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引っ越しを決める

手羽さんドラドラさんに続いて私もアパート探し&一人暮らしの話題を。

我が家の長女も、今の家を出てアパート暮らしをすることになりました。

今の家って言うのは、前にも書いたように、私の実家。
私の実母は千葉県内の老人ホームに入居しているので、空き家になっていた家に一人暮らしの4年間でした。

ムサビからは途中乗り換えがあっても3駅だし、娘は自転車通学していたくらいの近さ(?)なので、
ちょうど良かったのです。

一軒家なので、アトリエを借りる必要もなく。

ムサビ生であるうちは便利だったのですが、就職先までそこから通うのはちょっと大変。
仕事も深夜までかかることがありそうだし。

ということで、都内にアパートを探すことになりました。
会社に近いほど家賃は高くなるし。
(会社があるのは、以前手羽さんが「デザインの街」と称されていた区内)

新卒新入社員、しかもクリエーター職(イラストレーター職)は総合職より初任給が低いという現実もあり(1万くらい違う)、
そんなに高い家賃は払えない。
奨学金の返済もあるし、社会保険料等天引きされたら手取りが・・・。

なので、できるだけ家賃は抑えたい。
でもあんまりにも古すぎてセキュリティ的にどうなの?ってのもね。(ドラドラさんの話にあるように・・・)

とりあえずネットで調べたり不動産屋さんを回ってごらん、とアドバイスしただけで、
どうしたかな〜?と思っていたら、何とか良いところが見つかったようです。

会社まで乗り換え無しで行ける路線で。

で、その手続きとかでここのところバタバタとしています。
具体的に話が進み出したのでこれからしばらくバタバタです。

そんな中、娘は五美展の監視で昨日国立新美術館にいたそうです。
(手羽さんと遭遇したかどうか・・・?)

そういえば、私が一人暮らしを始めたのは大学出て新卒新採用で千葉に来た時。
私の前任の方が入っていた部屋を引き継ぐことになったので、不動産屋さんを回ることもなく
あっさりと決まりました。
セキュリティー的には、アパートの隣が「○ぼう」のTOPのお屋敷という、この上なく安全(?)な立地条件。
いや、他からの変なのはその近辺に近寄らないという意味でw
二階の部屋だったので、お隣側の窓を開けると、お屋敷の敷地が丸見えで見下ろすことになってしまうので
そっちの窓は雨戸を閉めたままにしていました。(怖いし)
ある春の日に、その雨戸の戸袋に鳥が巣を作ってしまったのですが、その巣の卵が孵って雛が生まれてしばらくしたころ、
突然私の部屋の窓にはしごがかけられ、お隣の若い衆が上って来られました!
唖然としていたら
「すみません!若(わか)が鳥を取って来てくれって言うもんで!」
と・・・!

まだ当時小学校低学年だったはずの「若」のために若い衆は私の部屋の戸袋から巣ごと持って帰ったのでした。

木造二階建ての古いアパートのお話。

そんな体験から、娘がどんなところになるか心配していたのですが、結構こぎれいで治安も良さそうな場所ということで一安心しました。

お題:「へー、今はこんなこと大学がやってるんだ」と感じたものはなんですか?

今日はムサビの合格発表日でしたね。

我が家は、その日(4年前)、朝7時過ぎに電話をかけちゃいました。(私がw)
もちろん、娘には事前に「電話していい?」と聞いておきましたけど。
何しろ娘は朝その時間に起きて来ないし。
(その時点では、娘にとっては第一志望じゃなかったということもあり、受かっていても払わなくて良いからとまで言っていました。)
私は7時半前に出勤しなくちゃいけなかったし。
お金を準備する都合もあったし。

電話の案内に従って受験番号など必要事項をプッシュして
「おめでとうございます」
という音声が流れて・・・。

「お父さん、受かっちゃったよ。お金払わなくちゃ。」
とまだ寝ているponchopooを揺り起こした記憶がありますwww
(注:決して叩き起こしたわけじゃありません。)
(娘には払わなくて良いと言われたのに、一応払っておきました。結局それが正解だったわけです。)


さて、お題。

そんなわけで、一つ目は、その

「電話による合否確認」「インターネット(大学HP)による合格発表」

これは、昔は無かったですよね〜!
便利な世の中になったものです。
遠いところに住んでいる者には、とてもありがたいシステムです。


それとやっぱり

「成績表の送付」

これも無かったなあ。
と言っても、毎回娘から自分の成績表のコピーを添付したメールが届いていたので、
その後で大学から送られて来てもあまり意味は無かったのだけど・・・。
でも、成績表の送付は次女の専門学校からもあるので、時代はそういう風になってるんですね。

ただ、科目名だけ見てもどんな授業なのか想像できないものが多数なんですけど。

あとは、手羽さんも言われているように
「オープンキャンパス」

そして、ムサビのオーキャンの楽しいこと!!!!!
自分の出身大学のオープンキャンパスには行こうと思わないけど(爆)、ムサビのは毎回楽しみでした!

あ、あともう一つ。
「定期健康診断」

これ、私が大学の時は無かったなあ。
入学したときだけじゃないんですよね。
娘は持病があるので、診断結果が出ると保健室(?)から呼び出しがあると言っていました。
そこまで面倒見てくれるんだ〜!と驚きました。

娘の入学式の時、私の方は仕事があったし、自分の大学入学式に親が行くなんてことは無かったので
当然のことのように行かなかったのですが、後から娘が
「結構親が来てたよ!しかも両親揃って!」
と言っていたのでビックリしたのも覚えています。

へえ!
そして、その後HPでアップされた入学式の画像を見て

「仕事休んで行けば良かった〜!!!」

と激しく後悔。(爆)

その後

よし、卒業式は絶対行くぞ!

と、決心したのでありました。

はい、卒業式は仕事休んで行きMAU!

勝手にシンクロしてしまう お題:美大生親の覚悟 

長女の卒制が終わり。
次女の卒制も終わりました。

長女の卒制が終わった時、その展示を片づける場面を想像して、なんだか勝手に気持ちがシンクロしてしまうという現象が起こり(爆)
しばらくこちらの日記から遠ざかってしまいましたw

特別に長女から連絡があったわけでもなく、(というよりむしろ何の連絡も無い)
ただ、あの展示を片づけるという時のことを想像して、
勝手に一人で、なんというか、寂しいというか虚しいというか切ないというか・・・
な気持ちになってしまったのです。
あの物々交換所の画像もそれに拍車をかけたかもしれませんが、コメントすることもできないままでした。

オーキャンとか芸祭の後とは違う、卒制だからこそだと思います。

さらにその後我が家的には、次女の方の卒制も大詰めを迎え、発表会があり(こちらは保護者を招いての発表会)、二人分の卒制が終わったという虚脱感。

さらにさらに、仕事の方でも大詰めを迎え、受験生たちの悲喜こもごもにもシンクロしてしまう日々。
今まで以上に今年はそのシンクロ感が強く。(中1の時から見ている生徒たちの受験ということもあり)


そんなこんなで、だいぶ更新が滞ってしまいました。

で、お題。

そんな卒制後のことも覚悟の一つではあるかもしれませんね。

以前も日記に書きましたが、私は娘が美大に行くだろう(正確には「美大に行きたいと言い出すだろう」)ということは、小学校高学年くらいから少しずつ考えていました。
なので、娘が中学生の時にやっていた某通信添削教材のサイト内にあった保護者向け掲示板で、美大受験について質問したのです。
そこで出会ったお母様たちに色々と教えていただきました。(実際元美大生というお母様もいらっしゃいました!)
そして初めて「美術予備校」に通わないといけないということを知り、高校受験前の段階で、娘に「美大に行きたいなら高校入学したらすぐに美術予備校に通いなさい」とサジェスチョンしていました。
実際に通い始めたのは2年生に進級するころでしたが、その美術予備校が開いた説明会に親子で参加した時に、初めて「美大受験」に対する覚悟ができたように思います。

(ちなみに、その当時の掲示板で交流のあったお母様たちとは、今でもおつきあいがあり、何度かオフ会もあり、ムサビのオーキャンに来ていただいた方もおります!←手羽さんのキャンパスツアーにご一緒したことがありますwww 最初は子供たちの中学生活・高校受験の話題でしたが、その後大学受験、大学生活、就活、と今でもずっと情報交換しておりますw 親の交流の場ってありがたいものです。)

予備校時代に少しずつ美大生親の覚悟ができていたのかもしれません。
制作で遅くなることが多かったし、受験当日にも、帰りに予備校に寄って翌日の分の対策をして終電で帰るなんってこともありましたから、迎えが深夜になるのが当たり前になっていました。

いざ入学してからの覚悟というと、一番は、やっぱり学費の問題ですね。

とにかく学費が高い!(切実!)
これをどう工面するかを考えておかないと!
親元離れて一人暮らしとなると、仕送りも必要。
学費は貯金からということになっても、月々の仕送りだって家計を圧迫します。
うちの場合は、私の実家宅が使えたので家賃分が必要なかったことと、家電やら生活用品のほとんどが実家にあったものを使えて、準備資金が大幅削減されたというのもラッキーでしたが、普通はアパート借りて全部準備することになると大変な額になります。

やれやれと思っていたら、教職課程は別払いだと後から追加の請求が来て・・・・。(涙)

まあ、途中から奨学金がいただけるようになったので、仕送りがゼロになったのは本当に助かりました!

日々の授業や課題に関しては、ごくたまに話を聞くくらいで、離れて暮らしている分一切関知せず。
むしろ関知しないことが親の覚悟ということかも?
美大生じゃなくても、でしょうけど。

就職に関しても、美大出て就職できるのか?
ということも含めて、一般大学の方々の話を見聞きしていたので、ある程度厳しいだろうという覚悟もしていました。
就職しないという選択をする人も大勢いるというのが美大生の特徴なのかもしれませんが、就職する(したい)としても、いつ決まるんだろう?という不安はかなりありました。
きっと「就職しない」ことを選択されていたら、もっと不安になっていただろうな。(<親としてはね。)

でもそういう可能性もあるというのを知っていることが、美大生親の覚悟かな?

要は、美大生親は、美大生娘・息子たちが何を言っても、何をやっても、本人の意思を尊重して応援する覚悟をしなきゃならん!ということだと思います。

本人の言うことややりたいことを、聞いてもよくわからない場合、オーキャンや芸祭や卒展に足を運び、魔法学校の魔法の粉の降る門をくぐって、魔法の粉を浴びてくることをお勧めしますw
 
最後に魔法学校を漫画カメラで。

s-IMG_0774.jpg

入試の話

いよいよムサビも明日から入試ですね。

ムサビ日記美大日記のみなさんの体験談が次々アップされていますから参考になったり、励みになったりしていると思います。

それにしても、みなさんそれぞれ失敗談(?)というか、「こんなことしちゃったけど受かったから大丈夫!」みたいなこと書かれていて楽しい。
いや、楽しいって言うのは不謹慎かな?

”みんな必死になって頑張って、でもこんなことになっちゃって、焦ったけど、結果オーライだったよ!
だから今年の受験生の皆さんも、最後まであきらめずに全力でがんばれ〜!”

というメッセージだと思うし。

手羽さんの美大日記過去エントリーにあるようなアドバイスもよ〜く読んでほしいですね。

そしてさらに我が家の娘の場合をご紹介。

娘が現役の時は、前日から実家宅(すでに空き家状態だった)に一緒に泊まりました。
私はムサビの存在は昔から(あの辺にあるんだよね〜くらいのことだけは)知っていたのですが、実際に行ったことはなかったので、受験初日の朝だけ、娘と一緒にムサビの正門前まで行ってみました。

その時のことをいくつか。

まず、上水沿いの道がガチガチに凍っていて滑りやすい!
歩きやすい靴がいいです!
明日の朝はどうだろう?

当時は今ほどキャリーケースが街中で普及してなかったんですが、私はそのずっと前から実家宅に行くときにキャリーケースを使っていました。
家にキャリーケースがいくつかあったため、娘は道具を入れて持ち歩くのにキャリーケースを使っていました。
当時の受験生たちの中には、プラスチックケースに道具を入れて、そのケースをキャリーカートに縛り付けて運んでいる人もいました。
今はどうなんでしょう?
紐で縛った状態で、あの凸凹道をガタガタと歩いていると、だんだん弛んできて荷崩れを起こし、小川の中に・・・ということもあったようです。(娘の先輩の話)
凍っていなかったとしても、あの小道をケースを引きずって歩くのはとても歩きにくいと思うので皆さん気を付けて!

(ムサビ付近の住宅街の皆さんは、朝早くからカートのガラガラという音に悩まされているんじゃないかとちょっと心配にもなりましたw すでに季節の風物詩になっているかな?)

もひとつ。

娘、受験票忘れました!(ええ?)
でも、仮受験票(?)発行されて受験できたようです。(たぶん)

ずいぶん後になってその仮受験票が置いてあるのを発見して発覚しましたw
しかも受験票忘れたのは二度目。(私が把握している限り。もう一つ受験した某国立美大の時も・・・。)

そんなんでも受かりました。
でも、忘れ物しないでね。
万が一何か忘れても、何とかなるから、何とかしてね。(爆)
焦ってパニクルよりも、大丈夫と言い聞かせて。

実力が出し切れますように。