カテゴリー:受験アドバイス

お題:その学科を選択したきっかけ

FOR STUDENT


お題追加されてた!!

ので、

3、その学科を選択したきっかけ

を、書こう!!

と思うけども・・・・ウーン
僕はずっと「行くならファイン系はムリだな〜そこまでの覚悟はないな〜」
とだけ思っていたので、なんとなく自分はデザイン科に行くのだと考えていた。
お金稼ぎたかったし。

でも、そもそも東京か京都かという時点で迷っていたのである。
そこから、更に「やっぱりアートのが好きだな〜」と思い
「推薦あるなら油絵でも間に合うんじゃ・・「ムリだから お前のデッサン力じゃムリだから!」」
と顧問の先生を焦らせたりしてた。

そして
「でも、よくよく考えたら 学びたいのはデザインのほうだよな〜〜
デザインの方が学問として納得して学べそうだし
考えること大好きだし!そっちにしよう!!」と考え直した。

しかし部活大好きだった僕はやっぱり推薦とかで入ったほうが良いと強く言われ
でも推薦の少な〜いムサビに惹かれて、志望校を決めかねていたんだ

そんなとき・・・・・僕の家に一通の封筒が舞い込んだ!

そこには「基礎デザイン学科 空間演出デザイン学科 情報デザイン学科 公募推薦募集開始」
の文字が!!


空デに行こう!!と思った気がする  そのとき (・・・・・・・)
どうだったっけ 前は〜その瞬間 ここに行くしかないと思った〜って書いた気がするけど、
なんかそう思った覚えがあるんだよね 

なんでかな 大きいものつくりたかったからかな なんでかな


でも、こう よくよく見ると
基礎デの推薦は「企画書」とか 「プレゼンテーション」とか
何やら僕の得意分野で闘わせてくれそうだし、

デザイン科なのに、やたらとパンフレット白い文字とか本がいっぱいで、
なんか変だ 気になるぞ と。

「基礎デザイン」とかって、すごい初歩的なことだけやるってことなんじゃないの?
と、まんまと最初勘違いしてたけど
先輩と調べていくうちに、「基礎をつくりだす」っていう、
野心たっぷりの理念を根っこにかかえてる学科ということがわかって。
「うん、これは おもしろい!!」
と思ったんだ。


「ここにします!!」

と言ったら

「そもそもムサビがムリだから」

と先生にいわれ その後1週間くらい「行く!」「ムリ!」「行ける!」の押し問答があった。

受かってよかったねえ。


オトギ

美大をめざすきっかけ

FOR STUDENT


てばさんのお題に答えます!!
「美大をめざすようになったきっかけ」!
たしか前に「ドラマティックなきっかけなんてなかった」というようなことを
書いたと思うんだけど…「違う視点」から、客観的に見てみよっかな。


1,美大に興味をもったきっかけ

漠然と中学時代に「美大に行きたい!」と思っていて、はいった高校の美術部に、
美大を受験する先輩がいたことかな。
漠然と「変わっている大学」というところに惹かれてたんだ。
それで、高校の顧問の先生が 奈良さんとか 草間さんとかみたいな
ポップな現代アーティストを教えてくれたり
先輩から、大学の情報をもらったりするうちに 次第に
「美術の世界にいる自分」を想像することが現実味を帯びていった ような。


2、美大受験を決意したきっかけ

これは…わからない…かなあ…


「挫折」かな。
全国展に向けて作品をつくっていたんだけど、行けなくて
なんかそのままだと 作品づくりも 自分も嫌いになってしまいそうだったから
自分を試したかったんだ。

その「挫折」の直後に 人生でいちばん心をこめてつくった絵本があるんだけど
そこでまた、「ああ、自分はものづくりが好きなんだ」って
再認識することができた、っていうのもある。

うーん、あんまりきっかけっぽくない…

でも、そんなもんだと思うんだよね

すばらしい先輩も、先生もいたけど
すてきな言葉も、魅力的な講演もあったけど
僕はいつだって悩んでたよ
口では「ぜったいに美大」って親には言ってたけどね

でも、ある日急に思うんだ
「あ、自分はこっちにいかなくちゃ」って

ドラマチックな展開なんて期待してたら、待ちぼうけして人生終わっちゃうよ
確証なんてなくても、「いい!」と思ったら 自分から飛び込んで行かなくちゃ。

後悔してない。すべて自分で行動して、考えて、選んだことだから。

まあ・・・夏休み・・・・・・・・おわってほしくないけどね・・・・・


オトギ

進学相談会に行くみなさん

FOR STUDENT


今週末に進学相談会なのね!

有益な情報が書けるかはわかんないけど、ちょっと2年前のこと思い出してみよう。

高校の部活動に必死でオープンキャンパスをことごとく無視した僕は、
・東京造形、タマビ:土曜に授業見学
・京都造形:鬼合宿にちょい参加
・ムサビ:この進学相談会にだけ参加
という、意欲的なんだかなんなんだかよくわかんない方法で大学を選びました。
(最終決定に関して参考になったのはけっきょくカンみたいなもんなんだけど)
鬼合宿っていうのは、京都造形の広報の吉田さんが企画してらっしゃる、
講演会とデッサン講習会がいっしょになってるようなイベントです。

長野県なので、行きは新幹線+電車で国分寺+そこからバス
っていう行き方で。

国分寺駅から、「武蔵野美術大学行き」ってバスが出てるのね。かたみち210円だったかな


そのときの目的はただひとつ!
謎に包まれた公募推薦のテーマ、プレゼンの形式の情報入手。
僕の特技は文章とかプレゼンだったので、なんとしても公募で受かりたい
って気持ちがあって、デッサンとかふらーっと見るだけだった・・・
でも、作品とか 持っていけばよかったな。
混み具合によっては、かなりじっくり見てもらえるはず


基礎デはその年から公募推薦を導入してて、
ほんっとに情報がなんにもなくてね・・・そこでやっと試験内容の冊子でテーマを確認して・・・
そうだ、その代わりこの日に「事前相談会」というのが設けられていたのです!
試験に関して、今日中にあんなことそんなこと質問できるのだ!

まあ僕それを予約するの忘れてたんですけど…

しかし、そこは度胸!!
なんか、受付の人(よくよく思い出せばえらい教授だった…)暇そうにしてるし
列も混んでないし、今ならいけるのでは!?

と思ったら、あっさり「イイヨ!」と言ってくれました。(さすがムサビ)

こんなこともあります。


アドバイスできることとしたら、
・もらえる資料は片っ端からもらう
(志願の書類も配り始めてるよね。)
・質問はギリギリなレベルまでしつこくしてみる
(プレゼンの形式とか、問題の真意とか、書類に書いてないこともあっさり教えてくれた)
何聞いたらわからない場合は、試験内容をざっと見て、
実際やるとしたらどんな風に答えるのかシミュレーションしてみるのが大事
聞きたいことがすぐにでてくるはず…


あとは、地方の子はこれを機に都会の美術館に行ってみるのをオススメします(笑)
いや、僕はそれを楽しんで長野から1人旅してたところもあるので!

今なら、21_21デザインサイトのテマヒマ展が好評だね!

ムサビのすぐ隣のsepiaってカフェのケーキもオススメ…
って、どんどん脱線してるから、このへんで〜

あっ。
基礎デは、10号館の4階でいつも授業してます。
手前の芝生でごはん食べたり。
そこで大学生活をシミュレーションして、モチベーションあげて
帰るのもステキかもしれない・・・・・。

オトギ


エールを君に。

FOR STUDENT


明日はセンター試験って、みんなおしゃべりしてるから、
「センター試験ってどんなものなのかな」って、想像したりしてみた。
何せ、高校も大学も推薦で入ったものだから、
筆記試験というものが、どんな風に緊張するのか知らないんだ。


僕は今日論理学のテストを受けて来たんだけれど、
テスト前に参考書を開いたりして、そわそわする数秒間がちょっと苦手なことを思い出した。


僕は、試験前こそリラックスしたほうがいいんじゃないかって思うよ。
移動時間でぼんやりしてしまったり、
試験直前に退屈そうに鉛筆を転がしてみたり、
余裕の自分を確かめてみるのもいいんじゃないかな。

あんなに頑張って来たんだから大丈夫だよ。
むしろ、あんなにやってダメなら、縁がないんだから、
未練も無いじゃん。
直前くらい頭の中をすっきりさせて、闘う準備を整えるのもクールじゃない?


僕は、公募推薦のプレゼン前にはカンペもなんにも見ないで、
日記書いたりしてた。
そうやって、
なにもせずに じいっとしてるとね、
だんだん 愉しみになってくるんだよ。
空気がすっと澄んで来てね、自然と背筋が のびるんだ。


オトギ

覚悟した理由

FOR P&STUDENT


【美術にかかわりたい、と思った瞬間を知りたい!】ってリクエストいただきました

ので、
ちょっとかんがえてみた!


それはね、絵本をつくったときです!

もっと言うなら、その絵本を「これ大好き!」って言ってもらえた瞬間かなあ。

前にも書いたけど、僕は「美術ひとすじでいくしかない!」と確信できるような、
劇的なきっかけに恵まれなかったんだよね。
じれったいくらいだったよ。
だから、【あえてきっかけにするなら】という書き方になるけど、
これだと思う。

というか、「きっかけにするつもりでやったこと」ならたくさんある。


①そういう系のことができる高校に入る
②美術部の部長になる
③美術展の賞をねらう


ってかんじでね。


中学の時点で、なんとな〜く美術の仕事につきたい、と思ってた、って話は以前書いたね。
でもさ、
僕の血筋で美術大学を出てる人は、ひとりもいなかったんだ。

よって、

美術系の「職業を探す」ことはおろか、
美術を「学ぶ」にも 大層な障害が・・・もう目に見えて立ちふさがっててね。
なんとな〜く じゃ美術大学にすら行けない!ってことがわかってたんだよね。

あーどうしよっかなーと思ってた。
美術の授業が多くとれる高校を見つけ出して、
そこに入れるようあれこれ画策はしたんだけど、
演劇部でキャッキャと遊んでたね。笑

問題は、大学だよね。

やりたいことを勝手にやる分には理由はいらない。
でも、人に夢を語るには理由と根拠が必要だ。

それならつくってみよう!


ということで、高校生活の3年間をすべて美術に捧げることにした。


自信がほしかったから。


「僕は美術に賭けるしか無いんだ」って言い切れる自分に【なろう】と思った。
あざといでしょ〜〜〜

まず、美術部に入部した。
僕の高校の美術部は、なんか顧問の先生とか先輩方ががんばってる、と噂に聞いててさ〜
入部したら噂以上だった。
美術部では面白くないやつは無視して、ひとりで毎日デッサンするつもりだったんだけど、
そんな暇なかったね。
そこの学年リーダー・副部長・部長をやったんだ。
まあなんていうか、長くなるから楽しい事しか書かないけど
心労で8キロくらい痩せた!えへ!

で、


個人で、てっとりばやく賞を狙った。
年に一度個人作品を出せるんだけど


①地区展→②県展→③全国展

と、その展覧会の審査で点をもらえるごとに、
規模の大きいところに作品を飾らせてもらえるんだ。


「全国展にまで出展できれば、僕も自分が信じられるかもしれない!」

って思った。

で、まあ1年のときは油絵かいて、無理で。

2年生が出展できるラストチャンス!
ということで張り切って初めての映像作品をつくり!!


美術が大嫌いになりました!!


もうやめてやろうと思いました。


あんなに死にたくなった事は無いね。
生涯で最も死にたかった。本気で。

まあ要は落選したのね。
県展までなら1年も2年も通過したんだけど、それはもう屈辱だった。


周りにも「全国展いってくれ」って言われてて、それもウンザリしたし
映像作品は見まくったけどどうも作品に活かせないし
やりたいことがわかんなくなっちゃって。
早いときは朝7時から放課後7時〜8時くらいまでいるんだけど、
アイデアでなくてずっと泣いてた日とかあったし
(でもまあ、笑顔で部活に顔出して部員に声かけて帰るんだけど)
出展する日の午前中すらひとりで学校の倉庫で泣いたし
(でもまあ、30分くらいで膝を叩いて立ち上がって顔洗って放送室行って完成させた)


「僕には才能なんてやっぱりなかったんだ!」

と思った。

でも、そこで辞めなかった


それで、今度は、賞のためでもなんでもなくって、

「ただ、僕がものづくりをもう一度好きになるために、作品をつくろう」 

と思ったんだ。

それが絵本だった。

2年生のおしまいの、授業作品でね。

あんなにモノをつくるのが楽しいと思ったのは初めてだった。

僕の好きなものをすべてつめこんだ。
好きな絵とか服とかいろいろ引っ張りだして見てた。
本屋さんにも行って、好きだと思った本をなけなしのお小遣いで買ってみたり
図書館に行ってみたり、昔母さんに読んでもらった本を掘り出したりした。

ドキドキしながらつくって。

できた作品を、いろんな人に見てもらった。
みんな、大事に大事に見てくれて。

本気でつくったものを、心から「好き」って言ってもらえた。


そういう瞬間があったから、僕は受験勉強もなんとか耐え抜けたし、
美術大学に入っても胸を張ってプレゼンしたり、
リーダーぶったりできるんだと思う。


賞なんていらなかったんだ。

徹夜したときの眠さや朝4時の寒さ
ひとりでこもった部屋の息の白さ
先生に作品を見せに行くときのドキドキした気持ち
絵本を「見たい」と言ってくれる人の、嬉しそうな目

そういうものが、僕を美術にひきつけてるんじゃないかな。


だから、君が何に悩んでるのかはわからないけど、
もし美術への関わり方に迷ってるなら、つくってみたらいいよ。
「10年後も本当に楽しめるかな」とか、考えないでさ。
目の前の作品のことが好きになれたら、明日もきっと楽しくつくれる。

【今日】と【明日】の積み重ねが、未来なんだから。

オトギ

公募推薦のみなさん

FOR STUDENT


今日は試験だったとのことで!
おつかれさまだったねえ どうだったろう

楽しめたかな
それとも泣きながら帰ったかな

僕はとても楽しかったことを覚えてる。
あのムサビの あの教授の前で!
プレゼンができる!
そのことが嬉しかったのと、
2次試験が受けられる!
というチャンスが与えられたことが嬉しかった。

君はどうだろう。


僕は思ったんだけど

入試なんて、長い目で見ればただのきっかけなんだ。
デッサンしたり
難しい本を読んだり
正しい敬語を覚えたり
それは、受かる受からないに関わらず 
やったということ それだけで大切な栄養に成るんだ。

半年前の自分と 今の自分を比べてみてほしいなあ。
それで 今の自分の方が ちょっとでも好きになれるなら、
しめたものだよ。

ということで
合否が気になってそわそわしちゃうだろうけど、
ひとまずは今日 ゆっくりおやすみ。
でも、燃えてる人もいるのかな
そんな人もまあ ほどほどにね。

さっき外を歩いてみたら、びっくりするくらい夜空が綺麗だったよ。


オトギ

もうすぐ出願

FOR STUDENT


そろそろ公募推薦の出願期間らしいじゃないか!
思い出すなあ〜
出願期間の最後の日の夕方に郵便局に走った事を。

「それってアウトなんじゃない?」って思うかい
でもね、出願期間の情報をよーく見ると、横に
「当日消印有効」っていうのがあるでしょう。
あれは、その日のうちに郵便局でハンコを押してもらえばいいって意味らしいんだ。
「必着」っていうのは、その日までに相手に届かないといけないんだけど・・。


もうギリギリまで学校で印刷やらなんやらして
ぼーっとした頭で郵便局でハンコ押すとこ見せてもらって
帰ったときの 開放感たるや!

なんもなかったね!!

受かったとしても2次審査があるから!!
書類審査に受かった前提で、すぐに2次審査の準備のために、
この本買いに行ったね!!

懐かしい・・

みんなは余裕をもってやることをお勧めする。
「ほんとに必着じゃなくていいんだよね?」
「ハンコ押してもらえるよね?」
ってすごく不安だったから・・・
受付のおばちゃんが「よう頑張ったね!」って言ってくれたの
今でも覚えてる・・・。


企画書とかの内容じたいには大したこと言えないけど、
ひとつ身にしみてわかったことがあるから書いとくね!

企画書の最終チェックのときのアドバイス


◎すべての文章を声に出して読んでみよう!
いかに誤字脱字が多いのかに 気づく!

◎カッコいいと思う雑誌とかに挟んでみよう!
デザインがほんとにそれでいいのか 考える!

◎人に読んでもらおう!
いかにひとりよがりになってるか わかる!

ただ 最後のは・・・ギリギリのときにやると逆効果だから
今週中にやるのが限度かもね


ちょうど出願期間のまっただ中に、僕は今年は芸祭を迎えるんだな
昨年の僕に認めてもらえるような作品をつくらなくちゃ いけないな。


オトギ

プレゼンテーションの勉強

FOR STUDENT


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まだ気が早いけど、僕が推薦の2次試験の前に読んでた本を紹介しとくよ。
こっちは基本編。
「プレゼンってなんだと思う?」って聞かれて、自信満々で答えられなかったら、
読んでおいて損はないと思う。
流し読み程度で良いけど。


こっちは前日くらいに読んでた本。

プレゼンテーションの極意
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技術とか知識うんぬんではなくて、景気づけに読むとプレゼンが楽しめる本だね。
これを読んだことで、プレゼンはパフォーマンスなんだ、って割り切れて、
楽しんで受験ができてよかった。


喋ることが苦手な子は、けっこういるけど
なんだかんだで、人前で喋ることって避けられないよね
予備校のときがそうだったけど、投げやりなプレゼンを見ると、
素敵な作品も投げやりに見えてくる。
せっかく一生懸命つくった作品なんだから、一生懸命説明したらいいのに
と、時々さみしく思う。なんかもったいない
うまいとか、へたとかじゃなくて そこにこもってる気持ちを知りたいなって思うし
話したいと思う。
聞いてもらっているのだから、その人の時間をいただいているのだから
なんとか楽しませられないものかと思う。

さらっと書いたけど、
よかったら、参考程度に頭にいれておいてほしい。
・・・・なんか最近 説教臭いなぁ。
やれやれ。


オトギ

選択肢

FOR STUDENT


夕食時に父と話した。
仕事の話になった。
なんやかやと言われ
「うんうん」と聞いていたら

「まあ、いずれにせよデザインを活かした職に就いてほしいなあ」

とさらりと言われて、驚いた。
高校のときは何かと
「芸術は趣味にとどめなさい」
と言われていたから。
なんだかやっと ここまできたかあ という気になったよ。
応援してもらえるところまで、なんとか滑り込めたのかと。
まあ話はこれからなんだけど ね。


親が言う「ああしてほしい」「こうしてほしい」という願いは、
聞きはするし意見もするけれど、基本的に鵜呑みにしないように
警戒して聞いている。
中学からずっと。
何か誤解があればすぐに解けるように
今やっていること、やりたいことをきちんと説明できるように
そう思って聞いている。

「この高校にしなさい」「あの大学に行きなさい」
何事もはいはい聞いて、「俺の人生なんだったんだ」って言われても
そりゃないよ と思うでしょ。
誰かのせいにしたくない。
まして、僕のためを想って何か言ってくれた人を
うらむような真似もしたくない。


逆に、
よく恋愛やら進路やら、こみいったことで相談されると
「もうオトギちゃんが決めてよ!」
なんて選択を丸投げされることがあるけど
扇動めいたことはしたくないと思う。

そういうの、フェアじゃない
わざわざ逃げ道をあてがってるようで
嫌いだ。

たとえば、登山するとして
ガイドブックを手渡してあげるのならまだしも
手をひいていっしょに山登りするなんてまっぴらだ。

何かこっぴどく失敗して恥をかいたとき
自分以外のせいにして和らげてたんじゃ
なんか、もったいないじゃん
未来を安売りしないでほしい。
幸福の為に闘ってほしい。

それは苦しいことかもしれないけど、
少なくとも僕は後悔していない。


オトギ

ティータイム

FOR STUDENT


あえてお茶を飲むようにしてる。

「これをやらなければいけない」

という、焦りばかりで頭がいっぱいになってきたら
危険信号だ。

そういうとき

あえてお茶を飲み
本を読み
美術館に行き

息をつく。


受験のとき

デッサンは下手だし
平面構成はよくわからないし
でもまずは推薦に向けて準備しなくちゃいけないし

と、混乱したことがよくあった。

こなすべきことは たくさんあって
どれもないがしろにしたくなくて
なんだかよくわからなくなったんだ。


そういうとき、あえてじっくりとお茶を飲むようにした。
ちょっと贅沢な茶葉を買って来て、そろえておいて
デッサンをやりながら
復習をしながら たまに飲む。
なんにも片付きゃあしないけど、
「この紅茶おいしいなあ」「いいかおりだなあ」と思うだけで、
すこし救われるんだ。
そうやって自分を落ち着ける。


まずは、やりたいことを書き出そう。
それから、そのためにやるべきことを書き出そう。
大事なことから片付けよう。
こなしているときは、それだけのことを考えよう。

いつのまにか 目の前は開けて行く。
やらなければ 何も終わらない。
つまり
やれば何かが始まる。

なんだって そんなもんだ。

オトギ

うつくしいデッサン

FOR STUDENT


じゅけんべんきょうで 
ライバル意識してるあの子 より、デッサンがうまくなる方法。

みんなもきっと、色々かんがえてるんだろな〜
と思うんだけど、紹介程度に 僕のやってたことでも載せてみようかな。
まあ僕、デッサンすごい下手なんだけど(笑)
ほんと、まだまだ勉強中なんです。あっはっはー
でもま 気休めていどになれば嬉しい。
いっしょに受験勉強してる友達感覚で、読んであげて。


僕にとっての「受験」は、予備校よりも学校での記憶の方が色濃いんだよね。
それは、顧問の先生がとっても協力してくださったというのと、
予備校まで片道1時間半かかるからって理由による。笑


〜甬き
今の時期はとくに、朝デッサンすることをオススメしたいなあ。
朝のさわやかな空気の中で、まだ静かな教室でデッサンすると
いつもより穏やかにできるんだよ。
毎日というわけにはいかなかったけど、
学校は7時から開いてたから、早くに美術室でデッサンしてた。


▲瓮
講評のとき、寝ないこと。(笑)
講師の先生がちらっと言ったことをのがさずメモ!
帰りによみかえして、次の日デッサンするとき、クロッキーに書きこんだりすると、
ぜんぜん違うよ。


8る、見せる
「親の口説き方」ってエントリーと若干かぶるんだけど。
・つねに自分が見れる位置にデッサンを貼る→ダメだしする
・予備校の先生、学校の先生、友人、親 と、いろんなひとに見てもらう。
「素人にくちだされたくない」ってタイプもあるらしいんだけど、僕はちがうとおもうんだよなあ
おかしいところは、誰が見てもおかしい。すてきなところは、誰が見てもすてき。
あるていど、そういうもんじゃないかな。絵って。

うう 後期は「共通絵画」って授業もあるし
夏休み中にまた デッサンしてみよっかな・・・

なんだかんだいって デッサンできるひとってカッコイイと思うんだ。
同じ学科の子の平面構成とかも ほんとカッコイイし、尊敬する。

デッサンだって作品だもの。
感動しちゃうようなデッサン、したいよね。


オトギ

面接と小論文

FOR STUDENT


デッサンと平面構成やってれば美大に行けるか?
というと、そういうわけじゃない。
推薦やAOに関しては・・・。

美大生のだいきらいな「人前で話す」「自分の意見をはっきりさせる」
という関門があるのだ。笑
僕はだいすきなんだけどね!(と、あえて敵をつくる発言)

とはいえ、上手にできるかどうかは別の話。
この時期はまだ、
「推薦の企画書のテーマってなんだろう!」
ってドキドキしてたっけ。
何していいかわからないから、
とりあえず 面接練習と自己推薦分(小論文みたいなの)の練習してたなあ。

と思ったので、紹介します。
僕のやってた受験対策。

●小論文
(基礎デの自己推薦文は800字だった)

「志望動機」800字
「将来の展望」800字
「自己アピール」800字
を、まず完成させよう

長い文章を書くときは
①伝えたいことをまずひとことにまとめる。
②プロットを書く(起承転結にわけて、あらすじを1行ずつ書く)
③文章に起こす

☆誰にでもわかる言葉を使う
☆より多くの人に見て意見してもらう

と、すんなりまとまるかなあ。

賢く見せようとすると、
難しい言葉を使いたがる
1文が長過ぎる
「で、そもそも何が言いたいの?」
って文章になってしまう。
ので、できるだけ簡単にすることをオススメするよ!
かっこつけるのは、芯がしっかりしてからにしよう。

3つの項目をまず800字ずつ完成させるのは
◎文章を書くことに慣れられる
◎面接に応用できる
という利点があるよ!


●面接

①面接でよくでる質問集 を買いに行く
②ひととおり書き出す
③先生と面接練習する

まず落ち着いた状態で
「自分のベストアンサー」がどんなものなのか、頭にいれておく。
それを暗記する のではなくて、一度答えておくことが大事なんだ。
頭がまっしろになっちゃったら危険だからね。
③では受け答えどうこう よりも話し方や礼儀を見てもらえるようにしておこう。


とは言え

昨年の推薦入試、教授の方々の質問は1人4つくらいで、
しかもちょっと飛んだ(笑)質問もあったので、
あんまり根を詰めてやるべきかどうかは はっきり言えないや〜。
でも、備えあれば 憂いなし って言うでしょ。
僕みたいに不安なコは、やってみてね。


オトギ

大学の選び方

FOR STUDENT

手羽さんのお題:あなたはどんなルートで今の大学(学科)にたどり着きましたか?

に、お答えするふりをして、色々書こうと思う!!

志望校確定に動き出したのは高3の初夏だったように思う。

僕はまず、「デザイン」と「アート」のあいだで揺れ動いてた人だった。
グラフィックデザイン、テキスタイルデザイン、京都造形の今で言う「総合造形」
あと女子美のヒーリングデザイン、
とか、とにかく揺らいでたなあー。
僕の周りでは京都造形が人気だった。吉田さんのブログとかよく見てた。笑

進路関係で行ったところ、やったことはこんなかんじ。
オーキャンとかは行ってないよ。

◎高校の旅行でタマビを見学
 ここで初めて美大というものを見る。
◎長野の進学相談会へ参加
◎個人的にタマビを見学(広報の人につきっきりで説明を受ける)
 やっぱりタマビちょっと違うなと思う
◎京都造形の鬼合宿に参加
 心が揺れ動く
◎個人的に東京造形を見学(広報の人に以下略)

あと、パンフレットは
タマビ、女子美、東京造形、ムサビ、京都造形、京都精華、東京工芸
ちょっとでもかすったものは、インターネットで取り寄せたけど、
決まんなかったなあ。


他にも
◎予備校の先生に数時間にわたって相談したり
◎高校の卒業生で美大生の先輩方のお話を聞いたり
◎予備校に大学の教授が来てくださる「特別講義」には基本的に出たり

できることはすべてやったつもり。


とにかく悩んだ。
自分で選んでおいて、あとで「今の生活つまんないんだよね」
なんて「絶対言いたくない」、って思いがあった。

あと、迷った。
自分にどの程度の力があるのかわからないし、
どの学科が合うのかなんて、どうして「今選べ」なんて酷なこと言うんだ、
と嘆いた。

作品はたくさん創ってた。だから推薦で受けろと言われてた。
僕のもっているデッサンの実力では、実技試験で東京の大学に受かるのは無理だろう、
と色んな人に言われた。
でも、そのとき推薦がある学校の中から、僕は選べなかった。

デッサンをやってて、すごい悔しかった。ずっと「ダメだ」と言われてるみたいで。
それでも「やってやる」と思って、ぼろっぼろの状態で予備校に通ってたなあ。
勝負したかった。
デッサンでも推薦でもAOでも、とにかく自分の手の届くギリギリのラインで
「行きたい!!」と、心から思えるところに行くために 闘いたかった。
ずっとそう思ってた。
志望校は決められないままで。


そんなときムサビから届いたのが、


「公募推薦開始のおしらせ」だった。


なんていうか

こういう言い方はとってもありふれてるんだけど

「運命だ」と思った!

――――というのはやっぱり嘘で(笑)、

「運命ってことにしちゃお」と思った。
※お知らせは1週間放置してた。


空間演出デザイン
基礎デザイン

.
.
.

他、いくつかの学科が、僕の受験する年から公募推薦を開始する。

しかも基礎デザイン学科の試験は
「企画書」と、僕の大好きな「プレゼンテーション」!
これは・・・もしかして・・・いいかも・・・


これだ!!と思って先生に見せたら


無理だ!!

と言われたけど。笑

僕の高校からムサビに受験した人いなかったからね
そりゃそうだよね。
しかも、募集人員はたったの5名。
公募推薦じたいも初めての試みで、何が起こるかわからない

でもまあ


押し通すよね!!!!!


ということで、押し通しました。
こんなにまずい状況でしたが、親には「ぜったい受かるみたいだから大丈夫だと思うよ!」
と言っていました。
嘘ってのは真実にするためにつくものです。えへ


基礎デを選んだ決め手は、


「デザインそのものをやる、というよりは
デザインという概念を考える」
という
特殊な立ち位置にあるところ。


具体的に言うと

「ポスターのイラストも描いていいけど、
ポスターにどんな力があるのかも考えよう」

って言ってもらえるところ。

いわばデザイン版の芸術文化学科かな〜と思ってる。
(でも制作もばっちりできちゃうお得な学科なんだ。)

デザイナーになりたいわけじゃないけど、デザインを勉強したい僕には
うってつけの学科だった。


じゃあ、
志望校と志望校選びで困ってるコにアドバイス。

やれることは全部やって損は無い。

たくさん人に相談したほうがいい。
でも、進路は自分で決めるもの。

なにがいちばんゆずれないのか、決めておけば
少なくとも自分は納得できるはずさ。

負けんなよ。


オトギ

EVANESCENT

FOR STUDENTS

くすぶっていたものの形がやっと見えて来た。

今日はギャラリーに行ってきた。
フォイル・ギャラリーで川内倫子さんの写真展と
吉祥寺のトムズボックスで、荒井良二さんの展覧会を見て来た。
でも今日書きたいのはその感想じゃないんだ。

何か、よくわからない「焦り」のようなものに追われるように
僕はとにかく、ギャラリーに行きたかった。
感動することを、行動を起こすきっかけにしたかったんだ。

「何かにじっと向き合って、考えたい」という訳じゃなかった。

でも今 ふと、伝えたいことが頭によぎった。
それはここ1週間やってこなかった衝動だった。
これがずっと欲しかったんだと気づいたよ。


ねえ、君もさ もしかしてそうなんじゃないの。

バスで30分 電車を乗り継いで1時間
満員電車にひとりで立ち尽くしていたら
予備校に通ってた日のことを思い出したよ。

毎日通える距離じゃなかったから、土日をメインにして通ってた。
でも平日にある週1のデザインの講習はどうしても受けたくて
バスで30分 電車で1時間 徒歩20分
どんなに急いでも遅刻する距離で、30分の遅刻。
すべてがおわって家に着くのは夜中の11時。
講評はボロボロ。
先の見えない未来に、やれやれと思って帰った。


あのとき、途方に暮れながら見上げた星空の美しさ。
誰も僕に、安全な未来の約束なんてしてくれなかった
でもそんなことはどうでもよかった。
自分を哀れみたくなかった。
これだけ理屈を重ねてるけど
頭の半分では何もかもどうでもよかったんだ。
安らかな生活も 褒めておだててもらう心地よさも
地味で退屈で平和な日々も
すべて美しいと思うのに、すべてゴミ箱に捨ててしまえることをわかっていた。
欲しいのは安らぎではなく、本気で何かをできるドラマだ。

この前のピエロさんの質問がまだ頭に残ってるんだ
美大に行く。そう決めたことに理由は無い。
でも衝動は何回か来た。
衝動はいつ、なぜ来たんだろう。よくわからない。
でもこれだけ言っておきたい。

特技がないんです、ってよく言われる。相談される。
とりたてて、自分には
好きなものもなければ、褒められるようなこともない、と。
でもそれって
「気になることはあるけど、胸をはるほど努力してないから、
口にするのが恥ずかしい」
ってことなんじゃないの。

そんなのは僕も同じだ。

絵を描くのが好きだ
集団の先頭を歩くのが好きだ
喋るのが好きだ
スピーチが好きだ

そんなことが つまびらかになったのは、つい最近のことだ。
きちんと胸をはって言えるようになったのは。
すべては受験を機に変えた。

誰にだってあるだろう
クラスでスポットライトを浴びる瞬間や
通信簿に書いてある長所
親戚に親が自慢する君の特技

それは何一つ偽りじゃない。


なぜ思い切らない。
胸を張っちゃいけない。
図々しく、堂々と「好きです」と言えないんだ。

衝動は向こうからはやってこない。
君が、待つことを選ぶのならば。

好きなものをもっと好きになるために
いちどは好きなものを嫌いになるくらい
闘ってみてもいいはずだ。

・・・ああ。なんだか押しつけがましいのは、
きっとすごく悲しいからなんだろう。
君がここを読んでくれるのが、嬉しいからなんだろう。

無理言ってごめん。でも、ここに書くことに嘘はひとつもない。
それだけは信じてほしい。


オトギ

進路の決め方

FOR ピエロ & STUDENT


 一昨日の「親の口説き方」という記事に寄せられたコメントのお返事を、
ひとつのエントリーとして書かせてほしい。
それというのも、このブログの性質上、コメントしてもらってる記事がどんどん流れちゃうから・・・
というのと、これはたくさんの受験生が知りたいことかな、と思ったから。

はい、今回は「なにがきっかけでムサビに行こうと決断したか」というピエロさんの質問にお答えする形で、
僕の将来の展望を若干夢見がちに語らせてもらおう!
え?夢見がちなのはいつものこと?うん知ってる!
ここでの「ムサビ」というのは「美大」に変換したほうがわかりやすそうなので、そうするね。
もし要望があれば「ムサビの基礎デを選んだ理由」でまた別エントリー書くよ。

それじゃあ、ピエロさんに感謝しつつお答えします。
美大に行こうと決断したきっかけは


特にないですね!


 えーと
この前書いた通り、僕の親は美術に理解があるタイプではありませんでした。
「お医者さんや弁護士になってお父さんを安心させておくれ」
というようなことを、軽口としてよく話すような一般家庭だったね。

 美術を学びたくて、普通科よりちょっと専門的なことのできる学校に押し切って進んだんだけど、
「間違っても画家になりたいとか言わないでくれ」とずっと言われてました。
僕も「さすがにそんなことは言わないから」と笑いつつ、
でも絶対に美大には行きたい、と思っていました。
将来この仕事に就きたい、という具体的な展望はなかった。
ただ自分は何にしても美術に関わって生きていきたいと思ってた。
そうじゃなきゃだめだとすら思ってた。


 勉強はそこまで嫌いじゃなかった。
数学はてんでできなかったけれど、理科の「ノンフィクションの自然の神秘」
社会の「ちょっと遠いところにあるけど、確かに起こった人間ドラマ」、のように
ふとしたときに感じる「学ぶ楽しさ」は好きだった。

でもね、図工や美術の時間がいちばん好きだった。
その気持ちをいちばん大事にしたかった。
それを失ったらたぶん生きていけないだろう、とうっすら思うくらいには。


具体的なきっかけは多分ない。


「あのときかもしれない」と思う瞬間はいくつもある。

「あの人のおかげだ」と感謝すべき人はたくさんいる。

でも何がいちばんの理由かって言ったら、それは「美術がいちばん好きだ」と思う日々のつみかさねなんだ。
目の前がばちばちするような運命的な出会いや、
素晴らしい賞をはじまりにして起こるドラマティックな展開
そういうものをいつまでも待っていたとしたら、多分僕はここにはいない。


 こんな世の中だ

 就く仕事がない
 仕事でもうからない
 だから美術はもってのほか

そういう考え方をしても、無理はないと思う。


 でもさ・・・
どんな時代にも、おもしろいものは売れるんだよ。
うつくしいものは必要なんだよ。

 失敗するときは、どの分野だって失敗するさ。
でもそれは分野のせいじゃないよ
もし僕が幸せになれなかったとして、それは美術のせいじゃない。
僕のせいだよ。

 
そういう考え方はだめだろうか?
僕の場合、美術を学ぶ方が、・・・たとえば医学を学ぶよりも幸せになれると思ったんだ。
どちらにやる気が出せるかと言ったら、美術だったから。
医学より美術がえらいとか、そういうことを言いたいんじゃないよ。
僕にとっては美術の方が勝算があった、というだけ。
多分ね、僕が医学の道を学んだとしたら、1ヶ月で中退するね。そもそも行けないけどね。あはは


 あと、誤解しないでほしいんだけど
僕はとくべつこの世界で「天才だ!」ともてはやしてもらったような経験はないよ。
ものすごい賞をとったわけでもないし。
それはムサビにいる多くの人が同じだと思う。
※むしろスピーチとか文章のほうが褒めてもらえたりして、文学部に行こうかと悩んだり、
落ち込んだこともあった。笑
(今は嬉しいけどね。それがこの世界での僕の武器だから。)


でもさ、結局
「やる」度胸と、「続ける」根性があれば、どうにでもなると思ってるんだ。


美術が好きだよ
僕の「うつくしい」という想いが形をなして生まれる瞬間や
それを見た誰かが見つめ、ふれて、声に出して感動してくれることが
何よりも嬉しい。


 君は、「幸せ」というものをどう定義する?
お金か?結婚か?
地位ある暮らしか?ささやかで優しい日常か?

僕は感動できる生活が欲しい。
もしかしたら僕は、誰かからしたら、幸せになるための道を間違えているのかもしれない。
けど、
どんなに苦かろうと、先が見えなかろうと
僕がいちばん好きな方法で、未来に向かって学んでいる
そういう日々を気に入ってるんだ。


君がどんな分野を選ぶかは、結局のところ君が決めるしかない。

君の好みは人には見えない
君の幸せは人には決められない
君の力は君にしか伸ばせない

でも幸せになるための努力は決して惜しむな。
大切なのは幸運であるかどうかではなく、夢に対して誠実であれるかどうかだ。

幸せになれ!

もしも迷ったら予備校に行くと良い
同じように誰もが迷ってる
「絶対にこの道しかない」と思って未来を選べる幸運な人間は
ほんのひとにぎりだ。人を値踏みしないで、とにかくしゃべってみなよ。
きっとたのしいよ。


もし、それでもムサビを選ぶというなら、
僕は両手を広げてここで待ってるからさ!

オトギ

親の口説き方

FOR STUDENT


水がおいしい季節になったね。
美容院へ行った帰り道、近所の庭先から水瓜のにおいがしたよ。


さてと。

オーキャンも終わってそろそろ、
未来に迷える高校生が、助けを求めてアクセスしてくる時期かなあと思うので、
ひとつ書いておこう。


親が美術に理解ある幸運な人でない限り
誰もが突き当たる問題・・・・。


親のオトし方。


うんうん 大変だよね!親を口説くのは!!

僕の親はまったくその道に興味がない人でしたので
それはもう苦労しました。


同じように苦労してる子も多かろう。
だから2つに分けて紹介します。
すべて実践済みです。


①話す。
どれだけ笑い飛ばされても、とりあってもらえなくても、
つねに正直に、まっすぐに、丁寧に向き合うこと。
それを続けること。
それは食卓でも良い。車の中でも良い。
でも、たまには1対1で向き合うこと。

<日常>
対象が、展覧会でも漫画でも今日見た「美しいもの」でも良い。
感動したことを話すこと。
あなたが何に興味をもって生きているのかをまず知っておいてもらうこと。
コミュニケーションをとること。


<作品>
美術で「頑張ってるよ」ということを伝えるのはとても難しいね。
なぜかっていうと、気持ちのクライマックスがほとんど作者の頭の中でしか見れないから。笑
スポーツとかはいかに日頃から体を鍛えているか、それがいかにつらいことか、
というのがダイレクトに伝わりやすいから、その点ちょっとうらやましかった。
ただ、うらやましいなあ で終わらせちゃもったいないよ。
今つくってる作品がどんなものだったか
あと、つくった作品にどんな気持ちで取り組んだか
きちんと伝えること。楽しいことも、苦しいことも含めて!
そうじゃないと「あの子は好きなことやってるだけ」としか受け取られなくても、
無理ないよね。


<夢>
照れくさいことも含めて、話すんだよ。
何に情熱をもっていて、どんなことを学びたいと思ってるのか。
それと、それにどれだけ『望み』があるのか。
あなたが美術を志したいと思ったからには、必ず「やればできる」と思った理由があるはず。
美術の先生や先輩、予備校の人との話などにも理由があるはずだね。
それをきちんとメモしておいて、親にも同じように「感じて」もらえるように話すこと。
あなた流に強引に要約したら、台無しになる可能性があるから、これは気をつけて。

『安心させてあげること。』

これがいちばん大事かもな。
美術なんてアウトローだわ、希望ないわ!って思って反対する人が多いから・・・。
あなたのお父さんやお母さんは、あなたをわざわざ不幸にしたいとは考えてないはずだよ。


②見せる。
態度がいちばん物を言う!!
口先だけでは何もかえられない。
逆に、誠実な態度は言葉を超える。@プレゼンの極意


<資料>
あなたが真剣に進路を考え選び抜いた結果が「美大」だった!
というのを、行動の軌跡を見せることで教えよう。
大学の資料を請求したり、パソコンの画面を印刷したり・・・方法はいくらでもあるね。
気に入った箇所に付箋を引いたり、
蛍光ペンでラインを引いたりしてあるのも見てもらえばばっちり。
説得するときのメモ代わりにもなって一石二鳥。


<作品>
美術部などで参加した展覧会に必ず来てもらうのはもちろん、
予備校で書いたデッサンはできる度に家族が見れる位置に貼り出そう。
「あ、あいつこんなことやってるのか」
となんとなくわかってもらえるのはもちろん
「どんどん上手くなってる」
と思ってもらえれば、
「こいつは・・・才能があるかもしれん!」
という根拠のない確信を与えることもできるよ!


【番外編:お金】
これは・・・各家庭により差があるからどうにも言えないんだけど、
ひとつ言っておきたいのは

大学の学費を「見せて」
自分の家の経済状況を「知って」
バイトや奨学金でどうにかできないのか「調べる」

これをきちんと自分でやってみること。


そんなところかなあ。
僕はそれを高校1年生からずっとやってきました。
今からでも間に合うよ。

人のせいにするのは簡単だけど、でもそれによってあなたの人生がつまらなくなっても
誰も責任はとってくれないよ。
ゆずれないものは、どんなに人に迷惑をかけてもゆずっちゃいけない。
親に負担をかけるのは、ほんとは心苦しい。
でも、いつか倍にして返すくらいの気持ちで、今は甘えさせてもらおう。
「あのとき親が思い通りにしてくれれば」
なんて、つまらないおじさんおばさんになってから親に言うのが
いちばん親不孝だと 僕は思う。


最後に

1回やると決めたなら、

10回泣いたくらいじゃ諦めるなよ。


オトギ

デザインのアウトライン

FOR STUDENTS

THE OUTLINE 見えていない輪郭
THE OUTLINE 見えていない輪郭深澤直人 藤井保 モダンリビング

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 さて、やっぱりこちらも紹介しておかなくてはいけないでしょう。
基礎デの教授「深澤直人」さん。
・・・といっても、深澤教授の講義は1年生では受けられないようなので、
僕はまだ入学式でしかお顔を拝見していないんだよね。
なので今回は本の紹介をしたいと思う。

 これは「見えていない輪郭」という展覧会の図録。
深澤教授のデザインした商品と、藤井さんが商品を撮影した写真の展覧会だった。
21_21デザインサイト というところでやっていたのを、
高校生のときに見て、「よくわからないけど感動した」と思ってずっと覚えていたんだ。
(自己推薦調書にも、それをもとにして1段落書いたなあ。)
この本では、深澤さんの商品をかわった視点から撮った写真が並んでいて、
片隅の商品名で「えっ、これペンなんだ」「あ、これは加湿器なんだ」と驚かされる仕組みになっている。
しかし、驚きだけではない。
その切り取られたデザインの、一部やシルエットが美しいんだ。

 デザインという物が何かわからない、つまらない
と思っている人は、一度この本を読んでみてほしい
デザインというのは、ある程度の知識と、「わかろう」と思う姿勢がないと、
どうにも「わたしにはよくわからない世界だわ・・・ふふふ」と笑って逃げたくなる世界らしい。
が、この本は理屈抜きにもなんとなく楽しめると思う。
写真メインだから、ぱらぱらとめくれるしね。

 この表紙、何に見える?
僕は初めて見たとき、「水墨画かなあ・・・山の」と勘違いしていた。
これぞ視点の切り替え。遊び心。そして日常に潜む芸術!
おもしろいよ。
深澤さんのアイデアに見とれ、藤井さんの写真に驚かされ、と、デザインを2度味わえる一品だ。
見終わってぱたん、と本を閉じる頃には、デザインとアートの曖昧なアウトラインが浮かび上がってくると思う。

 結局、表紙が何かって?
そこはどうぞ、お手にとって確かめてください。


オトギ

アイデアの種②

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デザインノート No.36 (2011)―デザインのメイキングマガジン (SEIBUNDO Mook)デザインノート No.36 (2011)―デザインのメイキングマガジン (SEIBUNDO Mook)

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デザインのレシピ本と言っていい「デザインノート」。
僕がチェックしている雑誌のひとつです。
一昨日、図書館でぱらぱらとめくったら面白かったのでおすすめ。
この号は見たことのあるキャラクターばかりで一見様も入りやすいはず。

かわいくて、わかりやすくて、あきない。
デザインでこの3拍子をそろえるのって、かなり難しい。
センスは知識で磨くしかない。


と、いうわけであなたも「デザインノート」、どうでしょう!


オトギ

デザインのデザインのデザイン

FOR STUDENTS

デザインのデザイン
デザインのデザイン原 研哉

岩波書店 2003-10-22
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 今日は、
原教授の講義「デザイン論」についてちょっと書こう。

 原教授の講義は毎週月曜の2限にあり、「必修科目」なので基礎デザイン学科生は誰もが1年次に受ける講義となっている。
内容が知りたい人は、「デザインのデザイン」を買ってお読みになってはいかがだろう
教科書として講義で使っている本だよ。
 僕は高校3年のときには既に買って読んでいる。
この真っ白なデザインが、今ではけっこうくたびれてしまっていて胸が痛い。
感想は・・・まあまず、自分の語彙力のなさにくじける。
けれど読み終わる頃には「やっぱりデザインで生きていきたい!」と熱く思ったことを覚えている。
 原教授の文章の難しさは、つまらない難しさではないのだ。
「説明が下手」とか「情熱がないから退屈」な難しさは嫌いだが、
「正確に伝えるための高度な文章」にはきちんとついて行きたい・・・。
なんて書くと、宣伝にならないか。まあでも僕が宣伝するまでもない有名な本なので、いいだろう。


 普段の講義は、スライドを使って作品の写真を大きく見たり、
お話を聞いたり・・・と今のところ「デザインのデザイン」に沿って進められている。(僕の記憶に間違いがなければ)

ただ印象的なのは講義よりも、講義の後の「質問コーナー」だったりして。

 原教授の膨大な知識量と思考力に圧倒される。
なぜ「GWの過ごし方は?」という質問から、人類と犬の関係性の話にまで発展するのか謎である。
僕ももっと精進しなければ・・・!


オトギ

NO.1

FOR STUDENTS


 そろそろ志望校決定の時期にさしかかっているらしいのでひとつ。
まあ僕が志望校を決定したのは7月だった気がするんだけどね・・・あははー。


僕が志望校決めの時に重点を置いたのは以下の2つです。

・卒業生が魅力的であるか
・学生の作品(卒業制作)に感動できたか


 教授に惹かれるかもまあ大切なんだけど・・・
僕は大学に出会いがほしいなあと思って。
自分が心から尊敬できる友人や先輩に、もっともっと出会いたいなあ、
という思いが強かったんだよね。だからそこを重視しました。
いっしょに大学生活をつくっていくのは学生だしね。
教授は僕たちを導いてくれる存在だけど、隣人であって友人ではないんだと思ってる。

 そもそも、魅力的な教授のいない大学なんてほとんどないと思うなあ・・・。
あっでも、基礎デの教授は豪華で有名だね。ふむ、そこはきちんと触れるべきかもなあ・・・
まあなんで教授が豪華なのか考えると・・・基礎デに来たくなるんじゃないかなあ〜
 ああでもでも、それはまた後日書くよ、ごめんね。


 君が今、何をいちばん大事にしたいのか、ゆずれないのかを考えることが大切だと思う。
お金か?時間か?知名度か?
いろいろあるけど、僕は出会いを選びました。
参考になってればいいんだけど、どうかなあ。


オトギ

アイディアマン

FOR STUDENTS

「企画書」の基本&書き方がイチから身につく本
「企画書」の基本&書き方がイチから身につく本井徳 正吾

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 基礎デザイン学科の推薦入試を考えている受験生のあなたは、
今のうちにぜひこの本を読んでほしい。
今年の受験内容がどうなるかはわからないけれど、
企画力はこれから生きていく上で必要になることだし、読んで損はないんじゃないだろうか。


 僕は公募推薦で受かった。
受験の準備をする過程で、企画書だとかプレゼンということに関してはこだわりをもつようになった。
受験はそれらについて考えるきっかけになったのだ。

「企画力」が必要なのは美大生に限ったことじゃない。

「今日遊ばない?」
という誘いだって企画だ。

どちらかができれば、もう片方もできるようになる。
仕事で企画書が通る人は、プライベートだって充実するのだ。


 ということでこの一冊!
内容はわかりやすいし、ビジネス書にしては珍しく熱い!ので、おすすめ。


オトギ