2012年05月のアーカイブ

基礎デでできることって?

FOR STUDENT


オープンキャンパスもうすぐなんだなあって気がしてきたなあ

われわれ学生は、スタッフにならない限りいつもど〜り過ごしているので、
僕みたいに
「えっ?オープンキャンパスってほんとにあるんだ?」みたいな、
むにゃむにゃしたこと言ってたりして
・・・・え?言ってない?え?僕だけ???
あっいけね・・スタッフの人に怒られる・・・

ゴホン


なんか芸文の青色鉛筆さんが学科紹介ネタ書いてくれた〜!

もちろん続きがあるんですよね!!期待☆

皆さんも是非リアルな目線で学科紹介してくださいよう!
それで卒業間際に読み返して「あのころは若かった」とか言いましょうよう


基礎デに興味あるひとは芸文も見ておくといいのでは?と個人的に思ってたり。
何故かというと・・・というのはこの特集の最後に書くか。


あとオープンキャンパスといえば 視デのぺろりさんの日記だけど、
これ、ほんとにイイ →@vcdopen2012
予備校時代を思い出して胸がギュッとなった・・・・。
視デ志望でなくても、受験生はみんなフォローすればいいとおもう
しっかし、これ集めるの時間かかってそうだな・・・ひええ・・・・

えーと前置きが長くなっちゃったけど、
(しかも今23:27だけど)(やばいけど)


基礎デがつかえる施設編(2年現在)

やろうかと。


1、シルクスクリーン工房
シルクスクリーンっていうのは、ひらたく言って版画のようなもので・・・
印刷の超アナログなやり方を学べるのね。
自分でインクを混ぜて、紙や布に刷れる!
自分のイラストをプリントしたTシャツを芸祭で売る人とか、
ハンカチをつくてTる人とかさまざま。


2、木工工房
中学とか高校にあった技術の教室のアレに近い。
切断やらやすりがけやらが効率よくできるらしい!!
※僕は不器用なのでなるべく近寄らない


3、暗室 写真スタジオ
写真スタジオはふたつあって、照明も貸し出してくれる。
はじめてスタジオに入った時は感動したなあ〜
ほんとに、よくテレビとかで見るような まっしろなスタジオでね。

暗室はそのままの意味で暗室ね。
現像作業に慣れれば自由に借りれるらしいけど、
あそこひとりぼっちになると泣きたくなるね。


4、活版工房
文字をひとつひとつ自分で組んで刷るのを活版というらしい。
アルファベットの活字が何種類かあるヨ!


5、共通パソコン室
プリンター付き(有料)
驚きなのがプリンター、なんとB1まで刷れる!!!
外部で刷ると1万円なのが、なんと2000円という破格のお値段で刷れる!!

ハッ 23:47・・・・・

・・・・というわけで、2年の授業編はまた・・・あし・・・・


いつか・・・・・・・・


今日のタイポグラフィのデザインチェックについても、
文章でまとめたいよ・・・・・ウッ

オトギ

基礎デってなに?

FOR STUDENT


さてさて、オープンキャンパス前特大号、発車〜〜


基礎デってなに?という話からしようかな。
でもそんなことをただ一言で言ってもいまいち信用にかけるので、
まずは一年生のときどんなことをしたのか、から話してみよう。


まず、大学の授業には種類があるんだけども
その中でも「基礎デだからやらねばならない授業」、
「学科別必修科目」というのを紹介してみようかと。

1年生の授業からいくね。
※あくまでも【昨年度】の話ということを注意して読んでね。

1、デザイン論
これは、ご存知 
現在も第一線で活躍されてるデザイナー、
原研哉 教授、深澤直人 教授の講義が聴ける授業ね。
(深澤教授は今年度は講義されてない・・みたい?)
ご自身の展覧会の裏話とかもいろいろ聞けて、
デザインへの情熱がバシバシ伝わってくる。

2、色彩論
太陽の残像の記録をしたり、
同時対比とか・・色が隣り合うことによって生まれる現象について研究した。
いちばんしんどかった課題がこれです。

3、形態論
切り絵や立体制作、カタログづくりを通して、「今までにない形を産み出す」ことや
「季節を感じるもの」とか「日本を感じるもの」を、
写真と文章でもって伝えたり。


4、表示方法論
ひとくちに言って、写真の実習。
カメラのしくみとか、暗室作業とか、ホームページづくりとかやったなあ。
あと、スタジオを借りたりもしてね!まっしろなスタジオ。
教授がすっごいコントみたいで面白かった。
ただ機械の機能を覚えるのが苦手な僕にはしんどかった・・・・つらかった・・・(小声)


5、言語表現論
これにはびっくりした!美大が「言葉」をあつかう授業を必修にしてるなんて!
でも、2年生までやってみて、「そりゃそうだよな」と今は思ってる。

高校までの「国語」とはまったくちがう、
「言語」という「表現」についてふれてみる授業。と言って良いかしら。
「羅生門」をシナリオに絵コンテをきってみたりとか。
言葉からうまれる「ずれ」を見つけたり。
「その人の生き方」が「言葉」のとらえかたに反映されてるのがすごーくわかって、
おもしろかった。僕はこの授業がいっちゃん好きだったな。


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・・・・・というわけで、ひとくちに「なにする学科?」って聞かれても
話があっちこっち飛んでしまって言いにくい学科なのはおわかりね!!


まあそんな学科だけど、

僕は、「君の学科はどんなことしてるの?」って聞かれたときに、

「デザインとは何か、ということを考えています!」
って答えるようにしている。


プロダクトやグラフィックそのものひとつに集中するのではなくて、
ものをつくることを通して「デザインとは何か」ってことを考える。

考えるということがまず第一にあって、
アウトプットのしかたとして「ものづくり」を<当てはめる>学科なのだと思う。

卒業制作を見ていてそう思った。


というわけで、次回は「使える工房」と「2年生編」でも。
(僕の気が向いた時に)


オトギ

本日は鼻声でお送りします。

FOR WORLD


まんまと風邪をひいた!

昨夜「わあい、喉痛い!頭も痛い!薬飲んで寝よう!!」と、
ホームシックをひきずりながら無理矢理布団に入り。

翌朝倍になって襲って来た頭痛に
ポッキーのように痩せ細っていた心が \ポキッ!/ と折れ
死んだように眠っていたのだが


素直に休んだ甲斐あって頭痛はだいぶ引いた!!
さあ治れ!!


今日は休む!と決めて、ひたすら寝ていた。
夢から醒めて、すっかり明るくなった外を見て
ぐっと伸びをしたら、いろんなことが少しだけ上手にできそうだと思えた。


そういえばこの前小耳に挟んだんだけど
とある科では遅刻も欠席扱いで、
「○○ちゃんはインフルエンザで・・」とか言うと
「そういうのいらないから。体調管理も勉学のうちだから」
とバッサリ切られる!ってほんと?確証ないことだから何科だか書けないんだけど

せちがらい世の中だね!!

会社でもそうって言うね!


そういうことを聞くと、
(厳しい中に楽しさを見いだせる人は楽しいんだろうけど)
幸せになりたくて発展させて来た社会に追いつめられて、
僕たちは世話無いな!!
とか考えてしまう。
そんな僕はあまちゃんなんだろうか。

さしあたって、健やかなほうが幸せなのでとりあえず元気になろう。

そろそろ、オープンキャンパスだし
なんか具体的なことを書きたいなあと思っている。
今年はなに書くかな。


質問は随時受け付けているので、気が向いたらどうぞ!

オトギ

at 22:44 | Category : | Comments (0) | Trackbacks (0)

便りがないのは良い報せ

FOR MUSABI


ワーッと思って、夕方 急に駅前の某珈琲店に駆け込んだけど、
我に返ってすぐに帰って来ちゃった。

ボヤボヤしてるうちに課題ラッシュがきそうでビクビクしても
何もかもいっきには終わらせられないんだよなあ
計画性が大事なんだよなあ
計画性ってヤな言葉だなあ
うわあ、6月こわい・・


僕はホームシックって言葉とは結構無縁に育ってきていて
東京で「家に帰りたいなあ」って思う頻度と
長野で「外(東京)に行きたいなあ」って思う頻度なら
圧倒的に後者の方が多い。

居心地が悪いっていうのとはちがって、
家族は厳しくないから不安になるんだと思う。
ひとりにならないと制作がはかどらないからかな。


でも今、すっごく家に帰りたい。
弟と水瓜を分けて食べたい。
懐かしい人たちに会いたい。

家族でも恩師でも友人でもなんでも、
会いたいと思うのはつらいときばっかりで現金だ。

できれば良い報告ばかりしていたいけど、
そうもいかないのかな。

良い報告、したいなあ。
せめて、夏休みまでには、なんとか


なんとしても。


オトギ

at 23:27 | Category : | Comments (0) | Trackbacks (0)

よいこの芸祭講座

FOR MUSABI


いよいよ、
「○○分科会 ○日!」とか
「○○展 メンバー募集!」なんて、
芸祭に関するポスターも目立つようになったよなあ、と思い

こころ浮き立つ新入生にいっこだけアドバイスできることがある。


それは、
「参加するものは少ないに限る」
ということ。


「ぜんぜん忙しくないよ〜」
「掛け持ち歓迎だよ〜」

というのは総じて嘘です。

言い過ぎましたが言い過ぎていません。


その団体をずっと好きでいたいなら、
それだけに専念したほうが楽しめる!というのが、
僕が昨年痛感したことなのです・・・


かけもち・・・・・
うまーくスケジュール管理すれば、
どこからも恨まれずに好きなことやることは可能だと思う。
でも、それってつまんないんだよね。

「ちょっと手伝って」
「このあとご飯食べに行こう」

そういう咄嗟のお誘いに応えられたほうが、
楽しいじゃん。

なんでも、思いきりやれたほうがいいに決まってんじゃん。


そんな僕は、昨年執行部と展示の代表をかけもちして、
執行部はほとんど幽霊だったのであった。
ほんと、あれは・・・・・申し訳なかったな・・・・・・・

それでも、執行部の人たちはすれ違うと声をかけてくれる。
視力ないからほとんど顔わかんないけど多分そうだなあ、と思う。
そのように執行部の人たちはいい人だし、僕は眼鏡をしたほうがいい。

オトギ

at 23:09 | Category : | Comments (2) | Trackbacks (0)

真夜中に自転車

FOR WORLD


次の日が休日というただそれだけで、
こんなにも心が軽くなるなんて・・・。
楽しくなってきちゃって、夜中に本屋まで歩いてしまった。
自転車もお迎えにいってきた。
1週間放置してた自転車、撤去されてなくてよかった・・・・(遠い目)


夜の町を自転車ですいすいいくのは気分がよいなあ。

何がいいかというと、人がいないのがいいなあ。
昼間 10m刻みで誰かをよけたりするの、ハラハラする。
都会は陣地とりが大変だ。

こうやってひさしぶりに乗ると、
「自転車というのはよい乗り物だな。」
としみじみと思ったりするし、

ひさしぶりに本屋で買った漫画も、おもしろく読めたりする。

休日というのはよいものだ。


オトギ

at 23:10 | Category : | Comments (0) | Trackbacks (0)

スイッチ連打

FOR MUSABI


すっごい美味しいラムネが飲みたいな〜
目も覚めて来たし
コンビニまで歩いて行っちゃおうかな〜
そろそろ放置してる自転車お迎えにいかなくちゃな〜

そんな夜。

五月病がちょっとぶり返してきてる気がしやしません?

いや、僕のことです。
薄々3日前くらいに感づいちゃいたけど、
これ五月病ってことにして五月中に治したいもんだ。


みんなは、課題にやる気が出ないときってどうする?

僕はね

・好きになれないか考えてみる

・おいしいもの食べる

・他にもっと面白いこと見つけて、
それでキャッキャしたテンションのまま課題もやる

・やり終わったご褒美を考える

・教授に質問してみる

こんなとこかな。


2年生になって、学科の人たちの 課題ごとのモチベーションの落差が、
激しくなってきたなあって感じてるんだよね。
いや、他人事じゃなく自分もなんだけど。
それは課題がわかりにくかったり、
その課題で得られることってなんだ って考えすぎてポヤーンとしちゃったり、
そもそも関心がないことだったり。様々だけど。


どうにかして楽しみたいんだよね〜
自分の力でなんとかできないことじゃないし

炭酸ジュースでも飲んだら、ちょっとやる気出そうだけど、
この時間の一人歩きはあぶないかな〜


オトギ

at 23:19 | Category : | Comments (0) | Trackbacks (0)

願うように

FOR WORLD


キャンバスを買ってきた。
やっぱり、手を動かしてると安心するなあ。
「つくってる」って実感がある。
目の前でつくった色が指につくことや、
絵の具をこぼしたカーペットもボタンひとつで消えないことに
ホッ とする。


課題やってるとさ
恥ずかしいことが結構あるんだよね
「間に合わなかった」
「もっと楽しくやりたかった」
「驚かせたかった」
はずかしくて悔しくなって もやもや。

でもそうやって
創ることでイライラしても、
また創ることに救われちゃったりするから世話ないや


そうでもなきゃ哲学の教科書を読み直してみたりする
(あ、明日西洋思想史じゃん ヤッタア)
そういうときはよほど機嫌がいいか、重傷か(笑)


つくってイライラしても
またつくってドキドキしたいし

優しいものをつくることで、
ちょっとでも優しいなにかになれたらいいと
願うように


オトギ

at 23:16 | Category : | Comments (0) | Trackbacks (0)

水に流したい

FOR MUSABI


大学行ったら流しそうめんをやっていた。


どうやら僕の学科のゼミのイベントだとかで、 いいなあ。

4階から芝生まで竹を渡している様子は和やかで、ほんわかした。


嘘。

今日はなんだか余裕がなくて、いろんなところが使い物にならなかった。
絵を描いてないせいかもしれない。
この前、大学に来てから9枚目の絵が完成して、
絵のセットを一時的に閉まっちゃったんだ。

「いやあ、部屋がすっきりして快適!」
と思ってたんだけどなあ。はあ。

つねに絵を描いていたほうが、僕は焦らなくていいのかもしれない。
課題はもちろんそうだけど、文章のほうの自主制作を、あれもこれもやりたいのに手につかない。
焦るのはいけないことだ。
書きたい文章があるのに、どれもこれも腐って見えてくる。

はあ、絵が描きたい。

僕も、そうめんでも食べようかな。
まあ、こんなワンルームじゃ 竹も渡せやしないんだけど。

オトギ

at 23:00 | Category : | Comments (0) | Trackbacks (0)

ホットケーキでも食べればいい。

FOR WORLD


音楽を聴いてもボンヤリしてもなんとなく憂鬱だったので、
ホットケーキを焼いてみた。

きのう気まぐれにコンビニで買った粉と、牛乳。
ほんのちょっと余ってたマーガリン。

今まで焼いたことがなかったのが不思議なくらい、
ホットケーキはみるみるうちに焼けて
真ん中もちょっと膨れて
この前友人達がうちに置いていった蜂蜜を、たっぷりかけて食べてみた。


うん、かんたん。


こんなちょっとした退屈も不満も、なにかつくることで癒えていく。

昨年の今頃はどうしてたっけ。
そのもう1年前は?
もっと大変なことで悩んでたんじゃなかったかしら。


5月にしては肌寒い雨の日は
悩むのにおあつらえむきの天候だが、
さして悩むこともない僕みたいな人は
ホットケーキでも食べればいい。


オトギ

at 23:36 | Category : | Comments (2) | Trackbacks (0)

金環日食みたかったよー!!!

FOR MUSABI


はーい!僕も金環日食見れませんでした!
起きたのが12時でした〜〜〜〜

く  や  し  い  !!


何が悔しいって・・・

テクスト研究っていう授業の一環で
・朝6〜8時の間
・普段行っちゃいけない9号館の屋上で
・日食を観測する

という授業に行けなかったことが悔しいよ!!!

さらに言うなら、

そんなまるで青春映画のような字の羅列を

日記として書けないことがいちばん悔しい!!!


ああああなんてオイシイ出来事を僕は逃してしまったんだ
屋上だよ!?
大学生が、早朝、普段行けない屋上で日食を観測するんだよ!??

うわあ・・・う、うわあ・・・・・・・・・
文字に起こしたらさらにへこんできた・・・・・・・・・
なんて素晴らしい字面なんだ・・・・・・・・完璧だ・・・・


どうして眼鏡は前日に売り切れてしまうんだ
どうして実家では全員が観測してるんだ
どうして三日月の木漏れ日の写真を
「たのしかった☆」ってメッセージ付きで母親は僕に送りつけるんだ!!


はあ・・・・。

くやしい・・・。

ウラミザラマシ

オトギ

at 20:53 | Category : | Comments (3) | Trackbacks (0)

うたたね

FOR WORLD

すごく好きなブックカフェがあるんだけど、
今日はずっとそこに入り浸って 読書したり、書き物したり、課題をふりかえったりしていた。


楽しい事があった翌日というのは、
どうしてかいつも気だるい。

そうやって、バランスをとっているのかもしれないんだけどね。


熱帯魚の泳ぐ水槽の水音や、かすかなクラシック音楽の名前をあてたりしてみる。
インクの滲みが見えるような古いおとぎ話の本が置いてあって、
それをぼんやりと引き抜いて読むふりをしたり してみる。

疲れたら机にうつぶせて目を閉じるんだ。

ずっとここで、
起きてるんだか寝てるんだかわかんないような この状態で
好きなだけ本を読んだり、文章を書いたりしていれたらなあ と
甘えたことを思ったりしてみる。


モンゴルのお茶のちょっときつい風味に和むけど、
すぐに飲み終わってしまう。

また、今日が終わってしまう。
それで、僕は椅子から立ちあがる。

まだちょっと気だるいまんま
でも、間違いなく家にいるよりははかどった書き物たちを
わきに抱えて。

そんな、なんてことない休日は
まるで昼間見た夢みたいな一日だ。


オトギ

at 21:27 | Category : | Comments (0) | Trackbacks (0)

世界をトリミングする

FOR WORLD


溜まらずに流れていくものとは、何か。
塞き止める必要のないものとは、何か。

写真というものにふれていると疑問に思う。


テクスト研究という授業の一環で、
東京都写真美術館の展示を見に行った。
この構成がまた、先生の言わんとする事を見事に掬いとるような構成で感心した。


まず、3階の「光の造形〜操作された写真〜」では、
モノクロ写真を彩色したものや、コラージュしたもの、
トリミングしたもの を順々に見せられる。

2階の「川内倫子展 照度 あめつち 影をみる」では、
すっきりとまとまった川内さんの世界観にひたる。
床まで真っ白な空間に、正方形の写真が並ぶ。
その次の部屋に撮った状況の映像が流れ、
また次の部屋にはネガが飾られ、
そして最後には大きくひきのばされた写真が。

最後にB1階の「日本写真家協会展」には、
プロアマチュアの写真が「入選」というくくりで、
ひとつの壁にいくつもの人のいろんな写真が無造作に並べられる。


「うわあ、写真っていったいなんなんだ!」

最後にはそう思っていた。


写真というものを、【記録】だと捉えていたこともある。
誰かがおもしろい顔をしたふとした瞬間
山から日の出が見えるほんの一瞬
といったような。
そういう側面もあると思う。
最後の公募展みたいなのの多くは【記録】に分類されるように見えた。

誰かがその瞬間にたちあい、シャッターを切った というただそれだけが、
価値になる。
・・・そういうことだってあると思う。


でも、川内倫子さんを見てると また写真というものへの見方が変わってくる。

彩色写真なんかを見てると、どこまでが写真なのかが曖昧になる。

写真は取捨選択の世界だ、と考えてみた。
川内倫子さんの写真を見ていると、
世界というものはとても涼やかで儚く、美しいものに感じられる。
川内倫子さんによってトリミングされた世界を、
見せてもらっているような・・・・。


【記録】の写真にそういう感情はあまり起こらないんだよなあ。
量の問題なのかもしれないけれど。

何をもって「表現」とするのか、
何をもって人を「表現者」たらしめるのか。

きょうみぶかいなあ・・・・・


オトギ

食パン祭り

FOR MUSABI


なんか昨日のコメ欄がよくわかんない盛り上がりを見せてるけど、
例によって僕は立ち直っているのでワハハと見させて頂きました(笑)
皆さんが楽しければそれでいいですあはは


そして今日の僕はというと、食パン祭りにでかけて
カルピスのカルピス割り
フレンチトーストのいっきコールなどという
スタイリッシュないじめ現場を目撃して ゲラゲラ笑ってさっき帰ってきました。


スーパーでアルバイトしてる子が大量に食パンをもらったとかで
10人くらいでずっとフレンチトーストを食べたり、
屋台でアルバイトしてる子がつくってくれた焼きそばを食べたり、
人の恥ずかしい写真を撮ったりして遊んでました(※ここまで台所に立つ気配なし)

美大の子って、みんなでご飯つつくの好きね???
お好み焼きとか鍋とか(笑)
そういう企画がけっこう多いなあって思う
ひとりぐらしには有り難いわあ

おいしいものも食べたことだし、最後の1日もがんばろーーー

が、がんばろう・・・・(休みたい・・・・)

オトギ

at 22:10 | Category : | Comments (2) | Trackbacks (0)

学生という身の上

FOR MUSABI


太宰治じゃないが、僕は激怒した!


作品の講評が酷評で、モヤモヤしたためである。
でも、なんか頭上2メートルくらいの位置にいるもう1人の自分は、
それを見て「いいぞいいぞ〜」と煽っている感じだ。


教授に、納得がいかない旨を話してもどうも釈然としなくて、
しばらくプッツンしてしまって、
無心になって作品をもう一度つくりなおしたんだけど 納得いかなくて、
研究室に行ったらもう教授はお帰りになってて、
助手さんみたいな立ち位置のお兄さんが、しばらく僕の怒りにつきあってくれて、
その後ちょっと反省して帰って来た。
教授も、あのお兄さんも、みんないいひとだよなあ。
いいひとだから怒りのやり場がないね・・・はは・・・困ったもんだね・・・


怒りは、自分の大事にしてるものを気づかせてくれるヒントだ。
今回の講評にプッツンしたのは、きっと
どこかで自分も作品に納得してなかったからなんだと考えた。
そこにふれられることで逆上してたのかも。はあ。しょーもな。
あとは、課題が好きだからだよね。


絵なり文章なり、どっちかと言えば人に喜んでほしくてつくってる。
だから、酷評されればそれなりに傷つく。悔しい。腹立つ!

でも、それでいい。

学生でいたいなら
あるときは思いきり闘うべきだし、
またあるときは人の話に耳を傾けるべきだ。
重要なのはバランス感覚だ というのが僕の持論である。


納得いかないなら納得いくまで立ち向かえばいい!
それでもダメな時は老後の妄想でもしてふて寝すればいいのさ〜〜

「学校だけが世界のすべてじゃない」って、ギャルも言ってたでしょ!
(高校時代の個人的な思い出)


もうちょっと頭がクールダウンしたら、作品またつくりなおして、見てもらおう!
それはもう、教授のストーカーになる覚悟で!


はあ〜〜怒ると執筆がはかどりますなあ〜〜


オトギ

at 22:16 | Category : | Comments (8) | Trackbacks (0)

夏の気配

FOR MUSABI


家にかえると部屋の空気がなまぬるくなっている季節がやってきたので、

信州に帰りたい!

そんな気分になってきた。
どうしてムサビは夏休みがみじかいの・・・・。
両手を顔にあてて、さめざめと泣きたいくらい哀しい


でも今日は風が強くて、洗濯物がすっかり乾いてくれたので気分がいい!
タオルを触った瞬間に、
「これは乾いた!!」と
確信をもってとりこむときの清々しさといったら。

僕は洗濯と洗いもの、あとお米を研ぐのが家事の中でもすごい好きなのだが、
それを最も気持ち良くやれる季節が夏でもある。
なんたって、夏は洗濯物を2周させることもできるからね・・・

がんばって東京で生きていこうね・・・


ウッ・・・それでもやっぱり、信州の涼しさが恋しい・・・。

オトギ

at 20:25 | Category : | Comments (0) | Trackbacks (0)

夢の隠居生活

FOR WORLD

東京の空気には慣れないので、老後は山奥にログハウスを建てて生活しよう。


僕は老後の妄想をするのがたいへん好きである。
書いたことあるかもしれないけど、まあ聞いてね

老後というのはどこまでも未知である。
これからどんな毎日を過ごし、どのように収入を得るのかなんて
わかりっこない!
だからなんでもできるような気がして、
とても妄想のしがいがあるのだ。

世界各地を放浪するもよし、
庭に珍種の植物を植えるもよし、
滝に打たれて修行するもよし・・・。


ていうか僕は「明日死ぬかも」と思って生きてるので、
そもそも老後があるのかどうかもわかんないし・・・・

あるような無いような、一歩間違えばただの戯言でも、
頑張りようによってはいくらでも実現できそうな、
そんな妄想をしてみるのだ。


するとね、目の前の一歩が いつもよりちょっとだけ大事にできるでしょ。

やっぱり人生っていうのは、fantasyなのだよねえ。

オトギ

at 23:09 | Category : | Comments (2) | Trackbacks (0)

白地図をもって

FOR WORLD


24時間ぶりに寝て起きたときの爽快感のまま、
窓を開けて風を入れて、らんらんと大学へ出かけた。
寝ることって気持ちいいことだなと思った。
やけに頭が冴えて喋ってばかりいた。


白い絵を描いている。
もしかしたら白くなくなっちゃうかもしれないけど・・
ゆっくり完成させられたらいいなあと思う。
予定からずれればずれるほど、楽しい。

今の僕が出す色は白。
真っ白でもなんでもない、ちょっと滲んだ白色。


思えば、僕の描く目的地はいつも曖昧で、
地図かどうかすらあやしいような走り書きを手に歩いてるみたいだ。

でももっと、
噛み合わないことばかり、面白がって生きていきたいなあ。
たのしいことがあって、かなしいことがあって、
でもどうということもない。
日々というのは楽しくもあって、かなしくもあるという、
ただそれだけで、書くことなくしては何もかも娯楽に過ぎない。
だからもっと、面白がっていたいなあ。

むにゃむにゃ


オトギ

at 23:18 | Category : | Comments (0) | Trackbacks (0)

まるでぜんぶ夢

FOR MUSABI


寝ぼけて何を書くかわからないスリル、イイネ!


友達と昨日の夜10時にまちあわせて、
夜0時ジャストから朝5時にかけてある、
歌舞伎町のトークイベントに行き、
ファーストフード店で2時間ほど仮眠をとり、
映画館で時間をつぶし、
そのままデザフェスまで行って来て虫の息だよ〜
あはは 楽しかった!


まず、トークイベントだけど、「エラーと秩序」ってタイトルの、
ツイッターのおもしろい人たちが、ずうっと大喜利したりものづくりについて語ったりして、
喋ってくれるっていうのに行ったんだ〜(ザックリ説明)
歌舞伎町のライブハウスみたいなところでやっててね
歌舞伎町の、ど真ん中でやっててね!!
いかがわしい通りをつっきった11時くらいなんてもう、
夜の町のクライマックスじゃない?
アウェイだった・・・怖くてむしろ爆笑しながら通った(不審者)

普段こういうイベントにあまり出かけないものだから、地下の会場の雰囲気にもドキドキした。
ところどころラクガキされた壁や、異国っぽい絵が描いてあるトイレが衝撃的だった。
終始ケラケラと笑いっぱなしで、どうしてこうも ずっとおかしいことを言えるんだろうねえ と2人で不思議になった。

僕は誰かと話したり、一方的にスピーチしたりするのも好きだけど、
テンポ重視で大勢を笑かすことがどうしても苦手で「いいなあ」と思ってしまう。
こういうの、じいっと見てたら、ちったあユーモアも芽生えるのかしらね


次にデザフェス!
僕はデザフェスに行くのがはじめてで!!
知り合いが何人か出るって聞いてて、「行く行く〜!」って言ってたのね
なんか最近パッと宣伝されてサッと安請け合いしてうっかり行かないみたいな
「行く行く詐欺」の罪を重ねてたのもあって、我ながら強行スケジュールを実施!

感想は、なんか文化祭の本気だ!!と思った。
高校の文化祭とかでも、あんなふうに「ものづくり」がもっとスポットライト浴びてもいいのにね。
でも、なんていうの?
まぎれもなく「お祭り」の雰囲気でワクワクしちゃった。


どっちにしても思ったことは、
楽しそうにしてる人を見ると、自分も楽しくものづくりしたくなる!
ってこと。

あー、あれもやりたいし、これもやりたい。
いっぱいパワーをもらった!


そんなへとへとになるまで遊んだ週末は、
名曲喫茶からの本屋でフィニッシュ。

今日はよく寝れそうだ〜〜。明日からまた、頑張ろう。

おやすみね

オトギ

at 22:06 | Category : | Comments (0) | Trackbacks (0)

手でつくる意味

FOR MUSABI


2年生になってからは、手でものづくりしたり、
みんなで共同で何かしたりすることが増えて なんかたのし〜なあ。
昨日のシルクスクリーンという授業も、ずっと何人かでつくってたし。


今日は【テクスト研究】という授業で、
カメラオブスキュラを体験しての実験をしていた。
これは選択必修で、個人的にちょうどいい少人数の授業でほっとする。

【カメラオブスキュラ】って書いても、呪文みたいでわかんないよね。
まあ僕も仕組みをきちんと理解しきれてないんだけど、
ひとへやを真っ暗にして、丸ごとカメラの中身にするんだなあ〜
それを見てから、おのおのピンホールカメラをつくってみたり、
印画紙とは違うもの(ペットボトルやビイ玉など)に定着させたりしている。


カメラというものそのものの出発点に立ち返り、
写真という「テクスト」とは何かを考えてみる。
言葉にできるようにする。
多分そういう授業 たぶん。
思ってたよりも随分哲学的な授業で、
暗室作業で折れかけていた心が急激に接着した!


次回は川内倫子さんの展示を見に行ったり、
来週の早朝にみんなで日食を見たりするみたい!


めまぐるしい〜〜
あーでも、2年生っていいなあ


何より、原点に帰ることができるのが、とても嬉しい。
デジカメとか印刷機とか、なんでもハイテクすぎて、
すべての仕組みを理解するのは厳しいように思う。
でも、手でつくることならできる。
そして、手で覚えておけば、また
ひとつひとつの作業を大事にできるんじゃないかって
思うんだよね。
原点を知ることは、きっと「学生生活」ってチャンスがあるからできることなんだろうなあ、
と思うし・・・。
そう思うと、美大っていいところね。


わーシルクスクリーンで刷った紙 回収するの忘れたー!!


オトギ

at 20:53 | Category : | Comments (0) | Trackbacks (0)

決め手

FOR STUDENT


きちんと一週間生活すると、
みんなで食べるラーメンは美味しいし、
金曜ロードショウのナウシカでも泣けますね!


まあ明日も授業ありますけどね!!

なぜ土曜に授業を入れてしまったのか、それは今期最大の謎
いや、好きな授業しかとりたくなかったからだね・・・オーライだね

1年生のみんなは、2年時の選択必修のバランスを考えたほうがいいよ!
前期と後期合わせて、6つくらいの中から3つ選択できるんだけど、
僕は3つとも前期に詰め込みまして、ご覧の通りです。
いや、乗り切るけどね〜〜!たのしいけどね〜〜!あははうふふ


1年生といえば、来週には基礎デも新歓があるね〜!
ムサビでスポーツしてからの、吉祥寺でパーティだっけ?おしゃれ〜
僕は資金だけ渡してあります・・・・
基本的に10人以上の集まりに参加しない人間なので・・・集団めっちゃこわい・・
みんな楽しんでキテネ!

そんな僕も、入学当初はいろんな新歓に張り切って参加してました。
数々のサークルで
お茶を飲み、お菓子を食べ、先輩の武勇伝にキャアキャア言ったりして
帰りにできたての友達と「ヨカッタネ〜☆」って言いながらながら帰ったりしましたが、
現在はどこにも所属していません。


「いいかも〜やりたいかも〜ちょっとだけ気になるかも〜〜」

は、あてにならない。
つまるところ、やらない。

入るかどうか迷って、歓迎会で判断しようとして色んなところに行っても、
結局入らないんだよね〜〜〜。


大学受験と一緒だな!
散々説明会に行ったりしたけど、唯一受験したムサビには進学相談会にしか来なかった!

ムサビ日記は募集を見た瞬間に、「よし、やる!」と(勝手に)決めたし。

やっぱり、集団や場所がどうこうじゃなくて、
自分が何がしたいか が決め手なんだろうな。

オトギ

at 23:22 | Category : | Comments (0) | Trackbacks (0)

音の流れる文字空間

FOR STUDENT

選択必修の「タイポグラフィa」という授業が、たいへん面白い!!
坂東先生の授業とってよかった〜〜

課題が出たのだけど、みんなで「こういうのがやりたかった!」と色めき立ったのを覚えている。

それは「音楽をタイポグラフィで表現する」という課題である。

ケルン・コンサートをご存知だろうか
ジャズ・ピアニストのキース・ジャレット氏が、完全即興でおこなったライブ!
これを<谷川俊太郎氏の詩と任意の画像を用いて「音」を感じる空間をつくる>!

わー!たのしい!


もうね、
読書が好きで、次にブックデザインが好きになって、今度は紙が好きになって、
ついには文字のある空間そのものが好きになってきてしまった僕には楽園でね
スタッフさん(?)がソフトの解説をしてるのを見てるだけでも楽しい!
文字組が組まれて、画面が詰まっていく様子を見るとハアハ・・ドキドキする!

なんだろう、
あのテキストボックスをいじるたびに文字が移動するのがなんかとっても可愛いし、
グリッド線の中にきちんとすべて収まっているところを見るとスッキリする。
ときめきが止まらない・・・なんだこれ変態か
美大日記のおわりさんに、ムサビ日記の行く末を宣告されたばかりなんだけど。まずいんだけど。


そんな、常に前のめり状態で画面を覗き込んでいた状態の僕に

「タイポグラフィに、音楽を感じるんですよねえ・・・」

という、坂東先生の熱のこもったコメントが飛びこんできたので
オオオオオオオ・・・!!と
感動のあまりスタンディングオベーションしたくなった
まあそんな大興奮状態だったんだけど、終始真顔だったね


坂東先生は言うことが詩的なので、文系には堪らない授業になっているように思う。

わーなんかワクワクしてきちゃった〜〜〜

ザ・ケルン・コンサート [SHM-CD]
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ちなみにケルン・コンサートはこちら。
つねに次のメロディを探るような、不安定で緊張感のある空気感がすてき。
徹夜課題がはかどる」!と多くの基礎デ生に好評を博しているとかなんとか?

オトギ

もっと雨、もっと雷。

FOR WORLD


スコールに安心する。


僕は今、おそらく軽度の5月病なのだが、
気だるさを洗い流してくれるようで 清々する!

閃くような稲妻に、ビクッとして 次にハッとする。
猫背を少しだけ伸ばしてみる。

素足で来てしまったことを少しだけ後悔しながら、
肌寒い土砂降りの通学路を帰る。
雨をしのぐにはあまりにおざなりな日傘をさして。


あー、せいせいする!


洗濯物を干せないのはヤだけど、
天気が刺激をくれるのはとても有り難い。
何も無く安穏と過ごしていくには、
1日はあまりに長い。

そういえば、
図書館の2階から見る夕方の雨は、とても素敵だ。
大きな窓ガラス越しに、蛍みたいな電灯が煌めいて見える。


オトギ

at 22:38 | Category : | Comments (0) | Trackbacks (0)

まだ、「ここに在る」

FOR STUDENT


12号館下でやっている、日本画学科の「see through ここに在る日本画」
っていう展示を見て来た。
「あれがきゅっきゅさんの絵かな?」と、友達とちょっと見つけてみたり(笑)
あれで当たりかなあ・・・・。


すっごーい圧塗りしてる人もいるし、
ゲーム画面みたいな絵を描いてる人もいるし、楽しそうだった。

真っ赤な背景に馬が描いてある4枚の絵と、
おっきい着物に描いてある絵が印象に残ってる。

やっぱり、日本画いいなあ 日本画やってみたい。
あの、平面的なのに奥行きのある質感がとっても素敵。


昨年やった共通絵画の授業を思い出すなあ。
絵の具に汚れた固いコンクリートの床の上で、
ゴリゴリとパステルで描いてた。

また、やりたいなあ。
おっきい絵を描きたいな。

デザインばかりやってるから、浮気してるだけかなあって思うときもあるけど
なんか、この気持ちは信じてもいいような。

この「描きたい」、って気持ちには
「締め切りが」とか
「評価が」とか
「まわりが」とか
本当に、何も
なんにも、負荷がかかってないから
素直にできそうな気がしちゃうんだよなあ


絵に関しては、今 なあんにも、考えてないんだと思う
展示するために とか
コンテストのために描こう とか
そういうんじゃなくて、(よぎることはあるけれど)
ただドキドキしたくて、絵の具を買ったりする。
将来のことは、出来上がってから考えたほうがいいと思うんだ
やわらかい手で描くためには。

まだ、自分にそういう
他愛無い動機が残ってて、よかったな と思う。


うん、いつもとちょっと、違うことを言ってるかもしれないな。


オトギ

at 23:29 | Category : | Comments (0) | Trackbacks (0)

前借りカーネーション

FOR PARENTS

色彩論の課題が、かなり浅い感じに仕上がったので しょげて帰って来た。
ゴールデンウィーク中の自分を、
砂浜に埋めて葉っぱかぶせてその上でトランポリンしたい・・・。
しかし、そのときはそのときで気が向かなかったのだから、
これが僕の今の基準値なんだろうなあ。
それを思い知っただけまだいいだろう。これも授業料である。
その分手をつけたあれとそれで、人生の元をとろうじゃないか・・・・(遠い目)


しかし、今回の課題はA2用紙2枚という、
サイズとしても金額としてもかなりビックなものなので、
何に申し訳ないって、いちばんは両親に申し訳なかったのだが、
母は笑って許してくれるのだった。


そういうやりきれい夜には、

いつか自分の稼ぎで両親になにか贈り物をしよう。

と思い、一杯飲むといい。くいっ(オレンジジュース)

そういえば、もうすぐ母の日だなあ。


オトギ

at 22:07 | Category : | Comments (0) | Trackbacks (0)

魔法薬局カニバル

FOR WORLD


課題に追いつめられれば追いつめられるほど 執筆活動がはかどるってこと、
実はずっと気づいてた!!!(ばーん)


そんなゴールデンウィーク最終日、

僕は友達と東京の隅っこにある妖しげなカフェの
「魔法薬局カニバル」というイベントに行って来た。
cafeSAYAという土日しかやってない謎のかふぇー。

鉱石やちょっと珍しいものとか、可愛い雑貨を売ってて、
サイトをよくのぞいてたんだ。
今回は、ちょっとファンタジックな雑貨を売るとかで・・・
どんな処なのか、半信半疑でたずねていったのだけど、

ロマンの詰まった素敵な理科実験室って感じだったよ〜。

フラスコに水晶の結晶が入っていたり、
外国の切手を売っていたりするんだ。
受付の黒いワンピースを着たお姉さんが、これまた童話の登場人物のようで。
で、飲み物も ゴールドとレッドのソーダを頼んだのだけど、
グラスの底にだけ色が沈んでいて、宝石みたいだった!ステキ!


しかし、すごいのはそれだけじゃない。

京浜東北線に乗って駅に着いたとたん稲妻からの雹(ひょう)
そしてスコール・・・。
雨の中、可愛い商店街をぬけたあたりで僕のテンションはかなりあがっていた!!(嵐が好き)
更に大通りの小道を通り、薔薇のしげみのはみでた住宅街を通った。

ま、まるで絵本によくある、探検みたいじゃないか!!とわくわく


帰り道にちょっと迷ったんだけど、アヒルがいる庭の前を通った
アヒルがいる庭の前を!!!!
いや、ほんとにね・・・いたんだよ。柵にかこわれて。
「あーふらっく!」って声がしそうだった。
(あのCMってもうやってないのかな)(テレビ観ない)
なにあれ、飼ってるのかな

もう、いったいどんな町なんだ!!
なんだか台本が用意されてたみたいな、不思議〜な一日だった。


あ、僕の一日はまだまだこれからなんですけどね・・・・・。


オトギ

at 22:01 | Category : | Comments (0) | Trackbacks (0)

山手線一周

FOR WORLD


ザンザン降りの中図書館でうたた寝したい気分。
うっ・・・・課題・・・・
課題・・・・・・・・・

(とうなされながら絵の具を出す)


今日は気分転換のつもりで散歩をした。
いい天気の中、あたらしい靴でゆっくり歩くのはたいへんよい。
それでその勢いのまま電車に乗った(何故か)

何度か乗り換えて山手線に乗ったのだが

以前お会いした先輩に
「いや〜僕電車に乗ってるのが好きなんですよねえ〜!」と言ったら、
「珍しいね(笑)
あ、でもオレもこの前本を読むために山手線を2周したよ」と返され、
それはよい!僕も今度やろう!!
と思ったのを思い出し、つぶやいた。

そうしたら

盛大に5駅ほど乗り過ごし

なんか結果的に1周した・・・。
あれっ 最近こんな話ばっかり・・・。


斜め前の席にずっと外国語をさけんでいるおじいさんがいて、
しばらくちょっと心配で見てたんだけど、
別に暴力をふるってるわけではなかったからホッとした。
なんかみんな目を合わせないで苦笑いしていて、
なんだかなあ と思った。


満員電車にずっと座ってるのも気が引けたので、
やれやれーと思って優先席付近まで移動して立ってたら、
そこでは絶えず
おばあちゃんに向かって「どうぞ〜」とか
入り口付近で赤ちゃんだっこしてるお母さんに、席をすすめる様子とかが見えて

たった数歩あるいただけでこんなにも違うものなのだな・・・
と、そこに世界をかいま見たのだった。


オトギ

at 23:52 | Category : | Comments (2) | Trackbacks (0)

その感動に、感電したい。

FOR STUDENT

友達は、みんな気合いがはいってるように見える。
へこたれてるとすぐに置いていかれてしまいそうで焦る。
でも、焦らせてくれる人がいることが、とても嬉しい。
わかんないかな この気持ち。

今日は新宿御苑前で、デザイン論のペアワークの話し合いをした。
コルビュジエっていう、建築家について調べてるんだけど
この人がまぁ わかりづらくて面白い!
この人のことを、プレゼンで みんなともう一度面白がれたら素敵だなあ。
と、2人で息巻いている。
うーん、難しい。難しくって楽しい!


調べものを2人って数でじっくりするのは、もしかしたら初めてかもしれない。

こっちが本をじっくり読み込んだら、
向こうも本を見つけて来て紹介してくれる。
こっちが負けじと地下室で雑誌を大量にコピーすれば、
向こうはそれを上回るくらいの画像を、
いっぱい見つけてきてくれてたことを知らされる。


同じくらいの熱量で言葉をかわしながら、
今までただの点にすぎなかったものが光をもち、
線となるのに 気づく。
ただの情報が、人の声をもって息づく。
話しながら、しだいに心臓がピリピリ痺れてるのに気づいて
相手の目を見てみたら、そこに同じ火花が散ってるのを知って
わくわくしたりする。


うわあ、勉強って楽しいかも〜〜


もう、楽しいことも、自分に合うことも 知り尽くしてるようなつもりで、
今度は建築も面白がってみたりして、節操ないや。あはは
タイミングもよかった。
ちょうど、前のバイトがきっかけで 住宅に関心をもつようになってたから。

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こんな雑誌買って、妄想しちゃったりしてね。


ひゃーー、パワーポイントつくらねば!!

なんだか、誰かとものをつくるといつも
僕ばっかり嬉しい気がして
ちょっと申し訳なくて悔しくて
それで、やっぱり嬉しい。


オトギ

at 23:19 | Category : | Comments (0) | Trackbacks (0)

それは今かもしれない

FOR STUDENT


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うっわあ、最新号のMOE、すっごく欲しいよ・・・・。
藤城さんの影絵だいすきだけど、一冊も関連書籍 持ってないんだよなあ。
高校時代 知り合いに「銀河鉄道の夜」を貸してもらって、見たことはある。
葡萄酒のお話も、絵が最高にお洒落で、本屋でじっくり立ち読みはしたなあ。
でも、どうしてかいつも「今じゃない」気がして、買ってないんだ。


ハッ

えっと、MOEは【絵本】をキーワードに展開している雑誌です!
絵本作家へのインタビューやら
絵本にでてきたお菓子のレシピやら
絵本の置いてあるカフェやら
号によっていろ〜んなものを紹介してくれます。

なんだか雑誌を紹介するの久しぶりね。
僕は雑誌を見るのが大好きで・・・。

インターネットでいくらでも情報はでてくるけど、
「いいなあ」って気持ちを共有できるのは「本」って媒体だ って信じてる。
って、ブログに書いてもあんまり信憑性ないけど(笑)

やっぱり、誰かが手でさわれる形に落とし込んだものを見てると、
行きたいなあって思えるんだよね。
それで、展覧会とかギャラリーとかに行きたくなったりして
随分、背中を押してもらってると思う

知識がほしい!と思ったら、とりあえず雑誌を立ち読みするのをオススメします。


ああ、このMOEすっごいほしい・・・。
でも、大学の図書館に入るまで我慢してもいいし・・・
悩むな・・・・・・・。

オトギ

at 23:08 | Category : | Comments (6) | Trackbacks (0)

雨と短針

FOR WORLD

雨の日は、ゆっくりと時間がながれている気がしちゃう。
窓についた水滴をぼーっと眺めてるだけでも満ち足りて、
ハッと我にかえることもしばしば。
「めずらしい天気」の魔力だと思う。


ギャラリーのちらしとかを見て、あーここにあれを置きたい、そんなものもつるしたりしたい
と、考えていたら時計が一周


アルバイト情報を見て、うわあ無人島で仕事したい、子どもにいろんなこと教えたい
と、考えていたら時計が一周


さっきも、友達と行きたいカフェを検索してたら30分経ってた。


・・・・ん?これって雨のせいじゃない?


まあ、こまかいことは気にしなさんな。

ちょっと落ち着いたら、絵の続きでも描こうかなあ。

オトギ


あ、そうだ。
学生証見つかりました〜〜いえ〜〜い

警備員さんが拾ってくださったそうです・・・・。

あの日から変わらず、警備員さんは僕のヒーローです。(※あの日)

捨てる神あれば拾う神あるってね!(そのまま)

at 22:34 | Category : | Comments (2) | Trackbacks (0)

だってプラマイゼロn(以下略)

FOR MUSABI


エミュウの紅茶メロンパンはどこいっちゃったの・・・?


どうもこんにちは。
歩いていて足をひねることが習慣のひとつのようになっているレベルのウッカリ人間なので、
ご飯炊いてるおひつの蓋、昨夜割ったことを忘れてたオトギです。

書き忘れたよね・・・もうあまりにもネタが多すぎて無理だったよね・・・


というか。
先日宣言してからというもの、
エッセイとか書き溜めた小説とか絵本用のシナリオとかを、
人に見せられる形にすべく奔走してるんですが、
頭がいっぱいいっぱいのせいかな?
相変わらず一進一退を繰り返しております。


遅刻したり、USB忘れたりするのはまだいい!


学生証が・・・・・・無い・・・・・・だと・・・?

昨日、人生はプラマイゼロだって言ったじゃないですか。
言ったじゃないですか。

いつになれば人生はプラスに向かうんですか?
相変わらず引き算を続行してるんですが?


USBを取りに一旦家に帰ってから、もう一度図書館に向かったとき、
学生証がなかったのに気づき、
キメラアント編のキルアばりにウワアアアアアアアアア!!!!
と地に伏し泣き叫びたい衝動にかられました。
(わかる人にしかわかりませんね)


学生証をなくすと、共用パソコン室を使用することはおろか、
図書館にも入れません。
まさにムサビ生の資格をとりあげられちゃったような感じで、非常にションボリします。


図書館に忘れたかな!?と思ったので、
図書館にいる友人に急遽助けを求めたのですが、
すごく丁寧に見てくれたにも関わらずそこにはなく・・・

いや・・・どこいっちゃったんですかね〜〜〜〜〜〜(遠い目)

「おとぎちゃんは これからいったい どんなおおきなしあわせに遭遇するのか
しかし大丈夫なのか」

と心配(?)されています。

プラマイゼロの神様、なにとぞよろしくお願いします。ナムナム


オトギ


ちなみに、
学生生活課では落とし物を預かってくださっています。

あと、
学生証は学生生活課で再発行が可能です。
お金かかるけどね☆


いつもお世話になっております・・・・。

at 20:57 | Category : | Comments (6) | Trackbacks (0)