2005年09月10日

MOA美術館

今日は、熱海のMOA美術館に行った。尾形光琳の紅白梅図屏風を所蔵していることで著名な所である。
熱海駅のガードをくぐって、急な坂道を上る。道は狭く、車が2台やっとのことですれ違うことができるくらいなので、運転には気を遣う。

「浮世絵版画の名作」展が今回の目当てなのだが、常設展も一通り見た。モネの睡蓮あり、レンブラントの自画像があり、仁清の壷があり仏像があり、ガンダーラ美術やヘレニズム文化、黄金の茶室まであった。

見る方としては焦点がぼやけてしまうのだけれど、展示品は創立者岡田茂吉翁の趣味を素直に反映しているのだろう。

ミュージアムショップに立ち寄った。高い図録もあったが、買ったのはMOA美術館編集「浮世絵の栞」420円。浮世絵の発生から発展、様式がコンパクトにまとめられている。図版もきれいだ。日本美術史の課題の参考にしようと思う。

Posted by phonon at 2005年09月10日 21:12
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