2006年06月26日

ぼけ

外国のカメラのサイトを見ていたら”Bokeh”という言葉が出てきて、レンズに関する記述の中にあるのだけれど、ピントのあっている範囲から徐々に焦点がずれていく状況を言うようで、つまり日本語の「ぼけ」だ。このような言葉が英語化していることに少し驚いた。


そこでGoogleで”Japanese originated words”で検索してみたら、Wikipediaのページが最初にリストされたのでアクセスしてみると(http://en.wikipedia.org/wiki/List_of_English_words_of_Japanese_origin)、あるはあるはこんな言葉までというのがあった。
まず、”Honcho”(班長)。説明を読むと、第2次世界大戦でアメリカ兵捕虜がさまざまなお土産とともにこの言葉を本国に持ち帰ったようだ。


“Bento”(弁当)は日本料理屋から広まったか。ビジネス用語では”Karoshi” ”Kaizen” ”Kanban” ”Keiretsu”と、なぜか’K’で始まる言葉が多い。
最近英語化したと思えるものに”Hikikomori”。名詞だけではなく、”Skosh”(少し)という形容詞が英語化しているのに驚いた。


ちなみにこの文章はワードで書いているけれど、ミススペルを警告する赤下線が表示されなかったのは、”Bento”、”Kaizen”、”Keiretsu”の3つだった。

Posted by phonon at 2006年06月26日 22:27
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