›2007年10月30日

責任が持てる大人が少なくなったようです

芸祭では大学生の中にぽっと投げ込まれたようで、世代間のギャップを感じ少々落ち着かない思いをした。週の初め会社に行くとなんとなくほっとするような気持ちになった。こんな元気のないことではいけないなと自分自身つくづく困ったものだと思う。


長年の不況があり、また所属部署は成長が期待されていないのか新卒が入ってくるのは何年かに1度で、部員は日々高齢化していくばかり。とはいえ、リストラがあり団塊の世代が退職したこともあって、案外50代の社員は少なかったりする。


成長する、しないは組織の行動次第で、大学は少子高齢化の影響をまともに受けているはずだけれど、目先の利く大学は留学生を積極的に受け入れたり生涯教育に力を入れたりしている。新聞雑誌で読んだ記事によれば、日本に限らず先進国の大学はそのような方向に進んでいるようだ。


会社に話を戻すと、若者が入ってこないということはふつう若者がする仕事を年寄りがしているということで、それはそれで良いこともあって、経験に基づいた磐石な仕事をする人が少なくないけれど、一面、いつまでたっても子供子供したおじさんおばさんも少なからずいて、これはこれで困ったことで、ムサビコムの面々の方がよっぽど大人びて確りしていると思うことがある。

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›2007年10月28日

本日の結果


女神輿 -> 男神輿 -> サイン会 -> 1丁目 -> 国分寺のそば屋


・みちくさとりこさんが言ったように、サイン会の時の手羽さんの目は本気(マジ)だった


・珍念君ととーぼーさんの頑張りのお陰で『ムサビ日記』がxx冊余計に売れたと思う


・ムサビ日記関係者では、utoさん父子がいらっしゃっておりました


サイン会後は、出版局のハムコさんと呑猫さんの三人で一丁目に飲みに行き、その後場所を変えて国分寺のそば屋で飲みました。


赤岩君、すまぬ、ちびくろ展には行けませんでした。


そば屋でハムコさんと呑猫さんと話していた時に、お二方は是非赤岩君と会ってみたいとのお話がありましたよ。

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›2007年10月27日

明日の予定


ラミ子 -> 女神輿 -> 男神輿 -> サイン会 -> ちびくろ展 -> Jazzの店


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›2007年10月26日

音量子、庭園を見る <女ひとり>

デューク・エイセスのヒット曲『女ひとり』は京都大原三千院で始まるけれど、二番は栂尾高山寺、三番は嵐山大覚寺で、嵐山は「あらしやま」と読むとリズムに合わないから「らんざん」と歌われている。この三つの寺には行ったけど、恋に疲れた女を見ることはなかった。


抹香くさいところに若い女性が一人でいるという発想がそもそも奇抜なので、実際には疲れたおじさんか元気なおばちゃんしかいない。
東福寺芬陀院では、生活に疲れたようなおじさんが方丈でごろっと横になっていた。こういうことは非常にだらしがないし、絶対にやってはいけないことと思う。


美しい借景庭園と強烈な個性の住職で知られる円通寺では、もう何年も会っていなかった大阪の伯母を偶然見かけた。伯母は円通寺の住職より十倍くらい個性が強くて、会ったら何を言われるか分からないから、とっさに襖の陰に隠れた。
伯母は友人の関西のおばちゃんたちと円通寺の方丈を独り占めにして、庭園と住職をさんざんこき下ろして帰っていった。そのあと、ほっとして一人で庭を眺めた。

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›2007年10月25日

音量子、庭園を見る <修学院離宮>

宮内庁管理の桂離宮、修学院離宮、仙洞御所、京都御所の参観には事前の申し込みが要る。以前は往復はがきで申し込まなければならなかったけど、Webでもできるようになって便利になった。桂離宮以外は、直接御所の事務所に行って申し込んでも空きがあったけれど、今はどうだろうか。


叡山電鉄修学院駅で降りて、修学院離宮道を川沿いにだらだらと上っていく。歩いて15分くらいかかる。
門を入ってまず受付で往復はがきの返信見せる。担当官からじろじろ顔を見られる。それから待合室へ案内されると、テレビで庭園のビデオを上映している。これから見る庭に対して驚きがなくなるから、僕は見ない。


待合室の片隅でパンフレットが売られているから是非買おう。1部100円。お金の箱に自分で百円玉をいれて、別の箱の中から自分でパンフレットを取り出す。誰も見ていないから百円玉を入れたふりをしてチョッパできるけれど、いい大人がそういうことをするのはやめよう。修学院離宮のほかに、桂離宮や御所のパンフレットも売っているからついでに買っておくのも良いと思う。


時間になったら案内役の宮内庁職員に付いて行く。参観者は3〜40人くらいだったろうか。最後尾に皇宮警察の人が付く。別に怖い人ではない、奇矯な行動を取らない限りは。
写真は自由に撮ることができる。桂離宮では「控えめに...」などと言われた記憶があるけれど、国民の財産なんだから撮りたかったらどんどん撮る。少々グループから遅れても大丈夫、遅れ過ぎると皇宮警察のおじさんがやさしく促してくれる。


下離宮から上離宮に通じる道は松並木になっていて、その周りは田畑でお百姓さんが野良仕事をしている。初秋の頃で、田の畔には彼岸花が咲いていた。
松並木は陛下のための目隠しで、往時は車でお通りになったそうな。
修学院は桂の陰にかくれて有名ではないけれど、宮内庁管理の庭園の中では一番と思う。なぜかって?一度訪れてみれば分かると思う。

ムサビ日記関係者にご連絡:

ハムコさんからの要請があって、日曜日に手羽さんのサイン会に合わせて鷹の台に行きます。手羽さんのサインを貰った後、dum-dum君の店に行って軽く飲みたい。勘定は僕が持ちます。ムサビコム有志でdum-dum君を野次りに行こう。

以上

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›2007年10月24日

音量子、庭を見る <金閣寺>

金閣寺は俗っぽい、の一言で片付けてしまう人が多い。なぜだろうか。観光客が多いからというのであれば、なぜ同じ人はゴッホやピカソを俗っぽいの一言でかたづけないのだろうか。ヨーロッパにあるピカソやゴッホの美術館には観光客がいっぱいいる。


言うまでもないことだけれど、金閣寺は1950年(昭和25)に修行僧の放火によって焼失、1955年(昭和30)に再建、金箔が貼られたのはいつだったか、もう十数年は経つだろうか。再建だろうが金ぴかだろうが美しいものは美しいと思う。


観光客の波にもまれながら受付を通り、ぞろぞろと歩いて行くと目の前に鏡湖池と中之島、金閣が現れる。思わずため息が出るけれど、後は何も考えずそぞろ歩けばいい。風景は刻々と変わる。廻遊式庭園の楽しさである。
修学旅行生がいっぱいいると思うけど、手持ち無沙汰なら記念撮影を手伝ってあげよう。いつかはその世代が日本の文化遺産を守って行くし、月日が経てばその子の世代が守って行くだろうと思う。


教科書に載り修学旅行で行き、美しさを大人たちに刷り込まれたという人がいるかも知れないけれど、それはピカソだってゴッホだって同じだと思う。

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›2007年10月22日

音量子、庭を見る <龍源院>

観光客が京都で庭を見るとすると、龍安寺の石庭、金閣寺の廻遊式庭園といったところだろうか。僕は庭園と言うとまず大徳寺が思い浮かぶ。京都で庭を見たいと思うと、大徳寺の龍源院か南禅寺の金地院を訪れたい。静かなところがいい。


大徳寺は常時公開している塔頭が四つあって、そのなかで一番著名なのが大仙院だろう。ここの庭園は今まで様々語られているけれど、その庭に反映された禅の思想から坊さんの商売熱心さまで含めて毀誉褒貶が激しい。初めて訪れたとき、この枯山水はどこどこから水が流れ出てどこを通って、途中でせき止められてあるところでは堰を切って、どこに流れ落ちるなどと説明を聞いたけれど、そこまで理に落ちなくてもいいのに、と思った。


龍源院は簡素な庭で、方丈の南に枯山水があり、苔むした亀島と西の塀際にいつくか石が置かれている。初夏、一人でじっと座っていてもほとんど参拝客は訪れない。ただただ静かな庭だった。
また、書院脇には坪庭がある。小さい石が三つ四つあるだけの本当に簡素なものだけれど、濡縁に立ってじっと眺めていたい。

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›2007年10月20日

音量子、庭園を見る <詩仙堂>

詩仙堂の四季?水野克比古写真集
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出町柳で叡山電鉄に乗り三つ目の一乗寺で降りる。西に行けば、アート本の品揃えで名が知られた恵文社一乗寺店がある。美術やデザインの本の間にアングラ文化の本があったりする。店長は団塊の世代か。それとも少し世の中を拗ねているのだろうか。


反対に曼殊院道を東へ行き、白川通を越えて100mくらい歩くと一乗寺下り松の遺跡がある。宮本武蔵が吉岡一門を叩き斬ったところだ。そこから左にクランク状に道を曲がって少し登ると、丈山寺詩仙堂がある。


小さい方丈から目の前のこじんまりとした庭を見る。白い砂の上につつじが丸く刈り込んであって、すぐそばに小さな花が咲いている。縁側を降りて階段を下ったところにある廻遊庭園を歩くこともできるけれど、手入れの行き届いた方丈の畳の上から目の前の小さい庭を見ているほうがいい。老若男女が譲り合ってひっそりと座っている雰囲気がよい。


ここに来るまで庭に興味はなかったけれど、心が落ち着いた自分を発見し驚いた。

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›2007年10月19日

学習進捗状況 07年度 10月

僕の学習状況(今後、定期的に更新)。


[造形文化科目]
工芸論
第1課題 合
第2課題 合
科目試験 未


西洋美術史II
第1課題 合
第2課題 未


英語II
第1課題 合
第2課題 添削中


物理学
第1課題 添削中


[造形総合科目]


[造形専門科目]
資料情報処理
通信課題 添削中

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›2007年10月18日

音量子 奈良の旅 10 -パンフレット-

横浜から奈良は遠くてたびたび訪れることも出来ないから、拝観したお寺ではなるべくパンフレットを買って家でつらつら眺めながらまた行きたいなあなどと思ったりしている。


大きな寺社では日本語版の他に英語版のパンフレットも販売していて、英語版の方が紙質が良かったり、掲載されている写真の格調が高かったり、日本版にある子供だましの鹿や坊さんのイラストが無かったりするから、ほとんどの場合は英語版を買う。


これまでずいぶんと購入したけれど所詮はパンフレットで、値段の割にはそんなに質の高いものではない。由緒来歴があって寺宝があって、中には大仙院のように坊さんのありがたい言葉が載っていたりするけれど、批評精神がないから大したものではない。


中央公論美術出版の美術文化シリーズは、全国の著名な寺社の案内となっていて、内容も良い本と思う。鷹の台の図書館には全巻揃っていたと思う。現在ではシリーズ中ほとんどのものが絶版になっていて、奈良の寺で現在も販売されているものは『法華寺』『唐招提寺』『西大寺』の3冊、シリーズの他の本の復刊を強く望む。

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›2007年10月17日

音量子 奈良の旅 9 -歌好きかい?-

奈良は山の中の寺がいい。近鉄奈良駅からバスで30分、本数も1時間に1本くらいしかないからかなり不便なところだけど、忍辱山(にんにくせん)円成寺は行く価値がある。小さいが静かできれいな境内、優雅な本堂、運慶初期作の大日如来、春日造の二棟の社殿はなかなか見飽きることがない。
ここには造仏の研究所があって職人さんが何人かいるようで、受付では上品なおばあさんが仏像の研究書を読んでいたりする。


浄瑠璃寺も山里にあって、近鉄奈良駅から奈良交通バスで行く。バスに乗れば奈良市内に通っている小学生がたくさんはしゃいでいる。制服を着ているから私立の小学校だろうか、育ちがよさそうだ。僕の斜め前の座席のおじさんが時々小学生たちを振り返っては「飴すきかい?」と言って飴玉を渡し、「チョコすきかい?」と言ってはチョコを小さい手に渡している。最後に振り返って「歌すきかい?」と言ったとき、小学生は皆引いた。


浄瑠璃寺口でバスを降りると、死んだイタチが干からびて棒のようになって打ち捨てられていた。うーむ、なんかあやしい所だ。

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›2007年10月16日

音量子 奈良の旅 8 -プチバブル-

近鉄奈良線に乗っているとき、窓の外の復元朱雀門を見て度肝をぬかれたのは何年前だったか。現在すすめられている大極殿の復元は3年後、遷都1300年事業の主会場となるそうだ。
朱雀門も大極殿(工事用に覆いがかかっている)も野原にぽつんと立っているのでよけい大きく見える。平城宮にあたる土地は広大で、あれだけの面積が原っぱのままなのは、何かいわく因縁でもあるのだろうか。


話はまた外京に飛んで、興福寺も何年前からか工事をすすめている。ホームページで調べてみると、中金堂解体(済み)、基壇調査(済み?)、中金堂再建という経過をたどっているようで、こちらも遷都1300年事業に間に合わすとのこと。


JR奈良駅の駅舎も改築工事をすすめていて古い駅舎がなくなっているのを見たときには悲しい思いがしたけれど、これも遷都事業に合わせて何十メートルか先に移築するようだ。
唐招提寺にしても薬師寺にしてもこれだけ工事が進められているのは、平安遷都以降初めてではないかと思ってみる。

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›2007年10月15日

音量子 奈良の旅 7 -Bland New-

はじめて薬師寺を訪れたのは96年の夏で、近鉄西ノ京駅は古ぼけた土埃っぽい駅舎で、そこを出てすぐの薬師寺の入口は今は立派な門が建っているけれど、そのときは裏木戸を開けてすぐの小さい小屋で拝観券を買った記憶がある。僕が境内に入ったときは2、3人拝観客がいたけれど、帰る頃は僕ひとりになった。
最近の薬師寺の隆盛は目を見張るもので、毎年何か建造物ができているのではないだろうか。また、よほどの閑散期でも参拝客が1人ということもないだろうと思う。


話を右京から外京に変えて、新薬師寺は薬師寺とはなんの関係もない。薬師寺は7世紀末天武天皇の発願で宗派は法相宗、新薬師寺は天平期光明皇后の発願と言われる(現在は華厳宗)。「新」は新たかな薬師寺と言われるけれど、こちらも諸説あるようだ。
天平期の本堂は世評が高く、屋根のやさしい線が美しい。一木彫の薬師如来は傑作として名高いけれど、幼児が絵に描くようなぎょろっとした目と丸い顔かたちが気に入らない。十二神将の躍動感については言うまでもないと思う。


先々月だったか、62歳の副住職がお金の事で92歳の父親の住職を訴えたニュースを読んだけれど、その後どうなっただろうか。像の修理がどうだとかが発端となったと記憶しているけれど、住職父子は本堂の薬師如来に癒されることはなかったのだろうか。

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›2007年10月14日

音量子 奈良の旅 6 -チャリ-

昨年、今年とキトラ古墳壁画が公開されて、去年の白虎今年の玄武ともに見に行った。多分来年も公開されるのだろうし、高松塚古墳壁画も公開されるということだから、時間が取れればまた見に行ってみようと思う。


壁画が公開される飛鳥資料館は近鉄橿原神宮前駅からバスで10〜15分くらい、普段はバスの本数が少ないけれども、壁画公開日は増便されるし、平日だったらそれほど混むこともない、などということを調べないで行ってしまうから、去年は往復ともタクシーを使いしかも資料館で待たせたりしたので、結構な散財だった。
駅から資料館まではやさしい大和の野や山の風景で、天気の良いときはなおのこと気持ちが良い。とはいえ、ちょっと気になるのはそこここに建っている人権関連の看板で、日本最古の都市における社会問題の根深さをあらためて認識する。


奈良に行けばいろいろ見たいところがたくさんあって、飛鳥をじっくり散策する時間が取れず、いつも後悔しているような気がする。高松塚古墳壁画が公開されるときにはゆっくり時間を取って、万葉集もあらかじめ読んでおいて、飛鳥の野をレンタルチャリでぶっ飛ばしてやろうと思う。

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›2007年10月13日

音量子 奈良の旅 5 -ヤマト運輸-

法華寺の十一面観音は光明后の伝説があり官能的な美しさもあって名高いけど、普段は秘仏で毎年春秋の何日かしか公開していない。たまたま訪れたときが公開日で、同時に施浴伝説の浴室や宝物館もこの時に見ることが出来た。
ここは尼寺で、受付でパンフレットを買おうとしたら尼さんが居眠りをしていた。血色が良くてはだがつるつるで唇もうっすらと赤い。そのマルコメ頭を上からはたいてやりたい強い衝動に駆られた。


昨年夏、久しぶりに唐招提寺を訪れたとき、宝蔵が開館していた。確か、こちらも春秋しか公開していないと思ったが...
展覧会かなにかあるのか、ヤマト運輸の人たちが荷物を運び出している。そのついでに、宝蔵の公開もしているのだろうか。中はばたばたしていたけれど、どさくさにまぎれて倉庫の中もちらっとみてしまった。様々な箱の間に、公開されていない仏像が多数置かれていた。


美しい金堂の修理が始まったのは何年前だったか。終わるのは3年後で、その間東京国立博物館で特別展もあったけど、新しい金堂が姿を現したらまた西ノ京あたりをぶらぶらしてみたいものだ。

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›2007年10月11日

音量子 奈良の旅 4 -お寺に神棚-

奈良の佐保路を歩くとき、JR踏み切りそばの王将で昼食をとってしまう。他によさそうな店もないし昼食はさっさとすませたいので、あらかじめ調べておくということもしない。


この近くに不退寺があって、ここの住職はなかなか個性の強い人だと思う。僕の知る限り、この住職より個性の強いのは京都にある借景庭園として有名な寺院の住職で、こう書いただけで誰だかわかってしまうけど、この坊さんには拝観料のお釣りをごまかされたことがある。


僕が不退寺を訪れたとき、住職は受付横の建物で休まれていた。門を入ってきた僕を見ると、「また、人が来たのか」という顔をして面倒くさそうに本堂に案内してくれた。
おざなりに由緒来歴を説明してくれたけど、うるさかったので完璧にしかとしたら黙ってくれた。それから、住職となんとなく雑談が始まった。


「寺の建物や仏像は重文に指定されているが、国からは全く援助がない」
「世界遺産なんてもっと馬鹿らしい。金が出て行くだけで、どこからか補助が出るわけではない」
実際、寺の庭は荒れていて、拝観客が多いわけでもなく、経営も苦しそうに見えた。
「寺が衰えたのも昔、廃仏毀釈があって...」


本堂内の右手には神棚があって、由来を尋ねてみると住職にも良く分からないようだった。「寺にこういうものがあるのはめずらしいことですなあ...」とのことだった。

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›2007年10月10日

音量子 奈良の旅 3 -駐車場-

京都と違って、奈良は見所が県内に散在しているから効率よく回るのがむずかしい。特に電車やバスを使うと大都市に比べて本数が少ないから非常に不便を感じる。奈良市内から浄瑠璃寺と岩船寺を見て回ろうとすると、JRや奈良交通バスを使って行くとそれだけで1日かかるけど、車を使えば午前中の間に余裕でまわることが出来る。


とはいえ、駐車料金がどこも高いように思う。田舎なのだからただでもいいようなものと思うけど、都市なみの料金を取る。
国宝十一面観音で著名な聖林寺は車でないと行くのがちょっと難しい。国道165号線を南に曲がって1キロ半ほど行き、そこから小路へ左折してちょっと上ったところに専用駐車場がある。車が3〜4台くらい停められたろうか。ここの受付のおばさんは来るのが遅いから、朝一番に寺へ行き十一面観音だけじっくり見て帰れば駐車料金を取られずにすむ、かもしれない。


この観音の美しさは今までに数多く語られていて、そんなこともあって寺はずいぶんと儲かっているようで、寺内は綺麗に整備されている。あまり語られないことだけれど、この山寺の山門脇から見る大和平野の風景は美しいと思う。

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›2007年10月09日

音量子 奈良の旅 2 -破石町-

東大寺南大門を出て、左手に飛火野、右手に鷺池を見て南に歩くと、破石(わりいし)町という奇妙な名前のバス停の前に出る。町の名の由来は雑誌かどこかで読んだか、西大寺東塔心礎の石を山から運び出したものの祟りがあって割ってこのあたりに捨てた、ということらしい。右手すぐに頭塔があり、東南に歩けば新薬師寺や入江泰吉写真記念館がある。


破石町バス停すぐそばに「観」というそば屋があって、奈良を訪れたときに1回は行く。わるくない雰囲気の店で、刺身を切ってもらったりちょっとした肴を作ってもらってビールを飲む。そばは口に合わない。そばつゆはうまいのだけど、そばが口に合わない。
旅行ガイドを見ると、最近は奈良市内に評判の蕎麦屋が何軒かできているそうだけど行ったことはなく、この店のそばが合わないのか、奈良の蕎麦屋のそばが合わないのか良く分からない。


ここの棒寿司はうまくて、ちょっと切って出してもらいたいのだけど、1本でしか売ってくれない。そこで、店では軽めに飲んで棒寿司をお土産につくってもらう。ホテルで食べると言えば、箸、醤油、がりは付けてくれるから、帰って風呂に入ってからビール片手に食べるとああうまいっぽいぽいー。

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›2007年10月08日

音量子 奈良の旅 -不審ヶ辻-

奈良ホテルの玄関を出て、奈良公園の方に行かずに右手の階段を下りて行くと、住宅街に出る。その先の商店街がある通りまでの道が不審ヶ辻で、その昔元興寺に夜な夜な鬼が現れて、待ち伏せた貴族が退治しようとここまで追ってくると、鬼がふっと消えたという。そんなことを説明した看板が立ったのは3年ほど前だったか。


薬師寺の僧景戒の『日本霊異記』に「元興寺の強力の童子」として似た話が出てくる。伝説が時代とともに少しづつ形を変えて方々に伝わったのだろうか。


僕が初めて元興寺を訪れたのは初夏で、受付で拝観券を買うとついでにおばさんから由緒来歴について講釈を聞かされる。話を聞いている間中そばで蜂がぶんぶんと唸っていて気が気でなかったけど、僕と同じタイミングで券を買った不倫カップルが一緒に講釈を聞かされて、せっかく人の少ない場所に来たのにと迷惑そうなのであった。

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›2007年10月07日

神隠し

井上靖の自伝的小説『しろばんば』を読んでいたら神隠しの話が出てきて、小学校の同級生が行方不明になってから3日後に森の中で見つかって、それを見に行こうと近所の友達とかたらって行ってみたはいいものの、自分自身が杉林の中に迷い込んでしまう。ミイラ取りがミイラになったわけで、これは大正初年の伊豆の山村の話、読んでいて秋のこの季節にふさわしいと思ったものの、小説の中で事件は初夏に起こっている。


自分の父親は長野の篠ノ井線沿線の村の出で、神かくしの話を聞いたことがあるけれど戦前の話で、狐に化かされるとも言っていた、行方不明になった村の中年男が数日後、暁暗に電柱の回りを独り言をいいながらぐるぐる回っているところを発見されたという話を今も覚えている。


小学校にあがるか上がらない頃、父親の田舎に遊びに行ったとき、夏の夜、田の畦道を歩いていると向こうの丘に狐火が見えた、と言いたいとこだけど僕には見えなくて、だいぶ年上の兄ともっと年上のいとこは狐火が見えると言うけれど、僕にはよく分からないのだった。日本から暗闇がなくなった今にして思えば、狐火を見る最後のチャンスではなかったかと思う。

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›2007年10月06日

美術大学だよ。

今日は鷹の台に行き、美術資料図書館で参考書を探した。玉川上水を歩いたら彼岸花が咲いていたけど、相変わらず上水沿いの木々は荒れ放題で、自治体や近隣の学校はこの状況を改善する気持ちは全くないのだろうか。


鷹の台に来たのは久しぶりで、昨年度のムサビコムオフ会以来だから1年半ぶりか。とはいえ、そんなに日時が経っているような感じはしない。
ムサビコムのメンバーは地味でまじめな人が多いけど、今日の鷹の台では美大生美大生した学生をたくさん見ることができた。ということは、日記メンバーの方がどちらかというと特殊なのだろうか。


昨夜の会社の宴会での会話。

「音量子さんは女子大で勉強できてうらやましいっすねー。」
「女子大じゃないよ、美大だよ。」

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›2007年10月04日

造形研究コースNF '07

今年のネットフォーラムは、2人の方が積極的に卒論のテーマなどについて書いておられて、建築、写真が話題の中心となっているのも、酒井教授の『タウトが撮ったニッポン』が出版されたことがあったからと思う。


フォーラムに書いていない自分がこう言うのも何なんですけれど、面白いのでもっと書いてください。


絵画系のコースは人数が多いからもっと盛り上がっているのだろうか、と毎年気になるんだけど、ふかさん、そちらは盛り上がっていますか?

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›2007年10月03日

グループワークって、難しい。(音量子版)

履修登録では、スクーリングでグループ学習をともなわない科目を選ぶようにしていて、というのも何人か集まれば癖のあるおじさんかおばさんかあるいはおにいさんかおねえさんの1人くらいはいるから、そういう人と3日間付き合うのはなるべく避けたいということがあり、自分のことは自分でするから放って置いて欲しいという性格ゆえということもある。そんな自分も最近は大人になって、癖のあるおじさんだかおねえさんだかそんな人の話をじっと黙って聞くぐらいの忍耐力はついた。


ビジネス研修で、アクティブ・リスニング(積極的傾聴)というものを受けさせられたけど、ひらたくいえば人の話をちゃんと聞けということ、自分なりに解釈すれば少なくともちゃんと聞いているふりをしろという研修で、こういうことだったら僕はものすごく得意で、積極的傾聴を行いながら、「今日の夕食はなにをたべようかなー」と真剣に考えることが出来る。
世の中には空疎な話をながながとすることが上手な人もいて、そんな人と1対1で打ち合わせをしているときに居眠りをしたことがあって、あれは失敗だったな。


人と人が協力し合ってお互い譲り合いながら物事をすすめたり仕事をするのは当たり前のことであって、とは言うものの何人か集まると自分に全く会わない人がいたりするわけで(相手も自分のことをそう思っている)、そういうことを認識するという意味でもグループワークはたいへん教育的な機会であると思うのだ。

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›2007年10月02日

おっかしいな〜

武蔵美通信10月号にも『ムサビ日記』(武蔵野美術大学出版局)のお知らせが載っていないな〜。


夏スクリーングの企画は面白かったな〜。


でも、『ムサビ日記』(武蔵野美術大学出版局)の話題がなにもないな〜。


もしかして、音量子だけが見落としているだけかな〜(よっぱらっているし)。


武蔵美通信の編集部はどこだったか。吉祥寺かい?

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›2007年10月01日

今日CNNで見たニュースから

NERD FOR ACTION ("おたくたちのための行動"派) TRADING HOMEWORK HELP FOR DATE (訳す必要ないよね)、通信でそんなことやったら大変なことになるな。


http://edition.cnn.com/2007/TECH/09/26/nerd.auction.ap/index.html?iref=newssearch


サイトでは"Trading homework"の語が無いな。ニュースとやや内容も異なっているような。教育的配慮か。


テレビに出てたコンピューター・サイエンス学科のボクたち、"Good luck."

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