2012年12月のアーカイブ

すあまう

遅刻もいいとこだけどこないだの手羽さんの講義の感想かきまーす。

ていうかあの講義1、2年生対象だったんですね知らんかった。
どおりでなんかきゃいきゃいしてる子多いなと思ったモグリの4年です……

講義の内容はと言えば、ブログを一講義分に圧縮したような感じでした。
ちょうどあの頃は『人の能力とは』とかそのへんのエントリーを読み返していたので
内容ドンピシャでした。

うーんなんだろうなあ、
手羽さんの講義でいろんなことに手を出してみてもいいんだ!って
勇気をもらった人けっこういるんじゃないかなあ。

『これが得意です!』と胸をはって言えるようなものがあれば最善なんだろうけど、
それってなかなか難しいんじゃないかと思う。
人と比べればたしかに少しは出来るけど、他にもっと出来る人いるしなあと思うことはよくある。
私のデッサンがまさにそれで、美術の勉強をしていない普通の人よりは多少上手く描けるけど、
デッサンが出来る人の集団で見たときにはヘッタクソな方だよ!っていうそういうアレ。

私の友人に絵を描くのが好きで、
絵を描けない自分に価値はない、とまで言い切っちゃうような子がいるんですが、
ライターさんのエントリを読んでいると、そこまで言い切れる特技を持っている人の方が稀なんだろうなあと思う。
ちなみにその子はファイン系ではない。

特技がある人はそれを絶対的な拠り所として立っていられるから揺るぎなく見える。
から、羨ましいんだよなあというのも、すごーく、わかる。
そういう人と自分を比較して、自分はなんて何も出来ないんだ!
って卑屈になる気持ちもな〜。あるよね。

んだけど、それってたぶん、得意なものと出会うのが
たまたま早かっただけなんじゃないかなあ。とも、思う。
ムサビの講義がいろんな範囲に及ぶのは、様々な分野に触れさせて
そういう好きになれることをなにか見つけられるきっかけになればいいよね、
っていうことなんだろうなあと解釈してる。

すあまもちもちしてておいしかったなぁ。

さーてバイトの出勤準備してこよう。パン屋はクリスマス繁忙期なのです。
フランスパン売り捌いてくるぞー。

ユポ紙と卒制

選挙に行ってきました。
日曜日は用事もなく、多少時間があったので
都知事、小選挙区の立候補者、それから裁判員についても事前に調べてから投票行ってきました。

それにしても、少し調べて思ったんですけど、裁判員についての情報が驚くほど少ない、気がする。
たしかに広報?みたいなの配布されてるけどなんかよくわかんない。
あとわからなかったら何も書かないで投票箱へ、っていうのもあれは本当は正解じゃないらしくて。
もっとわかりやすくなればいいのにな〜。

そうそう、それからあの折っても戻る選挙の投票用紙はユポ紙というそうなのですね。
印刷所のポスター印刷なんかで名前だけはよく見かけてたのでああ、これがユポ紙か〜って感じです。
折って戻るのを眺めてから投票箱に入れました。


* * *


卒制ですが、とりあえず工房でやる作業は終わらせました。
あとは年末年始に家で頑張る感じになりそうです。
決して大物を作ろうだとか、すごい物をつくろうだとかは思っていません。
自分がやってきたことしかできないのだなあと実感しています。

先週大詰めだったのですが、わたしは勝利条件を『いのちだいじに』に設定していました。
遅くとも8時までには家に帰って、遅くとも1時までには寝るのを心掛けていました。
けっこう夜遅くまで工房を開けてくださるので、夜12時くらいまで残って作業している人もいます。
というかまあ、みんなけっこう遅くまで残ってるんだけど。その中で、6時頃に工房を出ていました。

しかし、遅くまで工房を開けてくださっているし、今頑張らないでいつ頑張るの?とも思ったし、
みんな作業しているなかで、家に帰ってごはん食べて風呂入って、少しの作業時間ののち
ぬくぬく寝てていいの?とも思いました。
帰ると決めたのは自分だけれど、それに関して割り切れてなかった部分があった。

けど、疲れてくると作業効率が落ちるし、目が霞むし、朝が辛いし、
なにより気持ちが荒んできて些細なことで苛つくのも事実で。
どっちがいいのかなあ、と脳内会議にかけた結果、私は作品を作り込むことより早く帰る方を選びました。
最後くらいは楽しく制作したかった。
それに関して、ここ一週間でかなり生活習慣が改善されたし調子もいいです。
やはり夜更かしはするもんじゃないな。


この時期といえば、工デのクラフトの三年生は什器作りをお願いされていると思います。
去年、什器を作っていた三年生の私たちに、先輩方は何度もありがとうと言ってくださったり、
手厚い差し入れをしてくださっていたりして、
なぜここまで至れり尽くせりしてくださるんだろう?と思っていたのだけれど。

わたしたちは、今年こそは例年の流れを断ち切って、自分たち四年生で什器を作る、と計画していました。
12/15が制作終了日なので、そこまでに卒制を完全に仕上げて、それ以降は全員で什器を制作するつもり、でした。
だけれどやっぱり什器を作る時間があるのならそれを制作にまわしたい、という思いもあって。
その結果、流れを断ち切ることができずに、大変なのを分かっていて
三年生に什器の制作をお願いすることになってしまいました。
(大変、というのは、作業自体もさることながら結局ちゃんと来るメンバーが固定化して、そのメンバーが
朝早くから夜遅くまで作業していました。そのために三年生内で色々もめたりして、そういうのが大変でした)

去年もそういう流れでお願いされました。
たぶん、去年の先輩方が手厚く差し入れしてくださっていたのは、
自分たちで什器を作ろうと思っていたけれど力が及ばず出来なかった、
その後ろめたさもあったんじゃないかなあ、と思う。
四年生になった今、それを痛感しています。
とてもじゃないけど年が開けてから全員分の什器を作ってる時間なんてないし、
そもそも展示室自体の設営も大変。

三年生のお手伝いは本当に本当に、ありがたい。

金星特急!

12/8発売の『金星特急7巻(完結)』をようやっとゲットしました。
んもう〜〜〜〜ちょう待ってた!待ってたほんとに!!!!!
土曜日よっぽど午後早く帰って買いに行こうかと思ったんだけど、
今日都心まで出る用事があったので我慢しました。

またかよしつこいなって思われるでしょうが、
わたしはこの本を何度だってごり押しするぞ。

途中から続きが早く読みたいあまり雑誌で連載を追っていたんですが、
文庫化するにあたり大幅に加筆修正され、
高山しのぶ先生の挿絵も増えているみたいなのでもう非常に楽しみです。
明日からの電車のおともだ!
でも電車だけでは足りなくて睡眠時間削って読む姿が容易に想像できるな……

そうそう、途中で投げてた伊藤ケイカクのハーモニー読了しました。
最初の数十ページでミァハの中二病やべえ……と思って投げてたんだった。
これはまた別エントリ書きます。

それにしても、偶然なのかそういうものを選び取っているのかわからないんですが、
最近読んだり見たりしたものになんか妙な共通点があるのはなんでだろう。
ハーモニーにおけるWatch Meシステムは
ノイタミナのサイコパスにおける色相やドミネーターと似ているし、
ハーモニーの作中でウェルテル効果、っていうのが出てくるんですけど、
それもどこかで聞いたことあるなあと思ったら映画悪の教典だった。
ウェルテルについては前に色彩学の本でも読んだことがあるなあ。

at 20:34 | Category : | Comments (0) | Trackbacks (0)

美大を目指したきっかけ2

もういつ書いたエントリだか忘れてしまったのでリンク貼れないんですけど、
『美大に行こうとおもったきっかけ』の続きでも書こうと思います。

そうそう、それを書く前に補足しなきゃいけないのが、いままで書いてなかったなと思うんですが、
私は高校があまり好きではありません。
正確には、クラスが好きじゃなかった、ですね。部活や生徒会は好きです。

むかし書いたかもわからないんですが、わたしは高校時代クラス、吹奏楽部、生徒会と3つの集団に属していました。
でね〜〜、そのクラスが非常につまらんかったのですわ。
進学校で、どちらかといえば行事に力をいれてるわけでもなし、それもつまらなかった。
(学校情報誌には生徒の自主運営で行事も盛り上がる、と紹介されてることが多い学校なんですが、
個人的には、どこが? と思ってた)
中学はけっこうな体育会系で行事も全力投球してて楽しかったんです。高校よりもね。
その落差もあって、あ、高校ってつまらんとこなんだなって認識を持ってた。
単純に学校とそこにいた生徒とそりが合わなかったのだろうなと思う。

例えばだよ、「畑に2mくらいのでっかい穴掘ろうぜ!!!!!」って言ったら、
ムサビの友人だったら何それ楽しそうwwwwやろっかwwwって草生やしつつ乗ってくれるような人が多い。(そして実際に掘った)
けど、高校の友人は、え〜なにそれ(笑)恥ずかしいし服が汚れるからちょっとやだな(笑)
っていう人が多い。別に悪い人たちじゃないんだけど。
なんていうか、そうだな、すごく、『無難』って感じの人たちだった。

そういうこともあり、文化祭など行事ごとの時は極力クラスに近づかないようにしてたくらいです。笑
クラスの用事があるときはごめん部活があるから抜けるね〜><といって抜け出し、
部活の用事が終わると今度はごめん生徒会でやることあるからそっち行くね!
といって、クラスに合流するのをとにかく回避していた思い出。

で、進路を考えはじめた時、そんなみんなが行く一般大学はきっとクソつまんねーとこなんだろうと思ってました。
みんなと一緒はいやだなあ、とも。今思うとちょう失礼なんですが、当時はそう思ってた。
一般大学の史学科を考えてみたりもしたんですが、いまいち踏ん切りがつかなかったのはそういう理由です。

そういう状況下で、どうしようかな、ってなっていたときに美大という選択肢を見つけて、
あ、これだ! って思ったんですね。
前に私は、特に何か憧れの職業などがあって美大を志望したわけではない、と書きました。
なんだか面白そうだから美大を志望した、というのはそういうことです。
そこから3年のGW開けに予備校通い出して、補欠で滑り込んだ感じです。

今思えば逃げなんだか攻めなんだかわからない判断してるけど、正解だったなあ。
まあこういう例もあるよってことでここはひとつ。
親にはある日突然、いきなり美大行きたいとか突拍子も無いこと言って正直すまんかったと思ってる。

それから一般大をdisってるように見えるかもしれないけどそんなことないです。
いまは勉強することの楽しさを知ったので、けっこう、一般大の講義も羨ましかったりする。
この状態で一般大学行ったら楽しいだろうなあ、と思うよ。
ただ、勉強する楽しさを知らずに行ってたらどうかなあとも思う。
なので、やっぱりムサビでよかったなあ。

あともうひとつ補足しておきますが、高校も決して悪いところではないです。
私が合わなかっただけでね。
勉強に力を入れてるので学力つきますし、テスト前になるとOBOGが学校で勉強会開いてくれたりします。
駅から若干遠いけど都心で立地もいいです。その二点に関しては高校に感謝してます。

本三冊

部屋の整理をしていたら、啓文堂さんの美大フェアの小冊子が出てきた。
手羽さんのこのエントリで紹介されているフェアです。

さて、そのリーフレットをぱらぱら〜っとめくって、
今だったらどんな本を選ぶだろうなあ、とふと考えてみたりもして。
漫画はだめって言われたり、冊数の縛りがあったりなんかもしたなあ、と思い返している。
そういうわけで、三冊選んでみたよ。

一冊目。
最近読んだ小説の中で、文句無しに面白い!という観点で選ぶならもう、ダンゼン、

金星特急』嬉野君 著/高山しのぶ 挿絵

を挙げたい。これね、もうほんとね、すごいんだよ。
何がすごいって読み進めたら最後、続きが気になってしかたなくて睡眠時間削ってでも読みたくなる。
12/8ごろに最終巻が出ます。わたしは早く続きが知りたいがために本誌買いましたけども!!!!
なのでもう結末は知っているんですが!!!
でも加筆部分がたくさんあると聞いているのでめっちゃ楽しみにしています。

二冊目。
『モノ』として美しい本という観点で挙げたいとおもう。

ルバイヤート―中世ペルシアで生まれた四行詩集オマル ハイヤーム 著/ロナルド バルフォア イラスト

と、

岸部露伴 ルーブルへ行く』荒木飛呂彦 著

の二冊を推したいと思う。この二冊は中身はさることながら、装丁もものすごく美しい。
どちらもデザインの方向性は違うのだけど。
ので、なんだろうな、眺めているだけで楽しい本です。

三冊目は買って良かったと思う本という観点で。
これには、

新明解国語辞典 第七版

を挙げたい。えっ、辞書!? って感じですがこれめっちゃ面白いです。
少し引用しますが、『馬鹿』という言葉の解説には
「女性が、相手を甘えた態度で非難して言う言葉」
とありますし、『スパンコール』には本来の意味に付け加えて
『ストリッパーの乳首かぶせ。(銀紙を張り付けたもの)』
とあります。やばい。また、最も有名な例だろうと思う『恋愛』の解説は、
『特定の異性に対して他の全てを犠牲にしても悔い無いと思い込むような愛情をいだき、
常に相手のことを思っては、二人だけでいたい、二人だけの世界を分かち合いたいと願い、
それがかなえられたと言っては喜び、ちょっとでも疑念が生じれば不安になるといった状態に身を置くこと』
とあります。ずいぶんとばしてます。
この辞書を買ったおかげで辞書を引くのが楽しくなりました。そりゃもう。
引いた言葉にマーカーで印を付けて楽しんでます。そういう意味で、買って良かったなあと思う本です。

以上!

at 13:09 | Category : | Comments (1) | Trackbacks (0)

いきるをつくる、つくるをいきる。

14年卒の就活が始まりましたね。

私の就職はと言うと。

決まってません!!!(どーん)

でもまあ、それはそれでいいかな、とも思ってる。いや、よくないんだけど。

というのも、就職が決まり、私たちと同じように卒業論文で苦しんでいる
一般大の友達がいるのだけど、彼女たちは卒業論文をやりながら、
会社の研修に行き、そのうえ会社で必要な資格の勉強をしている。
何足もわらじを履いた状態である。

それには本当に頭が下がる思いなのだけど、自分がやりたいかというと、
やりたくないなあというのが本音。彼女たちもそうだろうけど。
しょっちゅうツイッターでヒィヒィ言って大変そうにしてるから。

なので、そういう意味では就職決まらなかったやつの負け惜しみとかなんでもなく、
ほんとにいまの時期に会社関連のことがなくてよかったなあ、と思う。
あったら確実にキャパオーバーしてる。私は卒制と学内展の手配だけで手一杯です!!!!!

もし就職が決まっていて、彼女たちと同じように研修に参加したり資格の勉強をする必要性があったなら、
なんでよりによってこの時期に研修するんだよって不満に思いながらしぶしぶ参加していただろうし、
そんな状況じゃモチベーションなんて上がるはずないだろうし、
もっと荒んだ心理状況になっていただろうし、
入社前から会社に対してあんまりいい印象を抱かなかっただろうなっていうのが容易に予想できる。
4月の時点である程度使える人材にしておきたいっていう会社の意図も学生なりにわかるんだけど。
それに、裏を返せばお金をかけて新人研修をやってくれるということは、
企業に育てる意志があるということだから。時期はともかくとして。うーん。

電車に乗っていると、よく大学の広告を目にする。
その広告には、「大手有名企業の内定多数」だとか、「高い就職率を実現」とか書いてあったりする。
大学は学問をするところであって就職予備校じゃないよなあ、と疑問に思う。
それに、大学の広告にそういうアピールが書いてあると、それしかアピールできること無いの?
とも思っちゃうんだよなあ。その大学で何が学べるか、電車の広告からじゃ全然分からない。
就職率アピールはわかりやすい指標だって手羽さんも言ってるけども。

最近、勉強に専念する時間があるのは本当に贅沢なことだと思うんだなあ。
卒業が少しずつ近づいているからそういう実感が沸くのかもしれない。
もっと勉強してたいなあ楽しすぎるよ。
でも勉強が楽しいことと気づかせてくれたのは主にムサビでできた友人たちであって、
他の大学行ってたらどうかもわからないな。


あ、働くことに対してこういう猜疑的なこと書いてるけど働く気はあります。
ただもっと、よりよく生きる方法がなんかあるんじゃないかなあって思ってるだけで。
もうちょっとだけ考えたり悩んだりできる時間があるので考えてみようと思います。