2005年10月13日

男らしく、女らしく

小学校の卒業式で、校長先生の祝辞に「男らしくあれ、女らしくあれ」という一節があったのを記憶していて、いい言葉だなと思い返すことがあるのだけれど、このような言い方はセクシャル・ハラスメントにあたるということを数年前の新聞記事で知った。


会社では定期的に安全標語や人権標語を募集していて(日本企業はこういうことが好きなんだよなあ)、優秀なものは社内に掲示されるのだけれど、そのなかに「男らしくと言わないで、女らしくと言わないで...」というのがあって、このことの認識を新たにしたのだった。


自分の持って生まれた性からは逃れることはできないし、自分の性によって社会的に要請されることも異なってくる。だから 、この言葉がセクハラと言われることと、現実の社会との間にはずれがあるように思えて、腑に落ちないのだ。


KABAちゃんような男や神取忍のような女がいっぱいいたら困ると思うんだけれどなあ。

Posted by phonon at 2005年10月13日 21:17
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コメント

音量子さん、こんにちは。

副家元です。

京都は、今日は暑かったかと思うと、次の日は急に涼しくなったりと、なかなか毎日の気温差が激しいです。まだ、暑い日が多いので紅葉はもうしばらく先のようです。

ところで、10月30日まで、青山で「ブルース・ウェバー展」が開催されています。
数ヶ月前に、「Esquire」で特集されていて初めて知ったのですが、もしご興味があって見に行かれたら、感想をお聞かせください。

時間があれば、ぜひ見に行ってみたいと思うのですが・・。

Posted by Anonymous at 2005年10月14日 13:29

副家元、お元気ですか。家元もお元気でしょうか。

ブルース・ウェバーという名前は初めて聞いたのですが、ネットで調べてみると写真家で、最近制作した映画の公開に合わせて来日したようですね。

展覧会は東京だけでしょうか。地方には巡回しないのかな。
会場は、紀ノ国屋跡地に特設されたもののようで、スポンサーもずいぶんとついていて、なかなかの大物のようですね。

写真は興味がある分野なので、なおさら自分の不勉強を知りました。時間があれば会場に立ち寄ってみようと思います。

Posted by 音量子 at 2005年10月14日 17:55

音量子さん
少しご無沙汰しています。

家元でございます。
元気でやっております。

副家元がBruce Weberのことを書いておりましたが、
Esquireの今月号の付録に彼の作品が載っていたと思います。
数ヶ月前に載っていた...というのはBRUTUSで、「犬との生活」というタイトルで特集されていました。

紀ノ国屋跡地と書かれていますが、青山の紀ノ国屋も潰れたということでしょうか。実は先週、京都の丸善が閉店に追い込まれたようで(その事実を知ったのが閉店1週間前のことで)、私自身、馴染みがあったものですから、とてもショックを受けています。

やはりオンライン書店の影響かなぁと思いました。

Posted by 家元 at 2005年10月15日 14:47

家元、お元気のようですね。

京都の丸善とは、梶井基次郎が檸檬を置いたところですよね(たぶん)。

オンライン書店の影響もあると思いますが、河原町にはBook 1st.ともう一軒くらい大型書店があったような。その影響も少なからずあるように思います。

先月に寺町をぶらぶらしましたが、梶井が檸檬を買った「八百卯」はまだまだ元気のようですね。

Posted by 音量子 at 2005年10月15日 15:29

音量子さん

家元でございます。
少しご無沙汰しておりました。

そうです、そうです、梶井 基次郎の檸檬ですね。
京都の丸善はまるで梶井の店のようです。
関西のテレビニュースでは閉店の翌日、丸善特集をしていたくらい大きなニュースでした。
実際、私と副家元にとっては、「京都で洋書といえば丸善」でした。
花の本は勿論、料理や旅行、日本や京都ガイドがとても豊富に揃っていて、今から思うと、丸の内本店といい勝負をしていたと思います。

音量子さんが言われている大型書店とは、近所のBALというビル内に開店した、ジュンク堂(神戸発祥。くどう じゅんさんが創業→JUN KUDOでジュンク堂 by 夕刊フジ情報)だと思います。
ジュンク堂は大阪の堂島に巨大な店舗を構えており、書店業界では勝ち組のような感じがします。

丸善は今後、四条烏丸辺りに店舗を出店しようとしているみたいで、また開店したらレポート致します。

八百卯では買い物をしたことはありませんが、ここがもし閉店になるとしたら、多分檸檬を買いに行くと思います(店はこれからも続いていて欲しいものですが...)。

Posted by 家元 at 2005年10月24日 02:24

長年慣れ親しんだところがなくなるというのはさびしいものですね。丸善の河原町店は明治期くらいからあったのでしょうか。

ジュンク堂は東京にもあって、池袋店ができたときに立ち寄ってみると、本棚のそばに椅子があったことにおどろきました。最近のような気がしますが、よく考えてみるともう10年近く前のことです。

八百卯は繁盛しているようで、こちらはなくなりそうにありませんね。

Posted by 音量子 at 2005年10月24日 21:01
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