2009年09月28日

卒業制作のために読んだ本 2

万葉秀歌 1 (講談社学術文庫 2)万葉秀歌 1 (講談社学術文庫 2)

講談社 1976-06
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卒業論文の一次、二次資料以外で読んだ本、今日は万葉集です。


古代仏教美術と同時代の文芸を抑えておきたくて読んだ本、久松潜一博士が雑誌に掲載したものを、博士発病後、弟子がまとめられた(全5巻)。編集者が入っていないのだろう、そのため記述に重複する記事が多い。


重複する事項が多いから、逆にこの時代の文芸知識を繰り返し刷り込まれたことになる。


万葉集は自然や恋を、家族や人生を歌い、人工物(例えばお寺や仏像)を歌わなかったことは良く知られている。来年は本書を携えて、万葉をたどる旅をしたいと思っている。

全然話は変わるが、厚木の小学校や中学校では、運動会の時に父兄が校庭にテントを張ってくつろごうとして注意されることがあるそうだ。面白いことを聞いた。

Posted by phonon at 2009年09月28日 22:14
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