2010年08月のアーカイブ

夏が終わるね

夏休みをダラダラと満喫するP。
夜更かしをしながらよもやま漫画トークをここのこと交わす。
こ「友だちに人気のある漫画って何?」
P「美大生ってメジャー路線じゃないのにアンテナ張ってんじゃないかな?でもジャンルの範囲は広いよ。全く漫画を読まないっていう人もいる。」
こ「で、ごひいきの作家とかない?」
P「ごひいきっつうか・・好きなのは諸星大二郎と伊藤潤二。山岸涼子と水木しげると楳図かずおのは知らない昔の作品のも読みたい」
いい?センスじゃん!
まったくアナログ、絶ファインな味わいのラインナップだな。

諸星大二郎がかつて(ここのこが小学生の時だ)手塚賞を受賞した時はあまりのストーリーの完成度に「無名の新人の作とは思えない」という声が上がったという。
諸星大二郎と並び称される作家に星野之宣がいるが二人でそんなことを調べながらネットサーフィンで遊んでいると結構面白いことがわかる。

意外だったのが赤塚賞の選考委員にうすた京介と増田こうすけが入っていたこと。
大御所だったのね。
この両者はもちろんPのストライクゾーン、特に「ギャグマンガ日和」は心の愛読書だ。

そんなこんなで夜更かしをするのが楽しかった夏休み。
非生産的だー
Pは東京の部屋に帰って行きました。


ちょっとだらだら真夜中トークもできなくなるなあ。さみしい。
で、もっちーもわかっているのか?

荷造りしようとした段ボールに忍び込んでいた。


箱が好き 猫.jpg


「送っとこうか?」とPに訊いたら
「ナマモノはちょっと困るなあ」

Pが帰る朝はエサもねだらずPにくっついていたもっちー。

本当はちょっとお互いに淋しいかも?

at 17:04 | Category : | Comments (4) | Trackbacks (0)

休日はこんなふう

ちょいイベント続き(&PCのご機嫌悪し)で合間をあけてしまいました。

比較的近い県立博物館で生き物百科という展示があり、
そういう場所が三度のメシより好き(生ビールと同等か?)なDはもちろん家族総出で行ってきました。

交通事故に遭う動物1はタヌキ!という土地柄ですので
個性豊かなさまざまなタヌキ(剥製)が展示されていました。
以前きゅきゅさんも遭われたかというアナグマも。


タヌキはイヌ科、アナグマはイタチ科なんですが確かに個別にはよく似てるものもあるという両者でした。

イタチとテン(こちらは大きさが違う)もやたら多かった。

上記の動物たちは数自体が多いのでシチュエーションを設定して展示されてるんですね。
剥製をつくる職人さんたちの「ここが腕の見せ所!」という心意気のようなものも感じました。

でも

ノウサギを捕まえたクマタカは迫力あったなあ。
キャプションに「スケッチしてみよう」とあったけど感受性の鋭い子だったりするとちょっとムリかも、と思ってしまいました。ウサギの気持ちになっちゃうと。

でも全体的にはおもしろかったです。

ここまで書いて写真が一枚もないことに気付きました。
すみません。

ではうちのケモノ代表を

椅子の上.jpg

我が家でいちばん涼しいかもしれないダイニングの椅子の上。

注:この席はここのこのだ!Pがいない時はPの席にいる。

毛皮族の宿命か?ヤツも暑さにヤラれて溶けてることが多いなあ。

at 15:48 | Category : 日常 | Comments (2) | Trackbacks (0)

国境・言語も飛び越えるアートの力

ここのこの友人(ミルキーさん@金沢)から教えてもらったお話。

橋本公さんの作品「1945-1988

2002年度の芸術文化学科卒業研究・制作で優秀賞を受賞されてるんですね。

ここ数日で視聴が26,000回を超えてるそうです。

================☆彡

twitterで紹介され、 RTにRTを重ね、
坂本龍一さんにRTされたのが大きかったのだと思います。
海外にも伝わったのかも・・。
(坂本龍一さんをフォローしてるひとは、9万人以上なので)

橋本公さんの言葉

「この作品では、1ヶ月を1秒に短縮してその歴史を一望する。ど
の国の人々にも伝わるように、文字はいっさい使用していない。
世界地図上の光と点滅と実験回数を示す数字だけで、いつ・どこ
で・どの国が何回、核実験を行ったかを、目と耳で知る。いま存
在する深刻な問題と、それを知らない人たちとをつなぐインター
フェース。そういうものを作ろうと考えた。」

http://bit.ly/9kQEcD 
橋本さんは外資系の投資銀行にお勤めだったそうです。一念発起
して美術の道へ。(これを読むと、この作品、ムサビの卒業制作
だったのかな)

================☆彡

ムサビ親日記書いてるから情報あったら教えてね、と言ったらこうやって教えてくれました。

で、この作品を観た彼女の当時小3の息子さんが

================☆彡
「・・・これ、夏休みの研究にする!!!!!」といいはり、
その後、どんなにむずかしい事があってもその意思は変わりませ
んでした。」そうなのです。

「小学三年生と核実験」、・・たいへんでした(^_^;) どこまで
踏み込んだらいいのか。わからない事だらけで図書館にも通いま
した。

けんかもして、いやになりながらも、
彼が自分で自分なりにまとめた結論

「どうすればかくへいき・かく実験をなくせる?」

には4つの答えがありました。

1・ピースウォークをする
2・千羽づるをおる
3・みんなで話し合う
4・みんなにつたえる

こんなにも核実験をやってる人類。
だけど、核戦争に反対し、核兵器をなくそうと話し合おうとし
てる大人もいるんだよ、といえたことは、母であるわたしにとっ
て、幸いなことでした。

素晴らしかったと”伝説の”市民シンポジウムで取り上げられた
息子の自由研究のカラーコピーは

池田香代子さんを通じて橋本さんご本人に渡り、
それはそれは喜んでくださり
「家宝にします」とまで(^_^;)言ってくださいました。

================☆彡

だそうです。

彼女は
「国境・言語も飛び越え、 8歳の子どものココロをも動かすアートの力。
twitterの可能性とともに、実感しました。 」と言ってました。

いやあ彼女もえらいけど息子さんもスゴイね。
映像作家希望だったかな?

翻訳家の池田香代子さんによると橋本公さんのDVD3作品は

世界平和アピール七人委員会を通じて、江田五月参議院議長(当時)、バラク・オバマ米大統領、鳩山由紀夫首相(当時)、そして今回、潘基文国連事務総長の手に渡ったことになります。そのひとつ、「1945−1998」は、作者のご厚意で、CTBTO(包括的核実験禁止条約機関準備委員会)のサイトに公開されています

うーんあの名作が卒業制作だったとは!

「生きるをつくる」をまさに実感!

夏の不安

Pが帰省してきました。

帰るなり、バザーで大量の焼き鳥焼かせたり、広河隆一さんの写真展の展示を手伝ってもらったりしました。
写真は強固なパネルじゃなくてラミネートしてあるだけなので結構扱いに気をつかいました。

でもやっぱりやってよかったな。
チェルノブイリ原発事故で放射能があふれ、母乳の中にも分泌があるだろうけど
赤ちゃんにお乳をあげているベラルーシのおかあさんの最高に幸せそうな笑顔が心に残りました。


猛暑でのロシアの森林火災、ひどいことになってるようです。
心配だなあ。

最高のハグ

ちょっと若い子育て中の友人から教えてもらったニュース。8月6日の配信だったかな。

「19歳女性が最高のハグで自殺止める」イギリスの出来事です。

19歳の女性が高速道路にかかる橋の欄干に座っていた47歳の女性に自殺を思いとどまらせるよう
説得し事なきを得たという報道でした。
その時の語りかけが
「わたしの方へ来てくれたら今までで最高のハグをするから」

この言葉はしみいる。
手を預けた47歳の女性に19歳のエマは手を握りながら1時間会話をし、救出に成功した後は目一杯のハグで女性を温かく包みこんだ、そうです。

47歳と19歳という年齢にも感じるところがあるなあ。

「愛を望んでいると思った」と感じられるエマの感受性と実際の行動力に
ここのこも感銘を受けたのでした。

今朝はNHKで「フリー肩たたき」という若者たちの活動も知ったのです。
検索したら「カタタキで世界を変える」というブログに出会えました。
http://zaq.ne.jp/users/katatataki/category/2/

そこの「想い」を読んだらとても共感できました。

ここから引用始め

肩たたきで「触れ合う」ということは,

その「1人」を見ることが出来ると信じているわけです

結局世界はすべて人の集まりであって

1人1人のつながりなわけです。 引用おわり

気ごころの知れた間柄ではハグって結構するんですが(あんまり多くないです)
フリーハグはまだちょっと照れるなあというここのこにはうれしい感じ。

ひとりひとりがこうやって考えて行動していくことが世の中を変えていくのだと思います。
ここのこの子どもの頃より今の若い人って思いやりがあるな、と日頃から感じています。

ここのこの頃はこどもが多くってとにかく競争ばかりさせられてたからね。
そのヘイガイに気づいた人たちがぽんぽんと飛び出してさまざまなカタチで行動していく様子を
まぶしいなあと見ているのです。

色のなまえに恋をする

とっておきという宝物のような存在がありますね。
ここのこにとってこの本もそういう宝物のひとつです。

「色々な色」

色々な色―Colors of nature色々な色―Colors of nature
ネイチャー・プロ編集室

光琳社出版 1996-12
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今は「色の名前」という書名になって発刊されてるみたいです。「空の名前」とかヒットしたしね
(これも「宙の名前」も持ってるんですけど)

萌黄色(もえぎいろ)とか鶸色(ひわいろ)とか榛色(はしばみいろ)とか鴇色(ときいろ)とか海松(みる)とか耳にしたことはあるけれど
どんな色か確かめたい、という使い方だけではなく
それぞれのなまえの由来や説明の文章も趣があって一読の価値ありと思います。
和名だけではなくてピーコックとかミッドナイトブルーとかいう表記についても解説があります。


自然界にある色の豊かさとそれに寄せる古今東西の人々の思いのようなもの、
いかに人々が万物(動植物、鉱物、気象などあらゆるもの)に対して敬意を払い、それが日々のくらしに密接であったのか、を感じさせてくれる一冊です。

ちょっとお高めですけど
手元において眺めるだけでも楽しい。

使いこなせるかどうかわからないけれどたくさんの色名の絵具を持ってるだけでうれしい
というようなここのこにはうれしい本なのです。

「色名を自分独自の言葉で表現したら」に挑戦されてる人もいますね。
これも想像力を刺激して楽しい。

ちなみに今日の空の色は

「カリブ海で飲んだラムネの思い出」
とでも名付けよう。
(カリブ海行ったことないけどいいや気分だから)