2007年07月04日

理学デザイン学部 物理デザイン学科

高校生がデザインという言葉に惹かれるのでれあれば、学部学科名にデザインという言葉を入れてしまおう。高校生をたぶらかすのはた易いものだ。今の日本で、パッケージのデザインをする人ばかりが増えても困るので、中身を作る人もちゃんと確保しなければならない。


でも、物理がデザインできるようになるまでには長い長い道のりが必要で、学部を出て、修士を出て、博士課程に入って3年目くらいにそのとば口に立てるだろうか。戦後爆発的に増大した物理の知識を習得するだけでそれくらいの時間はかかる。


今や売り手市場となった新卒争奪戦もデザインという言葉で乗り切ろう。重厚長大産業も、○○○製鉄デザイン株式会社、○○造船デザイン株式会社に名前を変えれば大丈夫だ。新卒をたぶらかすのはた易いものだ。


デザインという言葉は便利で、ものごとを構成する場合にはどんな時でも使えるし、しかもかっこいい。
でも、デザインという便利な言葉に頼りすぎると、その視点ばかりで物事をとらえようとするから、時として見落とす事柄が出てくるように思う。つまり危険な言葉であるわけで、同じように注意しなければならない言葉に「編集」がある。

Posted by phonon at 2007年07月04日 23:36
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