2009年05月のアーカイブ

空も飛べるはず

雨と雷がなかなかすごいことになってますね…。
最近、気温差が激しくて体がついて行けてません。

ムサビは壁が少ないのか、風が強い日が多いような気がしますなー。
先日もかなり風が強くて、前を歩いていた学生さん二人のうち一人が
「私、今なら飛べる気がする。」
と言って両手を広げていらっしゃいましたが、
本当にそれぐらい強かったです。
(因みに飛んでませんでした)(幅広い意味で)


それから基礎デの教室がある10号館は
4階&吹き抜けになっているため、
風が下からぶわ〜っと吹いてくるので
うっかりスカートを履いた日が大変です。

ぱんちらって漫画の中だと
(チラリされた側からすると)ドッキリ☆ハプニングですけど、
現実世界だと「変なもん見せて…すいません…」って
(チラリした側からすると)申し訳ない気持ちでいっぱいになります。
いやぱんちらの話はいいんですけど…

気温差激しいとカゼひきやすくなりますね。
インフルも東京にきたし…。
喉痛いときはハチミツ入り紅茶がおすすめです!
体もあったまるので落ち着きます。
あとすりおろしたリンゴがとても良いらしいです。
カゼやインフルに負けずに頑張りたい!オーキャンも近いですな〜

きらっきらだぜ

以前日記に書いたビスマス、
先日ホタル石に行きましたら
いつもよりだいぶ安い値段のものが売っていました!
私が今まで見たのは3500〜3800円のものだったのですが、
それは1500円。おおお!

高いものと比べるとちょっと小さくて色も鈍いのだけど、
そんなところも気に入ってしまって
「これだー」と思って購入しました。

ビスマスという成分はほとんどPCとか車の部品?に使われてしまうみたいです。
こんなにきれいな結晶になるのになんだか勿体ないなぁ〜

200905222210000.jpg

画像アップできてるかな!
写真よりもっときれいな色できらきらしてます。
宇宙都市のよう、いつまでも見てしまう…あ、見てしMAU(むりやり)
壊れやすいらしいので大事にします。


高校生のとき、ムサビに入学して帰り道ホタル石に寄るのがちっちゃな夢でしたが
とうとう叶っちゃいました。

あと学食とかMacとか、
友達ともっと絵とかデザインのこと話せたらいいなって思ってたけど
そういうのがある、出来る環境に今いる訳で

意外と思い描いていたものに近づいているのかなぁ
と ふと思いました。


実は私、基礎デは第一志望ではなかったのですが
今のところ入って良かったなぁと思います。
入りたてだし、あんまり自分の学科のこと好き好き言うのあれかな…って思って
普段あまり言わないのですが笑

今思えば、ちょっと第一志望に固執しすぎてた感もあるなぁと。
最近思うのは、変に辛かったり苦しかったりする時って
目の前のものだけを見ている時が多いということです。
のの子の場合ですが。

もっと先まで、360度視野を広げて見てみた時に
「アレッこれ大したことなくね!?
なんでこんなちっちゃいこと気にしてたのかな…」って
気がついたりするな〜と感じる5月。いかがお過ごしですか。(?)

便利ですてきなこの時代

ムサビズキさんのこの記事を見て、自分の高校時代の国語の授業を思い出しました。
中島敦の「山月記」を勉強していた頃の自分の国語のノートを見返してみましたが、
「山月記」のページにはぽつぽつと書かれたメモ程度の文字と、
泣いている虎の落書きぐらいしか残っておらず
(一応授業の内容をふまえた落書きであることは確か)
ああこいつ何も学んでないな感が丸出しでした。

のの子は小中高大と繋がっている学校にずっと通っていたのですが、

5段階で「1」さえ貰わなければ
そのまま大学までいけちゃうようなゆるゆる環境だったので、
授業なんて全然聞いていない人もいました。

現代文の授業が特に酷かったです…。
高2の夏休み前に、先生から
「2学期から『こころ』を教材として扱うので、休み中に読んできて下さい」
って宿題が出たのに
ちゃんと読んできたのはクラスの3分の1ぐらいだったことがありました。
それで先生が仕方なく最初から最後まで授業で読んでくれたんです、
(授業時間足りなくなっちゃうのに)
でもほとんど皆寝てて。
あらかじめ読んできた子が退屈で寝るのは分かるけど、
寝てるのほとんど読んできていない子でした。

読んできていない子は単にズボラだってのもあるんですが
「こんなつまらなそうなの読まないよ」
と言う人がすごく多くて。
これを聞いたとき、私の中ですごくひっかかったものがありました。

「つまらなそうだから読まないってことは…
 第一印象だけで判断してるのか??」と。


うちの学校には朝「読書の時間」っていうのが設けられていました。
好きな本を読んでいい、っていう時間なのですが
「恋空」のような、携帯小説が書籍化されたものを読んでいる子をよく見ました。

私は携帯小説ってチラッと読んだことしかないので詳しくないのですが、
印象としては「難しい漢字が少ない」「読みやすい」でした。
自分と同世代の人が書いているから、
難しい意味の言葉も漢字もほとんど無いし
☆とか♪で感情表現されてたりするから深読みする必要がない。


これだけ読みやすいものが普及していれば、
「こころ」のような作品を読むことを嫌がるのは当然かもしれない。
でも、個人的にはそれだけじゃやっぱりいかんと思います。
「こころ」とか「山月記」っていうのは
自分よりずっと年上で学のある人が書いているから
読みづらいし難しいけど、
『分かろう』として読むことがとても勉強になるんだと、
今になって思います。

難しい字は辞書をひいて、
分からないところは何度も読んで。
それで「この字はこう読むのか」「ここはこういう意味なのかな」って
積極的に学び理解していく というプロセスがすごく重要な気がします。
これが携帯小説には無い訳です。


この時代ってなんでもかんでも便利になっている。
遠くにいる人とも簡単に連絡がとれちゃう携帯電話や
大量の情報を入れられちゃうパソコン
いつでも音楽が聴けちゃうi pod
フィルムも暗室作業もいらないデジタルカメラ。
「難しいことが簡単に出来る」時代ですね。

でもそれだけでいいのかなぁ。
これから色んな「難しいこと」が簡単にできるのが当たり前になってったら
大事なものを失ってしまいそうな気がする。


土曜日に表示方法論という授業で
暗室での作業を行いましたが、
暗闇で何も見えない中手探りで作業したり
薬品使って色んな行程を追っていったりするので
やはりデジカメってのは便利なものだな〜と実感しました。

しかし一連の作業が終わってネガが出来た時は
すごく嬉しかったです。
みんなしばらくキャッキャしてました。笑


うまく言葉には出来ないのですが、
こういうものがなくなっていくのはどうなのかな〜と思います。
便利な世の中を否定している訳ではないのですが、
なんでもかんでも分かりやすく便利にすりゃいいものなのかなーと
疑問に思ってしまいました。
便利なことは否定しないのですが…。


久しぶりに長文になってしまいました。わわー
山月記は読み返したいですなぁ…

Macだょ☆

オーキャン運営委員の会議がなかなかのびて、
初めて警備員さんに教室を追い出されてしまいました。のの子です。
オーキャン運営委員は先輩たちに混じって活動するので
良い刺激を頂いております。

そういえば数日前にMacBookがご降臨なさいました!ワオ!
1番衝撃を受けたのが説明書の1ページ目に記載されている
「おめでとうございます。
 このMacBookはあなたに出逢うために作られたのです。」
という文章でした。口説き文句のようです。やるなマッキントッシュ。
まだ1年生の課題でPCを使う授業はほぼありませんが、
オーキャンとかに関わるとイラレ使うこととかあるので
やっぱり必要となってきますね…。
まだアドビソフトが届かないので無いなりにやってきましたが。

とりあえずようやく文章を打つのに慣れてきた感じです。
ずっとwindowsだったので色々と戸惑いつつも、徐々に受け入れつつ。

最近ようやく「ぁぃぅぇぉ」の打ち方が分かりました。
因にのの子は「そうだょ☆」みたいな、
普通大文字にするところを小文字にするっていうのを、
かたくなに拒んでいた女子高校生でした。

あと絵文字も高校生になるまで拒否していた、
若干アウトサイダー思考の入った痛い子でした。
まぁ…あってもいいよね、そんな時期…(目を細めつつ)

そういう駄目なとこ…嫌いじゃないから…。

数週間ぶりの原先生の授業でした!
今日はアーツ・アンド・クラフトに至るまでの流れなどを勉強しました。
私はデザイン史・デザイン論概説という授業も受けているのですが
そこでもこの運動の中心にいたモリスやラスキンについてお話を聞いていたので、
今日の原先生の講義が飲み込みやすかったです。


簡単に説明すると、アーツ・アンド・クラフツ運動は
ウィリアム・モリスやジョン・ラスキンらが中心となって、
19世紀後半ごろに始めた 生活を美しくするための運動のことです。

1815年(ヴィクトリア朝)に開催された第1回ロンドン万国博覧会において、
当時のセレブが使用していた産業工芸品が展示されていたのですが
それを見たほとんどの市民の反応が
「すってき〜(*>▽<*)」だったのに対し、
「いや…ちょ…ないわ、これ…」とモリスらが絶句し怒りを覚えたことが契機だった模様。
(雑な説明)

それで、この当時の工業製品のデザイン(モリスは「バッドデザイン」と定義づけた)が
もうださすぎて面白いです。
なんでそんなに背もたれが長くて足が短いんだそのイス…等、笑ってしまうことうけあい

あまりのだささに愛しさすら感じるという、
多くの女性が経験するであろう
「男性の残念な部分になぜかときめく」並の矛盾を感じてしまうほどです。
ある意味魅力的なのかもしれません。
母性本能をくすぐるということでしょうか。
だめなとこが魅力になるって最強だなあ。

デキる女

美大日記、もう始まっていたんですね…!(遅)
入学したばかりの自分としては、ムサビだけでもまだ知らないことがたくさんあるのに
ましてや他美大のことはほぼ何も知らない状態なので
更新楽しみにしております。
そして美大日記の手羽さんはどこへ行くのだろう。


今日(日にちはもう昨日だけど)の表示方法論という基礎デの授業でした。
写真の授業で、アナログ・デジタルカメラについて勉強してます。
今日は7本同じパッケージの缶またはペットボトルを並べて
1本にピントを合わせて撮る、という内容でした。
単純でしたがなかなか楽しかったです。
シャッター切る時の「カシャッ!」といった音がなんとも気持ちいい〜。

露光計とか使ったの初めてで(TVでしか見たことなかった)
その際に「なんか私…デキる女っぽい…?」と一瞬よぎってしまいましたが、
そんなこと微かにでも思ってしまった時点で
どう考えてもデキる女ではないと、冷静になった今では思います。

昨日「成績開示できない」とほざいてましたが
探したら全部ありました…
嬉しいけど…そうなるとゴミ箱にダイブさせた、この鮮明な記憶は一体…。


基礎デの試験では、英国・平面・小論ともに平均的にとれていた感じでした。
英語がちょびっと良かったくらい。
よく「実技と学科、どっちが大事なの?」という疑問の声が上がりますが、
どちらもやった方がいいんじゃないかな〜
特に現役生の強みは学科になると思います。
実技の面では浪人生の方が有利ですが
浪人生が平日実技に時間をかけている分、
現役生は学科対策が出来ているんで!

私は勉強が辛くなった時はyoutubeで森高千里さんの「勉強の歌」とか
アニメ`七人のナナ`の主題歌「success,success」とか聴いて己を励ましてました。笑
いい曲です。かなり!

オキャキャキャキャキャ

なんだか得体のしれない動物の奇声のようです。おきゃー。
オーキャン運営委員会2回目でした。
てんやわんやしてきそうです。
先輩に「1年もうすぐ課題が死ぬほど忙しくなるよ(^^)」と、
アドバイスといいますか脅しを受けたので肝に銘じます。


そして今日から成績開示が始まりましたね!
のの子は、受験票全部捨てたから一つも見れてません ・・・☆

受験票にそのための暗証番号が書いてあるのをすっかり忘れていたよ・・・
そりゃもう受験終わった後、怒濤の勢いで捨てたよ・・・


しかし駄目元で入学センターに行きましたら、
専用の用紙に必要事項を記入すれば後で教えて頂けると分かりました。
ほっとしました。やっぱり受けたところのは一応見ておきたいよね。

受験生の皆さん、試験後「もういらないやー」と思って
受験票捨てちゃうと成績開示ができません!注意!
気をつけてー。

先日久しぶりに六本木へ行ってきました。
帰り際に森美術館のショップだけ見たのですが、
偶然私が通っていた予備校の先生が展示をされていてビックリ。


『Sunday`s Sun』 今野剛秀展
5月17日(日)まで 10:00−22:00
六本木ヒルズ アート&デザインストア スペースA+D
入場無料


(告知の許可を頂けたので追記しました)
「え、これ手書き!?」って驚かれるかと!ぜひ!

そしてそこで、ず〜っと気になってた「アイデア特大号」を購入。
基礎デの研究室に置いてあって、ずっと気になっていたのです。
内容よりまず表紙にいる大好きなよつばちゃんに惹かれたんですが…(笑)


続きで感想やら何やら。

漫画・アニメ・ライトノベル文化のデザイン特集で、
私は漫画大好きなので非常に興味深く、面白かったです。

確かに漫画の表紙っていつからか色んなデザインが増えましたね!
昔のりぼんマスコットコミックスや、花とゆめコミックスって
タイトル・巻数・絵・作者名の位置が一定でしたけど
いつからか色んなパターンを見かけるようになったような。
(花ゆめは位置自体は変化ないです…よね?(花ゆめコミックスはあまり読まないのですが)
たまに枠からイラストがはみ出したりはしてるけど)

最近だと中村光の「荒川アンダーザブリッジ」「聖☆お兄さん」は全巻異なったデザインで、
新刊が出るのを知る度に「次はどんな表紙かな〜」って楽しみになります。
蛇足ですが私は「荒川〜」の星が物凄く好きです。歌作って欲しい。


でも あまりにデザインされすぎている表紙の漫画もたまにありますけど、
そういうのは中身を読んだときに「あれっ…なんか表紙と印象違う?」
という違和感もちょっとあるかな…。
表紙が豪華な装丁なのに、中身が結構淡白な絵だったりすると余計に。


例えるなら

イラストサイトのリンクページ見てて、「あっこの絵可愛い!」と思ったバナーをクリック

しかしギャラリー見たらえらい印象が違う

バナーの元絵を見てみる

「えっバナーの方、めっちゃ加工してんじゃん…つーか全身図見たらバランスおかs(略)」

この一連の流れにおいて経験するガッカリ感に酷似していると思うのですが、
この例えに全員が頷いてくれるとは思えないし
そもそもこの例えしか浮かばない私がちょっとドンマイな。
もうちょっと分かり易い例があったら追記します。


そもそも漫画自体にはデザイナーは関わっていない訳ですから、
過度に表紙デザインにのめりこんでしまえば
こういう摩擦が起こってしまうのは当然かもしれないですね。

別に派手な表紙だからガッカリする、という訳ではないと思うんだけどな〜。
漫☆画太郎とか表紙すごいけど、そうじゃないし。
漫☆画太郎の場合は「そうじゃない」というよりは「それどころじゃない」という感じですが…。

何か商品の良さを過剰演出しずぎず、ストレートに伝える。ということでしょうか。
これは予備校でも言われてたな〜デッサンとか平面で。
やっぱりやってたことは生きてるのかな〜だといいなぁ。

漫画の話になるとエライ長くなるのでこの辺で失礼します。
GWも明日終わりか…!

お寺でやってみ展!

友人が参加した「お寺でやってみ展6」を見に行ってきました。
東光院というお寺で作品展示が行われていたのですが、
雰囲気がとても良く展示物を落ち着いて見ることができました!
作品もお寺の良さを損なわないように作られているけれど、
ちゃんと主張がはっきりしているものが多かったです。


話は飛びますが、先日「ショートショート」を見ました。
(スタジオジブリの短編作品(CMやPVなど)が収録されているもの)
特典映像で百瀬監督とcapsuleの中田ヤスタカさんが出ていらしたのですが、
まぁ最初のほうは「中田ヤスタカかっけぇ〜…」と思ってたら5分ぐらい過ぎてたんですが

途中で彼が自身の三部作(capsuleのPV)について
「音楽を作る側も、映像を作る側も遠慮していなくて、凄く面白いものが作れた」
と話していたのを、
展示を見ながらふと思い出しました。


私は音楽のPVを見るのが好きで、よくスペースシャワーやMTVを見るのですが
PVって本当に面白いものもあれば、当たり障りのないものもありますよね。
ただアーティストの歌に合わせて淡々と流れていく作品って、
不快感は無いけれど その分あまり記憶に残らないような…。

面白いPVの裏話なんか聞くと やはり
アーティストと意見が食い違った・揉めたというエピソードが多く、
やっぱり面白いもの・人の心に残るものを作る中で
人と関わることっていうのは欠かせないのだと思います。
先日書いた、オーキャンでのポスター話し合いなんかもそうで。

人と本音で話してぶつかるって少し怖かったけれども、
やらなきゃいかんのかもしれないっすね。

時間の都合でポニー乗馬体験が出来ず、
少し心残りもある今日です。
ポニーと寺…か…。

今日何回も「4月31日」って書いた

私はオープンキャンパス運営委員に参加しているのですが、
今日初めて運営委員会というものがありました。

ポスター制作に関わることになったのですが、
皆ぼんぼん意見を言っていくのにちょっとカルチャーショック。
私が高校のときは、「意見ある人ー?」なんて問いかけられても
いつもクラスはシーンとしていたので…(自分含む)
自分もちゃんと意見持たねば。そして言わねば。


もう5月なんですね。
受験生はGW中に宿題とか出るのかな?
私のとこは手のクロッキーとか、リサーチワーク(好きな作品をファイルする)をやりました。
後者は色んな作品を見るきっかけになったので、面白かったしためになった記憶が。

私は高1〜2年と予備校の基礎科(専攻が分かれてないので色々できるとこ)にいたので、
去年の今頃から「受験モードにせな〜!」と変に焦っちゃってた気がします。
あんま焦らない方がいいですね…とくにこの時期なんてまだまだだから!


私のいたデザイン科は結構仲良しで
皆でご飯食べに行ったり講師の展示を見に行ったりと、
わきあいあいとしてて楽しかったです。
受験だから!と気張りしすぎずに(するなって言われてもついしてしまいますが…)
遊ぶときはめいっぱい楽しんじゃっていいかと!思います!