カテゴリー:アート&本

啓文堂ムサビフェアの本

手羽さんの美大日記に、
先日の啓文堂ムサビフェアのことが書かれていました。


私が出したリストは、下記4冊。
中央線界隈のにしようかなぁ、
(例えば吉祥寺在住、知人のいしかわじゅんさんとか)
とも思ったけど、沖縄在住の私がそんなのにこだわっても仕方ないので、
本棚にあるムサビ入学後購入した本で、目に付いたのを挙げました。


1.

南米キリスト教美術とコロニアリズム
南米キリスト教美術とコロニアリズム
おすすめ平均
stars美しい写真に感じられる先駆者の心意気

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

2.

フリーダ・カーロ 〜歌い聴いた音楽〜
フリーダ・カーロ 〜歌い聴いた音楽〜

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


3.

南海漂蕩―ミクロネシアに魅せられた土方久功・杉浦佐助・中島敦
南海漂蕩―ミクロネシアに魅せられた土方久功・杉浦佐助・中島敦

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

次点

パレオマニア―大英博物館からの13の旅 (集英社文庫)
パレオマニア―大英博物館からの13の旅 (集英社文庫)
おすすめ平均
stars時と場所を超えた様々な文明への旅、思索の軌跡にわくわくしました
stars収奪か、保護か

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


私が見に行った最終日に置いてあったのは、
2.3.次点、の3冊。
1.は¥ 6,930と高額で、出版が「名古屋大学出版会」でした。
武蔵野美術大学出版局関連のフェアに、他大学出版の本を出さなくてもね。
KYなペンギンでありました。
でもこれが、一番に目に付いたんだもの・・・
なにしろめっちゃあわてて選んだので。


次点の「パレオマニア」は、ハードカバーで持っていましたが、
今は文庫本しか書店では扱っていません。
でも、かえって文庫本の方が、旅のお供の本としていいんじゃないかな。


20年ぶりのピカソ

昨日は、「ピカソと20世紀の巨匠たち」に行って来ました。


P2230036.jpg


な〜んと、沖縄で西洋絵画の展覧会が開催されるのは、
12年ぶりだそうです。(ピカソが来るのは20年ぶり)
平日の10時半なのに、美術館はめちゃ混み。


浦添市美術館は、元々工芸専門の美術館で、
とてもユニークな形をしています。


P2230040.jpg

P2230043.jpg


とんがり屋根のひとつに登ることが出来て、
美術館越しに市内が見え、遠くの水平線は海です。


P2230054.jpg


この展覧会は1年をかけて、
愛媛→広島→沖縄→横浜→宮城→鹿児島と6ヶ所を巡回するそうです。
東京にいるとさして特徴のない小ぶりな展覧会だと思いますが、
地方、時に沖縄では貴重な公開なんです。


P2230069.jpg


お昼ご飯は、久しぶりに北谷で「中味そば」。
中味って、豚のモツなんですが、
すごく丁寧に下処理されていて、あっさり味。
沖縄では、「中味汁」ってお正月やおめでたい時のお料理です。

中味汁と沖縄そばのコラボは、美味しいよ♪


沖縄の卒展

沖縄県立芸大の、卒業・修了作品展に行って来ました。


P1010390.jpg


ここは、小規模な大学なので、展示はさくさくっと見ることが出来ます。
展示スペースも充分。
ファイン系なんて、ひとり一部屋とかですもの。


ちょうど、デザイン系の合評会(なんていうんだろ?)をやっていたので、うしろから聞いていました。なんか、おだやかでほのぼのした雰囲気です。


P1010449.jpg


作品は、全体的にこじんまりした感じがします。
はっちゃけてない。
でも、いいなって思う作品もいっぱいありました。

写真は撮ったのですが、ここに載せていいのかわからないので割愛。
(迷ったものは載せるな:手羽メールによる)


展示はさくさくっと見られるのですが、
修士論文・卒業論文が、発表会形式で論文展示がないんです。
10:00〜17:30
さすがにね、全部は無理です。
修士のおふたりだけ、45分×2 聞いてきました。


その後用事があったので、出かけたさきのそばにある沖縄市歴史博物館にも寄ってきました。

「首里・那覇の装い〜王国時代から昭和初期まで〜」

学割+JAF割で160円。
デパートに隣接していて、ちょこっと入って見られます。


那覇あたりを、うろうろしていた土曜日でした。


美術館日和

今日は、沖縄県立美術館で、


■キュレータートーク  名渡山愛順展
14:00〜15:00
豊見山 愛(当館学芸員主任・展示会企画者)による展示会の紹介

■鑑賞ツアー
16:00〜17:00
鑑賞ボランティアと一緒に名渡山愛順の作品を楽しみましょう

■ボランティア育成講座
18:30〜20:00
講師:与久田 健一(読谷村立博物館館長)


名渡山愛順はあまり好きな作家ではなかったのですが、通史を見ると感じ方も変わるものですね。熱意のある担当学芸員さんだと、その気持ちが伝わってこちらまで熱心に理解しようとします。うん、こういうの、いいな。

読谷村立博物館館長の与久田さんは、美術館常設に作品もある現役の作家さんです。
・美術館講義室で、今までの作品DVD上映
・コレクションギャラリーの作品前で、解説と質疑応答
・美術館アトリエで、技法実技披露
と、盛り沢山の内容。
ご自身も館長をされているので、「出来るだけのことをやりたかった」ととても熱心な講座でした。


東京で

東京で見つけた人たち


PA292504.jpg

PA292505.jpg

PB012541.jpg


いやはや、都会にはいろんな人がいるものですねぇ。


東京で食べたものたち


◆朝ご飯は、25Fから都庁を眺めながら

PB012537.jpg
(この画面に都庁は写ってないけど)


◆スクーリング中のお昼ご飯

PA312531.jpg
(ここでは事件が起こりました)

PB012539.jpg
(釜揚げうどん1,5人前+とろろで、390円。新宿で安いっ!)


◆ある日の晩ご飯

PA302522.jpg
(ピータン、生レモンハイ)

PA302525.jpg
(セロリとピーナッツ炒め、紹興酒)

PA302526.jpg
(手羽先塩味蒸しは安くて旨し、さすが手羽さん♪)

PA312533.jpg
(高菜ラーメン、まじお勧め)


ご馳走様でした。


東京着

明日からのスクーリングのため、上京しています。
今日は、ホテルにチェックインした後、
東京オペラシティに初めて行きました。


ヴェルナー・パントン展


閉館1時間前から、入場料は半額になるのですね。
学割も使えて400円。
でも、もう少しゆっくりいられれば良かった。


いろいろやることを持って来てしまったので、
地下の成城石井で晩ご飯のお買い物をしてホテルに戻りました。
(オリーブ、チーズ、生ハムは晩ご飯か?)
とりあえず一段落したので、これからお部屋飲みしよう♪


ボッタルガは、半額でした。
沖縄までお持ち帰り用に購入。
いいなぁ、東京は何でも売っていて。


さくっと那覇まで

昨日はまたまた沖縄県立芸術大学。

PA222464.jpg

左手の建物は、図書館や展示室。
奥が首里城です。

PA222458.jpg

芸術学の公開講座で、「山田真山」。
講義の後、大学収蔵の、真山の下絵を30点ほど見せていただきました。


大学まで車で行かずにバスで行ったのは・・・
そう、帰りに飲むため(笑)。

1軒目の知り合いのバーで「モヒート」を飲んでいたら、
お隣の席の方の趣味は、「ギャラリー巡り」。
東京じゃあそういう方は多いと思うけど、ここは沖縄。
若手に目をつけて収集されている方って、いらっしゃるんですねぇ。
若い頃の日比野克彦や山本容子の作品も持っているって、
そりゃぁ年季が入ってます。

2件目の知り合いのバーで「ジンリッキー」を飲んでいたら、
お隣の席の方に・・・
って話はもういいですよね(笑)。


さっ、台風が来ないうちに、島に戻ろう。


美術館にて半日過ごす

沖縄県立博物館・美術館に、半日いました。

14:00〜15:00 美術館常設展キューレーター・トーク
15:00〜16:00 沖縄県芸術文化祭鑑賞
16:00〜17:00 美術館展示鑑賞ツアーボランティア
17:00〜18:00 博物館「琉球使節、江戸へ行く!」学芸員展示解説
18:30〜20:00 美術館ボランティア育成講座 アーティスト・トーク


つ、疲れました。
各パートに顔を出して、出席を取った感じです。
はい、出席は肝心です。
うちからは遠いので、これくらいまとまっていてくれたほうが助かる。

最後のアーティスト・トークは、
常設展示の周りに椅子を並べて、彫刻家の方のお話を伺いました。
夜の館内で、実際の作品を前に話を聞くのは、すっごい贅沢な空間でしたよ。

特に、彫刻って見方がよくわからないし(苦笑)。
作家の方は、大学を退官された先生で教え上手なので、
ホホ〜、と納得することがいっぱいありました。

昨日も書いたけれど、
通信生としては、
「直接話が聞けて、質問には即レスしてもらえる」
ってのは、なんて贅沢なの〜 って思います。


せめて那覇までもう少し近ければねぇ・・・ とは思いますが、
なるべく時間をやりくりして出かけたいと思います。


<卒論草稿進捗状況>

■本編
 ・表紙 1枚
 ・本文 6400字

■資料編
 ・年表 4枚
 ・インタビュー原稿 7000字

※1字も増えていません(>_<)

バックヤードツアー

たまたま、那覇に用事があったついでに、
今日は、沖縄県立博物館・美術館のバックヤードツアーに参加しました。


P9262305.jpg


今日の沖縄は、すっごい晴れで、最高気温33℃。
真夏並みでしたよ〜。


P9262302.jpg


バックヤードツアーは月1回、しかも土曜日なので今まで参加したことがありません。
しかも当日朝9時申し込み、先着12名のみです。
朝イチに申し込みを済ませて、しかしツアーは、

   ■ 美術館11:00〜11:30
   ■ 博物館14:00〜15:00

う〜む、美術館の時間は、「その間見学していてね」の範疇だけど、
博物館見学の時間までは、皆さんどうするんだろう?

ペンギン、展示はいつも見ているので、
09:00〜11:00は、別の用事を足しに、
美術館と博物館の間は、髪の毛を切りに行きました。

あ、W見学はペンギンだけです、えへへ。

バックヤードの撮影許可は取ったのですが、
ブログに載せるのは、ちょっと違うと思うので、この1枚のみ。


P9262298.jpg


バックヤードの気温23℃、湿度55%。


そういえば、観覧者アンケートで一番多いのが、
「クーラーが効き過ぎです。もう少し省エネとかエコを考えてください」というものだそうです。

もちろん、館内は人間ではなく、
作品に合わせた気温と湿度になっています。

バックヤードツアーは、知っているようで知らないことがいくつもあり、
ほほぅ〜、と感心しきり。
美術館は顔バレなので、大人しく付いてまわり、
博物館は知らん振りして、いろいろ質問してました。

最初は美術館だけのつもりだったのですが、
こんな機会はない、と思って博物館にも参加したら・・・・


島に戻れませんでした。

うっひゃ〜、那覇に余計に1泊。
島に住みながら何かしようと思うと、なかなか大変なのですよ。
ま、好きでやっているので仕方ないです。
オット、ゴメンよ〜。


美味しい本

最近は料理を作る時、わからないレシピはネットで調べてしまいます。
それでも、料理関連の本が好き。

活字だけの本、つまり小説も好きだけど、
眺めて楽しい本も好きだなぁ。

最近、那覇の本屋さんで購入したのはこの2冊。
2冊で5千円超えは、課題や資料の本を多数購入している身には痛いけど、
眺めて幸せな気分になれるから、まぁいいか。


スペインバルブック―food & styleスペインバルブック―food & style
柴田書店

柴田書店 2008-02
売り上げランキング : 164601

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

ページをめくるたびに、またスペインでバルホッピングがしたくなります。
ワンドリンク注文すると自動的にタパスが付いてくるグラナダのバル。
創作的なピンチョスが美味しいバスク地方のバル。

スペインの生ハムは、世界一美味しいとペンギンはおもっちょります。
オリーブオイルも、ワインもうまい。現地でヘレスと呼ぶシェリー酒も。
う〜ん、いかんいかん、本気で行きたくなってきたわ。


tapas(タパス)tapas(タパス)
Josep Barahona Vines

長崎出版 2008-04
売り上げランキング : 213418

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

この本は、本文が日本語・スペイン語表記で、巻末にレシピの英訳が付いています。
「語学の勉強にもなる」
というのが、購入の言い訳(苦笑)。
足し算したレシピと、引き算した写真が良いです。


あ、こういう本は、写真とレイアウトが美しくないと、
どんな内容でも、絶対に買えないよね。
その辺は、美術系のヒトだと思います。


さんかく山のマジルー

ああ、もっと早く書こうと思って、忘れていました(>_<)

「ナビィの恋」、「ホテル・ハイビスカス」などでおなじみ、
中江裕司監督の最新作、「さんかく山のマジルー」

o0249035310207969731.jpg

全国的に、「さんかく山のマジルー」かと思っていたら、
このタイトルは沖縄だけで、
全国的には、真夏の夜の夢で公開しているそうです。
知らなかったよ・・・

omote_3.jpg

タイトルは、「さんかく山のマジルー」のままで、よかぁないですかねぇ?

ロケ地は、ピーナッツ島のちょい向こうの伊是名島。
ペンギン、このさんかく山の周囲で潜ったことがあります。

マジルー役の蔵下穂波ちゃんのお父さんはピーナッツ島出身。
      ※「ホテル・ハイビスカス」のみえこは、こんなに大きくなりました
先週島でも上映会があって、監督や穂波ちゃんが来ていたけれど、
ペンギンは忙しくて行くことが出来ませんでした。

  →伊江島キャラバンの様子 ・・・面白いので見てね

今度那覇に行くときに、桜坂劇場で見てこよう!


東京での上映前に書こうと思っていて、
すっかり、忘れていました。
東京で、「真夏の夜の夢」なんてタイトルの映画、誰も見ないよなぁ・・・


伊江島キャラバンブログの中で、中江監督が書いている言葉に、
ちょっとジンときた、ペンギンです。

  誰もが、蔵下穂波の成長を喜び、彼女を誇りに思い、
  暖かく見守っているようでした。
  穂波の強さの秘密がわかるような気がします。
  いつでもどこでも、見守ってくれる土地があり人がいる者は、
  強く生きることが出来るのでしょう。


ペンギンの秘密

ムサビコムに「はじめまして」をした日に、
ジャスミンさんから頂いたコメントの方の本を昨日読みました。


ペンギン夫婦がつくった石垣島ラー油のはなしペンギン夫婦がつくった石垣島ラー油のはなし

マガジンハウス 2008-08-21
売り上げランキング : 28716

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

偶然図書館で見つけたんですよ。

図書館の本は1回5冊までの貸し出しで全然足りないので、
コペンギンの図書館カードを取り上げて1回10冊。
9冊目まで決まった時に、近くにあったのがこの本。
郷土本のコーナーにありました。

ペンギンも一度、このラー油を頂いたんですが、
うちも自分でコーレーグースやラー油を作っているので、
使ったのはその時きりです。
島トウガラシも庭に植えています。

しかし辺銀さんって自作苗字だったのね。
私はてっきり中国にそんな苗字があるのだと思っていました。
ということがわかった本でした。

課題関連の本ばかり借りていると、
こういうやわらかい本が1冊混ざっていると、ほっとしますね。


沖縄県立博物館・美術館

那覇にいます。


P8310090.jpg


久しぶりに、沖縄県立博物館・美術館に行きました。


企画展 琉球絵画
・コレクションギャラリー
 1.岡本太郎・東松照明写真展「まなざしの向こう側」
 2.「風土と自我〜水が創り出す心象〜」
 3.「沖縄美術の愉しみ」

美術館支援のNPOに所属して、館の展示解説ボランティアをしていたのですが、
いろいろ事情があるようで・・・ 詳しくは語れず・・・ ああ、難しい。


引き続き、

■没後10年、比嘉康雄展(仮)関連講座vol.2
 「比嘉康雄と沖縄」
場所:沖縄県立博物館・美術館 講堂(3F)
日付:7月31日(金)
時間:18:00〜20:30
資料代:500円

プログラム:映画上映「比嘉康雄」比嘉豊光撮影 宮古・狩俣にて(1997年)
シンポジウム「比嘉康雄の現場」コーディネーター:仲里効(映像批評)
パネリスト:東松照明(写真家)、比嘉豊光(写真家)、小橋川共男(写真家)、翁長直樹(県立美術館副館長)

主催:沖縄県立博物館・美術館 比嘉康雄展実行委員会


夜の講座に、卒論テーマの方もいらしていました。
にこやかに、ご挨拶。

しかし、終了後、
「ペンギンさん、東松先生にもご挨拶しておいてね」
「は? はい・・・」

いろんな方に囲まれている東松照明さんを横目に見つつ、知り合いと談笑。

と、卒論テーマの方が、
「僕は帰るけど、ペンギンさんもう東松先生にご挨拶した?」
「いえ、まだですけど・・・」
「ちゃんとご挨拶しなさいよ」

ひぇ〜〜〜、91歳には勝てません。
きょろきょろ周りを見渡したけれど、こんな時に限って仲立ちとなる方はいない。
ペンギン、東松照明さんと名刺交換しましたよ(涙目)。

あ〜、びっくりした。


第4回環太平洋乳首文化学会

月曜日に用事があって沖縄県立芸大に出かけたら、

第4回環太平洋乳首文化学会

というのを芸術資料館でやっていました。
なかなか面白かったのですが、ちょっとびっくりしますよね。


図書館で必要な資料があったので聞くと、
「書庫に入って探してもいいですよ」とのこと。
なんて寛大な・・・と思って差し出された書類にサインすると、
「あれ?先生じゃないんですか。一般の方はダメです」

この年で大学構内にいると、
先生か保護者か掃除のおばさんですよねぇ。
通信学生もなかなかツライ。


大原さん

赤岩さんの日記に書いてらした、
>自分の記憶が正しければ、この旦那さんはムサビで特別講義をしてくださったと思うのですが…情報求む。

という旦那さんは、私の友人漫画家の元担当編集さんではないですか。
友人との共著もあったはず・・・と探したらこれ。


精神科に行こう!―心のカゼは軽ーく治そう (文春文庫PLUS)精神科に行こう!―心のカゼは軽ーく治そう (文春文庫PLUS)
大原 広軌

文藝春秋 2002-11
売り上げランキング : 40766

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


単行本で出版された時に、友人にこの本もらいました。

って、ムサビで特講の情報にはなってませんね。


日記をアップしてからちょっと修正したら、
赤岩さんのところにトラックバックが2回とんでしまいました。
すいません、このブログのシステムに慣れていません・・・ ご容赦を。


藤田嗣治

藤田のある作品について調べたいのだけれど、
そもそも私は藤田についてあまりにも知らない・・・
ってことで読んだ本です。


藤田嗣治「異邦人」の生涯 (講談社文庫)藤田嗣治「異邦人」の生涯 (講談社文庫)
近藤 史人

講談社 2006-01
売り上げランキング : 20571

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


調べたい作品は、藤田のメインストリームの作品じゃないので、
この本での手がかりは何もありませんでしたが、
作家の生涯を俯瞰できたので良しとしましょう。

先は長いなぁ・・・
(この本も長かったけど)


美術館ボランティア

昨日は旧暦5月4日。
私の住むピーナッツ島でも、ハーリーがありました。


ところで、
私の所属している美術館のボランティアNPOが大変な事態に!!
う〜ん、これから先どうなるのか・・・
いろいろ難しいよ。



あれ、Web通信教育にログインできない?!
も、もしや・・・

システムメンテナンス
■利用停止日時:2009年5月28日(木)12:30〜13:30

に当たっちゃったのね。


スペイン語

サボっているスペイン語の勉強を再開しようと、
教材を購入しました。
本棚に山ほどある本はどうするんだってのは・・・無視してください。
カタチから入るタイプなんです。

購入したのはこの本。


Viajeros―東京大学スペイン語教材Viajeros―東京大学スペイン語教材
東京大学教養学部スペイン語部会

東京大学出版会 2008-03-25
売り上げランキング : 199846

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


文法は一通り終わった、って方が読み進めるのによい教材だと思います。
単にスペイン語を学ぶだけでなく、
スペインやラテンアメリカの文化・自然・芸術などの造詣も深まるってワケ。

例えば収められているテキストは、
 ・インカを探して
 ・地球の形を決める−科学者たちの探求
 ・モリスコとアルハミア文献
 ・魔法の食物、ブルゲ
 ・ピカソと闘牛
 ・ドミニカ共和国の野球とことば
などなど27タイトル。


まずは、付属CDをこの間購入したレコーダーにいれること。
ううっ、これがまず面倒くさいよ。
(長年この手のことはムスコに言いつけてやってもらっていたので)


朝の読書

昨日は朝起きたのはいいけれど、ホント、課題をする気になれなく、
本棚を眺めているうちに、この本を読み出しちゃいました。
購入したけれど、あまりに分厚いので本棚待機していたもの。


南米キリスト教美術とコロニアリズム南米キリスト教美術とコロニアリズム
岡田 裕成

名古屋大学出版会 2007-03
売り上げランキング : 387345

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

去年、新美の図書室で見つけ、
もちろん沖縄の図書館にはないので、泣く泣く購入。
だって高いんです。
新品¥6,930- マーケットプレイス¥13,800-
でも、ちゃんとお金を出して読みたい本ってありますよね。
この本も、そんな一冊。

スペイン美術史学と南米文化人類学の専門家が、徹底したフィールドワークを重ね、
南米の植民地美術について論じたもので、写真も多く掲載されています。

実は私、ラテンアメリカ諸国によく行きます。
そのために10年ほど前から、スペイン語も始めました。
(ムサ通入ってから停滞気味。音量子さんのフランス語を見習わなくては)

ムサ通を始めてからは、こういった本をゆっくり読めず、
早く卒業して、自分の勉強をもっとしようと思った次第。


※ ペンギンの見たアンデス高地の教会のひとつは、こんな感じでした。


peru3(2006-09-10)547.jpg


peru2(2006-09-10)299.jpg


洋書70%OFF

おとといのフェリー最終便(16:00)に乗って沖縄本島に行き、
名護の図書館経由で那覇。
21:00閉店だという新しい大型書店に行きました。

しかし都会の人はすぐにこんな書店に行けるのか?!
美術書なんて県立図書館の何倍あるんだろう。
なんかちょっと、ショック!

ゆっくり見る時間はなかったので、
結局やったのは、1時間1本勝負で洋書の大人買い。
だって70%OFFだったのですもの。

こんなのや

The Baroque World of Fernando Botero
The Baroque World of Fernando BoteroJ Sillevis


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

こんなのや

Frida Kahlo
Frida KahloElizabeth Carpenter


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

こんなの

Collins Concise Spanish Dictionary (Dictionary)
Collins Concise Spanish Dictionary (Dictionary)Mike Gonzalez


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

その他多数。

最初、本の集合写真を撮って載せようとしたんですが、
それって、ダメだったのかなと思い、アマゾンにリンクしました。


この後、知人のやっているお店2軒に出席を取りに行きました。
1軒目、沖縄素材をイタリア〜ンで食べさせてくれるお店。
すみません、久々に行ったのにメニューにない前菜オンパレードを作ってもらいました。
出来れば私、メインに行かないで、ずーっと前菜がいいです(笑)。


P4280985.jpg


2軒目ははカウンター5席のバー。
たまには、出席をとらないとね。


昨日は朝のうちに用事を済ませて、
サクっと島に戻って来ました。

今日は良いお天気ですが、風が強い。
風が強いのは、商売上困るんだけどなぁ。


本屋事情

24日、那覇に大型書店がオープンしました。
沖縄って図書館事情もさることながら、本屋事情もかなりキビしい。
専門書が置いてある書店なんて、ほぼなかったですもん。

ネットで簡単に本が手に入るようになる前は、
実家に帰った時なんかに、3万円分ぐらい一気買いして宅配便で送ってました。

ネットで本が買えるようになってからは、
必要な本を検索して注文。
ま、用は足しているんですよ。

でもねー、本屋さんをブラついて、気に入った本を購入。
わくわくして帰りの電車の中で読み出しちゃう。
なんて楽しみを、長い間味わっていません。

大型書店は120万冊の品揃えだそうです。
早く行ってみたいけど、那覇は片道3時間の道のりだもんなぁ。
う〜ん、いつ行けるんだろう。


京都にいた頃、本屋さんでバイトしていました。
まだコンピュータで在庫確認なんて出来なかった時代、
お客さんに聞かれた本を探し出すのは、社員さんより早かったです。
本好きが高じて、本屋のバイトやっていたので。
でも、出版数が今とは比べ物にならないくらい、少なかったしね。

本はバイト1割引、社員2割引だったから、
いつも社員さんの名前で買ってもらってました。
本が2割引で買えるから、バイトやっていたようなもんです。
バイト代安かったし(笑)。


図書館

私の住む島に図書館はありません。
(公民館にちょこっと本はあるけど)

一番近い図書館まで、フェリー+車で1時間(交通費2千円強)。
県立図書館まで、フェリー+車で3時間(交通費5千円強)。
そこまで行ったとしても、専門書や芸術系の本はそんなに揃っていません。

レポートを書く時の資料は、本当に困ります。
頼りになるのは、Amazonの中古書。
交通費と時間のことを考えると、2千円までなら即買い。
それでも1度に数冊となると・・・

たまに他府県の美術館資料室や図書館を覗くと、すっごくうらやましい。
1日中ここで過ごせたらなぁ、と思います。

などと、ボヤいてみても事態は解決しないので、
なんとかやりくりします。ふぅ〜。


沖縄県立博物館・美術館

沖縄県立美術館の話が書きたいのだけど、
正式の館名は上記なので、ややこしい。

えと、昨日は、美術館で下記。
1.年間メンバー更新(博物館・美術館共通)
2.アトミックサンシャインの中へin沖縄
   日本国平和憲法第九条下における戦後美術 を見る
3.ボランティアによるドーセントツアー 参加
4.展示解説ボランティア育成講座 今年度初回 出席
5.ドーセントメンバーの話し合い

2.は、天皇をモチーフにした作品を、県教育委員会と館が教育的見地を理由に展示から除外したことが、物議をかもしだしています。同館の企画展は年6回で、4回が指定管理者企画、2回が県学芸員企画。この展示会は指定管理者が初めて外部インディペンデント・キューレーターを採用したものです。

4.は現代美術について。最近、「現代美術」が私を追い掛け回しています。

5.は、文化支援研究の第一課題まんまの状況。上手い出題例です、はい。


県立美術館まで片道、フェリー+車で3時間。
夜は那覇泊まり。
ボランティアとしては、なかなか負担が大きいです。


現代美術のキーワード100

先日関西に行った時、紀伊国屋梅田店にて、
3年生のミュゼオロジーI でお世話になった暮沢ティーチャーの著書発見。
しかも平積み2ヶ所(美術書コーナー&新書コーナー)。
知ってる方の本が平積みで置いてあると、ムフフと嬉しくなります。


現代美術のキーワード100 (ちくま新書 779)現代美術のキーワード100 (ちくま新書 779)
暮沢 剛巳

筑摩書房 2009-04
売り上げランキング : 4068

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


当然、購入。

近くにあったこちらも購入。
美術館の解説ボランティアのヒントになるかしら。


現代アート、超入門! (集英社新書 484F)現代アート、超入門! (集英社新書 484F)
藤田 令伊

集英社 2009-03-17
売り上げランキング : 10911

Amazonで詳しく見る
by G-Tools



しかし、南の島の自然に囲まれた場所で生活する人間が、
現代アートを必要とするのか。
違和感、接点、共感・・・う〜ん、いろいろ考え中。

兵庫県立美術館

関西にいます。
そう、実は私は関西出身なんです。

今年の卒展イベントの下記対談の中で、
※中島信也(CMディレクター)×今井良朗(芸術文化学科主任教授)
「昔はムサビに関西出身者は多かったけれど、最近は少ない」
という話題が出て来ました。

通信も、関西に美大通信がふたつあるので、
やはり関西人は、少ないかもしれないですね。


P4100596.jpg

昨日は、飛行機が神戸空港に着いたので、
まず、兵庫県立美術館に初行きました。(初めて)

名古屋〜東京をまわった『20世紀のはじまり ピカソとクレーの生きた時代展』の初日でした。名古屋・東京では、見る機会がなかったので、ちょうど良かったです。
この展覧会は、デュッセルドルフにあるノルトライン=ヴェストファーレン州立美術館の改装中に貸し出されている作品だったんですね。

コレクション展は、『風景画に親しむ』。
常設展にテーマを持たせて年何回か展示替えする、っていうのは最近多いのかしら。
博物館実習の通信課題の参考になります。

明日は京都に移動します。
京都での出来事は、また報告しますね。