2005年10月15日

家系

横浜に引っ越したときに、家系ラーメンというものがあるのを教わって食べに行ったけれど、あまりの油ギトギトさと塩分濃度の高さに、なんという食い物だろうと思った。
もともと横浜市杉田にあった吉村家が元祖で、そこから弟子へさらに孫弟子へと調理法が伝えられて、横浜に広がったとのこと。


磯子と根岸の間の副産業道路沿いに八の字屋というのがあって、そこには時々足を運ぶ。
店には「粋は意気なり」という書がかかっていたり、「名もなく、貧しく...スープと麺に命をかけて二十年・・・」とかいうチラシを配ったり、店のおやじはちょっとずれているのだけれど、ラーメンは他の家系よりギトギトしていず、うまいと思う。
最近結婚したようで、一癖ありそうなおばさんと店を切り盛りしている。


八の字屋がいっぱいだったときには、三軒隣の「くい亭」に行く。八の字屋の弟子だった人が開業したところだそうで、本家のすぐそばに開店してしまうところや、店のネーミングにもずいぶんと頭をかしげてしまうけど、ラーメンはけっしてまずくない。

Posted by phonon at 2005年10月15日 09:32
トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.musabi.com/blog/mt-tb-musabi.cgi/3931

コメント

ラーメンもスキズキですからねぇ。
私は油ギトギト系が大好きです。
お店の近所にまで来ると あの一種独特な動物臭がスープの味を連想させられてたまりません。
とはいっても ラーメンで有名な荻窪の街では逆にサッパリ系のお店に入ることが多いんですけどね。

引っ越した近所には好みのラーメン店がみつからないので もっぱら自転車やクルマで探しにいく始末です。
今度オススメのお店に連れて行ってくださいね。

Posted by 同期F at 2005年10月16日 13:40

同じ動物臭でも、九州トンコツラーメンは好きなんですけど、家系は定期的に食べると、確実に体を壊しそうですね。

その中で八の字屋は唯一おすすめですね。家系のなかではさっぱりした方です。ここにねぎ皿というものがあるんですけど、ねぎラーメンの具のようなものを別皿で出します。こんなところもこだわっているんでしょうね。

Posted by 音量子 at 2005年10月16日 14:05
コメントしてください




保存しますか?