2010年10月のアーカイブ

愛の大作戦!! パートツー

さあ 仮装をすると決めるとなんという この胸のときめき

芸祭という麻薬なイベントを利用し、ふだんはとてもできないようなカッコウに
変身し、いっときの現実逃避を楽しむのである うふふふ
ときめくのオ


さて なにに変身しようか

ゴビでは以前、男子の女装にセーラームーンをやったので、
手作りの衣装が一式そろっている

いいなあ! あこがれのセーラームーンに変身して
きゃぴっとした自分を発見するのもいいかもしれない

マントだってあるぞう
ドン・ドラキュラ伯爵かファントムかブラック・ジャックか

イヤー カッチョイイ!!
自分の容姿はさておいて、あれこれ想像をふくらませ、きゅっきゅぽんが
たどりついた 結果とは!!


これのカブリモノにするか・・・

たぬきねこかん2.jpg

だーっ


熟考してたどりついた結果コレ!!
本当に自分がなりたいものをつきつめた結果がコレ!!!

セーラームーンとてんびんにかけると、残念ながらこれがズシーンと降りてしまった

ま、 いいや  フトモモを出すより ハラを出すほうが楽しそうだ

ということで、この数日間 きゅっきゅぽんは突貫工事でこの
たぬきねこのカブリモノ制作にとりかかっている


なんたってカブリモノを作るのは初めて!!
なにを シンにしたらいいのだ

そればっかりかんがえていたので、ホームセンターでついつい
植木鉢を頭からかぶっているところを他のお客さんに目撃されたりしている

結局 小学生の工作クオリティーなハリボテに落ち着いたのであった

そしてシッポ!!
こいつが難点

これを作ったとしてもどうやってシリに装着すればよいのか

そしてこいつは着色もやっかいで なっかなか乾かない上に
どこで乾かすかが問題となってくる


しかたがないので 室内の洗濯物干しにつるして干しているが
この光景は実にダサい


尾っぽ.jpg


やっぱりセーラームーンにすりゃあ良かった・・・と思う瞬間であった

たぬきねこへの道は険しい


さて そんなハリハリボテボテクオリティーな たぬきねこは
最終日の1日 (台風で吹き飛ばされていなければ) 校内のどこかに出没して
毒入りキャンディーを配るでしょう!!


設計もテキトーなので 前がよく見えず機動力に欠けるが
もし 見かけたときは 遠くから“合掌”して 応援していただきたい

at 02:51 | Category : | Comments (7) | Trackbacks (0)

愛の大作戦!の巻

むはーっ 怒涛のブル3 3連続のコンサトが終わって帰ってきてみたら
もうムサビは芸祭準備期間ではないか!!

こ・・・ これは!! な・・・ なにかしなければ・・・!!


※ここで別に何もすることがないならそれはそれでおとなしく
12下でMOWでも食べていればいいのだが、そうはイカのバター焼き・・・と
どうしてもムズムズしてしまうのは きゅっきゅぽんの悪いところでありいいところである


きゅっきゅぽんは大学生を楽しむために 大学にきたのである

このときこそ大学生を楽しむ最大のチャンス!! だ・・・・大学生として
きゅっきゅぽんがまだやっていないこと・・・ それは・・・・


仮装っ!!!


そうである
大学の学祭といえば仮装 仮装といえば大学の学祭である


そして きゅっきゅぽんが今まで 「ニッポンには絶対に根付かない」と信じてきた
ハローウィンというシャレたイベントを口実にあるミッションを企てる


“ムサゴビ ハローウィン大作戦”


ということで 今日も着々とその計画へ向けての準備を取り行っているのであった


ハローウィンであるからお菓子 そうアメとコンサートのお知らせを配りたい!!
それをかわいらしい紙に包むのである

だが 

少々 使用すべきデザインを間違えてしまったか

「きゅっきゅ、 これは毒入りキャンディーにしか見えん」


毒キャン.jpg

ガーン!!!

これは今回のコンサートで使うTシャツのロゴで けっこう気に入っていたのに!!


いや、 あきらめるな
かわいい紙にくるんで カオを描けば!!

ほらなんと!!


毒キャン2.jpg

ということで 芸術祭にこられる方、
どこかで出没するであろう不審団体に コレを差し出されたら、
拒むことなく受け取ってほしい


毒ではなく 愛が入っております 

at 03:33 | Category : | Comments (4) | Trackbacks (0)

挑戦がはじまる

ブル3騒動がついこの間のようだが、 本日 ついに はじめてこのブル3を
お客さんの前で披露した   女子美術大学短期大学部の芸術祭でのツアコンに
行ってきたのである

トレーナーさん方に “高尾山にも登ったことがない人が、エベレストに無装備でのぼるようなもの” と言われた件の ブルックナー交響曲第3番である
プロオケでも最高難易度の曲

何度も 何度も 滑落しそうになりながらも、 ギリッギリのところで耐えて踏ん張って
なんとか演奏を終えた後は 寒くなったのにいろんな汗がタリタリのきゅっきゅであった


すさまじい曲だ・・・ と改めて思った


ブルックナーさんがこの曲を初めて世に発表した時、かなりの批判を浴びたらしい

曲の演奏時間が長いっ!
い・・・ 意味不明だっ  こんなの演奏できましぇん

と 演奏側からは断られ、 聴衆は演奏が終わる前にほとんどがスタコラサッサと
帰ってしまったというほど 問題となった曲であった

ブルックナーさんは非常にナイーブであったため、この反応に
ガビーーーン と大いにショックを受け 以来 3番の悲劇というエピソードが出来上がったらしい 
(以上 トレーナーさんに借りたブルックナーの伝記の受け売り)

だが この曲 後に何度も書き直されるほど 一部のマニア・・ いやヲタ・・・いや 
音楽家が絶賛している
ブルックナーさん自身も、相当なショックを受けながらも楽譜をこっそり捨てずに取っていたほど、
“何かある”曲なのである  


今年 無謀な挑戦をしているゴビカンだが、もしこんな機会がなかったら、きゅっきゅぽんは 
一生この曲と関わることはなかっただろう  


この曲の最難関ウルトラ超絶アホンダラーな部分に “教会パイプオルガンの再現”というのがある

ブルックナーさんはもともと 教会のパイプオルガン奏者であったのだが、
なんと、この曲の中で“大聖堂の中でこだまするオルガンの音”を表現しているんである

つまり、 ジャージャージャージャー  とオルガンがなったら その後から遅れて

ンジャーンジャーンジャーンジャー と 大聖堂に跳ね返って遅れて聴こえる

それを オケの高音部と中低音部で分けて表現しているのである!!

ここ ブルックナーさんが天才にして頭がおかしいところ
プロならまだしも われら 美術が本業のアマチュア中のアマチュアがこれを
表現しようとしたらどうなるか

「ウワー めっちゃズレとるやんケー」

とこうなり、 ある意味で3番の悲劇再び・・・ となるのであった


そして ブル3一曲 演奏時間1時間

滑落しそうな崖に何度も遭遇し、 全神経と体力を持ってして演奏を終えた後
団員はちょっとだけやつれている

しかも 今回は女子短、造形、女子美 と3連続でエベレストに登る


きゅっきゅぽんはこれを “ブル3ダイエット” と命名したので
世の中でもっともやっかいなダイエット法として紹介してほしい

難解で、意味不明で、神聖で涙が出るほど美しいこの曲
半年間 この曲と付き合って きゅっきゅぽんは見たことのないものを見るかもしれない

頂上での日の出だろうか そうであってほしい

そうであってほしい

そうであってほしいそうでそうでそうであってほしいほしいほしいほしい・・・

(こだま)

at 02:31 | Category : | Comments (4) | Trackbacks (0)

くだらぬ実験

月曜日は12下でお昼と決めているのだけれど、12下には魅惑的な
サイドメニウがたくさんある  

そんな中 きゅっきゅぽんは最近

“秋まっさかりにアイスを食らう” という暴挙にこの上ない魅力を感じているのである

夏に食し損ねたあんなアイスやこんなアイスを 冬が到来する前に食い収める
その気持ちは 夏の終わりごろに活躍しそこねたゴキブリが秋口に
ヒョイヒョイ姿を現す気持ちと少し似ている

しっかも きゅっきゅぽんはつい最近 “MOW”とかいう 
ひっじょーにまろやかクリーミーなアイスに出会い、南国しろくまに次ぐ
ちょっとした楽しみになりつつある

いやあ この季節のカチカチ感がたまらんのやんねえ

だがしかし カゼをひいて アツくなったのどに ひんやりとした触感がたまらねーっっ
と調子にのっていると その後 きゅっきゅぽんはハラにアイロンをかけられる羽目になっている


つまり、 体が冷えるからいかんのである

・・・

ということで 最近 きゅっきゅぽんはMOWとともに アッツーイお茶を飲むことが
なによりの楽しみなのである

一口食べたら 罪悪感を取り消すためのホットな一口
これがウマイ
しかも、チョコ味のMOWを食べた直後に熱いお茶を飲むと、あたかもココアを
飲んだ後のような心地よさ
これ 食べ合わせ最高である ぜひともお試しいただきたい


しかし!! ああ この温度差がよか・・・ と思って
油断して この法則を他の食品で試すとえらい目にあうこともある


きゅっきゅぽんが経験した中でいちばんマズい組み合わせ・・

それは “とんこつスープと水” である

そうだ 食べ合わせというのは間違いである
この場合 「同時に口に含む」 という行為をさす

地元のラーメン屋さんで 何を思ったか 弟の白河童が

「スープと水を一緒に飲んでみてよ」

というのでやってみた そしてあまりの衝撃に 白河童の頭の皿をひっぱたいてやろうかと思ったのであった


まずいのなんのって!
熱いアブラと冷たい水が口の中で分離するのである

とんこーつ.gif

マズーっっ


しかも濃いスープとさらさらの水は永遠に口の中でけんかを続ける

これ 食べ合わせ最低である  元気なときにぜひともお試しいただきたい

at 00:24 | Category : | Comments (3) | Trackbacks (0)

ここは東京夢の国 パートツー

きゅっきゅぽんが最ハマっているショップがある

きっと美大生はとくに好きだろう だーいすき


以前 きゅっきゅの大好きなショップとして ユザワヤのことを書いたんだけれども
吉祥寺店がやや規模縮小してからか、 きゅっきゅぽんはどうやらもっと刺激的なお店に行きたくなった

まあ ユザワヤに刺激を求めている時点でどこか間違っているのだろうが
ななんと この世にはユザワヤに刺激をプラスしたスンバラシーお店があるんだなあ

そう 東急ハンズ!! 

こここそ 現在きゅっきゅぽんに希望を与えてくれる夢の王国なのである


東急ハンズはユザワヤに比べてやや男性的で野心的な感じがする
シンボルマークのミドリの手はぜったいに男の手(しかもホブとかそんな名前の外国人)に違いない

 ユザワヤのヒツジはきっと60代の純日本人女性だと思う(ヒツジだが・・・)


いつもはこのハンズに行くためにたまにジブーヤまで出るのが きゅっきゅぽんの休日のお楽しみだったのであるが、最近は新宿のタカシマヤ店の品ぞろえにも感動し、少々行きやすくなったためか “たまに”が“けっこう”になりつつある

危険だ・・・

東急ハンズの存在を知ったのは、小学生の頃 家族旅行で東京に遊びにきたときである
一面に広がるマテリアルの宝庫 地元では見たこともないような珍しい雑貨の数々

きゅっきゅぽんにとって 「ここぞ 東京」 という場所であった


そして この東急ハンズで買った材料で作った夏休みの工作は 田舎の小学校で
パンパカパーンと輝いていた(ように見えた)ものである

そしてもちろんのこと “東急ハンズ”を“東京ハンズ”だと勘違いしていたのは
いうまでもない

今日は新宿に用事があったのをいいことに さっさと用事を済ませて足取り軽く
タカシマヤハンズへ・・・ たっぷりと刺激的で危険な空気に酔いしれてしまったきゅっきゅぽんであった

きゅっきゅぽんは小さいころから顕微鏡的なものが好きで 学研などについてくるハンディな顕微鏡で 手のシワやら指紋やらを観察するのが大好きだったのであるが
今日 デキゴゴロでこの夢の国に足を踏み入れてしまったために 
そんなミクロ魂をくすぐる携帯顕微鏡を2000円弱で発見してしまった


ウーム こいつは 携帯型のくせして60倍〜 見えるというもので 
あああ これで 手のシワやら指紋やらを観察してみたいーっ という気持ちに駆られたが
ここはぐっと我慢 

きゅっきゅぽんの手のシワごときに 2000円は出せん・・・と言い聞かせる


このように 夢の国には誘惑があふれている 危険だ

明日は 町田というところに行かなければならないので 地図を見ていると
町田駅のそばに ミドリのボブの手を発見

フ・・・ 別にそれがどうしたというのだ

 
別に何もないが どうしてこう遠足前のように胸がおどってしまうのか

ボブ おそるベシ・・・

at 02:52 | Category : | Comments (4) | Trackbacks (0)

今年の芸祭はネ・・・! の巻

学生の生活実態調査だかなんだか、アンケート的なものに答えていると

“あなたは芸術祭の期間は何をしますか”

的な質問項目があった


え そりゃー芸祭以外何もないんじゃなあのっ
ヘンな質問だなあまったくもオ・・・ なんて思ったのであるが
たしかに、 芸術祭に1ミリも関与しなければ 芸術祭に行かなくていいんである

それどころか 芸祭準備期間も片づけ期間も一切無関係!!
したがって 芸術祭前後準備片づけ含め約2週間弱 芸祭に絡むことがなければ
皆が忙しそうにしているこの時期に スーパーフリータイムを得ることが出来るのである


そうか あまり考えてことがなかったがそれはそうだ
しかし 驚くべきことに実際そういう人も少なくないのだというではないか

実家に帰ったり、某夢の国に行ったりなど その期間の利用の仕方は様々なようである


ウーム ナルホド・・・

こうなったらきゅっきゅぽんの妄想はとまらない

そう うどんの中に混じる一本のソバのごとく 周りが芸祭浮足ムードになろうとも
一切動じない アウトローきゅっきゅぽん!
自称アウトローが集まる美大のお祭りさえ参加しないアウトロー中のアウトロー

ム   アウトローを連呼すると無性に寿司が食いたくなってきたのはどうしてか


そう 芸祭期間は自由きままに過ごすのである
そして 芸祭が終わった頃に ひょこっと顔を出して

「あれ きゅっきゅひさしぶりだねえ! 芸祭楽しかったね」
という言葉に対し

「楽しかったのか! それはよかった!! だが今回はちょっくら旅に出ていて・・
参加してないんだよ ま 来年は行くよ」

と さりげなく言うのである

ウッヒョー   なんかすっごいぞ! よくわからんがものすごいぞ!!


さて 旅といっても 金銭的にそんなに遠くへは行けない
以前いけなかった 草津温泉あたりに行ってみようか
とにかく 温泉があればどこでもよろしい  ゆーくり 温泉につかりながら

いまごろ ミコシが出たな・・・ とか想像をめぐらす

どこかで観光客向けのよくわからん絵付け体験なんかをする
携帯で カメラを切り替えて わけのわからん名所の前で“自分撮り”をする
そうだな 山奥のうさんくさい寺で写経だとか 座禅だとかもやってみたいな

心を落ち着けて 無の世界へ・・・

バコーーーン!!

ここで ベンツを乗り回しているであろう寺の住職に背中をイッパツたたかれる

「オヌシ、 心が揺れまくっている!! ほんとは芸祭に行きたいんじゃろーっ!!!」


ははは やっぱりバレましたかーっ!!

妄想終了
きゅっきゅぽんにこんな一匹狼はムリです

at 23:09 | Category : | Comments (3) | Trackbacks (0)

レシートをめぐる問題

きゅっきゅぽん お金はらうのきらいである

てまあ この世にお金を払うことが嫌いではない方がいるのだろうか
スキ・・・ではないにしても 痛くもかゆくもない方はどこかにいるんだろうなあ

ただ ひらがなを多めに “おかねはらうのきらーい” と書くと実に
アホーな感じがする  どうでもいいがそんな感じがする


きゅっきゅぽんは お金をはらうことはもちろんいやなのであるが
その理由のひとつに サイフを出すことがイヤ・・ という理由がある

おさいふだすのきらーい なんて書くともう確実に何かが終わっている感じがするが
まあ その理由として サイフ内レシートの未処理問題があげられるのである


サイフ内のレシートを処理することなくため込んでいる人にはお金が貯まらない

というが、これはきっと レシートの処理すらやらないだらしないやつが
お金を呼び込むような行動をできるわけないというものからきているのだろう

そして大方言い得ている気がする

きゅっきゅぽんはもちろんコレである
だから サイフを出すのが億劫なほど困っているのである


内側にクルクルっと 汚らしく何回転かしているやつらが4、5組ほど
束になって おサイフをあけるたびに バラバラーっと各々好きな動きをはじめる

下に落ちようもんなら それを拾うためにしゃがみ、 カウンターから一瞬姿を消すきゅっきゅぽんに お釣りを返そうとした店員さんが困惑する

だああっ めんどくさいっ  だれかお金はろうてくれいっ


そんなに悩むなら さっさとレシートを処理すればよかろうと思われるかもしれない

しかーし 簡単にレシートを処理できるほど世の中甘くないのである

その原因は 何を隠そう 世界堂にある


最近 世界堂は“ST”なるものを発行している
これ 割引チケットで 多分買ったもののジュウブンのイチ割引になる

その名も “S(世界堂)T(チケット)”!!


560円のピカールを以前購入したので きゅっきゅぽんは現在56円のST
を持っている

有効期限は1年間 56円は大きいが 画材店においては実に微妙な金額である
しかも!! このSTは一見 レシートなのである
レシート素材なのである

だから たとえ56円の価値をもった紙でも、 簡単に他の雑魚レシートと
混じり合うはめになる

だから きゅっきゅぽんがレシートを処理しようとする時は、このクルクル
丸まったレシートの束を一つひとつ開いて、56円が潜んでいないか 確認する
作業を行わねばならない

だから おサイフをだしたくないんである


ん・・・?待てよ


きゅっきゅぽん こうしておサイフを出さなくなったが56円が舞い込んできた

・・・・


なあんだ お金 貯まるじゃーん

at 00:27 | Category : | Comments (0) | Trackbacks (0)

天才の行方

きゅっきゅぽんは 字面や数字なんかは 究極に物覚えがわるいのだけれど
映像として記憶された事柄に対しての記憶力には自身があると思っている


とか いうとなんだかカッコイイけれど
ただ単に 幼いころのことをよく覚えとる、というだけの話であるが

しかも それらの記憶はある日突然 引き出しから飛び出したかのように
ぶわーっと鮮烈に湧いてきてまるで昨日体験したかのように細部まで思い出すことができる


そのときどこに行って なにをして 誰がどうして 何を食べて・・・ だとか
簡単に思い出せてしまうので 思い出発作が起こった時に 幼馴染にそのまま話すと
実に気味悪がられるのである

迷惑な特技である

そんなこんなで また最近 きゅっきゅぽんに思い出発作がおきた

よみがえった記憶は きゅっきゅぽんが幼稚園の年少さん 3歳の記憶である


題するならば “きゅっきゅぽんが立体感を認識した瞬間” の記憶である

場所は幼稚園の教室
きゅっきゅぽんはなにやら ま四角の画用紙に オレンジ色のくれよんで
グリグリと○を描いている

みかんを描いているのだ

そして まわりの数人のともだちも みかんを描いている

なぜ みかんを描いているのかというと これは“フルーツバスケット”という
ゲームで使用するもので 描いたフルーツの絵を首からぶら下げて 「私は
みかんざんす」とアピールするためのものだ

きゅっきゅぽんは みかん役なのである

すると先生が 黒板にお手本を描く

「こうやって みかんにはテンテンがあるでしょー  そしたらミドリで
ヘタを描いてね  ハーイ できましたあ」

こんなカンジ


みかーん.jpg


うおおおっ なるほどっ みかんじゃーん

先生のお手本に影響されたミカン園児どもは 一生懸命にマネをする
3歳である  なかなか○を塗りつぶすだけでも困難なのだ


きゅっきゅぽんも必死に塗りつぶし 最後、 ミドリで真ん中にヘタを
描くベーシッ と うおりゃあっ とヘタを描いたが勢いあまって 真ん中からズレてしまう


イカーン やらかしたあっ
先生のと比べても明らかにヘタが上すぎる
他のミカン園児どもはキッチリと真ん中にヘタを描き、誇らしげな様子である
そう コウイウところに子どもはこだわる
先生と同じでなければイヤなんである

ううう きゅっきゅぽんは 恥ずかしくてしょうがなかったのを覚えている
あああ できることなら もいちど消して 真ん中に描きなおしたい・・・

その後 行われたフルーツバスケットできゅっきゅぽんはつねに みかんのヘタ部分を
かくして行動する
まったく なんちゅう自意識過剰な3歳児なのだろう

しかし、 しばらくして きゅっきゅぽんは自分のみかんを見て
不思議な気持ちになったのを覚えている


みかーん2.jpg

なんだか、 真ん中にヘタが描かれているよりも 
なんか・・・ようわからんけど みかんっぽい・・・

なんかこう・・・ ようわからんけどふっくらしてそう
間違ったけど 間違ってないような・・・ なんか・・・こっちのがいいような・・・


思えば きゅっきゅぽんがはじめて絵において “立体” を認識し始めたのは
この瞬間からではないかと思う

ヘタをちょびっと上に描いたために きゅっきゅぽんのみかんは投影図的に
なったのである


きゅっきゅぽん 天才であった(・・・といえるのか)

・・・・と きゅっきゅの脳は はるかかなた昔の天才エピソードを
無意識のうちによみがえらせ、現在の凡才きゅっきゅをどうやらなぐさめているようである

あのまま うまく成長すれば ノーベノレ賞(byこち亀)くらいはとれたかも
しれんなあ いやあ残念!

at 00:25 | Category : | Comments (6) | Trackbacks (0)

秋のアトリエにて

アトリエに入ると 即席に作られた台の上に
なにやら 秋らしい色をした2種類の植物の実がコロコロと置かれていて
一部はナベに入れられて クタクタと火にかけられている

こういう様子を見ると
日本画だのオーーーっ と心の奥で叫んで
ずずっとお茶をすすりつつ カッコーン! という獅子脅しの音を聞きたくなる

金工であったときは  原液には絶対に触れてはならん!!というような
ナントカカントカ劇物なるものを使用していたもんだから
日本画にもどってきて やれ このような 攻撃性のない
まったくもって平和そのものである材料をみると 非常に心が落ち着く


木の実のようなものは ジブジブと煮詰められるうちに なんともまー
いいかんじの茶褐色をはきだしていく

このちょっとチクチクとした実は 夜叉五倍子 と書いて
“ヤシャブシ” というものだそうだ

そしてもう一方の豆の皮のようなやつは 皀莢 というムチカシー字を書いて
“サイカチ”と読むのだそうだ

サイカチイーッ


「サイカチの木は 見つけるとつい 拾って帰りたくなるんですよね
このへんですと 恋ヶ窪の図書館を曲がったあたりに サイカチの木があったかしら」

三浦先生は説明しながら サイカチの色のでぐあいを確かめる


今時 「○○の○○に○○の木がある」 なんて言葉が新鮮であった

そんな素朴な感性が息づいているところが日本画のいいところである

また サイカチは井の頭公園にもあるということで 
そうか、 そこにいけば手に入るのか こんど見てみよう ときゅっきゅぽんが
思ったときに 日本画学科のタッキーこと 滝沢先生がやってきた

そして ニコニコしながら


「ムサビにあるよ サイカチの木」

と 言い放ったのである


皆 やや サイカチとは見つけにくいものだと思っていたため
この発言にどよめいた 

「うん ムサビにあるよ  2本  私が植えといた☆」(ニコニコ)

ええええっ!?

「もうかなり大きくなったねえ・・ フフフ」


と笑う 滝沢先生は やはり 日本画の仙人以外のなにものでもなかった・・・
と ひそかにささやかれつつあるのであった

at 01:41 | Category : | Comments (3) | Trackbacks (0)

お嬢さんアイロンをかけるの巻

熱が引っ込んだ後 空が晴れるようにパアーっと回復したので
きゅっきゅは調子こいて あそびまわ・・・・ いやいろいろと活動を
していたら 風邪の野郎 またもやムクッと起き上がってきた

またもや喉がちりちり痛み セキが止まらなくなったので
当初 かかったときに行った 鷹の台にある某Y内科を再び訪れたきゅっきゅである


某Yクリニック院長は名医である(多分)

漢方を基本としていて 以前行ったときは面白いことをした

横になってー と言われて横になると 院長はおもむろに

ちいさな鉄のような物体を きゅっきゅぽんの足のうらやら腕やら鎖骨あたりの
いわゆるツボといわれる部分に テープではり付け始めたのである

そして その鉄のツブをピタッとくっつけてみせて

「これ、 強力な磁石です! このまま10分つけといてください 楽になりますから」

といってどっかにいってしまう

10分後 磁石を外した後、 不思議なことに喉の痛みがだいぶ緩和されていたのである

いやー  面白い治療だなー とその時は思っていたが 
いやはや Yクリニックはまだそれだけじゃなかった!!


2度目に訪れると、 院長は 「じゃ、 磁石ねー」となれたように
看護師に言う
そこまではよかった
そこまでは 経験済みであったので理解できたが 次の言葉にきゅっきゅはびびった


「あと アイロンかけといて」

例のごとく きゅっきゅぽんは全身に磁石をくっつけられた

だが!! きゅっきゅぽんが気になったのはやはりあの“アイロン”である

アイロン!? まさかあのアイロンだろうか
そしてそれは きゅっきゅぽんにアイロンをかけるという意味なのだろうか

は!

助けてっ そんなことしたら きゅっきゅぽんアッチチに火傷して
ペロペロになってしまうではないか!!


ところが 看護師さんが持ってきたのは・・・・


いや ところがではなく やはり アイロンではないか!!

あの どこの家庭にもあるようなフツーの ちょっと小さめアイロン
どこからどう見ても 医療用には見えんぞう!!


そして きゅっきゅぽんのおなかにタオルをかけて 
看護師さん

「こうやって アイロンをあてておなかをあたためてください じゃ 10分後に」

と言って アイロンをきゅっきゅにわたすとどこかへ行ってしまった

わけがわからず きゅっきゅぽんは取り残される
全身に磁石をくっつけたまま・・・

そして 言われるがままにおなかにアイロンをかけてみると


・・・・ イイカンジ


あつくはなく じんわりと温もってポカポカしてくる


院長曰く 人間はおなかに熱をためこんでいて
おなかを冷やすと喉がいたくなったり 風邪をひいたりするのだという
冷えは万病のもと これ漢方の考え方の基本である  納得

納得した   調子も良くなった
いやあ やはり不思議な治療法があるもんである

だが・・・


全身に磁石をくっつけたまま寝転んでハラにアイロンをかけている女・・・


いやーっ
おマヌケなこと限りなし!! そんな姿 誰にも見せられんよっ!!

at 00:57 | Category : | Comments (4) | Trackbacks (0)

白熱の闘い

金工の課題が終わった

最後にはみんなで記念撮影などしたりして、とても楽しい授業であった


その前日の物語


金工の課題では、最終的に
フタつきの容器1点、ペーパーウェイト1点(鏡面仕上げ)、それぞれのレンダリング各1点、制作日誌、制作ファイル、制作レポートを提出することになっていた


そのうち、きゅっきゅぽんが講評前日になってもまだ終えていなかったのは

フタ、容器の色あげ、ペーパーウェイトの磨き、それぞれのレンダリング、日誌、レポート と 
配られたプリントをファイルに収納する以外何も完成しとらんやないかいっ!!
というすっさまじい状態であったのである

まったくもって計画性のなさとはこのことである

きゅっきゅぽんは あまりにやることがさしせまるとアワワ状態で
自分を見失いがちになるので 今回はなーんも考えんでいこう・・・ 
と本当に何も考えていなかったらこういう状態になったのである

ひとつ勉強にナッタゼイ・・・などとコーヒーをすすっとる場合ではない

残りに残って学校でフタと容器を完成させ、残るペーパーウェイト磨きとレンダリングと
日誌とレポートは家で行うことにした


部屋にすべりこむやいなや、さっそく作業にとりかかる
日本画としてきっちりとレンダリングもやりたいところだが 提出は明日である
世の中にはダキョウという便利な言葉がある

そして きゅっきゅぽんが“たぬきねこ(きゅっきゅぽんが制作したペーパーウェイト)”の磨きにかかった時、 もうどうしようもなく息切れと動悸がしてきた


ペーパーウェイトは 耐水ペーパーの番号をじょじょにあげながら
表面を滑らかにし、最後には顔がうつるくらいペカペカにする
このペカペカにする作業は案外楽しいものだ

そう・・体温が通常どおりであるならば・・・

きゅっきゅぽんは前日にカゼをこじらせており
ハナミズたりたりだったのだが なんとか一日耐え忍んでいた

だが この時点で熱がピウーっと38度まで上昇していたのである
もはや きゅっきゅは何かに取りつかれたかのようなテンションで磨きまくった
その光景は 自分でも想像するだに恐ろしい


一時間半後

最後の研磨剤でキュ・・と拭きあげ ぴかっと光る 
鏡面のようなたぬきねこのお腹にうつったきゅっきゅぽんの顔は 
あかんぼ少女タマミそのものであった  ギャー

そんな おっそろしい状況下で磨かれたものとはつゆ知らず
翌日たぬきねこは 皆から「幸せになれそう」というなんともありがたいお言葉をいただいた
いやあ それできゅっきゅぽんのカゼはふっとんだ 

たぬきねこかん1.jpg
ぱんぱかぱーん

たぬきねこかん3.jpg
やれやれ


たぬきねこかん2.jpg
こんちゃ


たぬきねこかん4.jpg
カゼに注意やで

at 00:31 | Category : | Comments (0) | Trackbacks (0)