2010年02月09日

この1年の成果

あるコンペに出すためにポートフォリオを作ってみました。
とある展示会形式のコンペです。デザイン系の人ならだいたい知っているであろう、あそこです。
 
 
改めて自分の制作活動を振り返ってみると、
作品の絶対量が少なくて人の判断を仰げるかどうか、という感じです。
作品自体のレベルもアレですが、判断材料がないから悪くしか言えない、そんな現状です。
 
 
有言不実行という自分の目に見えない部分が、
薄っぺらいポートフォリオという目に見えるかたちで表れた訳です。
 
 
言い訳はいくらでも出来ます。
彫刻からイラストレーションに転向したのが4年の夏と遅かったし、
身内の不幸があって卒業制作どころじゃなくなったときもあったし、
卒業したあとも絵のテイストが不安定のまま描き続けていたのでポートフォリオにはのせなかったし、
今も絵のテイストに悩んでいているし。
などなど。
 
 
でも、人に審査してもらえるのは今ここにいる自分しかないんです。
だから言い訳したって意味がないんです。
「今」しかないから。
 
 
教務補助員という雇用形態で、非常勤勤務で自由時間が比較的多いという利点を、
自分は全くもって有効活用できませんでしたし、
今の自分はある種の「生きる覚悟」が足りないから、
ぐだぐだな結果しか出せてないのだと思います。
 
 
今更こんなこと言っても遅いのはわかってますが、
これを見てる学生の何かの足しになればと思って書いてみました。

そんな自分ですが、駄目元でコンペに当たって砕けてみます。
 
一身上の都合で教務補助員を3月で辞めるのですが、
もし当たって砕けてポートフォリオの審査が通過したら、とりあえず4月は展示会に出す絵を描いて暮らします。
砕けても駄目だったらちょっと休むかもしれませんが、しばらくしたらまた職を探しつつ絵を描き始めると思います。
 
 
そのあとは…まだ考えてません。「今」を生きるので精一杯です。
でも今の自分にはそれが一番大事かもしれないです。

Posted by akaiwa at 2010年02月09日 20:41
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