カテゴリー:基礎デ

ノーモア・柑橘類

どうも、将来に悩める新中学1年生・のの子です。
ちなみに4月前半で3回ほど「1年生ですか?」と訪ねられました。2年生です☆



学校が始まった途端、一気にムサビに染まりきった生活になりました。

前回話した基礎デの選択必修も、上手いこと第1〜3希望で決まりました!
1番とりたかった板東先生のタイポグラフィの授業がとれて嬉しいです。

第1〜8希望まで書くのですが、人によっては第1、2、希望で決定になってしまったりして、
基礎デ研究室は一体どんな決め方をしたのだろうかと皆でざわ…ざわ……



今はタイポと色彩論の課題をやっています。
色彩論は去年は「紫」だそうですが、
今年は「オレンジ」です。
まさかのEnglish。

私は飲料水のオレンジを調べてます。
「オレンジジュースって案外オレンジじゃない!」からスタートした研究です。
orange01.jpg
実験中。どれがオレンジジュースか分かりますかね??
※この後家族でおいしく頂きました


先日、授業内で先生に案をプレゼンする機会があって、
先生のアドバイスを受けて、更に研究を深めて行く方向です。


ちなみに、タイポの課題でも柑橘類にちょっと関わってるので
そのうちミカンとかレモンに嫌気がさしそうです。
なので普段の生活では極力柑橘類から離れようと思いつつ過ごしてます

りしゅう すごく めんどう

基礎デは他学科と時間割が違うので、なかなか決めづらいっす。
こんなに決めづらいのは基礎デだけかも。
1年はそうでもなかったんですが 今年は選択必修というやつが増えまして、
あらゆるところにそれをちりばめられるので困っちゃいます。

下書き用の時間割作成用紙っていうのがあるんですが、
1・3年実技時間のところに思いっきし選択必修が入るんですよね

1・3年実技時間と書いてあるのにも関わらず、
そんなの関係ねぇと言わんばかりに
己の授業を入れこんでくる基礎デ。
やっとイラレとフォトショがCS4になったけど、
経費の関係でPCの数が半分になっちゃった基礎デ。
私は嫌いじゃないです



文化総合1類もなっかなか決まりません。
シラバスに全部の科目について詳しいことが書いてあるのですが、
これのせいで決まらないんですよね。
試験の有無とか評価基準が書いてあるとどーしても、

・期末試験がある→極力避けたい
・毎回予習が必要→できる気がしない
・毎回課題がある→できる気がしない
・毎回小テストがある上にそれが評価に入る→絶対に無理

とか考えちゃうんですよね…
すっごくダメな感じがするよね…

楽に単位取ろうとすればするほど痛い目に合いそう!童話の教訓みたいですが。
おとなしく真面目に勉強しようと思います。
授業は面白いやつ多いしね!
実際、楽しみな気持ちが大きいです。


ただ、楽できたらそれに越したこたぁないという気持ちはもっと大きいです。

涙は(心の)汗だ/夏期講習の思い出

後期が始まって早1週間が過ぎました。
基礎デ1年は今、午前中は共通彫塑をやっています。
木材を彫って煮干しを作ろうじゃないか という課題です。


まだ木材を切ったり面を作ったりしている段階なのですが、
削りすぎて徐々に予定サイズを下回って行きつつも
煮干しの形やうねり具合に近づいて行くので
恐怖と喜びが入り交じって複雑な心境です。
切りたいけどどんどん小さくなってアッーて感じです。


しかし、ノコギリ使ったり作業していると暑くて暑くて…
額の汗が流れて目に入ってくるので、
本当に目から(心の)汗が…って状況です。


そしてこじつけのようですが涙といえば
自分の夏期講習の話です。
「どのタイミングで書こう…!?この時期だとまずいかしら…」と
悩んでたらもう夏が過ぎ去ってました…


もう涼しい風吹いてるわ。
鈴虫鳴いてるわ。
悩まずに書けば良かったですね…!


自分は夏期講習、ほんっと〜〜にくすぶってました。
私大クラスに行こうと思ってたのに
講師のすすめで芸大クラスを受けてしまったというのも大きかったのですが
(本当はやりたいのはこういう課題じゃないのに…ってグズグズしてた)
(自分で決めたのに)


夏期講習前の方が良かったんじゃないのか、っていうレベルでした。
全然思うように描けないし作れないし、
うちの予備校は講評のとき上段・中段・下段って
作品を分けることが多かったんですけど、常に下段ポジションみたいな。


自分で描いてて「これダメだろうなー」って思いながら描いてて結果ダメなので、
なんかもう何を直せばいいのかサッパリという。
毎日毎日イライラしてて、夏が1番荒れてたような気がします…。

8月半ばまでこんな調子で、
落ち込みすぎた私に怒った母が
「どうせ駄目なんだからもう思ったように描けばいいじゃん!
どうせ駄目なのにウジウジしてたら意味無いじゃん!!」
軽く死刑宣告されまして。

言われた直後はまたすんごい落ち込んだんですけど、
その後吹っ切れて
「そうだ、駄目でもいいや。とりあえず好きに描こう」
と思って、
3日間の平面課題を2日居残りして遅くまでずーっと描いて、
3日目の講評で「この中で1番良いじゃん」って言われた作品になりました。


時間かけて丁寧に描けたことも大きかったんだけど、
自分が良いなって思ったものを「良いね」って思われたことがすごく嬉しかったです。

自分の作品を「周りにどう思われるだろう?」と思うことはもちろん大事だけど、
ずっと自分を疑ってばかりだと切りがないのに
あの頃の私はずーっと「これ伝わらないかなぁ」「だめだろうなぁ」ばっかり考えてました。


ぶっちゃけ誰もに認められ愛される作品も
人もそうそう無いと思うので、
ある程度のところで自分の選択したものを信じて進んでいくしかないのかなぁ、と思います。
それは行き過ぎれば自己満足になってしまうし、
いい塩梅を見定めるのは難しいと思うのですが…。


どんな有名な作家だって
好きな人もいれば嫌いな人もいるし。
ただ、「全員」じゃないけど
「多くの人」に響くものを作る人は事実いるんですよね。

受験生の多くは「とにかく受かりたい!」って思って
「どうやったら受かるんだろう?」ってことを日々考えている人もいるかと思います。


もちろんそれも大事ですが、
あなたが「良いな」って思ったこととか「好き」って思ったもの、
そういうのは否定してほしくないし、
否定されたとしてもそんなの気にしないでほしいです。
それこそ小島よしおのノリでそんなの関係ねぇと言って下さい。
いや言わなくてもいいか。思ってて下さい。


講師の話を聞くことや周りの意見を受け入れることも時には大事だけど
最後に決めるのは自分なので。
(良くない例→講師に勧められて芸大コースとってやぐされた私
       でも今思えばどんな課題だって、やろうと思えば
       自分のやりたいことに役立たせること出来るんですよね〜)

何はともあれ受験生の皆さん、夏期講習お疲れさまでした!
もう2学期始まってますね。
無理しすぎず、体調に気をつけて頑張って下さい★

友達100人できるかなぁ…

お久しぶりです。
語尾をフェードアウトさせるだけでこの哀愁。

今年はいわゆる冷夏でしょうか?
ガツッ!と暑くなりませんね。

予定が8月半ば〜末にガッツリ集結しているので
最近はまったり過ごしていました。


初めて夏フェスに行くのですんごい楽しみです。
それまでに課題を終わらせようと只今奮闘中です。
(=7月は何1つ手をつけなかった)

…あ、合宿のおみやです!★


おやさい.jpg


清里北澤美術館(ガラス工芸の美術館 展示物すべてがキラキラしてた〜)
で、購入したガラスのおやさい箸置きです。
色がきれいで食卓が映えます。
つるつるでちょっと置きづらい という
箸置きにあってはならぬ状態ですが可愛いからいいか…
さっき論文で「機能性大事!」とか書いてたのにこの発言はいかがなものか。


↓そして肝心の合宿のこと


清里合宿は1泊2日と短く、
ほぼ親睦会という名の飲み会がメインの旅行だったので
「今まで喋ったことない人(まだ話してない人がいるのかって
言わないで下さい)の中の2人ぐらいと話す」

という目標を掲げて(少ないって略)行ってきました。

飲み会中1人の教授と友人数名とがっつり話せる機会があって、
その時教授がおっしゃった

「色んな人と話したほうがいいよ」

という一言、
その時はあまり気に留めてなかったのですが、
最近思い出して はっとしました。


確かに友達って似たタイプの人となりやすいですよね。
好きなものが同じとか、考え方が似ていたりとか。

範囲を広くすると、基礎デの人も考え方とか
少なからず似ているような気がします。他学科も同じく。
こう書くと、「私は違う!」と思われる方もいらっしゃるかと思うのですが、
やはり同じ場所で学んでいるのだから、少しは似通ってくると思うんです。

特に基礎デの学生は、オーキャンのアンケートデータからも分かるように
「基礎デが好き」って人が98%くらい。
教授も基礎デ出身の人が多くて
デザインに対する考えが重なった教授たちが集まっていて、
自分の学科のことを好きな人が集まってる状況。
すごく幸せなことだし、これ以上ない環境だとは思うんだけど
まだ入って半年しか経っていないのですが
「この人とは考え方とか全然違うな〜上手くやっていけなさそう」
って人には出逢っていないんですよね…。

小中高とそういった人には何度か出逢ってきて、
正直「イヤだなー」と思って過ごしてきました。
そういう時って相手も自分を良く思っていない場合がほとんどで、
だいたい関わると嫌な気持ちになりやすいし。


それがムサビに入って、基礎デに入って、まだ無いんですよね。
最初は「やっぱムサビ合うんだなー、基礎デいいなー!」
としか思っていなかったんですけど。
もしかして、今まで経験してきたあの嫌な気持ちも
すごく大事なことだったのかな、と思います。

そして苦手な人と話したり一緒に仕事するのも、
進んで経験していかなきゃなぁと
ちょっと反省している今日このごろです。
だいぶそういうのは避けてきちゃったかなー。
基礎デが好きなのは変わらないし
似た考えの人とお互い高め合って行くことも、もちろん大事だとは思いますが!

執行部に参加していないので、他学科との交流も薄いほうなんですよね;
オーキャンも基礎デの先輩との関わりが主だったしなー
もうちょい積極的に外の人と関わろう〜!
最近バイト始めたので、そこで頑張りたいです。

それでまぁ、
今まで仲良かった友達とより仲良くなったものの
友達は増えなかった
んですけどね

てか教授と以前から話したことある友人たちとの
デザイン話で親睦会、終わっちゃいました…

積極的に人と関わるとか言っててこれか

クララが立ったわ

形態論の立体課題が終わってちょっと一安心…。

何を隠そう、いやそもそも隠してないけれど、のの子は立体が非常に苦手でして。
予備校時代は厳しい講師の言葉をも失わせるような、数々の迷作を残しておりまして。

なので今回の課題は心配で仕方なかったのですが、
とりあえずどーにか作りたい形にすることが出来ました。
かなり汚い仕上がりだったのだけども…!


立体に限らず平面もですが、
エスキースなどの計画を綿密にすることも大事だけど
実際手動かして作ってみないと分からないことが多いですね。
エスキースでは上手く行っていたことが、やってみたら辻褄が合わなくなったり、
「やばいココは何も考えてなかった…!」なんてこともしばしばしばしば。
考えることはもちろん大事だけど、
うんうん悩んでいるぐらいならとりあえず実際やってみて、
現場作業で学んで行くことも必要だなーと痛感しました。


それにしても出来上がった時の感動がすざましかったです。
立ち上がった時、「立った…!!立ったー!!!!」と喜んだ私は
今思い返すとハイジのそれに酷似していました。


次はこの作品を図録にまとめる課題です。
精一杯格好よく撮ってあげたいっす。

基礎デすっぽんぽん

ご無沙汰です。
オープンキャンパスも無事終わり、
昨日今日と形態論と色彩論の課題も終わってちょっと一息つけました。

オープンキャンパスに来て下さったみなさま、どうもありがとうございましたー!
私は土日と、10号館地下の基礎デ展示でうろうろしておりました。
(あとリーフレット制作に関わりまして、記事のお手伝いをしました)

オーキャンを通じて、基礎デの考え方にあらゆるところで触れられました。
企画の段階、展示作業の時、そして当日私たちが受験生に発信できること。


基礎デは、
「普段以上のものは見せない。
この学科がどのような場所であるか、普段どんなことを学んでいるのか。
それらを過剰に広告しないで伝える」という考えでオーキャンの展示を行いました。
なので本当に基礎デザインすっぱだか☆な状態でお見せ出来たのではないかな〜と思います。


オーキャン中言われて一番印象に残ったのが、ある人の

「お前ら、1番考えなきゃいけないのは受験生の幸せだからな。
基礎デを普段以上に良いものに見せて、それで入って来た奴は不幸になるだろ?」

という言葉でした。
私も最初は「とにかく基礎デに入ってほしい!」
という考え方でオーキャンに参加していたのですが
実際に入ってもらえたところで、
その人にとって基礎デが満足できる学科でなければ何の意味もなさない訳で。
過剰広告で勘違いさせた上にガッカリさせるなんて、
基礎デでデザインを学ぶ身として そりゃいかんだろーと考え直しました。

1年生でまだ大学入りたてだけど、
自分の分かる基礎デのことや受験での経験を 背伸びせずにかっこつけずに
お話させて頂いた方には伝えようと努めました。
伝わったかなー。
私も勉強になったオーキャンでした。


他は時間の都合でデ情と視デしかのぞけませんでした。
他学科も面白そうな授業がたくさんあるな〜!
デ情も視デも、それぞれの科の特色が出ていて
「デ情と視デと基礎デって何が違うん!!」と疑問を持つ方にとっては
比較できるいい機会だったんじゃないかな!と思いました。
オーキャンって試食会みたいな感じなので、
ちょこちょこつまみ食いしつつ、自分に合いそうなところを
自分で判断出来る良いイベントですね。
受験終わってから気づきました。笑

なんだか文化祭後のぽっかり感がぬぐい切れず寂しいです。
先輩たちにもいきなり会えなくなってしまってさみしい…。
来年も出来ればオーキャン運営委員に携わりたいなぁ。
自分の学科について考えさせられるので、
早いうちに関われて良かったです。


次の受験関係のイベントは、8月22と23日に行われる進学相談会ですね。
教授に作品見てもらえたりするので、夏期講習中でお疲れかと思いますが
行くと刺激になってやる気出ます!私も去年行きました。

ていうかもう夏期講習とか始まるんですね。
先日なぜかうちの予備校から夏期講習のパンフレットと申し込み書が送られて来たのですが、
どういうことなんでしょうか。隠喩を含んでいるのか。なんなんだ。

Macだょ☆

オーキャン運営委員の会議がなかなかのびて、
初めて警備員さんに教室を追い出されてしまいました。のの子です。
オーキャン運営委員は先輩たちに混じって活動するので
良い刺激を頂いております。

そういえば数日前にMacBookがご降臨なさいました!ワオ!
1番衝撃を受けたのが説明書の1ページ目に記載されている
「おめでとうございます。
 このMacBookはあなたに出逢うために作られたのです。」
という文章でした。口説き文句のようです。やるなマッキントッシュ。
まだ1年生の課題でPCを使う授業はほぼありませんが、
オーキャンとかに関わるとイラレ使うこととかあるので
やっぱり必要となってきますね…。
まだアドビソフトが届かないので無いなりにやってきましたが。

とりあえずようやく文章を打つのに慣れてきた感じです。
ずっとwindowsだったので色々と戸惑いつつも、徐々に受け入れつつ。

最近ようやく「ぁぃぅぇぉ」の打ち方が分かりました。
因にのの子は「そうだょ☆」みたいな、
普通大文字にするところを小文字にするっていうのを、
かたくなに拒んでいた女子高校生でした。

あと絵文字も高校生になるまで拒否していた、
若干アウトサイダー思考の入った痛い子でした。
まぁ…あってもいいよね、そんな時期…(目を細めつつ)

そういう駄目なとこ…嫌いじゃないから…。

数週間ぶりの原先生の授業でした!
今日はアーツ・アンド・クラフトに至るまでの流れなどを勉強しました。
私はデザイン史・デザイン論概説という授業も受けているのですが
そこでもこの運動の中心にいたモリスやラスキンについてお話を聞いていたので、
今日の原先生の講義が飲み込みやすかったです。


簡単に説明すると、アーツ・アンド・クラフツ運動は
ウィリアム・モリスやジョン・ラスキンらが中心となって、
19世紀後半ごろに始めた 生活を美しくするための運動のことです。

1815年(ヴィクトリア朝)に開催された第1回ロンドン万国博覧会において、
当時のセレブが使用していた産業工芸品が展示されていたのですが
それを見たほとんどの市民の反応が
「すってき〜(*>▽<*)」だったのに対し、
「いや…ちょ…ないわ、これ…」とモリスらが絶句し怒りを覚えたことが契機だった模様。
(雑な説明)

それで、この当時の工業製品のデザイン(モリスは「バッドデザイン」と定義づけた)が
もうださすぎて面白いです。
なんでそんなに背もたれが長くて足が短いんだそのイス…等、笑ってしまうことうけあい

あまりのだささに愛しさすら感じるという、
多くの女性が経験するであろう
「男性の残念な部分になぜかときめく」並の矛盾を感じてしまうほどです。
ある意味魅力的なのかもしれません。
母性本能をくすぐるということでしょうか。
だめなとこが魅力になるって最強だなあ。

デキる女

美大日記、もう始まっていたんですね…!(遅)
入学したばかりの自分としては、ムサビだけでもまだ知らないことがたくさんあるのに
ましてや他美大のことはほぼ何も知らない状態なので
更新楽しみにしております。
そして美大日記の手羽さんはどこへ行くのだろう。


今日(日にちはもう昨日だけど)の表示方法論という基礎デの授業でした。
写真の授業で、アナログ・デジタルカメラについて勉強してます。
今日は7本同じパッケージの缶またはペットボトルを並べて
1本にピントを合わせて撮る、という内容でした。
単純でしたがなかなか楽しかったです。
シャッター切る時の「カシャッ!」といった音がなんとも気持ちいい〜。

露光計とか使ったの初めてで(TVでしか見たことなかった)
その際に「なんか私…デキる女っぽい…?」と一瞬よぎってしまいましたが、
そんなこと微かにでも思ってしまった時点で
どう考えてもデキる女ではないと、冷静になった今では思います。

昨日「成績開示できない」とほざいてましたが
探したら全部ありました…
嬉しいけど…そうなるとゴミ箱にダイブさせた、この鮮明な記憶は一体…。


基礎デの試験では、英国・平面・小論ともに平均的にとれていた感じでした。
英語がちょびっと良かったくらい。
よく「実技と学科、どっちが大事なの?」という疑問の声が上がりますが、
どちらもやった方がいいんじゃないかな〜
特に現役生の強みは学科になると思います。
実技の面では浪人生の方が有利ですが
浪人生が平日実技に時間をかけている分、
現役生は学科対策が出来ているんで!

私は勉強が辛くなった時はyoutubeで森高千里さんの「勉強の歌」とか
アニメ`七人のナナ`の主題歌「success,success」とか聴いて己を励ましてました。笑
いい曲です。かなり!

願い事ひとつだけ

先日友人宅に遊びに行った際、数名に顔バレしましたのの子です。
早い。

その際に「どんな記事が求められてるのかなぁ」とぼやいたら、友人1名に
「基礎デって何やってるかよく分からないって言われるから、授業のこととか書いたら?」
とアドバイス頂きましたので さっそく書いてみます。


今日は色彩論という授業で、課題の講評がありました。
先週に太陽の残像の色の変化を着彩する課題をやったのですが、
(ガッシュとかポスカを使用するので、ちょっと平面構成っぽい。)
それをふまえて再構成して太陽のイメージを表現する課題でした。

先週も思いましたが、本当に色んな考え方・表現方法があって
ほんますごいわー…とつい関西弁が出てしまうほどでした。いや東京出身ですが。
講評は面白いです。それぞれプレゼンするので作品の趣旨が分かるし、
先生が色々と話を広げて下さるので、
「なるほど〜」を連発です。アハ体験。ちょっと違う上になんかもう懐かしい。

しかし同学年にこれだけ面白いことやる人のいる環境にいれることはありがたいです。
私もやるぞー。


そして帰り道にずっと気になっていた「ホタル石」に寄ってきました。
(ムサビの近くにある小さなお店)
去年も1度入ったのですが、芸祭後でえらい混んでて全然中が見れなかったので
ちゃんと商品を見れたのは初めてでした。
そんな私は鉱物にときめきまくりで…なんだありゃー。きれい!
鉱物=「耳をすませば」に出てた気がする程度の知識しか無いほど、
今まで触れる機会がなかったのですが
見ていて吸い込まれそうなぐらい幻想的で美しかった!
特にビスマスという石が色も形もすごくきれいで、宇宙都市みたいなんです。
(因みにムサビ生に人気らしい)
ちょっと高価なのでこれは購入しませんでしたが、
ホタル石という小さな石を買いました。

鉱物についてもっと知りたい!と思い、
店員さんに何かしら聞こうとしたけれど、ろくな質問が思いつかなかった私は
「鉱物って…鉱山で採れるんですか…?」
という愚かな問いかけしか出来ませんでした。もうちょっとあるだろ他に。
でも店員さん、ご丁寧に色々と説明して下さいました。

ホタル石は願い事を1つ叶えてくれるらしいです。
受験生の皆さん、ムサビに足を運んだ際にはぜひ寄ってみて下さい!
あっあと豚インフル、かなり危険度高いようで…。
体調にも気をつけて!!

あったか〜いデザイン

「爆笑問題のニッポンの教養」、皆さんはご覧になったでしょうか?
各所で話題になっていますが、基礎デの原研哉教授が出演されたのです。
私はばっちりスタンバったので
前番組「あの人に会いたい」の後半も見れてしまった、そんな感じです。

以下、番組を通して感じたことなどを書きました。
番組内容に関する話を多く含みますので、
「まだ番組見てないよ!」という方は見ないで下さい〜

この番組を見たのは初めてだったのですが、
こんな面白い番組があったとは…。

原教授の説明はやはり分かり易い〜。
大陸をパチンコ台に見立てる図(「デザインのデザイン」にも載ってますね)
面白いしすごく飲み込みやすい!こういう見方もあるんですね…。


実は私も最初、あの時計を知ったとき
爆笑問題のお二人と同じように
「えー面白いけど、気付かない人いるんじゃない!?
もっと大々的にやればいいのに〜…」と思ってしまいました。

でも、すごーく派手で格好いいものって
一瞬「おぉっ!」って目をひきますけど その感動って意外と続かないですよね…。
何回か見てるうちに飽きちゃったりして。

それに対して香水の箱に施された形も、腕をかざすことで時間の分かる時計は
めちゃめちゃ「見て!!」と主張している訳ではないんだけど、
気付いた瞬間、その感動がじわ〜っと伝わってくる。


私は以前から原教授のデザインを「あったかいなぁ〜」と思っていました。
文字にすると完全なるアホのようですが…。

装飾はほとんど無いし、どちらかといえばシンプル。
(番組中では「エンプティ」と表していましたが)
1つ1つが手作業な訳でもない。

でも不思議と冷たさは無くて、
人の体温ぐらいの、そこまで高い熱ではないんだけど、じんわりくる温度が
原教授のデザインにはあるなぁ、と思っていました。

それはただ要素を削ぎ落としている訳ではなく、
ちゃんと他人(ひと)に伝えよう、と思った結果として出た「単純さ」だから。
ありがちな言い方ですが、気持ちがこもってるから。
(そういえばコンピュータ演習という授業で先生が
「PCで作った作品が冷たいとか言う人がいますけど、
それはPCのせいじゃなくて作り手の心が冷たいからですよ」とおっしゃってたな…)


複雑を経てシンプルになる」というのは、
入学したてですが、すごく基礎デっぽいなぁと思いました。

「シンプル」って一見地味に見えたり、つまらなく見えちゃうこともあるけど、
実はもっと高度で 格好良くて面白いものかもしれない!

私、ついついデザインを「格好良い」「良くない」で判断しがちだったので…
ちょっと変えて行きたいです。うむ。

***

そんな私は先日、一人暮らしの友人の家に遊びに行ったのですが
彼女は部屋をすごくきれいにしていて こりゃいかん!!と反省しました…。
私の部屋はシンプルとは程遠くてカオスすぎるので
シンプルうんぬん書く以前にもうちょっと掃除をしようと思います。
終わり方が残念すぎる。