2006年09月02日

古都で何を見るか

京都、奈良に何度も行って、拝観券とか入場券はほとんど残してあって、それを大学ノートに貼付けたら3冊分になった。
そのノートをあらためて見返してみると、ものすごく大雑把に言って、仏教彫刻と建築を見るのであれば奈良、庭と工芸を見るのであれば京都という感想を持った(当然のことながら、例外はある)。


一時期、庭に惹かれて集中的に見て回ったけれど、あらためて考えると、僕自身は禅寺よりは仏教彫刻により魅力を感じていることが分かった。和辻哲郎の『古寺巡礼』の影響が多分にあるし、土門拳の写真の影響もあると思う。


旅行に出かける前、迂闊だったけれど奈良国立博物館の本館がリニューアルされていることを知らなくて、地元のポスターを見て足を運んだけれど、仏教彫刻の名品が数々あって、驚くとともにいい旅が出来たなと思った。この名品展が常設なのか時期を限ったものなのかよく分からない。今、博物館のホームページを見てみたけれど、詳しいことが載っていない。なぜだろう?

Posted by phonon at 2006年09月02日 20:35
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