2011年03月のアーカイブ

試練の春

毎日こころが落ち着かない日々です。
以前ちょこっと書いた南卒展3も中止となりました。
計画停電もあるしね。
先生やがんばってる後輩さんたちから「また来年やろうね」とメールがきました。
またできることとみなさんの無事を祈りつつ。

今年期待いっぱいで新生活を始めようとされていた方がたにとっても
期待どおりにいかない春となってしまったでしょう。
桜の開花、新宿であったのかな。

まだ始まって3カ月だけれど2011年という年は生涯忘れられない年になりそうです。
春の来ない冬はないって言います。
今はそれを信じて生きたいです。

やる気がなかったのか?
真実を公表するのが恐ろしかったのか?
どちらにしても「今までのやり方では検出できない」ような構え方で
MOX燃料使ってプルサーマル発電やってたという事実にあらためてこころが冷える。

情報として

不安な日々を過ごされていらっしゃる方も多いと思います。
できたらお役立て下さい。
スウェーデン国立スペース物理研究所山内正敏さんの放射能漏れに対する個人対策

風向きが大変重要です。
小平付近では深刻な放射線量は計測されていないようです。
ただ3月21、22日は北から南向きの風(東京は福島原発の風下に入る)が吹くので
用心に越したことはありません。なるべく外出しないで屋内で過ごす方がそれだけ心配が減ります。
もちろん事情が許さない方はマスクを着用した方がいいと思います。

東京付近で今発表されている値は健康に影響が出る(急性障害)値ではないのですが
将来ガンになる確率が高くなるというような危険度で考えられています。まだとても低いです。
通常は普通に生活しても2400マイクロシーベルト浴びていると考えられていますが
今計測されているのは1時間毎の値なので1年間では24X365倍になります。

ずっとその線量の値が同じではないのが現実だとも思いますが留意して下さい。

食物については検出されたという数値が今まで接してきたキログラム当たりの放射性物質の濃度に
比べ高過ぎてコメントができません。

今までは輸入品についてもキログラム当たり370ベクレルが規制値だったはず。
決して不安をあおるわけではないのですが情報を選んで行動していただけたらと願うばかりです。


言葉もない

被災されたかたがたにはお見舞いを申し上げるところなのですが
ここ数日のできごとにとても動揺、及び仕事に追われて落ち着いてムサビ日記に向かえませんでした。
東京出張は中止になりました。
地理的に恵まれていてここのこ及び家族はみな日常は変わりません。
ムサビの学生さんにも東北出身で帰省中の方もいらっしゃることでしょう。
考えると胸が痛む。

報道で知る惨情に言葉を失います。本当に津波は恐ろしい。
それとまだ危機にある福島原子力発電所。

ここのこは地震による原発震災がこの世で一番怖かったので
恐れていたことが現実になってきて背筋が凍る思いです。

すぐに健康に影響が出る放射線量が東京に来る確率は低い
ですが風向きはチェックしていて情報は入手していて下さい。
雨には念のためにあたらない方がいいと思います。
緊急な危機も脱していないのですが、これから復興するために
新たな困難も予想されます。
それを乗りこえられるよう今は力を蓄える時。

情報源として知人の弁護士と市民グループが作るHPをあげます。
News for the People in Japan
情報に踊らされないことはもっともですが選びとることも大切です。
それにしても過酷な現実だ。

東京で3,4時間。

東京で3,4時間有意義に過ごせるスポットか。
考えてるうちにみなさん続々UPしていますね。
移動時間を含まない、人混みOKなら手羽さんもお勧め、六本木エリアが今一番いいかも。
美術館も多いし。ひと休みするカフェにも事欠かない。

夜までいると資金もいるだろうけどデイタイムならそこそこでいいかな?
でも本当にここ10年くらいで変わったよねえ、ロッポンギ。
ここのこが学生の頃はとんと縁がない感じだった。


複数の推薦があった三鷹の森ジブリ美術館、井の頭公園、吉祥寺界隈散策もいいですね。
余談だけど入学式の頃いらっしゃる方は神代植物公園(調布)や石神井公園(練馬)でお花見ツアーも
いいかも。入学式って気分も桜色だし。

植物がお好きで実益も兼ねたい!ならレアな所で
東京都薬用植物園

春の山菜シーズンに向けて山菜と見分けたい有毒植物の学習などいかがでしょう?

アクセスは
1.西武拝島線東大和市駅下車徒歩2分

2.JR立川駅北口から西武バス南街方面行で
    (6-8番 乗場)都立薬用植物園前下車

住所は小平市中島町21−1
3月は午後4時まで、入場は無料です。

結構以前「栽培したら御法度!」の芥子の花を見に行ったことがあります。

Pは1年生の時に植物写生で行ったようですが、描いた絵を「シュールだね」と
お言葉いただいたそうで。薬草園行ってアレを描くとは。

来週、観光時間はとれんな多分。というタイトスケジュールで東京出張の予定のここのこでした。

ちょっとミステリー

今、話題になってるのかな?
歌川国芳が天保2年に描いた浮世絵にスカイツリーが描かれていた?
という話。

川崎市川崎区の砂子の里資料館で7日から開かれる「幕末浮世絵界の奇才 歌川国芳 没後150年展」(前期)に展示される、話題になってるのは作品「東都三ツ股の図」。
当時なかった高い細長い構造物が描かれていて、それがスカイツリーにそっくり。だそうです。

国芳と言えば猫と妖怪好き、時の体制には巻かれない風刺で挑む気風があって
我家でもごひいきの画家ですが、うーん予知能力もあったのか。

昨年の芸祭で大活躍のねこさんたちは実行委員さんたちの国芳へのオマージュもあったのかな?と感じてました。
勝手な思い込みだったらすみません。

この機会に国芳を知った方はぜひ「歌川国芳 猫」で検索して絵を観て下さいませ。
上記にあった国芳展でも観られるといいですねえ。


怒涛の出張ツアーがやっと終わり、その間に溜めてしまった雑用がそこいら辺にみすぼらしく残ってる
残雪のようでちょっとなさけないここのこの日々。
寒いのぉと思っていたらすこしづつ暖かくなり、知らぬ間に(明るいうちに見てないからだけど)庭の梅が
ずいぶんと咲きだしていた。
2本の梅。

この梅はPとRが小学校を卒業する時に記念にもらったものである。
小学校が卒業生に1本ずつ苗木をくれてたのね。
「こどもの数くらいの梅の木くらい植える場所があるのが当たり前」という地方事情もあるのだけど
この記念樹ってここのこには珍し&うれし♪だったことを覚えてます。

種類も一応選べて
花色〜白orピンク
方向性〜花を楽しむor実を付ける
だったかな?

(天神さまに行ったらもっと詳しい梅の種類が書かれていた。勉強になりました)

うちは花を楽しむでそれぞれ白とピンクで頼んだんですが
今年は特に寒い季節を耐え、芳しくかわいらしい花をいっぱいつけています。

実も少ないながらちょっとはつけるので今まで自家製梅酒に使ったりしてました。
スミレも雪柳も菜の花もなんかうれしそうに咲いている!
いいなあ春。

でもグランドカバーの芝よりたくましい雑草も喜んで生えてくるので
残雪よりさらにミスボラシイ有り様の庭にさせない苦労の季節も到来〜
って悩みの種もふえるのです。

at 17:38 | Category : 日常 | Comments (0) | Trackbacks (0)