2007年05月02日

音量子の秘密

さあてと、仕事も終わったし連休後半はハワイにでも行くかな(うそ)。


連休前半、書棚を整理していたら卒業研究で使った本が出てきた(高橋康『場の量子論 I、II』 培風館)。本の中にある音量子の説明を読んでみると、1次元結晶に外部から何らかの撹乱が加わった時のポテンシャルをTaylor展開したりいろいろ式をこねくり回すと、音量子というエネルギー量子が出てくるようだ。本にはBose統計に従う粒子とあるが、全くもって意味が分からない。


この本は誤植や著者の計算ミスが多くて、自分の文字で本文中の方程式を修正した箇所がそこここにあるのだけれど、なぜ自分がこれらの方程式を解くことができたのか全く不可解だ。多分、大学生のころの自分は今の自分よりえらかったのだと思う。


4月1日付けでなぜか画像処理の部署に異動になり、打合せに出ると行列式だとかフーリエ変換だとか懐かしい言葉がいっぱい出てきたけれど、「フーリエ変換」って何だったっけ?


音量子の詳しい説明はこちら
http://en.wikipedia.org/wiki/Phonon

Posted by phonon at 2007年05月02日 20:35
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