2009年08月のアーカイブ

ひょっこり

諸事情により ぎりぎりまで福岡のきゅっきゅである

ということで 日記の内容がどうしても田舎ちっくになってしまうが
今回のエントリーも 非常に田舎的ニュース

よってらっしゃいみてらっしゃい
ここ きゅっきゅぽんサテライトでは 夏季限定で
田舎気分をたっぷりと味わうことができます


免許を取って以来 じーぐるという 車で田舎を走り回っているきゅっきゅである
田舎道のいいところはやはり 人通りと車が少なく(というより 人がおらず)
初心者には走りやすい所である   
場外練習コースと言ってもよろしい


しかし!!!

そんな田舎コースでは
都会とは別に じゅーーーぶん注意しなければならないことがある


<次のような道を時速40劼覗行中 どんなことに注意して走行しますか>
ぽんぽこ01.jpg
キューポン自動車学校  2009年 学科予想問題より

答え!

ぽんぽこ03.jpg


「んっ   こりゃ どーろだなっ
こりゃーー失礼っ
それじゃ・・・・

横断しまあーーーす」

ぽんぽこ02.jpg

「本当に横断しまあーす  いいですかあー
右 いいですかあー」

それっ
ぽんぽこ04.jpg
ぽんぽこぽんぽこぽんぽこぽんぽこぽんぽこぽんぽこぽんぽこぽんぽこ
ぽんぽこぽんぽこぽんぽこぽんぽこぽんぽこぽんぽこぽんぽこぽんぽこぽんぽこ・・・・・

ぽんぽこ05.jpg
ぽんぽこぽんぽこぽんぽこぽんぽこぽんぽこぽんぽこぽんぽこぽんぽこ
ぽんぽこぽんぽこぽんぽこぽんぽこぽんぽこぽんぽこぽんぽこぽんぽこ
ぽんぽこぽんぽこぽんぽこぽんぽこぽんぽこぽんぽこぽんぽこぽんぽこぽんぽこ・・・・・・・・・


なんと きゅっきゅぽんの車の前を 
地元のたぬきさんが 横断なさったのであった

田舎では 歩行者の保護はもとより
こういった 小動物たちの横断にも注意を払わねばならないのである

しかし このたぬきぽんは 実に堂々としていて
きゅっきゅの車におそれることなく オタオタとゆっくりと歩いていったのであった
(カメラを取り出す時間があったほどである)

いやしかし 小動物の横断と書いてしまったが 彼らにとってしてみれば
こちらが 彼らの世界を横断している邪魔者に違いない 

・・・・・ごめんよう 

以来 この道は「たぬきコース」と命名されたのであった

at 01:18 | Category : | Comments (6) | Trackbacks (0)

ぽん家初上陸ズラ

キミは いったいいつ頃日本に来ていたんだ?
知らせてくれればよかったのに!
きゅっきゅが キミのことを知ったのはずいぶん最近だぞう


もう 今となっては キミの知名度はかなり高いみたいだねえ
ほんとに知らなかったんだよ ごめんよう

きゅっきゅぽんがキミと初めて会ったのはいつだったかな
そうだなあ 上野の美術館でキミを見かけたよ
うん ちらっとだったんで 声まではかけなかったんだよう


きゅっきゅぽんは キミのことはすごくステキだと思う
なんたって キレイでかわいらしい
多くの人はきっとキミが好きだ これからもどんどんキミのファンが増えるだろうよう
でも・・・・  
キミのことをあんまりよく思わないヤツがいてさあ

「今まで俺たちの居座っていた場所に入り込んできやがって・・・・
ここは 昔から俺たちのナワバリなんだ  おまえたちのようなちゃらちゃらした軽そうな
もんにここは絶対あけわたさんからな!!」

なんていうんだよう ひどいよねえ 
きゅっきゅぽんは キミを歓迎しているんだよう


「ちょっとまて きゅっきゅぽん!
オマエはいいかもしらんが俺たちはよくねえ! 
おいっ  オイ コシ男おまえもなんとかいえっ」

「しかし 俺もあいつらにはかなわねえって思うんでさあ
 フランスだかイタリアだかのご出身で 日本人の俺たちとは
なんか ルックスもなんもかんも違っていて まるでモデルのようでさあ
 俺たちとは 似てもにつかない美貌だぜ ツブ兄よ」

「くそっ!  おまえ 
ぽん家にまで侵入しやがって! 俺はゆるさん!ぜってえゆるせねええっ」

「おいっ マカロンとかいうやつらめっ」

マカロン.jpg

少々大袈裟に書いてしまったが
ようするに きゅっきゅぽんおよび ぽん家で
初めてマカロンというものを食べた!! ということである

ぽん家ではDVDでドラマ『銭ゲバ』を見たのであるが
その中で マカロンは“お金持ちのお菓子”として登場するのである
その光景を見て ぽん家一同 汗をたらりと流し 「そんなの 食ったことないぞう・・・」
と 戸棚のまんじゅうやらモナカたちを思うのであった

そして 勇気を振り絞り コスギが「ま・・まかろんよっつくださあい」といって買ったのが上の写真である
その なんと 不思議な食感よ・・・・
口にするなり ぽん家は一斉に「んまいっ」といって
一瞬 ドラマに登場する“お金持ちの家族”と肩を並べたつもりになるのであった


ぽん家はきゅっきゅと白い河童(弟)を美大に通わせているから
“お金ありましぇんの家族”となり
とても マカロンに出会う機会などないのかもしれない
美大に通わせていただける
この幸せを忘れずに 休みが明けたらまた休まずに頑張ろうと思うきゅっきゅである

at 00:52 | Category : | Comments (5) | Trackbacks (0)

きゅっきゅぽん道を往く

きゅっきゅぽん  無事ミッション完了

運転免許をいただいたぞおうっ 
写真の顔がなんだかアホに見えるがまあよろしい   うれしいぞうっ

ということで さっそく 近所の田舎道で運転の練習をしているきゅっきゅである


といっても きゅっきゅぽんに運転させていただける車というのは・・・・

コスギ(父)のパジェリーナちゃんはMT車であるからきゅっきゅには運転出来ない
ごじら(母)のトヨジローは 帝王の車なのでもちろんきゅっきゅには運転出来ない(させてもらえない)

では 運転できる車なんてないではないか!!  ・・・・しかし・・・・
庭の奥へずんずん進んでいくと そこにはさびだらけのジェイポップが静かに止まっている
これは8年前に他界した祖父が運転していた車である
体が不自由だった祖父は この車を運転しやすいように改造し なんやら無線のようなものまで
取り付け 「走る無線室」とでもいわんばかりにゴテゴテといろんなアンテナのついた車なのであった
名前は特にないが 家族は皆 「爺車(じーぐる)」と呼んでいる

きゅっきゅぽんが運転してもヨイと許可がおりた車はこの じーぐるである!!

エンジンもさび付いているこの車  しかし 何とか動くのである・・・
しかも その動き方がまさに 亡きおじいちゃんを彷彿とさせる動きなのであった
エンジンをかけると ヨヨヨ といって動き出す
すると スピードメーターがぷるぷると震えながら申し訳なさそうに少しあがるのである

そして なによりきゅっきゅが大変だと思うのは このじーぐるは ハンドルが
ものすごおく かたいことである
そう  石臼を回しているかのようである  右左折の際はきゅっきゅはそれを
前屈みでもりもりもり・・・と回すのであった


さあ  じーぐるに乗って 出かけよう
助手席にはコスギっぽん  田舎道はラインが消えていたりするものの
車がめったにこず のどかで初心者のはもってこいである


コースは田舎でたしかに初心者にはもってこい
しかあし!! このじーぐるは 初心者にはあまりもってきてもらいたくないものであった!! 

曲がりくねる道 きゅっきゅは必死に ハンドルをもりもりする
か・・・・かたい・・・・  手は豆だらけである

うわあ 一本道なのに対向車がきたぞうっ どうすれば!ど どうすれば!!
対向車に乗っている 若いにいちゃんは きゅっきゅの車を確認するなり
「こいつは やべえっ」といった表情をうかべて あわててバックしていったのであった

確かに・・・・

さびだらけで今にも止まりそうな改造車に
初心者マークをペタリンコと貼り付けたある意味最強な車を
手に豆をつくって必死の形相の女が運転してこっちに向かってくるのである
確かに おそろしい光景である・・・・


これがきゅっきゅぽんが車社会人になった日である 

 

at 23:01 | Category : | Comments (4) | Trackbacks (0)

博多座にいこう

きゅっきゅは 博多座にやってきた

一ヶ月ほど前から この夏は博多座にやってくる宝塚歌劇団の宙組公演を見に行く
ぞおうっっ と鼻息を荒くしてチケットをとって準備をしていたのであった
中学生の時に大劇場で初めて観劇して感激して以来 何度か公演に足を運んでいるきゅっきゅである


今回は 小学校来の幼なじみ あだ名が「ばあさん」(21歳)という友人を誘っての観劇である
ちなみに この「ばあさん」というあだ名が非常にやっかいで
電車の中などで ついウッカリ「ねえねえ ばあさんよう・・・・」などとばあさんに話しかけよう
もんなら たちまち 周りにおられる「本当に年をかさねたおばあさん」方から
ギロッ とにらまれて ひんしゅくをかってしまうのである

しかしこちとら 14年も付き合っていていまさら 彼女のことをあだ名の「ばあさん」
ではなく 本名で呼ぶなんて照れくさくてどうにもいけない
ということで ばあさんはばあさんなのであった


話がそれてしまったが とにかくきゅっきゅぽんとばあさん(21歳)は
宝塚を見に 博多座へやってきたのである

博多座.jpg

えーっと・・・  演目はと・・・・


『大江山花伝  ─燃えつきてこそ─』
『ファナスティック・ショー    Apasionado!!供淵▲僖轡腑福璽鼻法


歌とダンスと 美しい衣装 舞台演出
とにかくキラキラ!!  劇場内があふれんばかりにキラキラと輝いて
観客を夢の世界へと誘い込む  宝塚の一番の魅力である


さて 観劇後 キラキラの余韻にひたりながら きゅっきゅぽんとばあさん
はふらふらと客席を後にする

宝塚観劇後 人々(私たちだけかもしれないが)は次のような症状に悩まされる

・階段があると 体は若干斜め向きに顔は常に正面を見つつスルスルとかっこつけながら
 階段を下りたくなっちゃう症状

・世界がなんとなく キラキラしていない地味なものに見えてしまう症状

・自分の顔も ものすんごく地味に思えてきて 「つけまつげでも目の周りにつけなきゃ
 たぶん私の顔はのっぺらぼうに見えてしまうわ」と泣きたくなっちゃう症状

などがあげられる
もちろんきゅっきゅとばあさんも その症状が現れ
博多座の ゴージャスな階段を見つけては 顔正面宝塚下りをしたのであった


宝塚の公演後 階段を正面を見つつキザに笑いながらスルスルと下りている人を見かけても
決して笑ったりせず あたたかい目で見守っていただきたい


人々をこんなふうにしてしまうなんて宝塚はいろんな意味ですんごいのである

 


at 23:36 | Category : | Comments (2) | Trackbacks (0)

海に行こう

夏だというのに きゅっきゅぽんはまだ海に行っていない


よく考えてみると 去年も行っていない気がする

さらによくよく考えてみると 一昨年も行っていない気がする


なんたあること!!
大学生になったというのに海に行かないとは・・・・
キャピキャピ大学生の夏は海と決まっている
んもう 大学生=海 といってもいいかもしれない


と いうことで 本日は家族全員が休日ということで
きゅっきゅぽんは 海に行くことを高々と宣言したのであった

うほほほほほ
青い空! 白い雲!
地平線はごくごく緩やかな円弧を描いて・・・・・
きゅっきゅぽんは さわやかに風を切り 波打ち際を走って転んで 
「きゃあん よごれちゃったワン」
などと言うのだ!
うほほほ


海到着

ほどなくして 

 


夕日1.jpg

夕日2.jpg

夕日3.jpg

だあーーーーーー!!


ぽん家はいつもこうなのである
全員がもたもたのろのろして 結局海につく頃にはこの有様である

赤い空! 黒い雲!
きゅっきゅぽんは 打ち上げられた海藻のように くたびれた様子でべちゃべちゃと砂浜を歩き回り 
「足の裏になんかささった」
などというのが 関の山なのであった


日の暮れた 海は 夏の終わり感満載で

夏の終わり=夏休みの終わり=イッカンの終わり

という図式がしぱぱーときゅっきゅの頭を駆けめぐり
その場で泣き出したい気分を必死に押さえ込むのが大変であった


きゅっきゅは 砂浜に字を書こうと 小枝を拾う

砂浜に字を描くとき
仲良しなカポーなんぞが 「ひろし&クミコ」と描いて♡で囲んだりして
「うふふ」的ムードを作るために利用するのは まあ結構なことだと思うのだが
残念ながら きゅっきゅぽんは書くことがない

しかしながらただ名前を「8月22日 きゅっきゅ」 と描くのも微妙である

だからといって「8.22  きゅっきゅぽん参上!四露死苦! 喧嘩上等!桜吹雪が風に舞う」
なんて書いたって 「アホじゃん」的ムードしか醸し出せないではないか!


しかたなくきゅっきゅは 「2009 サマー」 と書いて
日の沈んだ浜辺によりいっそうわびしい雰囲気を漂わせたのであった


ううう わびしすぎる!!


近くでは 若人のグループが楽しそうにバーベキューの準備をしている

うううう くっそう  キミたちはわびしくないのかよう!!

悔しくなったきゅっきゅは
その若人たちが「いくよーん」といって写真をとりあっている後ろを
こっそりピースサインをして通過したのであった


2009さまー.jpg

at 00:40 | Category : | Comments (4) | Trackbacks (0)

なんとも震える話

暦では秋

しかし まだまだ暑い

よし 今回はきゅっきゅぽん すこうし涼しくなっちゃうような話をエントリーさせていただこう
そのテのお話が苦手という方は 目をつぶって耳だけこちらに・・・
もとい  目をつぶるとなんにも見えんので 耳をつぶって聞いていただけたらと思う


     ──────────────────────────────────


その日は 耳がきーんとするほど 妙に静まりかえった夜であった

きゅっきゅぽんは 洗い立ての衣服をとりに 階段を下る

ぽん家では 洗った洗濯物はたたんだ後 それぞれの服重ねてリビングに並べるのである
それを各自が 部屋へ持ち帰るのだ・・・・

その日もきゅっきゅは 自分の服を確認すると するっと持ち上げ
しずしずとした足取りで 部屋へ戻ろうとしたのであった

そう ちょうど階段へさしかかった時  きゅっきゅは 不気味な音を聞いたのである


・・・・・・う゛〜〜〜〜〜ん・・・・・・・  う゛〜〜〜ん・・・・・・


それはまるで うなり声のようであった
きゅっきゅぽんは ぞっとしたが 気のせいであろうと思った

しかし!  ほどなくして 洗濯物をもつ手が 電流が走ったかのようにしびれ始めたのである


「ど! どどどどうしたのだ   お盆にご先祖様はクニへ帰りそびれたのか!」


まだ うなり声は続き その声にあわせて手がしびれるのである・・・
青ざめるきゅっきゅぽん・・・

ついに そのシビレが移ったのか 手に持った洗濯物までがふるえだした!!
驚いたきゅっきゅぽんは 楳図マンガに登場する絶叫顔さながら 洗濯物をその場に放り出し
一目散に その場から逃げたのである・・・・・

リビングで 地球の引力に素直に従って寝そべっているごじら(母)を呼び 
現場へ来てもらう

もう うなり声はしない  シビレもない・・・
あるのは きゅっきゅぽんが放り投げた洗濯物だけである・・・・

と・・・・

ん?


散らかった洗濯物のスキマから 何かがでてきた・・・・・

それは・・ なんと!

体長7臓,呂△蹐Δという 立派な 蛾であった!!(ここで 一同絶叫)

そいつは 外に干していた きゅっきゅのスカートについウッカリ止まり
ついウッカリ 一緒に取り込まれた後に ついウッカリ 一緒にたたまれ
きゅっきゅぽんが 運ぼうとした時に  スカートの間で自分の存在を知らせようと
羽を ふるわせて 今こうして
「ちわっす!」
と言って 出てきたのである

なんというマヌケな蛾であろう
こんなに大きなナリをしているのに なぜ たたみ込まれてもじっとだまっていたのだろうか
・・・ときゅっきゅが 声とシビレの原因に納得しているすきに 蛾は

「んじゃ  そういうことで」

とでも言いたげに ぶぶぶ・・と低空飛行を始めたのである・・・・・・・・・・・・ と次の瞬間!
 
離陸直後の蛾は ごじらに わしっと捕まえられたのであった・・・・・


   ──────────────────────────────────

いやいや そのテアイ(蛾などのムシ)が苦手な方にはたまらんお話でありましたねえ!

夏の終わりには まだまだ登場したりないぞうっと不満がつのったムシたちが
あわてて 登場してきたりして 人間を驚かすものである


この時期 みなさん油断なされぬように・・・・・


at 00:02 | Category : | Comments (5) | Trackbacks (0)

長崎精霊流し その4  さよなら編      

長崎の精霊流しにおいてかかせないもの・・・・
これである

みみねこ.jpg
精霊流しが近くなると 長崎では突如入手困難となるアイテムである
さあ これをはめて 大量の爆竹をもったなら 準備満タン  
きゅっきゅぽんの 追っかけカメラにて 15日の長崎へ  

精霊流し01.jpg
鐘の合図とともに 出発である
担ぎ手はコスギ家男衆と友人たち  白い河童(弟)は爆竹係である 


精霊流し02.jpg
出発だ!


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爆竹が炸裂  耳栓をしていないと 耐えられない
これを初めて体験する外国の方は 皆 「クレイジー」と言う(確かに・・・)


精霊流し04.jpg
夕暮れの長崎をゆく  風が潮の香りを運んでくる
 ドーイ ドーイ・・・・


精霊流し05.jpg
他の船が並ぶ 大通りへ


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原爆病院さんのもやい船
先端は千羽鶴が巻き付けてあり 独特の雰囲気を持った船である


精霊流し08.jpg
暮れてきたぞう! 提灯に明かりを!


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さあ 行こうかねえ!


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大量の爆竹の箱が散らかる道
長崎の人は 箱ごと火をつける   人がいようがお構いなしであるから全く油断ならないのである

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この日は 道路も 船が通る
「ドーイ ドーイ」のかけ声が響く


精霊流し11.jpg
街の光に照らされ ゆっくりとすすむ


精霊流し17.jpg
9万人近くが詰めかけたという精霊流し
人々が見守る中 いざ 流し場のある大波止へ!


精霊流し12.jpg
あちゃちゃちゃちゃちゃちゃちゃちゃちゃちゃ
きゅっきゅの足下で爆竹が炸裂  バリバリバリバリ・・・!!
流し場付近では 花火は禁止なので ここぞとばかりに 爆竹をならすのである
火薬の焼けたにおいがたちこめている


精霊流し13.jpg
流し場が姿を現す・・・


精霊流し15.jpg
重機で船を破壊し 積み上げる
船をつかみあげ 無惨に打ち砕いていくその光景は 不気味である
 

精霊流し14.jpg
最後のお別れ


精霊流し16.jpg
そして 破壊を待つ ぽん家のドラゴン船
これが きゅっきゅが 撮った最後の姿であった


 ・・・華やかで騒がしく 美しくてせつない長崎の精霊流しである 
 

亡くなった方のために みんなで船をつくり みんなで送り出す
そんな 長崎のお盆がきゅっきゅは好きである    


at 01:10 | Category : | Comments (8) | Trackbacks (0)

長崎精霊流しその3  プロジェクトコスギ

長崎ぽん家での 精霊流しに向けての 精霊船制作プロジェクト!!
きゅっきゅぽんは 後からかけつけたため それまでの行程はコスギっぽん氏による撮影で・・・

14日 駐車場の一角を借り ぽん家のドラゴン船が少しずつ姿を現す

精霊船01.jpg

骨組みにシートを巻き なかなか龍っぽくなってきたぞう!
精霊船02.jpg

うろこを一枚一枚ハリハリ
白龍ということで 白と金を主なカラーに・・・
精霊船03.jpg


ごじらっぽんが描いた 波のデザインも取り付けられ
いよいよ完成間近! ビニールテープを裂いた波の装飾を取り付け中である
精霊船04.jpg


親戚のみなさんが集まり 力を合わせて制作中
長崎のお盆の風景である
精霊船05.jpg


きゅっきゅ作の普賢菩薩様(ラハツ描き足し)も取り付けられ・・・・

完成である!!

精霊船06.jpg

15日まで 初盆を迎える家の前にはこうした独自の船がそれぞれ出発の時を待っている
ぽん家のドラゴンスタイルは珍しいので 道行く人が写真に撮ってゆくのであるが
その様子を ぽん家の人々は陰からこっそり見守り 口に手をあてて「ムフフ・・・大成功」とコブシをかたく握るのであった  


15日  この船は長崎市内を巡った後 流し場のある大波止へと向かう
その様子は 次回 
きゅっきゅぽんおっかけカメラにて!  

at 01:13 | Category : | Comments (6) | Trackbacks (0)

あなたを助けたいのよう

人工呼吸や心臓マッサージなどで 危機的状態から人を救うことが出来たらどんなにすばらしいことであろう   たとえ救えなかったとしても それを行ったという事実はとても輝かしいことである
きゅっきゅぽんもそう思う  非常に思う


んが しかし!!


きゅっきゅぽん 応急救護訓練というものはどうも苦手である

人形を使ったこの訓練 経験された方も多いのではないだろうか 
この 中途半端にリアルな人形の存在もきゅっきゅはどうも苦手である 

まぶしいくらいのオレンジのコスチュームを着せられた人形は全部で3体
髪型から予想するに彼らは男性である(以後ジャミー君と呼ぶ)
西日のさす 角部屋で彼らジャミー3兄弟はその日も元気に死にそうな様子であった
きゅっきゅぽんを入れ8名が 今回の教習生である


まずは 一人ひとり このジャミー君に向かって「大丈夫ですかあー!」と叫ぶ訓練である
しかしここで きゅっきゅぽんの自意識のムシがもじゃもじゃとわいてくる
「に・・・人形に向かってなんだかハズカシイ・・・・」

訓練であるからマジメに行わなければならないのであるが まわりの目を気にしてなかなか上手く出来ないのである そうなると自意識のムシはますます調子づいてきゅっきゅの体内で大量発生しだす

しかし きゅっきゅぽんはこの自意識のムシが大量発生しすぎるとなぜか ハズカシい感情を発生させるコードがプッチンと切れるようである  

「心臓マッサージをする部分はどこですか?」と問う教官に対し
 恥じらいながら胸のあたりを指さす女の子   
だがきゅっきゅはもう ハズカシコードプッチン状態であったので
 「のどの下とチクビの真ん中を結んだところデスっ!」とさわやかに答え 微妙な空気を作り出してしまったのであった


さてさて 心臓マッサージであるが これはこじゃんと難しい
ジャミー君は 有能で そのマッサージが適切か(例えば位置や速度、深さなど)などが別の機械によって教えてくれる 
きゅっきゅぽんが行う際は 別の女の子がそれを確認してくださる

うーむ ジャミー君めっ  けっこう胸板が厚くて大変だぞう うほほ
と きゅっきゅが練習していると 教官がやってきて一言

「キミ 赤いランプがついてるねえ  キミは剣状突起という骨をボキボキ折ってるんだよ」 

な な なんですとおーーー!!


きゅっきゅはおののいて一気に青ざめ すぐさまジャミー君の容態を確認した
む・・・顔色に変化なし・・・  当たり前だがよかった・・・
もしこのジャミー君にあらぬ機能が搭載されていてリアルに口やら鼻やら耳やらのいろんな穴という穴から赤い液体が吹き出し挙げ句の果てには 「オラは死んじまっただ〜♪」などという音楽が陽気にながれようもんなら きゅっきゅはその場で失神していたにちがいない


続いてはおなじみの人工呼吸である
ここは 是が非でも ハズカシコードプッチン状態で乗り切らねばならない難所である
なんたって ジャミー君と・・・・  

きゅっきゅぽんは高校の時に行われた応急救護実習が脳裏をよぎった
その時使用した人形は腕も足もない 上半身のみの男性の人形であった
この時も人工呼吸を行ったのであるが 衛生面のため 行う前はアルコールを含ませた脱脂綿で人形の顔を拭くのである  すると! 人形の顔は脂ぎったようにテラテラとして唇にいたってはまるでグロスを塗ったかのようになる  それでいながら人形のほうは「どうぞ♡ いつでも!!」とでも言いたげに口をパンパカパーンと開けていたので きゅっきゅぽん 顔にタテセンであった 

それを思い出し ドキドキしていたきゅっきゅに手渡されたそれはなんと!

『キューマスク』

なんとこれは 傷病者に直接触れることなく人工呼吸を行える画期的なアイテムであった!
クチでおおう部分は薄いビニールになっており これを使えば ジャミー君の顔をテラテラさせる必要はない   全くもってスバラシイ


さあ これをジャミー君のクチにかぶせて いざ!!

ぴー・・・

うううう 
はずかしがって口が小さくなると わきから空気が漏れてへんな音が出てしまった
いかん!  ここはお嬢さんを捨ててハズカシコードプッチンショート!!
きゅっきゅは 勢いよくジャミー君のクチに噛みつき 顔を真っ赤にして息をふきこんだ!!

と同時に赤いランプが点灯

教官 「やりすぎだね」


きゅっきゅぽんに救護されたジャミー君は 40本くらい 剣状突起を折られたあげく
噛みつかれた末に 肺に必要以上の空気を送り込まれるというさんざんな目にあったのだった・・・


というわけで
きゅっきゅぽんはどうもこの応急救護訓練が苦手である  ショボ・・・


   


   

at 23:29 | Category : | Comments (4) | Trackbacks (0)

長崎精霊流しその2 プロジェクトコスギ


これは 長崎精霊流しの 精霊船を制作するコスギっぽんとその他の 3週間におよぶ・・・物語である・・・

♪だだんだだんだだんだだん だん だだんだだんだだんだだん だん
風の中のスバル〜 (以下略)


コスギは悩んでいた・・・・
精霊船は値段が高い・・・  しかし このビケイ一族 やはりこういうイベントでは血が騒ぐ
よし・・・  お金はかけずに手間をかけよう・・・
長崎といえばなんだ・・・  む・・・龍だな
よし・・・   ぽん家は龍に決定ー

・・・・こうして ぽん家では 精霊船を造る時はなぜか龍がモチーフとなった・・・・
深い意味はない・・・・・

コスギっぽん氏は語る

「彫刻の素材は様々だが、私が得意とする素材はなんといってもあれだ」

  木などですか?

竜頭1.jpg
「発泡スチロールだ! えっへん!」

ひえー  

コスギは悩んでいた・・・

ま・・・・ 間に合わない・・・・
その時 ある人物と出会う    きゅっきゅぽんである・・・
彼女は 指示通り 龍の歯を生産した・・・・ 竜頭2手伝いします.jpg
しかし4、5本作ると南国白くまを食べにどこかへ去ってしまった・・・・ 
しかしそれでも コスギは一人 歯を作りつづけた・・・・ 


コスギは悩んでいた・・・

龍の舌をくっつけるために 発泡スチロール専用のボンドを買ったつもりであったが
老眼でよく見えず  “これは発泡スチロールにはつかえません”というのを買ってしまったのである・・・  “発泡スチロール”しか見えなかったのであった・・・
竜頭3.jpg
つかーん


コスギは口の彩色を終える・・・
竜頭4.jpg


金で彩色し コスギはついに龍頭を完成させた!!
竜頭5.jpg
 
しかし・・・  素材が発泡スチロールのため なにかに当たるとすぐに ポキリンチョと なにかが折れてしまうのであった・・・・  
はたして 無事に長崎まで運べるのであろうか・・・・  龍頭の運命やいかに!!


そして・・・ごじらっぽんは 船本体に取り付ける波の絵を仕上げるのであった・・・
本当は 波の絵なども 長崎では売っているらしいのであるが お金をかけないオリジナル魂を貫き通すのであった・・・
精霊流し 波.jpg


コスギは悩んでいた・・・
まだ一つ 必要なものがのこっている・・・・
船の“帆”である・・・・   ぽん家ではなぜか 知恵の神「普賢菩薩」を代々描いているのであった・・・
そこで ある人物と出会う・・・・  まがりなりにも日本画を専攻しているきゅっきゅぽんである・・・
彼女は はりきって引き受けたが コスギが資料を差し出すとその表情がこわばった・・・

金堂壁画.jpg
なぜだかは分からないが彼女は法隆寺の金堂壁画をおそれていたのであった・・・


普賢菩薩像はどれも やや斜め向きに描かれているが それを正面に向けて さらに極彩色で描く
タイムリミットは・・・2日・・・・・
ひええええ!

普賢菩薩像0.jpg
悩みながらもこのイメージに決定・・・・・
「きゅっきゅぽんが描くと女性的だね」と言うと かなり照れた様子である・・・・・

普賢菩薩像1.jpg
なかなかイイカンジである・・・・

普賢菩薩像2.jpg
「で・・・出来た・・・・・」
ついに 帆も完成したのであった・・・・
しかし この時点で だれも菩薩様のチャームポイントである おでこのポッチ(?)をきゅっきゅが書き忘れていることに気づくことはなかったのであった・・・・  あっちゃー・・・・

白い河童は どうやら龍のウロコを作っていたそうであるが ひきこもりのため その様子を伝える写真は残っていない・・・・・

さあ これをコスギが長崎まで運んで船にすることが出来るのか!!
15日  美しく華やかな長崎の夜が近づいている・・・

竜頭6.jpg
キャー       ガルルルルル・・・・・     

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長崎 精霊流し その1

ぽん家では 日食の際にもとても大騒ぎをしたのであるが
今年はもう一つ  大騒ぎしなければならない行事がある


長崎 精霊流し  「精霊船」制作である


コスギっぽんのふるさとは長崎であった   今年初盆を迎えるぽん家はこの精霊流しに参加することになるのである

さて  長崎の精霊流しとはいったいどんな行事なのであろうか
目を閉じて 想像してみてください・・・・

♪きょーねんの あーなたの おーもいでが・・・
テープレコーダーから こぼれています・・・・・

だんだん さだまさしさんが出てまいりました・・・・   

♪せーんこう花火が見えますか・・・ 空の上から・・・


さだまさしさんの「精霊流し」  心にじんわりくる曲である
この旋律と 歌詞からは 長崎の精霊流しとはいかにも悲愴的で ものしずかな雰囲気の行事であるように思えてしまう

が!!


とんでもはっぷんである


きゅっきゅぽんは さだまさしさんのこの歌の歌詞の一部がどうも間違っているように思えてならない

『せーんこう花火がみえますか  空の上から』

の部分であるが 実際の精霊流しを表現するならばきゅっきゅぽんはこう歌なあ

『爆竹爆音聞こえるだろォっ  家の中でもォ・・・  ウヒョー』


長崎精霊流しというのは 初盆を迎えた故人の家族らが、盆提灯や造花などで飾られた精霊船(しょうろうぶね)と呼ばれる船に故人の霊を乗せて、流し場と呼ばれる終着点まで運ぶ行事なのであるが 爆竹の破裂音・鉦の音・掛け声が交錯する喧騒のなかで行われる非常に アンチ・さだまさし的行事なのである
流し場というのは 長崎市の大波止にあるのであるが そこには精霊船を解体する重機が置かれている

 「せーの」のかけ声とともに船をそこへ投げ入れ 皆が合掌する中 その場で破壊されるのであった 悲しい瞬間である

船といっても 水に浮かぶ構造ではなく  どちらかというと山車に近いかもしれない
故人の生前好きだったものをモチーフとした装飾で構成されていたり 各家庭によって様々である


参考(なかしま環境企画さんの精霊船制作)


ということで! ぽん家では コスギっぽんを中心に精霊船制作が進んでいるのであった!
(買ったらめちゃんこ高いので)
ど派手で乱暴な さだまさし的要素を一切排除した 精霊流しのなかで目立つには
なかなかこりゃ〜っちゅうもんを つくりあげねばなるまいっ


きゅっきゅぽんは コスギっぽんとその他の3週間をちょこっと取材
次回その全貌が明らかに!! 

竜頭0.jpg
ん・・・  ワニ・・・

at 02:07 | Category : | Comments (6) | Trackbacks (0)

なんともヘビーな話

うむ

美大生 または 美術関係者というのは 非常に荷物が多い
大量の画材類を抱え 満員電車に乗ろうもんなら 周りから「オマエは何人分の場所を占領しとるんじゃ」的視線で見られること必至である
また「その絵の具だかなんだか分からないけど汚らしいカバンで 絶対俺にさわんじゃねえぞ」的視線攻撃もくらうことになるであろう


まあ  「これは次回持って行って・・・」などと計画性をもって行動すればそんな事態を引き起こさずともすむのであるが 恥ずかしながらきゅっきゅぽんは どうも計画性に欠けているらしい
昔から 算数が苦手 計算が苦手 よって計画を立てるという計算が苦手なのである

さて 予備校にて ミッション完了!
となり きゅっきゅぽんは 画材をミスターツールバックに詰め込む
ミスターツールバックはきゅっきゅ愛用の画材バックなのであるが これはもともと とび職の方が使うらしい工具用バックで大きくて丈夫である  今回は水彩絵の具一式だけだったのであるが それだけでこれはちょっと大げさやったかもしらん・・・ときゅっきゅぽんは思った

予備校の後はその足で自動車学校に行くことになっていたので 学科の教科書セットと靴をまた別のバックに入れて持ってきている  そしてさらに!  予備校で描いた作品をB2サイズの袋に入れる(これはあまりの重さで取っ手の部分が危機的状態)  そしてきゅっきゅがいつも使っているバック(これには こち亀などの 電車の時間を有効につかうために重要なアイテムが納められていて大変重い)を持つ

右肩にミスターツールバック 右手に教科書と靴
バックは肩から斜めがけして 左手に作品

なんのこれしき! と思い勢いよく学校を出たものの ほんの5分足らずで
ラーメン屋台が並ぶ大通りできゅっきゅは力尽きてしまった
とくにミスターが手強い・・・  右肩から左肩に持ち替えよう・・
 
5分歩いては持ち替え また5分歩いては持ち替え 
やっとこさついた地下鉄の駅  しかし切符を買う際に足で支えておいた作品類が
ばたたーん! と倒れ狭い切符売り場の床をB2ぶんも占領してしまう

いかん  いかんぞおう! 冷静にならねば!
しかし街ゆく人々の視線がいかにも冷たい 前に記したそれと同じ視線である
久しぶりだからか何だか今日はいやに刺さる視線であった


さて無事に駅に到着! お
自動車学校のバスもやってきた
「のりますう」と手をふる   ん  なんだか運転手さんの表情がおかしいぞう

「あんた どうしたとねその荷物は! い、い、い、家出してきたんね!!」


なあるほど  確かにこれだけの荷物を抱えて駅前に立っていたら家出に見えないこともない  街の人の視線が刺さったのも納得である

しかし家出した先が 自動車学校なんて そりゃああまりロマンがないですのお

at 00:29 | Category : | Comments (3) | Trackbacks (0)

きゅっきゅぽんのあの時間

きゅっきゅぽんは お世話になった福岡の某予備校にやってきた
あの方も登場!ムサビの大学説明会のためである
福岡にご滞在中はアフロにサングラスではなくアフロににわかせんぺいのお面!これで福岡県民の心をワシヅカミである)


この夏期講習中にデモンストレーションなる大役をおおせつかったためである
んもう “デモスト”という文字を見ただけで 緊張で指がぷるぷるしてしまう 肝っ玉の小さいきゅっきゅは
この数日間あぶら汗吹き出しまくりである   しかし アトリエに戻ってきて皆さんと一緒に描いていると
受験の時の一生懸命だった気持ちがじんわりと思い出されてくる   


きゅっきゅぽんの受験記

きゅっきゅぽんは高校3年の夏 絵の勉強を始めて 2浪してムサビトにさせていただいたのであるが
やっぱり この2年半はきゅっきゅにとって濃密でドラマチックな時間であった 

きゅっきゅぽんはすこぶるマジメな性格である
受験期のデッサンにおいても このマジメぶりをいかんなく発揮し 「うまくなりたいぞうっ」の一心で
通学中の電車の中では「デッサンの描き方」の本を読みまくり
まもなくウマイデッサンが描けるようになったのであった

うむ まことにスバラシイ!


・・・・と 思えたのであるが! きゅっきゅはどうもカンチガイした方面にマジメに突進していったようである

いつのまにか いい絵=上手い絵 とはき違え ただひたすら「うまく見える絵」を大量生産していったのである  東京の大手予備校で描かれた作品のこのデッサンの描き方がカッチョイイと思ってはそれを意識し イメージだけが先行して目の前のモチーフは見ているようで見ていなかったのである
ただかっこつけているだけのデッサンであったから 描いていてもあまり面白くない
しかしマジメなきゅっきゅは  面白くないと思いながらもデッサンし続けたのである

きゅっきゅぽんはまた浪人してしまった 
それまでの一生懸命エネルギーが一気に打ち砕かれ きゅっきゅはシオシオにひからびたキュウリのようになってしまったのである

その年 きゅっきゅはある先生と出会った
この先生の登場は 強烈であった

2浪目突入後 シオシオのきゅっきゅは シオシオなりにデッサンを描いた
「こんなにお勉強したんですよう」というようなデッサンである  そこへ先生がやってきて一言

「この絵きらいです」

ガアーーーーン!!

シオシオのキュウリ  ここで水分が抜け落ちてカピカピになってしまった!

ここできゅっきゅは一からやり直そうと決めたのである  その時はまだどうしてデッサンが否定されたのかは分からなかったのであるが 1年間 この先生に教えていただいて きゅっきゅはだんだんと絵に対する考えが変わっていった  すると不思議 いままでちっとも面白くなかったデッサンが がぜん面白くなったのである

きゅっきゅがその時感じたのは 心が成長したときに絵も成長する ということである


じょうずなデッサンは 経験を積めば描けるようになる
それよりもっと基本的なこと  “絵に対する思い” がなければ絵に命が宿らないということに気がつくのに きゅっきゅは少々時間がかかってしまった


受験は一生懸命である   だからこそいろんな病にかかりやすかったりする
たとえかかってしまっても それはゆっくり時間をかけて治せばいい  
そのときに心もきっと 成長しているはずである


受験の準備をしているみなさん! この濃密でドラマチックな時間をどうか大切に
たまには南国しろくまをショリショリしながら 夏をのりきってください 

  

at 22:52 | Category : | Comments (5) | Trackbacks (0)

パジェリーナちゃんの悲劇

ここ一週間  パジェリーナちゃんは庭で両腕をあげっぱなしである

パジェリーナちゃんというのは きゅっきゅの父 コスギっぽんの愛車である
名前の通り パジェロなのであるが ふつうに“パジェロ”なのではなく“パジェロミニ”という軽で
タラコのような色をしたかわいらしい自動車である

パジェリーナちゃんは先日の大雨の中 ゴジラ救出のため 軽自動車にもかかわらず
ライトの部分まで水にもぐり 水圧でナンバーを出っ歯のようにされてもなお 突き進もうと
したなかなかたいしたヤツなのであった


ちなみにこの大雨で 故障してしまったのはきゅっきゅ母 ごじらっぽんの車である
これにも名前がついていて誠に恐縮なのであるが 彼の名は“トヨジロー”という
彼は帝王ごじらの車であるため ぽん家では一番大きな車であり なんやらヨイ保険に入っているようである  なんとその保険で今回の故障がすべて元通りにできるそうだ  さすがヨイ保険である

修理の方はこういったそうである
「いったん水に浸かってしもうたら床のものは全部はりかえないとくさくなるんですよ
それも やっておきましょうね」

その声が保険に入っていないパジェリーナちゃんの耳に(正確にはコスギっぽんの耳に)こだまする


「救出に行って水に浸かったワシのパジェリーナちゃんの立場はどうなるーーーっ!!」


ということで 今日もずっとパジェリーナちゃんはドアを全開にして 必死に中の水分を飛ばしているのであったが やはり日にひに 室内がかぐわしくなりつつあるのはどうも避けられない運命らしい
  

そしてつい昨日 コスギっぽんはカーナビを買ったのであった!

コスギっぽん: 「うひょー!!」

その価格なんと一万五千円!!  説明書に誤植が多かったりと※アヤシイ代物であるが 小さくてパジェリーナちゃんによく似合っている    
※“マヨワン”という商品名がいかにもアヤシイ

このマヨワンを取り付けてもらえたパジェリーナちゃんは心なしかうれしそうで走りも軽快である
よかったねえ! パジェリーナちゃん! 
しかし このマヨワンというカーナビは扱いが難しいらしく 使い方にかなりまよっているコスギっぽんであった・・・・

at 00:12 | Category : | Comments (2) | Trackbacks (0)