版 1997


(図版は省略)

添削を担当したのは井上という教師だったが、ここで提案した機器はそこらの美術館・博物館にあると書いてきた。世の中に本当に存在するのなら、どこにあるか教えてほしいものだ。

ここではゴーグル型機器を排除したが、添削文でのゴーグルへのこだわり方が激しくておかしかった。


また、添削文で「良く分かりません」という記述もあった。どう分からないか書いてないから、書き直ししようがないのだな。

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›2009年10月23日

お嬢様、あらわる。

横浜日仏学院に通い始めて早一年が経った。今回で5学期目、当初20人いたクラスは4人、一年たってもあまり喋れるようにならないなあ、といい大人たちで笑いあってしまった。
とはいえ、週に一度、2時間の授業では予復習をやってもこんなものだろうと思う。


昨日の授業から、女子大生が新しくクラスに入ってきた。「コミュニケーション」が専攻だとのこと。そんな名前の学科が近年流行りであることくらいは知っている。


品がよさそうで、すっぴんだった。鼻の下に産毛が生えたままになっている。初々しいな。


こういう人は「お嬢様」と認識してよろしいか。昼間は大学に通い、夜はフランス語のレッスン。


とりあえず、クラスの中で一番賢そうな印象を受けた。来週も、お嬢様の隣りに座ろう。

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›2009年10月19日

5年後の自分

半期に一度の会社の面談の季節がやってきて、フォームになにやら記入したりというところが面倒であるものの、半期ごとに自分の業績を振り返り、次半期について思いを巡らすのは大事なことである。


書かなければならない項目に「5年後の自分」というのがあって、転職してきてはじめて見たときには笑ったが、平社員のときは「そんなことは想像もつかない」などと書いていたはずだ。ばかばかしいので一度空欄で出したら、部長さんから怒られた。


管理職になるとそんなふざけたことは出来ないので、とりあえず「こうなっていたらいいなー」ということを書いている。正直に言うと、今回書いた内容はここ数年変わっていないはずで、実際コピペしている。つまり、ここ何年か自分自身はほとんど変革していないわけだ。


昨今の経済状況に官僚的な組織も加わって、ということがあるものの、こうやって考え直してみると自分が歯痒い。


今回は思い切って「○□△の社長になります」などと書いてみようと思ったが、そんなことしたらもっと怒られるだろうな。

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›2009年10月18日

さようなら、ノラ

野良猫の親が子猫をテリトリーから追い払おうとしていた。毎年見られる光景で、やり方は執拗だ。


春先に生まれて、初夏は庭を跳ね回り、夏は蝉の大虐殺をして、秋になるといずことへと去って行く、ということが毎年繰り返される。


人の親子がいつまでたってもべたべたしているのと大きな違いだな。


とりあえずこれで静かになるなあなどと思っていたら、今日はちっこい猫が庭でうるさくないている。Wikipediaで調べてみると、猫は年に数回発情するらしい。なんだと。


年中発情している手羽に比べれば始末がいいが、裏のおばあさん、もう野良猫に餌をやるのはやめてくれ。

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›2009年10月17日

弓をひく

今日は県立武道館へ行って、弓道の体験教室に参加した。10mほどの距離であったけど、弓をひいて的を射った。


うまくなったら、ムサビに行ってくねくね逃げ惑う手羽を狙ってみよう、などと考えなくもなかったが、とりあえず体験してみて、ああいう飛び道具系の武道はちょっとあわないな、と思った。


拳法で動き回る相手とどつき合う、ということが性に合っていることを再認識した。


「弓」という道具のことで言えば、何年か前の卒論に和弓を取り上げた人がいたな。

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›2009年10月16日

皇室の名宝

東京国立博物館の『皇室の名宝』展は行く価値なし。みたけりゃ皇居の尚蔵館に行けばいい。あそこはただだったんじゃないか。


第1期では若仲人気がすごい。あの絵の何がいいのかね。そのおかげで、呉春や雅邦をゆっくりみることができました...


行きた行きたいと思いつつ、いまだに腰を上げていないのは、奈良の『正倉院』展。カタログは持っています。日本語版だとかさばるから、英語版。


第2期には期待していません。奈良へ行くか。

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›2009年10月14日

ビゲロー考

美術に興味を持ち始めていたときに買った、ボストン美術館の東洋美術名品図録をあらためて眺めてみた。その中の日本美術と中国美術品を概観してみると、フェノロサが収集したものよりビゲローが収集したものの方が量・質とも圧倒的に高い、と思った。


ビゲローは資産家の生まれで、毎週のように多額の利子収入があったそうで、日本に来て美術品を買っても買ってもお金が余って困っていた、とものの本に書いてあった。実際、あまりお金のないフェノロサに資金援助をしている。


お金が有り余っているから、収集品もより優れたものになりそうだけど、手当たり次第に買っても贋物をつかまされるだけだ。これだけの収集品を得るのは並大抵の才能ではないと思う。近代から現代に至る日本美術史の成立および見直しにも耐えうるコレクションと思う。


東洋美術名品図録に戻ると、フェノロサの収集品は頭で集めたもののような気がするし、ビゲローは感性で購入しているように思う。


フェノロサは著書を残しているが、ビゲローにそのようなものはないようだ。日記や書簡も残っていないのだろうか? きちんとしたビゲロー研究が出てくると面白いと思うが、ビゲローを直接知る人は現存していないし、そのお孫さんのくらいの代でもかなり高齢であろう。期待はしたいが、研究はむずかしいだろうな。

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›2009年10月13日

音量子の精神年齢

・りゅうりゅうの精神年齢鑑定ver.4.0
http://www.ryu2world.com/seiframe.html
実際の年齢との差は…?あなたの幼稚度、大人度、ご老人度がまるわかり。


「鑑定結果

あなたの精神年齢は27歳です

あなたの精神年齢は、大人になりたてです。若々しさがあり、時には子供っぽくなることもありますが、世間一般に認められる程の常識を持ち合わせています。ただ、大人の年季というものは微塵も感じ取れません。

あなたは実際の年齢より幼稚です。友達から子供っぽいと言われたりしたことはありませんか?自分では気がついていない場合もありますが、あなたの周りの人はきっと思っていることでしょう。

幼稚度32%

あなたは小学校高学年並みの幼稚さを持っています。なんだかんだいってもまだまだ子供です。

大人度75%

あなたはもう立派な大人です。十分に精神が発達していると思われます。

ご老人度6%

あなたからはおじいちゃんっぽさがほとんど感じられません。元気そのものです。

あなたとお友達になれそうな人
木村拓哉
一休さん」

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›2009年10月12日

弓道について教えて下さい

こんな天気のいい休日、家で卒業制作の資料を前に青くなってた。


卒業制作のテーマにしたものは嫌いになると先生が言っていたけど、本当だな。


1996年に始めた、日本古代仏教美術への心の旅もそろそろ一段落をつけたい。今までの費用をざっくりと計算してみると、京都・奈良への旅費、通信教育課程の学費、書籍代もろもろ500万円くらいか。レクサス1台分だな。


今、興味を持っているのは弓術、正確に言うと弓道。弓やら袴やら高そうだけど、ネットで調べてみると思ったほど高くなくて、拳法とそうかわらないようだ。武具なんて、大事に使えば一生ものだし。拳法で顔をどつき合うのはもういやになったのであるよ。

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›2009年10月09日

ICカード免許証

唐突だがやくざもホームページを持っているのだろうか。トップページには勘亭流で組名称と「組長あいさつ」、リンク先には「組織図」「業務内容」「採用情報」「Q&A」。
「若頭ブログ」というのもほしいな。


とはいえ、今日のブログはここから話が広がっていくということはない。


今朝、警察署でICカード免許証を受取った。ICカード式は、本籍地は空欄になっている。住所は記入されているから、プライバシーというよりは人権問題にかかわる配慮だろう。


こういう生活上のちょっとした変化でもない限り、本籍地を意識することはないな、などと思いながら本籍を東京都中野区から横浜市に移してしまおうかと考えた。
親父が死んでから、いろいろしなければならないことがいくつもあり、神経をすり減らすようなこともある。ここで、本籍地を移して心機一転するか。


でも、本籍を移す手続きは面倒だろうか、それに付随して他にも手続きが必要なことがあれば大変であるなあ。

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›2009年10月07日

検察員制度

裁判員制度が始まって間もないけど、音量子としては検察員制度もあったらよいのではないかと思う。


「被告は『ムサビコム』などという不埒なWebサイトを運営し、武蔵野美術大学の名誉を多大に毀損しました。よって、東京都武蔵野市吉祥寺○○x-x-x 手羽イチロウ(40)に対し、無期懲役を求刑します」


などと言うことを考えるのは楽しい。また裁判長に、


「異議あり!」


というのもやってみたい。


そうすると「弁護員」制度も必要だなあ... などと考えているときりがないな。とりあえず、裁判員に選ばれる確率はどの程度なのだろうか。身の回りに通知が来た、という人をいまだに知らない。

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›2009年10月06日

強敵、あらわる


時々朝食をとる「箱根そば」の隣りに「富士そば」ができた。


立ち食いそばなんて、とばかにする人は多いと思うけど、きちんと手順を踏んでつくったものはそれなりに旨いものと思う。


本厚木駅に「箱根そば」は構内と駅の外に2軒あって、音量子は駅の外の店に行く。構内の店には、今もいるのかどうか分からないが、ぬるそうなデブがぬるそうにそばをつくっていて、見た目だけでまずそうだ。
このデブは、冬になると茹で上がったそばを水でしめる手順を抜かす。薬味も昨夜仕込んだ売れ残りだろう、干からびたものを平気で出す。


駅の外の店は構内ほどひどくないけれど、となりに「富士そば」ができた影響なのかいつもより店員さんはてきぱきとしていた。競争というものは必要なものであるな。

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›2009年10月05日

卒業制作スクーリング雑感

今日は会社を休んで掃除洗濯、をしながら昨日一昨日のことを思い返す。


ひとりひとりの論文テーマは多様多岐に渡っていたが、中にはかぶっている人がいた。確率的に見てもほとんどあり得ないかぶり方で、偶然とは言え不思議なことがあるものよ。


酒井先生ご専門の編集や印刷文化についてテーマを選択した人がいなかったのも意外だった。毎年何人かいるのにな。


現代美術は一人もいなかったように思う。


流行ものの現代デザインもいなかったな。原なんとかというデザイナーを取り上げる人が一人くらいいてもおかしくなさそうだが。


皆自分の仕事や経験に引き付けて論文テーマを選んでいるように思う。みな大人だし。

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›2009年10月04日

卒業制作スクーリング(秋)

卒業制作スクーリングで、ペンギンさんと再会。7月にあった時より、少々若返ったように見える。日がさんさんと降って来るところに住んでいるのがいいのか。


2日目は進捗報告を一人ずつ行う。音量子としては、「黄色」「河鍋暁斎」「ポスプロ」という言葉が頭に残った。


第1回のスクーリングでは、ペンギンさんが酒井先生と東工大の高橋先生とバトルを繰り広げていたが、秋は特に波乱もなくすんだようだ。


今日は日があって暑かったけど、これから秋も深まってくのだろうな。

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›2009年10月02日

学習進捗状況 09年度10月

ムサビ通信から心が離れて行く日々...


卒業所要単位(残り)
造形文化科目 0
造形専門科目 6
造形総合科目 4
造形文化+造形総合科目 0


[造形専門科目]

- 造形学研究 -
第1課題 合
第2課題 合
第3課題 合

- 卒業制作 -
研究計画書 合
面接授業(第1回) 合
中間報告書 合


[造形総合科目]

- コンピュータ基礎II -
第1課題 合
第2課題 添削中

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›2009年10月01日

卒業制作のために読んだ本 5

続日本紀〈上〉 (講談社学術文庫)続日本紀〈上〉 (講談社学術文庫)

講談社 1992-06
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古代仏教美術の時代背景を知るために読んだ本。


女帝の即位が続いた時代だが、女性はやっぱり優しい、称徳(孝謙)を除いて。


称徳崩御の記事が突然出てくるのも不気味だ。他の天皇は病をえてから崩御するまで詳細に語られるのに。道鏡のこともあって評判が悪かったから、一服盛られたか。


とはいえ、時代の転換を促した天皇であった。

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