カテゴリー:本

金星特急!

12/8発売の『金星特急7巻(完結)』をようやっとゲットしました。
んもう〜〜〜〜ちょう待ってた!待ってたほんとに!!!!!
土曜日よっぽど午後早く帰って買いに行こうかと思ったんだけど、
今日都心まで出る用事があったので我慢しました。

またかよしつこいなって思われるでしょうが、
わたしはこの本を何度だってごり押しするぞ。

途中から続きが早く読みたいあまり雑誌で連載を追っていたんですが、
文庫化するにあたり大幅に加筆修正され、
高山しのぶ先生の挿絵も増えているみたいなのでもう非常に楽しみです。
明日からの電車のおともだ!
でも電車だけでは足りなくて睡眠時間削って読む姿が容易に想像できるな……

そうそう、途中で投げてた伊藤ケイカクのハーモニー読了しました。
最初の数十ページでミァハの中二病やべえ……と思って投げてたんだった。
これはまた別エントリ書きます。

それにしても、偶然なのかそういうものを選び取っているのかわからないんですが、
最近読んだり見たりしたものになんか妙な共通点があるのはなんでだろう。
ハーモニーにおけるWatch Meシステムは
ノイタミナのサイコパスにおける色相やドミネーターと似ているし、
ハーモニーの作中でウェルテル効果、っていうのが出てくるんですけど、
それもどこかで聞いたことあるなあと思ったら映画悪の教典だった。
ウェルテルについては前に色彩学の本でも読んだことがあるなあ。

at 20:34 | Category : | Comments (0) | Trackbacks (0)

本三冊

部屋の整理をしていたら、啓文堂さんの美大フェアの小冊子が出てきた。
手羽さんのこのエントリで紹介されているフェアです。

さて、そのリーフレットをぱらぱら〜っとめくって、
今だったらどんな本を選ぶだろうなあ、とふと考えてみたりもして。
漫画はだめって言われたり、冊数の縛りがあったりなんかもしたなあ、と思い返している。
そういうわけで、三冊選んでみたよ。

一冊目。
最近読んだ小説の中で、文句無しに面白い!という観点で選ぶならもう、ダンゼン、

金星特急』嬉野君 著/高山しのぶ 挿絵

を挙げたい。これね、もうほんとね、すごいんだよ。
何がすごいって読み進めたら最後、続きが気になってしかたなくて睡眠時間削ってでも読みたくなる。
12/8ごろに最終巻が出ます。わたしは早く続きが知りたいがために本誌買いましたけども!!!!
なのでもう結末は知っているんですが!!!
でも加筆部分がたくさんあると聞いているのでめっちゃ楽しみにしています。

二冊目。
『モノ』として美しい本という観点で挙げたいとおもう。

ルバイヤート―中世ペルシアで生まれた四行詩集オマル ハイヤーム 著/ロナルド バルフォア イラスト

と、

岸部露伴 ルーブルへ行く』荒木飛呂彦 著

の二冊を推したいと思う。この二冊は中身はさることながら、装丁もものすごく美しい。
どちらもデザインの方向性は違うのだけど。
ので、なんだろうな、眺めているだけで楽しい本です。

三冊目は買って良かったと思う本という観点で。
これには、

新明解国語辞典 第七版

を挙げたい。えっ、辞書!? って感じですがこれめっちゃ面白いです。
少し引用しますが、『馬鹿』という言葉の解説には
「女性が、相手を甘えた態度で非難して言う言葉」
とありますし、『スパンコール』には本来の意味に付け加えて
『ストリッパーの乳首かぶせ。(銀紙を張り付けたもの)』
とあります。やばい。また、最も有名な例だろうと思う『恋愛』の解説は、
『特定の異性に対して他の全てを犠牲にしても悔い無いと思い込むような愛情をいだき、
常に相手のことを思っては、二人だけでいたい、二人だけの世界を分かち合いたいと願い、
それがかなえられたと言っては喜び、ちょっとでも疑念が生じれば不安になるといった状態に身を置くこと』
とあります。ずいぶんとばしてます。
この辞書を買ったおかげで辞書を引くのが楽しくなりました。そりゃもう。
引いた言葉にマーカーで印を付けて楽しんでます。そういう意味で、買って良かったなあと思う本です。

以上!

at 13:09 | Category : | Comments (1) | Trackbacks (0)

見そびれた

ズムサタ昨日まで覚えてたのに結局見逃しました\(^o^)/

こんなことなら録画予約しておけばよかったね………
どんな感じでむさび紹介されてたんだろうなあ。

休みの間は打ち上げやったり脱出ゲーム行ったり部屋の片付けしたりしてました。
まだ汚部屋の域を出られてないんですが。あとは積読本をちょっと消化したり。

そうそう、少し前に話題になって手に入らないくらい品薄になってた
「式の前日」という漫画があったんですが、在庫が復活してたので買いました。
前評判でハードル爆上げされててどうなのかな〜と思ってたんですけど、
本当に、コミックス一冊目の新人さんとは思えない。
一度読んで、それから何ヶ月か時間をあけて
ふと思い出したときにもう一度読む、みたいな読み方したい本だなあ。

積読ありすぎて何から手を付けようかな〜ってところなんですが、
三島由紀夫の豊饒の海からいこうとおもいます。
他にも後宮小説とかぶらんこのりとか小川未明童話集に童話物語がいま積読。
たのしい(^o^) あと学校の図書館で借りて読破してるんですが、
海の都の物語の文庫版が図版とか文章が増えてるっぽいので買い揃えたいです。

at 21:00 | Category : | Comments (0) | Trackbacks (0)

最近読了したもの

「これは王国のかぎ」と「世界史をつくった海賊」という本を読了しました。

前者はさくっと読める児童書。
アラビアンナイトをモチーフにしたおはなしです。
なんというか、賛否両論というか、消化不足という意見もあるんだろうなと思いつつ、
私はあの終わり方しかなかったんじゃないかなあと思います。
書くべきことをすべて書けばお話は電池の切れたようにすっと終わるって
誰かが言ってたんですがまさにそれ。
後日談としてハールーンの冒険とか、ラシードたちがどうなったのかとか、
ひろみがどうなったのかとか、挙げればきりがないんですけど
それは読者の人が自由に想像してねってことなんだろうなと受け取った。
書いたら別の話になっちゃうもんな。

後者の海賊は新書ですね。これも読みやすい。
海賊というよりは海賊を切り口にした大英帝国成立までの流れって感じかも。
一章それぞれが、それだけで本一冊かけるような題材なのでどうしても
ダイジェストって感じにはなってるんですが、
とても読みやすい文体なので入門にはよかったなーと思います。
ここから興味のあることを拾って、広げていくきっかけにする本って感じでした。
あともう一冊、「海賊の掟」っていう本も読んでたんですが全部は目を通していないので割愛。
こっちは海賊の掟っていうから大航海時代とか帆船とか、
あのあたりを取り上げてくれてるのかと思いきやけっこう違ってた。
今はレパントの海戦読み進めてます。

そうそう、あとね、ジョジョ展いってきたんですよ、六本木の!
も〜〜〜〜〜原画めっちゃ美しかったです大興奮。
やばい………おおおやばい………友達と一緒に行ったんですが
かっこいいよおおおしか言ってなかった。隣でうるさくしてごめんよ〜!
4部までしか読んでないのでぜんぶ読破してからもっかい行きたい。ほんとにな〜〜〜もうな〜〜〜

at 11:28 | Category : | Comments (2) | Trackbacks (0)

読了したよ

プラネタリウムのふたご読了しました。
いやはや、作中の時間の流れ方がとても素敵な作品だなあとおもいました。

さて、次はアラブが見た十字軍いきます。
それから船舶と航海関連の知識を入れたくて、
「大帆船」っていう図説買って、あと三冊ほど地元の図書館で新書を借りたのでそれも早いうちに読みたい。
地元の図書館ねえ、改修工事に入って予約した本の貸し出しと返却だけになっちゃったんですねー。
図書館の書架のあいだを徘徊するの好きなんでちと悲しい。
よくわからないジャンルの書架も歩いてるだけでわからないなりにけっこう楽しいだけに。

船舶、1800年代イギリスですらけっこう悲惨な感じっぽかったんですけど、
ほしいのは1500年代とかそのあたりのイスラム圏の記述なんだよなあ。
どんなかんじだったんだろう。
西洋がイスラム圏に文化/技術的に追いついたのって何年代なのかな。
うーん?? イスラム圏の航海術って西洋と比べて発展してたのかどうなのか。
どの資料あたればいいんだろうなあ。わからないなー。

at 20:16 | Category : | Comments (0) | Trackbacks (0)

兄貴とプランクトン

最近は「プラネタリウムのふたご」という本を読んでいます。
作中の時間が、穏やかにさらさらと流れていくような本だなあと思います。
お涙頂戴展開では決してないんですが、なーんだか読んでると不意に泣きそうになることがある。
読み進めている、っていう感覚があまりなくて、気がついたらページの残り3分の1くらいになっていた。
どういう結末を迎えるのだろうな。

あとは、文字ものだと
「物語 中東の歴史」「アラブから見た十字軍」
を買いました。プラネタリウムのふたごが終わったら読むつもり。
積読してる塩野先生のレパントの海戦も合わせて。
それから紀伊國屋のほんのまくらフェアで買った小川未明童話集とかもはやく手を付けたい。
金星特急はこのあいだ本誌で完結してしまったけれど、
知り合いにその作者さんの本たくさん借りたのでまだまだ読むものたくさんある。嬉しいなあ。
なんというか、話を引っ張っていく牽引力がほんとうに物凄い。
あんなに続きが読みたくて必死にページをめくった本はないし、
あんなに終わってほしくないと思ったお話もないな。


そうそう、今日親と話してて思ったんですが、
やっぱりあれかもしれない、立体物作るの好きなんですが(ただし上手くはない)、
本来の性分的には書物の海に沈んで参考資料読み漁ってさ、
論文書いてる方が合ってるのかもなって思いました。
最近薄々感じてたんだけどね。あんた一般大学通ってた方が、
課題では苦労しなかっただろうねって言われたよ。うん、私もそう思うの正直。
(かといって立体造形の勉強をしたことが無駄になったわけではなく、きちんと糧になっているとは思う)
(それと、他の大学を軽視しているわけではないのです。どちらが偉いという話ではない)

……とね、卒制を前にしてね、もう半分泣きたい気持ちでいるんですけど、
ああでも、4年間の集大成、社会へ発信する第一歩とか言われたってね、
何やればいいっちゅうねん。っていうきもちでさ。
せめて足をひっぱらないものをつくりたいのだけれど。

一人の部屋で、神妙な面持ちをしながら、真顔で、「せつないきもち」とつぶやく日々です。


だから言わんこっちゃない

弟が8/12の有明に始発で遊びに行ったのだけれど、
(分かる人にはわかるアレです)
かっぱさえ貫通してしまうようなゴリラゲイ雨のなか
熱気と湿気と人ごみがはんぱないところに並び、
その後ふらふらになって帰ってきたと思ったら
エアコンの効きすぎたバイト先に出勤しましてだな。
今日は風邪をひいて寝込んでいます。
ばかめ〜〜だから言わんこっちゃないー!
やはりあれは一種のエクストリームスポーツなのだろうな。
まあいい思い出にはなったんじゃないかと思います。

わたしはと言うと、ハロプロのサマーコンサート行ったり
新宿紀伊國屋にほんのまくらフェア見に行ってました。
小説の冒頭だけで本を買ってみませんか?という催事でございます。
かなり売り切れていて、残っていたのは20種もなかったように記憶しているのですが
その中でもティンときたものを三冊ほど買い込みました。
家に帰って正体を確認してみたところ、普段だったら見落としてしまうがゆえ
まず手に取らないような本たちばかりで、(しかし内容は好みそうなものばかり)面白いなあとおもいました。
普段は装丁やタイトル、あるいは作家などでその本を買うかどうか判断していると思うのですが
そういった情報を遮断された状態で本を買うというのはなかなかスリリングでございます。
文章の持つ力や存在感が押し出されたような企画だったなあ。
9/16まで延長するみたいなので気になる人はぜひ。

ところでね、前についったでいちまんえんを握りしめて
本屋で本を買い漁るオフ会とかあったら楽しそうだねっていう
RTが回ってきたことがあるんですけどそれほんとやってみたい。
池袋ジュンク堂あたりで制限時間つけて本を買い漁ってさ、
その後は居酒屋かカラオケかどこかの個室で戦利品の報告会するの。たのしそうだなあ〜〜〜〜〜

今週末は関西へ旅行なのでそろそろ電車調べたり荷作りしないとなあ。

さくさく

最近、電車でレイ・ブラッドベリの短編集「瞬きよりも速く」を読んでます。

ところで私は翻訳文学があんまり得意じゃなくて、
今まで挫折した本の中で翻訳物が占める割合がけっこう高い。
おそらく文体が好きじゃないのと、文化圏が違うゆえ作者が言外に伝えようとしていることを
読み取るのが難しいからなんじゃないかなあ、と、おもったり。どうなんだろなあ。
(いや、日本語でも読み取れてるかどうかは怪しいところなんだけど)

しかしながら、あの本はなんだかさくさく読める。
最初はやっぱり翻訳って感じの文章だー´・ω・`違和感 読むのやめちゃおっかなー
と思いながら読んでたんですがそのうち気にならなくなりました。
たぶん一話一話が短いから読めてるんだろうなと。
そんで気がついたらけっこうくせになってる。玉手箱みたいな本だなあ。
表題の「瞬きより速く」が好きだった。
あと地下に棲む蜘蛛のはなし(フィネガン)が好きだった、扉の蒐集家か〜

あと最近小説は屍鬼全5巻を読破しました。いやはや……読んだ後に呆然とするお話だった。
ブラッドベリ読み終わったら今度はこないだ買った
「プラネタリウムのふたご」を読む予定でーす。
それ終わったら今度はブラッドベリの火星の年代記いきたい!
あとこの課題が終わったら岩手に研修旅行へ行くので、
賢治の銀河鉄道くらいは予習しておきたい。買ってちょっと読んで放置してる。
げへへ、読みたい本がたくさんあるって幸せだなあ

at 00:41 | Category : | Comments (2) | Trackbacks (0)

\(^o^)/

クラフト講評おわった\(^o^)/
終わったではなくどちらかというと\(^o^)/オワタの方です……明日は専攻講評です。
(工デのクラフト系は三年の第二期?からクラフトの全体講評と専攻講評で2回講評するのです)
なんかもう、昨日すごくすごくクラフト講評行きたくなくて
びゃーー!!!! ってなってたんですが一周回ってなんかよくわかんないけど清々しい気分です。

つくづくデザインすることが苦手なんだなあと思います…
デザイン科なのに何言ってんだよって話なんですがほんとに苦手なんですね。。
作業に入ってしまえば楽しいんだけどなー ううむ
この苦手意識払拭できないかな。

そういや最近けっこうな額のポイントが入ったのでまた本をもさっと買いました。
チェーザレ5、乱と灰色の世界1、乙嫁語り1、ナナとカオル4の四冊〜
あとBuzyのベストアルバムも。
チェーザレはついにカテリーナ・スフォルツァの名前出てきてオラわくわくすっぞ状態。

本といえば「金星特急」という小説を追ってるんですけどね、もう面白くて。
これ→金星特急(アマゾンに飛びます)

続き気になりすぎて本誌を追うようになってしまったよ。
基本的には文庫本を待つ方なので小説の本誌を追うって今まで一度もやったことないんです。
というか小説よりよく買う漫画もそう。本誌を追うことってあんまりないんですが。
挿絵は高山しのぶ先生が描かれてるんですがこちらは知ってる方も多いんじゃないかなあ。

文章がわかりやすいのでさくっと読めるんですが、
一巻のとあるキャラの台詞が5巻の伏線になってたり
登場人物がみんな何か抱えてたり、いやーーーもうおもしろいんですよねほんとに。
8/10発売の本誌で完結です。さびしい´・ω・` でも続きが気になるから早く読みたいジレンマ。
いや、もうほんとこれ読んだことない人はこれを初めて読む楽しみがまだ残ってて羨ましい!
って思いますほんとに。
語れっていわれたらエントリいくつも費やせるけども、
それは完結したときに取っておこうと思います。
本の感想書きまくっていいよっていわれたらそればかりのブログになってしまうのでー。

それから最近の通学のおともにしているのが
「色で読む中世ヨーロッパ」という本でして。これも読み物として面白いです。
この知識を頭に入れたら歴史書とか映画とか絵画とかまた違った見方が発見できそうなかんじ。

【お題】私のオススメ本

というわけで!解禁されたので!オススメ本のこと書くね!!!
フライングしてるけど…さーせんっした…

トップバッターはこの本。
赤の染料「コチニール」に関する本ですね。世界史がある程度わかってると
もっと面白く読めるんじゃないかと思うよ。
ある程度、といってもこれをおすすめしてる某だってだいぶあやふやな知識だし
それくらいでも全然大丈夫だと思う〜

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にしてもね、染料ひとつにもこーーーんなにいろいろなドラマがあるって思ってなかった。
あとはこの本を読んでいて印象的だったのはメアリ
(どっちのメアリだったかちょっとうろ覚えなんだけど、
 うぃき先生にスコットランド女王の方のメアリの最期は処刑されたって書いてあったので
 たぶんそっちだと思う……ううん)
の処刑のシーン。もちろん小説ではないからそういう描写をしているわけではないし、
染料の話に関連して触れているだけなんだけどすごく印象的だったんだ。

当時はまだギロチンも開発されていなかったし、たぶん処刑の際には死刑執行人がいたはずで。
髪をまとめたメアリが処刑台に登り、真っ黒な外套を静かに脱ぎ捨てる。
そして彼女が外套の下に着ていたのは、目を見張るような深紅のローブ。
その情景を想像するとウワーーーーー!!!ってね…なったのね…

黒と赤の対比もそうだけど、当時の英国のことを考えると、あくまで私の想像だし、
間違ってるかもしれないけど、アルマダの海戦の前だったことを考えると、
英国は一流国にのし上がる前だったろうし、
当時のフランスとかあのへんの大国ほど裕福な人は多くなかっただろうなって。
てことは、処刑を見に来た人々の着てる服だって鮮やかな色(を着れるのはお金持ちだけだった)を
着ていた人はたぶんそんなにいなかったんじゃないかって思うわけでして。
そういう色彩の中の、燃えるような赤ですよ…

当時の人々はそれをどう感じ取ったんだろう?
キリストの流した血なのかな。それとも、娼婦の色かな。あるいはもっと別の何かかもしれないし。
中世はウェディングドレスは赤だったようだし、もしかしたら神の御元へ、という意味さえ
あったのかもしれない。わからないよ、私の妄想だけどね!!!
この本にも書いてあるけれど、赤ほどその時代によって意味の変わる色もない、って。

ってここまで書いといてうぃき先生読んだら処刑はお城のホールの中で行われたって
記述があって\(^o^)/やっちまった〜 って感じです
そうか…民衆…いなかったのね…どうなんだろう…

エリザベス一世に関しては自分の純白のドレスを際立たせるため
侍女の服をすべて赤で統一していたとかそういう話もあるみたいです。
それと、「エリザベスゴールデンエイジ」っていうエリザベスの映画があるんですけども。
あの映画のポスター?パッケージでエリザベスは白ではなく赤を着てるんですよね。
私は英国と結婚した、だから国が私の夫である
みたいな台詞もあるくらいだし純潔を示すなら白を着てもいいのではないかと思うのだけれど、
そこであえて赤を着たのはなんでなんだろう。
赤のコチニール染料を独占していたのはスペインだし、
彼女が赤を身につけたのは絶対にスペインより大国になってやるって
決意の表れだったの…かな、もしかしたら
 
なんて あれこれ 想像をふくらまして勝手に面白がってるわけです、わたしは

なんにせよ   


妄想乙!!!!!!!!!

って感じですまない…

エリザベスの映画、高校生のときに見たきりだから
今みるとまた別の発見があっておもしろいのだろうなー。


動作を探す

今日は午前中にミネラルフェア行ってました。
いま、金工は金曜まではデザインを考える時間なので午前中が
フリーといえばフリーなんです。なので行ってきたよ。
今年は紫水晶と藍銅鉱とローマングラス買ってきました〜わっほいわっほい
本物なのかどうかはよくわからないのだけど、(完全に勉強不足)
写真に撮って綺麗ならそれでいいかなーと。う、うん…
しかしだよ、小さなカポジョンの詰め合わせが売ってて、
お店のおじさんに石の種類と値段が分かれば
すっごいお得なセットもあるよと言われたけれど全然分からなくて手が出なかったんだ。
ううう悔しい〜〜〜〜´・ω・` 

今やっている課題は前期の最後にクラフト全体で合同講評に出します。
なんかね…ついにきたか、って感じ。合同講評。うおー…
今から芸祭にかけてがおそらくいちばん課題に集中できる時期だからがんばってね、って。

そういえば前の課題はなんというかキャラクターもののピンズみたいなの作ったんですが、
(指輪とブローチと石留めペンダントの課題だったのです)
ほんとにこれ講評にだしていいのかなあ、って思ったり、
こういうのは芸祭でやりなよって言われるかもしないなって思ったりしたんですけど
なんかウケはとれたからいいかな、って。
たぶんおうきゃんか芸祭かの課題展示にも出すと思うので見かけたら、あ、これかーって
笑ってもらえるととても嬉しい。一発でわかると思うので…
できれば芸祭で同じようなの作って売ろうかなーって思ってます。

それにしてもなかなかオリオン書房さん行こうと思っても行けない…
中央線ぞいで立川行くぐらいだったら帰るのが楽な吉祥寺行っちゃうからな…うーん。
今まで立川行ったのって2回とかそんなもんだし。
ああでも今週中には行きたい。まずはオリオンさんがどこにあるのか調べる作業から…
あ、そうそう。某が選んだ本ね。続きからちょっとこういうつながりかたしてるよっていうのを
書いておきます。

なんだろな。
美術史歴史ものに関しては、つながりのキーワードはたぶん「赤」なんじゃないかと思います。
もっと言うなら、ティツィアーノのカール5世騎馬像かしら。
あのねあのね。ある程度世界史の流れが頭に入っているなら赤の本はおどろくほど面白いよ。
いやほんとまじで! 赤の染料にはものすっごいドラマがあるのね…

あと色の知識がつくと絵画を見るのが楽しくなる。これは間違いなく。
染料の本読んだ前後でハプスブルクの名画の本を読み返しビフォアフするといろんな発見があるよ!

例えばそのカール5世騎馬像だけれど。この人はルネサンス期の少しあとに出てきた人ですよね。
塩野七生さんの本によれば、幼少期にとらわれのチェーザレボルジアと同じ建物で
生活してたこともあるみたいです。接触があったかどうかはわからないけれど。
ルネサンスの申し子チェーザレと、その後の時代を作ったカール5世。
これってすごい取り合わせだと思う、まさに時代の移り変わりを象徴しているような。

カール5世騎馬像は黒を基調として随所に赤をあしらった服装ですね。
服装の流行も、ルネサンスの華やかな色調からスペイン風の黒と赤に変わったらしいです。
一概にスペインが支配したから、じゃなくてたぶん宗教改革とか色々な要因があるのだろうけど。
ほんと…色彩さえも180度変わってしまうのだな、って。

今日はこれくらいにとどめておこうと思います。
おやすみなさいー

二ヶ月早い夏のおもいで

多摩湖のときの日焼けあとが皮むけてきました。
しばらくぶりです。某です。図書館よりこんにちは。
夏のおもいで二ヶ月早かったね…これ普通は八月の後半だもんね…ふふ。

昨日は今までやってた六週間課題、ジュエリーの講評でした。
いやはや、長かったようなあっというまだったような…
四月から始めた課題も、気がつけばもう六月。
夏休みなんてあっというまに来てしまうのだろうな。

なんだか、やっぱりデザインするのは苦手だなあと思ったんですけど、
素材に触れるのは好きだなって思いました。
やっぱり、もっと素材と仲良しになりたい。
金属ももちろんそうだし、あと今回の課題はすこし樹脂も使ったので樹脂ももっと扱えるように…なりたい。
それにしても、デザインに苦手意識もってるのは、場数踏んでないからなような気もする。
うーん。もっとデザインすることの鍛錬をつまなきゃだめなんだろうなー…

今回の課題をやってみて、例えばワックスをキャストに出したらこんな風に仕上がるとか、
そういうことが少しでもわかったのは大きな収穫だったのかな、と思います。
ジュエリーの課題、デザインには苦しんだけど作業自体はたのしかった!
このジュエリー制作の経験はきっと芸祭の制作にも活かせると思うからがんばろ。
印刷系のものとか、あとはパーツを組み合わせて作るような
比較的量産できるような雑貨をメインにしつつ一点ものの制作も平行してできるのが理想かな。

もうね、今から夏休みの予定つまりすぎてて旅行に制作にバイトに馬車馬するしかないのが
目に見えてて楽しみなような怖いような!
サークルとか研修旅行とかあと里帰りも含めると旅行4回?くらい行くことになりそうで。お金が…


昨日は課題の仕上げのために朝4:30に起床し、講評のあと五限まで講義に出てそのあと打ち上げだったので
力尽きてエントリ書けなかったんですがムサビの日でしたね!!!!
そんでオリオン書房さんの美大フェアもはじまりましたね…
というわけで続きから何の本を選んだのか書いておきます。
次のエントリからは本の紹介しようかなと思いますー
おもくそ本のネタバレになっちゃうけど、この本とこの本のここが
こうやってつながるからこういうことが見えてきて面白いんだよ!
っていう紹介をね…したいのです…本語りしたーいの!

というわけで本のリスト!

「ブックデザイン ミルキィ流」
「完璧な赤 欲望の色をめぐる帝国と密偵と大航海の物語」
「名画で読み解く ハプスブルク家12の物語」
「物語イタリアの歴史 解体から統一まで」
「ヴェネツィア 水の迷宮の夢」

の五冊です〜

素材感と本

さて。昨日は本の紹介しようと思って寝てしまった。
久しぶりに12時に寝たので今日は朝の目覚めがすっきりだった。
やっぱりちゃんと寝なきゃ駄目だね…最近2時とかだったけどそれじゃ駄目だね…!

でさ!!!!!すごいどうでもいいことにきづいちゃったんだけどさ!!!!!

本の紹介するのにアマゾンのリンク貼りたいけどアフリエイトの設定
忘れたちゃったから復習しようと思って手羽さんのブログマニュアルの記事読んでたらさ〜〜

おっさんの妖精ここにいるじゃん!!!!!!!

某所のアンケートのおっさんの妖精は…まさか…いや…いやいやいや…どうなんだろうね!妖精さん…

…よし、ではさっそく本の紹介いこう。紹介しきれなかった本いっぱいあるの。
それだけで一週間分のエントリのネタになるくらいには。
今日紹介するのはこれ。

海の都の物語〈1〉―ヴェネツィア共和国の一千年 (新潮文庫)海の都の物語〈1〉―ヴェネツィア共和国の一千年 (新潮文庫)
塩野 七生

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タイトルの通り、ヴェネツィア共和国の本です。私が最初に読んだイタリア史の本がこれでした。
これがきっかけでイタリアをはじめとする西洋史を勉強しようって気になったんだなあ。

歴史書って言うと、けっこう硬い文章で読みづらいなーと思うものも多いのだけど、
この本は物語調で書かれてるからすごく読みやすかった。
まあでも歴史書の硬い文章も、知りたいことがあってもりもり文献漁ってるような時は何の苦もなく読めるんだけども。
しかしながらしょっぱなからそういうの読もうとするとけっこうくじけるので、(経験談)
最初は読みやすいのから徐々に慣らしてくと…いいんじゃないかなって。

イタリアの一都市国家に過ぎない、それも国土の小さな小さなヴェネツィアが
なぜ1000年の長きにわたって繁栄を続けることが出来たか。
それがこの本に書かれているんじゃないかなあ、と。思うのね。
千年も続いた国って歴史を探してみてもあんまりない。
ヨーロッパの国々だって、千年続いた王朝ってほぼないじゃない。ね。

イタリア史の中でも、たとえばフィレンツェとか歴史の派手な都市はたくさんある。
メディチ家とかボルジア家とか、あるいはエステ家とかサヴォイア家とか
おもしろいなーと思う○○家っていっぱいあるんだけど、ヴェネツィアの歴史には
そういう○○家っていうのはあんまり表立って出てこないんだよね。それがまた面白いところ。
ヴェネツィアは小さいからこそ○○家、じゃなくて『ヴェネツィア』として行動してる。
この本を読んで、ヴェネツィアって小さいけれどすごくしたたかな国だなあって思った。
だってさ。国家が海と結婚してるんだよ? すごくない?すごいよね!
それに一都市国家がオスマン帝国と渡り合うって…すごいと思うんだよね…
ヨーロッパ中に恐れられたオスマン帝国とだよ…

あと、ヴェネツィアというとヴェネツィアングラス、特にレースグラスとか
編みレースとかの手工業も有名だと思うんだけどそれがおこったきっかけとか。
染色のことも少し書かれてたっけな。どうだろう。別の本と混同してるかも。どうだっけなあ…

あ、染色のことは美大フェアでお薦めした本にもっと詳しいのがあるので、
そっちの紹介はフェアが始まってからしようかと思ってます。
いろんな歴史書読んで思ったけど、歴史書は読めば読むほど知識が蓄積してくから
どんどん面白くなってくんだよね。それでもっともっと読みたい、になるんだよなあ。
だから硬い文章の歴史書も読めるようになってくる。
最初はちんぷんかんぷんだったことが、新たな知識を入れたことでわかるようになる。
その、パズルのピースをひとつひとつはめてゆく感じがたまらなく好きなんだ。

そういう意味で、美大フェアでおすすめした何冊かの本は
まとめて読むとピースがはまるであろう本をおすすめしておきました。歴史/美術書三冊かな。
ちなみにこの海の都の物語もその三冊と合わせて読むとばっちりピースはまるよ。
はあ〜〜〜講評怖いけど本のネタバレしたいから早く6/3にならないかな!




ところで!

雑貨屋さんのフライヤーの紙と印刷方法を考えるのが楽しすぎてやばい。
まだコンセプトとかつめてないし、そもそも雑貨模擬で出展できることが決定したわけじゃないから
なんともいえないのだけれども。コンペ通りますように。
雑貨模擬はやっぱり工デの企画が多いのかなって思うけどどうなんだろう。全然様子がわからん。

あの紙にこういう刷り方したらどうだろう、とかこういう加工は?とか
考えるのめっちゃ楽しい…オホホホ
そうやって挙げた候補の中から予算的にいけそうなものにしぼっていくのかな、と。
今のところはLKカラーとか面白いんじゃないかなって話になっているけれどさてどうだろうなあ。
表と裏の素材感の違いを活かせないかな〜、って。

o< ・ω・ >oぴろーん   o ))・ω・(( oパッ

いろいろつんでる。読まなきゃいけない本を。
某です。

というのも、例のオリオン書房さんの企画の本、
一冊読み途中だけど途中の時点でおもしろいからいいよね!っておすすめしてしまった本が一冊あるのと。
あとイギリス児童文学の課題でアリスを読まなくちゃいけなくて。とりあえず急ぎで読まなきゃいけないのはその二冊なんだけど
他にも買ったはいいけどそのままにしてる歴史書が何冊もあってだな…つんでる。つみほんいっぱい!
はあ〜 本気出して読めば一日一冊ペースでいけるんだろうな。けどそれはちょっと勿体ないからやりたくないのである。
あと友達が禁書シリーズが11巻あたりになると鬼のように面白くなるから早く読め読めって。まだ6巻読んでるところだよぉ
最近は禁書をもっと楽しく読むためちょっとキリスト教関連の勉強もしはじめました。
これ以上手をのばしてどうするんだよわたし…
でも背景知識をつけて考察しながら物語を読むことの面白さを覚えてしまったからやめられないんだろうな〜

ところでアリスを読んでるとどことなく物悲しい気分になるのはなんでだろう。
別に悲しいおはなしではないはずなんだけどなあ。
なんか、ルイスキャロルの生い立ちとかを講義で習って、
あとアリス大好きな友達に散々色々吹き込まれたこともあって。なんだかなんだか、うん。
ゴールデンアフターヌーンの序文が載っている文庫版を購入したのだけれども。
ああ、ルイスはアリスのことが本当に大好きだったんだなあ、っておもいました。まる。
ドードー鳥のルイスなあ……

ほんと、こうやって勉強できる環境があるのはありがたいなあ。勉強ってたのしいよね。
っていうと優等生的な言葉にきこえるのかもしれないけど、
別に某は優等生ではない。です。宿題をちゃんとやったためしがないし。
自分の知りたいこととか興味のあることを自由に調べたり勉強したり、
あるいは考察したりする時間ってたぶん貴重なんだろうなって。

あ、あともうすぐことしも国際バラとガーデニングショウの時期ですね。
たのしみたのしみ。ことしはちゃんと前売り買って行きたい所存。

では!


吉祥寺に行ってきまして

なんとなーくふらっとチャリを30分ほどこいで吉祥寺に散歩しにいってきた。
スノーボードのハーフパイプの結果をしっかり見届けてから出かけたので
ほんと何しにいくのかわからないレベルの外出。笑

そうそう、ブックフェアみてきました。
いっぱい並んでてみんなこういう本読んでるのかあ〜と。
そういや私が選んだ本はもうネタバレしちゃうけど一冊は漱石のこころなんです。
誰かとかぶってるかと思いきやかぶってなかった。
ふたを開けてみたらみなさんけっこうフリーダムな本の選びをしてて面白いなあ。
人文書のコーナーだから小説を選ばなきゃいけないのかなあ、と思って
小説を選んだんですが案外そうじゃなくてもよかったっぽいっていうね。。。
なんか私の選書わりと正統派(?)なんじゃないかなと思わないでもないようなー
画集とかムック本とか選んでいいってわかってたならもう少し違う本の選びをしてたかも。
まあそれはいいや。

明日、いや今日か、は工デの試験ですね。
受験生カンパーレ!

そんな受験生に、息抜きでおすすめしたいのがこの一冊。

あの頃ぼくらはアホでした (集英社文庫)あの頃ぼくらはアホでした (集英社文庫)

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東野圭吾さんは知ってると思うんだ。直木賞作家だし。
容疑者Xの献身とか白夜行とか有名な作品いっぱいあるから。流星の絆もだっけ。
でもこれ読んだことある人は上の作品達に比べたらあんまりいないんじゃないかなあ、なんて。
いや、読んでる人は読んでると思うんだけれども。うん。まあ。
とにかく面白い。笑うから電車の中で読めない。笑
アホでしたとタイトルにあるけどほんとにアホなんだもん、いい意味で!
読んでるとなんだか元気になれるし楽しい気分になれると思います。
作家・東野圭吾のルーツも見え隠れしてるような。そんな本。





本の紹介かあ…

本の紹介企画があるらしいですね。
楽しみだなあ、他のライターさんはどんな本をお薦めするんだろ。

それにしても物としての本が好きだし(そりゃもう心の底から!)
わりと本は読んでる方だと思うんですが(最近読めてないけど…)
本当に好きな本って実はそんなにないんだ。
売ったりいろいろして、今私の本棚に残っている本達の中で
本当に心の底から好きな本はもしかしたら一冊だけかもしれない。

その本は発売当初に本屋にふらりと行って平積みされてたのが目について買ったんだ。
装丁の写真がものすごく好みで、読んでみたら文章も雰囲気もものすごく好みだった。

本棚にある本はそれぞれ好きな部分があって本棚においてるんだけどね…なんだろうね。
本ってきらきらした宝物みたいだなって思う。

そういうわけで三冊と言われると非常に困るのである。
なんというか、誰でも読んでるような一般的な本はあんまりお薦めしたくないのです。
そういう本は偉い人とかメディアとかが取り上げてるだろうし
わざわざ私がおすすめする必要がないんじゃないかって思うんだ。

できることなら、こういう本を読んでるからこの人の書くブログはこういう内容になるんだな、
っていう本を紹介したいです…この本三冊を挙げれば
「私はこういう世界観を持っているんです!」
って紹介できるような三冊。そうやって考えると難しい〜あああああ〜><

難しく考えすぎる必要もないと思うんですけどね!
結局最終的には純粋に面白いと思う本を挙げるような気がするけどね!
売れるってことはそれだけおもしろいってことでもあるし!

ああん迷う迷う┗(^o^ )┓≡
うっひょっひょ楽しみ楽しみ!





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思索せよ

うっほー
お久しぶりです某です 生きてます。
なんだかもう10月とか信じられないです。時間が経つのが早すぎる。
どこかに時間泥棒でもいるんじゃないかな。モモーたすけてー


そうそう。そんで。
今日から新しい課題が始まりました。選択必修で他学科のお勉強をしましょう、というアレ。
というわけで某もこの三週間は工デではなく某芸術を思索する学科におじゃましているのです。
なんだかおもしろいです。異文化コミュニケーションとはこのことかもしれない。
工デとの学科的スタンスの違いを実感。だってね。教授が時間ぴったりにくるんだもん(笑)
それに毎日学校に行く必要がないってびっくりだよ!目から鱗がポーンしそうだ!

スタンスもそうだけれど、やっぱり考え方が工デとは違うのかなー、と。
でも私の思考回路はどちらかというと芸文寄りな気がするので
教授の話を聞いていてもあー、そうだよなあ、と思うこと多々。


/本を読め
→美大生は本を読まないらしいが本を読むことは見ることと同じくらい大事なんだそうだ
 うん。私もそう思う。教授も言っていたけど、なにも律儀に全部読むこたあないんだ
 自分の興味のある部分だけつまみぐいして読めばいいんだ。
 本が苦手な人で、律儀に全部読もうとして挫折するタイプの人はつまみ読みするといいのかも。
 あと何を読めばいいのかわからないひとはとりあえず直感で選んでみるとか。
 装釘とかタイトルの付け方とかで。

/見ることは何よりも重要で基本的な創造行為
→らしい。展覧会とかに赴いて、よい作品をインプットすることは
 制作をして行く上でもとても重要なんだって。

なんとなく、今まで自分がやってきたことは間違いじゃなかったんだな、なんて。
本もわりかし読む方だと思うし展示も行く時間があれば行くし。
それが作品に還元されてるかといえば謎ですが…^p^

本といえば、最近本買いすぎてお金がないです
今この本が欲しいのですが

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…うん、そうなの、値段がちょっとぽんと買うには財布へのダメージがでかい。
もし1000円安かったら即決で買うのだけれど、
ちょっとどうしようかなーと考えてしまうお値段。
本に遣うお金は惜しまないことにしているけど、
今月すでに展覧会の図説やらなんやらをあわせると5冊ぐらい本買ってるのでちょっと我慢かなー…

この本、知識を与えるモノとしての本ではなく物体としての本を扱ってるから好きです。
本を一つのモノ、プロダクト製品として見たときに物欲を満たしてくれるかどうか?
そういう観点から本を見ているんです。
ちなみに私は知識媒体としてももちろんですが物体としての本が好きです。らぶ。
装釘とか凝ってる本みるとわくわくしちゃう^o^



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夏の終わり

どこか遠くの方で鳴っている花火の音を聴きながら、
遅くなってしまったけれど、カレンダーを一枚ぺろりとめくって夏の終わりを実感。
そんな、秋のはじめ。

そんなかんじで、所沢ビエンナーレ行ってきたよー
あいにく晴れ間が見えたのはほんの少しで、曇天だったけれども
それが逆によかったかもしれない。
会場は当然と言えば当然だけれども冷房設備がないので、
晴れていたらさぞかし暑かったことだろうと思う。

IMG_1885.jpg
束の間の晴れ空。
九月といえど降り注ぐ日差しはまだまだ強い。

IMG_1886.JPG
駅員さんに道を尋ねたにもかかわらず少し道に迷って、
車両基地の入り口を見つけられずに外周をしばらくぐるぐるしたのは内緒。


私の行ってみた印象だと、平日の午後ということもあって人がいなくて閑散としていた。
また、工場が稼働している気配もなかったために、廃墟のような雰囲気さえ醸していた。

IMG_1761.jpg
こうやって、それなりに奇麗な掃除用具があるから廃墟であるはずはないのだけれど。
でもそれと同じ部屋には無造作に積まれている椅子があったりして。

IMG_1884.jpg

…なんだか、廃墟や工場萌えする人の気持ちがわかってしまった。
ほんとねえ。人がつくった建造物のはずなのに人の香りがしないという
違和感というかそんなようなもの。ううん、うまく言葉が見つからないな
鉄の塊みたいなところにぽつねんと自分だけ取り残されたような感覚といえばいいのだろうか。
うーん

IMG_1806.jpg
事務所には確かに電気がついていたから、稼働してないということはないんだろう。
それと、補足しておくと今回の写真がやたら緑っぽいのは
行ってみればわかることなのだけれど工場の天井のプラスチック?にコケが生えていたり
色付きのプラスチック壁だったり、電気が蛍光灯だからである。

蛍光灯の光は写真にうつすと緑っぽく見えるようで、それを明かりとして用いているのは
主にアジア圏であるので緑の光というのはアジア圏で写真を撮影したときの特徴である。
…ってどっかの本かなにかで読んだ。


作品に関しては、車両基地という特異な展示会場に
少々呑まれていたような感じがしないでもない、ような。
かと思えば工場とうまーく融合して面白い具合になってるのもあったりして。
展示方法がおもしろいというかあそこじゃなきゃできないんだろうなあ、と。
にしても現代アートよくわかんないや。
何より嬉しかったのは写真撮影可だったこと。
作品、というより車両基地が撮りたくてたまらなかった。
こんな面白い建物滅多に入れないし。
作品もすこし撮影したけれど、うん、それは自分の目で見た方が面白いと思う。
いろんなのあるよー

展覧会は第一〜第三会場に分かれている。
第一、二会場はつながっているが第三会場だけ別棟で、そこへ至るまでの風景がまた面白い。


IMG_1839.jpg
消化器。工場という特性上、数多く設置されているらしい。

IMG_1843.jpg
はしご。どういうときに使うんだろう。

IMG_1854.jpg
錆の浮いて塗装が剥げた壁。
些細なことだけれど、こういう部分でその建物の歴史を感じたりするもの

IMG_1860.jpg
苔の生えた天井

IMG_1867.jpg
排水溝 
工場のお約束だろうか、下にたまった水は濁っていた

IMG_1874.jpg
いわば舞台裏 展示作品の裏側


まあこんな感じです
車両基地だけでも十分面白いので行ってみてください^^

あと昨日は昨日でルネラリックと光と二科展をはしごしてました
その話はまた後日。ネタストック!


ブログの横の部分に本棚を設置してみました。
読んでこれはいいなって思った本とかを随時追加していければな、と。
ひどく偏ったチョイスになりそうなのは否めないところだけれども。
こそっとランキングにも参加してみちゃったりなんかして…^o^




ちょっと調べてみたのだけど、
所沢車両基地ってもう廃止してたんだね。

どおりで廃墟っぽいわけだわーほほうほう

うー、ん

なんだかPCの調子が悪いです。
我が家のパソコン君は家族共用でして、弟がネットゲームをやってるせいなのか何なのか、
もうメモリが120MBとかしかないんです。いまどきの携帯のが容量あるよっていう!
んもう!!まっじふざけんなよぉおう!!
ので、近々PCを修理に出すやもしれません。
更新が二週間以上止まったらPCを修理に出したのだと思ってください・・・
あー自分のパソコンほしいなあ!

今日は買い物に出たついでに、デジカメの本を買ってきました
どうせブログに写真を載せるなら、かっちょえー写真を撮れるようになりたいな、と!
そんで買ってきたのがこの本。

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中川 ちひろ

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・・・上手い写真を撮る方法を書いた本、ってよりはカメラ遊びをするための本ですな。
ちょっと目的とは違う本を買ってしまった。笑 あれれーおかしいなー
でも面白そうなことが色々書いてあってやりたくてたまらないんだもん!!
フォトブック作りたい!!

前に写真は「景色などを撮影する道具」ではなく、「光を捉える装置」って話をどこかで耳にして、
それ以来光源とかも気にして撮ってたりなかったり。
なんていうんだろうな、上手い写真ってよりは素敵な写真をとりたい。
それを撮影したときのわくわく感とかその場の匂いとか、そういうのが伝わるような。

う〜ん。トイカメラがほしいのだけど、まだIXYくんも満足に扱えないのでまずは奴を手懐けてからにしよう。
加工もやりたいんですがねー。このエントリーを書くのにも
場合によっては2時間以上かかってるような状態なので
ちょっと、加工を、やってる時間はない・・・というのが現状・・・あああこれってどうなのorz

そうだそうだ。
前にこの記事で紹介したパノラマ島ですが。
なんとなんと!!!手塚治文化賞をとったのですよ!!
これは・・・流行(?)の先取りをしちゃったんじゃないだろうか!
ちなみに聖☆おにいさんと大奥も持ってます。漫画おもしろい^^

本屋は危険がいっぱい

本屋が好きです。
某ですこんばんは。

ふらっと本屋に立ち寄るのがすきなんですが、
ふらっと立ち寄ると大抵一冊は「あ、これ読みたい」って本を見つけちゃって、
そんで衝動買いして帰ってくることが多いので
わたしのお財布にとって本屋は大変危険な場所と言えるでしょう。
ふらっ
と立ち寄る本屋はポイントがつくのでもっぱら地元の本屋です。

今日の戦利品はと言うと、

・斜陽 太宰治
・黒蜥蜴 江戸川乱歩
・ベルサイユのばら 完全版1 池田理代子

であります。
ムサビ日記では山月記がブームですが微塵もかすっていないという、ね。笑
まだパノラマ島も読みきってないし、風林火山とゲーテのファウストが本棚の肥やしになりつつあるというのに。
なんで、買っちゃうんだろうなー・・・だって仕方ないよね、そこに本があるんだもの

斜陽なんかはおそらくWeb青空文庫なんかで読めるような気もするんですが。
それじゃ意味がないのですよ。
たしかにWebは便利だし、入力すればいろんな情報が瞬時に得られる。
けれどやっぱり読書は紙媒体がいい。
たとえば本がほしくて、でもあんまり売ってない本だから
色んな本屋をハシゴしてみたり、あるいは本屋に注文かけたり、
っていう手間の後に手に入れた本に対する愛着。
あるいは年月を経るにつれて紙が茶色く日焼けしたり、紙やインクの匂いが古本のにおいになったり。
そういう感覚的なことって実は重要なんじゃないだろうか。
五感で味わう本、みたいな!
たから、本って持ち主とともに成長できる素晴らしい媒体だと思うのですよ。


そしてベルばら。買っちゃった。
高校のときに友達に借りて読んで、あぁーこれおもしれーなー、って思って。
(なぜか仲間内で昔の漫画ブームだったのです。
他にはセーラームーンとかあさきゆめみしとか読んでました)
アニメは小さいころスカパーで見てましたし。あ、もちろんOPとEDテーマ両方歌えます。
いまだ悔やまれるのは、冬にやってたベルばら展に行きそびれたことです。
会期短いし受験でなんやかんやで忙しかったしで行けずじまい。。。
また開催されないかなーオスカルのドレスが見たいぞー
追記すると彼女のほかの作品だったら女帝エカテリーナも読みました。
高校の図書室の漫画コーナーで。


さて、レンダリングをやるか。

そういや最近ムサビ日記書いてるでしょ?とよく指摘されます
それもみんなニヤッとして、俺は知ってるんだぜ的な雰囲気をかもしながら言うわけですよ。
ははっ、モロ☆バレ☆
いやぁーまぁー、うん、1回でもこのブログを見て、1回でも私の作業着姿見たらわかるけどさー、うん

予備校の友人にいたっては

「え、なんか文章の書き方でなんとなく^^」


えええ!
それってアンパンマン以前の問題でバレバレじゃんかっ!
友人にバレてるってことはこれもしかして予備校の担任の先生とかにもバレ・・・てるのか!!?(((((;;.゚;ж;゚;.)))))ガクガク

ごほん

ムサビズキさーん、私も高校の授業で山月記やりましたよ!
・・・とコメントしそこねたのでここで言ってみる。
某です。


あと教科書関連で思い出したのだけど、教科書から夏目漱石が消えるというのは本当なんでしょうか?
夏目漱石の「こころ」
これ、教科書で読んで前後が気になるから本買いました。
そんなのって初めてのことだったからよく覚えてます。
教科書に載ってる文学作品はなんか堅苦しいしどこが面白いの?
と思うようなものが多かったのだけれど、これは別格だったなー。
そういう作品が教科書から消えるのは、なんとも寂しい。
堅苦しいしどこが面白いの?と思った作品の面白さも、もっと年をとればわかるのかな。


・・・と本談義をしたところで、今読んでいるのは江戸川乱歩の【パノラマ島綺譚】であります
漫画からはまったクチなんですがね。
そうそう。これこれ。
個人的に千代子を沈めるシーンがものすごく印象的で好きなシーンなんですが、
原作はまだそこまで読んでないのでどう描写されているのかが気になるところ。


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ほんと乱歩好きなんですよね
絢爛で鮮やかな毒蝶のようで、長時間読んでると頭の中が蟲に侵されて
がびがびしてきそうなあの感じがもうね、うん、好き。
人間椅子とかきもちわるくてすきです。芋虫とか赤い部屋あたりも。

高三の9月から10月にかけて、受験生だというのに
一日一冊ペースで本を読んでた時期があるので、
いつか本のレビューも受験の話にからめて出来たらいいなあ、なんて思ってはいるのだけれども。



そうそう。明日は
国際バラとガーデニングショウ」を見に、西武ドームまで行ってきます♪
一度小学生の頃に行ったことがあるんですが、そのときとはまた違った見方が出来ると思うので
非常に楽しみであります。ちなみにそのときは蒼い薔薇が展示されてました。
青っていうか紫っぽかったんですけどね。
さて今回はどんなのが展示してあるんだろうなー、っと


なんだかこういうことを書くと、私は週末はかならずどこかに出かける
アクティブな人間みたいですが決してそうじゃないですからね(笑)
たまたま五月に、行きたい!って思う催しが重なっちゃっただけです
普段は休みの日はここぞとばかりにおうちにひきこもりますから。
だっておうち至上主義だもの。
おうちらぶ!

さて。

そろそろ金工のレポ用の写真もたまってきまして。
ネタになりそうだなー、これおもしろいなー、と思うことも多々ありまして。
書きたいなー、と思ってはいるのですが。
どうにも写真を取りこむ元気がなくてですね・・・具体的に言うと、ねむい


・・・ねます
おやすみなさい