2006年04月02日

ボストン

京都・奈良から帰って来て、それ程もしない内に米国へ半年出張を命ぜられた。ボストンから北へ車で50分くらいのマサチューセッツ州の州境に位置する町で、寒いのはずいぶんと苦手なのだけれど、冬の一番寒いときには零下20度まで下がって、慣れない雪道運転にも苦労した。


休日はボストンまで行って、小さな日本食料品店で日本食を買い、近くの小さな日本語書籍の店をひやかすのが楽しみだった。
ボストン美術館にも行った。美術が好きというわけではなくて、そこにある日本美術のコレクションを見て「早く日本に帰りたいなあ...」と感慨にふけるのだ。


展示室には日本の仏教寺院の内部が再現してあって、暗い照明の中で仏像を展示している。なんとなくあやしい空間だった。
会員になると入場料がただになるというので、幾らか寄付をして会員になった。何回かニューズレーターが送られて来た。


日本に帰ってから、美術館に足を運ぶようになった。この頃から美術に興味を持つようになったと思う。

Posted by phonon at 2006年04月02日 10:31
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コメント

米国の美術館は 日本と違って開放的なところがとても印象的でした。

子供たちを引き連れて みんなで絵画や石像を模写してるんですもの。
日本じゃ ありえない光景。
本物に触れる機会は とても大切なことですよね。
音量子さんも「本物」の良さに影響されたのではないでしょうか。

またボストンに訪れる機会があったら
是非 美術館に立ち寄りたいと思います。

Posted by 同期F at 2006年04月02日 22:24

日本は「作品保護」の観点から、美術館内でペンや鉛筆の使用を禁止しているところが多いですね。
また、心理的にも物理的にも作品と距離が離れているような気がします。

本物を見る重要性は教授のおっしゃる通りで、なるべく出不精にならないよう注意しています。

Posted by 音量子 at 2006年04月03日 05:56
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