2011年07月のアーカイブ

100番目の言葉

FOR WORLD


びっくりした。
これで100個めのエントリーだってさ。

なんだかんだで100日、
書き続けてきたんだね。
早いなあ・・・・

こういう場で、自由に自分の言葉を書かせてもらって
読んでいただいて。
時にはコメントを寄せていただいて。
生きやすくなったり 生きづらくなったりして
100日、か。

どれか1個くらいは、君に響いた言葉があっただろうか。
忘れてしまってもいいんだ。
いつのまにか、君の言葉になってしまうくらいが
ちょうどいいんだから。

数字なんてものはただの節目で
明日からも変わらず
その日に思ったことを 好きなように書いていくから
君も、好きなとき 僕につきあってほしい。
それじゃ、101回めからもどうぞ、よしなに。


オトギ

うつくしいデッサン

FOR STUDENT


じゅけんべんきょうで 
ライバル意識してるあの子 より、デッサンがうまくなる方法。

みんなもきっと、色々かんがえてるんだろな〜
と思うんだけど、紹介程度に 僕のやってたことでも載せてみようかな。
まあ僕、デッサンすごい下手なんだけど(笑)
ほんと、まだまだ勉強中なんです。あっはっはー
でもま 気休めていどになれば嬉しい。
いっしょに受験勉強してる友達感覚で、読んであげて。


僕にとっての「受験」は、予備校よりも学校での記憶の方が色濃いんだよね。
それは、顧問の先生がとっても協力してくださったというのと、
予備校まで片道1時間半かかるからって理由による。笑


〜甬き
今の時期はとくに、朝デッサンすることをオススメしたいなあ。
朝のさわやかな空気の中で、まだ静かな教室でデッサンすると
いつもより穏やかにできるんだよ。
毎日というわけにはいかなかったけど、
学校は7時から開いてたから、早くに美術室でデッサンしてた。


▲瓮
講評のとき、寝ないこと。(笑)
講師の先生がちらっと言ったことをのがさずメモ!
帰りによみかえして、次の日デッサンするとき、クロッキーに書きこんだりすると、
ぜんぜん違うよ。


8る、見せる
「親の口説き方」ってエントリーと若干かぶるんだけど。
・つねに自分が見れる位置にデッサンを貼る→ダメだしする
・予備校の先生、学校の先生、友人、親 と、いろんなひとに見てもらう。
「素人にくちだされたくない」ってタイプもあるらしいんだけど、僕はちがうとおもうんだよなあ
おかしいところは、誰が見てもおかしい。すてきなところは、誰が見てもすてき。
あるていど、そういうもんじゃないかな。絵って。

うう 後期は「共通絵画」って授業もあるし
夏休み中にまた デッサンしてみよっかな・・・

なんだかんだいって デッサンできるひとってカッコイイと思うんだ。
同じ学科の子の平面構成とかも ほんとカッコイイし、尊敬する。

デッサンだって作品だもの。
感動しちゃうようなデッサン、したいよね。


オトギ

夏のゆふぐれ

FOR WORLD


さんぽ.jpg

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□作品名:花の蜜を吸った頃の話し
□種別:写真
□材料:デジカメ/弟と過ごす夏。/夕暮れのひざし

今日、弟と 裏山を散歩したりバドミントンしたりして遊んだ。
夕暮れ時の 夏の静けさと 不気味さ 風情。
「男の子」のパワフルな明るさと 危うさ。
そんなものを感じた。
足にふれる雑草の感触 虫の気配。やむことのない蝉の声。
これが僕の知っている夏だ。


もっと写真とるの うまくなりたいな。

それにしても、急な坂道 というか 山道を、サンダルでくだるの
僕は下手になったなぁ・・。

Tell me

FOR WORLD


よく喋る一日だった。

今日は母校の体験入学の講師としてお呼ばれされて、
10分という短い時間ではあるけど、中学生たちにお話をしてきたんだ〜。

あー、ドキドキした!

僕、やっぱり人前で話すの すごく好きだ。
こうやってじっくりと言葉を重ねるのもいいけれど
同じ空気を吸って きちんと一人一人の目を見つめて
声として言葉が息づき、誰かに届いている、と思えることは 何よりも尊い。

300人を相手に話をしたとして
きっと届いてるのなんて、せいぜい3人くらい。

でもね、僕の話を聞いて、目がキラキラしてる子が一人でもいれば
朝早く目が覚めてしまって
ドキドキと一人練習をする甲斐もあるってものさ。


なんだか、「つくるうれしさ」を噛みしめる一日にもなったと思う。

つくる以上、「誰かに感動して欲しい」 という思いが有るんだけど
今日 嬉しいことがたくさんあった。


部活の顧問の先生が、
書類を送る際、気まぐれにコラージュした茶封筒を4か月もとってくれてたり


お世話になった僕のだいっすきな英語の先生が、
年賀状を、未だにテレビの横に飾ってくださってるらしいことが発覚したり


校長先生をはじめとした学校が
僕と友人がデザインしたイメージキャラクターを
ぬいぐるみにしたり
ポスターにしたり
ラクガキしてみたり
いろんなところに使ってくださってるところを見たり


高校の時、つたないながらもやってたことが
誰かにちゃんと伝わって こっそり大事にされてる。


こんなことって あるんだ。


ふとした瞬間 昔の僕が 僕の背中をおしてくれる。

だから、まだまだできるだろ?

って、振り返る寸前 背中を蹴り飛ばされる。


こんな風に
日々はなんとか つづいてゆく。

今日はぐっすり眠れそうだ。

もし僕の気が向いたら、明日に続く かもしれない。
とにかく今日 関わってくれたすべての人に
惜しみない感謝をこめて。


オトギ

at 20:27 | Category : | Comments (2) | Trackbacks (0)

せみしぐれ

FOR WORLD


畳の上に横たわり
タオルケットだけでは涼しい夜を感じてる。

信濃の夏。
蝉の音は本当に、雨がふりそそぐように
じんわりと 耳に流れ込み
ちょっと安心してる僕がいる。

せわしなかった半期で、吐き出した分の空気を
まとめて吸い込むように深呼吸してみると、
もうちょっと やってみるぞー
という気がしてくる。


今そとにでたら きっと、星が綺麗だ。


オトギ

ゆずれないこと

FOR WORLD


今日、陽のあたるあぜ道をひとり歩いていたら
田畑は驚くほど鮮やかで やっぱり感動してしまって
ちょっと悔しくなった。

長野は僕にとって、退屈と闘いと 「出会い」の記憶を呼び覚ます土地だ。

ごく普通の ありふれているけれど優しい家庭に育ち、
ごく普通の ありふれた子供に育たなかった僕を 
受け入れてもらったり 突き放されたりした記憶。


「つくる」心は、出会いによって育てられたと思う。

今日ね 予備校の先生にあって。
そして、おきなまろさんに夕飯をご一緒させていただいたりして・・
お話して 思ったんだ。

ある程度の生きてゆくすべは、家族からもらった。
ただね やっぱり
僕の父は公務員で、母にとって美術は「アウトロー」に変わりなく
僕は家庭一手間のかかる、変わりものの子供なんだ。
まあそれを悲しんでいると言うわけではなくてね。

美術の道に進むにあたり
生きていく方法は すべて血のつながらない誰かに教わった。
その事実に途方もない感謝を憶えるんだ。
高校に入るまで 僕は何一つ知らなかった。
何を知らないのかさえ知らなかった。


それなのに
何の因果か 一歩 底の知れない「アート」って世界に足を踏み入れた。
あの日を境に 出会う人たちが 出会える人たちが
まるで並べたカードを端から全部裏返すかのように変わっていった。

高校の部活の先輩や先生 予備校の先生
そして生活の中でふれあった様々な立場の人たち
そういう人達が 僕を気にかけて いろんなことを教えてくれた。

育ててくれたんだ。

苦しい事はたくさんあって
苦しんだぶんだけ報われたくて
それでも、報われないことのほうが ずっと多くて
なげやりになることは 今も多いけど
でも そういう人達にはいつだって

恥じることなくむきあえる 自分で いたい。


オトギ

緑のじゅうたん

FOR WORLD

今夜
一部の基礎デ1年生は、教授たちと「清里合宿」って旅行に行ってるんだけど
僕は個人的に、里帰りとして長野へ帰って来た。

ううん なんというか 新鮮だ。

上橋菜穂子の「孤笛のかなた」を読み直しながら、
新幹線の席にもたれ、
ときどき窓の外を眺めたりすると
こみあげてくるものがあったよ。
上京してから数カ月ぶりのふるさとは、やっぱり 美しくもなんともない。

ただ
のびやかに広がる田畑を見たとき

「そっとしておいてほしい」

と思った。

季節と共にうつりかわる稲穂の色は青々と瑞々しく、
点点と散らばるように無意味に置かれた家々は人間味があり
とてもあたたかい。
四角くて固いビルが建ち並ぶことを きっと誰も批判しない。
それほどの平凡さしかない、不便で土くさい風景だ。
でもそっとしておいてほしい。

「つくる」とは・・・「あたらしい」とは、なんだろう。
僕は「あたらしい」と喜ばれるモノを「つくって」と言われる立場だけれど
それはきっと 破壊であってはいけないんだろうな
そう感じた ひとときだった。

ノスタルジーはたしかに感じた。
でも、懐かしさというよりは、何もかも新しく鮮やかに感じたかもしれない。
遠ざかることではじめて、わかることもあるんだね。


オトギ

飲み会デビュー2

FOR MUSABI


 一昨日の、オフ会の話をむしかえさせていただきたい。
それというのも ちょっとかなり 慌てているからね!!!


 今日はお休み
久しぶりの、何にも追い立てられることの無い
まっさらなお休みだ。
僕は昨日ムサビ日記を書き上げ、それはもう安らかに眠りについた。

 朝起きると、きゅっきゅぽんさんの日記が更新されている
やったあ! と思ってクリックする。
僕は基本的にみなさんの日記をチェックしている。
とりわけ、きゅっきゅさんの文章は、ボキャブラリーが豊富で、はんなりとしつつ、
くすっとしてしまうという、独特の中毒性をもっている。
その上ご本人もかわいらしいときている。
そのためファンも多く 僕もそのひとりである
そして、今日も ふんわり癒されよう と 読んでた ・・・・んだけど、


今日ばかりは、背筋が凍った。


いや、みなさんすでに読み込まれているとは思うのだが
まず きゅっきゅさんの日記をご覧頂きたい


僕の紹介文が載っている
それはもう 丁寧に やさしく はんなりと 書いていただいている


だが 僕が この僕が

メンバーの中でいちばん白色が似合うかわいらしいお嬢さん・・・とは

そしてそれを読んだふかふかーRさんが

白兎の詩人・・・・と僕を形容してくださったりとか


そもそも手羽さんが

「今はやっぱり・・・」とか(引用するのもはばかられる)


なんですとおおおおおお

いつそんなことになったんだああああ
どうしよう!!!
おそらくこれを読んだ僕の旧友たちは
僕に向かって指をさし、大爆笑するに違いないのである

これを否定しないのは、詐欺である。

 どうすればいいのだ
 どうするのがオトナの対応なのだ

このままでは、きゅっきゅさんはおろか 
全国のきゅっきゅさんふぁんに嫌われかれない

どうs・・・・
どうしたものだろうねえ・・・と思って
うとうとまどろんでいたら 


妖しげな宗教団体の儀式を手伝わされる夢を見た。


間違いなく 呪いである・・・・・。

(※思い込みである)


夏休み最初の日記を、オフ会に捧げよう・・
ですのでどうか全国のきゅっきゅさんふぁんのみなさん

なかよく  し て ね ・・・・。

オトギ

at 22:23 | Category : | Comments (3) | Trackbacks (0)

おしまいと、はじまり。

FOR WORLD

 いつのまにか夢の世界にいってしまいそうだから
今日は早めに更新するね。

 今日でテスト期間もおしまい!
僕にも夏休みがおとずれた。
 あ、夏休みも変わらず更新するつもりだよ。
受験生にお休みはないからね!
ちょっとでも、ちからになれたらいいなぁ
僕、人の目がキラキラしたり、ホッとしたりするのを見るのが好きなんだ。
応援してるよ。

夏休みは、やりたいことがいっぱいあるから。
いろんなことを経験して、考えて、伝えていきたいな。

埋もれるくらい本を借りて来て、一晩中読みたいし、
いろんな料理のレシピに挑戦したいし、
一人旅もしたいし、
懐かしい人たちにも会いたいし、
基礎デの子と約束してたことも実行したいし、
芸祭に向けて執行部も展示もガンガンやりたいし。

うん、とっても楽しそうだ!

何が贅沢って、やりたいことを指折り数えられることが
とっておきの、贅沢だね。

 それじゃあ、ちょっと夏休みの夢でも見てくるよ。

オトギ

飲み会デビュー

FOR ...ムサビ日記?


 ムサビ日記のオフ会が・・・あった!!
そして・・・・行って来た!!

飲み会デビューでした〜わぁい(僕はカルピスだったけど)

 飲み会って・・・・不思議な空間だなあ、って思った。
みんな笑って喋って飲んで食べてる!ってことが、とっても不思議!
なんだろ・・自分がアルコールはいってなかったからかなぁ?
 皆さんパワフルで、僕 ちょっと悔しかったです(笑)圧倒されちゃって・・
みんなに喜んでもらえるお話ができる人ってうらやましいなあ
笑いがとれる人もほんとうらやましいよ・・!!
聞くことが好きで、ついつい聴き入っちゃうんだけど、
でもやっぱり、相手にも会話を楽しんでもらいたいし・・。
それには話のネタをきちんと持ってなくちゃなって反省した。
あと、自己紹介もデザインしなくちゃねぇ。もうもう悔しい!!

でも楽しかった!
今までムサビ日記を読んでるときは、色んな顔や声を想像して再生されてたんだ。
でも今回ビジュアルがばーん!ってわかって、また違う読み方ができそう。
それも楽しみだな。

話しかけてくださった方たち、ほんとにありがとうございました!
また機会があれば、ばっちりお話ししたいです・・
そのときは新たなるオトギで・・・・


 そして、これはとっても私的なことなんだけど・・・・
竹林さんが僕の予備校時代(の文章)をご存知だったことに驚愕しました。

えと、昨年の夏のことなんだけどね。
僕の予備校にムサビの基礎デの教授が、特別講義にいらっしゃったことがあるのね。
その講義に納得がいかなくってさ。
感想に「つまらなかったです失望しました」というようなことを、
長々と書いて予備校に提出したんだ。がっかりしたから。

「こんだけひどいこと書いたのを大学の人が見たりしたら大変だろうなあ〜
まあ送らないだろうけど〜」
と思いつつ、スッキリして提出した。

そしたらそれ、大学に送られちゃって。(笑)

予備校の先生が、親指たてて僕に微笑んだのを今でも思い出すよ。
・・・・まあ、読んでいただくことになったよね、ばっちりと。

その後また基礎デに惚れ直して推薦しにいくんだけど、
「もし覚えてたら落とされるね!」って予備校の先生に笑顔で言われて
「そんなの覚えてるわけないじゃないですか(笑)」って行って、合格したんだけど
この前その教授に作品見てもらいに行ったらさ・・・、

その教授、僕の感想文を覚えててね!!

あのとき面接会場で目が合った気がしたのは、自意識過剰ってわけじゃなかったんだ!!
ってなったね。
なんだろうね、まあ悪態をついたわけじゃなくて、本気で思ったことを真正面から書いたんで、
恥じることは何も無いんだけど

びっくりするよね!!!
いろんなひとの動きに!!!

それでさ
講義をされた教授が覚えてくださってるのにさえびっくりしたのに、
直接その仕事にいらしてなかった竹林さんが僕の文章知ってるのは
ものすごいびっくりだよね!!


いやあ・・・嬉しいことです。うん。
酷評されて気分がいいはずがないのに、僕の言いたいことを、
きちんと理解しようとしてくれてたんだなあって。うれしかった!
こんな僕を合格させてくれる基礎デと
ライターとして仲間に入れてくださった竹林さんに
乾杯!


そして、1番先に帰ってゆく失礼な僕を送ってくださる、
おきなまろさんとエルクさんの優しさに心があたたかくなりましたとさ・・・

僕の飲み屋デビューはそんなかんじで幕引き!

なんかいっぱい書いちゃったなあ。
皆さんのレポートが楽しみです。えへへ


オトギ

at 22:52 | Category : | Comments (6) | Trackbacks (0)

やっつけ仕事

FOR WORLD


「じっくりと生きたいなあ」なんて思いながら
「生き急ごう」と口にして、
ついつい忙しい日々をすごしてしまうのは
僕がゆっくりしすぎたせいなのか
それとも忙しいのが好きなのか。
よくわからないけど
今週はとっても忙しくて
なんだかやるせなくて
でも勢いに任せていろいろ済まそうと思った 
朝のことさ。

でもね
そういう台風みたいな1日が過ぎると
「あれ なんだか今日たのしかったなあ」
なんて思って にこにこしながら帰り道を歩いちゃったりして
張り切って台所に立っちゃったりして


やっぱり忙しいのが好きなのかしら。


オトギ

僕らの晩餐

FOR WORLD


僕、誰かと1対1でする食事が好きかも。
帰り道、ふとそう思った。

大勢でする食事は、賑やかで楽しい。
1人で食事するのも好きだ。
料理にきっちり向き合って、味わって食べられるのが好い。
でも2人の食事に、新しい良さを感じるようになった。
中学までは「給食」って行事があったから、中々気づかなかったんだろうな。

なかでも、朝食とか昼食とはひとあじ違うのが「夕飯」だ。
遊んだ帰りや、待ち合わせて食べるディナーは、
なんだかイベントみたいに素敵だ。
 気づいたら、数時間経ってて驚くということもしばしばだ。笑
それというのも、聞きたいことがたくさんあるからなんだ。
相手が何を感じ、何を考え、何に落ち込み、何を夢見ているのか
それを知るのがとても好きなんだ。
僕もそれを受け取り、考え、言葉を返すことによって、
相手が喜んでくれたりすると、もっと嬉しい。
お箸を置いたり、ドリンクを飲んだりすることで、
相手との距離もはかれるしね。

旧友と久しぶりに会ってする話はもちろん盛り上がるし、
会って間もない子との会話の距離感も心地いい。
ギャラリーが好きな子、写真が好きな子、政治の話で盛り上がれる子・・
基礎デにはいろんな子がいて、聞きたいことは尽きない。
今日は留学生の子と食事してきた。3時間もかけて。笑
やっぱり姿勢が違うなあと思った。


相手の話に感動して、「かなわないなあ」と思えることが、僕はたまらなく嬉しいんだ。
尊敬されるよりも、尊敬していたい。ずっとそういう自分でいたい。
それはとても恵まれていることだと思うから。


オトギ

人間合格?

FOR WORLD


太宰治の「人間失格」という本があるね。

最近思うことがある。
「速く」「正確に」することが求められる「社会」ってお化け屋敷の中で
みんな、「失格」にならないことで必死になってるなあ、って。

なぜって、「失格」が不幸せだと思ってるからなんだ。
・・まあ、ひとえには否定できない。
順番がある以上、
「いちばん上にたてる王様がいちばん気分がいいはずで
いちばん下のコたちはいちばん惨めであるべき。」
そう考えるのが、滑らかなもののあり方だし、
競っているときは僕だってそう考える。


ただ、果たしてほんとにそうか?


僕たちは人間であると同時に動物でもある
考えるんだよ。
人間的な幸せと
動物的な幸せについて。

順番っていうのは「社会」でうみだされたものであって
「世界」には存在しなかったはずなんだ。


王様が不幸を感じるのは何故だ?
下働きの娘が幸福を感じるのは何故だ?

なんだかねえ
悲しいんだよ。
日本には、人間的な幸福にばっかりとらわれて
自殺していく人がなんて多いんだろう。

周りの幸福の基準なんて、あんまり気にしなくていいんだよ。
もちろん「全部捨てろ」って、唆してるわけじゃない。
人間として生きる合間に、「ご飯がおいしい」とか「星がきれい」とか、
そういう「動物的な幸せ」にひたって幸福を感じてほしいんだ。

まあ僕は、いずれは人間失格して、妖怪に合格したいんだけどね。笑

オトギ

名前

FOR WORLD


今日は勉強がてら、あんみつを食べに銀座まで行って来た。
東京というのは、降りる駅によってまったく違う顔をするので驚く。
上京してきて数ヶ月、そろそろ見慣れたかと思っていたのに・・

押し寄せる人ごみや整理された交通機関
豊富な情報とサービス
そういうものばかり「東京」と捉えていたけれど
そうでもないのかもしれない。

僕の通学路には 畑があるし
原宿には、金髪のお嬢さんがたが宣伝する安い服屋さんがあって
ピンクの髪をした若者がいたり
この前行った馬喰横山という駅前には
羊羹みたいなビルが建ち並び、道行く人々はみんなスーツで
銀座は どこか洒落た高いビルがあり
ワンピースを着たおばさまが歩いていて・・・

でも結局、みんなそれを「東京」って呼んでるんだ

とりたてて美味しくもないけど、間違いなく「あんみつ」と呼べるだろう甘味を食べて
僕はそう思った。


オトギ

面接と小論文

FOR STUDENT


デッサンと平面構成やってれば美大に行けるか?
というと、そういうわけじゃない。
推薦やAOに関しては・・・。

美大生のだいきらいな「人前で話す」「自分の意見をはっきりさせる」
という関門があるのだ。笑
僕はだいすきなんだけどね!(と、あえて敵をつくる発言)

とはいえ、上手にできるかどうかは別の話。
この時期はまだ、
「推薦の企画書のテーマってなんだろう!」
ってドキドキしてたっけ。
何していいかわからないから、
とりあえず 面接練習と自己推薦分(小論文みたいなの)の練習してたなあ。

と思ったので、紹介します。
僕のやってた受験対策。

●小論文
(基礎デの自己推薦文は800字だった)

「志望動機」800字
「将来の展望」800字
「自己アピール」800字
を、まず完成させよう

長い文章を書くときは
①伝えたいことをまずひとことにまとめる。
②プロットを書く(起承転結にわけて、あらすじを1行ずつ書く)
③文章に起こす

☆誰にでもわかる言葉を使う
☆より多くの人に見て意見してもらう

と、すんなりまとまるかなあ。

賢く見せようとすると、
難しい言葉を使いたがる
1文が長過ぎる
「で、そもそも何が言いたいの?」
って文章になってしまう。
ので、できるだけ簡単にすることをオススメするよ!
かっこつけるのは、芯がしっかりしてからにしよう。

3つの項目をまず800字ずつ完成させるのは
◎文章を書くことに慣れられる
◎面接に応用できる
という利点があるよ!


●面接

①面接でよくでる質問集 を買いに行く
②ひととおり書き出す
③先生と面接練習する

まず落ち着いた状態で
「自分のベストアンサー」がどんなものなのか、頭にいれておく。
それを暗記する のではなくて、一度答えておくことが大事なんだ。
頭がまっしろになっちゃったら危険だからね。
③では受け答えどうこう よりも話し方や礼儀を見てもらえるようにしておこう。


とは言え

昨年の推薦入試、教授の方々の質問は1人4つくらいで、
しかもちょっと飛んだ(笑)質問もあったので、
あんまり根を詰めてやるべきかどうかは はっきり言えないや〜。
でも、備えあれば 憂いなし って言うでしょ。
僕みたいに不安なコは、やってみてね。


オトギ

息づく。

FOR WORLD


東京に来て、
ゆっくりと呼吸できる場所や時間をさがすようになった。
僕は軽いぜん息もちだ。
だから、「呼吸」に対してとても敏感だと思う。
酸素を吸って二酸化炭素を吐く。
そんなことを気にするのは、調子が悪い人だけだ。
ただ、ここでいう「呼吸」というのは別に 体調のことじゃない。
別の言い方をするならば「安らぐ」と言えるだろうか。
とにかく、
「ゆっくり 気分良く呼吸したい」
そう思うようになった。


たとえば、

喫茶店でひとくちめの珈琲を飲んだ後とか
2号館吹き抜けの、深澤先生の椅子に腰掛けて、風にふかれてるときとか
窓を通して廊下に映り込む西日を見たときに


ほっ  と、息をつく。


そんな瞬間がすきだ。


〆切間近の課題とか
かけなきゃいけない電話とか
こなすべき家事とか
何かから解放されるわけでもなんでもないけど、
でもそれは、とらわれてる人の特権だと思う。

息をつけるのは、息をつめているということで
息をつめているということは
何かに必死だってことに違いない。


息をつきながら
息をつめながら
夏休みまで、もうひといき。
がんばりましょうぞ。

オトギ

花柄の指先

FOR STUDENT & ARTIST


「アートやデザインなんて、むなしい」


そう思ってたときが僕にもあった。
今でこそ、アートやデザインを信じているけれど、
そういえば僕という人間は最初からこんなやからじゃぁなかったんだ。
美大受験に踏み切るまで、ずっと揺れてたと言ってもいいかもしれない。
政治や医療に比べて芸術はなんて力ないものだろう、と嘆いて
馬鹿にしたりもしてた。


高2か3の夏休みのことだ。
未来への不安も解消できないまま、
母方の祖父母の家へ遊びに行った。

10くらい歳のはなれた、可愛いいとこの女の子がいて、
ピアノを弾いたりおままごとをしたりして、ときどき遊んでいた。

そのときはトランプをしていたんだっけ。

その子のお母さんがふと
「オトギちゃんは絵が上手なんだから、
いっしょにお絵描きすればいいのに」
とおっしゃった。

すると、
「じゃあいっしょにツメをつくろう!」
とそのコが提案した。
ツメをつくる、というのはつまり、
「ネイルアートをしたい!」ということで
最近のブームらしかった。

それでね、
そのコはそのコの、
僕は僕のツメをつくることにした。

ちっちゃな机の上に、色鉛筆を広げて、
向き合ってちっちゃな絵を描いた。

もちろん、本格的なセットなんて何も無い。
いちまいいちまい、
自由帳を切り取り、
色鉛筆でお花やリボンを描いて、
セロハンテープでくっつけるんだ。


途中から、そのコが
僕の描いているほうの花をじっと見つめるようになった。
そして、段々その瞳がかがやきだしたのに気づいた。
嬉しくて笑いそうなのをこらえながら、

「あげようか?」

と言うと

「ほしい!!」
と言って、喜んでつけだした。
一刻も早く、すべての指先につけたいようだった。
僕もそのお手伝いをした。

すべてつけ終わると、手の甲を頬の近くに持ち上げて

にっ

とこちらに笑いかけた。
まるで、
「いいでしょ」
と自慢するように、楽しそうに微笑んでいた。

「かわいいね」
と言うと、嬉しそうにくるくる回って、
お母さんのところに見せに行った。

僕はそのとき
なぜかしらないけど胸が熱くなるのを感じた。

紙に色鉛筆で描いた、たくさんの 花 花 花。
どんな絵画にも及ばない、ささやかなラクガキ。
それをあんな笑顔で喜んでくれる。
それだけのものが誰かを笑顔にできる。
僕の描いたありふれた、ただの花が。


芸術のむなしさを問われるとき、
あのときの、あどけない笑顔を つくりものの可愛い爪を 思い出す。


オトギ

la lune

FOR WORLD

ブログ用色彩論.jpg

□作品名:月光
□種別:授業作品/平面構成?
□材料:Mac/photo shop


今までふれてこなかった、「色彩論」という授業についてちょっとふれようかなと思う。
まず、基礎デの必修科目(この授業ちゃんとやらないと留年させるよって科目)には、

形態論
色彩論
言語表現論
表示方法論
デザイン論

というものがあります。
というか、ありました。
これにプラス、
僕は、選択できる範囲でフランス語とか哲学とかをとってるんだけど
その説明をきちんとしてこなかったので、
さらっと書いておいて・・・、

今日は色彩論にふれよう。

これは「同時形態による光の表出」という課題。
わかりやすく言えば、「おんなじ模様いっぱい使って光ってるように見せてね」って課題かな。

えっとねえ

多分、僕の作品、あんまりよくないです。


(笑)


自分の子だからかわいいんだけど。
でも オシャレで緻密で丁寧で、部屋に飾っておきたいようなもの創ってるコ、
いっぱいいるんだよ。(悔しいったらないね。)
でも気に入ってるものだけを載せてると、いつまでも授業のこと書けないから、載せちゃう。あは・・・
要するに、「これが基礎デレベル」とかは思わないでクダサイ。
って言いたいのね。悔しいけど。でも誤解されるともっと悔しいから書くよ。


さて!
この課題は、「色彩論のラスボス」と呼ばれている課題だったらしい。

「太陽の残像」
「同時対比」
「透明感の表現」

と、数々の課題を(影で)乗り越え
そこでつちかった能力(と根気)を試される・・・
そんな課題!

色の
置き方や形、重ね方や組み合わせによって、
見える物はまったく違うということに気づきなさい。

そんなメッセージのある課題!

――――だと思った。
うん、あくまで僕の感想だよ。笑


「色彩論」全体を通しては・・・こうかなあ。

「色」。

デザインにおいてとっても大事なこと。
デザインは、見てもらえて一瞬という世界。
ロゴも新聞の広告もCMも、一瞬で切り替わって行く。
だから一瞬でインパクトを与える「色」というものに対して、
もっと敏感になりなさい。
って、そういう「芯」が一本通っていたと思う。

あと、途中で加藤先生という女性の先生が講義をしてくださったんだけど、
「環境(風土)に適した色かどうか」を、デザインするときに考えて
ってメッセージは、とても印象深かったなあ。
「お花見のときに使うブルーシートを茶色にすることで、
桜の儚い桃色をもっと楽しむことができるんじゃないだろうか?」
と思ったから、
「茶色のシートをつくりました」
と写真を見せてくださったり・・・。

それをふまえて、
「目立つ色」なんて、環境によって違う。
赤い壁に貼る予定なのに、
赤い色が目立つからって、赤いポスターをつくっても、なんの意味も無いんだ。」
とか、考えたことが頭に残ってる。


総評すると・・・・
うん、最高にしんどくて、頑張れた課題だった!!
とりあえず今夜は乾杯だ!Bonsoir!


オトギ

FOR ADULT

週1のおつかれさまエントリーです。


好きとか嫌いとか
偉いとか偉くないとか

課題やら人間関係やら趣味やら
いろいろ言われすぎて、
なんだかとっても疲れちゃいました。
あなたも疲れません?
うんうん お疲れさまです。

出逢ったすべてのひとは
僕に値札をつけてはすれ違いすれ違い去っていきます。
人によって僕は大きくなったり小さくなったり
なんだかとってもめまぐるしい。


ただ、そういうこと抜きにして
ありがたーい出会いというのも有り得ない訳で
わがままは言ってられないね。

と、思ったりもして。
あなたはどうなんだろうな。


オトギ

What To Do?

FOR WORLD


原教授の「デザイン論」という講義が、昨日で終わった。
夏休みの課題がでたんだけど、
僕はその課題に感動した。

「震災にデザインができること」についてのアイデアを文章を書いてスケッチして提出
というものでね・・・!

何に感動したのかこまっかあく書くから、もしよかったら読んでっ。


これまで、この日記で震災には触れてこなかった。
それには理由があるんだ。
それは、僕がこの震災に対してできることは、

「震災がおこらなかったのと同じような日々を学生として過ごすこと」

だと考えてるから。


僕にはまだ、学ぶことが必要だ。
デザインで何ができるかとか、そういうことを考え実行する以前に
目の前のことに向き合い、これから10年も20年もその先も続く日本を支えられるように
日々を過ごすべきなんじゃないか
だって日本には、頼りになる大人がたくさんいるんだから。
・・・そう考えたんだ。

手羽さんが「ムサビの米山さん」ってエントリーでふれていたように、
「支援展覧会」が巷にあふれてるのも ちょっとやり方が違う気がする。
心と知性を感じるものも あるけど。
すごくデリケートに扱わないと、世間の気持ちを逆に風化させてしまうような気がして、怖い。
っていうのは、やってみろって話なんだけど。
でも悲しいと思うのは、お客さんとしての意見だから、いいでしょ。


もういっこ。
原教授は度々、講義のなかで震災についてふれてらして・・・
デザイナーとしてどうしていこうか、とおっしゃっていた。


そこにきてこの課題。

やっとできることができた! っていう気持ちと
原教授の「できること」はこういう形になったのかあ!って気持ち
ふたつが混ざって感動した。


今すべきことはきっと、
意識し続けること。

ニュースに慌てるのではなく怯え、
忘れることで落ち着くのではなく、覚えておくことで安心する。

とても難しくて、やりがいがある。

レポート、がんばろう。


オトギ

100%の真実

FOR WORLD


結局のところ

あなたも僕も、
ためらっているだけで、迷ってなんかいないんだろう。


オトギ

at 21:54 | Category : | Comments (0) | Trackbacks (0)

子鹿/つじつまあわせ

FOR STUDENT

最近とても気になってる彫刻家さんを、
皆にも紹介します。

その名も土屋仁応さん


人質の朗読会
人質の朗読会小川 洋子

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この本の装丁に使われている「子鹿」という作品をつくった方でございます。

儚くて、でも凛としていて、どこか色気があって・・・とっても癒される・・・。
近々横浜で展覧会があるんだって。
この方の作品は、ぜひ、ひとめみておきたいなぁ
なんでこんなに惹かれるんだろう。
こういうものをつくりたい。


オトギ


うん なんか、こういうことを明らかにするのは、あんまり楽しくないんだけど
ムサビ日記で、いろんなものを「いいなあ」と書くのには理由があってね。
そのひとつは
みんなにも、いろんなものを見てほしいからなんだ。

デザインやっても アートやっても 
それだけに縛られることなんて、ないと思うんだ。
むしろ、何に影響されるかなんてわからないんだから
もっともっと、色んなところに手をのばせばいいのに、って思う。

そもそも
デザインやってるひとが、デザインを学ぶのなんて当たり前で・・・。
(デザイン科にいるコはみいんな、デザイン好きだからいるわけだし)
それを踏まえた上で
スポーツやったり 勉強したり することが大事なんじゃないかな。
そういう自分の畑以外のところで 何ができるかで、
チャームポイントがきまってくるんだもの。

つじつまなんてのは
後からあってくるものでしょ。

もちろん、本気でやってれば なんだけど。

at 22:59 | Category : | Comments (0) | Trackbacks (1)

息継ぎをする魚

FOR WORLD


息が詰まる。


そう思って発作的にバスに乗る。
行こうかと思っていた駅をわざと通り越し、

どんどん どんどん

とおくとおくまで、体を運んでもらう。

バスや電車の、無愛想な揺れに身を任せる。


二度と会うことも無い人の 隣りに腰掛け、できるだけ自分を殺すように押し黙る。
とりとめもなく移り変わって行く景色を ずっと、ながめている。

ただそれだけの動作 変化 振動。

そんな美しくもなんともない、くたびれた波においやられ
顔を出し
僕はやっと息を吐き出せる。
何ものからも無関係になったような錯覚を覚えて
ほっとする。

どこにでもいけるし
どこにもいけない。
今はそういう季節。


喫茶店の壁にからだを預けて、カノンを聴いたり
宮沢賢治の「注文の多い料理店」を読み流したりして
生きることをやり過ごす。


世界が眩しい。

うつくしいものも みにくいものも
望む望まざるにかかわらず 僕のもとに流れ込んでくる。

それでも、たやすく目をつむったりなんてしない。
君の目を見て、あきれるほど正直に言葉をつないでいく
それは、変わらない。

どこにもいけない
でもどこにでもいける。

僕は僕の足で
君は君の足で
いつの日か陸にあがる。

今はまだ息継ぎをする魚。


オトギ

大学の選び方

FOR STUDENT

手羽さんのお題:あなたはどんなルートで今の大学(学科)にたどり着きましたか?

に、お答えするふりをして、色々書こうと思う!!

志望校確定に動き出したのは高3の初夏だったように思う。

僕はまず、「デザイン」と「アート」のあいだで揺れ動いてた人だった。
グラフィックデザイン、テキスタイルデザイン、京都造形の今で言う「総合造形」
あと女子美のヒーリングデザイン、
とか、とにかく揺らいでたなあー。
僕の周りでは京都造形が人気だった。吉田さんのブログとかよく見てた。笑

進路関係で行ったところ、やったことはこんなかんじ。
オーキャンとかは行ってないよ。

◎高校の旅行でタマビを見学
 ここで初めて美大というものを見る。
◎長野の進学相談会へ参加
◎個人的にタマビを見学(広報の人につきっきりで説明を受ける)
 やっぱりタマビちょっと違うなと思う
◎京都造形の鬼合宿に参加
 心が揺れ動く
◎個人的に東京造形を見学(広報の人に以下略)

あと、パンフレットは
タマビ、女子美、東京造形、ムサビ、京都造形、京都精華、東京工芸
ちょっとでもかすったものは、インターネットで取り寄せたけど、
決まんなかったなあ。


他にも
◎予備校の先生に数時間にわたって相談したり
◎高校の卒業生で美大生の先輩方のお話を聞いたり
◎予備校に大学の教授が来てくださる「特別講義」には基本的に出たり

できることはすべてやったつもり。


とにかく悩んだ。
自分で選んでおいて、あとで「今の生活つまんないんだよね」
なんて「絶対言いたくない」、って思いがあった。

あと、迷った。
自分にどの程度の力があるのかわからないし、
どの学科が合うのかなんて、どうして「今選べ」なんて酷なこと言うんだ、
と嘆いた。

作品はたくさん創ってた。だから推薦で受けろと言われてた。
僕のもっているデッサンの実力では、実技試験で東京の大学に受かるのは無理だろう、
と色んな人に言われた。
でも、そのとき推薦がある学校の中から、僕は選べなかった。

デッサンをやってて、すごい悔しかった。ずっと「ダメだ」と言われてるみたいで。
それでも「やってやる」と思って、ぼろっぼろの状態で予備校に通ってたなあ。
勝負したかった。
デッサンでも推薦でもAOでも、とにかく自分の手の届くギリギリのラインで
「行きたい!!」と、心から思えるところに行くために 闘いたかった。
ずっとそう思ってた。
志望校は決められないままで。


そんなときムサビから届いたのが、


「公募推薦開始のおしらせ」だった。


なんていうか

こういう言い方はとってもありふれてるんだけど

「運命だ」と思った!

――――というのはやっぱり嘘で(笑)、

「運命ってことにしちゃお」と思った。
※お知らせは1週間放置してた。


空間演出デザイン
基礎デザイン

.
.
.

他、いくつかの学科が、僕の受験する年から公募推薦を開始する。

しかも基礎デザイン学科の試験は
「企画書」と、僕の大好きな「プレゼンテーション」!
これは・・・もしかして・・・いいかも・・・


これだ!!と思って先生に見せたら


無理だ!!

と言われたけど。笑

僕の高校からムサビに受験した人いなかったからね
そりゃそうだよね。
しかも、募集人員はたったの5名。
公募推薦じたいも初めての試みで、何が起こるかわからない

でもまあ


押し通すよね!!!!!


ということで、押し通しました。
こんなにまずい状況でしたが、親には「ぜったい受かるみたいだから大丈夫だと思うよ!」
と言っていました。
嘘ってのは真実にするためにつくものです。えへ


基礎デを選んだ決め手は、


「デザインそのものをやる、というよりは
デザインという概念を考える」
という
特殊な立ち位置にあるところ。


具体的に言うと

「ポスターのイラストも描いていいけど、
ポスターにどんな力があるのかも考えよう」

って言ってもらえるところ。

いわばデザイン版の芸術文化学科かな〜と思ってる。
(でも制作もばっちりできちゃうお得な学科なんだ。)

デザイナーになりたいわけじゃないけど、デザインを勉強したい僕には
うってつけの学科だった。


じゃあ、
志望校と志望校選びで困ってるコにアドバイス。

やれることは全部やって損は無い。

たくさん人に相談したほうがいい。
でも、進路は自分で決めるもの。

なにがいちばんゆずれないのか、決めておけば
少なくとも自分は納得できるはずさ。

負けんなよ。


オトギ

ねだる、ねがう。

FOR WORLD

今日は七夕だね。
町にも大学にも笹の葉が揺れていて、
あたたかい気持ちになった。

赤、黄、青の形をした鮮やかな長方形 
吊るされている短冊には、
さまざまな字で
さまざまな願いがしるされている。

奇妙な風習だ。
僕たちは、なんでもかんでも願ってしまう。
都合をつけては
心のよりどころにするように、思い出すようにすがってしまう。

でもきっと、ほんとのところ
願いをかなえてもらおうと、ねだってなんか いない。
 たぶんそうやって
「望み」を字にして夜空にかかげるという
その行為自体が、とても尊いことなんだ。


雨の気配がする。
でも雲の上にはいつだって星が輝いてる。
あなたは願いを書いただろうか。

あなたが願いを叶えられますように。
僕も、願ってるよ。


オトギ

名前はまだ無い。

FOR WORLD

とちゅう.jpg

課題の合間に絵を描いてる。

デザインを学ぶようになったら、
頭の中はデザインに埋め尽くされちゃうんじゃないか、って思ってたけど、
そんなことなかったなあ。
アートとデザインは、
無関係でも つぶしあう関係でもなく
つながってるんだろう。
どうしようもなく、つくりたくなるんだから。


ここ最近のいろんな思いを
ぎゅっと閉じ込められたら良いな。
・・・・だめだ、絵の方に夢中で、言葉にならない。


描き終えたらまた、このエントリーを更新するね。
その際には文章は消すので、
今めぐりあえたあなたはラッキーかも。(笑)


オトギ

EVANESCENT

FOR STUDENTS

くすぶっていたものの形がやっと見えて来た。

今日はギャラリーに行ってきた。
フォイル・ギャラリーで川内倫子さんの写真展と
吉祥寺のトムズボックスで、荒井良二さんの展覧会を見て来た。
でも今日書きたいのはその感想じゃないんだ。

何か、よくわからない「焦り」のようなものに追われるように
僕はとにかく、ギャラリーに行きたかった。
感動することを、行動を起こすきっかけにしたかったんだ。

「何かにじっと向き合って、考えたい」という訳じゃなかった。

でも今 ふと、伝えたいことが頭によぎった。
それはここ1週間やってこなかった衝動だった。
これがずっと欲しかったんだと気づいたよ。


ねえ、君もさ もしかしてそうなんじゃないの。

バスで30分 電車を乗り継いで1時間
満員電車にひとりで立ち尽くしていたら
予備校に通ってた日のことを思い出したよ。

毎日通える距離じゃなかったから、土日をメインにして通ってた。
でも平日にある週1のデザインの講習はどうしても受けたくて
バスで30分 電車で1時間 徒歩20分
どんなに急いでも遅刻する距離で、30分の遅刻。
すべてがおわって家に着くのは夜中の11時。
講評はボロボロ。
先の見えない未来に、やれやれと思って帰った。


あのとき、途方に暮れながら見上げた星空の美しさ。
誰も僕に、安全な未来の約束なんてしてくれなかった
でもそんなことはどうでもよかった。
自分を哀れみたくなかった。
これだけ理屈を重ねてるけど
頭の半分では何もかもどうでもよかったんだ。
安らかな生活も 褒めておだててもらう心地よさも
地味で退屈で平和な日々も
すべて美しいと思うのに、すべてゴミ箱に捨ててしまえることをわかっていた。
欲しいのは安らぎではなく、本気で何かをできるドラマだ。

この前のピエロさんの質問がまだ頭に残ってるんだ
美大に行く。そう決めたことに理由は無い。
でも衝動は何回か来た。
衝動はいつ、なぜ来たんだろう。よくわからない。
でもこれだけ言っておきたい。

特技がないんです、ってよく言われる。相談される。
とりたてて、自分には
好きなものもなければ、褒められるようなこともない、と。
でもそれって
「気になることはあるけど、胸をはるほど努力してないから、
口にするのが恥ずかしい」
ってことなんじゃないの。

そんなのは僕も同じだ。

絵を描くのが好きだ
集団の先頭を歩くのが好きだ
喋るのが好きだ
スピーチが好きだ

そんなことが つまびらかになったのは、つい最近のことだ。
きちんと胸をはって言えるようになったのは。
すべては受験を機に変えた。

誰にだってあるだろう
クラスでスポットライトを浴びる瞬間や
通信簿に書いてある長所
親戚に親が自慢する君の特技

それは何一つ偽りじゃない。


なぜ思い切らない。
胸を張っちゃいけない。
図々しく、堂々と「好きです」と言えないんだ。

衝動は向こうからはやってこない。
君が、待つことを選ぶのならば。

好きなものをもっと好きになるために
いちどは好きなものを嫌いになるくらい
闘ってみてもいいはずだ。

・・・ああ。なんだか押しつけがましいのは、
きっとすごく悲しいからなんだろう。
君がここを読んでくれるのが、嬉しいからなんだろう。

無理言ってごめん。でも、ここに書くことに嘘はひとつもない。
それだけは信じてほしい。


オトギ

そうだ、ギャラリーに行こう。

FOR WORLD


今日は講義が2限にしか無い日、ということで、
「行きたかったギャラリーに行こう!」と思い立った。

行った。

無性に旅がしたくなることってあるじゃない?
あれに似てたよね。
行ったことの無い町
使ったことの無い路線
地図など無い。
計画性も無い。
でも絶対に行ける
行きたいんだから行ける
という、何の根拠も無い妙な自信のもとに飛び出す。

そして、迷った。


なんだろうね・・・
命になんの危険も無いのに恐ろしいよね
母親とはぐれた子ども時代がフラッシュバックしたよね
胸が締め付けられたよ
そして迫るギャラリーの閉館時間・・・・。
あっ・・・過ぎちゃった・・・。

嗚呼・・・

いや待てよ
それも思いつきの醍醐味だ
と、迷うのはやめて、ちょっと散歩することにした

見渡す限りのビル。
辺りを歩く大人はみんなスーツを着込んでいるけど
どこか伸びやかだ。
クラシックな雰囲気にちょっと感動する。
ビルに風情を感じたのは初めてだったな。
なんでかわからないけど、ビルが羊羹みたいに見えた。
おなかすいてたからじゃ、ないよ。
温かみのあるビルのデザインとか いいね。


・・・・というわけで、お腹にはいったのは前菜程度でした。

まあ こんな日もあるよねえ。

でも諦めません、たどり着くまでは・・・!
ということで、ギャラリーの話は明日に続く!!


オトギ

at 22:28 | Category : | Comments (0) | Trackbacks (0)

種明かし

FOR ME


今日は書きたいことがまとまらない。
ふむ どうしたものか。
そういえば以前、哲学概論の教授が
「何も書くことがないときは、なぜ何も書くことがないのかについて書けば良い」
とおっしゃっていたので
それにならっちゃおうと思う。

ムサビ日記を書くとき
書きたいことは、いつも生活の中で浮かんでくる。
一日中それについて考えていたりもすれば
直前に思いついて、書くことで考えをまとめようと思ったりもする。

書きたいことがないのは不安だ。
なんだか「生活をやりすごしてしまった」というような罪悪感があって。

・・・・よく「考え過ぎ」って言われるんだけどね

まあ そうなんだけどさ。
オシャレしたり
好きな音楽聴いたり
お菓子食べたり
勉強したり
恋愛したり
就職したり...
そういうことに、何の疑問も持たずに生きることの方がきっと
社会には有り難いはずさ。

でも僕は考えたい。
お菓子とデザインの関連性を見つけたり
恋愛することを定義したり
そういうなんにもお腹を満たしてくれないようなことで
心がいっぱいになることが とっても幸せだから。


書きたいことがないときって、
お腹がすいてすいて なんにもなくなって
もうなんにも食べたくない ってときに似てるかも。

食べたい って気持ちは無いんだけど
エネルギーがでないかんじがする!


じゃあ、明日はなんにもなくなっちゃったお腹に
おいしいものいれてこようかなあ。乞うご期待。笑


オトギ

at 21:49 | Category : | Comments (0) | Trackbacks (0)

風のとおりみち

FOR WORLD

なんだか今週は、空気の抜けたことばかり書きたいなあ。


身もふたもないことを言っても良いかしら。


たとえば作品の講評とかで、
がっくり落ち込んだり、浮かれたりするけど
どちらに転んだときも、覚えておきたいことがあるんだ。


点数のつけかたなんて、ちっちゃい世界でしか通用しない
ってこと。

世界中を空の上から見渡せば、
尊敬される理由はまったく違うってこと。

世界には
魚をとるのが上手いことが重要であったり
パソコンの技術で生き方を選んだり
首の長さが美しさをしめしたりする

色んな「国」があるんだ、ってこと

デザインするときも
美術館に行くときも
食事をするときも
それを頭の片隅に置いておきたい。


そうやって逃げ道を探すのではなく、塞ぎたい。

褒められることで満足しないように
注意されることでからだを固くしないように


あざけりたいって意味じゃない
そういう考え方が逆に、目の前の課題の可能性を
広げてくれるんじゃないか、って、思ってるんだ。
不満というのは
やるべきことをこなして初めて言えるものだし、
無意味なものなんて何一つないと思ってる。
もしも何の意味も見いだせないとしたら
それは僕の頭の中が無意味なだけだ。


目の前の課題にむきあいながら
僕たちの「ほんとうのさいわい」について考えたい。

だから今日も
色をぬったりパソコンをいじったりしながら
世界のあっちこっちに
アンテナをのばしてゆくんだ。


オトギ

たいせつなものは水の中

FOR STUDENT

つみきのいえ
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涼みたくて、昨夜久しぶりに手に取った一冊。

ご存知の人も多いだろうけど、アカデミー賞をとった映像作品を、
絵本として再制作したものだよ。
淡い水彩のタッチと、主人公のおじいさんが癒してくれる・・・。

映像作品もぜひ見てほしい。とても美しいんだ。
あたたかな暗闇の中に、ぼんやりとした優しさを感じる。


僕たちが積み上げて積み上げて 
それでも残していきたいものってなんだろうな。


オトギ