2009年08月のアーカイブ

サマーウォーズ

そういえば私も先日サマーウォーズ見てきました。
 
 
監督は細田守という『時をかける少女』の人で、
この監督、ワンピースやデジモンの短編映画も制作していたのですが、
今回のこのサマーウォーズ。
 
予告編の時点で話題になっていましたが、
デジモンのぼくらのウォーゲーム(映画)とストーリーがほぼ一緒。
 
というかアイデアの3分の1がここからだと細田さんも言っているそうで、
お金と時間があったら当時ここまでやりたかったんだな・・・と感動しました。
っていってもデジモンも短い時間でかなりまとめられて面白かったけど。
 
OZの世界(電脳空間?)とかのデザインが村上隆っぽくて
アバターも全然タッチもフォルムもバラバラなのになぜか統一感があって凄いと思った。

あそこまでアバターのデザインに個性がでるようになれば
きっとネットがコミュニケーションツールとしてあれぐらい普及するんだろうなと思う。
そういう意味ではあの世界に達するにはまだまだ遠いんだろうな。
今あるアバターってどれもみんな同じ顔で着せ替え人形の枠を出てないし。
 
あと子供でも理解できる、大人も見ていて楽しいハートフル映画ということで
なんていうか宮崎駿よりエンターテイナーだなって思いました。
 
宮崎駿の映画ってエンターテイメントっぽいけどよく分からない話多いよね、
なんだよ川が竜になるって・・・・
 
 
それにしても私、電脳とか、AIとか、仮想空間とか、世界制服とか
そういう単語に弱く、アナログとハイテクが交わる世界観がとっても好きなのですが、
サマーウォーズはそういう意味で全てにおいてツボでした。
 
なんか電脳コイルに足りないエンターテイメント性が補われてた感じで(電脳コイルのスタッフもいたっぽいけど。)
消化不良だったものが解消されて気分が良いです。 
 
・・・とここまで書いておいてなんですが、
いったい誰が読んだら面白いのか分からないレビューを書いてみました。
朝5時前のテンションなんです。許してください。
 
 
ちなみにサマーウォーズ好きすぎてというか、貞元さんの原画が見たくて
パンフ買っちゃったよ。絵コンテ集とか出てたら欲しいなぁ・・・
 
 
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ラミ子のオーラ

ラミ子がニコニコのなんかのイベントに出てたらしい。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm6707309
 
 
以前あらびき団に女子美卒の中沢優子というアイドルが出て
画家ドルというわりにデッサン力の無い似顔絵を描くネタをやっていましたが
(っていっても美大生から見たらの話で、私の知人はこれを見て別にうまいじゃんと言っていました)
 
完全にラミ子は玄人ですね。
あらびき団に出る日も近い気がしてならない。
 
 
ちなみに私が知っている彼女の公式以外の情報は
 
・なぜか学校の売店のドーナッツの宣伝をしていた。
・なぜか学校の図書館の宣伝もしてた。
・芸祭でライブしてる。
・ピンクの衣装はドンキで売ってる。
・たぶんドンキで働いているとしたらあそこのドンキしかないと思う(ムサビ生ご用達
・一個上だと思ってたらタメだった。
・一人で恋ヶ窪シダックスにいたりする(目撃情報
・ビックリするほどオーラない。(目撃情報
 
 
そんなとこ。
なんだか同じ大学のタメってだけで異様に親近感が沸いていたけど
箇条書きにしてみて意外と知らないということに気づいた。
 
 
ちなみに言っておくけどムサビライターも、たまに

『四輪駆動さんですよね!?うわぁ〜本物だ!握手して下さい!!』
 
とかアイドルみたいな扱いをされることがありますが、
 
 
ムサビライターは基本的にびっくりするほどオーラ無い。
 
 
しかしラミ子同様、キーボードを前にすると何かにとりつかれたように・・・・・・
 
 
 
という訳でも決して無い。
 
 
極めて大学内ではその他大勢に含まれる人たちが中心であることが多い。(失礼
 
 
 
まぁルックスはジャニーズ系、cancan系が多いんだけどね、、、とか言ってみる。
 
 
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版画界は狭い

今日フラっと近所の伊勢丹でお金を下ろそうとしたら
伊勢丹でこんな企画がやっていた。
 
現代美術版画展
 
草間 彌生、村上隆、奈良良智、船越桂、横尾忠則、ウォーホル、リキテインと
有名な人たちの作品がタダで見られました。
 
普段、ケーキとか演奏会の差し入れぐらいしか買い物しない伊勢丹でしたが
こんな企画がやっているとは完全に油断してた。
いやー世間は狭いもんだ。 
 
 
ところで版画界に足を踏み入れてから常々感じるのが
 
 
世間は狭い。っていうか版画界は狭い。
 
 
先生の展示を見に行けば、ムサビ生の誰かしらにでくわすし、
その横で版画の展示をやっていたり、

版画美術館に行けば知ってる名前(先生方)がどっかしらにあるし、
版画関係の人に会うと至るところで先生とお知り合いだったり。
版画をやっていたという人に会うと卒業生だったり
 
 
ビックリするほど版画の世界は狭い。
 
 
案の定今回も展示を見ていると
『美大生ですか?』と声をかけられ『ムサビです』と答えると
 
 
『あ、今度工房見学に来られる?』
 
 
そうですそうです。9月に我らが天野先生とみんなで行く予定なんです。
そうですそうです。天野先生に教わってるんです。
そうですそうです。天野先生は今年からまた戻ってきたんです。
あ、前の学長さんは知らないですねー
え、そちらの工房でムサビの卒業証書刷ってたんですかーすげー
それではまた2週間後に。 
 
 
たまに版画界が私を基準に収縮して行ってるのではないかと心配になります。
 
 
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シルクでエコバックを作っちゃお☆彡

この間実習校に久々に行ってきました。
 
美術コースの2年生が文化祭でシルクスクリーンでエコバックを作って
一儲けしたいとのことで、
その制作の指導というかお手伝いというか保護者というか
スクーリングの時の院生の役割みたいな感じで行きました。
 
 
私は研究授業で2年生のうち6人だけシルクを教えたのですが
私が授業で教えたことを、授業外で自主的に行うことや、
授業をやってない人にも楽しさが伝わってくれるのは
とても嬉しい。
 
なんたって学校で教わったことを実生活で生かすことなんて
私の経験上10%にも満たないからだ。
しかもシルクスクリーンなんて、一生知らないまま過ごしていく人も多い中、
それがきっかけとなるなんてとても幸せだ。
 
そんなレアな経験となってくれたなら私もやったかいがあるってもんです。
形式的に書いた指導目標もバッチリ達成されました。 
 
 
しかし、
 
90分でシルクを教えたもんだから、授業では3分クッキングのごとく
『こちらにあらかじめできたものが・・・』状態だったので
だいたいの刷り方の流れは分かるものの、細かいところは曖昧。
 
しかも私が教えたもんで色々適当なことが多く、
私も『まぁ時間無いし仕方ないな・・・』と思っていたので
このままの知識でもしムサビの版画専攻なんかに来たら、
私が教授に怒られる・・・とか思っていたのでそれを改善する良い機会だと。
 
 
そして案の定、片付けが雑だったり、紗がゆるゆるだったりと
色々ツッコミどころ満載でしたが、エコバックを20枚刷る間にみんな刷りも上達し、
授業でやってない子もちゃんと覚えられたことでしょう。
 
ちなみに刷ったものの一部がこちら。
 
 
エコバック.jpg
 
 
これだけ刷れる高校生もそういまい。
きっとPTAのおばちゃんとかが買ってくれるに違いない。
 
 
高校生と戯れるのは楽しいし、これでお金もらえるなんて
 
『あぁ〜先生って楽しい職業だなぁ〜』
 
って思うけど、
待ち合わせに寝坊した時点で絶対に教師にはならないと心に誓いました。
僕には無理だ。
 
 
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教育実習させていただきました。その5

お久しぶりです。完全にブログも夏期休業の四輪駆動です。
 
そういえば教育実習の話を書き終えてなかった。
もぅ早いもので2ヶ月もたつんですね。

誰か、時間軸操作してるんじゃないの?と勝手に悪役を想像する始末。
ついでに私の記憶も誰か改ざんしてるんじゃないの?と勝手に被害妄想する始末。
 
そんな訳で生徒の名前を忘れてきたので、ちょくちょく名簿を確認したりしてます。
 
 
さて、私が指導案を書いたのは1年生の総合美術。
 
しかも題材は、なぜか木版をチョイス。
 
 
ちなみに1年生の時と3年生の時に木版をやって
どちらも出席が足らず単位を落とし、しかも精神を病むという呪われた版種。
たぶん版画専攻の人たちもビックリだと思う。
 
 
私はぶっちゃけ木版が好きじゃない。どちらかというと嫌いな方だ。
時給が発生するならやるかな程度。決して好んでやりたいとは思わない。(おぃ
 
 
しかし教えるのと自分がやるのは全く別である。
 
木版の作品は好きだし、一応木版を学んだ上で“めんどくさい”という結論に至り、
好きじゃなくなった訳なので、人にその作業をやらせるなら結構楽しい。
 
 
という訳で木版の授業をやったんだけど・・・・・・・・・
うん、世の中はそう甘くなかった。
 
 
90分×2回の授業でやった授業はこういう流れ。
 
 
・葉書サイズの半分ぐらいの版木を配る。
・グループごとに彫刻刀を限定して各自彫る。
・自分の版を、色や絵具の量、水の量、圧のかけ方を変えて刷る。
 
 
一回目の授業はこんな感じで。
  
 
ちなみに正しい刷り方、彫り方ってのは一切教えてません。
私の友達は鉛筆みたいな持ち方で彫ったりしてるけどカッコイイ作品を作るし、
飾ってある生徒の作品が、刷り方がみんな同じだったから
自分にあった刷り方を探して欲しいなと・・・・・
 
  
結果、色んな刷り方してくれたし、
一つの彫刻刀で頑張ってこんな風に彫れるんだってのも理解してくれたみたいだし、
結果オーライっちゃあ結果オーライなんだけど
 
 
まず失敗その1。
 
・私が適当に刷ってしまったため、みんな刷り方が適当に・・・
 
 
思った以上に道具を忘れてる子が多くて
仕方ないので絵具を筆じゃなくて指でやったんですけど、
それをみんな真似してしまい・・・・まぁ面白いっちゃあ面白いんだけどみんながやってしまうと
あまりよろしくなかったよね。うん、教授がいたら確実に怒られる・・・
 
 
失敗その2
・絵具について知らなかったの忘れてた
 
透明水彩をふんだんに使う生徒を見て気づきました。
ついでにアクリルとの区別もあんまり知らない子もいてあぶないあぶない。
後であんなに贅沢にこんな授業で透明水彩を使ってしまったことに後悔するんだろうなぁ〜
まぁそれも良い経験だ。
 
 
失敗その3
・私の基礎知識が無い。
 
『鳥の子紙って何でとりのこって言うんですかー?』
『木口って何が違うんですかー』
 
 
はい、全然答えられませんでした。
正しい刷り方もいまいち。もちろん今は答えられますよ。
鳥の子は鳥の卵の色に似ているから鳥の子なんだよー!えっへん。
・・・って結局言うの忘れちゃった。
 
 
でもこれいったいどうやって刷ったんだよーみたいな私もビックリなものを作ってました。
自分で制作するのは嫌いだけど、人が制作させるのは楽しいね。
 
 
他にも準備不足とか地味な失敗は色々あったり、
なんかまだまだ書くことはいっぱいある気がするけど、
久々に書いたら首が痛いのでこの辺で。
 
 
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夏季休業でも制作しなくてはいけない現実

今年こそは学校に行って制作をしようと思って定期を買ってみました。
 
 
不規則な生活なため、午前中に起きれません。
行けたとしても1時〜5時までとかで、4時間。
 
通学時間3時間。 
 
 
 
 
なんだかんだで行けても週1〜週2ペース・・・・・
 
 
 
 
 
定期のモトが全然とれない!!!
  
 
 
ってか行ったところで
時間を有意義に使えてない気がする!!!
 
 
 
夏休みであろうと遠距離実家組は苦悩の日々である。