2011年09月のアーカイブ

存在の孤独

今、読んでる本が、これ。

アルベルト・ジャコメッティのアトリエアルベルト・ジャコメッティのアトリエ
ジャン ジュネ Jean Genet

現代企画室 1999-11
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美術評論として、名文なのか迷文なのか微妙なところであるが、
それでも時々鋭いなぁと思うので、
言葉遊びのような文章を読み続けている。

一つ確認出来たこと。

そうかぁ、ジャコメッティのデッサンて、硬い鉛筆しか使ってないんだ。

筆圧の弱い私には、無理な話だけど。
版画用のドローイングでは、HB〜6Bを使用。
ほとんど4Bと2Bだったりもする。
そのくらい黒くしないと、版画のインクの黒さに近づけないので。

フレーバー麦茶

先々週だかの休日、お茶のイベントが松山初開催っちゅうことで、
100種類以上のお茶が試飲出来るのと、
入場を事前予約しておくと、おみやをくれるというのに惹かれ、
ネットで予約し、シャトルバスに乗って、相方と出かけてみた。

確かに、会場中、お茶お茶お茶。
ちっちゃい紙コップに、お茶お茶お茶。

だんだん、何飲んでんだか分かんなくなるぞ〜。

結局、我が家の消費用に買ったのは、フレーバーな麦茶。
麦茶にフレーバーという、この斬新な組み合わせに、
新しいもの好きの血が騒ぎ、ぜひ試してみたいということに。

結論。味はまぁ置いといて、
意外に良いんでねぇ〜という意見になったのは、
パイナップル麦茶でした。

皆様もお試しあれ。
と言っても、もう麦茶の季節も終わりだね。

ジャズが流れる

好天の三連休!です。
相方は、九州のど真ん中で開催される、山岳レースのため九州へ。

一方の留守番は暇なので、自転車でふらふらと中央図書館へ。
利用者カードを作ってもらい、早速本を借りてみました。
「アルベルト・ジャコメッティのアトリエ」
「美しいもの」「机」「東京の仕事場」。
どれも美術関係。
これらを読んで、創作意欲が刺激されればいいんだけれど・・・。

松山はコンパクトな街なので、自転車でほぼ何処でも行けます。
ただ、自転車を止める所を探すのが、大変だったり・・・。

先週末は、相方と街中ぶらぶら。
適当に入ったソバ屋さんが、思った以上に美味でした。
でも、どうしてお洒落な店には、ジャズが流れているんだろう。
蕎麦とジャズ。もはや、ありきたりな組み合わせ。

宮崎でよく行った美味しい鰻屋は、
店主の趣味であろう、長渕剛のみのBGM。
入り口正面に、桜島ライブの超大型ポスターがでーんとある時点で、
もう諦め状態というか、まぁ、兄貴の歌嫌いではないので。
意外な組み合わせだけど、慣れれば全く気にならなかったです。

蕎麦屋に合う、新しい音楽は何だろう。


祈・商売繁盛

台風が近づくと、無性に眠くなるのですが、
今回は微妙に進路が外れていたためか、眠たい症発症せず。

大雨で外には出れない、と言うか、出る気がしなかったので、
真っ白な画面を眺めつつ、唸りつつ、
少しでも状況を進めたいと思って、徐に始めたことは・・・

・・・ネット商人(笑)。

今回の引越で、自分の荷物はかなり片づけたのだけど、
実家の方は、まだまだ物が犇めいております。
こちらが全部片付くには、一体何時までかかることやら。

まぁ、少しでも高く売れて、
私の秋の散財補填になりますように。

何がしたいの?

足のドローイングを描いてみた。
が、何か違う。

最近、自分は何がしたいのか(描きたいのか)分からない病、発症中。
取り敢えず、身近にあるものを描いているのだが、心がわくわくしない。
それが画面に出るから、余計に症状が悪化する。

絵画の頃は何も分からなくて、とにかく描くことでいっぱいいっぱいだった。
でも、それが楽しかった。
少しずつ描けるようになって、それだけで嬉しかった。

しかし、どう描けばいいのか少し理解し始めたあたりから
「きれいに描こうとしてる」とか「上手くまとめようとし過ぎ」と批判されるようになり、
まぁよくある壁にぶち当たってしまったわけである。

そして、技法と表現の合致という問題も孕んで、
ますます泥沼化しているわけで。

困ったねぇ、自分。

だから、描くしかないんだけどねぇ。はぁ〜。

ヨーグルトメーカー

最近、我が家のヨーグルトメーカーの調子が悪い。
今週作ったヨーグルトも固まり具合が弱くて、ちょっぴりラッシー状態。
でも味はヨーグルトなので、普通に食べている。

独身時代に買ったので、早10年以上のご使用。
今時の発酵何でもオーケーな多機能君ではないので、
普通のヨーグルトしか作れないが、これはこれで重宝した。


アマゾンで最近の商品を見ているが、どれも多機能。
確かに、自家製納豆や甘酒は心惹かれる。
が、別にヨーグルトメーカー使わなくても、それって作れるよね。
一方、シンプル派は、ますますシンプルになって、タイマーすらなし。うーん。

一長一短の性能に、悩む。

道は続く

先週日曜日、とあるギャラリーの写真展で、
今年、チベットのカイラス山に行った人と話をした。
5年くらい前に道路が舗装され、ラサから4、5日で行けるようになったとのこと。

私がカイラスに行ったのは、2000年の夏。
空港とラサ、それと隣町までしか、アスファルトの道はまだなかった。

その人に写真を見せてもらったが、
チベット高原に、まっすぐ延びた二車線の道路。
内陸部の開発も進みつつあるんだなぁ、と感心すると同時に、
この道路が持つであろうもう一つの目的について、その人と話をした。

道がきれいになれば、確かに便利になる。


でも道が出来てしまうと、そこを進まざるを得ない。
道を逸れると、リスクがつきまとう。

それでも、自分の道は自分で作りたいなぁ。

踵は、いるのか?

「BORN TO RUN」を読んでて、びっくりしたこと。
義足には踵がない。
あるタイプもあるんだろうけど、人間が歩く動作をするのに、
ぶっちゃけ、踵は必要ないらしい。へぇぇぇぇ。

ちょっと前までの、ランニングフォーム論では、
踵から着地して爪先で前へ蹴る走法が主流だったが、
最近はそうでもない、らしい。

なので、踵を意識する度は、だんだん低くなりつつある。
が、絵画だとそうはいかない。
やっぱり、踵あっての足なんじゃないだろうか。

しかし10キロ超走ってから、足のデッサンしてると、眠くなる。
踵の形を取り直すのに、1時間。

うーん、遅い。走るのと同様に、遅いなぁ。

また一歩目から

新たなコースを開拓しようと、走りながら、あちこちをうろうろ。

昨日は、総合公園の中で迷子。予定とは別の出口にたどり着く。
今朝は、空港の出発ロビー前に迷い込む。
汗だらだらで空港利用者の中を歩くという、少々恥ずかしいことに。

まずは、来月の久万高原マラソン(ハーフ)を目指して。


1po.jpg

課題のやり直しも、ようやく描き始めた。
けど、こちらの道のりの方が、遙かに遠い気がする・・・。

スイトピーとサツマイモ

まだまだ暑くて、大量茶飲み女兼ランニング汗かき人間としては、
自分の汗臭さが非常に気になる。
仕事で人と接する機会の増えた相方も、自分の匂いが気になるのか、
朝シャワーの後、せっせと制汗&消臭ローションをつけている。

先日、実家にやって来たリフォーム会社の人は、
かなり強烈に、フレグランスの香りを振りまいていた。
実測のため、メジャー片手に家中うろうろしてたが、
残り香で、何処にいるか検討がつくぐらいだった。

さて最近は、お風呂上がりに、
ボディローションやシアバターを使っている。
全部、頂き物。しかも、全部外国製。
なので、自分の嗜好とは別物なのだが、
トラブルもないので、せっせと使っている。
が、少しだけ気になるのが、匂い。

外国の化粧品やボディケア製品は、どうしてこうも匂いがきついんだろう。
しかも、日本人があまり考えないような香りがついている。
ボディローションは、ストロベリーやマンゴーやサツマイモ。
何故に芋なんだ?
シアバターはスイトピーの香り。
スイトピーの香りを、すぐ思いつける人はいるのだろうか?

私が思い出したのは、松田聖子だけだった。

スカウト

手羽さんが、母校でムサタマトークをするとは・・・。びっくり。
ただ手羽さんが呼ばれたのが、草津キャンバスの方なので、
衣笠キャンバスしか知らない私には、全く不案内な場所。残念。

昨日は初めて、総合公園へ走って行った。
松山観光に来た人達が、「あれ何?」とよく訊く展望台のある公園。
そこで、見知らぬおっちゃんに、「駅伝せんで(しないか)?」と誘われた。
走っていると、たまにそういう勧誘がある。

「チームの足を引っ張るレベルだから」と、一応お断りしておいた。

しかし、誘われたのが駅伝ぐらいで良かった。

そのおじさんが着ていたTシャツは、中島町トライアスロン大会の参加賞。

トライアスロンは、絶対無理!

四国一万円伝説

伝説と言えば、昔から四国の酒場に伝わる伝説がある。

ずばり、「四国一万円伝説」

伝説なので、いろんなバージョンがあるけど、一応スタンダードなのを。

道端で、一万円札を拾った。さて、あなたならどうする?

高知の人は、飲みに行った。
徳島の人は貯金、香川の人は買い物。
で、愛媛の人はというと、「交番に行く」らしい。ホントかなぁ、それ。

これの続きで、宮崎人の反応を考えた人がいて、
それは、「ポケットにいれたまま忘れる」だった。

さて、他県の人はどうでしょう。


鼻毛伝説

月曜日から、走るのを再開〜!
約2ヶ月ぶりだったので、身体が重い、重い。
それでも勢い余って、1時間走っていた。

宮崎では、人も車も少ない田舎道を快適に走っていたのだが、
現所在地では、それはかなり難しい。
人も自転車もバイクも車も、いっぱいいる。うざいくらい、いる。
一応、身の安全を確保すべく、なるだけ幅のしっかりある、歩道の端っこを走ることにして、
地図上でルート検索し目星をつけたのは、新空港通り。

歩道は、ばっちり。
しかし問題なのは、ルート上にトンネルが二つもあること。
トンネルの中にも歩道はちゃんとあるけれど、空気がやっぱ悪いです。
粉塵か何かが、空中を舞ってる気がするよ。


その昔、東京にいたころ聞いた話。
地下鉄をよく使っていると、鼻毛が濃く(長く)なる。とか。
トンネルも地下鉄も似たようなもの。

しばらくは同じ道を走る予定だが、
さて、私の鼻毛は長くなるのだろうか。

早割

台風一過の後、急に秋らしい風になった松山。

さて、11月の卒制スクーリングに向けて、飛行機のチケット代を払った。

が、ほんまに卒業できんの?
奇跡でも起きれば、卒業可能かも、ぐらいが現状で。
この夏の引越で、作業工程はまたまた遅延中。

その前の課題再提出で、心はやさぐれたまんまだし。ケッ。

しかし、やさぐれてても仕方ないし、
「現状打開のために、卒業出来なくても、取り敢えず行けば?」という相方の正論もあり、
飛行機代も宿泊代もスクーリング代も、今年はどぶに捨てる覚悟でやってみることに。

あ、来年また卒制スクーリング再受講する時は、スクーリング代タダになるのね。
少しずつありがたく改善されてるよ、ムサビ通信。

話は変わるが、相方は今回の転勤で職種が変わり、朝の出勤時間が遅くなった。
更に、借りた所が職場から超近いので、通勤時間は5分。
おかげで朝早く起きることがなくなったし、弁当も作らなくてよくなったのだが・・・

・・・毎朝5時40分に目が覚める。
宮崎で9年間、平日に起きてた時間だもんねぇ。仕方ない。

いっそのこと、手羽タイムならぬふかふかタイムと称して、その時間帯に更新でもしてみようかなぁ。


京都案内

正直なところ、真夏の京都なんて行くところじゃない。
というのが、4年間住んでいた人間の実感だけど、
ミーハーにテレビで洗脳されて、やって来ました8月の京都。

夏休みで観光客もそこそこいましたが、
それでも春や秋に較べると、ぐっと客の減るこの時期。
だからって何もせず手をこまねいてるわけじゃないのが、観光都市。

夏の特別拝観。

hakusasaoso.jpg

その一つ、白沙村荘。
動物の絵で有名な、日本画家の画室(アトリエ)と庭。
ちょうど画室の軒下で庭を眺めていたら、にわか雨に。
タイミングが良かったといえば良かった。

この後、「銀閣寺に行ったことがない」という相方を連れて、銀閣寺へ。
「ほら、この角度が教科書に載ってる銀閣寺だ」と教えると、
「ホントだぁ、教科書通りだ」のあっさりした感想が。
二人とも、通り雨の後の蒸し暑さに我慢できず、
高い拝観料の割に、あっさりざっくり見学して、はい終わり。

一日乗車券を買っていたので、呑気に循環系の市バスに乗って、市内をぐるぐる。
いやぁ、最近の市バスって丁寧かつ安全。私が学生だった頃は・・・。

そして、北野天満宮前の店で粟餅食べて、満腹になった京都でした。