2010年02月のアーカイブ

きゅっきゅぽんの春休み大作戦! 

夏休みは 夏休み大作戦として 車の免許取得を目指したが
春休みも大作戦を決行しよう!

まあ 車の免許は 大作戦という作戦を決行せんでも
スケジュール通りにこなしていけば達成できるので あまり作戦とは言えなかったが
今回は 作戦も作戦 ダイダイ作戦!  その名も

“にゃんにゃん大作戦!” である


まあ ちょっと迫力に欠ける名前であるが 今回は慎重に計画性を
もって実行しなければ達成できないのである

この作戦のミッションとは・・・

「ぽん家に猫のぬくもりを!」 である


現在 ぽん家には猫がいない
何年もしぶとく居座っていた 貧乏くさい ばんばりあんも
異臭をはなつ きゅっきゅぽんも  空のネコの国に行ってしまったからである

もう きゅっきゅぽんがいなくなって2年になる
そろそろ きゅっきゅぽんのタマシイも上空5000メートルくらいには達したのではないか


そこできゅっきゅぽんは作戦に出た!
 
いりこ.gif

作戦その

家の敷地の周囲を 煮干いりこで囲む
(ポイント  いりこは各地点4〜5尾  地点間は30メートルほどあける)


そう ぽん家では 猫を ノラ諸君から募集しているのである
“きゅっきゅぽん”も こうしてやってきた猫であった

この作戦は 決行から みごと猫のニクキュウをぷにぷにできるまでに
結構な時間を要する
計画性と忍耐力が必要となるのである

まずは 第一段階
「ひたすら いりこが無くなるのを待つ  無くなった場所を確認し 補充」である


数日後


いりこがない!.gif

うほ! なくなっとる!
もうこれで 一段階クリアである

次は ただひたすら このいりこ食いの犯人と遭遇する機会を
得るまで 第一段階を続ける!である

ここでの犯人はたいていノラ猫である

・・・・・

とふんで へんな人がひろってポリポリ食っている
現場に遭遇したらどないしょ・・・  という不安もあったりするが

さあ 犯人に遭遇できるのか
次回にこうご期待!

at 12:18 | Category : | Comments (4) | Trackbacks (0)

ももぞうが行く

帰ってきてからは できるだけ ももぞうと命名された
車を運転するようにしている

きゅっきゅぽんが帰ってくるたびに 「運転の仕方わすれたあ」と言うので
父コスギは きゅっきゅぽんのペーパーデビューを心配しているようである

そして! ついにきゅっきゅぽんはようやっと一人で運転できたのであった!

(・・・ いや 運転とは一人でするものであるが 今までは誰かが車内に
一緒に乗っていた という意味である)


一人での初ドライブのなんと心細いこと・・・

なっかなか 運転になれないきゅっきゅにとって
「これは 進んでいいんかね」とか 「そっちは来てないかね」とか
いう投げかけに 「うん」とか 「いやまだ」 とかいう返事がとてもありがたい

いや 本来ならば免許取得とともに 「我 運転すべし!!」と
迷うことなく バンバン公道に飛び出すべき(いや 安全に繰り出すべき)なのであるが
きゅっきゅぽんは 肝っ玉がそんなに大きくはない  いやむしろウズラの卵くらいである

「我 運転すべし!! 誰かついてきてちょ」

と なるのであった


しかし 今回 きゅっきゅぽんはひとり ももぞうをブルンと発進
どこを目指すわけでもなく ふらふらと危険な走行でバイパスへ出たのであった

バイパスへ出ると とくに気をひきしめていかないけんのである
この道路は 筑豊の大動脈
きゅっきゅぽんも 大動脈を流れる赤血球のひとつとなって
サラサラと流れて 動脈硬化だけは避けねばなるまいっ


サラサラ・・・ と 運転していると バックミラーに見たことのあるバスの影が映る

「げっ  ○○DSのバス!!」

○○DSとは きゅっきゅぽんが通っていたドライビングスクールのことである
そこのバスがきゅっきゅの車の後ろにせまる

「なんちゅうトロイ車じゃ  いったいどこの自動車学校を出たんじゃイライラ!!」
とかなんとか 思われているかもしれない

きゅっきゅぽんは テストを回答しているときに先生にのぞきこまれた生徒のような
石膏デッサンをしているときに 先生に後ろからこっそり形をチェックされている学生のような
気持ちになって

どうにもこうにもあせったきゅっきゅは
ひょいと横道にそれたのであった


その道は 穏やかな田舎道  その名も“たぬきコース”である


ああ やっぱりこの道は落ち着く・・・


細くてまがりくねった 毛細血管にも きちんと血が通うのであった

at 00:20 | Category : | Comments (3) | Trackbacks (0)

再開

 
日フィル0.gif

白髪のイギリス紳士(日本人だけど)イメージ図


きゅっきゅぽんが手に持っていた花束は さまざまな種類の
ピンクの花で統一されていて いかにも春らしい趣である

ただ  へんな汁が染み出していたのが難点であった


“日本フィル in Kyusyu 2010”

ウェーバー  歌劇「オイリアンテ」序曲
チャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番
ブラームス 交響曲第1番


春は 日本フィルが九州にやってくる季節でもある
汁がしたたる花束をもってきゅっきゅはやってきた

今回は ピアニスト 小山実稚恵さんがソリストの公演であった

ソロというものは 何にしたって目立つものであるが
ピアノほど視覚的に存在感があるものはそうないだろう

なんてったって まずグランドピアノの黒々とした存在感!
フタ(?)の裏に反射した弦は 暗闇から浮き出るような深い色で
オーケストラの真ん中の華である

そして その先で これまた薔薇の花のようなドレスをまとった
ピアニストさんが 鍵盤をなでるような動きをすると 
どこからともなく 美しい旋律が紡がれていく   す・・・スバラシイ・・・


きゅっきゅぽんの持っていた花束からは さらに汁が染み出し続け
パンフレットにまで沁みて 「日本フィル」の書体が わけのわからないヘタ文字になっていた
そう きゅっきゅぽんが花束をわたすんは・・・


ピアニスト・・・・・・


ではなかった・・・


忘れられない鈴の音

あの白髪のイギリス紳士!!である
覚えてくれているかなあ・・・


終了後 紳士はロビーに姿を現した

きゅっきゅぽんは花束を持って行くと 「おお!」と言って受け取ってくれた
うおお 汁が出てきてごめんなさい あまり下を向けんで下さいと思いながらも
タマビでのことを覚えていてくれたようできゅっきゅはうれしかったのであった

紳士は マツモトさんといった


きゅっきゅぽんが小学生の時から変わらず ずーうっとこの髪型(上図参照)である

きゅっきゅは一緒に写真を撮っていただき
体長5センチほどの ネコのキーホルダーのフトモモ部分にサインを
もらうという なんともあつかましいお願いまでしてしまったのであった・・・

毎日 音楽を生み出して 人々に喜びを与え続けている
マツモトさんからは独特のオーラがにじみ出いて 本当にカッチョイイ


また聴きにきたときは このネコの反対のフトモモにサインをしてもらって
その次来たときには 背中にしてもらって
般若心経を書いた芳一みたいにしよう・・・ときゅっきゅはたくらむのであった

at 23:48 | Category : | Comments (2) | Trackbacks (0)

春はイナゴ便り

ぽん家の庭でも キュッとしまった梅のつぼみが ふわふわとほころび始めた

そんな春をつげるものが ぽん家にはもうひとつある
というより おられる


その名も “いなおじさん” である

いなおじさんは きゅっきゅぽん去年のエントリ 清晨堂の刷毛の話でちょこっと
登場している人物であるが 今回はすこうしいなおじさんの存在について書いてみようと思う


きゅっきゅぽんが いなおじさんに会ったのは小学生の時くらいであるんで
今 街ですれちがっても 分からないかもしれない


いなおじさんは きゅっきゅの両親が 学生時代 海外で出会った日本人で
顔がイナゴにそっくりであるらしい


inago.gif<参考資料>

きゅっきゅぽんは このおじさんについての情報は こと両親であるコスギっぽんや
ごじらっぽんから 伝え聞いて知っているだけである  その情報によると


いなおじさんは 現在東京に暮していて 50代だけれど ひとり暮らしを
していて 絵画の修復の仕事をしていて 
携帯電話を持っていなくて 部屋にはエアコンがなくて 
昔イタリアで取得したいいかげんな運転免許で車を乗り回していて 今頃死んでいるんじゃあないか


という情報のみである

なぜ このいなおじさんが春をつげるのか

ぽん家では この かわいそうないなおじさんに バレンタインに立派なチョコを贈る(その名もいなチョコ) という伝統行事(?)があるんである


そして 一年に一回 いなおじさんから電話がかかってくる
それが 春なのである


春になると いなチョコの季節だねえ・・・と言う


今年もいなおじさんからの電話である


コスギ 「もしもし いなさん 生きていますか これは霊界通信ですか
  タワシ送ったよ ちゃんと選んだんだからねえ 質は悪いけど 使ってね」

ごじら 「もしもし いなさん  送ったあれ 便利でしょ
 レンジでスグに使えるのよ 使ってね え・・・ ウソ・・・ まさか・・・」

きゅっきゅぽんは いなおじさんとあまり会ったことないけれど

いなおじさんについて知っていることと言えば


いなおじさんは 一人暮らしをしていて 絵画の修復の仕事をしていて
携帯電話を持ってなくて 部屋にはエアコンがなくて

加えて 電子レンジがなくて 顔がイナゴに似ている

ということである


ガンバレ ニッポン!

ガンバレいなおじさん!

at 00:13 | Category : | Comments (6) | Trackbacks (0)

人間は甘酒ナリ

きゅっきゅぽんは経験豊富である
このことは きゅっきゅぽんになんでも聞きなさい
もう かれこれ18年間も 経験してきたんであるからにてして・・・

そう きゅっきゅぽんはカフンショーの経験が豊富なんである
(平たく言えばただの花粉症患者である)

しかし きゅっきゅぽんはここ10年間にもおよぶ治療の成果か
小学生の時に比べるとずいぶんと症状が緩和されている
さてさて その治療とは・・・・


針治療である!


福岡にあるM医院は こと花粉症に効く針治療で今やかなりの
大評判の病院になっとるが  きゅっきゅも大変お世話になっている


今年も針治療の季節がやってきた


治療は カーテンで仕切られたベッドがある個室で行われ
花粉症の治療は 髪の毛ほどの細さのハリを小鼻の横左右にポッチリと刺す
中国の方であろう先生(たぶんM先生)が 「今年は花粉オオイヨー」だとか「スクナイヨー」だとか
一言ふたことしゃべって 個室を出ていくのが毎年のことであった

しかし 今回 先生の一言ふたことが ちょこっと変化していたので書いておこう


名前を呼ばれ 個室に入ったらカーテンをシャーっと看護婦さんがひく
そこにあるベッドは ぽかぽかとあたたかいので快適である
ひまなきゅっきゅは 横になったまま 先生がこられるまでこっそり腹筋をしたりする

シャーっとカーテンを開けて先生が入ってきた
そして 例のごとく なれた手つきできゅっきゅにハリをぷちぷちっと刺すと
おもむろにきゅっきゅのハラをぐいっと押して曰く

「アナタ  ヒエショウ! 血7割はココニアル!」

そう言って 先生はハラをさらにぐいっとしたので さきほどまで腹筋などをやっとたきゅっきゅは 
突然の出来事にぐえっとなったのであった

そして 先生は 「ハイ 立って立って」 と言う
「?」 初めての展開にきゅっきゅはとまどう

「ハイ ココデ50回ジャンプ! ソウ! モットタカク! ソウ!」

なにをやっとるのだろうか・・・
きゅっきゅぽんは花粉症を治療しに来て ハリをハナの横にさしたまま
個室でビヨ〜ンビヨ〜ンと マヌケなジャンプを繰り返すのであった


ジャンプが終わりて 師 曰く

「オフロアガリ アタタカイ ハナトオルでショー!? カラダハ 冷ヤシテハ ダメネ」

きゅっきゅぽんは ジャンプの理由が分からずポカンとしていると 師曰く

「リクツ アルヨ   甘酒ハドウヤッテノム? ソウ! フルデショー!?
ソレトオンナシヨ  血ヲカラダのスミズミニヤル! コレ朝晩30回ヨ  フハハハハハ」


そういって 師は立ち去るナリ・・・なのであった


きゅっきゅが横になっていると いろんな個室から
ビヨ〜ンビヨ〜ンというマヌケな音が聞こえてきた

「モット跳ブデスヨー  フハハハハハ」


きゅっきゅぽんは 今までにない先生の楽しそうな笑い声を聞いて
ここは たいそう儲かっとるな・・・  とハナをひくつかせるのであった


at 23:43 | Category : | Comments (2) | Trackbacks (0)

ゆ〜がたのの〜がたで

立川のメガネ屋さんでコンタクトレンズを作りに行った時
データを取って戻ってきたお姉さんは 裸眼の美しい目をキラキラさせて

「ぽんサマは一度 こちらのお店の直方店で おつくりになられていますね!」

と言った

「あ! そういえばそうでした! そこはつぶれましたがねえ」
と 答えるきゅっきゅぽんに さらにキラキラしたまなざしで

・・・

「私も福岡出身なんですよお! “直方”って 福岡の人じゃないとなかなか
読めないんですよねっ」

と きゅっきゅぽんを ボスニア・ヘルツェゴビナあたりで見かけた唯一の日本人
とでもいわんばかりの表情で 応対をしてくれたのであった


さて “直方”とは  “Nogata” と読み
きゅっきゅぽんや手羽さん含む ジゲモンは 
「のー(↗)がた」 あるいは 「のーがた(↘)」 と読む


きゅっきゅぽんは このお姉さんに言われるまで
この地名が そこまで人を悩ませるような読みを持つ地名だと思わなかったのであった


しかし かといって こりゃあよみにくいっ! しかし読めたらなーんとなく
カチョイイ! という地名でもない

「御徒町(おかちまち)」なんかは きゅっきゅの中では
「よみずらいけど よめたらカッチョイイ地名」の12位くらいには入ると思う

また “直方”という漢字が 小学校一年生くらいで習う漢字で構成
されているというのも どうもあかぬけない雰囲気を醸し出しているのではないか

そこへいくと トコロテンなんかは “心太” と 非常に簡単な漢字の並びである
しかし それらは まさか“トコロテン”とは読むまいという 意外性が含まれている
いったい “心” がトコロテンのどこまでを おさえているのであろう
トコ か いやトコロか はたまたおさえているのは ト だけで “太”だけで コロテン と
読むのかもしれん・・・ という 噛むほどに味が出るような 都コンブ的構成の漢字なんである


“直方・・・”  
読めそうだけど 読めない しかし 読もうと思えば よめんこともない・・・
という 曖昧な位置づけが 人々をモヤつかせる原因なのだろう


きゅっきゅはこの“直方”の読みによって おこる面白い現象に出くわした

みどりの窓口で 東京から直方の乗車券を買うとき
この 「直方」 と書かれた紙を見て 素直に読み方を聞く 窓口の方と
時刻表をパラパラ見て こっっすおり 読みを調べる両パターンが見られるのである


きゅっきゅが 先日行った窓口では 少々無愛想な男の人が対応してくださったが
この方は 後者のパターンで  机の下でこっそり駅名を調べていたんであった

きゅっきゅは 自分で言おうと思い 「の・・・」 と口にしかけてはっとした!


「のおがた」なのか 「のうがた」 なのか 分からなかったのである!!
いやあ なんたること! いつも 「の〜がた」と適当に発音していた報いか!
きゅっきゅは なにも言えなくなって下を向いたのであった


窓口の方 アホなきゅっきゅの分析などお気になさらず存分に調べてくださいまし・・・


※メイビー「のおがた」である 2010 きゅっきゅぽん調べ

at 00:01 | Category : | Comments (8) | Trackbacks (0)

本当にありがとうね 

きゅっきゅぽんが 「ムサビに受かったよ!」と
報告すると お婆ちゃんは 泣いて「よかったねえ よかったねえ」
と 繰り返した

そして 住むところも決まりひと段落したころ ふと
「きゅっきゅぽんがおらんようになるんはさみしいねえ・・・」と 
もらしたのが印象に残っている

お婆ちゃんが 亡くなったよ と知らせを受けたのは
きゅっきゅぽんが 帰省しようとしていた2日前であった


お婆ちゃんが悪くなってしまったのは 去年の夏であった
それまで 畑で 次から次に生えてくる しぶとい雑草を元気にむしり取っていたんであるが
きゅっきゅぽんと白い河童(弟)が帰ってくるのを待っていたかのように しばらくして
ポン ポン ポン と 突然容体が悪くなって寝たきりになってしまったんである


お婆ちゃんの意識はフワフワしていたが
それでも 「運転免許とったよう」 とか 「今日は雪がふってるよ」と話すと
ゆっくりうなずいて  「お年玉ちょうだい」と言うと フフフと笑っていた

悪くなったときから 少しずつ覚悟はしていたし 
必ずやってくる 出来事とは分かっていたけれど
やっぱりこの ぽっかりと穴のあいたようなさみしさというのは
なかなかすぐには 消えてくれないものである

大変であろう ごじらっぽんやコスギっぽんなんかを
助けないかんなあ と思いながらも なんだかぼうっとして何の
役にもたっとらんのが情けないのであった


きゅっきゅは最後にお婆ちゃんの棺の前でヴァイオリンを弾いた
きゅっきゅのヴァイオリン(聖司くん)は お婆ちゃんが買ってくれたんである
ぱりっと乾いたかっちょいい音を奏でる イケメンなのである


すこうし さみしい内容の日記になってしまったが
書いているうちに 少しずつ 気持ちが前向きになっていくようである

日記であるから これからもいろんなことが書かれていくんだろうなあと思う

しかし お葬式というものは 何かにつけて料理がわんさか
出てきて さまざまなシーンで 半ナマ菓子が登場し
きゅっきゅぽんは 慢性腹部膨満感で この数日でだいぶデブったのではないかと
推測している

これは 生きている者のなんとも悲しい宿命である


at 00:16 | Category : | Comments (11) | Trackbacks (0)

ここは東京夢の国

「○○駅のビルにはお気に入りのショップが入ってるのう」
というような ヤンギングな会話にきゅっきゅぽんも参加しよう

きゅっきゅぽんも愛してやまない店がある


ここに行くと とても癒されるのである
ここは きゅっきゅぽんにとっての夢の国  あこがれの地である

しかし ショックなことに 大好きなこのお店は2月末で閉店してしまう
きゅっきゅは 本日もやってきた  お別れをするために・・・

さあ もう お分かりでしょう
何をかくそう(何もかくしてないけど) ユザワヤ吉祥寺店である


未だかつて あれだけ人々に素朴な創作意欲を湧かせる店舗があったろうか
そこに足を踏み入れた瞬間 きゅっきゅはユザワヤの魔法に取りつかれ
なんというかこう ムラムラと工作したくなっちゃうのである

きゅっきゅにとって ユザワヤの素晴らしさは枚挙にいとまがない

まず 店員さんが非常にレトロなカッコウである
トップハム・ハット卿のようなベストを着ているのかと思えば
上着は 赤と白と黒のコントラストが鮮やかな なんともおめでたいハッピ
万年 新春初売りセールのような そのいでたちに 客はついつい購買意欲にかられてしまうのである


また そんなお客さんも 非常に穏やかな表情をしている
世の中の喧騒など忘れたかのように キルティングの布や タンスの取っ手や
額縁の下のちっちゃなざぶとんのことを考えているようである
国民の三大義務を聞いても ゆっくりと丁寧に答えてくれそうである


きゅっきゅも ユザワヤ王国に侵入した際は そのような
穏やかな笑みを浮かべて “おゆまるくん”を手にとったりするのであった


そうであるからきゅっきゅは もちろんユザワヤ友の会会員である
この ゴールドなカードは サイフの中で燦然と輝いて 
よくわからないステータス感を醸し出しているのが特徴である 
しかし きゅっきゅは以前 この友の会カードを店内に落としてしまったことがある
すると 数日後 ユザワヤから カードを預かっていますと連絡がきた


みなさん ユザワヤの落し物預かり所がどこだかご存じだろうか
それは 店内ではなく 店の商品搬入口あたりに立っておられる
警備員さんの詰め所なのである  
きゅっきゅは 警備員さんから 友の会カードを受け取るというなんとも
マヌケな光景の一部になってしまったのであるが ユザワヤの舞台裏を
垣間見たような気がして 少しうれしくなったのであった


正確にはユザワヤは移転ということになるのだが
んもう あの駅にくっついた 上から下まで夢の国状態ではなくなるわけである

あの 自分自身が毛糸の玉になりながらもマフラー(?)を編む
シュールなヒツジ君が 吉祥寺駅でお出迎えすることもなくなるんだなあと
思うと 店内を流れる優雅なクラシックで 涙ぐむきゅっきゅであった・・・

ありがとうユザワヤ吉祥寺店!
そしてまた会う日まで! きゅっきゅはずっとあなたの友の会でいます!(期限が切れるまで)

at 23:36 | Category : | Comments (3) | Trackbacks (0)

出没! ポケマップの旅

さあ やってまいりました!
今回のきゅっきゅぽんポケマップの旅・・・  その名も

「きゅぽ街ック天国!」 (言いにくい) はじまりはじまり!

今回のきゅぽ街は・・・・

高円寺.gif
ぽこ〜んぽこ〜ん(☆が点滅する音)

杉並区 高円寺にシュツボツ!


高円寺在住の友人に誘われ 今回は高円寺周辺を散策


そこで きゅっきゅぽんと友人が出会ったものとは!?

いろとりどりのガラス玉が並ぶ店内
そのコロコロとかわいらしい見た目に きゅっきゅと友人はため息をつく
まるでキャンディーのような その物体

高円寺 第5位  とんぼ玉


高円寺といえばとんぼ玉 とんぼ玉といえば高円寺である
店内では ちゅいーんという音が聞こえている
も・・・ もしや!

「やってみます?」

高円寺 第4位  とんぼ玉制作体験


きゅっきゅぽんと友人は とんぼ玉制作体験に参加したぞう!

とんぼ玉1.gif
透明色 不透明色 さまざまな色がそろうガラス棒
この中から 好きな色を2〜3色選ぶ

友人は 浅い海のようなブルーとピンクを選択  
きゅっきゅは固まりかけた血のような赤と 青汁のような緑を選択

とんぼ玉2.gif
友人が作っている所
ガラス棒を熱でゆっくりと温めている

「この作業が大切なんです これをやらないと割れちゃうんですよね」
と 少々寝不足気味だと推定される表情をたたえた男の方が指導する


とんぼ玉3.gif
ブルーのガラスが 燃えるような赤に変化!
ブフォフォオ・・・

その時 隣で制作していたのは 思へらく寝不足気味の男性の弟子のわかい男性である
とんぼ玉に似合わぬロックなスタイルでちまちまと制作していたその瞬間
パリーンッ!  「うおっ」


高円寺 第3位  弟子の失敗

どうやら ガラスをゆっくりと温める作業を怠っていたようである


とんぼ玉4.gif
基本のガラス玉に 模様となるガラスをくっつけて平らにしている


とんぼ玉5.gif
そして 美しい玉にするために もういちど
ブフォフォオオ!!

そしてついに・・・

とんぼ玉6.gif
完成!!

左の赤玉がきゅっきゅ作 右のハート玉が友人作のとんぼ玉である
甘そうだと感じるほどの 色の流れと輝き
きゅっきゅが 幼児なら間違いなく食っていたであろう

きゅっきゅは初めてガラスという素材に触れた
熱すると 水あめのようになって 偶然の模様が入る その時の空気も閉じ込められる
なんとも

高円寺 第2位  感動


出来あがったとんぼ玉は チョーカーに仕立てていただいた


とんぼ玉7.gif

きゅっきゅがこれをつけると ドラえもんの鈴がごろんとついているようでイイカンジである
自分で作ったものだから めっぽう可愛く見えてきて 始終ナデナデしたくなってしまうのであった


仕立てを待っている間 寝不足気味の先生は弟子に いろんな話をしていた

「作るときはなあ 自分でこうじゃないかなあ って手探りで作っていかないと
始まらないんだよ  そうこうしているうちにだんだん いろんなことが
分かってきて 面白いものがつくれるようになるもんなんだ・・・
なんでもいいからとにかくやってみる! やってみてそし・・・ 」


高円寺 第1位  寝不足気味な先生のありがたいお言葉


「うーむ」

同じ 作品を生み出す立場の美大生二人はうなってしまった

がんばれ 弟子! 巨匠と呼ばれるその日まで・・・(←番組がちがう気がする)

きゅぽ街ック天国 今回はこのへんで!
 

at 22:54 | Category : | Comments (5) | Trackbacks (0)

炎の料理人シリーズ〜料理人はつらいよ〜

その日も きゅっきゅぽんは炎の料理人であった・・・

※きゅっきゅぽん炎の料理人とは・・・ 

ただ単に調理中のきゅっきゅぽんのこと   たいしたものは作れないというレベルではなく
視覚的に あっと驚くようなたいしたもんが出来てしまうというレベルである
“こがし”による 炭素風味の創作料理が得意

フライパンを カンカンに熱くしてジャンジャカやっていたときのことであった

右手の薬指に つねられたような感覚がはしった

ぎゃっとなって 見てみると 指の背中に 白く 切ったツメのような
痕がくっきりとついている

やってしまった! ヤケドである

すぐさま 冷凍庫から冷凍肉まんを取り出し 患部にあてて冷やす
肉まんの威力か 患部はまったく痛くなくなり  後だけが白く残っていた


それから数日 きゅっきゅの薬指には白い痕がついたまんまであった
しかし 全くもって 痛くないのである
その沈黙は実に不気味である  観察してみると 皮膚が月型にギュっと固くなっていた
あまりの熱さに その瞬間の出来事を必死に忘れようと固く口を閉ざしているかのようである

小さなキズであるし きゅっきゅは まあたいしたこたあないと思い そのキズのことを すっかり忘れていた・・・


のであったが!

本日 ついに かたく閉ざしていた胸の内をはきださんばかりに そのキズは

「あちいよう とんでもあちかったんだよう  い、い、いてえよう!!」

と叫びはじめた!
白かった月が赤くなって なんだかエマージェンシーな雰囲気をも醸し出している


これは後に 残るな・・・ ときゅっきゅは思った


実は きゅっきゅはこのキズを抱えた薬指のとなりの小指にも やけど傷があるのである
なぜ ヤケドをしたのかは覚えていないが たしか幼稚園の頃で 先生に
「このキズどおしたの」と聞かれ 「ばらのはながさいたの」という なんとも
天才的かつ意味不明な暗喩で答えたことは覚えている

20年後 その隣の指にまたキズをこさえてしまった
この調子でいくと 40歳くらいにナカユビ・・・・  いかんいかん それはいかん!


とにかく このキズとは長い間付き合っていくことになりそうなのである

うううう・・・・  


炎の料理人 しばらくフライパン恐怖症なのであった


at 00:15 | Category : | Comments (6) | Trackbacks (0)

東京ポケマップの旅

きゅっきゅぽんはポケットマップ『東京都市図』を買った

というわけで ここ最近はもっぱらこの地図を頼りに 行ったことのない
東京のマチを とっとこ歩いてまわるというのが 楽しみである

そんでもって その日行ったところをこのポケマップで 確認してまた楽しむのである


本日のきゅっきゅぽん東京旅は 同期のサクラ ハナちゃんとの美術館めぐりである

なにやら ハナちゃんの大学に いろんな資料館があるというので行ってみた

w大00.gif
一般大学のムサビと称される(ん?)大学


中学受験会場であったため インテリジェンスな気品漂う親子が
ウロウロしている
清潔で 澄んだ空気のキャンパス

不潔で澄んだ空気のムサビとはやはり雰囲気がまったくちがうぞう!


w大.gif
大隈重信さんのヒミツがギュッとつまった博物館
中原淳一さん展同時開催中

w大2.gif
うほほん


また学内には演劇博物館なる 洋館がデデーンと建っており、
舞台芸術のあらゆる資料が展示されている

中には 能の面をつけることができる体験コーナーがあり
きゅっきゅぽんは もちろん体験した!
感想は 「よう前が見えん息が出きん」 である
この オタフクの面をつけて 舞う役者さんは お面の裏できっと
般若のような顔をなさっていることであろう    いやあすごい!


そして二人は 六本木ヒルズ内 森美術館の「医学と芸術展」へ

まっこともって 医学と芸術というんは 分野はちがっても源流はおな・・・

tokyo.gif
Ohhhh

Tokyoオー!!
なんちゅう 夜景のすばらしさ!
キラキラと輝いて・・・   
「道路は大動脈でえー 車は赤血球でえー」(←どうにかして展示内容と絡めたい心理であろう)
と きゅっきゅの心ははずむ


ここでも東京ポケマップは面白い!  あの霊園は「○○霊園」だ!
などと 今見ているものが何なのかが分かるからである
まあ 霊園の名前が分かったところで なんちゃあないのであるが
分かると 妙にうれしくなってしまうのが不思議である


充実した東京旅であった


帰り際 きゅっきゅは あるものを発見する


節分.gif

うほほ 本日は節分であったか!!


ちいさなハーフサイズを買ってしまったきゅっきゅぽん
「今年は西南西」
という情報を入手し きっちり方角をさだめておいしくいただいたのであった

どうやって方角をさだめたのか


もちろん 東京ポケマップにきまっているではないかっ

手のひらの収まる ちいさな東京
これが今 一番のお気に入りである


節分2.gif

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これがソツテン

卒業制作展  “ソツテン”なんて単語がいかにも美大らしい! と思うきゅっきゅである
というわけで きゅっきゅぽんは 生まれて初めて ソツテンを見たのである

びっくりしてしまった

なんといおうか 一つひとつの作品から出ているエネルギーが 他の展覧会とは
わけが違ったのである  んもうムサビ全体から鼻息がブオオオッと 聞こえてきそうな
ただならぬ空気であった
一緒にいた友人は 「これは本当に私たちと同じくらいの歳の人がつくったんだよねえ?」
と感心しきりであった

しかし きゅっきゅぽんは 初めてソツテンの雰囲気を体験して
感動したのであるが 心のどこかがずうんと重くなっていったのが正直なところである

「3年後にきゅっきゅぽんはここに何を置いているんだろう・・・」


きゅっきゅぽんのメガネではまだ見えないのである


きゅっきゅぽんは なにか目にみえないメガネが
天からハラヒレホレハレと落ちてきて ウルトラセブンのように 人間に
カッシーン! と装着されたときに 人間は成長しとるんじゃあないか・・・ と考えている

小さい時から 経験や思考によって 天からメガネをもらって だんだんいろんな
ものが見えてくる・・・つまり たくさん考えてうんと歳を重ねた方はたくさんのメガネをもっているのである

中学生の時分を思い出して なんちゅうハズカシイことをヌケヌケと言っていたんだろう
とふと思うときがあるが これは少ないメガネで全世界を見たかのような発言であったからである
(しかしきっと未来のきゅっきゅは ムサビ日記を読み返してとんでもなく恥ずかしく
思うであろう  いいのである 若いというのは非常にハズカシイ存在なのである)


そう きゅっきゅぽんは 卒業生の作品を前にして この作品に行きつくまでに
いったいどのくらいの思考のメガネが必要だったんだろうと考えると
そのとほうもなさに くらあっとしてしまう


はたしてきゅっきゅぽんには それらのメガネを獲得していくパワーがあるんだろうか・・・ 
きゅっきゅは この一年でいったいいくつメガネをもらった・・・?
もらったんだろうか? もしかしたら いっこももらってないんじゃないか・・・

なんて考えると 心はなぜか ずうんとしてしまうのである


ううむ! ソツテンのパワーおそるべし!!
もしかしたら 2年生 3年生では 感想がかわってくるかもしれない
いわんや 4年生においてをや、である
今回のエントリは 初めてソツテンを見ての感想であった

とりあえず 今年の春は 花粉症用メガネをためしてみようかなあ・・・
 
ハクチョン!!
こちらもやっかいになる きゅっきゅぽんであった
 

at 23:20 | Category : | Comments (6) | Trackbacks (0)