2008年12月16日

おぼっちゃま、ソツセイです!


おぼっちゃま「ムサビの視デというデザイナーへのエリートコースを歩んだ俺様の総仕上げだな」


執事の村上「おぼっちゃま、村上は感無量でございます。おぼっちゃまがお生まれになりましてから、いままでの事が走馬灯のように頭に去来いたしますですよ」


おぼっちゃま「...」


執事の村上「小学校から大学までお世話申し上げたこの村上、一番思い出深いのはおぼっちゃまが玉のような赤ん坊だった時でございますよ。奥様の乳の出が悪いときは、この村上の乳首を含めさせてお上げ申しました」


おぼっちゃま「えっ」

------ ロールスロイスで麹町一番町から鷹の台へ移動 ------

執事の村上「えーっと、ごめんなさいよ、ごめんなさいよ... おぼっちゃま、必要な画材はどれでしょうかねえ。面倒ですからいっそのこと、この世界堂を買い取ってしまいましょうか」


おぼっちゃま「そんなことをしたら、同級生が迷惑をするだろう」


執事の村上「そうですねえ... でも面倒ですから、旦那様にお願いして武蔵野美術大学を買い取ってもらいましょうか。私の得ている情報では、法人企画室に手羽とかいう少々おっちょこちょいなのがいますから、それを形だけの理事長に据えて...」


おぼっちゃま「そんなことをしたら、大学が潰れてしまうだろう」


執事の村上「そうですね、潰れてしまいますね。おぼっちゃまのせっかくの母校をつぶしてはなりませんね...」

otoryoshi@gmail.com

Posted by phonon at 2008年12月16日 21:56
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コメント

気持ちはすごくわかるのですが…。ひねた世界観になりがちなところ、気持ちよく乗り切るのは難しいものですね。

Posted by 多分10年くらい後輩 at 2008年12月16日 23:35
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