2006年08月04日

具志堅ダウン!具志堅ダウン!

日本ボクシング史上、栄光の頂点はなんと言っても具志堅で、タイトルマッチの日はみな早く家に帰ろうとしたし、14度目の防衛戦の時に家の最寄の駅に着いたときには既に試合が始まっていたけれど、駅から家までの帰り道で多くの家がタイトルマッチを見ていたし、そのテレビの音が外まで聞こえるので試合の進行が外を歩いても良く分かって、アナウンサーが「具志堅ダウン!具志堅ダウン!」と言ったのが聞こえたときには家に向かって走り出した。


具志堅はその後、毒入りオレンジ疑惑(分からない人はお父さんに聞いてください)でケチが付いてしまったのがなんとも惜しい。


日本ボクシング史上、最大の汚点はなんと言っても鬼塚で、防衛をすればするほど堕ちていったチャンピオンも珍しいし、翌朝の新聞のボクシング評にはぼろくそに書かれて、朝日は「鬼塚、お前の人生はそれでいいのか」とまで書いた。
最後の防衛戦で、最終ラウンド最後の1分は滅多打ちにされて、あと10秒で終わるというところでレフェリーが止めた。止められなかったら、八百長でまた防衛出来たろう。普通、10秒もめったうちにされたらレフェリーは止める。1分近くも打ちまくられて、未だに良く生きているなと思う。

Posted by phonon at 2006年08月04日 21:24
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