2010年03月30日

夢のまた夢

音量子は日々普通のサラリーマンに戻って来ている。仕事をし武道をし酒をガンガン飲んでいた頃に戻ってきたぞ。元気一杯でござる。


夏の午後の昼寝から目覚めて、美大通信に入学したことも、ムサビコムのブログが本になったことも、スクーリングできれいなおねえさんと美術館を逍遥したことも、論文を書いたことも、全ては夢だった、ということにはならんか。


大人になってあらためて大学で勉強して何が良かったか、笑われるかもしれないがきちんとしたロジックを用いて物事を読み解きまた表現することだった、と思う。
音量子が属する技術者の世界は、あんがい勘と経験で物事を組み立て議論をしている。日本の職人さんの世界に近いと思う。


また、人文科学もなかなか捨てたものではないな、という認識を得たことも自分にとって良かったと思う。


反省することがあるとすれば、やや時間をかけ過ぎてしまったことか。1年間の退学のブランクを含めると、5年間ムサビ通信と付き合ってきたことになる。5年あれば、それなりに大きな仕事ができる時間だ。3年くらいで卒業していれば、現在の自分の立ち位置も少々変わったものになったのではないかと思う。

Posted by phonon at 2010年03月30日 22:30
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