デザインのデザインのデザイン

FOR STUDENTS

デザインのデザイン
デザインのデザイン原 研哉

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 今日は、
原教授の講義「デザイン論」についてちょっと書こう。

 原教授の講義は毎週月曜の2限にあり、「必修科目」なので基礎デザイン学科生は誰もが1年次に受ける講義となっている。
内容が知りたい人は、「デザインのデザイン」を買ってお読みになってはいかがだろう
教科書として講義で使っている本だよ。
 僕は高校3年のときには既に買って読んでいる。
この真っ白なデザインが、今ではけっこうくたびれてしまっていて胸が痛い。
感想は・・・まあまず、自分の語彙力のなさにくじける。
けれど読み終わる頃には「やっぱりデザインで生きていきたい!」と熱く思ったことを覚えている。
 原教授の文章の難しさは、つまらない難しさではないのだ。
「説明が下手」とか「情熱がないから退屈」な難しさは嫌いだが、
「正確に伝えるための高度な文章」にはきちんとついて行きたい・・・。
なんて書くと、宣伝にならないか。まあでも僕が宣伝するまでもない有名な本なので、いいだろう。


 普段の講義は、スライドを使って作品の写真を大きく見たり、
お話を聞いたり・・・と今のところ「デザインのデザイン」に沿って進められている。(僕の記憶に間違いがなければ)

ただ印象的なのは講義よりも、講義の後の「質問コーナー」だったりして。

 原教授の膨大な知識量と思考力に圧倒される。
なぜ「GWの過ごし方は?」という質問から、人類と犬の関係性の話にまで発展するのか謎である。
僕ももっと精進しなければ・・・!


オトギ

投稿者:fantasy : 2011年05月13日 21:19

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