2009年09月05日

パッケージの誘惑

中身よりはパッケージが気になって買ってしまうのはよくないことで、初めは京都、姉小路東洞院「八百三」の柚子味噌で、入れ物の柚子型陶器は家の食器棚のどこかに眠っているはずだ。味付けは関西の人が好みそうなもので、関東では好悪が別れるだろう。
http://www.kyomeibutuhyakumikai.jp/yaosan.htm


同じ京都の「おうすの里」の練り梅も、陶器に入ったのが売っていて、小振りで釉がかかっていて何とも言えない味わいだ。だけど、この店も知られるようになってまた買ったら、陶器の形は変わらないものの色合いはうすっぺらになっていてがっかりした。


寺町御池にあるあの和菓子屋の名前は何だったか、甘い煎餅を棟方志功デザインのラベルを貼付けたブリキ缶に入れて売っている。こういう老舗で使うブリキ缶はきちんと作られているようで、少々年月が経っても錆びないし、きちんとふたが閉まる。


こんなことを書いているのも、本屋でなんとなしに『ブルータス』などというばかな雑誌を手に取って、そこに載っていた「ふるさと海士」の陶器入り梅と、塩を先ほど注文してしまったからなのであるなあ。


otoryoshi@gmail.com

Posted by phonon at 2009年09月05日 20:34
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コメント

外資企業5社目の私は、『退職パッケージ』の『誘惑』かと思いました、音量子さんの会社も大変なのかな...って。 ^ ^;)

Posted by Ken Olsen at 2009年09月06日 08:26

Ken Olsenさん、

どこの会社も大変でしょう。一部の製品では「エコポイント」で一服ついているところもあるようですが...

Posted by 音量子 at 2009年09月06日 08:49

ま〜H/W Companyではない弊社にはエコポイントは貢献してくれないのですが、御社は結構、イケてるのかもね。ちなみに、上記誘惑は私にはきてません、待ってるんだけどね。 :-(

Posted by Ken Olsen at 2009年09月06日 19:56
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