2010年07月のアーカイブ

人生甘党  200エントリー

まあ だいたい世の中の物事がひと発酵し終えてから ようやく
それを手に取ってみるという 元来流行にのりにくいきゅっきゅぽんが
その性格を発揮し 今からお題にお答えいたします

Q1.いつ頃から美大を目指しましたか?


目指した・・・というのは美術大学に行きたいと思った時なのだろうか

美術大学に行くために修行を始めた時期なのだろうか


前者であるならば、実はきゅっきゅぽんはまことにアホな幸せ者であったことを書こう

実は、きゅっきゅぽんの両親(コスギっぽんとごじらっぽん)はムサビ卒であった
油絵学科卒であったらしい


きゅっきゅぽんが小学生の頃、家族で「東京旅行じゃあっ」と言って
原宿に“手作ラー”を見に行ったり(当時流行っていた)、
四谷駅の階段を「これがよつやのカイダン!!」といって勘違いして怖がっていたりしたが、
最終日にはいつも 森の小道を抜けた先にあるなんだかへんな敷地に連れて行かれたものである


透明のピラミッドのようなオブジェがあったのを覚えていて、その地下でご飯を食べたのも覚えている

きゅっきゅぽんはムサビ生になってから、12下でご飯を食べているときに はっと気がついた
  「この場所だ・・・!!」

その場所が両親が青春時代を過ごした場所であることを知ったのは
それからもっと先のことなのであるが、ムサビというその場所を知ってから 
きゅっきゅぽんはなぜだか「きゅっきゅもここに行く」と決めてかかっていたのである


つまり、 そこが美大であると知る前からムサビを目指すという
なんともアホな人生設計を小学生のうちにしていたのである


まあ 親の後を追っているといってはそうなるのだが、
幼いころから両親の話す「ムサビ」には なにやら楽しげなニオイがあった

中学生の頃なんて 行く高校も決めていないのに「ムサビとゆうところには行くもんね」
と思っていたのである  まことにアホである

絵も好きであった 


コンクールで入賞するとえらそうな表彰式でえらそうな人からえらそうなタテをもらえるのでうれしかった
まことにアホである

ということで 進路選択でまったく迷うことなく、かつ両親と

「わしゃ美大にいぐっ」
「そげなヤクザな道はゆるさんっ!!」

というような修羅場を繰り広げることなく、ポンとムサビに願書を出したのであった。


幸せ者であるが かなりの甘ちゃんであった

さあ そこでポンと願書を出して ポンと受かれば
きゅっきゅぽんの幸せで甘い生活は順調に続いたのであろうが
残念ながら願書をポンと出してポロッと落ちてしまった

幼いころから 絶対にムサビ行くベシ信仰をもっていたきゅっきゅぽんにとって、これはそのムサビに裏切られたような、とてもショッキングなことであった

(その信仰を持っていながら デッサンを始めたのは高三の夏休みから・・・となんともまあ そこでも甘い性格と計画性のなさを発揮していた)


しかし、そこから あこがれのムサビ様にお許しを頂くまでに ちと時間を要してしまったのだが、
この期間にきゅっきゅぽんは はじめて 「何故 美大に行きたいのか」 ということについて
深く考えたのである

じっくりじっくり 心の中をみつめたのである


しかし おそらく順番が逆である


以上のように きゅっきゅぽんは 
美大に行きたいという明確な意思と 意志を抱いた明確な時期はなく 
塩付けした梅がウメボシになるように、幼い時の思い出と 環境から、じんわりと 
美大を目指すようになったのである


Q2.どうやって勉強しましたか?
Q3.どうやって大学、学科を決めましたか?
Q4.この時期、何をやってましたか?
 


きゅっきゅぽん 第一問目の質問で だいぶ長く書いてしまったぞう

これらの質問はまた気が向いたときに書こう

甘い性格と計画性のなさは 大学生になっても変わっていないようである
ううう

at 02:04 | Category : | Comments (6) | Trackbacks (0)

未知への挑戦! 完結編

(前回のつづき)
必死に作り上げたデータを手にしたきゅっきゅぽんは 困惑しながらも“Web入稿”という方法を知る  さて 知識のないきゅっきゅぽんはうまく突破することができたのか!?


世界堂のおじさんは非常に優しい  
特に出力室のおじさん(あるいはお兄さん)にどうすればいいのかを聞いてみたところ 
まことに分かりやすく教えてくれるため、一行は
味をしめて 足しげく世界堂のおじさんのもとに通うのであった
(からみづらい人さんに目撃されていたらし・・・・   ハズカシーーーーーッ)


さて しかし実際入稿するのは きゅっきゅぽん
なんだか 教官が乗ってない初めての運転みたいだよーう  誰か助けて・・・


だが 手順に従って一つひとつ 入力していけば ウッスラとやり方が見えてくる
しかしここできゅっきゅぽんは 非常に重大なる決断をしなければならなかった


下の欄には 万が一データに不備があった場合にご連絡させていただく番号を入力してください。 また データや技術面において 詳しい方の番号にしてください。

クワシイ方!?
ガーーーーーン・・・・  だめじゃん・・・・
きゅっきゅぽんでは到底だめじゃん・・・・


だが ここに誰の番号を入れよう  世界堂の番号を入れるか
いやいや 何を考えているんだ  やっぱり きゅっきゅぽんしか・・・
ポチッとな・・・


そう この瞬間から きゅっきゅぽんは 日本画アナクロお嬢さんではなく
バリバリデザイン頭がきれる理系女子になりすます決断をした…!

何を言われても好きな飲み物はミネラルウォーター! メモ帳はリトマス試験紙ようっ

きゅっきゅぽんなりに わかる範囲で必要なものはそろえ、圧縮し送信してみる
いくか・・・ いけたのか・・・ 


半日後、データを受け取ったという“マツナガさん”という方から電話がかかった

「ぽん様から受け取りましたデータにいくつかの不備が・・・」

キターーーーーーーーーーーーーーー
わかっておる! そんなはなからうまくいくなどと思ってはいない
間違っていてもいいから やってみることが重要なんである

しかし きゅっきゅぽんは 頭のきれる理系女子を装ってしまった以上、このマツナガ氏から投げかけられる 難題をスマートに理解しなければ(しているふうにしなけば)ならないのである

「まず ファイルの形式が・・・」
「はい そうですよネ ファイルの形式なんですネ」


「裁断するトンボの巾についてなんですが・・・」
「トンボですね わかっていますよ あのトンボですよね」


「あとモードについてなんですが・・・
アールビージーモードを シーエムワイケーモードに変えてください」


「分かりました!!  では形式を変えて 大きさを変えて モードを
ワイエムシーエーモードにすればいいんですね!!」
「シーエムワイケーです」
「分かりましたっ」


・・・・ きゅっきゅぽんは自信たっぷりに電話をきった・・・が・・・

さっぱり 意味がわからんぞおっ!!

もう 無理じゃ・・・ と思いながらも きゅっきゅぽんは一つひとつ
分からない単語は日経パソコン用語辞典を引いてやりなおした
だって 今は 頭のきれる理系女子なんだから・・・


そして再入稿後 ほどなくしてまたマツナガ氏から連絡が入る

「まだ 不備がありまして・・・」

きゅっきゅぽん調べる なおす  再入稿 こんどこそいけた!!


ほどなくして連絡   

きゅっきゅぽん調べる なおす 再入稿  もう完璧・・・


・・・・
ほどくして連絡

きゅっきゅぽん 電話機をフトンの中に埋める


だああ もうわからないようっ
もう こんなに調べたのに  もう もうさすがの理系女子もサジなげたっ

前代未聞 5度目の入稿
マツナガ氏のブラック・リストにひそかに名前が載る

しかし 5度目に来たのはメールであった


“只今入稿されたデータは 印刷工程に移る上で特に問題は発見されませんでしたので
次工程にうつります”


きゅっきゅぽんは喜びに泣いた 
ただ データを送っただけ・・・でこんなドラマが生まれるのか!?
ただ きゅっきゅぽんは 1人で分からないことをわかるようにできたことが
とても とてもうれしかった

きゅっきゅぽんのコーナーにはこのDMを展示しよう

at 02:01 | Category : | Comments (6) | Trackbacks (0)

未知への挑戦!

去年 ビリーさんを一緒に描いた同じ日本画の友人から一緒に展示をやらないかと
誘われた

実はきゅっきゅぽんは ファイン生でありながら
自ら進んで展示を企画して活動してやろうという熱心な発想がなく
まあいいや・・・ と重いシリをさらに座布団に埋め込んでいるほどの
情けない学生なのであった

そんな折に誘われたわけであるから、 まあ一度は経験しておくのもいいかもしれん・・・
と 今年の9月に 新宿で展示を行うことにあいなったのである

メンバーは 同じ選択科目でビリーさんを描いた きゅっきゅぽん含む日本画生3人
チームビリーである


ここのところはめっぽう忙しく、 じつは半ば忘れかけていたのであるが(おい!)
テストも終わり ひと段落したので ぼちぼち作業に取り掛かり始めたのである

そう! 展示をやるからには DMをつくらにゃあいかんでしょう!!


そう! パソコンでデザインしてデータを作って・・・・

パソコン・・・ データ・・・
生粋のアナログ日本画生 3人・・・

・・・・

「去年の共通デザインのファイルを探せーーーーーーーーーーっ」


美大生が パソコンに強いと思っちゃあ大間違いである


ムサビの奥地 竹の生える棟で たまにニワトリに蹴られながら
しずしずと暮らしている 日本画のお嬢さん方に
「グレースケールがね どうのこうの・・・」 というような
わけのわからない横文字を並べても
「水墨画のことかね??」と言われて終わるだけである


そんな日本画のお嬢さん3名が 文殊の知恵を期待して
制作にとりかかる

まず、 土台となるテンプレートの色を 白から他の色に変えることができない
いろいろためしても うまくいかず ついにお嬢さん方がとった行動とは!!


宝の持ち腐れだよ.jpg


なんて ファインアーティスティックな発想!!
もう こうなった時点できゅっきゅぽんは パソコンに向かっている自分が
アホらしくてしょうがなかった


しかし


 あっ 分かった!!
 あ やぱり違った!!

 おお いいかんじじゃん!!
 いや 拡大するとガタガタだ・・・

 くっそー クリックするたびに変な表示が! よそわしかっ
 でもなんだか いいかんじ 資生堂っぽい!!(根拠ナシ)


と わやわや言いながら苦労に苦労をかさね 3人は2日間かけて
カードの表面と裏面のデータを完成させたのである!!

バンザーイ!!

慣れないパソコンに 目を赤くさせながらお互いの労をねぎらった3人であった

偶然持っていた きゅっきゅぽんのメモリにデータを入れ データはきゅっきゅぽんが持つことになった


さて  ここからいったいどうすればいいのだろうか   さーっぱりわからない
これをどうやって ハガキにするのさ?


きゅっきゅぽんは家に帰って必死で調べた結果 “Web入稿”という方法を知る

さあ ついうっかりデータを持ってしまったアナロギストきゅっきゅぽんは
さらなる試練 “Web入稿” を無事 突破することができるのか・・・?

お嬢さんの挑戦はまだまだ続くのであった

(バックミューズウィック; ♪地上の星)

つづく  (かもしれない)


at 01:51 | Category : | Comments (6) | Trackbacks (0)

きゅっきゅの部屋に吹く風は

梅雨が明けてから たちどころに情熱的な太陽SUNが連日お出ましになり
ニュースをもにぎわせている

たしかに! あの ムサビの1号館を抜けて 各館へ至るまでの
あの 逃げ場のない灼熱アスファルトからも 肌を擦るような照り返しがっ


夏!!


夏であるっ
きゅっきゅぽんは 夏が大好きである
やはり季節の中で 一番のお祭り騒ぎといったら夏であろう

あああ  ナーツヤスミイーー (本日 テストを終えたきゅっきゅぽん)


きゅっきゅぽんは 比較的暑さに強いほうだと思っている
というより 暑さに少々鈍感であるようだ

汗が目に入るくらい むんわー とした室内でも
サウナだと思えば まだまだぬるいわいと 本気で思えるくらいの幸せ者なんである


また きゅっきゅぽんは最近 認めたくはないが かなりの貧乏性の持ち主なんじゃあないか
と思い始めたのであった
きゅっきゅの貧乏性は 様々な場面で片鱗を見せるが このむわっと暑苦しい
室内に置いても クーラーはもったいねえなあ・・・ と思うことができるのである

かくしてきゅっきゅは 朝起きて 窓を開け
熱風のうごめきの中に 涼しさを見つけ出し 30秒はお湯が出る洗面台で顔を洗うのであった
(しかし 最近は本当にサウナのようになってきたので 除湿をするようにしている
これだけで ずいぶんと快適であるなあ・・・)


そんな折  驚くべき物体が きゅっきゅ城へ送られてきた!!


まさかの大きな段ボール
開けてみると ぬわんと 組み立てお座敷扇風機が入っているではないか!

サウナに生息するきゅっきゅを憐れんでか ごじらが送ってくれたものらしい


組み立て方が悪かったのか スイッチをいれると 羽がなんとも
無様に パタパタと泳ぐように回転した


しかし その風は なんとも やさしくまろやかな肌あたり
クーラーのように 冷酷にハラに直撃するような攻撃性のあるものではなく
やっぱり 空気を

“まぜまぜ”

している感じがなんとも 風流である

と いうことで きゅっきゅ城にこの扇風機ちゃんが導入されたことにより
きゅっきゅぽんは 今までよりはるかに ブルジョワな生活を送っている

狭い中で使っているので  いざ扇風機を作動すると
消しゴムのかすが飛んでいったり あるいはとんできたり
いざ 食べようとご飯の上にのせた ノリがヒラヒラと とんでいくので 拾いにいったり
室内干しの洗濯物が バサバサと主張して来たりするが

まあ いいのである


夏のお嬢さんの生活は 刺激的っさ〜 クラクラしちゃう〜♬ もの
熱中症でクラクラする前に キミに会えてよかったと思うきゅっきゅであった


at 00:48 | Category : | Comments (5) | Trackbacks (0)

知られざる管の中

さて 目黒寄生虫館 またの名をMPM の翌日

きゅっきゅぽんは 父コスギと 母ごじらと共に 
やってきたココは ほらあの有名な

ホラ 小平といえばあの有名な


“ふれあい下水道館”!!

駅からムサビ方向のバスに乗り アサヒガオカジュウタク前で降りれば
もう  すぐ目の前に 下水道の下水道による下水道のための博物館が現れるのである

下水道に“ふれあい”と付けている時点でキッチュなニオイのプンプンする施設

かねてよりきゅっきゅは気になっていたのであるが
なんと今回は 父コスギもぜひ行ってみたいとのことであったので
3人でやってきたんであった


この施設は5階建てである

と言っても “地下”5階建てなのである


館内はスッキリとした印象で ぽん一家以外誰もいない
受付のおねいさんから パンフレットを受け取り
地下へと階段で下りてゆく

おりたフロアには 下水道についてのアレコレが かなり充実した内容で
紹介されているようである

ぽん御一行は おそるおそる 地下2階のフロアを覗いてみると
そこの部屋には 壁一面に 微生物の写真が貼ってあった

前には顕微鏡が何台かあり、 スクリーンが降りていて
一昔前の 道徳的なアニメが流れている
まるで 車の教習所のような 妙な空間であった

すると おじさんが現れ なにやら説明をしてくれる


「この水は! ここの微生物たちがキレイにしたんですよっ!!」

見るとビーカーの中の水が プリンみたいに 2層に分かれていて
かた一方は美しく透明で もう一方は 深く濁っている
「おおお 微生物ってすごいなあ!!」

ぽん一行が 感心しまくっていると おじさんはスクリーンに
顕微鏡で見た汚水の様子をリアルタイムで写してくださった


これがね微生物の力さ!.jpg
熱心に説明をしてくださるおじさん


ほ・・・ 本当に ウニウニしたやつたちが 汚泥をつついて食べているのである!

おじさんは 嬉しそうに語ってくださった

「これはね ヒルガタワムシといって 先端の繊毛を動かして 水流を作って
汚れを吸いこんでいるんですよ
まったくね  こういう微生物を利用しないと とても排水処理って追いつかないんです
見てください よく食べているでしょう
今日はですね・・・ ヒルガタワムシが多いんですよ・・・本当に・・
たまに これがダンゴみたいにカタマリで見えるときがありましてね
その時は ・・・ もう・・・ ぞわっと しますよ ぞわっとねえ!!」

これがね微生物のちからさ!.gif

ぞわっ!!

帰り際 おじさんは
「まだ 下には行ってないんですかね? ふふふ」
と 笑う


ふふふ?


なぜふふふなのか  なぜ“ふれあい”なのか
その秘密は この建物の地下5階にあった!!


〜魔の下水管潜り・・・〜

そう 地下5階 このフロアでは 実際に下水管の中に入ることが出来るのである

しかしもうここはトビラが違っていた
なんというかこう 開けたらヤバイゾウ感 漂う厳重なトビラ
勇気を振り絞り 中に入る

「火気厳禁」 「足元注意」 「落し物注意」 の看板を横目に前に進む

いきなり真っ暗な空間が現れたかと思うと
目にしみるような ニオイが押し寄せる  そこは!!!


これが下水管の中さ!.jpg
ザアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ

下水管だああ

これが下水管の中さ!!.jpg
流るる汚水

きゅっきゅ「クッサーーー!!」
コスギ「クッサーーー!!!」
ごじら「クッサアーーーー!!!!」

んもう ものすごいニオイ!!
目に見えそうな汚いニオイである

普段 ニオイとは 鼻周辺で感じ取るものであるが
もうこれは 全身全霊で ニオイに抱きつかれていると言っていい


あまりのニオイに5秒もしないうちにぽん一行は その場から逃げだした

しかし なにを思ったか全員
「・・・・・も・・・ もういっかい・・・」


きゅ 「クッサーーーー!!」
コ  「やっぱりクッサーーーーー!!!」
ご  「クッサーーーーーーーー!! バカじゃないの!!!!!」


そうして3秒くらいで ぽん一行は逃げ帰ったのであった


しかし この体験は 確実にぽん一行の 世界観を変えた
地上に上がってからしばらく マンホールを見るたびに


「この下には・・・」
「この下には・・・・・」
「・・この下はね・・・ ・・・だよね・・・」

と まるで“名前を行ってはいけないあの人”の話をするように
地下に広がる世界を思うのであった

下水道管 勇気があればぜひとも訪れていただきたい
世界が変わること間違いなしである


コスギっぽんも ごじらっぽんも
サナダムシとヒルガタワムシをたっぷり観賞し 下水道のニオイを
どっぷり堪能して 無事 東京観光を終えたようである


at 01:19 | Category : | Comments (4) | Trackbacks (0)

知られざるハラの中

実は 学芸員課程の “美術館・博物館前期10館まわってレポート”
の課題は とうにシメキリを過ぎているのだが きゅっきゅぽんは
とうとう間に合わなかった  

(だけれども どうしても間に合わないなら 郵送でも・・・ という天使の言葉が!!)


ありがたいっ
しかし!! もうさすがに書いてしまわねばっ

ということで この休み中は 出来るだけ多くの美術館や博物館や動物園に
足を運んでいるのである


さて そんな折 

九州から コスギっぽん(父) と ごじら(母) が 遊びにやってきた
2泊のプチ滞在である


であるから 本日は きゅっきゅぽんとコスギとごじらで 美術館に行ったのであった
(弟、白河童は 猛獣カダーイと バトル中・・・)

目黒にある 庭園美術館では 好きな作家さんの展覧会が開催中で
オサレで静かな空間がとても 心安らぐ美術館である
3人は じっくりと見て回って じっくりと癒されたのであった

が!!

目黒には わすれちゃあならない所がありますねえっ
以前からチョット興味があったので 提案してやってきたのは


『目黒寄生虫館』!!


そう 寄生虫 リアルハラノムシたちのオンパレード博物館!
 
きゅっきゅぽんは 戦国時代に書かれた医学書 『針聞書』に登場する
ムシたちの愛らしさに ハラノムシのファンになったのであるが
実際のところ  それらの原点はどういうものなのか非常に気になっていたのである

きゅっきゅぽん興味津々 コスギっぽん興味津々  ごじら 後ずさり


しかも 特別展示が

『知られざる ゴキブリの世界・・・』


うっへーー
なんちゅう企画展!! きゅっきゅぽんが今まで見てきたような
お上品な美術展の企画展のようなテンションで書いてあるぞうっ
しかし どう頑張っても内容が内容である


怖いもの見たさで ずいっと 中に入り込むと
そこに広がっていた世界はきゅっきゅぽんの想像を超えていた

無表情なビンがずらーっと並び その中には シラコのような色をした
キンモチワリイ生物がギッチリ詰められ 展示してある

ウギャーーーッ

なんだかこう ブリブリしたやつやら ムニムニしたやつやら
トゲトゲ、クポクポ、チリチリしたやつ、 さらにはメダカのような寄生虫までが!

ウギャー
サナダムシよ おまえはどうしてそんな ちっこい部分が頭なのだ!?


3人は 肌を毛羽立たせながら 2階へあがると
やってきました 特別企画展

知られざる ゴ・・・・  そうである 苦手な方もおられるので
ここでは・・・・   エスティマブラウン とでも呼んでおこう


そのエスティマブラウンの特別展の表示がコチラである


特別な展示.jpg

・・・・・
入り口のテンションとなんだか違うぞう・・・

中には 世界のエスティマブラウンたちが ずらっと標本になっている

世界には ななんと手のひらサイズのエスティマがいて ペットとして
人間に癒しを与えているそうではないか! ウヒャー 世界は広いなあ!


スタッフは全員白衣である
どうやら この博物館の上が研究室であるようだ

そんなスタッフさんに ごじらが

「このサナダムシは いったい誰から出てきたんですか」

などと 誠にKYな質問をぶつけ スタッフさんを困らせていた

そのスタッフさんによると 今はもうほとんどお腹に
サナダムシをパラサイトさせている人は少ないそうであるが
絶滅はしていないのだという

たまに研究室に サナダムシが出たという報告が入りますよ と言っていた


そんな報告が入るところであるのか・・・ ときゅっきゅはしみじみ思う

この博物館 かっちょよく略すと “MPM” というらしい
(Meguro Parasitological  Museum の略)


ということで きゅっきゅぽんは 
“MPM に行ってきました!!” とレポートに書くのであった

_________________


「今夜は何が食べたい?」

「にく」


滞在中の親の 懐をチウチウ吸いまくる

きゅっきゅも 現在パラサイトぽんなんである・・・

at 00:49 | Category : | Comments (8) | Trackbacks (0)

キミの笑顔が見たいから

ゴビカンには 毎年 ゴビ内で発行される “ゴビ帳” なるものが存在する

ゴビ帳とは その年の団員のプロフィールやトレーナーさんのプロフィール、
コンミス・団長対談や 統計、 年によっては団員のファッションチェック、
その他 オーケストラ用語・ゴビ用語など 内輪ネタ満載の冊子のことである

ゴビは創立30年であるので 昔のものとなると 女学生の字が丸文字であったりして
時代を感じることができる

さて このゴビ帳は 毎年 だいたい2年生が中心となって制作しているらしく
今年は きゅっきゅぽんもハシクレとして参加しており こちらもぼちぼち忙しくなってくる


仕事内容は様々であるが とりあえず!! きゅっきゅぽんが現在とりおこなっている仕事は・・・・
 

 プロフィール用 写真係である


つまりはプロフィールのところにちっさく貼る 顔写真
これの撮影係である


練習終了後  「写真とるのでコチラにきてくださあ〜〜い」 と言い
白い壁を背景にバッシバッシ撮りまくる


バッシバッシ撮りまく・・・   誰もこないのっっ!?


そうである 顔写真を撮られることを 好む美大生は いないに等しいだろう・・・
きゅっきゅぽんだって  証明写真機から残酷に吐き出される
自分のWANTED写真に幾度愕然としたことかっ


だから 練習帰りの団員を待ち伏せして パパラッチのようにカメラを
ひっさげ 「しゃしんまだだよねえ? とろうよ〜ん」 と声をかけるのに必死なんである


そして 承諾してくれた方(いずれ全員つかまえるのだが)には ぜひ いい写真に
してあげたいっ

そう思って撮ろうとすると 不思議とテンションが高くなるものである


何枚かいくからね〜  てきとーにねえー
おっ  イイカンジ  違うバージョンでもいちまいいっとこか
かなり いーねえ〜  あ そのポーズ イイ!!
おっ  最後のが一番イイ!!

と オマエいったい誰や感がうっすらとにじみ出てしまうような 発言が増えてくるのである


思えば きゅっきゅぽんが幼いころ 家族で写真館に行ったことがあるが
そこの おばさん (通称 写真オバチャン)は 注意力散漫なきゅっきゅぽんから
いい顔を引き出すために 様々なおもちゃを片手に持ち ノリノリで
ガラガラヘビを振り回しながら撮影していたのを覚えている


ああ いい顔を 引き出すのは撮り手のスキルだったんだな・・・と きゅっきゅぽんはしみじみ思った


そうである  
明るい撮影雰囲気は きっといい表情を引き出す
きゅっきゅぽんも 明るく 元気にこのミッションをクリアしたい


「今日も写真撮りますよお〜〜〜ん」(明るいつもり)


「・・・・・・」


なんだか誰も目をあわせてくれなくなった

撮り手の技術以前に 人間性の問題・・・!!?
ガーーーン・・・


at 01:23 | Category : | Comments (4) | Trackbacks (0)

まぼろしのぽんや本舗

補講機関といっても 今週は 教職関連の発表ものが立て続けに2つあるので
きゅっきゅぽんは なんとも落ち着かない


さて そのひとつである 模擬授業での発表なんであるが
この発表 以前書いていたように きゅっきゅぽんの題材がウッカリ選ばれてしまっている
べつだん 内容がよろしい指導案を書いたわけではなく
内容がよろしいように“みえる” ように書いていたのである
(実際は深く考えていない)

こうやってうまく乗り切っていこう・・・と かなりコスイ腹を抱えて
コソコソとしていると 必ずバチがあたる


かくして “ぼくのわたしの百貨店オープン記念!”というやや時代錯誤な題名の
オリジナル紙袋制作の模擬授業を6人ほどのグループで行うことにあいなった


しかし やはり教職履修の学生さん方
きゅっきゅぽんの 指導案の至らない部分や 矛盾点を次々に洗いだし、
これこれこういう発表をしていこう こういうワークシートをつくろう・・・という
話し合いが進む  

教育実習から帰ってきたメンバーの方が おもな発表者となって
話を進めてくださり きゅっきゅぽんにとってかなり ありがたやーな存在であった


参考作品を作るメンバーも決まり
ジャ、 一応 きゅっきゅぽんも参考作品作ってきます・・・となった

アトリエのスミでせっせと参考作品を作り
遅くまでかかって それについて言うべきことをまとめて ついに寝てしまった


寝てしまった


寝続けてしまった


起きると その授業が始まる時刻であった (!!!!!!!)


わーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!

きゅっきゅぽんは この時ほど己のだらしなさを呪ったことはないっ
だって・・・ これは  この寝坊は他人に迷惑がかかるパターンだっ

メンバーから 「4班だから最後かも! 頑張って」 とのメールが届く


きゅっきゅぽんは走る・・・・ 走って走って走って
汗だくになって ガラッと ドアを開け・・・・ 間に合った・・・・・・・・か・・・・

先生 「もう 終わりましたよ(笑)」


ガーーーン・・・


これは 中学生がなれない徹夜勉強をしてテスト中寝るのと同じレベルではないか・・・


きいてみると 発表はまったくもって無事に終わったそうである
やはり へぼい発案者はただの発案者であった・・・
きゅっきゅぽんがいなくても 有能なメンバーがすべて取り行ってくれていた

涙がでそうなほどありがたい・・・ ありがたいっ   あれ 涙が出ちゃった なんの涙だ

あーあ なんだか一日気分はブルーである  きゅっきゅぽんのだらしなさにブルーである

しかし その日 きゅっきゅぽんは少しばかり注目をあびた

使われずじまいの 参考作品
テーマが紙袋のデザインであるから そのまま紙袋として
一日持ち歩いていたのである

やっぱり自らが作ったものに感心をもってもらえるだけで(例えどんなものでも)
ウレシな気持ちになるのは美大生の特権であるなあ


それでは 日の目を見ることのなかったきゅっきゅぽんの特製紙袋作品を
ここにコッソリ載せちゃおう・・・

ムサビ日記限定公開!!(そんなたいしたものではないが・・・)

きゅっきゅぽん先生の 未来の子どもたちにタメになるであろう参考作品

あくまで参考作品.jpg
じゃん


これは和小物や和菓子を多く取り扱う “ぽんや本舗”の 紙袋でえす

「かわいい」 「こわい」 と賛否両論を浴びた上 さいごには
必ずこの顔部分をつつかれ デコピンされておわるあわれな一品

 
シンボルマークのこの顔がまさかの
あくまで参考作品なの.gif
これがミソである   アーメン

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鳥小屋狂想曲 パートツー

講評も終わった  そして土曜日は授業がナイ!

やっほう やっとこさ休みだっ!!

7月10日(土)   きゅっきゅぽん  トリ小屋当番


「実に残念だったね」と友人が笑う


くっそう  なんと間が悪いんであろうか
久しぶりの休日はひきこもってアレヤコレヤをやろうとおもっていたのになあっ

ぴーちゃん関連のアレヤコレヤをやるために 比較的汚れてもいい恰好で
学校に出向かねばならんのだ くっそおう!!

2年生になってからの当番は大変なんである
去年までは2人一組で作業すればよかったのだが、今回からは
1人! すべて1人で トリ小屋の住人の管理をしなければならないのである


さて きゅっきゅぽんが 勇んでトリ小屋にお邪魔してみると・・・

なんと!


クジャオ.jpg
立派になっちゃってえ!

前回来た時には こーんな立派な羽はなく みすぼらしくよれてちぢれた羽が
申し訳程度にくっついとっただけのクジャク貴公子よ
いつのまにこんな 姿に変わっていたんだ


きゅっきゅぽんは驚きつつも 各部屋のエサと水を取り替えてまわる

ぴーちゃんは きゅっきゅぽんがついだエサに 後ろ蹴りで
砂をかけまくっていた


クジャク部屋にはオス1羽とメスが2羽いるので 水入れのタライも部屋に2つある

不思議なことに クジャク部屋のタライの水はひどく濁っていて たくさんの泥が入っている
まったくもってキレイにするのがやっかいで やっとの思いで水を入れて部屋へ運ぶ


部屋を出たとき きゅっきゅぽんは 何故クジャク部屋のタライが汚れていたのか理由を知った

なんと クジャクのメスが タライの中に足を片方ずつ入れて 涼んでいるのである

「はっはー クジャクも暑いんだなあ・・・」と改めて感じいるとともに
きゅっきゅぽんは あのトリの ほとんど“身”のなさそうな足が冷感を感じることができるのか・・・と
半ば疑問なんであった


さて 掃除もひととおり終わり 最後はクジャク部屋の羽を拾っておわり・・・と
クジャク部屋に侵入したときに事件は起こった!!


な、 な、 な、 なんと あのオスクジャクが きゅっきゅぽんが入ってきた瞬間
あの 立派な羽をぶわあああーっと広げたのである!!!!(求愛!!??)

ウギャーーー

とてつもない大きさ!! 畳2ジョウはあるクジャク部屋のハシからハシまで
巨大なうちわのように羽を広げて 迫ってくる!!


ギャアアアアアッ
助けて!!

巨大なウチワには ギョロリとりた目玉のような模様がビッシリあって
きれいなんてえもんじゃない  不気味である
こんな至近距離で これを見せつけられようもんなら 子どもなら腰をぬかすだろう


さらに クジャクは広げた羽をブルブルブルブルッと震わせる
誰かっ 助けてっ オソロシイッ


明るい外の世界を つなぎを着た学生が 何人か楽しげに喋りながら
通り過ぎてゆく

暗い鳥小屋のこちら側ではこんな恐ろしい状況が展開されているというのにっ
助けてくれっうわあああっ


きゅっきゅぽんは うちわのスキマをさっと見つけて スルリとかわし
急いで小屋を出た


クジャオをまだブルブルしとるが きゅっきゅぽんだってブルブルしたいぞっ


きゅっきゅぽんはトリにはすこぶる嫌われるか好かれるかのどっちかであるようだ・・・ううう

ぴーちゃんも! クジャオもっ!!
少しは平和なハトたちを見習いたまえ!! くっそー


at 02:02 | Category : | Comments (10) | Trackbacks (0)

ああ 疑惑の病

中学生の時から使っている 本皮のはだざわりさいこーなシステム手帳
渋くて深いワインレッドの本体は ずいぶんすれてしまって
ところどころ色が薄くなり ビーフジャーキーのような質感

そのビーフジャーキー部分に アルファベットで「Kyukkyupomn(ホントは本名)」と
名前が入っているのがなんともお気に入りポイント


それを どこかに置き忘れてきてしまったと気がついたときには愕然とした


しかし きゅっきゅぽんが愕然としたのは なにもそれが大切な手帳であったことだけではない
きゅっきゅぽんは ここ数日で 物忘れを重ねているのである


まず 雨がつづくここ数日 きゅっきゅは 折りたたみ傘をどこかに置き忘れてしまった
サークルで使用した講義室が一番怪しかったのであるが そこにはなく
学生生活課で聞いてみても届いていない

きゅっきゅぽんは泣く泣く 新しい傘を購入する


続いて きゅっきゅぽんは ハナちゃんに1Q84を借りたまま返しておらず
ハナちゃんが講義で使うということなので 前日にキチンと紙袋に入れて用意し、
出る直前までは手に持っていたのに 気がつくと手は空っぽである

きゅっきゅぽんは 焦って家までもどってみると ぬわんと
玄関 靴を脱ぐ所で 靴を履こうとしたときに 傍らにポンと置いたままの状態でそこにあった


その翌日 雨が降っていたので 傘をさそうとするとあるはずのカバンにその姿が見えない
・・・買ったばかりだぞうっ!!!

きゅっきゅぽんは 泣く泣く ヌラヌラと黒くあやしいカッパに全身を包んで登校する

そして 自転車のカゴの中で雨に打たれているあわれな傘を発見


さらに さらに きゅっきゅぽんはあろうことか 大切な楽器 “聖司くん” を
講義室に置いてきてしまうという大失態をやらかしてしまったのである!!
小学生がランドセルを忘れるよりも ひどく情けない失態
すぐに気がついたが 友人が心配して連絡をくれるほどであった


きゅっきゅぽんはどうしてしまったんだろう!!
なぜ こんなにもぼーっとしているんだろう!!
もっと 日ごろから気を引き締めて生きていかなければならん! 頑張ろう!

・・・ と誓った次の日 きゅっきゅぽんは手帳がないことに気がつく


みなさん きゅっきゅぽんは恐ろしくてしかたがない
そう 一番恐ろしいのは この物忘れ すべて 1週間のうちに起きた出来事である

本日 手帳は発見された
唯一 開いた記憶がある 食堂で尋ねてみると
なんと 食堂のおばさんが手にしていたのはそのビーフジャーキー手帳!!


あああ よかったあ!! 本当によかった・・・!! 
ありがとうございます 食堂のおばさんおじさん織姫ひこぼしうめぼしよ!!


きゅっきゅぽんは ほっと胸をなでおろしたものの 
ここ数日の物忘れによる 自身への不信感はつのる一方 恐ろしくて仕方がないのである


思えば1週間と少し前 きゅっきゅぽんは発熱し、 高熱がつづき なかなか
さがらず 大変苦労した
もしや・・・ その時にきゅっきゅぽんの 脳内のどこかの回線が一本 ショートしてしまったのだろうか

いやいやそんなばかげた話はない ただきゅっきゅがいつもに増して
ぼけっとしていただけである


だが ひとつ気になることがある
あの 熱の一件いらい きゅっきゅぽんは食の嗜好が少々変わった
なんだか タブレット状のものが大量に食べたくて仕方がない
あのトローチのような・・・

いやいやそんなばかげた話

まったくもってきゅっきゅぽんは すべての持ち物に鈴をつけてシャンシャカさせて
生活しようかと 本気で悩んでいるのである

at 01:26 | Category : | Comments (5) | Trackbacks (0)

図書館様をめぐる困惑


きゅっきゅぽんはここ2カ月くらい  ムサビの大図書館様を横目に見つつ
市の小さな公民館図書館にチマチマ通っていた

まあ 図書館がオープンするまで 本が借りられなかったので
市の方に通い始めたのもあるけれど しかしながら図書館が全オープンになってからも
なぜか 市の方にばかり通っていたのである


きゅっきゅぽんは幸せな不幸者である!!


本当にこれは現実なのかと思うくらいに かっちょよろしい図書館様がムサビに
現れて しかもムサビの学生であるきゅっきゅぽんはそこを自由に利用してよい!!
ああ  きゅっきゅぽんをこの図書館を利用できる年代に生まれさせていただいて
ありがとうございます! 本当に ありがとうございますっ!!

と どこにいるともわからないムサビ神に2礼2拍手1礼をして お賽銭を5円ほど
投げ入れたい気持ちである


だが!


きゅっきゅぽんお嬢さんはとんでもなく ビンボウ性の持ち主であった・・・

そう ムサビ図書館様がオープンなさっても まだ公民館に通い続けていたのは
ムサビ図書館様があまりにもすごすぎて なんだか恐ろしかったのである


あの 改札のような門(なぜだかいつも番人がいる)を抜けると 
ぶわっと吹き抜ける大空間

電光掲示板にはなにやら 目まぐるしく様々なポスターがうつりかわり
岩田屋のインフォメーションよりでかいんじゃないかと思われる受付 


んもうそれだけで卒倒しそう! 本当にきゅっきゅぽんはここを利用していいのか!?


中では資料を調べたり 雑誌を読んだり パソコンに向かっていたり
さらには 階段の踊り場的なところで大の字になって寝ているツワモノ学生もいて
ますます きゅっきゅのビンボー心に不安を募らせる

なぜそんなに堂々としていられるんだろう
きゅっきゅぽんは なんどかきているのに まだ本の一冊も借りることが出来ないでいた

だってこんなに本があるんだものっ
この中から いざ求める運命の一冊を選び取ることは
ちりめんじゃこの中から ちっさいタコを発見するようなものだ

きゅっきゅぽんは いざ髪型はアフロでもリーゼントでも好きにするがいいと
命令された武士のように困惑した

いやはや・・・


しかし そんな大量の本の中から 以前借りたことのある一冊に
遭遇すると妙に懐かしい気持ちになり つい涙をぬぐいたくなってしまうではないか

きゅっきゅぽんは 偶然 ハラノムシの本を発見したので手にとってみる


なんと この図書館様  自動で貸出が出来るのであった
きゅっきゅぽんは その機械を発見し 指定された位置にハラノムシの本を
ぽんとおいて 学生証をピッとかざしてみた

ブー とレシートが出てきた

なんと きゅっきゅぽんは ついに本を借りてしまった!!


きゅっきゅぽんは 本当に借りていいのか分からず
いつ「こらこら ちょっとそこの学生っ」と 言われるかと思うと恐ろしく
急いで図書館を出た


だれも 追いかけてこなかった
きゅっきゅぽんは 手に持った本を見る


ウッカリ この本は3回目であった・・・・・ワッチャー


at 00:25 | Category : | Comments (4) | Trackbacks (0)

初めてのアルバイト

きゅっきゅぽんは 大学にやってくる以前
九州にある とある美大受験予備校で2年間修業をさせていただんだけれども
2浪目の その予備校の日本画学科の状況は非常にサミシイものであった

さて どのくらいサミシかったかというと

日本画学科はきゅっきゅぽんのみ!! 

1人石膏デッサン 1人静物着彩 1人コンクールでは
いつも一番でありいつもビリ!!
いやはや なんともフリーダム

後期からは1人仲間が増えて 2人でやっていたのだけれども
やっぱり受験生  ナイーブきゅっきゅぽんは田舎のスミッコで 不安だらけであった


しかし その年から その予備校に新しく日本画の先生がやってきたのである
大学院を出られたばかりの 若い女の先生

学生1人に 1人の先生
実は これがきゅっきゅぽんにとって 衝撃的な出会いになった


きゅっきゅぽんがワシャワシャデッサンしていると 
後ろの方からスッと指示棒が伸びてくる
先生の指示棒はなぜか ワリバシ並みに細く 
指示棒にしては鋭利にとがっていた気がする(尖らせてあった?)が
その棒で ある部分をピッと指示して

「ぽんさん ここが全然ちがいます」

と 言って去っていく
きゅっきゅぽんの修行の始まりであった

先生は 厳しく 核心をついたことをオブラートに一切つつむことなく
指示棒のごとく鋭く研ぎ澄まされた言葉で言う方であった


そして いつもきゅっきゅぽんが気がつかないうちに気配なく背後に立っていて
そのワリバシのような指示棒をピッと立てているのである

ウヒョー
きゅっきゅぽん それに気がついたときはいつもコチコチになって
いつ飛んでくるかわからないワリバシの矢に備えていた・・・

だけれども 先生と二人三脚での修行が進むにつれて
きゅっきゅぽんは 様々な考え方が変わっていったのであった
そう たくさんのメガネをいただいたのである


先生の教えてくれたことは大学で制作するようになってからも
とても生きている 
きゅっきゅぽんの大恩師 大師匠様なのであった


さて そんな中 去年の夏 イチオウ大学生となった
きゅっきゅぽんは 受験生の見る前で絵を描く デモンストレーターとして
呼ばれて 先生のおられる予備校に帰ってきた

講師のシフト表に きゅっきゅぽんの名前まで載って
なにやら えらそうな名札まで用意されて とがった指示棒が渡される

きゅっきゅぽんピーンチ


一応デモストとして ビシッと 受験生のお手本にならにゃあ!!
きゅっきゅぽんは ワシャワシャ描き始める・・・


その時 きゅっきゅぽんは 背後にピッとした気配を感じた


ゆっくり後ろを振り返ると・・・・


「ぽんさん ここが少し違います」

一年前と変わっていたのは 声が少し小声であるということだけであった 

あれ・・・ こりは・・・デジャ・ビュ?


後日 お給料の明細書が送られてきた


きゅっきゅぽん初バイト物語・・・

at 00:17 | Category : | Comments (4) | Trackbacks (0)

秘密のサンダル


♪赤いブラウス サンダルは〜い〜てエ〜


というのが カンカン娘の鉄則である
(そもそも “カンカン”とは なんぞや・・・)


まあ カンカンだろうが キャンキャンだろうが 
今時期の足元は サンダルがここちよい

雨にもつよい きゅっきゅぽんお嬢さんもぜひとも取り入れたいアイテム!!


んがしかし!!

無敵の日本画のお嬢さん方の足まわりに 現在 危機が訪れていることを
多くの人は知らない
その危機は きゅっきゅぽんにも・・・


アトリエでは ひとつの空間を 何人かで場所をシートで確保(巣づくり)してから
作業を行う

そして多くの場合 自分の巣には 靴を脱いで上がるのである
(そして サンダルの多いこの時期 素足が多い)

そして 絵の具を乳鉢でゴリゴリしたり ネリネリしたりする
だが この時絵の具は 目に見えないくらい 細かな粒子となって
空中を舞う  そして目に見えないくらいウッスラと 巣につもってゆく・・・


そこを きゅっきゅぽんは ノシノシ歩く!!


あるとき きゅっきゅは ふと自分の足の裏に目をやって 固まった

真っ青!!

染めたように 深く浸透した青!!

きゅっきゅぽんは気がついた!!
最近 部屋の床が 青っぽくなったなと思っていたが
これが原因であったのかっ
なんたるっ


きゅっきゅぽんはトイレへ直行


80造らいの高さに 流しはある

片足をスッあげる

ス・・・ス・・・ススス・・・・


届いたあーーーーーーーーー ジャバーーーー うっひゃーー!!


ガチャ 
「な、 なにやってんの!!」


・・・・・・・・・・ジャバーーーーーー

○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

しかし この後聞いてみると

大胆足あげ法で この問題を解決したお嬢さんは
けっこういたことが判明


かくして 日本画のお嬢さん この夏のサンダルスタイルはキマるのであった

at 00:50 | Category : | Comments (3) | Trackbacks (0)