久しぶりに日記を書いてもらおう26

ムサビ日記OBにリアルな現況を書いてもらうGW恒例「久しぶりに日記を書いてもらおう」シリーズ。
卒業後、一体彼らは何をしてるのか。

これまでの日記を「書いてもらおう」はこちら。
■2007年
久しぶりに日記を書いてもらおう1 -小春さん編-
久しぶりに日記を書いてもらおう2 -とーぼーさん編-
久しぶりに日記を書いてもらおう3 -珍念くん編-

■2008年
久しぶりに日記を書いてもらおう4 -とーぼーさん編-
久しぶりに日記を書いてもらおう5 -小春さん編-
久しぶりに日記を書いてもらおう6 -ひだまりさん編-
久しぶりに日記を書いてもらおう7 -珍念くん編-
久しぶりに日記を書いてもらおう8 -tankさん編-
久しぶりに日記を書いてもらおう9 -una-pinaさん編-
久しぶりに日記を書いてもらおう10 -MoMongaさん編-

■2009年
久しぶりに日記を書いてもらおう11 -とーぼーさん編-
久しぶりに日記を書いてもらおう12 -日当り良好くん編-
久しぶりに日記を書いてもらおう13 -ひだまりさん編-
久しぶりに日記を書いてもらおう14 -小春さん編-
久しぶりに日記を書いてもらおう15 -凡々さん編-
久しぶりに日記を書いてもらおう16 -珍念くん編-
久しぶりに日記を書いてもらおう17 -una-pinaさん編-
久しぶりに日記を書いてもらおう18 -ELKくん編-
久しぶりに日記を書いてもらおう19 -ニアさん編-
久しぶりに日記を書いてもらおう20 -モモンガさん編-

■2010年
久しぶりに日記を書いてもらおう21 -とーぼーさん編-
久しぶりに日記を書いてもらおう22 -日当たり良好くん編-
久しぶりに日記を書いてもらおう23 -ねこあじさん編-
久しぶりに日記を書いてもらおう24 -珍念くん編-
久しぶりに日記を書いてもらおう25 -りんらんさん編-


本日は、日本画学科のイメージを変えたANNWNくんです。


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一年前に日本画学科を卒業した「ANNWN」です。結局、HNの読み方を分からせないまま、社会人一年目になりました。
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ざくっと学生時代を振り返ると「CGクリエイターになりたい!」という高校時代からの思いを捨てられなかったので日本画専攻しているにもかかわらず、CG街道まっしぐら。在学中に専門学校に通い一方でCG映像制作プロダクションのアシスタントを1年半近くやり、それとは別に3DCGの個人バイト、変なビデオ編集のバイトなどをやったりしていたら卒業できるかどうか怪しくなりはじめました…。

しかし、並行して就職活動もしていたら現在の会社(マスコミ系の映像含めた美術制作会社)に入ることができ、(無事大学も卒業でき)報道を扱う部署で、グラフィックや動画CGなどを制作しながら現在にいたっています。

★仕事編
アルバイト時代とは異なり、社員になるととにかく専門知識以外にも幅広い知識が求められるようになりました。かといって闇雲に情報に触れるのではなく、きちんと意志を持って情報に接するアンテナを張ることが、実は結構重要だったりもします。

ある日、上司にお会いしたとき「おまえ、今すぐ選挙を分かりやすく、視聴者に伝えられる映像を作れるのか!」といわれて頭の中身が真っ白。「公職選挙法にまず目を通すので考えさせてください」といったら「それではだめだ!」と怒られました。まず、それについて知り尽くして、その上でどういう表現をするのかという答えを期待していたのだと後で気づき、不意打ちを食らってもそれに応えられなかった自分にがっくりきたこともあります。
映像の表現手法に先走っていた時期に起こったこと。 大事なのは「目的と手段を逆転させない」ことを気づかせてくれた瞬間。結局デジタルは何もしてくれない。

「あまり興味のないジャンルだから」というのは言い訳にはなりません。映像を作り上げるには、専門知識以外にも政治、社会情勢、人の考え、流行や音楽に着目し、考察することも日常の習慣として取り入れていかなければならないなと痛感した瞬間でした。あと先人たちの作り上げたタイポグラフィの知識とか。覚えること満載。

 といいつつも普段の業務では、3Dの場合は発注が来ると0.5〜3時間でオブジェクト制作、0.5〜2時間ほどアニメーション。突発的なものだと1時間で制作ということも。(ただ場合によってはもっと時間が確保できるものもあるが)車などの複雑な3Dデータは先輩が作り上げたデータベースをブラッシュアップして作ることが多いけれど、そうでないときは文字通り修羅場に。

テロップとかだと文字のレイアウトやニュースの記事の内容を考えながら、秒単位で一画面一画面作り上げていく。罵声も飛び交う、人間の濃縮ジュースのような現場。あー、今日もまた人柱へ一歩近づいた気がするよ、「はぁ〜い僕、人柱です!」って。でもいいんです。アタックしないより、今のうちはどんどん人柱として粘ったほうがいい現場だと思うのです。

っで、そういう業務をこなしながらも、普段から小ネタをチマチマためています。今年に入り、撮影スタジオを見ながら、スポーツのバーチャルセットデザインの制作をアシストしました。ほかにも番組ロゴを考えたりと面白い仕事もちょくちょくやっています。以前バイトをしていた会社のボスは「クリエイターと呼ばれる人は一日のクオリティも高い」と言っていました。その言葉をこれからも大事にして、いつか自分の表現したい番組を任せてもらえるように頑張っていきたいと思います。



★私生活編

昨年中ごろまでは、学生気分が抜けきれず。当然、
■禁酒
■禁コーヒー
■仕事以外の副業禁止
■一日3食1汁1菜

という目標なんて実行できるはずもなく、完全にダウン。休日はブックオフジャンキーという、社会人としてはあるまじき生活に。

っで、上昇気分にならずにくすぶってたら、年末あたりに引越ししようという話がどこからともなくやってきて、あっというまにお引越し。
会社から近くなった!家でも副業的な(?)作業ができるようになった!でも不健康は不健康で違う視点を与えてくれるから、今までのが一概に悪いとは言えんしなぁ。
ともあれ、友達と一緒にやるコンペやVJ素材作りや映像研究に時間が割けるようになったのでプラスになった、と自分に言い聞かせています。


適度な緊張と弛緩の日々がほしいです。


相変わらず支離滅裂な内容ですが、ではでは。

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ねこあじさんといい、りんらんさんといい、いまだになんと呼べばいいのかわからないANNWNくんといい、「ファインアート卒=芸術家」ではない、いい例ですね。


ちなみにANNWNくんから「やっぱり掲載するのはこの日記にしてください」と3回修正メールが送られてきたことは秘密の方向で。

投稿者:ichiro : 2010年05月05日 03:04

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コメント: 久しぶりに日記を書いてもらおう26

選挙報道は大変じゃろうなあ、速報性と正確性が同時にもとめられるじゃろうから。とはいえ、選挙報道を担当するということはANNWN君はエリートかな。

生の特番の時は罵声が飛び交うと聞いておるんじゃけど、わしはそういう時は局に寄りつかんようにしておるよ。お客さん、機嫌が悪いからな。そういう時に面白がって現場を見せてもらいに行く同僚もいたりするんじゃけど。

投稿者 音量子っぽん : 2010年05月05日 07:49

コメントありがとうございます。
ボク自身が実際に選挙を担当するわけではなく、日常会話で時事ネタや政治ネタをどう表現するかを常に考える必要があって、たまたま選挙ネタを振られたときに答えることができなかった、ということです。でも今年の選挙は予想が不可能でおもしろそうなので何らかの形でかかわれたらなぁとひそかに思っています。最近の地方選を見ているとますますそのように感じます。

最近は3D立体視にも少し顔を突っ込みはじめました。昨年末から急激に制作のガイドラインが固まり、風向きがかわりつつあるのを感じます。単に立体視は楽しいというのではなく、近視回復の手助けにもなりそうなんだけれどなぁ…

投稿者 ANNWN : 2010年05月05日 09:29

ANNWN読み方気になります。。。
ANNウェザーニュース!?

投稿者 cucu : 2010年05月09日 04:16

読み方は「アンヌーン」です。
某映画監督の未完成のSF映画「ガルム戦記」というものに出てくる惑星の名前です。
なんでHNを惑星の名前にしたのかは今では謎。
どうせなら主人公の「ナシャン」にしておけばよかったかも。

投稿者 ANNWN : 2010年05月09日 10:46