2008年09月22日

サバオ像

赤岩君がサバオの像を作るらしい。どんなものができるのやら。がんばって人に愛される作品を母校に残してもらいたいものだ。


素材はFRPを使うということで(手羽室長によると強化プラスチックどうのこうのということだ)、音量子としては石かなんかをこつこつ刻んで作るのがいいんではないかと思わないでもないが、守衛室の前でそうやって作品をつくっている赤岩君をムサビの学生が見かけたらサバオの代わりに頭を撫でて、などと考えたりしつつ、といって針金を使って変な猫を作るよりはましかなとも思う。


昨年の12月、スクーリングで鷹の台に行ったとき、廊下に針金をこんがらかしたようなものがあってごみと思ってもう少しで蹴飛ばすところだった。美大の通信課程に籍を置いて何年かたっているから、そういうものが作品ということは学習しつつあるので、すんでのところで僕のメガトンキックを止めることができた。


講義の休み時間、廊下に出たら彫刻学科の講評が行われていて、さっきの針金のかたまりは本当に作品だった。講評の人の輪からちょっとはずれて、赤岩君がぽつんと立っていた。


otoryoshi@gmail.com

Posted by phonon at 2008年09月22日 22:02
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