2008年09月23日

芸術とゴミとの関係

講評のとき、作品を廊下にじかに配置するのはやめた方がいい。大学に訪れる人はすべて現代美術を解するわけではないし、出入り業者もいれば美術に全く関係のないお客さんもいるだろう。また、現代美術とごみの区別がつかない僕のようなのがうろうろしていたりする。


実際、東京都現代美術館でかなり高額な作品を踏み潰しそうになったことがある。危ないところだったが、今にして思えばひとおもいに破壊しておいた方が世のため人のためになったのではなかろうかと思わないでもない。


どうしても廊下にじかに配置したいのであれば、講評まで名前の書いた紙を貼っておけばいい。
「これは作品です」という紙を貼るのはだめだ。そんなことを書くと、「こんなものは作品ではありません」と反論したくなる人が必ず出てくるから。
人の名前を貼ったのものを蹴飛ばすヤツはさすがにいないだろう。


otoryoshi@gmail.com

Posted by phonon at 2008年09月23日 16:35
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