2010年08月のアーカイブ

ハローモシモシ

よし・・・ これで完璧にキョンシー・・・

宴会用の白塗りクリームを家で一人で試すほど
きゅっきゅぽんはレク係の準備に余念がない


そんな中 一通のメールが入った

英語であった


よくよく読んでみると(知っている単語をつなぎ合わせると)

それは きゅっきゅぽんの4年前のペン・パルであった

ん・・・ ペンではないから 現代ではメル友というのかもしれない

そう! きゅっきゅぽんはオーストラリアにメル友がいるんだぞう エッヘン!!


いやあ なんのこっちゃ・・・
実は きゅっきゅぽんは高校の時 少々風変わりなコースのクラスにいて
国語やら英語やら社会やら百人一首やらを 深めるクラスで 
なんと 修学旅行は 海外研修でオーストラリアに行ったのである (えっへん)


さぞかしきゅっきゅぽんは英語が堪能なのだろう
そう思われるかもしれないが きゅっきゅぽんは最近 

いくつかを表す単語 “some” のつづりが

“same” か“sume”で 迷ったほど英語が堪能なのであった


きゅっきゅぽんのメル友の相手はメルボルン在住の男子(!!)

いかにも外人のボーイとムヒョヒョーなメールを交換したいところであるが


相手はどうも東洋系であるらしく すこぶる日本人らしいどころか
かつて流行った ギター侍にソックリなのであった


そのため クラスの皆は彼と一緒に写真を撮りたがった
(なんとゆう)

とても 英語圏の人らしからぬ彼であったが
人懐こく 日本人である我々ともすぐに打ち解け
こうして 赤道をまたぐ ペンパルになったのであった


しかし きゅっきゅぽんが最後にメールを送ったのはもう
4年も前


4年前はきゅっきゅぽんだって人並み(よりちょっと下くらい)英語を勉強していたし
頭のよいハナちゃんがいたから まだなんとかなったが

今は someも書けない 立派な美大生である


ちとこまってしまった


えーと、 きゅっきゅぽんは今 大学生です
元気にしています・・・・

と英文にするにはどしたらいいのかな・・・


と辞書を引く  キョンシーメイクのきゅっきゅぽん
いやあ テレビ電話じゃなくて本当によかった ウッホウッホ

あやうく国際単位で恥をさらすところであった

明日から合宿である
伊豆の山奥でキョンシーなのである ムフフ・・・

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その一瞬に賭けるものたち

介護等体験実習が終わった


きゅっきゅぽんにとってものすごく貴重な経験になった

さて こんどはこれらの体験を踏まえて日誌などにまとめて提出せねば
ならない

いや 日誌ならば なにゆえ毎日書いていなかったのか
そんな指摘はきゅっきゅぽんも重々承知である
だが 分かっちゃいるけどやめられない、いや始まらない

それが人間というものでしょう小学生諸君!!

かくして きゅっきゅぽんは数日前の天気を必死に思い出すなどして
計画性のない小学生レベルなまとめ方をしているのであった


来週にはついに ゴビカンの ガチでマジな特訓合宿が始まる

それまでに その日誌と
学芸員のレポート課題と 美術館を5館巡ってこれまたそれぞれに
レポートを書いて提出しなければならない

レポートレポートレポート!!

うっは きゅっきゅぽんの黄金色の夏休みはどこへ行ってしまったのだろう
きゅっきゅぽんは忙しい
レポートなど書いているヒマはないのである


なぜなら

来るゴビカン夏の合宿 最終日に行われる宴を盛り上げるための
準備をしなければならないからである!!


夏の宴は新入生男子の女装と決まっている (らしい)


そのためきゅっきゅぽん含むレク係3名は  深夜3時頃まで話し合いを行い
ストーリーを作成し カツラの割り振りを考えたりするのであった


きゅっきゅぽんも家では音楽を編集したり
メイクを考えたり 最先端にダサいダンスの振り付けを考えなければならず
忙しくて とてもレポートなどやっとるヒマはない


うわあ 忙しいなあ忙しいなあ


と こうして 宴会の準備は満タンなのであるが
肝心な 曲の練習がまったくできておらず 宴の開催をも危ぶまれている
状況であることを 3人は知らない


最終日に泣く泣く日記をつける小学生が 成長するとこうなるのである

at 01:54 | Category : | Comments (3) | Trackbacks (0)

にじいろ水族館! 〜新しい色〜

創作活動実施日の2日間は チームの鼻息はかなりアツかった
地球温暖化を少しばかり促進してしまったかもしれない

さて 午前中の作業所での仕事を終えた後、 大急ぎで準備にとりかかる


今回 きゅっきゅぽんのチームが企画した活動は その名も!


にじすい.jpg

にじいろ水族館!!


きゅっきゅぽん命名(小鼻膨らむ)だぞうっ


このエントリを覚えてくださっているだろうか

ツメに色がつまった頃

この時、先生は私たちに 目的を示すことなく 自由に色をつかって
あそびたまへと おっしゃった

これはこれで面白かったのであるが いったい何のためにこんなことをやったのか
全く見当がつかなかったのである
しかし、 今回、ようやくその答えが分かってきたような気がする


きゅっきゅぽんのチームが企画したものはこれの発展形である

つまり 先生は 色で遊ぶ時の感覚を教えるのと同時に 発想のきっかけを
作ってくださったのである 


これらから 様々なアイディアを出し合い 時間をかけて試作、実験し
たどり着いたのがこの にじいろ水族館である


とてもささやかな内容であるが、そこには それぞれ違う科の発想と
アイディアを盛り込んである

そんな2日間にわたる 活動のようすを少し紹介しよう

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お昼休みに準備開始である
ブルーシートは 汚れ防止であるが、“水族館”の青のイメージでもあった


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みんなでそれぞれ持ち寄った身近なもの
この日のためにきゅっきゅぽんは 牛乳を大量に飲み パックを集めていたのであった


このカラフルな筒は トイレットペーパーのシンである
きれいな紙を巻くだけで こんなに“なんだか楽しそ”感がアップする
コウイウ細かいところに気がつくとは さすが視デのメンバーである

にじすい4.jpg

その筒にプチプチなどの 素材を巻く
これが 筆のかわり!

マチエールにこだわるファインの発想が生きてくる


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さあ 好きな色で自由に描こう!
土台は ポスター素材の紙の上にガーゼをはったもの

つまり ガーゼの上から着色すると 下の紙にもうつり、
一度に2つの素材の作品ができあがるというしくみ

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いろんな道具の効果に 参加してくださった方々から歓声があがる

手が使えない方は 足で描く

絵具を持ってきて どの色にしますか と聞くと
一生懸命に 「あか!!」 と言う

なんだかいままでと違う赤に感じてしまう

こんなに素直に驚いてくれるなんて よろこんでくれるなんて
心までアツくなってしまう
ものすごく うれしい

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紙の作品

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ガーゼの作品はこのように 室内に張り巡らせたヒモにつるして
見た目にも楽しくなったらいいねえ という工夫である


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ジャーン! 2日目

これはあらかじめ用意しておいた 黒い画用紙に 海の生き物の
シルエットをくりぬいたものである


そう これで 前日描いた絵をトリミングするのである

この発想は 工デのメンバーのもので テキスタイルの授業で行ったらしい
トリミングの発想からきているのである


にじすい10.jpg

好きな部分を選んでもらう

(選ぶ、 という行為を大切にしたのであるが これはとても有効であった
 いくつかのもの、 かぎられた場所からの選択は 逆に発想を自由にできたなあ)

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そうしてこのようになるのである!


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出来たカードにはまた アレンジを加えることが出来る

一生懸命に 取り組んでくださる

不思議と 色彩が美しくなっていく


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そして 玄関に展示する

この光景をみて 

「おもしろいねえ きれいだねえ」

と 一生懸命に言ってくださる参加者さんに メンバーは
嬉しさのあまり 鼻息暴風域であった

にじすい15.jpg

ガーゼの作品は綿をつめて 魚の形にして 展示


「ボクに似てるーっ」

と 自分に似た魚を発見したり ながめたり

こうして チームポヨヨンの企画は 大成功に終わったのであった・・・


いや 大成功だったのか 実は不安であった・・・・

しかし今日 作業所へ行ってみると とある入所者さんが
きゅっきゅぽんのチームを待ち構えていたのである


その方は いつもふいうちできゅっきゅぽんを こそぐりにくるので
わしっと 戦闘態勢を整えていると


「あのね 昨日はたのしかったよ」

と言って メンバーにそれぞれ


にじすい16.jpg


・・・・・・・・・・・・


どっちが教えてもらっているんだろ・・・と ふと思うのであった

at 02:28 | Category : | Comments (3) | Trackbacks (0)

にじいろ水族館  〜はじめてのイロイロ〜

介護実習2日目が終了


なにも分からないまま 初日は屋外プールに連行され
コーンヘッドとともに コンガリ焼き色(赤)がついてしまったきゅきゅぽんである

しかし、 この初日のプールはもしかしたら良かったかもしれないなあ とちょっと思っている

きゅっきゅぽんのグループがお世話になるのは、とある障がい者施設である

下は19歳から、上は60歳くらいまでのいろんな方が入所されている


きゅっきゅぽんは緊張した


ワアーーーッと すごい勢いで廊下を駆け抜けていくおじさん
メンバーのやることをじーっと観察するおばさん
ただひたすら床に落ちた髪の毛を収集し、「カミノケ!」と言って渡しにやってくる
お兄さん

きゅっきゅぽんは どうしていいのか分からないのである
テキパキと対応する職員さんの後ろで ただ黙ってみているしかないのである


そんな中行ったプールで きゅっきゅぽんはある女の子と一緒に
遊んでください、と言われた

14歳くらいかなあと思う女の子
彼女の言葉はウオーッ! という大声である
そして 両手をあげて “ハイタッチ” をするのであった

そして きゅっきゅぽんは彼女とすぐに仲良くなることができた

水の中でのはしゃぎよう!
彼女は 溺れ行くきゅっきゅぽんを見て笑い転げ
何度もなんどもハイタッチを求めるのであった


それからすこしずつきゅっきゅぽんは 緊張がほぐれていったような気がする


だんだんといろんな方の性格が分かってくると
障がいを持っているという意識が薄れてくるから不思議である

そう きゅっきゅぽんの中には

障がいを持った方には○○といっちゃいけない だとか
○○しすぎてはいけない だとか ふつうに接してあげよう! だとか


小学生の時から机上で教え込まれたものが深くあり
まじめなきゅっきゅぽんはそれを実行しようとしてガチガチになり
かえって 不自然にぎこちなくなっていたのである


髪の毛を持ってこられてきゅっきゅぽんは愛想笑いをしてしまった
「そんなんいらんよ」 と言えばいいのである

しかしこの2日間で様々な衝撃を受け いろんなことを感じ考えた
メンバーは 少々グッタリしてしまったのであった


明日はついに グループで企画している造形活動である
おそろいのTシャツを着ちゃうほどのはりきりようなんである
元気に頑張らねばいかん!


明日のそのことを説明すると 

「ぼくやりたい! 楽しみだなーっ」

と言ってくれる方がいた


眠い目をこすり 遅くまで打ち合わせを行うチームポヨヨンであった

at 00:34 | Category : | Comments (4) | Trackbacks (0)

明日はモロコシでキマリ

きゅっきゅぽん 本日(正確には昨日)戻ってまいりました

なぜなら明日(正確には本日)から 介護等体験実習があるからである

実は 今まで 何ヶ月かかけてシッカリと下調べをし
交流企画のアイディアを出して さまざまな実験と試作を行っていたのである

きゅっきゅぽんの班は ポヨヨンとした穏やかなメンバーが集まっている

チームポヨヨンが お世話になるのは 東大和市にある 障がい者施設である


交流企画をしっかりと練って 担当の先生から
「けっこう いんじゃない」

と GOサインを頂いたので チームポヨヨンは はりきって打ち合わせに向かったのであった


はりきって 所員さんの話を聞き はりきって企画の提案をし
はりきって 初日の予定を伺うと 所員さんから 予想外の言葉が発せられた

「初日は プールです  水着とキャップの準備、お願いします」


チームポヨヨンは 穏やかに話を聞き、 そうですね そうですねと答える


その後 緊急会議が開かれた

「プールなんて聞いてない!!!!」


チームポヨヨンは一変して チームアジャパー(深い意味ナシ)に変わる

メンバーの中には 実はプールがないところを避けてここにきた、 という者もいる

インドアな美大生である上に ポヨヨンときている

きゅっきゅぽん含めプールなんて皆 小学生ぶりなのである


泳げる、泳げない という問題はあまり重要じゃない


要は

“介護等体験実習において ふさわしい水着姿とは いかなるものなのだ!?”

ということである


ジョ、ジョ、ジョ、 女子大生とはどんな水着を着るべきなのか

あの、 テレビに出てくるような ヘソの出た
トロピカルな文様の ドレッシーなやつだろうか


それでは それを着た様子を想像し、 そのイメージに ゆっくりと水泳キャップを
かぶせていただきたい

うっはーーー 

かくして チームポヨヨンは 交流企画のことをすっかり忘れ
来る ゲリラプールに不安を募らせるのであった

いやあ きゅっきゅぽん 黄色いキャップをかぶると
毛量が多いため 菩薩のように 頭が2段になる

これが どうもトウモロコシに似ているらしく
家族からは “コーンヘッド きゅっきゅ” と呼ばれていた

コーンヘッド.jpg


本日 幻のコーンヘッド 復活である

ハズカシ・・・

at 01:51 | Category : | Comments (2) | Trackbacks (0)

静かな夏

本日はお暑い中わざわざありがとうございました・・・

と言って シブイ色の菓子折りを手渡す
黒い服の団体さんが無事に庭を出るのを確認してから 
ふーっと一息をついて玄関を見まわし「キレイにしといてよかったな」とかなんとか言う


同じ敷地内に建つおばあちゃんの家の前には大きな提灯を掲げて
「初盆でっせ」 というアピールをしているから 本日は朝から参拝にいろんな方が来られるのである


去年 長崎で精霊流しで初盆を迎えたが 今年も初盆である

きゅっきゅぽんのおあばあちゃんのお祭りである

きゅっきゅぽんと河童が幼いころずうっと遊んでいたこの家から
住む人間がいなくなってから どことなくいつも寂しい空気に包まれていた

なんだかなあ まだおばあちゃんが起き上ったまんまのカタチの布団があったりして
すぐに 片づけようという気にならないのが人間のココロである


しかしっ
そうもいっちゃあおれんのが初盆っ
いろんなところからいろんな方々がツラツラやってきては

「おさびしゅうございますねえ」

などと あたりさわりのない慰めコメントを二言三言残して
玄関周りの美しさだとか 庭の手入れの様子だとか 地デジ用アンテナがあるかどうか
だとかを チラッと確認して出て行くのが ニッポンのお盆っちゅうやつである 


いくら気が重いと言っても やはりきれいにしておかなければならない

そこで数日前からぽん家では 家族総出での おばあちゃんちクリーン大作戦が
決行されているのであった


おばあちゃんちは 正確にはお盆ではく
日本古来のカシコミカシコミモオスの形式であるので 初穂見祭 という
ささやかな名前がついている

祭壇には コメにお神酒に塩など これまたささやかなものが
あげられているが 白木の祭壇にとてもよく合っている

去年の長崎の精霊流しのようなキョーレツなインパクトはないものの
簡潔で素朴な美しさがある
(まあ お盆にキョーレツなインパクトを求めるほうが珍しいのだが・・・)


今回は気合を入れて バックミュージックを準備!
人が来たのを見計らって 河童がパソコンから音楽を流す
お客さんが玄関あたりにやってきてからミュージックスタート!!

ミョーーン という雅楽がながれて いかにも! な雰囲気を演出するわけである

ということで 現在質素で厳かな ぽん家の初穂見祭が静かに行われているのであった
(お客さんを待ちながら更新中です)


だが そんな厳かな祭壇のとなりに 少々、いやかなり気になるものがいる
ごじら(母)が
「ばあちゃんは大根が好きだったからねえ・・・」

と言って 葬儀の後からおばあちゃんを見守っているやつなのであるが
なかなかどうして これが祭壇の威厳をマイルドにしてしまっている気がしてならない

だいこんさん.jpg

初穂のかげから


さて 日が暮れると盆ダンスが始まるだろう

威厳もへったくれもないのーてんきな音楽に合わせて
おどる様子に ご先祖様たちははたして喜んでいるのだろうか


ニッポンの夏はアツイ・・・

at 17:21 | Category : | Comments (3) | Trackbacks (0)

奇跡の食品ツアー 再び!


きゅっきゅぽんが春に気まぐれに行ってみた 食品サンプル体験

実に面白かった

しかし2度も行くモノ好きは多くはないのではないか
しかも家族で行くなんてえ輩はめったにいないだろうから少し恥ずかしいぞ


そう なんと またまた行ってきたのである
しぶる白い河童(弟)を叩きおこし やってきたるは くだんの

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ジャジャジャジャーン


おじさんに 「また来たんですか!」 と言われる始末

残念ながらまた来たのである  ファミリーツアーである 

前回はパフェを作ったのであるが 今回はきゅっきゅぽんは心に決めていたものがある


「みなさん どのコースを体験されますか?パフェコースに ステーキにハンバーグに・・・」


きゅっきゅぽん 「です」

  もちろんでしょう 肉でしょう!

ごじらっぽん 「肉です」
白い河童   「河童も肉だな」


  ええっ 全員 肉をつくるのか!?
  そりゃあちょっと カロリーが高すぎやしないか

コスギっぽん 「パフェです」


「・・・・・」
「では 始めましょうか」

それでは きゅっきゅぽん家の 食品サンプル作りをちょこっと
ご覧にいれましょう!

肉サンプル.jpg

これが 肉の本体である
これに 油絵具のバーントアンバーで 彩色をしていくのである

表面の凸凹の凸の部分に 筆を寝かせるようにして すこうしずつ彩色していく

肉サンプル3.jpg


味やニオイをイメージして塗っていくと 自然といい色が出てくるものであるなあ
これ 日本画学科の静物着彩でも同じことが言える


すると 教えてくださっているおじさんが
「お父さん 真剣ですね・・・」

肉サンプル1.jpg
うーむ

パーツ選びに悩んでいるコスギっぽん

小学生の女の子たちの中で真剣に パーツをあさっていた
ひときわ異種独特のオーラが放たれているコスギである

平たく言えば浮いている

肉サンプル2.jpg

ロウで作る 天ぷらとレタスのパフォーマンスはやはり大盛況!

小学生よ 夏休みの工作をこれで済まそうと考えてやしまいか!?
(きゅっきゅナナメ目線)


肉サンプル7.jpg

さて 乾燥の間にアイスを作ることができる
このコースは 肉とアイスと 博多辛子明太子ストラップを作ることができる
夏休み限定コース!  肉にアイスに明太子! なんともファンキーな組み合わせである


アイスの原料など 本物にしか見えないのである


肉サンプル4.jpg

生クリームを にゅっとしぼる


肉サンプル5.jpg

にゅ

肉サンプル6.jpg

さて 3人の肉が完成!
(ごじら肉・・・ など書き方が少々誤解を招きかねないぞう・・ しまった)


面白いのが 同じカタチでも それぞれの個性が出ているのである
普段からイメージしている ステーキ像があらわれるのだそうだ
ごじらのなどは 食中毒を気にした ベリーウェルダンな仕上がりである

肉サンプル8.jpg

ちょっと悪趣味な夏の展示物

そうして 出来たのがコチラ!!

肉サンプル9.jpg

コスギっぽんのこだわりパフェ
(コスギシェフによると 夏にぴったりの涼しげなイメージだという)
しみコーンをポイントにした フルーツの配置と配色が美しい

これを作ったのが 51歳の出川似の暑苦しいおやじだと誰が思うであろう

肉サンプル10.jpg

きゅっきゅぽんの特選ステーキ

ウハーーーーーッ
肉汁ニスがクオリティーをぐっとあげている

肉サンプル11.jpg

この色よ!テリよ!

肉サンプル12.jpg

ごじらと河童のも並べてみる
豪華な夕食となった

これからはこの写真を きゅっきゅぽん家の基本夕食として
設定しておこう

そして なんといっても このニセ肉のいいところは

肉サンプル13.jpg
わしっ


永遠に肉であり続けることであるよ!
きゅっきゅぽんはこれを きゅっきゅ城に持ち帰りながめて暮らす

もう これでサミシイ思いをすることはないのだ
永遠に・・・・    


今年初盆を迎えるぽん家であるが 
おばあちゃんの祭壇にこれを並べていたら 来た人はビックリするだろうねっムフフ
・・・ という話し合いは行われなかったことにしよう

こうして ぽん家の平和ボケな夏が過ぎていくのであった

at 02:00 | Category : | Comments (4) | Trackbacks (1)

アフゲバタフトシ

本当にあだ名が「ばあさん」という幼馴染から 一ヶ月くらい前に
「高校の同窓会があるよ」という連絡をもらっていた

K高校の! どうやら毎年開催されているこの同窓会の企画担当が
きゅっきゅぽんら59期生と39期生に回ってきたのだという

この同窓会 名前が堅苦しい 
とりあえずここでは可愛らしく“オッピョコ祭”とでもよんでおこう(深い意味ナシ)

きゅっきゅぽんが卒業したこのK高は 少々頭がカタイ ムサビと相反する高校であった


入学早々 新入生にK高ダマシイを植え付けるべく、バンカラ応援団指導週間にて
オッツォロシイ団員からしごかれ軍隊訓練を日夜行う合宿に連行されたときは
きゅっきゅぽんは とんでもねえ高校に入学してしまったものだ!と思ったものである

幼馴染ばあさんと 「卒業まであと964日・・・」などと数える日々であった
(オチコボレ2人)


だが 卒業してみれば不思議なもので 同窓会で担当などとなれば
少しは顔を出そうかなという気分になってくる

集合は早かったのだが、 肉体労働をするのはいやだが白い目でみられるのも
いやじゃのう という3等兵同士の話し合いの結果 開始一時間前に
潜入するというコスイ作戦に打って出た   K高ダマシイなどとうに忘れたぞ

行ってみると そこには懐かしい顔ぶれであふれていた
(懐かしい顔ぶれは真面目に働いていた トホホ)


多くが就職活動で髪の色が落ち着いているせいか、 みんななんだか
高校時代と雰囲気が変わらない

よかった  ・・・とちょっと思う

グラウンドにぶわああっと 長机が並べられ 盛大に(?)“オッピョコ祭”が始まる
K高は元々旧制中学であったのだが なんとその1回生の方々もいらしていて
大先輩方として 旧制中学の校歌を震える音程で歌っていた

きゅっきゅぽんら59期生はそんな盛り上がる机をまわりながら
料理の注文をきいてまわったり ビールを運んだりするのである

きゅっきゅぽんは 話しかけやすそうな顔なのか(ヒマそうなのか)
いっぺんに いろんなところから注文を頼まれる


「25回生のオッチャン席に 揚げたこ3つ ステーキ5つ アイスクリーム5つ
・・・35回生のオバサマ席にアイスコーヒー7つ 9回生のジーサマ席にところてんと
冷ややっこを・・・ 」

などとつぶやきながら 行ったり来たりする

そしてはたと気付く

「ど・・ 同窓会って・・・ やはりただの労働要員じゃないかっ」


それに気がついたきゅっきゅぽんとばあさんは 日が暮れあたりの視界が
悪くなってきたころに 休憩室にいち早く逃げ帰る
どこまでもオチコボレな2人であった


オッピョコ終了後には59期生だけで打ち上げる


今なんしよん  今はね・・・
お前あのときさー        という会話

たまたま妙なカタブツ高に集ってしまった仲間たち
当時はキツイなあとしか感じなかったが 今はすこし眩しい

当時 きゅっきゅぽんがクラスのみんなの似顔絵を幕末風に描いて
教室に飾っていたことがある

それを卒業式の日にみんなは自分のところを切り取って持ち帰ってくれた


そのことをちょっとワルだった男子が酔っ払いながら

「あれ 今も持っちょんばい けっこう嬉しかったんばい」

と言ってくれたことがきゅっきゅぽんにはとても嬉しい出来事であった

at 02:36 | Category : | Comments (3) | Trackbacks (0)

夜はランラン目がランラン

きゅっきゅぽん本日ゴ寄生いたしました

ゴ寄生までの何週間かは

ゴビカンのブルックナー地獄(これがヤバイぞっ)の他に 
ゴビ帳の写真整理と編集加工と
企画の原稿書き、そして介護等体験の実習の事前準備の制作と打ち合わせ、
そして制作・・・と あっという間に過ぎてしまった 

そしてあっという間に部屋が汚れてしまった


きゅっきゅぽんは寄生のときは 毎度必ず部屋をペカペカにして
行きたいのである

帰ってきたときにあんなものやこんなものが 発酵していたら
また帰ってしまおうかと思うではないか

だから毎回 帰省のときには入念に部屋を掃除して帰るのだが、
今回は 前日まで作業と練習があり、 夜遅くに帰宅したが、
部屋は まっこと すっさまじい状況である


いわば 負 の部屋である

これを数時間でいかにしてゼロ、そしてプラスにできるというのだ
荷物も全くまとめていないし 10時間後には出発しているとは思えん・・・
ときゅっきゅはなやんだ


なやんだ挙句 「徹夜で大掃除作戦」 を決行することにした


作戦のはじまりに 冷蔵庫内のタマゴとヨーグルト2つとチーズと牛乳という
ハンパ乳製品を パクパクと処理し、 うううう・・・と
腹を抱えながら 作業に徹したのであった


どんなにヤバイテストや宿題が終わっていなくても
「徹夜はせん!」をポリシーに 生きてきたきゅっきゅぽんであるが
なぜ たった一部屋を掃除するのに 一晩中かかるのか


ううう だらしないことは自覚していたがここまでとは!!
日の出に恐怖を感じながらゴミ出しをする


そんなこんなで新幹線に発射1分前にギリギリ乗り込み
無事 東京を発ったのであった

その後岡山まで記憶がないのである
本当は車掌さんが数分後にキップを拝見しにくるんだけれど
きゅっきゅぽんのところには広島あたりでやってきた


ということは その間 なんども車掌さんはやってきて
マヌケな顔で寝ていたであろうきゅっきゅぽんを何度もゆすり起こしていたのだろうか!? (そして一度も起きなかった) うっほーーーーー  恥ずかしいっっ


教訓: 徹夜大掃除はアホ丸出し これからは分割小掃除でスマートにキメるべし


・・・とこの教訓を何十回と誓っているきゅっきゅぽんである


at 01:41 | Category : | Comments (3) | Trackbacks (0)

今夜は涼しい夏の夜

きゅっきゅぽんは この世に妖怪はいるんじゃないかしらと思ってはいるが
呪いだとか レイコンだとかは信じない

信じないから そんな特集のテレビ番組なんかみらんもんねーっ

う、うっかりつけてしまっても すぐテレビ消すもんねーっ

そんなきゅっきゅぽんであるが 一昨日の夜 心臓が飛び出そうな思いをした


夜はいつもカーテンを閉めているのだけれど
ふと 何があるわけでもない カーテンに覆われた窓を見たのである


3秒くらいながめてから きゅっきゅぽんは髪の毛が逆立った!!(かんじ)

なななななななんと 

閉じられたカーテンの真ん中に そう人の頭くらいの大きさのシミが
できているのである・・・・・!!!!

(キャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ)


きゅっきゅぽんは真っ先にこれは 「呪い」だ! と思った
呪いを信じないものを呪うための呪いだ!! と思った


人間は 本当に恐ろしいと思うと その恐ろしいものから
目をそらせないものである

きゅっきゅぽんはじっと見た

そのシミはジットリと濡れている
あたかも たった今できたようだ・・・

どうしてこんな唐突に こんな大きなシミ(しかも新鮮な)ができたんだろう!
もう これは呪い以外のなにものでもない・・・

そう思いながら なおもシミをながめていると

な、 な、 なんと そのシミは ゆっくりではあるが
確実に 大きくなってきているではないか!!!

そう 幼稚園の子どもくらいに・・・・・!!!

(ウンギャアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ)

こうしてきゅっきゅぽんは 呪われたのであった・・・  おしまい


ここまでであったら 汗ばむ季節に最高の怪談話(か?)

だが きゅっきゅぽんは ふと 上を見上げたのである
犯人は、 いた

クーラー様であった

なんと このクーラー様、 パーツとパーツの間から
シトシトピッチャンシトピッチャン・・・ と大五郎もびっくりするような
勢いで 水が滴っていたのである

あわててきゅっきゅは ボールで水滴をキャッチした

ところが 数時間もたつと こんどは 水滴の滴り部分が二手にわかれ
また勢いも増してきたので 今度はさらに 絵皿と乳鉢で受け止める

少々やることが立て込んでいたので そのままにしておく

外は晴れているのに きゅっきゅぽんの部屋には雨が降る
ボール 絵皿 絵皿 乳鉢 筆洗器 お盆 絵皿 乳鉢  
がクーラー様の下で待機している異様な光景


水を捨てようと 筆洗器を持ち上げた瞬間 床に水をぶちまける

ここまできて ようやく管理人さんに相談に行ったきゅっきゅであった

原因は排水管のつまりであったらしい
管理人さんが処置をしてくだすったおかげで クーラー様の涙は止まった

まあ 原因とはそんなものである


呪いだとかレイコンだとか 信じませんようきゅっきゅは! ふはは

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